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教師とのコミュニケーション方法 その他学校スタッフとも !
LORNA GILMOUR Equity and Family Partnerships Specialist ISD
Issaquah 、 Newcastle 、 Sammamish 市では、約 26% の住民は米国生まれではありません。 Bellevue 市 の場合、その数はさらに多く 36% になります。そ の結果、米国で学校に通った経験の無い大人が親 になり、自分達の子供が米国の公立学校に通うよ うになった時、出身国の学校システムとの違いか ら多くの疑問や課題を抱えることになります。
この学校区は多様性に溢れています。 Issaquah 学 校区では、生徒の学業面や社会面での健やかな成 長を確実に支えていくと共に、ご家族が安心して 学校区のスタッフにサポートを求めることができ る環境を作らなければならないと認識していま す。あらゆる障壁を減らし、子供たちと彼らを支 援する保護者も一緒に充実した学校生活を送る事 が出来るように当学校区では様々なサポートを行 っています。
新しく Issaquah 学校区に来たご家族には、学校の システムをよりよく理解していただくために学校 区による説明会に参加していただくことをお勧め しています (13 ページ参照 ) 。多くの保護者は子 供たちが 6 年生又は 12 年生に進級する時、生徒が 自ら選べるコースの多さに驚きます。他の多くの 国では、学生にそのような選択肢が無いからで す。コースの選択、課外活動の機会、欠席や出席 など、複雑な学校のシステムを理解して利用して いくのは難しいと感じるかもしれません。学校区 が主催する各学年向け説明会にぜひご参加くださ い。 Family Partnership プログラムは様々な説明 会やワークショップを通して保護者の方に学校区 のシステムを理解して頂き、学校区職員が保護者 からの質問に直接答える機会を設けています。
月に一度の保護者向けワークショップの開催に加 え、学校区では各学校に Family Partnership リエ ゾンの職員を配属しています。リエゾンは、学校 関係の各種事務手続きのお手伝いをはじめ、学校 システム全般に関する保護者からの質問に答えた り、適切なスタッフとの橋渡しや子供たちへのよ り良いサポートの為に Clever や Canvas など学校区 が使用する多くの学習管理システムの使い方を学 んでいます。
保護者の方には、子どもたちにとって重要な 情報に希望言語でアクセスする権利がありま す。 Issaquah 学校区のウェブサイトと各学校のウ ェブサイトには Google の翻訳機能が搭載されてい ます。また、学校区や小学校では E-news などのお 知らせは、翻訳機能を使って簡単に翻訳できるフ ォーマットで配信しています。
英語以外の言語でお知らせの配信を希望す る保護者は、 8 月に提出する「 Enrollment Verification 」フォームにその旨をご記入くださ い。教師や学校のスタッフは、通訳を利用して保 護者の希望する言語でコミュニケーションをとる ことができます。学校区では電話、 Zoom コール、 または対面でのミーティングに無料で通訳を用意 することができます。このサービスを提供するた めには、あなたが英語以外の言語を希望している ことをスタッフが知っていることが重要です。
保護者の権利 ワシントン州教育局 (OSPI:Office of Superintendent of Public Instruction) より
保護者であるあなたはお子さんの教育において重 要な部分を担っています。学校はお子さんの教育 について、あなたの希望する言語であなたとコミ ュニケーションをとります。これには、翻訳され た文書や、会議や面談における言語通訳が含まれ ます。あなたが英語を多少話せる場合でもお子さ んが英語で話したり読んだりできる場合でも、あ なたにはこれらのサービスを受ける権利がありま す。学校はあなたの子供のための重要な情報につ いてあなたの希望言語で伝えます。
先生や学校関係者との面談や会話について 先生や学校職員と話をするとき、あなたが通訳を 希望すれば学校側は通訳を提供します。これには 保護者面談、特別支援教育に関する会議、その他 お子さんの教育に関する会話が含まれます。
学校では、英語とあなたの希望言語に精通した有 能な通訳者のみを使用します。学校は面談や会議 中に使用される用語や概念を通訳が理解している ことを確認します。学校では学生や子供を通訳と して使用しません。
通訳者は中立的な立場で会話中のすべての発言を 伝えるよう努めます。誰かが言ったことを省略し たり、付け加えたりはしません。学校側は通訳者 が自分の役割と情報の機密保持の必要性を理解し ていることを確認します。通訳は直接会って行う 場合と電話で行う場合があり、学校区の職員また は外部の契約者の場合があります。
学校での面談や会議、お子さんの教育に関するこ とについては学校が通訳利用の提案をすることも あります。通訳が必要な場合は、学校にお申し出 ください。