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Burford

【 バーフォード 】

イングランド中央部に広がる丘陵地帯。 6 つの州にまたがるこのエリアには、蜂蜜色の美しい村が点在する。人々はこの地、 コッツウォルズ（Cotswolds）の長閑で静寂な風景に魅せられて、世界中から集まってくる。今回は数ある村の中から、コッツ ウォルズ東部に位置するバーフォード（Burford） 、そしてサファリのような動物園「コッツウォルド・ワイルドライフ・パーク＆ ガーデンズ（Cotswold Wildlife Park & Gardens） 」 をご紹介したい。

バーフォードの行き方 ロンドンからM40 で北上。ジャンクション8 からA40 でオッ クスフォード を 抜 けバーフォード へ。およそ1 時 間 半。コッツ ウォルド・ワイルドライフ・パーク＆ガーデンズへは、バーフォー ドからA361 で南下。おそよ5 分。

（左）歴史を感じさせる傾いた建物 （上）クロテッドクリームとジャムをたっぷり塗って

ロンドンからオックスフォード（Oxford）を抜けてしばらく行くと、 辺りは徐々に典型的なコッツウォルズの風景へと変わって行く。道路脇 には平たい石を積み上げただけの低い塀が、丘陵の起伏に合わせて丘の 向こうまで続いている。 バーフォードには石造りの古い建物が多く、その歴史は 17、18 世 紀まで遡る。メインロードの坂道の両側にはアンティークショップをは じめ、雑貨屋、パブ、チーズや暖炉の専門店などがウィンラッシュ川の 手前まで続いている。また、クリームティーが食べられるカフェもたく さんあるので、おやつに英国風のティータイムを楽しむのもいいだろう。 500 メートル程のその通りは、1 時間もあれば見て回れるが、羊毛産 業で栄えた時代を感じさせる教会などにも立ち寄りたい。

バーフォードから南に 5 分のところに、広大な敷地を持つコッツウォ ルド・ワイルドライフ・パーク＆ガーデンズがある。大人も子供も楽し める園内には、美しいガーデンやマナーハウスをはじめ、ミーアキャッ ト、ペンギンなどの鳥類、小動物、爬虫類、さらにキリンやサイ、ライ オン、シマウマなどの大型動物までいてかなり本格的だ。また園内を一 周する汽車に乗ればサファリの気分を味わえる。 コッツウォルズにはバーフォードだけでなく、代表的なバイ ブリー（Bibury）をはじめ、チッピング・カムデン（Chipping Campden）など数えきれないほどの美しい村々がある。数泊 して周遊するも良し、日帰りで楽しむも良し、自分だけの楽し み方を見つけて欲しい。 （坂 佳樹）

「英国運転免許証切り替えについて」 昨年末に DVLA（英国運転免許庁）のローカルオフィスが閉鎖されました。 今まではウィンブルドンなどのローカルオフィスへ出向くことでも英国運転免 許証への切り替えができたのですが、これからは郵送でのみ受付となります。 そこで一番の問題となるのは、必要書類と一緒に身分証明としてパスポート 原本を同封して送らなければならない事です。英国運転免許証が届くまでには

３週間程の時間がかかります。なかなか難しいかもしれませんが出張や旅行の 予定が無い時期に申請するしか方法がない状況です。 入国してから 1 年間は日本の運転免許証だけで運転できますので折を見て 切り替え手続きを行なってください。 （JEM セールス 古別府）

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Lulworth Cove

【 ラルワース・コーヴ 】

150km を 超 えるジュラシック・コースト（Jurassic Coast）の東側、ドーセット 州（Dorset）にあるラルワース・コーヴ （Lulworth Cove）とダードル・ドア（Durdle Door） 。日本のガイドブックでは見つけることが難しいこの美しいふたつの入 り江（cove）には、年間50 万人以上もの観光客が訪れるという。その魅力は、およそ2 億年というとてつもない時間がつくり 上げた、荒々しくも美しい地形と、どこか神秘的な水の輝きではないだろうか。むき出しになった古代の地層を見上げると、壮 大な地球の歴史にロマンを感じずにはいられない。 今回は世界遺産に登録されているこの海岸線の自然美をご紹介したい。

