Haruhi Yabuki 2018-2021 [major : architectural design]

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Portfolio Hiroshima Institute of Technology So Sugita Lab Haruhi Yabuki


Profile

矢吹 はるひ 広島工業大学環境学部建築デザイン学科 So Sugita Lab B4 Skills Revit Photoshop Illustrator Lumion Rhinoceros Grasshopper


-Project List A-01 B4 授業課題:自分だけの空の風呂 A-02 B4 授業課題:大学敷地内 The morning CAFE A-03 B3 授業課題:広島城 隣 美術館 A-04 B3 授業課題:大学付近 小学校 A-05 B3 コンペ :触れない家

B-01 B3

:GH100 本ノック

B-02 B3 ゼミ課題:NEW BRICK B-03 B3 ゼミ課題:2 m超え模型 アニメーション制作

C-01 B4

: 国際ワークショップ アップルストア

C-02 B4

: 大和ハウスオフィスパーティション


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

自分だけの空の風呂 - 最優秀賞 Concept:アプローチ、スケールの操作による非日の空間 時期:B4 前期 分類:授業課題 条件:「自分だけの空の風呂」風呂の概念、空との結びつきを設計

Grasshopper による形態検討


安黙の殻 ーキモチに浸かって整うトコロー お風呂に入ること 身体をきれいにすること、お湯につかって ホッとすること。風呂の醍醐味はこの”ホッ とする” ことにある。空とワタシだけの世 界でキモチに” 浸かる”” 整う” 空間こそ、 「私だけの空の風呂」である。座敷のある 中央部まではおよそ 22m。殻の層の重な りは外気を取り込みながらも徐々に外の 世界からワタシを遠ざける。

中心の台座から空を仰ぐ

違和感のある高さにおぼえる異世界

湖に浮かぶ殻 船でたどり着く 立面図・断面・解像度の変化 入り口からの距離・光の量・解像度の操作により外は段階的に内になる

平面図

膜がない・まる見え

1 枚の膜がある・半分見える

2 枚の膜がある・少し見える

3 枚の膜がある ほとんど見えない


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

カフェ - 入選 Concept 暗くて狭い洞窟のようなカフェが、朝の特別な空気を際立たせる 時期:B4 前期 分類:授業課題 条件:大学敷地内 時間について考える


きり とり とられ 朝の素敵な時間は 風景 空気 音 人 身近なものでできている けれどもそれは 日常に溶け込んでいて 気づかない それを四角い枠で切り取ってみる すると 素敵なコトがきっと見えてくる


01 Architechural Design

02 Computational Design 03 Projects


200 2500 3700 1000

断面図

200

傾斜に埋め込まれた躯体

3800

フレキシビリティの評価 イートインスペース

エントランス

格納庫

Soft

200

4200

キッチン・カフェスペース

5040

2000

2000

2000

2000

2000

2000

2000

960

20000

Outside

Inside

Hard

夏至

主役をキリトル

冬至

朝をキリトル 南西向きで傾斜地に埋

運 営 方 式 を と り、 メ

まった躯体。洞窟のよ

ニューも週替わり。個々

うな室内から見る外の

の得意分野で活躍する

景色は、躯体に切り取

場、ビジネスのファー

られて光や生き物の動

ストステップとなる場

きを浮き上がらせる。

を与える

W

30°

このカフェは参加型の

狭くて自由な箱の中

78°

S 日の出

日替わり運営に合わせ

日の出

E

て、コロコロとそのカ タチを変える。あらゆ る形態のマーケットに、

10 9 8

コロナ過、ポストコロ

7 6 5 4

ナにおいても柔軟に対

3 2 1 0

1/1

2/1

3/1

4/1

5/16

/1 7

/1

8/1

9/1

10/1

11/1

12/1

年間の日の出時刻

応するためのシステム

床と壁にはボードを載 せるためのレールが埋 め込まれている。

: カフェメニューデザイン


01 Architechural Design

広島 21 世紀美術館 Concept

02 Computational Design 03 Projects

深度と光の関係から生まれる空間の グラデーショナルな変化

時期:B3 後期 分類:授業課題 条件:広島城周辺 地域コミュニティの誘発

ヒカリ、立っているレベルの高さと非日常感の三つの 軸に沿ってだんだんと地下に潜ってゆく。光の量をコ ントロールし、人が感じる光の量や明暗の差による日 常から非日常の空間へと誘う計画。

