Test

Page 1

E I

K A T A Y A M A

W O R K S



contents R O U N D S C A P E‐遺構を蟿り、曞架が描く庭‐ 卒業蚭蚈

‐05‐

4 回生埌期課題

Floating House‐ハむデガヌの「䜏たうこず」に぀いおの蚀及から導かれる䜏宅‐ studio work‐生きるための建築‐

‐41‐

4 回生前期課題

倧江健䞉郎に捧ぐ祈りの空間 沈黙の空間、瞑想の堎‐ある人物のための霊廟

‐65‐

2 回生前期前半課題

International Gastoronomic Center‐Stretching out to the city‐ International Gastoronomic Center 2013 in Brussel

‐83‐

修士䞀回生前期

p r i s o n‐少幎カフカのための牢獄‐ 䜏宅‐ペントハりスに䜏む‐

‐107‐

2 回生埌期前半課題

book cemetery 図曞通‐京郜ムヌセむオン‐

‐127‐

3 回生埌期埌半課題

積み朚のような集合䜏宅 集合䜏宅

‐147‐

3 回生埌期前半課題

pencil drawing SYNTAX 1 回生埌期前半課題

‐159‐



R O U N D S C A P E‐遺構を蟿り、曞架が巡る庭‐ Oct.2012‐Feb.2013 4 回生埌期課題 卒業蚭蚈 敷地広島垂䞭区、旧広島垂民球堎跡地 甚途第四囜䌚図曞通 指導教官高束 䌞




‐曞物の聖域ずしおの建築‐ 倧英図曞通は「2020 幎たでには、党䞖界の曞物の 75たでが、電子出版のみ、 もしくは電子曞籍ず印刷本の䞡方の圢匏で出版される圢になる」ず発衚した。 この宣蚀を肯定するず、将来は電子曞籍の普及により、 人々はネットワヌク䞊に圢成された電子図曞通にアクセスするこずになり、曞物ず公共図曞通は消滅しおいく。 その時図曞通はすべおの曞物を保管する、曞物の保存庫である囜䌚図曞通しか存圚し埗ない。 囜䌚図曞通は、いわば曞物の聖域ずなる。 それにふさわしい堎はどのようにしお存圚するこずが可胜なのかを考える。 旧広島垂民球堎跡地‐぀のゟヌンの䞭心地垯‐ 東京、京郜に続く、囜内第䞉の囜䌚図曞通を今埌の展望を考慮し、䞭囜・四囜地方の䞭心郜垂、広島に蚈画する。 敷地は広島垂の䞭心郚、珟圚跡地利甚蚈画が停滞しおいる旧広島垂民球堎跡である。 ここは䞭倮公園の䞀郚で、商業地区、文化地区、行政地区、平和祈願地区の䞭倮、広島垂の䞭心郚に䜍眮する。 たた、広島垂を東西に暪断する路面電車 ( 広島電鉄 ) や、垂北西郚の䜏宅地から通勀・通孊路線ずしお 垂䞭心郚たで延びるアストラムラむン ( 広島高速亀通 ) による郊倖からのアクセス、 高速バスをはじめ、垂の内倖に路線が延びる広島バスセンタヌが隣接し、遠方からのアクセス効率も良い。


敷地呚蟺郚ゟヌニングプラン

基町䜏宅地区

広島城跡 䞭倮公園

文化地区

䞭倮公園

広島地方敎備局

県立総合䜓育通 広島グリヌンアリヌナ こども図曞通

垂立䞭倮図曞通

行政地区

ひろした矎術通

広島垂民病院

広島青少幎センタヌ PL 広島䞭倮教䌚 商工䌚議所ビル

基町クレド

日銀広島支店 広島県庁

そごうビル

県譊本郚

広島バスセンタヌ 西郚保健所広島支店

メルパルク広島 原爆ドヌム

シャレオ ( 地䞋街 )

䞭囜電力ビル 皎務庁舎 氎道局

デオデオ広島本店

平和祈願地区 広島銀行本店

平和蚘念公園

商業地区 広島ピヌスセンタヌ


Context: 残存する遺構‐戊灜埩興の象城ずしおの垂民球堎‐ 旧広島垂民球堎は原爆ですべおを焌き尜くされた広島垂民にずっおの埩興の象城だった。 しかし 2008 幎 8 月、諞蚭備の陳腐化・老朜化が著しく進んだ旧広島垂民球堎の解䜓が決定し、 2012 幎 2 月、広島垂民の反察の声を抌し切り、ラむトスタンドの䞀郚幅玄 35m、高さ玄 6m、3000 垭を残しお解䜓された。 か぀おの跡地利甚蚈画は 2011 幎、新垂長が就任埌に癜玙撀回した。 珟圚は老朜化した呚蟺斜蚭も含めた範囲で跡地利甚する方針が立っおいるが、今のずころ党く目凊は立っおいない。 広島垂民にずっお戊灜埩興の象城であった旧広島垂民球堎。 この蚈画では敷地内に残存する遺構のラむトスタンドを残したたた、むしろ積極的に掻かすこずを考える。 広島のか぀おの蚘憶・遺産、珟圚の広島に生きる垂民たちの想いを留めたたた、 負の遺産である原爆ドヌムに隣接するこの地に、未来の遺産ずなる曞物のための建築を考える。

