国際連合 2017年8月1日‐7日
主催者
第8回 国際学生 リーダーシップ シンポジウム よりよい人生を築こう、 人々に希望を与えよう
国際連合 2017年8月1日‐7日
第8回 国際学生 リーダーシップ シンポジウム
世界70か国以上から900人名が参加 して行われる国連主催の「第8回国際学 生リーダーシップシンポジウム (USLS）」が タイ・バンコクで開催されます。今回のテ ーマは「より良い人生を築こう、人々に希 望を与えよう」 です。 社会の変革を目標に例年開催されるこ の リ ー ダ ー シ ップ シ ン ポ ジ ウ ム は Humanitarian Affairsアジア支部の協力 を得てHuman Affairs United Kingdom が開催するものです。第8回USLSは世界 の様々な地域で起こる人道問題に対する 次世代のリーダーたちの認識を新たにし 、すべての人々に対して彼らが思いやりを 深めていけるような特別プログラムが用 意されています。
私たちが暮すこの世界は貧困、戦争、不 平等、現代版奴隷法、人身売買、難民問題 、テロ、人種差別、不平等、気候変動、政治 腐敗など多くの問題を抱えており多くの人 々が絶望的な状況に生きることを余儀なく されています。毎日毎日、基本的な人権が 奪われ、家が壊され、家族が引き裂かれ、 教育が奪われ、そして罪のない人々の命 が失われています。 世界の状況はますます深刻化しています 。 しかし、あなた方はその世界をよい方向 へと変えることができます。第8回USLSはこ れからの世界を担う若きリーダーたちが 自分だけのことにとらわれずこれまでとは 異なる大きな視点で世界を見て社会を変 えていくために行動し、世界をよい方向へ と導けるよう育成します。
ユネスコからのメッセージ
チン・タン教授 教育担当事務局長補
国連の教育専門機関であるユネスコは若きリーダーとしての皆さんに注目しています。 ここ数年、世界中で若者た ちによる街頭デモが行われ、彼らの意見に耳が傾けられています。彼らの多くは家族の中で初めて大学に進学した り大学を卒業したりする機会を得た若者たちです。中には家族で初めて学校教育を受けた若者もいます。 皆さんの世代は地球史上最も教育を受けた世代です。皆さんはその知性と熱意、行動力で今よりももっと公平で 持続可能な世界の実現、つまりより良い人生を送るため、 またよりよい地域社会を作るために、すべての人々が教育 を受けることのできる世界の構築に貢献することができます。世界の未来は皆さんの肩にかかっています。 2030年には今日の若者たちがそれぞれの地域の政策決定を担うようになります。皆さんが望 むのはどんな世界ですか。現在の教育が直面している重要課題を政府に伝えること、 また働きが いのある人間らしい仕事につくために必要な知識・技能・競争力について政府に説明したり、地 域社会の発展に積極的に貢献したりできるのは皆さんをおいて他にはありません。皆さんのニー ズや期待に沿った教育を行うため教育者に助言を与えることができるのは皆さんだけです。 若きリーダーである皆さんが世界の教育の将来についての議論する意義はここにあります。 こ れらの問題に取り組み、現状を変えるために自分に何ができるのかを考えましょう。大学生である 皆さんは高い教育を受けられる恵まれた環境にあります。 ともにすべての人のための教育を実現しましょう。
Humanitarian Humanitarian Affairsの使命は、若者た ちを育成し、社会によい変化をもたらすため の情熱をもった若者たちを増やすことです。 この機関は、自分より恵まれない人たちの 環境改善に関心を持つ若者にモデルとなる 活動を示すというビジョンの下に設立され ました。若者たちの目的とアイデアを行動に 変換し、豊かな未来のリーダーを育成する ための様々な経験の場を提供することを目 指しています。
Humanitarian Affairsは、 より大きな社会の利益のために働くと いう若きリーダーの意欲と目的意識を高めるため、彼らに必要な スキルとツールを提供しています。 また、将来的に強い影響力もつ 変革者かつ意思決定者になるに相応しい意欲と能力と積極性を 持った若きリーダーたちによる国際的なネットワークを築くことを 計画しています。
私たちの機関は、国連グローバル・コンパ クト、World Association of Non-Governmental Organization、ボランティア推進活 動協議会、市民活動団体世界連合と提携し ています。
n Affairs
国連が主催するUSLS2017ではすべての国連加盟国か らこれからの世界を担っていく若きリーダーたちが集まり 、持続可能な開発という国連の目標を実現するために意 見交換をし、行動計画を作成します。 混乱に向って進んでいる現在の世界状況を変えるため に集まった900人の若きリーダーたちはUSLS2017で多様 性の美しさや相乗効果をもつポジティブなエネルギーに 触れることでしょう。
大学生リーダーシップシンポジウムへの参加は、これまで私の大学生 挑戦し燃え尽きた1週間でしたが、 この素晴らしいチャンスによって私 像すらしていなかった多くの可能
アリアン・コックス （Ariane Cox）, ニューキャッスル大学
USLSは思い同じくする若きリーダーたちが世界70カ国 以上から集まった他のリーダーたちと緊密な友好関係を 築くことができる素晴らしい場所です。世界中のさまざま な文化を垣間見ることができるだけでなく貴重なネットワ ークを構築できるまたとない機会を提供します。 人類に対するあなたの思いを国連でもっと強くしまし ょう。心地よい空間から抜け出し、 自分を超えたところにあ るもっと大きなものに心を向けてください。USLSは皆さん に改善と情熱、粘り強さ、忍耐、そして目的に満ちた人生 を送ること、 あなたの心の奥深くにある人類愛に再び向き 合うことを提案します。
生活のなかで最も重要なものだったといっても過言ではありません。 私は社会のため自分に何ができるのかということについて以前には想 能性を見つけることができました。
学、 オーストラリア （University of Newcastle, Australia）
限りない可能性が開かれ、 能力が伸びるところ あなたには世界を変える力がありますか。 国連が主催する第8回USLS、 で自分には限 りない可能性が秘められていることを発見 しましょう。 このシンポジウムは世界の大学 生たちが世界の人道的問題を改善するた めのピースを見つけるための場所です。
私はこの素晴らしいシンポジウムで多くのことを学び、人類を救うための旅を始める準備を整える ができました。 もちろんそれは簡単な道ではありません。 しかし、私はUSLSでのこの素晴らしい経験 を通じてより強く自分を信じることができるようになりました。人生を変えるこのイベントに参加した すべての人がその成果が必ず手にできることは間違いありません。 ウィリー・ブラウン、 ケンブリッジ大学（Willie Brown, University of Cambridge）
皆さんはUSLSで今まで想像もしていなか ったような新しい自分を発見します。 ここで の経験を通じて自分には世界を変える力が 十分にあるのだということに気づかされるで しょう。USLS2017で眠っている能力を最大 限に発揮し、あなたが「あなた」になれる方 法を見つけてこの世界をよい方向へと変え てください。
USLSでの学びの日々を通じて、誰かがほん 満たされた気分になること、 またすぐに壊れて ものだということを知識としてだ
バージニア・デ・リオン、 ロンドンキングカレッジ （
人生のパラダイムが シフトするところ
んの少し幸せになることで自分がこんなに れてしまう報酬を得るよりずっと満たされる だけではなく実感しました。
（Virginia De Leon, King College London）
人間として、私たちは自分自身を残りの人類とは別の個々 の存在として考える傾向があります。 旅行は私たちに無数の 人格、言語、文化があることを教えてくれるでしょう。 しかし、我 々が学ぶべき最も大切なことは、私たち全員を一つにしてく れる人類愛です。 自分の周りの世界についてもっと知り、私 たちの運命が一つであることに気が付けば、 この世界に変化 をもたらし人類のために持続可能な未来を築くことができる のは私たち自身をおいて他にはないということが分かるはず です。 また、 これからの世界を担う若いリーダーとして、皆さんに は困難な環境下におかれている人々の生活を変える力があ ります。母国の社会経済の発展に貢献することはもちろん、世 界の未来の基盤を築くために力を発揮することができます。 このシンポジウムこそが、人々の暮らしをよくしたいという国 連の目的であり人類愛であるのです。USLS2017 で得る豊か な経験、 また、 ここで得る学びとアイデアによってもたらされる 自分自身の変化に興奮させられるでしょう。 リーダーシップという言葉を聞くと 「自分はリーダーになれ るのだろうか」 と思う人もいるでしょう。その疑問に対する答 えは「もちろん、 リーダーには誰もがなれる」 です。 では「どうや ったらリーダーなれるのか」 ですが、 それはリーダーシップに は、ビジョンを現実のものに変換する能力が必要だというの がその答えです。」 そして、だからこそUSLSの意味するものは 「一人一人に刺激を与え、 コミュニティを変革する」なのです。
