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目
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このノートについて
About the Notes -------------------------- 7 マジシャンはオートマティックになりえない
The magician can’t be automatic --------- 8 ツイン・プレディクション
Twin Prediction -------------------------- 13 イマジナリー・ダイス (セカンドバージョン)
Imaginary Dice (second version) -------- 15 ビジネスカード・コレクション
Visit Business Cards Collection----------- 17 不在のプレーヤー
The Absent Player ------------------------ 19 リファレンス
References ------------------------------- 21 カード・アンド・ナンバー
Card and Number -------------------------- 23 アブラカダブラ
Abracadabra ------------------------------ 25 三つの可能性
Three Opportunities ---------------------- 26 21のカードトリック
The special 21 Card Trick----------------- 29
About the notes このノートについて
このノートには、私がここ数年使用している「技術的に簡単なマジック」が記載されています。しかし、無意 味に載せているものはひとつもありません。これから紹介するマジックと共に、 「芸術作品を表現する際に重 要なことは、作品そのものではなく、アーティストが受け手に何を送り届けるのかである」ということをお伝 えできればと思います。 演奏そのものよりもアーティストが遙かに重要であるように、マジックそのものよりもマジシャンが遙かに重 要です。そしてまた、同じように「人(人間性、人柄、人そのもの) 」はマジシャンよりも遙かに重要なので す。 これから、このノートにあるマジックを行うにあたって必要ないくつかのセオリーについて触れていきますが、 伝えたいことがより分かりやすくなるように、残りのセオリーについてはそれぞれのマジックの中で説明しま す。 それは、当ノートに記載されているマジックをただ「簡単に実演できるもの」として見るのでなく、もっと掘 り下げて、その「単純さ」に惑わされないようにしてほしいからです。 また、このノートにあるマジックは特別なセットを必要とせず、次から次へと続けて演じることができること もお伝えしておきましょう。最悪の場合でも 1 枚か 2 枚のセットで可能であり、他者から借りたデックで演 じるのが理想的です。 何はともあれ、どうか、あなたがこのノートを最大限に楽しみ、活かしてくださいますように。 では早速ページをめくり、読み進めてみてください。
ダニー・ダオルティス - 7 -