2010 幎 12 月 19 日

2011 幎 1 月 9 日

2011 幎 2 月 12 日

2011 幎 3 月 8 日

2011 幎 9 月 2 日

2011 幎 12 月 16 日

2012 幎 1 月 9 日

2012 幎 2 月 10 日



0.existing Ruin‐残存するラむトスタンド‐

1.Formed by Ruin‐スタンドの傟斜に沿った段々の広堎‐

2.implying Book Sumctum and making The Inside‐領域性ず内郚の圢成‐

3.Structures and Sunlight‐構造による䞀䜓性ず採光‐

4.Programs‐メむンの空間ずそれを補助する空間‐

PICTURE BOOK LIBRARY

WATER

CLOSED STACKS

TANK

SERVANT

SERVANT

WATER PARK CLOSEDSTACKS

CLOSED STACKS CLOSED STACKS



‐曞物があるシヌンを残す䞉぀の「庭」‐ 曞物ずしおの本は曞架に収められ、そこに存圚するこずで空間を豊かにする。 それは叀代アレクサンドリアの時代に、図曞通が初めお建造されお以来自明のこずだ。 そしお曞物ずしおの本が囜䌚図曞通でのみ觊れ合えるようになる時代が蚪れた時、 囜䌚図曞通にはもはやそこにしかない、曞物があるシヌンずいうものが存圚しおいるはずである。 この建築は曞物が存圚する颚景を残した䞉぀の「庭」、 「絵本図曞通」・「芪氎公園」・「閉架曞庫」の機胜空間を内包しおいる。 それぞれの堎所で物質ずしおの本は我々に、ある時は芖芚的に、ある時は觊芚的にはたらきかける。 曞物ずずもに、ネット䞊の電子図曞通では経隓出来ない空間䜓隓をも保存した曞物の聖域、 いわば近未来におけるノアの方舟を䜜り出すこずを目指した。


elevation 1/2000



section perspective 1/375


upper total

main structure

lower total


‐upper total composition‐

‐lower total composition‐

roof landscape see through EVs

B1 inside double skin

B2 inside sub tube structure and light tube

B3 inside

picture book stacks

B4 inside

slab and functions

B5


‐敷地の蚘憶を留めた平面蚈画ず倖構‐ 残存するスタンドに沿うように二重の円を匕き、 その偏心の流れによっお建築の平面を決定し、 か぀おの垂民球堎の倖瞁たでを芝ずするこずで、 旧垂民球堎の領域を継承し぀぀建築の倖構を決定する。 ゚ントランスは円ず広島の郜垂蚈画䞊の䞹䞋軞線ずの接点郚分ずなり、 建築の内倖を明確に分離する。


文化地区、アストラムラむンからの動線

偏心の流れ

平和祈念地区、 路面電車駅からの動線 搬入口

商業地区、地䞋街からの動線

N

GL site plan 1/2400


‐浮遊゚リア曞架が駆け巡る絵本図曞通‐ 立䜓的、觊芚的に身䜓に蚎えかけおくる電子曞籍の絵本が曞物の絵本に取っお代わるこずはない。 この゚リアでは絵本図曞通の機胜を特化させる。 倧小の tube structure の同心円䞊を䞭心に絵本の曞架が配され、 事務宀・トむレの諞宀ずガラスチュヌブを避けるように裁断されおいく。 同心円同士の亀点にはワむダヌを通したポヌルを配眮し、roof ず slab を連結させるこずで 絵本図曞通を倧地から浮遊させ、建築倖の人々に芖芚的に蚎えかける。 tube structure ずポヌルは建築の構造䜓になるずずもに内郚空間のむンテリアずなる。 tube structure ずガラスのチュヌブは絵本図曞通に光を䟛絊するずずもに、 その䞋の倖郚゚リアにスポットラむトを萜ずす。

‐various circles = various book stacks‐

‐wire poles , glass tubes , functions‐


事務宀

WC

WC

事務宀

+10500 plan 1/750




‐倖郚゚リア曞架に取り巻かれた、氎ず芝の芪氎公園‐ か぀おの垂民球堎の存圚を暗瀺する芝ず、 広島ずいう河川郜垂を象城する存圚である氎によっお構成される、段々畑の芪氎公園。 半倖郚の空間には䞊郚に穿たれたチュヌブの箇所から、スポットラむトのように光が萜ちおくる。 たた、䞊郚から降りおくるスキンは地䞊 3m たで達し、囜䌚図曞通の領域性を匷調する。 芪氎公園は閉架曞庫に囲たれおおり、人々は閉架内で曞物を人々を芋るこずができ、 たた䞊を芋䞊げるずガラスチュヌブから絵本を読む人々を芋るこずができる。 この建築を蚪れた人々は四方に配された垂盎動線から、 䞊郚の絵本図曞通、䞋郚の閉架曞庫・サヌノァント゚リアにアクセスする。

‐spot-light diagram‐

‐lighting area‐


身障者甚スロヌプ

-9200

GL -4600

-13800 -18400 -23000

搬入口

+1500 plan 1/750




‐地䞋゚リア閉架曞庫ず機胜別のサヌノァントスペヌス‐ 地䞋内郚は䞭倮郚の閉架曞架、その呚囲をサヌノァントずしおの諞機胜が収められる。 閉架曞架の曞架配眮は 4 本の main structure の存圚ずラむトスタンドからの偏心の流れにより、階局によっお異なっおいる。 閉架曞架には倖郚から氎を透過した光が泚ぎ、幻想的な空間が珟れる。 たた閉架曞架最䞋郚の main structure 内は吹き抜けの䞭庭になっお唯䞀の玔粋な倖郚ずなり、䞊を芋䞊げるず空の青が切り取られ、自然光が降り泚ぐ。 サヌノァント゚リアは囜䌚図曞通に求められる 4 ぀の機胜ごず ( 管理機胜、修繕機胜、研究機胜、公共機胜 ) に分けるこずにより、円滑なサヌビスを提䟛する。 それぞれの機胜の䞋郚には絵本の原画やマむクロ資料など、曞物以倖のアヌカむブ、機械宀ずなり、閉架曞架の最䞋郚は貯氎槜ずなっお氎の流れを受け止める。 公共機胜 ショップ、レストラン、原画ギャラリヌ、雑誌閲芧宀、 芖聎芚閲芧宀、郷土資料閲芧宀、自習宀、 察面朗読宀、ボランティア宀、プレむルヌム 研究機胜 研究宀・実隓宀矀 管理機胜 事務宀、䌚議宀、応接宀、通長宀、 曎衣宀、研修宀、マむクロ資料補䜜宀、 メディア制䜜宀、資料宀、印刷宀

修繕機胜 蚈画宀、䞀時保管宀、保存研究宀、解䜓宀、薬品等保存宀、組み立お宀、 掗浄宀、燻蒞宀、䞀時保管宀、荷解・仕分

アヌカむブ・機械宀 マむクロ資料保存宀、機械可読資料保存宀、原画保存宀、 磁気蚘録資料保存宀、映像資料保存宀、機械宀

‐servant spaces‐


‐book stacks array‐


16

2

3

3

17

13 15

18

14

18

15 18

14 15

4

1

3

1

14 4

3

2

2

3

4 5 1

5

1

13

3

4 12

6 11 4 7 8

10 4

3

3

2

9

1. 受付・むンフォメヌション 2. ゚レベヌタヌホヌル 3.WC 4. 事務宀 5. 曎衣宀 6. 䌚議宀 7. 応接宀 8. 通長宀 9. 蚈画宀 10. 䞀時保管宀 11. 荷解・仕分 12. トラックダヌド 13. 倉庫 14. 実隓宀 15. 研究宀 16. ショップ 17. レストラン 18. 原画ギャラリヌ

-7700 plan 1/750


13 14

1

2

2

12 11

15

10

15

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3

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1

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3 4

2 4 9

3

8

5

8

5 3

7 3

7 2

2

1

6

1. ゚レベヌタヌホヌル 2.WC 3. 事務宀 4. 曎衣宀 5. 研修宀 6. 蚈画宀 7. 保存研究宀 8. 解䜓宀 9. 薬品等保存宀 10. 実隓宀 11. 研究宀 12. 倉庫 13. 雑誌閲芧宀 14. 芖聎芚閲芧宀 15. 郷土資料閲芧宀 16. 自習宀

-12300 plan 1/750


1

2

2 16

17

15 14

18

15 19

14 15

3

14

2

3

2

1

1

2

3 4

2 4 6

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5 6

5 13

7 5 8

5

9 3

10 2

2

1

5

11

5 11

12

12

10

1. ゚レベヌタヌホヌル 2.WC 3. 事務宀 4. 曎衣宀 5. 前宀 6. マむクロ資料撮圱宀 7. メディア制䜜宀 8. 資料宀 9. 印刷宀 10. 組み立お宀 11. 掗浄宀 12. 燻蒞宀 13. 䞀時保管宀 14. 実隓宀 15. 研究宀 16. 倉庫 17. 個人朗読宀 18. ボランティア宀 19. プレむルヌム

-16900 plan 1/750


2

1

3

2

8

3 7

8

7

8

7 8

7 7

3

9

2

7

9

3

2

1

1 9 2

3 2

4 6 4 6

4 5

4 5

4 2

2

1

3

1. ゚レベヌタヌホヌル 2.WC 3. 事務宀 4. マむクロ資料保存宀 5. 機械可読資料保存宀 6. 録音資料保存宀 7. 研究宀 8. 原画保存宀 9. 䞭庭

-21500 plan 1/750







Floating House‐ハむデガヌの「䜏たうこず」に぀いおの蚀及から導かれる䜏宅‐ Apr.2012‐Jun.2012 回生前期課題 studio work‐生きるための建築‐ 敷地京郜垂䞭京区、朚屋町䞉条䞊ル 甚途䜏宅 指導教官高束 䌞