グループ討議 USLSでの経験を通じて自分の暮す社会を変えるための情熱がどんどん湧いてき ました。USLSと出会って以降、私はニューキャッスル大学法学部生協会の会長や オーストラリア法学部生協会のスポンサーシップオフィサーになりました。 ぜひこの 素晴らしいシンポジウムに参加してください。何もしなければ何も生まれません。 アンデリーナ・カルダミス （Andreena Kardamis） ニューキャッスル大学法学部生協会、会 （President, University of Newcastle Law Students' Association）
第8回USLSでは各国の代表者による2つのグループ討議を行います。その 1つは、問題の原因を探るためのブレーンストーミングです。 もう一つの討議 では国連が目標とする持続可能な開発に焦点をあてて討議します。 ： 目標1 貧困の撲滅 すべての地域のあらゆる貧困を撲滅する。 目標2 質の高い教育 包括的で公平な質の高い教育を確保し、すべての人が生涯学習 を受けられるよう活動する。 目標3 男女平等 男女平等を実現しすべての女性と女子の地位を向上する。 目標4 清潔な水と衛生環境 誰もが清潔な水と衛生的環境を手に入れることができ、持続可能 な管理が行えるようにする。 グループ討議は国連総会の手順に従い、国連が目標とする持続可能な開 発を支援するために出来得る解決策と行動計画について議論します。新しい 時代のリーダーたちが一つになって原因に向かうとき、そのときにこそ世界 が変わるのです。
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ークショップ討論 充実した生活を送るためには、私たちにとって大切な意味を持つことを しなければなりません。満足を得られるのは何か有意義で大切なことをし ているときです。 誰にでも何かしら一生懸命になれることがあります。 あな たが懸念している問題や興味のある問題は、他の人の抱えている問題と は違うかもしれません。いずれにせよ、大切なことは私たちの誰もが解決し たいと思う何かを抱えているということです。 あなたが不安に思っていること、一生懸命になれることは何ですか。最 近それらについて考えていますか。 あなたはそれらについて実際に何か 行動を起こしましたか。 残念なことに、私たちは時に自分たちの活動にか まけすぎるあまり本当に大切なことについて考えたり、何かをしたりする時 間がないと思うことがあります。毎日の生活に追われた結果、心の中の情 熱の火が消えそうになっている人もいます。 また、何かをしたいと思いつつ も、 どこから始めればいいのか、何をすればいいのかが分からない人もい ます。 USLS 2017でのワークショップは、私たちの代表者が「問題を引き起こ す原因」について討議するための場です。セッションを通じて最終的には「 問題を引き起こす原因」が具体的な行動計画としてまとめられるでしょう。 中には良いことを始めるための勇気を手に入れ、実際に小さな一歩を踏 み出す代表者もいることでしょう。
学びの旅 「もらうより与えるほうが良い」 という言葉は、分かち合いや思いやりがどれほど大切か 、 また自分自身にどれほど喜びをもたらすものかを表しています。大切なのは贈り物自体 ではなく、 その背後にある思いです。マザーテレサの言葉を借りれば、 どれほど与えたか が重要なのではない。励ましの言葉をかけたり、話を聞いてあげたりというごく簡単でな んでもない行為であったとしてもそれがたくさんの愛情に基づいて行われたのであれば 友人を必要としている人にとっては何よりも救いとなります。気に掛けていることを示すと いうごく簡単な行為が他の人の気持ちを明るくし彼らに希望を与えることができるので す。 このことを念頭において、Humanitarian AffairsはUSLS参加者の精神や心構えを育成 することに焦点を当てています。 若いリーダーたちに社会に対する責任感を抱かせると ともに、無私や献身の心を育てることを目標にしています。 この学びの旅で若きリーダー たちは恵まれない人たちに思いやりや無条件でのサービスを提供することを通じて社会 への還元が何を意味するのかを理解できるようになります。 USLSは社会の中で改善を必要としている人々の人生を変えるためのものです。 したが って、 シンポジウムの学習プログラムでは、参加者に社会の中で改善を必要としている人 々と交流できる機会を提供したいと考えています。 参加者は、貧困、年齢、社会的地位、 不公平などにより多くの人々が直面する過酷な現実にじかに触れる経験から多くの学び を得ることでしょう。 恵まれない人々とじかに触れ合うことを通じて参加者の人生観が広 がり、改善のための一歩を踏み出すことに挑戦する人が現れることを期待しています。 この体験型学習は忘れられない経験として過去のUSLS参加者たちの人生に大きな影 響を与えています。 そして、 これからも多くの人の人生に影響を与えるに違いありません。
