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家に戻る道

家に戻る道

The Way Home

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スコット・モントローズ

フランキー・ミラーの「イッツ・ア・ロング・ウェイ・ホーム」という歌を聞いていた時、まるで自分の心情を歌っているように思えました。

♪ああ、家への道のりは長い

夜、ひとりでいて

歌がすべて消え

人生が駆け抜けていく時

家への道のりは長い

ただあなただけ

あなただけが感じてくれる

家に戻ろうとして

私が歩んだ道のりの長さを

それまで何度も聞いたことのある歌でしたが、その時は違って感じました。人生で道に迷ったことに気づくと、家まで戻る道のりがとても長く感じられるものです。私もそうでした。

まず判断を一つ誤り、それがまた次の誤った判断につながって、気がつくと、私は下降線をたどっていたのです。利己主義とプライドのとりこになってしまい、自分と神との間に溝を感じました。

天の父である神の腕の中に戻るための最初の一歩は、自分自身と父とに、私は物事を台無しにしてしまった、そして父の助けを必要としているのだと認めることでした。そうしたからといって、時間が戻せたわけでも、すぐにすべてがうまくいったわけでもありません。まだまだ先は長かったけれど、スタート地点に立てたのです。

そして、フランキーのハスキーボイスで、また別の曲が流れてきました。「ユア・ザ・スター」です。

♪あなたは希望をくれた

あたりが見えなくなり

努力しても無駄だと思った時に・・

私が旅する道ははっきりしている

あなたが私の人生の一部となったから・・

あなたは星

輝く光

明けゆく朝・・

嵐の上に輝いている

先ほども言ったように、何十回となく聞いた歌詞でしたが、その時は、私のために特別に書かれたもののように思えました。神の愛こそが、その星であり、私の闇を突き破る光であり、嵐の中を導く光だと分かったのです。神は、希望が見えない時に希望を与え、目的が見えない時に目的を与え、進み続けようとする意欲を与えてくださいました。その時、突然に、残された道のりはそう長くないと思えたのです。

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