‐倧地、倩空、神的なもの、死すべき者 ( 人間 ) の調和の䞭、自らの本性を珟す堎所‐ 「生きるための建築」ずしお、私たちが日垞的に䜏たう「䜏宅」に぀いお考える。 マルティン・ハむデガヌは、人間の「䜏たうこず」に぀いお、 四者 ( 倧地、倩空、神的なもの、死すべき者 ( 人間 )) の庇護を受け぀぀䜏むこずであるず蚀及し、 それは四者の統䞀された䌚域に滞圚し぀぀、い぀でも、物の傍らに留たるこずで実珟される、ず述べおいる。 すなわち、倧地に仕え、倩空を迎え入れ぀぀、神的なものを埅ち望む、ずいうこずを人間 ( 䜏人 ) は受容し、 その䞊で自らの本性を様々な物ぞずもたらすこず、こそが「䜏たう」ずいうこずである。 人間は前述の「䜏たうこず」を行う堎ずしお「䜏宅」に䜏むのである。 この課題では、特定の敷地ず䜏人を蚭定し、 そしおその䜏人がハむデガヌの「䜏たうこず」を実珟し埗る䜏居、を蚭蚈するこずを詊みる。



敷地は京郜垂䞭京区西朚屋町埡池䞋ル 朚屋町通の䞀区画であり、南北を流れる川に面する。 川を挟んで察岞にはシダレザクラずむチョりの朚が生え、春には桜の花びらが舞う。


Sanjo St.

Oike St.

Kawaramachi St.

Kiyamachi St.

N site plan 1/3500

N

existing trees 1/400

existing trees elevation 1/400


アりトサむダヌ・アヌティストの小幡正雄 (1943‐2010) を居䜏者ずする。 ・䞭孊䞀幎時に䞡芪が離婚し、以埌母芪によっお育おられる。・子䟛の頃、「䞀人竹藪の䞭で絵を描いおいるのが楜しかった」 ・䞭孊卒業埌、溶接工、建蚭䜜業員、金物屋など、職を転々ずする。・1975 幎、母の死の前埌、粟神病院に入退院を繰り返す。 ・1989 幎、神戞垂内の知的障害者斜蚭に入所、以埌䜜品を制䜜するようになる。 ・居䜏する斜蚭の調理堎のダンボヌルを拟い集め、倜䞭に職員から隠れるようにしお絵を描きだす。 ・完成品が増えるに連れお、タンスの䞭に収たらなくなり、郚屋䞭に䜜品が積局されおいく。 ・郚屋が䜜品に埋もれ、薄暗い䞭でも䜜品を描き続ける。 ・昌間斜蚭内で軜䜜業をし、倕食埌、倜時たで䜜品制䜜をし、䞀旊眠った埌、午前䞉時にはたた䜜品制䜜を再開する。 ・立䜓感に欠け、平面的な画面構成で顔立ち、性噚なども肌の䞀郚のように衚珟される。・職員に䜜品が凊分されおも制䜜を続け、再び䜜品の積局が再珟される。 ・恋愛、結婚匏、䞀家団欒ずいった自分が経隓しなかった光景を奜んで描く。・赀鉛筆を倚甚し、郚屋の隅に赀鉛筆の粉が積もる。

以䞊のこずをたずめるず、小幡正雄は次のようにしお、自らが「䜏たう」こずの本性を様々な物ぞずもたらす。 1. 睡眠・食事・䜜品制䜜・䜜品展瀺 ( 䜜品攟眮 ) をどのような堎所でも行うこず 2. 睡眠時・食事時以倖は垞に䜜品創䜜を行うこず。 このこずを前提ずした䞊で蚭蚈を行う。



‐小幡が「䜏たう」ための䞉぀の無機胜な空間ず、最䜎限の諞宀からなる䜏宅‐ この建築は既存の川の真䞊に浮かび䞊がるぜっかりず浮かぶ䞀宀空間、 氎䞭に浮かぶ階段宀の空間、 道路䞋に存圚する现長い廊䞋の空間、 そしお最䜎限の諞宀から構成される。 䞉぀の無機胜な空間は、小幡が自分自身の「䜏たうこず」を行うための堎であり、 空からの光がグラデヌショナルに倉化しおいく。 敷地の川は「倧地」の象城であり、「倩空」からの普遍的な光は「神的なもの」を連想させる。 この䜏居に䜏む小幡正雄 (「死すべき者」) は氎ず光の空間を享受し぀぀、圌自身の「䜏たう」行為を行うのだ。


transverse section perspective



N

+5000 plan 1/200



B

A

B

A

N plan +5000 1/400

N plan +1500 1/400

east elevation 1/400 倖郚では階段宀ず階段宀の間に空いた隙間から察岞から歀岞ぞの芖線が抜け、この䜏宅によっお川の䞡岞に新しい぀ながりが生たれる。



N plan -1500 1/400

階段宀には明かり採りのハむサむドラむトず芖線が限定された開口が穿たれる。 それぞれの階段宀の開口は高瀬川の氎面に映り蟌んだ朚のみが芋えるように 芖線が限定されおいる。 ガラス匵りの床は氎の䞊に降り立぀ような感芚を挔出する。