知の巨人 皆さんは人道問題に関する活動を始めたいと思っているけ れども、 どこから始めたらいいかが分からないのではないでし ょうか。地域社会が必要な利益をもたらすためのプロジェクト 開発について真剣に検討しているならぜひ私たちの人道問題 専門家にあってその示唆と思いやりに富んだ話を聞いてくださ い。 皆さんは自信をもって夢に向かうのに必要な新しいスキルと 知識を身につけることができるでしょう。次世代のリーダーにな りたいと願うなら、 そして人類に対する思いやりと世界の苦しみ 、苦痛、苦難、貧困をなくすために何かをしたいという熱意を持 っているのなら、なら、あなたの夢を実現するために自信を深 めることに役立つ新しい知識を得るでしょう。 あなたが次世代 のリーダーの中にいたいなら、今こそ、私たちと自由に語り合お うではありませんか。
ゲストスピーカ 及びライフコー
USLSには世界的に有名なライフコーチと人々のやる気を掻き立てるモチベーショナル・スピ 。彼らはどんな大学生でも自分の望む人生を送るための知恵と力を秘めていると確信しています チベーショナル・スピーカーは人道的な活動実績において国際的に認められています。
逆境や絶望に直面しながらもそれを乗り越えた人々の感動的な物語から私たちは人間の精神 ものかを学ぶことができます。 これらの人道主義者たちは、私たちのシステムの問題によって権利 人々が存在していること、 そして彼らが私たちの助けや思いやりを受けるに値する人であること す。彼らの仕事と根気は多くの人にインスピレーションを与えています。
彼らのような縁の下の力持ちと直接会い、彼らが今日の世界についてや皆さんが皆さんの望 に何ができるかについて話すことを自分の耳で聞いてみてください
カー ーチ
ピーカーがいます す。 私たちのモ
神がいかに強い 利が迫害された とを教えてくれま
望む未来のため
ルトフィ・ファディル・ ロクマン博士 HOSPITAL BEYOND BOUNDARIESの創立者 国際連合ヤングリーダー ‒ マレーシア
___ルトフィ・ファディル・ロクマン博士は、28歳の医 師で、Malaysia Institute of Health Systems Research (IHSR)にて医療経済学を研究している。 ___2012年にHospitals Beyond Boundaries (HBB) を 創設し、現在同社でCEOとして職務を遂行している。 HBBは非営利団体であり、東南アジアにおける貧しい コミュニティにクリニックや病院を建てる活動を行っ ている。HBBはプノンペンに最初のクリニックを設立 し、チャム族というカンボジアで疎外されている少数 民族の3000世帯以上が利用できるヘルスケアを提供 している。 ___これらの医療機関は、医師、看護師、医療従事者と 一緒に働くコミュニティヘルスワーカーとしてトレー ニングを受け雇用された地元の若者達によって、社会 的企業として運営されている。HBBは設立以来、3000 人を超える若者にトレーニングを提供してきた。
___ルトフィ博士の功績は、最近国連にも認められ 、186カ国から集められた1万8千人の中から選ば れた17人の1人に選出され、Sustainable Development Goals (SDGs)の支持者グループに含まれて いる。 ___以前にスイスの世界保健機関(WHO)のインタ ーンをしていたルトフィ博士が最も関心を寄せる のは、個々の患者への薬の処方と持続可能なヘル スシステムを貧しいコミュニティに提供することの 間にある医療経済学の分野である。
ライアン・ ヘリルジャック ライアンの井戸基金 創立者 カナダ
