wachi manami 2012-2018

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2012~2018 MANAMI WACHI



目次 Ⅰ 卒業制作 2017.07~12.21 東京藝術大学 学部 4 年 卒業制作 Ⅱ 居場所課題 2013.11 武蔵野美術大学 建築学科 1 年設計計画Ⅰ Ⅲ 椅子課題 2014.06 東京藝術大学 学部1年前期課題 Ⅳ 小学校 2016.04 東京藝術大学 学部3年前期課題 Ⅴ 地域施設 2016.05 東京藝術大学 学部3年前期課題 Ⅵ ワークショップ 2016.09 Ⅶ 地区設計 2016.10 東京藝術大学 学部3年後期課題 Ⅷ サークル活動 2014~2016 東京藝術大学 ミュージカルエクスプレス Ⅸ 過去デッサン 2012~2013 河合塾美術研究所 新宿校


Ⅰ 卒業設計 2017 年 東京藝術大学 学部 4 年後期課題 ヨコミゾマコト、市川絋司、小林良平


Stapling two wards <コンセプト> 区界にある空間を考える。 かつて、1つの区だった板橋区と練馬区。練馬の区史にも独立という 言葉が記されるほどの練馬区側の強い独立心から、板橋区から独立 したという軋轢がある。 敷地は 1973 年に両区に米軍から返還された土地である。返還後区 界をまたいで地区開発されたことから、 ・区の境目が限りなく見えない地区であるにもかかわらず ・手付かずのまま残っている区界上の道が通っており、 ・行政の区分がそのまま反映されたことで2つの小学校が背中合わせ に隣接している。 この3つの特徴を持つこの団地で、2つの小学校を“共同し、競争す る”学校に建て替えます。それをきっかけに2つの区が点と点をつな ぐように中立地帯を設け、空間が融合され一体として活動する場所が できる一方で、両区の差異が明確になり、一緒に居ながらも違いを感 じ併存するような、線としてではなく空間になる新しい区界のあり方を 提案する。


コンセプトドローイング:東西に伸びる真ん中の道が板橋区 (上)と練馬区 (下)を隔てている。 この道に隣接した2つの小学校を繋ぐことによって周りの公共空間(黄色)や住民たちを巻き 込んで2つの区が繋がっていく。


3つの高さをもつ赤いレールが練馬区(緑)と板橋区(青)をつなぎ、レールの下では両区 民が集う空間が生まれる。


History

1943

1932

光が丘地区に成増飛行場が建設される。

東京市、区制導入。 練馬と板橋はひとつの区に。

1947.03

19

23 番

連合国軍が飛行場を接収。 米軍の家族宿舎 (Grant Heights) となる 。

敷地 赤塚新町小 赤塚新町小 小

板橋区/練馬区の区界を持つ光が丘地区の東に位置する ゆりの木団地 他の住宅街とは異なるスケールを持つ、1つの地区として 成立している場所である。

光 光が丘第八 が丘第八小 小 光が丘第八小


947.08

番目の区として、板橋区から練馬区が独立。

1973

Present

ひとつの団地が区界をまたいで

Grant Heights が 米軍から返還される。

存在している。

以降住宅公団が地区を開発。

スーパーよしや光が丘店

2005~

光が丘パークタウンゆりの木通り北

光が丘パークタウン33番街

1983~

板橋区立赤塚新町小

2004~

板橋区立ゆりの木保育園

1983~

1983~

光が丘公園

介護老人保健施設赤塚園

2005~

練馬区立光が丘保育園

1981~

練馬区立光が丘第八小学校 光が丘パークタウンゆりの木南 1983~

1989~ 1989~

1973~

むつみ台団地

1973~

練馬区立光が丘第2保育園 1983~

Scale = 1:1000

Site

Scale = 1:10000


計画 2つの小学校を建て替えるにあたりそれぞれの区立であ ることを維持し2棟を2棟のまま、2つの小学校と地域 住民が共同で使用できる図書室・音楽室・理科室・家庭 科室・図工室・ランチルームを設置し、相互利用でき一体 となる小学校を設計する。児童数は緩やかに減少する傾 向にありますが、このような施設を建てることで、現在の 小学校の規模は維持されると想定する。

