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神の印影

神の印影

God's Imprint on Me

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ソニア・エスコバル

最近、銀行へ行ったのですが、身分証明書を見せて、生体認証リーダーに右の親指を乗せるだけで手続がすみました。これだけで、私の銀行口座に登録された情報にアクセスして、お金を下ろすことができるとのことで、他になんの手続も必要ありません。

技術の発展により、取引がこんなにも簡単になったことを知って、私は神が人間一人一人に異なる指紋を与えて造ってくださったことを思いました。地球上には何十億もの人がいるけれど、その一人一人が、他の人にはない唯一無二の指紋を持っています。インターネットで調べてみたところによると、一卵性双生児でさえ、まったく同じ指紋は持っていないそうです。

神は指紋の他にも、唯一無二の特徴を備えて、一人一人を造られました。私たちは、人形のように工場の組立ラインで大量生産されたわけではありません。神は私たちをご自身に似た「かたち」*1 に造ることを楽しみ、唯一無二の被造物であることを示す印影として一人一人に指紋を付けられたのです。神は愛を込めて私たちを造られたのであり、その御言葉には、私たちの髪の毛までも数えられているとあります。*2

私たちのまわりの至るところに、神が完璧な方であることを証明する印が見られます。すべての被造物に、私たちが神の作品であることを示す神の署名や印影がついており、それは何よりも、神が私たちを、この世でただ一人の存在であるかのように愛しておられることを示しているのです。*3

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1. 創世記 1:27

2. ルカ 12:7

3. エペソ 2:10

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あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを組み立てられました。わたしはあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき(驚くべき)方だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます。わたしが隠れた所で造られ、地の深い所でつづり合わされたとき、わたしの骨はあなたに隠れることがなかった。あなたの目は、まだできあがらないわたしのからだを見られた。わたしのためにつくられたわがよわいの日(生涯)のまだ一日もなかったとき、その日はことごとくあなたの書にしるされた。神よ、あなたのもろもろのみ思いは、なんとわたしに尊いことでしょう。その全体はなんと広大なことでしょう。わたしがこれを数えようとすれば、その数は砂よりも多い。 ― 詩篇 139:13-18

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