___6歳の時、 ライアン・ヘリルジャックは、安全な 水を飲むことができない人々の悲惨な現状を知 り、小学１年生でありながら行動を起こそうと思 った。彼らを援助することを決意し、 アフガニスタ ンのウガンダに井戸を建設するために必要な資 金を調達するためにコミュニティを結集すること に成功した。その一つの井戸は彼の人生を変え、 アフリカの多くの人々の人生を変えた。 ___ライアン・ヘリルジャックは、わずか25歳にし て、多忙を極める 外交官 である。彼はチャールズ 皇太子と花輪を掲げ、バッキンガム宮殿でエドワ ード王子と会食し、エリザベス女王と教会で礼拝 し、オペラ・ウィンフリー・ショーに何度も登場し、 ジェーン・グドール博士と協業、教皇ヨハネ・パウ ロ2世から聖体拝領を受けた。彼が設立したライ アンの井戸基金は何百万ドルもの資金を集め、 世界16か国もの発展途上国の85万人以上の人々 にきれいな水を届けた。
___ライアンは、オンタリオ勲章、カナダ功労賞、20 歳以下のトップ20青少年賞、世界子供起業家賞など 数々の賞を受賞した。ライアンの功績は、数十もの 教科書、タイム、 クリスチャンサイエンスモニター、 ピープル、 リーダーズダイジェストなどの数百もの 書籍や雑誌に掲載された。 ___彼は、ユニセフからグローバルユースリーダー、 CNNからCNNヒーローとして認められた。 ライアン の井戸基金の活動は、無関心を拒否し、誰でも、小 学1年生の子供でさえも、違いを生みだせるという ことに気づいた世界中の無数の若者老人のストー リーとなっている。 ___ライアンの井戸基金はカナダの慈善団体で、発 展途上国の中でも最も貧しい地域で、水の危機に 対する効果的で持続可能な解決策を提供している。 現地のパートナーと協力して、 これらの地域に、清潔 な水、公衆衛生、衛生教育を届けている。 ___ライアンは、 「私達は情熱を共有してもらうよう 人々を動かし、世界に変化をもたらすために貢献し ていく」 と述べている。
フランシス・ コン インスピレーショナルスピーカー、作家 フィリピン共和国
___フランシス・J・コンは、 フィリピンで非常に高く評 価されている演説家で、2014年のThe Outstanding Filipino Awardsを受賞した一人である。実業家でも あり、 コラムニスト、 ブロードキャスター、作家、インス ピレーショナルスピーカーとしても活躍している。 ___起業家としての活動は、製造業や小売業の分野 に精通し、有名な衣料ブランドを立ち上げ、17年間に わたり成功を収めている。 イタリアンファッションの 小売業にも進出し、何年もマーケティングとオペレー ションを担当した。 また、Funworks Inc.と Success Options Inc.という会社を設立、設立当初は出版会社 だったが、現在ではビジネス、仕事、人生における教 育開発のコンサルティングサービスなどを提供して いる。Inspireというリーダーシップのコンサルティン グ会社の共同創立者でもある。 ___フランシスは、ビジネスコンサルタントとして同 国のいくつかの一流企業のアドバイザーも務め、パ ーソナルコーチとして同国で何人ものビジネスリー ダーを輩 出し、また 、ブロードキャスターとして、 DZFE-FM 98.7でBusiness Mattersというラジオ番組 も運営している。
___演説家およびトレーナーとしての活動は幅広く 、フィリピンおよび海外で年間平均300回ものセミ ナーで講演をしている。作家としては18点の書籍を 執筆している。 ___さらに、John Maxwell博士のセミナーシリーズ のプレゼンテーションでAnvil Award for Excellence、国際団体IABC（International Association Business Communicators） より与えられる最優秀 パブリックスピーチ部門のGold Quill Awardを受 賞している。 ___また、オックスフォード大学の「謝罪と哲学」課 程、およびハーバード大学の継続教育プログラム の「Managing Yourself and Leading Others」セミ ナーを修了している。
シメジート・ シン 国際的なモチベーションスピーカー＆パフォー マンスコーチ