時間ごとの赤いレールが繋ぐもの


東京都美術館にて展示

模型写真


更衣室

プール 更衣室

体育館

給食室

ランチルーム

準備室

音楽室

準備室

家庭科室

図工室

図書室

準備室

理科室

準備室

設計

Ground level Plan/1 階 平面図

1階に小学校と地域を繋げる特別教室、3階にクラス ルームがあり、真ん中の2階には職員室と下駄箱、2つ の小学校をつなぐ渡り廊下がある。 2つの小学校を繋げるきっかけとして、赤いレールを設計 する。このレールは3つの高さを設定しており、小レール (h=750mm) は手すりになり、空間を分断するものとして ある。中レール (h=2750mm) は屋根がかかり、行き先 を示唆する。大レール (h=4750mm) には街灯がつき、 空間を大きく内包する。これらのレールが小学校をつな ぎ、プログラムを区界の道に派生させながらこの地区に ある保育園や商店街、最終的には道の終わりの老人施 設まで、将来的に紡がれて行くことを想像する。 2つの小学校の建て替えを皮切りに、 この地区は“共同し、 競争する”地区になり、区界は線から空間へと変わるだ ろう。 2つの小学校から繋がり、幽霊化していた区界の道が、 小学生、大人、保育園児から老人まで多世代が集い、 それぞれの区のアイデンティティーが交じり合いながら併 存するような空間としての道になる。

風景パース


更衣室

プール 更衣室

体育館

CR

OS

6年

6年

校長室

CR

CR 6年 給食室6年 職員室

職員室

4年

職員室

CR

4年

CR 2年 準備室 保健室

準備室

4年

OS

2年 2年

職員室

1年

3年

5年

5年

CR

3年

2年

下駄箱 2年 家庭科室 下駄箱

音楽室 下駄箱

下駄箱

CR

OS

CR

1年

3年

5年

CR

5年

OS

4年

4年

5年

下駄箱 ランチルーム6年 下駄箱

職員室 OS

CR

職員室 OS

CR

3年

3年

1年

1年

CR

1年

1年

1年

1年 OS 職員室

CR

1年

3年

CR

3年

3年 OS 職員室

CR

2年

下駄箱 図工室 1年 下駄箱

3年

2年

OS

CR

CR

5年

4年

CR

4年

5年

職員室

6年

図書室下駄箱

4年

2年 保健室 準備室 CR

5年

OS

CR

下駄箱 理科室

下駄箱

2年

職員室

2年

3年

4年

4年

CR

職員室 準備室 CR

6年

CR

5年

下駄箱

6年

職員室

OS

5年

校長室 6年

6年

OS

CR

Third foor plan/3 階 平面図

更衣室

プール 更衣室

体育館

6年

4年

給食室 職員室

校長室

職員室

3年

5年

下駄箱 ランチルーム6年 下駄箱

5年

職員室

4年

音楽室 下駄箱

下駄箱

3年

職員室

準備室

2年

準備室 保健室

職員室

1年

下駄箱 2年 家庭科室 下駄箱

1年

職員室

1年

3年

職員室

4年

下駄箱 図工室 1年 下駄箱

3年

図書室下駄箱

下駄箱

2年

職員室

5年

職員室

2年

4年

保健室 準備室

職員室

職員室

6年

下駄箱 理科室

6年

職員室 準備室

5年

下駄箱

校長室

Second foor plan/2 階 平面図


Ⅱ 設計計画Ⅰ 2013 年 武蔵野美術大学 建築学科 学部 1 年後期課題 菊地宏、片瀬一郎、小倉康正、増田信吾


キャンパス内につくる居場所 □敷地:武蔵野美術大学キャンパス内 □材料:板段ボールまたは木角材 □共同制作:永井愛子、鳴瀨小和、平川凌成、藤本凛


寄り道 目的 校舎と校舎の間にあるひっそりとある、秋は紅葉が美しいこの場所に、 人びとが木や空や落ち葉と対話しながら安らげる居場所を作った。 手法 線材と面材から面材(板段ボール)を選択し、面材の抵抗感を残しな がら段ボールの構造を生かし曲面を構成した。 敷地に対して 敷地の木、石畳、ベンチなどの空間の要素から、元の空間のポテンシャ ルを引き出すような配置にする。 高さを変えることで、目線が遮られた空間や空、または地に積もる落 ち葉に自然と目が向き、新しい発見を生む。また、跨いだり潜ったり することで、子供の頃に作った秘密基地的な空間を想起させる。 結果 普段はただの通り道でしかない場所に、この居場所ができることで、 この場所の新たな良いところを発見し、人々が立ち止まり小さな会話 が生まれる空間を創造した。