明るさのパラメーター=日常と非日常のパラメータ

100%

50%

トップライトから入る均一な光は床レベルが下がるのにつれて暗くなる 非日常の空間へのアプローチ



01 Architechural Design

02 Computational Design 03 Projects

展示室出口から地上へ戻る 展示場入り口スロープで折りながら観覧 カフェから公園と広島城を見る


日常から遠ざかる地下の美術館 美術館はアートに触れる特別な空間であり、そこでの 体験は日常から離れ、ただ作品にのみ浸る空間である べきと考えました。躯体の半分以上を地下に埋める事 で、高さの違いで操作する光によって「日常と非日常」 の感覚のコントロールします。

展示作品 イサムノグチ

Anish Kapoor

ISSEY MIYAKE

新宮晋 広島城と美術館の対比 地上部分は一層だけ表出させることで、ランドマーク である広島城との対比を生みます。 ユニバーサルデザイン またその体験が平等に与えられるように、館内の上下 移動はスロープのみで、子供や車椅子利用者も自由に 利用可能です。イサムノグチの遊具で遊ぶ子供は、 カフェで休む保護者から見守られています。


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

教室の配置

小学校 設計

並列した教室群と

教室と外の距離が短くなる

共有と専有を認識

真横に伸びる廊下

Concept 角度を降 って生まれる共有と専有の意識 視線の繋がり 児童、教員、学外の人の導線計画 時期:3年前期 分類:設計課題 条件:広島工業大学の敷地内 地域との関わり方を考える

教室+ワークスペース

同じ学年のクラスが向かい合うと

教室→専用庭→校庭

ユニットへ分節

小さな境界が生まれる

グラデーショナルに広がる


2 階屋上テラスより校庭を見る


01 Architechural Design

02 Computational Design 03 Projects

2 階の図書館からグラウンドを眺める 教室は背を向け合い,授業中は集中できる 2 クラスの教室の間にはホールがある


集まって遊ぶこと 教室からはもちろん,各学年に一つずつ接している オープンスペースや二階の図書室など,どこで遊んで いてもグランウンドを中心にみんなの視線が交わるよ うになっています。集団の中で周りの人と共に考え, 学ぶことで,新しい発見や豊かな発想を誘発をします。