ラルワース・コーヴとダードル・ドアの行き方 ロンド ン からM3 で サウサン プトン（Southampton） 方面へ。ニューフォレスト（New Forest）を抜けてウェー マス（Weymouth）に向かう途中を南 下。ロンドン中心 部からおおよそ130 マイル。

（左）小舟が浮かぶラルワース・コーヴ （右）浸食によりぽっかりと口を開け たダードル・ドア

南ロンドンから南西に車を走らすことおよそ 2 時間半。イギリス海峡 にちょこんと突き出した港町ウェーマス（Weymouth）とスワネージ （Swanage）の中ほどにラルワース・コーヴとダードル・ドアはある。 この辺りはキャンプ場もあり夏は海水浴客で賑わう。 Lulworth Heritage Centre に車を止め、裏手の道を 10 分ほど登っ て行くと徐々に入り江が視界に現れ、やがて息をのむ絶景が眼下に広がる。 そこには何艘もの小舟が浮かび、その合間をカヤックがすり抜け海峡へと 消えて行く。まるで絵はがきを見ているかのようなその光景は、イギリス にもこんな風景があったのかと思うほど感動的だ。入り江に降りて行くと 一軒のカフェと遊覧船の船着場があり、ここからダードル・ドアへのボー トが出航している。ダードル・ドアは石灰岩が浸食されてできた自然橋で 見事なアーチを海に突き出している。

ダードル・ドアへは歩いても行けるが、高低差の激しい崖を登るた め、かなり息が切れるので、それなりの覚悟が必要だ。車で 5 分ほどの Durdle Door Holiday Park からも降りて行けるが、こちらは行きはい いが、帰りはかなりキツい。しかし頑張って歩いた人だけが見ることので きる光景というのもご褒美感があっていいかもしれない。 世界遺産に登録されているジュラシック・コーストは地質学的にも貴重 な場所で、一般の人でも自由にアンモナイトの化石を採取できることでも 有名だ。日帰りも充分できるが、時間があれば一泊して、近くのチェジル ビーチ（Chesil Beach）やアボッツバリー（Abbotsbury）を散策する のもおすすめだ。アボッツバリーの丘の上からのパノラマは、いかにもドー セット（Dorset）らしい美しく静寂な風景がどこまでも続く。 （坂 佳樹）

「英国での中古車購入」 英国では車の使用頻度が高いため、日本で販売されている中古車のように走

またビジネス文化の違いも大きく、日本のように「安くて良品質のものを」

行距離が少なく、コンディションのよい車を見つけるのは非常に難しくなって

という考え方がありません。むしろその逆で 「You get what you paid for（安

きます。走行距離が多く、消耗度（故障する度合）の高い車が多く、中にはメー

かろう悪かろう） 」という考え方が一般的です。したがって英国で販売されて

ターを改ざんして販売するような悪質ディーラーも多く存在するので、注意す

いる中古車で一般の相場よりかなり安い車は、なんらかの問題が過去にあった

る必要があります。

怪しい車だと認識する必要があります。 （情報提供：JEM セールス 高橋）

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Newbury

【 ニューバリー 】

ロンドンから西へ60 マイルほどのところにその昔、羊毛と農業で栄えた街がある。中心には繁栄を担ったケネット＆エイボ ン運河（Kennet and Avon Canal）が東西に走る。近隣を移動する商人や旅人が疲れを癒すために立ち寄ったと言われる 宿が多く残る歴史ある街。今回はこの中世の面影を残すバークシャー州のニューバリー（Newbury, Berkshire）と内戦で破 壊された要塞ドニントン城（Donnington Castle） をご紹介したい。

ニューバリーの行き方 ロンドンからM4 で西へ。ジャンクション13 からA34、A339 を南 下。およそ60 マイル、1 時間弱。ドニントン 城へはニュー バリーからオックスフォード・ロードを北上し10 分程。

