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852:アドベントのアイデア
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アドベントのアイデア
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Advent Ideas
マリー・アルベロ
アドベント*1 って、いいなと思います。ただ、自分自身はしっかりと守れてはいませんが。なぜなら、この時期は一年で一番忙しく、年内の目標を達成し、締切に間に合わせようと大急ぎだし、クリスマスの準備もしなくてはいけないからです。
アドベントは、イエスの最初の到来(降誕)の意義を思い起こし、2回目の到来(再臨)を待ち望むためのものです。それには霊的な準備が必要であり、さっさと済ませて終わりというものではありません。
ヨセフとマリアが赤ちゃんのイエスを連れて神殿に行った時、シメオンとアンナがそこにいました。その日、神殿に連れて行かれた男の子の赤ちゃんは他にもたくさんいたはずなのに、シメオンとアンナは、どうやってイエスが特別だと分かったのでしょう。
聖書に詳しいことは書かれていませんが、ただ、彼らが救い主を待ち望んでいたことだけが記されています。アンナは神殿を離れず、ずっとそこにおり、シメオンは、救い主に会うまで死ぬことはないと、神から約束されていました。そして、その日、小さな赤ちゃんとしてイエスが現れた時、聖霊が彼らに、救い主が来たと告げたのです。そのことを前もって知らされていた人は、誰もいませんでしたが、この二人は霊の内で備えをしてきたので、その啓示を受ける準備ができていたのだと思います。
今年のアドベント期間のため、霊的な備えをする幾つかのアイデアがありますので、よろしければ皆さんも私と一緒にやってみませんか:
・旧約聖書に記された、イエスに関する預言を読む。旧約聖書の中でも、特に素晴らしいのは、イエスについて預言されている箇所です。私はそれを読む度に、イエスがいかにものすごく、素晴らしく、奥深い奇跡の存在であるかが、もっと理解できるようになります。まず、次の箇所を読むといいでしょう:イザヤ53章、詩篇22篇、創世記12:3、ミカ5:2、イザヤ7:14
・『The Chosen』をもう一度見る。このドラマシリーズを好きな理由は、イエスの話がさまざまな人の視点から描かれていることや、当時のユダヤ人の生活が実際どのようなものだったのかが分かることです。*2
・ご近所さんのために何かする。お金のない人を助けることは確かに大切ですが、たとえお金に困っていないとしても、自分の周りにいる人のために何かすることも大切です。例えば、こんなことができるでしょう:夕食に誘う。クッキーやブラウニーを焼いて、配る。クリスマス映画の鑑賞会を催す。子守りなどの手助けをする。
・祈りの時間をとる。私にとっては、これが一番努力を要します。祈らないというわけではないのですが、ただ祈るだけのための時間というのは、かなりの努力が必要なのです。でも、これは霊的準備に欠かせない要素です。
上に挙げたのは、アドベントで伝統的に行われることではないかもしれませんが、私にとって大切なのは、伝統を守ることよりも、イエスを想い、再臨に備えることなのです。
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1. アドベント(待降節):クリスマス前の約4週間の期間で、「到来」を意味するラテン語から来ている。
2. 『The Chosen』:さまざまな人の目から見たイエスの姿を描くTVドラマシリーズ。公式サイト(https://watch.angelstudios.com/thechosen)やアプリで、日本語字幕による視聴が可能。