配置図

校長室 給食配膳室 教育相談室

職員・来客 玄関 放送室 ホール コピー室

倉庫

会議室 職員トイレ

オープンスペース

2-2

職員更衣室

職員室

休憩室

2-1

6-1

ステージ

1-1 6-2 オープンスペース

トイレ

保健室

オープンスペース

放送室

1-2

アリーナ

会議室

トイレ

5-1

オープンスペース

女子更衣室 トイレ

5-2

男子更衣室

オープンスペース

3-1 プール

オープンスペース

3-2

トイレ 4-1 オープンスペース

4-2

S=1/200 2階平面図

S=1/200 1 階平面図

1 階平面図

2 階平面図


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

触れない家

ジェネレーティブデザインに興味を持つきっかけに

Concept:五感の評価による設計の試み

これまで住宅は、用途や機能の関係から合理 的に 部屋を分けてきた。しかしここで、生活の中

バス・トイレ

で触れるカンカク,すなわち「五感」を定量 的に測ることによって空間を創ることができ るなら,より個々に適応した豊かな居住空間

寝室

を生み出せるのではないか、と考えた。食べ る,寝る,会話するといった家の中で起こり うるアクティビティ。それらを五感の” 触れ

キッチン

度合い” で評価することで空間をデザインす るシステム作りを試みる。

時期:B3

分類:コンペ 共同設計

平面図 S=1:100


eating

cooking

drinking

walking

playing

playing the piano

working

washing

on your phone

invitation

teaching

meeting

do laundry

make up

light on

cleaning

enter out

gardening

up stairs

folding

carring

packing

wrighting

lock

throw

kissing

looking for

break

watching

brashing

talking

cleaning body

reading

singing

calling

listening to music

feeding

knock

decolate

open

prepare

painting

excercise

taking a shwer

washing hands

work out

excreation

wake up

sitting

napping

thinking

sleeping

アクティビティの点数化

それぞれの五感への触れ度合いを 4 段階

2 グループ,9 ~ 5 点を 3 グループとする。

①視,触,聴,嗅,味覚を五角形で示し,

で評価するといくつかのパターンが見え

下記数値=各感覚の数値の合計 / アク

生活行動を点数化する。②合計点の高い

てくる。その中で空間の大きさを要する

ティビティの項目数この数値をモジュー

ものから順に並べ,3 つのグループに分

アクティビティが,感度の度合いも高く

ルとし,柱の長さを決定する。今回はこ

ける。③五角形の頂点に②で設定したグ

なる傾向があることに着目し,カンカク

の数値を人体寸法の合うように設定する。

ループをもとに柱を配置し,3 つの空間

のパラメータへリマップすることで,五 感の評価による空間を定義する。

1...関連性がない 2...なくてもよい 3...あった方がよい 4...必要不可欠である

五感に強く触れる

五感に触れる

五感にほとんど触れない

3.8

3.8

1.6

4

3.6

2.2

3

1.9

1.8

3

1.0

1.0

3

1.0

1.0

を作る。最も関連性のある柱が向かい合 うように配置し、グループに属するアク ティビティを促す。

comunicating

store

60 パターンのアクティビティを列挙し, 19 ~ 15 点を 1 グループ,14 ~ 10 点を

の度合いのパラメータを,空間の大きさ

dance

wearing

フレルカンカク

アクティビティの五感評価

study

perking


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

100 日間 モデリング Rhinoceros +Grasshopper

100 日間毎日, Grasshopper を 用 い て モ デ リングする課題を設定し、SNS に経過を投稿 しています。始めたきっかけはコンピュテー ショナルデザインの授業で SA(後輩の授業 のサポートをする)になったことです。初回 の授業で後輩に質問をされたとき自信を持っ

て答えることができなかったことがとても悔 時期:3年後期~現在

しく,Gh をマスターしたい!と思い Gh100

分類:自己啓発

本ノックを始めました。今は後輩に質問され

目的:指導するためのスキル向上

ても,自信をもって教えられるようになり、

結果にコミットできている実感があります。

解決方法の実践



01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

NEW BRICK Concept 一1つのモジュールが連続することで生まれる立体的

なデザインの構築 時期:B3 前期 分類:研究室課題 デジタルファブリケーションによる新しいレンガの造形 それを用いたパーティションの組み立て

エに厚みをつけてブロック にしようとすると,構造的 に弱く取り外しが難しい。

Process

組み立てて、面に立体的な模

初めて触ったコンクリート。モデリ は予想できなかった重さや質感に苦

様が出るように、表面に傾斜

1. Rhinoceros + grasshopper でポジティブのモデリング 2. コンクリートを流し込むための型枠(ネガティヴ)を レーザーカッターを用いて作る。

START

3. コンクリートを型枠に流し込み乾かす。 最終的にパーテーションに するために,型枠からの 外し方や組立て方,そして 量産できるかが重要。

4. 型枠から外して組み立てる。 5. ブラッシュアップ を繰り返す。

嚙み合わせ部分の面が平らに なるようにやすり掛け

PC 上で形を自由に検討 パーテーションにするため、 組み立てたときに構造が持 ち立体的な模様が出るよう な柄をリサーチ

完成図


毎日朝 7 時から夜 12 時まで没頭。最後の一 週間はゼミ生全員で追い込み。

リングだけで 苦労。

FINISH

一週間の試行錯誤で完成した型枠

傾斜をつけたことで、陰影が生まれ、立体感のあるレンガが完成!