スタディ模型最終案


寄り道 この場所のポテンシャルを 引き出すような設計を目指 した。人々は引き寄せられ るようにこの場所に寄り、 歩いた り 座 っ た り しなが ら、草木や他者と対話する ことができる。



Ⅲ 家具課題 2014 年 学部 1 年後期課題 福井裕司、中山英之、宮崎晃吉、岩瀬諒子


ARCANA CHAIR 1 枚のタモ材から 1 つの椅子を製作する。テーマはタロットカードの「アル カナ」 。アルカナとは、ラテン語 arcanum の複数形であり、 「机の引き出し」 の意味から、引き出しに「隠されたもの」、さらに転じて「秘密」や「神秘」 などの意味となった。 タロットカードは、大アルカナ 22 枚と小アルカナ 56 枚で構成されている。 今回は特に、寓意画が描かれた 22 枚の大アルカナカードに注目し、その中 から 1 枚任意に選び、それをデザインモチーフとし、各自の椅子をデザイ ンした。さらに椅子に合わせてカードを自分の解釈より再構成し、現代版ア ルカナカードを作成。最終的に、16 名の学生がデザインした椅子 16 脚と オリジナルタロットカード 16 枚を製作する。


19. the sun.くるくる、ぱたぱた 太陽の国から来た少女は、ひまわりの種を差し出し、こう言いました。 「小さな種がやがて芽を出し大輪のひまわりとなり、常に太陽を目指 すように、あなたも楽しく情熱的に未来へ向かってください。この木 の帯は太陽へと続く道です。木の帯が道、壁、あるいは休む椅子に なるかは、あなた次第です。」あなたが遊び心をもって”くるくる、ぱ たぱた”することで、あなたの、またはあなたと誰かのための椅子と もなり得るでしょう。 目的 the sun のカードの持つ意味や、メッセージを椅子という人のスケー ルに近い家具によって表現する。 手法 1枚のタモ材から16枚の板を切り出し、その小さな板をまとめ合わせ るようにして小口に座る。板同士を繋げ合わせる手法は*板返しやペ タクタと呼ばれている玩具の仕組みを採用した。 *板返し / ペタクタ / 隠れ屏風:江戸時代から見られる古い玩具で、 板面に歌舞伎役者の家紋等が描かれていたため「団十郎のからくり 屏風」と呼ばれていた。一端を手に持ち、下げると板の表面が現れ、 手を返すと板が転じて、今度は逆に板の裏面が上から順々に出てくる 不思議な玩具。


DROW


制作から展示まで 建築科16人が制作した16 脚の椅子は HAGISO にて 展示を行なった。約2週間 の展示期間のあいだ、たく さん の人に 実 際 に 椅 子 に 座ってもらうことができた。



Ⅳ 教育施設 2016 年 学部 3 年前期課題 小野田泰明、ヨコミゾマコト、小林良平


理想の小学校 建築には社会的役割がある。特に教育施設においてそれは明確であ る。教育施設には、幼児から児童・生徒・を対象としたものから、 社会人を対象としたものや特定分野の技能向上や研究の深化を目的 としたものまで幅広くあるが、それぞれに社会が期待する役割を 担っている。本課題では、教育施設のうち小学校の設計を行う。 憲法第三条には、教育を受ける権利と教育を受けさせる義務がうた われ、学校教育法第三条の規定により小学校設置基準が定められ、 校舎に備えるべき施設や校舎や校庭の面積まで規定されている。ま た、教育基本法に基づく学校教育法により、6・3・3・4制の学 校体系や教育理念が定められている。それらに従い、教育の民主化 を目指し全国どこでも偏ることない同質の教育の実施の場として学 校建築は整備されてきた。それは、一定の成果を上げたと言えよう。 しかし、昨今の教育現場の状況における様々なできごとを知ると、 その画一的な教育環境が及ぼす弊害も無視することはできない。本 課題では、理想の小学校を構想し、表現することを課す。 The first school probably began with a man under a tree,and around him the listeners to the words of his mind. (Louis I.Kahn) 豊かな創造性と、確かなディメンションを持った理想の小学校を構 想する。 □敷地:東京都文京区、現文京区立汐見小学校 □参考:立川市立第一小学校 (設計:シーラカンスアンドアソシエイツ) 宮代町立笠原小学校(設計:象設計集団)