1

2

1

3

1

4

3

5

N plan -7000 1/400

1. 䜜品保存庫 必芁最䜎限の諞宀前の廊䞋にはスリットから氎を透した光が差し蟌む。 小幡は至る所で、奜きなように創䜜を行い、展瀺を行い、睡眠を摂る。

2. 济宀 3. トむレ 4. キッチン 5. 圧力宀



A-A section 1/200



B-B section 1/200





倧江健䞉郎に捧ぐ祈りの空間 Apr.2010‐May.2010 2 回生前期前半課題 沈黙の空間、瞑想の堎、霊廟 敷地京郜垂巊京区、荒神橋北偎 甚途祈りの空間 指導教官高束 䌞


‐小説のむメヌゞから導かれる祈りの空間‐ 京郜垂内の各自任意の堎所を敷地ずしおプログラムも機胜をも超越する、内郚空間を持った祈りの空間を蚭蚈する。 時に陜を济びそよぐ緑に祝犏され぀぀祈りを捧げ、時に濃密なる静寂に抱かれお沈黙をはかり、 かすかな灯のほのめきに救いも求め瞑想するための空間、 人の想いを深々ず荘厳する建築が求められる。 この課題では倧江健䞉郎の凊女䜜、「死者の奢り」を手がかりに、そのむメヌゞを空間化するこずで 祈りの空間を䜜り出すこずを詊みた。


northeast elevation 1/200


敷地は川端荒神口の北偎、鎚川の流れの䞭ずする。 鎚川には飛石が配され、北東を仰ぐず比叡山を望むこずができる堎所である。



南北を暪断する鎚川ず、それを東西に暪切る飛石、 この建築はそのグリッドから比叡山の方向に角床を振るこずで、 グリッドの郜垂構造を持぀京郜のコンテクストを継承し぀぀、新しい圢で溶け蟌む。 建築内郚には既存の飛石を飛びながらアクセスする。



死者たちは、濃耐色の駅に浞っお、腕を絡みあい、頭を抌し぀けあっお、ぎっしり浮かび、たた半ば沈みかかっおいる。 圌らは淡い耐色の柔軟な皮膚に包たれお、堅固な、銎染みにくい独立感を持ち、 おのおの自分の内郚に向かっお凝瞮しながら、しかし執拗に躰をすり぀けあっおいる。 圌らの躰は殆ど認めるこずができないほどかすかに浮腫を持ち、それが圌らの瞌を硬く閉じた顔を豊かにしおいる。 揮発性の臭気が激しく立ちのがり、閉ざされた郚屋の空気を濃密にする。あらゆる音の響きは、粘぀く空気にたずい぀かれお、重おもしくなり、量感に充ちる。 死者たちは、厚がったく重い声で囁き぀づけ、それらの数かずの声は亀りあっお聞き取りにくい。 時どき、ひっそりしお、圌らのすべおが黙りこみ、それからただちに、ざわめきが回埩する。 ざわめきは苛立たしい緩慢さで盛䞊り、䜎たり、たた急にひっそりする。 死者たちの䞀人が、ゆっくり躰を回転させ、方から液の深みぞ沈みこんで行く。 硬盎した腕だけが暫く液の衚面から差出されおい、それから再び圌は静かに浮かびあがっお来る。                                                      ‐倧江健䞉郎『死者の奢り』‐


B

A

A

B

+3500 plan 1/250

+11000 plan 1/250

+7100 plan 1/250

+14000 plan 1/250


‐Section sequence and Light gradation‐

B-B section 1/200


A-A section 1/250

B-B section 1/250


入口から入っお狭い階段、広い階段を䞊がっおいく。 倩井は進むに連れお䜎くなり、それず共に光は埐々に匱くなり、そしお埐々に匷くなる。




䜎い倩井ず䞋から䞊がっおくる倖の光。光の䞭に進むず県前には比叡山が広がる。マッスのズレに誘導され、再び暗い䞭に進む。



最奥郚 鎚川の氎流の音の䞭、マッスの隙間から光が差し蟌む瞑想の空間



p r i s o n‐The Scale-out house for Boy Kafka‐ 2 回生埌期前半課題 䜏宅‐ペントハりスに䜏む‐ 敷地京郜垂䞭京区、京郜ホテルオヌクラ屋䞊 甚途䜏宅 指導教官岞 和郎


倧事な機䌚や可胜性や、取りかえしの぀かない感情。それが生きるこずのひず぀の意味だ。でも僕らの頭の䞭には、たぶん頭の䞭だず思うんだけど、 そういうものを蚘憶ずしおずどめおおくための小さな郚屋がある。きっずこの図曞通の曞架みたいな郚屋だろう。そしお僕らは自分の心の正確なあり かを知るために、その郚屋のための怜玢カヌドを぀くり぀づけなくおはならない。掃陀をしたり、空気を入れ替えたり、花の氎をかえたりするこずも 必芁だ。蚀い換えるなら、君は氞遠に君自身の図曞通の䞭で生きおいくこずになる             ‐村䞊春暹「海蟺のカフカ」‐



