まちの繋がりを取り戻すオープン形式の火鍋店
独自製作
高齢者の交流を促進する火鍋体験型コミュニティ空間の設計(建築+菜園+地域交流) 近年、コミュニティの共有施設と緑地が徐々 に減少しており、伝統的な街路型火鍋店が持つ 「まちに繋がりの感じ」が失われつつあり。
設計概要 コンセプト
一方で、重慶市では高齢化問題が深刻化して おり、高齢者は日常生活の中で交流や触れ合い の機会が不足している。歴史と文化的意義の深 い飲食形式としての火鍋は、その開放的かつ共 有可能な特徴により、地域住民をつなぐ重要な 絆となり得ますが、現在では空間的制約や機能 の単一化による阻害を受けている。
火鍋を媒介にしたコミュニティ交流の再構築 伝統的な重慶火鍋文化と現代的なオープンスペ ースデザインを融合させ、火鍋店をコミュニテ ィの中心的な役割に再構築する。火鍋店を夜間 だけの利用に留めず、昼間には公共空間の一部 として機能させ、住民間の多層的・多形式な交 流やインタラクションを促進する。
設計敷地 プロジェクト
大学4年生の設計課題
建築デザイン
インテリアデザイン
新築建物
中国重慶市沙坪巴区嘉江路大石
敷地面積 :190平方
階層 :2層+屋上
制作時間
2022.12-2023.3
親子関係の絆を再構築する試み
仕事と育児を両立しながら親子交流を促進する家具
独自製作
設計概要
現代社会では、仕事の影響で親子の交流時間が圧迫され、高品質なふれあいの機会が不足している。特に公共空 間ではこの問題が顕著。例えば、図書館や児童館などの公共空間における子ども向けエリアは、機能性を重視する 設計が多く、親子が共に活動するニーズが考慮されていない場合が多い。
親が子どもの世話をしながら自分の仕事をこなすことは難しく、従来の家具は個人利用者のニーズに応えること に重点が置かれているため、親子で使う際のインタラクティブ性や機能性が欠けている。結果として、家具が親子 関係の絆を深める役割を果たしにくい状況になっている。 また、公共空間で子どもが親から離れすぎると不安を感 じやすく、親もその不安に影響され、体験全体や親子関係の調和が損なわれることが多い。
子どもが親の視界内で活動できるように設計。 ほとんどの親子空間
親子のエリア 親のエリア 子供のエリア
子供のエリア 子供のエリア
2024.2-2024 7
使用場所
この場所を選んだ理由は、2023年に自分がこの近くに住んでい たことに由来する。当時、毎日遠くの駅まで通学していたため、 このエリアの人々をよく観察する機会があった。多くの親が子 どもを自転車で送ってから駅へ向かい、その後一日の仕事を始 める姿をよく目にした。この地域の親にとって、家、保育園、 駅の三つの場所を行き来するのは大きな負担だった。そこで、 家の近くで育児と仕事の両方をこなせる場所を設計したらどう かと考えた。
本次のプロジェクトでは、廃棄された工場を子供を連れて働く 機能を備えた衣料品工場に改造する計画だ。
日常生活の動作を共用部に融合
子供の日常動作
親の日常動作
子供と親の交流エリア
階段
屋根
梁柱構造
外部空間の生成 基礎
体積をつなげる 削除と増加
休憩スペース 子供エリア 子供と親の交流エリア
子どもには開放的でリラックスできる空間が必要であり、曲線的なデザインを通じて、子ども に落ち着ける雰囲気を演出している。
4,800 14,400
4,800 14,400