繋がる小学校 目的 ・地域住民と小学生の交流を増やし、地域の中で人が集う場所にする ・クラス、学年の壁を取り払う ・文京区の住宅密集地の中にある狭い敷地の中で、縦方向に空間を豊 かに利用する 手法 ・学年やクラスそれぞれの単位を壁で仕切らず、レベル差によって仕切 ることによって、地域、他学年、他クラスとの心理的距離を近付ける 敷地について ・密集した住宅地であることから、地域の人も集うことのできるような場 所にする ・1階にある特別教室は1つ1つ独立した出入り口をもち、授業がない 時間はそれぞれの特別教室の設備を活かした施設として利用できる


システム図


テラス

下駄箱

CR

CR

OS

CR

CR

CR

CR

OS

CR

CR

理科室 職員室

職員室

生活科室

テラス

下駄箱

図書室 職員室

テラス

下駄箱

OS

CR

CR

CR

CR

OS

CR

CR

家庭科室

下駄箱

テラス

職員室

下駄箱

音楽室

テラス 職員室

体育館

OS

CR

CR

CR

CR

OS

更衣室

CR

職員室

図工室 下駄箱

テラス

搬入口

プール

校長室

給食室

機能配置図


EV

体育館

音楽室

GL+0m

理科室

生活科室

図工室

家庭科室

Ground foor plan (scale:1/500) /地上階 平面図

図書室


給食室 EV

保健室

校長室

2年

4年

下駄箱

テラス

1年

5年

3年

6年

職員室 +3250

Second foor plan /2階 平面図


搬入口 給食室 +7100

プール

更衣室

+7100

+7100

EV

2年

保健室 CR

校長室 多目的ルーム +6500

+7700

2年

2年

OS

CR

+7100

+7100

2年 4年

2年

CR

CR

+6500

+7700

4年

4年

OS

CR

+7100

+7100

4年 6年

4年

CR

CR

+7700

+6500

1年

テラス CR

特別支援教室 下駄箱

+7100

+6500

1年

+7700

OS

+7100

+6500

1年 職員室 CR

5年

5年

CR

5年

+7700

1年

1年

+7100

+7700

CR

5年

CR

+7100

3年

CR

+6500

Third foor plan /3階 平面図

音楽室 テラス

下駄箱 職員室

図工室 図書室

給食室 家庭科室 生活科室 理科室保健室 体育館

校長室

6年

+7100

+7100

6年

CR

3年

5年 OS

3年

CR

CR

OS

+7100

6年 3年

OS

+7100

3年

CR

+7700

6年

CR

+7100

+3250


1年

職員室 CR

1年

OS

1年

CR

理科室 2年

CR


3年

CR

3年

OS

3年

CR

4年

CR

elevation (scale:1/250) /立面図

section (scale:1/250) /断面図


Ⅴ 地域施設 2016 年 学部 3 年前期課題 西澤徹夫、藤村龍至、市川竜吾


タウンセンターの50年を構想する 2つの極端なエリアを取り上げ、提案対象として松戸市の実際の私 有地から考える。50年という建築のライフスタイルを考えたとき に、現代の公共施設はどのようにあるべきか、長期的なニーズの変 化と短期的なニーズの療法を考慮し、新しい施設像を構想する。 □敷地:東松戸地区・小金原地区 東松戸:敷地面積:2876㎡ 参考プログラム:図書館分館:1000㎡ 松戸市役所支所:540㎡ コミュニティスペース:200㎡ 子育て支援機能:150㎡ 小金原:敷地面積:1780㎡ 現状プログラム:ホール:226㎡ 会議室:51㎡ 和室:51㎡ 茶室:30㎡ 料理教室:82㎡ 図書館分館:188㎡ 小金原支所:163㎡ 市民健康相談室:ー コミュニティ会議室:ー (以上松戸市市民センター) □計画規模:東松戸:1000〜1500㎡ 小金原:2000〜5600㎡ ※既存の松戸市市民センターは、リノベー ションを行っても、解体して新築しても構 わない。