（左）チューダー様式のセント・ニコラス教会 （上）1600 年代に内戦で破壊されたドニントン城

ロンドンからレディング（Reading）を抜けてさらに車を走らせるこ と 20 分、広大な敷地を持つ「ボーダフォン本社」を左手に過ぎると間 もなくニューバリーにたどり着く。運河沿いにあるモダンな図書館を皮 切りに街に向かって歩いてゆくと、19 世紀の時計塔を持つタウンホー ルが見えてくる。この辺りは土曜日になるとマーケットが立ち並び、 地元の人たちや観光客で多いに賑わう。近くには当時トウモロコ シや穀物の取引が行われていたコーン・エクスチェンジ（Corn Exchange）がある。現在ではシアターやコンサートホールとし て再利用されているコリント建築の建物だ。15 世紀に再建さ れたセント・ニコラス教会（St Nicolas' Church）を左手に ブリッジストリートを歩くとケネット川にかかる小さな橋にさ

しかかる。この橋の上からはふたつの川に挟まれた運河をせ き止めている水門が見える。イースターから 10 月まで の期間は運河でナローボートが運行しているので、天気 のいい日にはカナルクルーズも楽しみたい。 ニューバリーから 10 分程の丘の上に 14 世紀に建 立 さ れ た 要 塞「 ド リ ン ト ン 城（Donnington Cast le）」がある。イングリッシュ・ヘリテージが管理する この廃墟は四つの塔を持つ美しく重厚な造りだった が、内戦によりそのほとんどを破壊され、現在ではふ たつの塔を残しかろうじてそこに建っている。 （坂 佳樹）

「ガソリンの質」 ガソリンには、基本的に「ハイオク」と「レギュラー」の２種類があります。

やや都市伝説のような話になりますが、英国のガソリンの質は日本と比べて

この違いの元となっているのが「オクタン価」と呼ばれるものなのですが、こ

それほどよくないと一般的に言われています。そのため「ハイオク」を使用し

の「オクタン価」を簡単に説明しますと、ガソリンの“キレイさ”です。当然「ハ

た方が、燃費がよく車にも負担がかからないため、私個人としては、 「ハイオク」

イオク」のほうが「オクタン価」が高いので、よりキレイなガソリンだという

を入れてあげる方が、車や環境にも優しいと考えています。

事が言えます。

（JEM セールス 高橋）

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Royal Leamington Spa

【 ロイヤル・レミントン・スパ 】

街の名前の由来にもなったリーム川（River Leam）が東から西に緩やかに流れるロイヤル・レミントン・スパ。 1800 年代、 ローマ人によって発見されたという源泉を求めて人々が治癒に集まり、街は次第に活気を帯びていく。ヴィクトリア女王が訪 れたことからロイヤルの冠がついたという。 その名残は街の中心に立つ女王像が物語っている。 今回はロンドンの北西に位置 するウォーリックシャー州（Warwickshire） のロイヤル・レミントン・スパ、 そして数々の英国史の舞台になったという廃墟「ケ ニルワース城（Kenilworth Castle） 」 をご紹介したい。

ロイヤル・レミントン・スパの行き方 ロンドンから高速道路M1、もしくはM40 でバーミンガム方面へ。 どちらのルートも所要時間は2 時間前後。

（左）緩やかに流れるリーム川 （右）ひっそりと佇むケニルワース城

ロンドンから M1 で北上して約 2 時間、高速道路を降りると辺りは静か な田園風景へ変わり、時折すり抜ける小さな村々には絵本のような藁葺き 屋根の民家が現れる。そんな素朴な風景を見ていると、時間に引き戻され るかのように車の速度が自然と遅くなっていくのが分かるから不思議だ。 ストラトフォード・アポン・エイボン（Stratford-upon-Avon）の北 東に位置する田園地帯にロイヤル・レミントン・スパはある。リージェン シー様式の建物が多く残る街のシンボル、その昔、浴場であったロイヤル・ ポンプ・ルーム（Royal Pump Rooms）から北に延びるハイストリート、 パレード（Parade）にはカフェやブランドショップが多く立ち並び、週 末は地元の人や観光客で賑わう。 現在、博物館兼ギャラリーになっているロイヤル・ポンプ・ルームでは、 この街の歴史を垣間見ることができる。また真正面のジェフソン・ガーデ

ンは花の庭園と池や泉が美しいヴィクトリアンパーク。人懐っこいリスが 餌をねだりにやってくる心癒される空間だ。 またリーム川の南側、ミル・ガーデンの一角にはボートセンターがあり 手漕ぎボート、カヤックなどの貸し出しをしているので、時間が許せばボー トで川下りもいいかもしれない。緩やかなリーム川の流れは、慌ただしい 都会の生活を忘れさせてくれることだろう。 この街から 15 分ほどのところにイングリッシュ・ヘリテージが管理す るケニルワース城がある。800 年の時を超え、今も廃墟として残る古城は、 数々の英国史を今に伝えるべく、かろうじて存在を主張しているかのよう にそこにある。敷地内にはこの城に縁あるエリザベス女王の名がつくエリ ザベスガーデンをはじめ、資料館もあるのでゆっくりと時間をかけて周り たい。城の上から望む田園風景はこの上なく素晴らしい。 （坂 佳樹）

「車購入の際、自宅内に駐車スペースがない場合は？」 自宅近辺に路上駐車するための許可証（Resident Parking Permit）をお 住まいの地域のカウンシルで申請できます。費用は地域によって異なりますが、 年間で￡50 ～ 150 ほど。申請については基本的に車の所有証明と、その地 域に住んでいることを証明する書類が必要になります。 車の所有証明として必要なのは、車両登録証や自動車保険証券、住所の証明

はカウンシルタックスの請求書やバンクステートメント、公共料金の請求書な どになります。 窓口に行って申請すれば即日発行してもらえます。最近はインターネットで オンライン申請できるところも増えているので便利でしょう。 （情報提供：JEM セールス 古別府）

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Whitstable

【 ウィツタブル 】

ロンドン南東部、ケント州（Kent）の北側の海に面したウィツタブル（Whitstable） 。ローマ時代から牡蠣漁が続くというこ の小さな港町は、毎年夏のオイスターフェスティバルでは大勢の人で賑わう。ハイストリートにはオイスターバーやカフェ、可 愛いショップが並び、シーフードだけでなくショッピングも楽しめる。今回は、牡蠣好きにはたまらない港町ウィツタブルとヘ ンリー8 世の海辺の要塞、 ディールキャッスル（Deal Castle） をご紹介したい。

ウィツタブルの行き方 ウィツタブル へ はロンドンからA2 とM2 で 東へ およそ60 マイ ル、1時間半。ディールへはウィツタブルからカンタベリーを抜けて ドーバー方面へおよそ30 マイル、40 分。

（左）ウィツタブルの海岸 （右）チューダーローズのような要塞、ディールキャッスル

ロンドンからカンタベリー（Canterbury）を目 指して車を走らすこと 1 時間半。M2 の最終ジャ ンクションから北東に 15 分ほど行くとウィツタブ ルに辿り着く。フィッシュマーケットがある駐車場 に車を停めて、ハイストリートを歩いてみると小 さなカフェやパブ、ブティック、可愛い雑貨店な どが多く立ち並び、見ているだけでも楽めるのが うれしい。通りの中程にサンドウィッチとニュー スエージェントがひとつになったユニークなカフェ 「TEA & TIMES」がある。古めかしい店内には マガジンや新聞などが飾られ、また地元のクラシ

ファイド広告が壁中にところ狭しと貼られた空間は、都会のありきたりの カフェでは味わえない人の温もりを感じさせてくれることだろう。オイス ターバーやフィッシュマーケットでは牡蠣だけではなく、エビやカニなど 新鮮なシーフードが食べられるのでぜひお試しを。 ウィツタブルからカンタベリーを抜けておよそ 40 分。東の海岸沿いに イングリッシュヘリテージが管理する、チューダーローズのような半円形 をしたディールキャッスルがある。大陸の侵略者からイングランドを守る ためヘンリー 8 世の命の元、1500 年代に建てられた小振りだが大砲を 備えた堅牢な要塞だ。500 年の時を経て今なお海岸にその姿を横たえて いる。 （坂 佳樹）

「車がスリップしたらどうする？」 冬の季節、イギリスでも時々雪が降ります。主要道路には積雪防止、凍結防

に切ったり、道路の状態に対してスピードを出し過ぎていることが原因で起こ

止で塩がまかれるので、それほど積もることはありませんが、脇道に入ると積

ります。スリップしたら、ブレーキやアクセルを緩めて、横滑りしている方向

もっていて「スリップするのでは？」と心配になります。

へハンドルを滑らかに切るようにすると、元のポジションに戻ります。例えば、

それでは、万が一スリップした場合、どのように対処すればよいのでしょう か。スリップは、運転者がブレーキやアクセルを急に使ったり、ハンドルを急

車両の後部が右方向に滑っている場合は、ハンドルを速やかに右方向へ切って、 回復してください。

（情報提供：JEM セールス 丸山）

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d r iv in g

Winchester

【 ウィンチェスター 】

フライフィシングの聖地のひとつ、イッチェン川（Itchen River）がゆったりと流れるハンプシャー州のウィンチェスター （Winchester, Hampshire） 。 その昔イングランドの首都でもあったことから数々の英国史に登場する由緒ある街だ。 近年で は映画『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台になったことは記憶に新しい。今回はアルフレッド大王ゆかりの街、ウィンチェスターと 広大な敷地に美しい庭園を持つ歴史的な邸宅「ヒントン・アンプナー（Hinton Ampner） 」 をご紹介したい。

ウィンチェスターとヒントン・アンプナーの行き方 ウィン チェ ス タ ー へ は ロ ンド ン か らM3 で サ ウ サ ン プトン （Southampton）方面へ、おおよそ70 マイル。 ヒントン・アンプナーへはA272 で東へ9 マイル。

（左）壮大で威厳あるウィンチェスター大聖堂 （右）広大な敷地内に建つ邸宅。ヒントン・ アンプナー

ロンドン中心部より M3 で南西におよそ １時間半「サウス・ダウンズ国立公園（South Downs National Park）」の西側に位置す るウィンチェスター。イッチェン川を渡る とイングランド史上に名を馳せたアルフレッ ド大王像が通りの中心に向かって立っている。 半日あれば歩いて見て回れる小振りな街だが、 まずは街の歴史を知るために「シティ・ミュー ジアム（City Museum）」を訪れたい。ロー マ時代からの街の形成、発展の流れが分かりやす く展示されていて興味深い。一番の見どころはや

はりヨーロッパで最長の大聖堂（全長 170m）を持つといわれる、ノ ルマン建築の「ウィンチェスター大聖堂（Winchester Cathedral）」だ。 映画『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍有名になった堂内には、英国人小 説家ジェーン・オースティンが眠る墓がある。 ウィンチェスターから東に 20 分程のところに、ナショナル・トラス ト（National Trust）が管理する歴史的な邸宅ヒントン・アンプナー がある。（入場は有料）サウス・ダウンズ国立公園の一角にある広大な 敷地には、ローズガーデンをはじめ趣向を凝らした菜園や庭園もあるの で、時間が許す限り見て回りたい。邸宅の窓越しには、そこここで羊た ちが草を食む美しく壮大な草原が広がる。 （坂 佳樹）

「英国運転免許証」 英国に入国して 1 年間は日本の免許証で運転することができますが、1 年 以上滞在する場合は、英国の免許証に切り替える必要があります。筆記や実技 のテストはなく、書類に記入して￡50 程度の費用を支払えばよいだけなので 簡単です。 日本はカードの免許証だけですが、英国は「Counterpart」と呼ばれる紙

とカードの免許証の 2 つで一組になります。有効期限は日本と比べて長く、 運転しなくても記念に作っておく人もいるようです。 英国の免許証があれば、国際免許証がなくても EU 圏内での運転が可能です。 ID として使用することもできますので、とても便利です。 （JEM セールス 古別府）

H ea r tl i ner C l ub • 14