‐牢獄ずしおの䜏居‐ 地䞊 60 メヌトル、京郜ホテルオヌクラ屋䞊に特定のクラむアントを䜏人ずしたペントハりスの増築を倢想する。 この䜏居は京郜ホテルの屋䞊に建぀。 「ホテル」ずは䞀皮の「郜垂」であるず蚀っおも過蚀ではない。 ルヌムサヌビスでの食事も可胜だし、䞋に降りればゞムもある。地䞋街のコンビニや本屋にだっお濡れずに行ける。 そのような堎所でどのような䜏宅が可胜か。 ここでは村䞊春暹の小説「海蟺のカフカ」の登堎人物である少幎のための䜏宅を蚭蚈する。 地䞊に存圚する制限がない屋䞊で䜏宅は巚倧化し、スケヌルアりトする。 郜垂ずいう䞀皮の舞台装眮の䞭で孀高に聳え立぀この巚倧な䜏宅は少幎の心象颚景の衚象であり、 圌にずっおの、「牢獄」ずいう名の䜏宅ずなる。



A

2

3 5 6

4

8

1 7

9

A

+2.5m plan 1/500 1. ゚レベヌタヌコア 2. リビング 3. 寝宀 4. 曞斎 5. キッチン 6. 掗面所 7. 济宀 8. 䞭庭 9. 食堂

2

1 3 4

5

+5.0m plan 1/500 1. 寝宀䞊郚 2. 曞斎 3. キッチン䞊郚 4. 掗面所䞊郚 5. 济宀䞊郚


1 3

2

4

+7.5m plan 1/500 1. 寝宀䞊郚 2. トむレ 3. 掗面所䞊郚 4. 济宀䞊郚

+20.0m(Roof) plan 1/500


west elevation 1/500

east elevation 1/500


A-A section 1/600







狭い通路、広い通路、長い通路 䜎い倩井、普通の倩井、高い倩井 窮屈な空間、空虚な空間、䞍安な空間





International Gastoronomic Center‐Stretching out to the city‐ Apr.2013‐Jun.2013 修士 1 回生前期 International Gastoronomic Center 2013 in Brussel 敷地ブリュッセル、むクセル地区 甚途囜際料理センタヌ 共同制䜜者北村拓也、荒朚友里 指導教官岞 和郎




ブリュッセル、むクセル地区 プラスフラゞャむ広堎の道路を挟んで真正面を敷地ずしお囜際料理センタヌを蚈画する。 䞖界各囜の料理人たちがこの斜蚭に集たっお研修、亀流を行い、 母囜にここで埗た知識・経隓を持ち垰るこずで各囜の料理文化の発展を促進させるような斜蚭であるこずが求められる。 敷地呚蟺はブリュッセル第二の繁華街であり、䞭䞖、近䞖の建築も建ち䞊ぶ。 敷地正面の広堎では日曜垂が行われるなど人のにぎわいも倚く、 たた、レズブルサヌル通りずブラッスリヌ通りを結ぶトラムの駅が存圚し、地䞋駐車堎が蚭けられおいる。



‐ファサヌド /ノォむドの継承ず正面広堎ずの関係性‐ ペヌロッパの郜垂では区画の倖偎に街区が敷き詰められるこずで匷固なファサヌドが圢成され、 内偎にノォむドの䞭庭が圢成されるのが䞀般的である。 ここブリュッセルも䟋倖ではない。 そのようなペヌロッパ的文脈を螏たえた䞊で、 敷地正面の広堎ずの関係性を考慮した提案を行うこずをこの課題では考えた。





食を通した文化亀流の拠点ずなるこの建築を、広堎に向かっお力匷く持ち出すこずを提案する。 倧きく空䞭ぞ持ち䞊げられた建築には、レストラン、ラボ、クラスルヌム、ホヌル、ずいった文化亀流の機胜が入り、 ピロティずいう解法により、この建築はペヌロッパ的なファサヌドを維持し぀぀、 広堎の開攟性ずの関係を持぀こずに成功しおいる。 建築䞋のピロティ空間は、敷地前面の広堎を受けずめ、 さらにペヌロッパに街区におけるもう䞀぀の芁玠である䞭庭をオヌプンな広堎ぞ空間的に぀なぎ、 魅力的なパブリックスペヌスずなる。 高さ 12の広堎スケヌルず呌応したピロティ空間には、頭䞊からレストランやキッチン、料理ラボ、 そしお氎が流れ萜ちる氎盀が吊り䞋げられ、矎食の雰囲気を街ぞ醞し出しながら、人々の憩いの亀流の堎ずなる。 この IGC に孊びにきた料理人たちは、萜ち着いた䞭庭に面したデッキでリフレッシュするこずもできる。


SITE

1.FLOATING VOLUME. Connect the existing courtyard and open plaza. Floating volume

the Plaza

Courtyard

2.CONECTING DECK. Connect directly to the architecture from the Plaza.

CLASSROOM ENTERANCE

CORRIDOR

RESTAURANT

to the architecture to the Plaza

PARKING

3.SUSPENDED VOLUMES. Restaurant and kitchen spaces are pushed out to the piloti.

RESTAURANT


view to tha Plaza

the Plaza

INT


TERNATIONAL GASTRONOMIC CENTER

PILOTI

CAR PARKING

COURTYARD

A

A A-A section perspective


平面蚈画‐機胜別ゟヌニングによる円滑なサヌビス提䟛‐ ・level+1500 ボリュヌムをオヌプンな広堎の䞊に揚げるこずにより、文化亀流のための堎所を開き、 さらに、コックたちが䌑むための氎に囲たれたクロヌズな広堎が圢成され、オヌプンな庭ず接続する。 ・level+9500 正面広堎から䞭庭ぞず䌞びる長いデッキが䞻芁なアクセスずなる。 デッキず空䞭レストラン、空䞭キッチンは、同じレベルに存圚し、アクセスする人々は、 コックず人々がそこで食事や調理をしおいる様子や、空䞭の氎盀から流れ萜ちる氎を芋るこずができる。 ・level+13500 3 ぀のボリュヌムが存圚し、最倧のものは料理センタヌの䞭心である。 五角圢のボリュヌムはここで孊習するためにやっお来るコックたちのものであり、 最も小さなボリュヌムにメディア・ラむブラリヌ、カフェ、食材倉庫が収められおいる。 3 ぀のボリュヌムは䞭庭偎で動線がたずめられおいる。


ACCESS TO PARKING MACHINE ROOMS

CAFE

COURTYARD

MACHINE

LOBBY

ROOMS

PARKING

PUBLIC

PRIVATE PLAZA

+6

+6

2m .

2m .

PLAZA

Plan 1/1000

level-2500

ACCESS FROM PLAZA RU

E

DU

Plan 1/1000

level+1500

SE

RP

2m .

EN

+6

TI

N

MEDIA

WAREHOUSE

LIBRARY

CORRIDOR SALON

RESIDENCE

INTERNATIONAL GASTRONOMIC CENTER 5m .

2m .

LABORATORY

LABORATORY +6

ACCESS TO ARCHITECTURE

4m .

AERIAL RESTAURANT

+6

KITCHEN

AERIAL

+6

AERIAL

the Plaza Plan 1/1000

level+9500

Plan 1/1000

level+13500


ピロティ䞋のオヌプンな広堎 氎盀から氎が流れ萜ち、枅涌な空間を圢成する。 ファサヌドを圢成する垯状の鉄板の降りる高さは箇所によっお倉化する。 最䜎 2m たで䞋がり、public/private の関係をより明確にする。



最䞊郚のコックたちが甚いる空間からフラゞャむ広堎を芋る。 人々が料理を楜しむ様子やフラゞャむ広堎の様子を芋るこずができる。






Book Cemetery‐曞物の霊廟‐ Dec.2011‐Jan.2012 3 回生埌期埌半課題 図曞通‐京郜ムヌセむオン‐ 敷地京郜垂巊京区、岡厎公園 甚途図曞通 指導教官高束 䌞



east elevation1/300 1/300 Elevation


‐曞物の霊廟‐ 京郜の文化・芳光・産業斜蚭の集積地、岡厎公園内に本ず人が出逢い、向き合う堎、 21 䞖玀における「京郜ムヌセむオン」を構想する。 情報メディアが目たぐるしく進化する珟代、 Google Books を始めずした電子図曞通による䞖界䞭の図曞通の収蔵資料のデゞタルアヌカむブ化や ネット䞊での電子曞籍の無料閲芧サヌビスの開始により、曞物ずしおの本の存圚意矩が急速に倱われおいる。 近未来に電子図曞通がすべおの図曞サヌビスを受け持぀ず仮定し、図曞通を曞物の墓ず定矩する。 この建築は曞物の蚘憶を留める堎所、曞物のアゞヌルずなる。



浮遊する開架曞架の本の壁。 倩井から吊り䞋げられた曞物は壁ずなっお神宮道偎に曞物のファサヌドを圢成し、 平安神宮を蚪れる人々に曞物の存圚を思い起こさせる。 電子曞籍が普及し、ネット䞊に図曞通が完党に圢成されるたではこの建築は埓来の図曞通ず同様に機胜し、 人々はこの建築の゚ントランスの䞀点から、京郜䌚通のグリヌンを望みながらアクセスする。



Section Diagram


Section Perspective


Axonometric Composition ‐roof‐ スリットから内郚に光を取り蟌み、開架曞架を吊り䞊げる。

‐structures‐ 500mm×500mm の鉄骚造の柱梁によっお roof ず閲芧スペヌスのスラブを支え、 倧空間を圢成する。

‐functional area(box-frame construction)‐

‐open stacks(hanged by roof)‐ roof から吊られた S 造の開花曞架。 倖偎はガラス匵りにされ、神宮道偎に察しお本の壁を圢成する。 開架曞架は基壇ずの間にスリットを䜜り、倖郚には内郚の人の足元が芋える。

‐stylobate and waterbasin‐

閲芧サヌビス、レストスペヌス、ロビヌ以倖の諞機胜が入る。

氎盀が本の壁を浮かびあげる。

鉄筋コンクリヌトによる壁構造で structures ず接合しお建築党䜓を支える。

゚ントランス郚分を现くするこずで神宮道偎からアクセスする人々には

真癜な鉄筋コンクリヌトの壁が、開架曞架の本の壁ず察比的に存圚する。

京郜䌚通のグリヌンがワンポむントで芖界に入る。


Kyoto Hall

15 9

10

11

13

6

14

15

16 17

4

17 16

2

2

14

13

12

10

6

5

1

8 3

9

8 3

7

7

1. ゚ントランスホヌル 2. 貞出・返华コヌナヌ

water basin

3. 怜玢コヌナヌ

water basin

4. 案内・情報コヌナヌ 5. ショップ 6. レストスペヌス 7. 開架閲芧スペヌス 8. 新聞・雑誌コヌナヌ 9. 児童スペヌス

N

Jingu Street

10. トむレ

+1500 plan 1/700

11. 資料宀 12. 䌚議宀 13. 事務宀

18

20

21

16

22

22 16

21

20

14. 職員甚トむレ・曎衣宀

19

15. 搬入口 16. 搬入甚゚レベヌタヌ

6

6

17. 荷解・䜜業・䞀時保管宀 18. ギャラリヌ 19. コンピュヌタヌ閲芧宀

7

20. 貎重曞庫

7

21. 䌑憩宀

+5500 plan 1/700

22. 倉庫 23. 閉架曞庫 24. 印刷宀

23

24

16 25

25 16

24

23

+11600 plan 1/700

25. 機械宀


glass

steel stacks (chrome plating)

300mm 220mm

RC slab 300mm 35mm 780mm

water basin

100mm 260mm

section 1/30






積み朚のような集合䜏宅 Oct.2011‐Nov.2011 3 回生埌期前半課題 集たるこずの意味を考える集合䜏宅 敷地京郜垂䞊京区、西陣地区 甚途集合䜏宅 指導教官河合敏明


‐Swimmy‐ レオ・レオニが著した絵本『スむミヌ』の䞭で、倧きなマグロに捕食されるこずを恐れおいた小魚たちは、 集たっお倧きな魚のふりをしお泳ぐこずで、小魚たちはマグロを远い払い、自由に海を泳げるようになった。 集合䜏宅もこれず同様のものであるず考える。 小さな建築が集たるこずで、倧きな建築が珟れる。



京郜垂西陣に集合䜏宅を蚈画する。 「デザむン」ずいう行為は、単に圢態を描き出すこずではなく、「もののあり方」を決める行為であるずすれば、 集合䜏宅を蚭蚈するこずは、「いかに集たっお䜏むか」を空間化するこずに他ならない。 集たっお䜏むこずの意味を問い盎し、単玔に䜏戞が集たっおいるだけのものではない集合䜏宅を提案する。


Horikawa St.

Imadegawa St.

site plan 1/2500


+

+

+

+

+

+

...

既存の集合䜏宅は敷地内における最倧面積圢状の 単玔䞊方拡倧により、同じナニットが寄せ集められるこずによっお 構成され、均質的な空間が圢成される。 そこに䜏む人々も画䞀的な生掻を送っおいるように感じられる。

+

党お異なる圢の䜏戞を積み䞊げおいき、均質空間を壊す。 それぞれの䜏戞たでの動線は䜏戞によっお様々であり、 窓から芋える颚景は䜏戞によっお様々である。 内郚には现い路地、広堎などが䜜られ、 倖郚には集合䜏宅ずしおの新たなファザヌドを芋せる。

各䜏戞の構造壁により 䜏戞を構造的に無理のない範囲で積局するこずで 䞀぀の建築が圢成される。 䜏戞ず䜏戞の間の隙間は人、光、颚の通り道ずなる。

+

+

+

+

+ ...



芋るこず、あるいはその逆 Total

集たっお生掻する䞭での舞台性、郜垂性 セキュリティ、防犯性

動線の亀錯、奥行き 広い堎所、狭い堎所 倧きな広堎ず小さな広堎

光ず颚の通り道 ストレスのない公衆衛生


B

䜏居 A

䜏居 C

䜏居 B

䜏居 D

䜏居 F

䜏居 G

䜏居 H

䜏居 E

A

A 駐車スペヌス

䜏居 L 䜏居 M 䜏居 I

䜏居 J

守衛宀

䜏居 K

倉庫

+1400 plan 1/300 B

east elevation 1/300


䜏居 C

䜏居 A 䜏居 B

䜏居 G

䜏居 F

䜏居 D 䜏居 N

䜏居 E 䜏居 H

䜏居 O 䜏居 L

䜏居 Q

䜏居 M

䜏居 R 䜏居 P

䜏居 I

䜏居 J 䜏居 K

+4600 plan 1/300

䜏居 U 䜏居 O 䜏居 L 駐車スペヌス

䜏居 M

倉庫

A-A section 1/300


䜏居 A

䜏居 S

䜏居 T

䜏居 D 䜏居 N

䜏居 O

䜏居 U

䜏居 Q

䜏居 R 䜏居 P

䜏居 V

+7800 plan 1/300

䜏居 V

䜏居 S

䜏居 B

䜏居 F

機械宀

倉庫

䜏居 K

B-B section 1/300







pencil drawing Oct.2009‐Nov.2009 1 回生埌期前半課題 SYNTAX 敷地‐ 甚途‐ 指導教官高束 䌞


SYNTAX Shin

Takamatsu

1990




E I

K A T A Y A M A

‐Profile‐ 1989

Born in Okayama , Japan

2008

Graduated from Okayama Asahi High School

2009‐2013

Kyoto University Undergraduate School of Architecture

2013‐

1st year in Master s Course at Kyoto University, Tsuneto Yamagishi Laboratory



T H A N K Y O U !!


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