通い合う道 目的 既存の躯体のある小金原、新築の東松戸の2つの敷地2つの空間を設 計する上で、どちらも躯体には沿わない“道”を空間内に創造すること で50年後、プログラムや建物が変わったとしても人々の交流の拠点で あった“道”と人々の賑わいはその地に根付き、残っていくことを目指す。 手法 ・小金原では既存の躯体、プログラムの上に新たな“道”を創造する。 プログラムを分断するように道を通すことで、それぞれのプログラムは 道に滲み出てアクティビティが生まれる。 ・新築の東松戸では再開発が行われる地域の中でまず “道”を創造する。 道に対してプログラムが分断されるようにプログラムを配置し、道の中に アクティビティや交流が生まれることを期待する。


敷地①:小金原

小金原:50年間で築いたおじいさんおばあさんの居場所やコミュニティは 壊さないまま、公園と大通り、バス停と商店街を繋ぐような“道”を創造す ることで、新しい世代や新しい風を引き込む。

敷地②:東松戸

東松戸:再開発が進む地区の中で敷地を最短距離で結ぶ、グリッドにのら ない“道”を創造することで、人々を4方向から敷地内に引き込むことで、 地域の歴史と未来を繋ぐ。


小金原 既存の独立したプログラムの 中に道を通す。 分断されたプログラムは互い に向き合い、間の<道>と いう空間に染み出し、新たな アクティビティを生むスペー スとなる。50年で築いたコ ミュニティ空間に新たな風を 通し、未来へと繋げる。



7965mm

3500mm

Y7

4200mm

7700mm

Y8

Y6

3295mm

6750mm

EV

6588mm

6750mm

33000mm

6750mm

吹き抜け

5000mm

Y4

6800mm

1800mm

m

m

Y1

36

Y2

35

5000mm

Y3

10000mm

小金原

Y5

6750mm

6750mm

6750mm

5000mm

5000mm 1800mm

13500mm

6800mm 32050mm

X1

X2

X3

X4

X5

X6 X7

小金原 屋根伏せ図

[Drawing Title]


4200mm 7700mm 14450mm

図書館

EV

6588mm

31200mm

30250mm

ホワイエ

16750mm

ホール

5000mm

和室

控え室

会議室 舞台

6750mm

5000mm

13500mm 30250mm

小金原 Second foor plan /2階 平面図

7965mm

舞台

和室

3500mm

Y7

4200mm

7700mm

Y8

Y6

EV

和室 図書館

3295mm

6750mm

茶室

水屋 中庭

6750mm

事務室

6588mm

33000mm

6750mm

Y5

中庭

Y4

36 m m

男性浴室

1800mm

Y1

35

Y2

女性浴室

会議室

6800mm

事務室

5000mm

Y3

10000mm

5000mm

事務室

6750mm

6750mm

6750mm

5000mm

5000mm 1800mm

13500mm

6800mm 32050mm

X1

X2

X3

X4

X5

X6 X7

小金原 Ground foor plan(scal:1/500) /地上階 平面図


小金原



東松戸 空き地に道を通す。 プログラムをそれら同士が道 によって向き合うように配置 する。それぞれのプログラ ムから染み出したアクティビ ティが<道>という空間で混 じり合う。 50年 後、プログラムは変 わっても道の面影は消えな い設計を目指す。