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

W.R.Tower

2045 年の職住空間 時期:3年後期 分類:研究室課題 Subject

1・錯乱のニューヨーク」を読んで,2045 年に建てる 超高層ビルにあるべき機能や形態を見つける。 2・コロナ時代の「暮らし」と「仕事」のあり方について 考える。」 3・デザインそのものよりも,デザインを作るルールや システムの構築を目指す。 YouTube に動画をアップしています。 ぜひ見ご覧ください! https://www.youtube.com/ watch?v=bde0o5f8FrU


1:100 模型 第2フェーズ

時期:4 年前期 分類:研究室課題 Subject

第 2 フェーズは設計した超高層ビルの模型製作 デジタルファブリケーションの活用 コンピュテーショナルデザイン

制作風景記録 YouTube に動画をアップしています。 こちらもぜひご覧ください


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

1. Rhinoceros+Grasshopper でモデリング

5. 組み立てスタート

3. コアの組み立て

前 半 で 設 計 し た 超 高 層 ビ ル を ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ。 商 業 施 設 の 配 置 を

START

大 幅 に 変 更 し、 よ り リ ア ル な モ デ ル に

2. カットデータ作成 CNC 加工機 / レーザーカッターで切り出し

4. やすり掛け

CNC 加工機にカットデータを送り、

研究室の後輩にも手伝ってもらい順調

計20時間の切り出し作業

に組み立ての工程へ


7. 屋上会まで積み上げていく。

制作期間の一週間は毎日 7 時~ 24 時 はフル活動。ハードなスケジュールで もゼミの仲間とその過程を楽しめた。

FINISH 6. スラブ、コア、柱を配置

最 高 高 さ は 2,2m と 高 く、 後 半 の 作 業 は 台 や 脚 立 が 必 要 に な る 程。


01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

国際ワークショップ 2021.03.29~04.06

時期

:4 年前期 一週間

分類

:有志 参加型ワークショップ

Subject

:パビリオン "apple store" の設計

プレゼンテーション

イギリスのラフバラー大学敷地内

リンゴの保存、販売、コミュニティスペース

役割

:立案、モデリング、レンダリング

発言しやすい雰囲気づくり

参加大学

:Loughbrough Uni, 東京大学,京都大学、広島工業大学

Zoom と miro で各自のスケッチやモデリングしたものを共有 するオンライン開催でした。言語も英語のみであったことか

ら,考えたことを詳細まで伝えることは困難でした。そこで, ゆっくり話すことや表情豊かに話すこと,絵やモデリングで 表現することで,互いのイメージを共有するように努めまし た。最終日には全員が納得できる作品を発表し,グループ外 からも高い評価を得ることができました。自分のスキルが成 果物としてグループに貢献できた実感があり,最もやりがい を感じたプロジェクトです。



01 Architechural Design 02 Computational Design 03 Projects

オフィスパーティション 2021.03~06 時期:B4 前期 分類:有志参加 企業からの依頼案件 目的:来客用のミーティングスぺースとワークスペースを分ける

圧迫感のないパーティション 新規性

役割:立案、モデリング、アニメーション作成 最終決定案・完成時全体。丸一日かけて施工完


1.枠組み組み立て

2. フィン部材の取り付け

3. 完成!


01 Architechural Design

2 か月間 4 回のブラッシュアップとプレゼン

02 Computational Design 03 Projects

デザインの型

第 1 回プレゼン

揺れに対するや固定方法、強度材圧等について指摘を受ける。隙間がなく圧迫感があることも改善点として挙げられる。

第 2 回プレゼン

角度を担保するための治具、パンフレット等を置くスペースの確保、隙間を適切な位置にすることで程よい区切りに。


第 1 回プレゼンの様子。スライド、歩いた時の見え方をアニメーションで伝える。


Thank you.


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