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家に戻る道
from 904:家に戻る道
家に戻る道
The Way Home
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スコット・モントローズ
フランキー・ミラーの「イッツ・ア・ロング・ウェイ・ホーム」という歌を聞いていた時、まるで自分の心情を歌っているように思えました。
♪ああ、家への道のりは長い
夜、ひとりでいて
歌がすべて消え
人生が駆け抜けていく時
家への道のりは長い
ただあなただけ
あなただけが感じてくれる
家に戻ろうとして
私が歩んだ道のりの長さを
それまで何度も聞いたことのある歌でしたが、その時は違って感じました。人生で道に迷ったことに気づくと、家まで戻る道のりがとても長く感じられるものです。私もそうでした。
まず判断を一つ誤り、それがまた次の誤った判断につながって、気がつくと、私は下降線をたどっていたのです。利己主義とプライドのとりこになってしまい、自分と神との間に溝を感じました。
天の父である神の腕の中に戻るための最初の一歩は、自分自身と父とに、私は物事を台無しにしてしまった、そして父の助けを必要としているのだと認めることでした。そうしたからといって、時間が戻せたわけでも、すぐにすべてがうまくいったわけでもありません。まだまだ先は長かったけれど、スタート地点に立てたのです。
そして、フランキーのハスキーボイスで、また別の曲が流れてきました。「ユア・ザ・スター」です。
♪あなたは希望をくれた
あたりが見えなくなり
努力しても無駄だと思った時に・・
私が旅する道ははっきりしている
あなたが私の人生の一部となったから・・
あなたは星
輝く光
明けゆく朝・・
嵐の上に輝いている
先ほども言ったように、何十回となく聞いた歌詞でしたが、その時は、私のために特別に書かれたもののように思えました。神の愛こそが、その星であり、私の闇を突き破る光であり、嵐の中を導く光だと分かったのです。神は、希望が見えない時に希望を与え、目的が見えない時に目的を与え、進み続けようとする意欲を与えてくださいました。その時、突然に、残された道のりはそう長くないと思えたのです。