Y1

Y2

Y3

Y4

Y5

Y6

Y7

Y8

Y9

Y10

Y11

Y12

Y13

Y14

Y15

Y16

Y17

Y18

Y19

65520mm

21840mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

14560mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

7280mm

3640mm

3640mm

3640mm

18200mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

X1

3640mm

X2 X3

3640mm

吹き抜け

3640mm

X4 X5

3640mm

吹き抜け

X7

120×120 300×300 150×100 300×120

3640mm

3640mm

柱 S 柱 S 大梁 S 小梁 S

EV

mm

54600mm

4317

X10

吹き抜け 3640mm

X11

7280mm

3640mm

ガルバリウム角波鋼板

3640mm

X13

7280mm

3640mm

X12

EV

3640mm

X14

3640mm

X15

7280mm

東松戸

3640mm

吹き抜け

X8 X9

EV

3640mm

X6

X16

東松戸 屋根伏せ図

2

Scale: 1:500


テナント 控え室 舞台 舞台 EV EV ホワイエ ホワイエ 和室 和室 ホール ホール 男性浴室 男性浴室 女性浴室 女性浴室 健康相談室 健康相談室 茶室 茶室 会議室 会議室 中庭 中庭 水屋 事務室 図書館 図書館

カフェ スタジオ

テナント

図書館

EV

ホワイエ

EV

図書館

控え室

控え室

ホール

EV

東松戸 Second foor plan /2階 平面図

Y1

Y2

Y3

Y4

Y5

Y6

Y7

Y8

Y9

Y11

Y10

Y13

Y12

Y14

Y15

Y16

Y17

Y18

Y19

65520mm

21840mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

14560mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

7280mm

3640mm

3640mm

3640mm

18200mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

3640mm

X1 X2

3640mm

茶室 和室

38

61

m

m

X3

水屋

3640mm

X4

3640mm

図書館

X5

保育施設

3640mm

保育施設

X6

和室

図書館

3640mm

EV

3640mm

X8

EV

3640mm

mm

3640mm

4317

54600mm

カフェ

X10

カフェ スタジオ 図書館

3640mm

スタジオ

3640mm

7280mm

X11

和室

保育施設

X7

X9

事務室 会議室

図書館

3640mm

X13

7280mm

3640mm

X12

EV

3640mm

X15

7280mm

3640mm

X14

X16

東松戸 Ground foor plan(scal:1/500) /地上階 平面図


東松戸



Ⅵ 地区設計 2016 年 学部 3 年後期課題 ヨコミゾマコト、藤村龍至、高見公雄、 橋下圭央、市川竜吾、小林良平


「大きく複雑な人工物」を設計する 都市をより快適で魅力的にするための街区開発を考える 2020 年には東京都ですら人口が減少に向かうと推測される現在、 都市をどうしたらいいかはこれまでの文脈では計りきれない。また、 私たちや先逹が作ってきた現在の都市はこれで良いのか、将来に向 かって何をすべきなのか。一建築家としても、適切な見解と自我を 持っていることが望ましい。 □敷地:北青山3丁目地区 現在動きつつあるプロジェクト。面積 は約 7 〜 8ha。対象敷地内の中は原則として現況建物をクリアラ ンスし、街区を再構成する。 □方法:地区レベルの計画、設計は複数の職能、立場の人々による 協働で成り立ち、そこには共同のための方法論が存在する。当課題 においても設計の方法論を明確にすることと、協働することに取り 組む。設計の方法論については、以下の3つを例示する。 ・アプローチ A アーバン・ブロックの構成から:図面で言えば 1/500。周辺街区との関係や事業性を考慮しながら街区をどう構成 し、どのような用途のどのような建築物、空間を配置すべきかを考 える ・アプローチ B 空間の提案から:図面で言えば 1/100 〜 1/200 程度。街区の中に散りばめられ、構成される空間を立体的に想像し、 起こるべきシークエンスを考える ・アプローチ C まちで生まれる状況から:スケールレス。都市に 起こる特定の状況に着目し、コンセプトを抽出し、全体を組み立て る物語を導く 当課題では、中間発表までは各自これらのアプローチを選択し、追 求する。後半はそれぞれのアプローチから3人程度ずつの取り組み を組み合わせて協働設計を行う。 □都市計画等:用途地域、容積率、都市施設など都市計画を前提と する。指定容積率の 90%以上を使うこと。東京都都市開発諸制度 の適用を考えるべき場所である。


