1 minute read

793:イエスが弟子たちにかけた慰めの言葉

イエスが弟子たちにかけた慰めの言葉

JESUS COMFORTS HIS DISCIPLES

Advertisement

ルース・デービッドソン

イエスが弟子たちに、自分はまもなく彼らの元を去ることになると告げた時、弟子たちはかなり当惑して、たくさんの質問を投げかけました。イエスが自分たちを置いて行くなんて、考えるだけでも耐え難いことだったのです。

そんな彼らに、イエスは多くの慰めの言葉をかけられました。「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。わたしがどこへ行くのか、その道はあなたがたにわかっている。」*1

イエスが弟子たちに残された約束や慰めの言葉はすべて、現在の私たちのためのものでもあります。「わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。それは真理の御霊である。」*2

「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主はこないであろう。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。」*3

そして、キリストは私たちに、ご自身の平安も残して行かれたのです。「わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな。」*4

―――――

1.ヨハネ14:1-4

2.ヨハネ14:16-17

3.ヨハネ16:7

4.ヨハネ14:27

―――――

イエスは気にかけて下さるだろうか

イエスは気にかけて下さるだろうか 笑い声も歌も出ないほど心が深く痛む時に 荷がのしかかり、悩みで追い込まれ 道のりが長く、疲れ切った時に

イエスは気にかけて下さるだろうか 道が暗く、言いようのない不安と恐れがある時に 昼の光が去り、夜のとばりが下る時に 気にかけて近くにいて下さるだろうか

イエスは気にかけて下さるだろうか 強い誘惑に抵抗しきれなかった時に 深い悲しみを和らげるものがなく 夜通し涙が止まらない時に

イエスは気にかけて下さるだろうか 地上で最も大切な者に別れを告げて 心は悲しみで痛み、はち切れそうな時に それを気にかけ、わかって下さるだろうか

もちろん気にかけて下さると私は知っている 私の悲嘆にイエスの心は動かされる 疲れた日々と、憂いで眠れぬ夜が続く時に 救い主は気にかけて下さると私は知っている

This article is from: