1 minute read
私が将来を恐れない理由
from 886:私が将来を恐れない理由
私が将来を恐れない理由
Why I Don't Fear the Future
Advertisement
ティナ・カップ
私はこれまで、将来への恐れを抱いた多くの人たちと話をしてきました。聖書には、初めから終わりまで、神の子たちがどんな状況に直面していても守るという、神の力と計画について書かれていますが、安心感を与えるはずのそんな言葉も、私たちが心配で頭がいっぱいになった時には忘れられがちです。でも、私の人生において、それを変える出来事が起きました。
私の妊娠が判明したのと同じ月に、神は私たち夫婦に、宣教師としてアフリカに渡るよう言われたのです。妊娠もそうですが、アフリカの話にはかなり驚かされました。なぜなら、私は生まれてからほとんどの時を日本で過ごしてきたし、大学生のカウンセリングプログラムやチャリティー活動にも積極的に関わっていたからです。日本語を話せるし、神が私のために与えられた場所にいて、幸せで満足していました。でも神はそんな時に、私に教えたいことが他にもあり、そのためには住む場所を変えるのが一番だと言われたのです。
最初は衝撃でしたが、それも落ち着いてくると、まったく知らない場所に行くことにワクワクしてきて、ほんの数ヶ月後には日本を発ちました。途中でヨーロッパにいる夫の実家に立ち寄ったところ、赤ちゃんのために必要なものをすべて買ってからアフリカへ行くことを勧められました。私たちの行く地域では、そういったものがあまり売られていないか、質が悪いか、あるいはものすごく高価だからです。とは言え、ベビー用品はヨーロッパでも特に安いわけではないし、しかも、その時は冬だったので、夏物はなかなか手に入りません。
そこで、フリーマーケットをいくつか当たってみたところ、「家具と子ども服」という張り紙が目に付き、そこには新生児から1才児までの服がすべてそろっていました。売り主の男性のお子さんが使っていたものだそうです。どれもほぼ新品状態で、ほとんどが夏物であり、他にも、おもちゃや、ちょうど必要だったベビー用品までありました。
それが将来への恐れとどんな関係があるのか、と思っていることでしょう。私はそれ以来、将来を恐れそうになるたびに、特にそれが娘のことだった場合、この経験を思い出すのです。私たちは所詮人間なので、的外れのことをしたり、将来のことを心配したりすることもありますが、神は決して私たちを見捨てません。だからこそ、私たちは主の腕の中で、安らかでいられるのです。