___シメジート・シンは非常に人気の高い国際的な モチベーショナルスピーカーで、何かと騒がしい世の 中において、内なる自己に調和し尊重することを、若 者や学生達に説いている。彼は、10年以上に渡り世 界200以上の団体とパートナーシップを組み、彼らが 次のレベルで成功するためのサポートをしている。 ___彼は、若者が、自分にとっての成功とは何かを定 義し、内なる自己を尊重できるように導くことを使命 としている。彼の講演や対話型のセッションは、10年 以上に渡り世界中の企業、教育機関、非営利団体と 連携する中で培われたものであり、人生における目 的に新たな発想を与えてくれる。
___シメジートの経歴は、彼のアプローチと同じよ うに独特である。彼はそれが、若者たちに最も話す ことになる自由奔放な知恵であると信じている。彼 は自分の夢を追求するために、ホスピタリティー業 界で成功したキャリアを捨てることを選んだ。自分 の経験から学んだことを分かち合う中で、学生や 若者に夢を追求するために自らの力を活用するよ う促している。 ___すべての人々にとって、あらゆる場所において、 私達の内面にはまだ自分でも気づいていない部 分があるということが、彼の信念の核になっている 。シメジートは、聴衆がまず自分の強みが何である かを特定し、モチベーションを高め、成功するため にこれらの強みを活用していけるよう助力すること を目的としている。
グレイス・ リー WE CARE ACT のCEO および創立者 アメリカ合衆国
___当時12歳の小学生だったグレイスは、2008年5 月の四川大地震の壊滅的な惨状がテレビで放映さ れたのを観て、被災者の為に何かをしてあげたいと 決意。ニュースレターを印刷し、戸別に配達して、被 災者のために寄付金を集め始めた。 グレイスはまた 、地元の赤十字社より許可を得て、同社の運営する学 校3校に寄付金を集める為の募金箱を設置した。寄 付金をより多く集めることに専念するため、コミュニ ティーセンターに駐留し、2、3ヶ月で6,000米ドルもの 寄付金を集めることに成功した。 ___2008年の夏の終わりに家族と四川を訪れた際に 、同年代の被災者達に会った。 この経験が彼女に深く 影響を与え、被災者により多くのサポートを提供すべ きだと考えるようになった。 このように、 グレイスは 地震被災者にサポートを提供するべく、帰国後すぐ にWe Care Actを設立した。
___グレイスは、数年にわたり24万米ドル以上の寄 付金を集め、自然災害を受けた17地域で4万人以 上の被災者をサポートした。 これらの功績により、 アメリカユースサービスより世界で最も影響力の ある若者トップ25に選ばれ、米大統領ボランティア 賞を受賞した。また、Global Citizen Diplomacyの 米国サミットおよびYouth Service Institute の年次 総会にて演説を行い、ホワイトハウスのウェブサイ トのゲストブロガーでもあった。 ___現在、 グレイスはデューク大学の4回生で生物 学を専攻している。その後、2年間ニューヨークの Teach for Americaにて教 をとり、医大に進む予 定である。彼女の情熱は教育、災害支援、ポジティ ブな変化をもたらす為の若者への喚起など、多岐 にわたる。
レイチェル・ スメーク SWIPE OUT HUNGERの創立者 アメリカ合衆国
___カリフォルニア大学ロサンゼルス校の元学生で あったレイチェル・スメークは18歳で、多くのホーム レスが路上で生活していることに気づいた。 彼らの 飢えと窮状に懸念を抱いて、 レイチェルは2人の大学 の友人と共にブレーンストーミングを行い、近隣のホ ームレスが抱える問題を緩和するためのアイデアを 考えた。 ___その一つとして、学生達に、使わなければ無駄に なる未使用の食事プランを、各学期の終わりにホー ムレスに寄付するように呼びかけた。 レイチェルと友 人達は、それらを集め、ホームレスのシェルターや路 上生活をしているホームレスに寄付した。日常的に 恵まれない人々のために食料を提供するために、学 食、学内のファストフード店、地域ビジネスから出る 廃棄食品をターゲットにしたその他の多くの取り組 みが始った。
___こうして、 スワイプ・アウト・ハンガーは、ボランティ アプロジェクトとして、カリフォルニア大学ロサンジェ ルス校に設立され、ホームレスを養うためだけでなく 、大学の学生に、ロサンゼルスのホームレス問題、飢 餓問題、そして彼らにできることを考え、行動を促すこ とを目指している。 ___スワイプ・アウト・ハンガーは、大学のボランティア プロジェクトとして始まり、ホームレスに120万食を提 供してきた。その創立者のレイチェルは、ホワイトハウ スからチャンピオン・オブ・チェンジと称された。 レイ チェルが25歳になる前にニューヨークタイムズ、フォ ーブスやその他のメディアにも取り上げられた。 ___レイチェルは、 スワイプ・アウト・ハンガーにフルタ イムで参加する前に、世界を変え、シカゴのケースマ ネージャーとして貧困層に奉仕するというミレニアム 世代の夢を追った。彼女はUCLAを卒業し、 ミレニアム 世代のチェンジ・メーカーとなっている。
登録料 USLシンポジウムの応募者には当機関の審査を受けていただきます。 その後、審査に合格した方 には登録料をお支払いただきます。登録料の支払いをもって参加条件を満たしたものとされます。 審査に合格した方とオブザーバー部門が登録プログラムの中から本人のニーズに最も適したプ ログラムを選択します。 全日程参加
