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神から学ぶ
from 881:神から学ぶ
神から学ぶ
Learning From God
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マリア・フォンテーン
人生で様々な経験をしても、意識して神から学ぼうとしないなら、神が教えようとされていることを見逃してしまいがちです。簡単に気付けるものもありますが、そうでないものもあるので、その経験を通して何を示そうとしておられるのかを神に尋ね、自分の目を見開いていないなら、大切なことを見落としてしまうことがあります。
前もって祈り、状況を神に委ねるなら、神は私たちを導き、信仰をもって求める者に惜しみなく与えると約束された、神の知恵を与えてくださいます。*1 しかし、それと同じくらい重要なのは、事が起こった後にも、結果について祈ることです。特に、物ごとが期待や望みどおりに行かなかった場合です。それについて考え、祈るための時間を取るなら、神は私たちがどんな経験からも学べるよう助けてくださいます。教訓は、時間をかけて探せばそこにありますが、逆に、もし探さないなら、見いだせないことがあるのです。*2
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御旨を行うすべを教えてください。あなたはわたしの神。恵み深いあなたの霊によって安らかな地に導いてください。― 詩編143:10
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人格の形成
神は「御自分にかたどって」*3 私たちを創造してくださいましたが、その過程はまだ完成していません。今でも継続中なのです。神の性質の基本的な側面は、私たち誰にでも、生まれた時から備わっています。私たちは永遠の霊的な存在であり、論理的に考え、愛し、善悪を判断する能力を備えています。しかし、神にかたどられた者としての人格を形成することは、生涯に渡る過程なのです。それはまた、私たちがここにいる理由の一端でもあります。
どのような人格を目指すべきかについては、以下の聖書の言葉にかなりバランスの良い姿が示されています。
霊の結ぶ実[私たちの人生に聖霊が生み出してくださる実]は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。―ガラテヤ5:22-23
何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。―ピリピ2:3-4
「山上の説教」(マタイ5:3-12)と「愛の章」(1コリント13)も参考にしてください。
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愛の源
人生をもっと多くの愛で満たしたいなら、その源に行くのが一番です。イエスには、私たちが想像できる以上の愛があり、それを求める人に与えてくださいます。まずは、次の祈りを祈って、イエスをあなたの人生に招き入れてください。
「イエスさま、あなたが私を愛してくださり、私が天国で永遠に生きられるよう、十字架の上で私のために死んでくださったことを信じます。あなたからの贈り物である救いをお授けください。そして、私がもっとよくあなたを知って、あなたの愛を他の人にも伝えられますように。アーメン。」
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1. ヤコブ1:5
2. マタイ7:7
3. 創世記1:27
(本記事中の聖書の言葉はすべて、新共同訳聖書から引用されています。)