全日程参加
会議及びネットワー キングのみの参加
（個人でのお申し込み）
(5人以上でのお申し込み) ※一人当たりの金額
早期登録
950.00 米ドル
890.00米ドル
650.00米ドル
一般登録
990.00米ドル
950.00米ドル
700.00米ドル
6泊7日
2016年11月1日∼2017年3月31日 2017年4月1日∼2017年7月22日 ツインルームでのご宿泊
ラーニング・ ジャーニーへの参加
朝食6回分、昼食5回分 コーヒーブレーク付 記念Ｔシャツ ゲスト講義 及び全体セッション ネットワーキング セッション
公式プログラムに おける移動交通費 終了証明書
(朝食以外の食事付き)
誰が 参加 すべき ですか？
Humanitarian Affairsは次の第8回USLシンポジウム参加条件を満 たす18歳から30歳までの意欲あるすべての若いリーダーをシンポジウ ムに招待します。 • 強いリーダーシップ力と向上心のある若いリーダーであること • 自分とは異なる考え方、異なる背景や興味・希望を持つ人々に心を 開き、尊重できる若きリーダーであること • 他人に対する思いやりを持ちより、良い社会の実現に関心を持つ若 きリーダーであること 第8回大学生リーダーシップシンポジウム2017の代表としての資格 を満 た す 方 は 応 募 用 紙 を お 送りくだ さ い 。送り先 は こちら： UN@humanitarianaffairs.org
トーマス・デ・メイオ（Thomas De
フロリダアトランティック大学（Florida Atlantic U 空港ターミナルで米国に帰る飛行機を待つ間、私はホッとした気持ちでした。 ラウンジで 飛行機を待ちながら、私の人生を変えたこの素晴らしい1週間の旅を思い出さずにはいら れませんでした。ハノイでのUSLSに参加するため米国を発つときにはそこに何が待ってい るのか全く分かっていませんでした。私はこれまでにいくつもの会議に参加したことがあり ます。 これがそれらとどう違うというのでしょう。 ベトナムについてすぐにカルチャーショックを受けました。途上国での生活について写真 やドキュメンタリーで見ることができるのはほんのうわべだけです。ホテルで私は初めての 外国人の友達、中国人のメンファンに会いました。 日一日と時間が経つうちに、私の人生が 変わったのは私がベトナムに来たからではなく、知性と情熱に満ちた若者との話し合う有 意義な機会を得たからだということが分かりました。 シンポジウムに参加したからこそ得ら れた特権です。 オーストラリア人とお酒を飲み、 アフガニスタン人と踊り、 アフリカ大陸から来た人々と笑 い、 カナダ人とカヤックをし、中国人と食事をし、 メキシコ人やその他の国々の人と仲良くな りました。 しかし、何より重要なのは、私がここで出会った外国人の新しい友達に心をゆるし 、 そしてその見返りとして世界中に愛すべき家族ができたことです。 ここで得た経験は私の 期待をはるかに上回るものでした。 そしてそれによって私は本当に変わることができました 。 これはすべての代表者が私に同意したことですが、 それぞれの国の人の特徴についての 先入観を持っていましたが、実際には私たちにどれだけの共通点があるかという点でみる と、 そのような先入観は全く関係がありませんでした。 アメリカだけでなく、世界中のメディ アは信じられないほど偏見に満ちていて、世界中の誰もが持っている愛情にフォーカスす るのではなく社会の悪いところばかりを取り上げては互いの敵対心を っているのだとい うのが私たちのたどりついた共通の意見です。 憎しみに負けないでください。憎むことは簡単です。 しかしむしろ愛することに力を注いで ください。 そうしさえすれば明日は今日よりいい世界になります。本当です。私たちが力を併 せれば「一人一人に刺激を与え、 コミュニティを変革する」 ことができるのです。」
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人々と困窮している地 域 社 会を結びつける
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