北青山3丁目地区設計 目的 前半 ・A、B、C 3つのスケールで同じ敷地、公共施設に対して知見 を広げる ・B 班として、敷地の中や日常風景の見え方を記号化することにより風 景の分析、分類分けを行うことで、新しい空間を構成する際も、42個 の記号を組み合わせることで、誰でも空間を構成していくことが出来る 仕組みを作った。 後半 ・A(後藤)構成、B(和智)記号化、C(富永)ルームの3つ の手法を組み合わせ、青山の住人、ワーカー、観光客までを内包する 小さな居場所、そこで見える景色から、全体としての景色まで、流れる ような一体感のある空間を目指した。 手法 前半 B 班(1/100 で考える)として、日常の風景の見え方を分析する ①風景の写真を撮る ②要素を分ける(奥が見える / 透けて見える / 見えないなど) ③奥行き方向に対する平面的な記号化 ④高さ方向も定義づけ、アクソメ化 数 100 枚の写真から分類分けした42個のアクソメ記号で、どのような 風景でも表現できることとし、スケールを3段階で設定した上で、現存 の施設を図化した。 後半 A の大構成と C のルームで地区全体のストーリーを決める。B の図を使い、アプローチやプログラムの空間から敷地外からの見え方ま でデザインしていく。細かい構成は B の図と C のルームのストーリーで デザインを決めていく。できた設計は最後にそれぞれの手法で表現し た。 結果 3つの異なるスケールから1つの地区について設計したことで、敷地に 対する空間のあり方から訪れる人のストーリーに至るまでスケールを超 え、 一体感のある 「大きくて複雑な人工物」をデザインすることができた。


アプローチ A:アーバン・ブロックの構成から

アプローチ B:空間の提案から

アプローチ C:まちで生まれる状況から


11

27

31

1〜3週 アプローチB

日常の風景から建物や塀な どのすき間に注目し、42枚 の写真を撮った。その写真 から、すき間のシークエンス を構成している要素を分析し て、記号化した。 42種類の平面的記号をア イソメ化し、それらを繋げ合 わせることで、空間を再構成 した。


記号化

アイソメ化→再構成


4〜6週 グループワーク アプローチ A,B,C が協働し、 商 業、 映 画 館、 オフィス、 住宅のコンプレックスをデザ インする。





2F plan GL+5000

1F plan GL+0


6F plan GL+25000

5F plan GL+20000

4F plan GL+15000

3F plan GL+10000



記号による再構成


ING

PARK

TOWER

ING

PARK

TOWER


room による再構成

TO ER

KI

PA R W

NG

PA RK IN TO G W ER


Ⅶ Cosmopolitan/Workshop3 Tom Heneghan,Tamao hashimoto


FOOD Composide as an act-taking object --Food also become battele ground for the critical nature of MattaClark's work.In his writings he refers to the propaganda about the ideal American way of life."Large color photos taken in madel Westinghouse kitchens."(Intaview with Gordon Matta-Clark, Antwerp, September, 1977, p249).Then, as a counterpoint, he adds "agar dinner", an allusion to his alchemical processes of transformation of the the residue or detritus of the city generated by social entropy.-Though his film, the matter of Food shows the existence of the difference between the solidified social/physical process of out way of life and the contextualized social/physical process of thet. In addition, as Corinne Diserens pointed out, "overcoming the environment very physically, Matta-Clark constantly remind us that space is apprehended by movements of the viewer's eyes and the body's place in time" . We think his view includes a skeptical relationship between object, contents, styles, and act. Theretore, in C/WS3, we encourage students to renovate spatial conditions of Food in the city. â–Ą Site: KIng's Cross Re-development Area, London, UK â–Ą Period:28th of August~6th of September


One round table 目的 Waitrose(supermarket) と St.Martin の間の広場に9セットの丸い テーブルがある。人々はこの9つのテーブルやイスを自由に動かしながら、 Waitrose で買った food を食べている。 Waitrose の主な食べ物と、人々の座る位置(丸テーブルの上で食べ物 が示す方向)をリサーチし、丸テーブル上に表現することで food と人 間の関係を考える。 手法 Waitrose に売っている食べ物の中から、Waitrose の前の丸テーブル で多く食べられているものをリサーチし、分類分けする。その分類分け した食べ物が丸テーブルに置かれる位置を記録する。 敷地に対して キングストリート駅に近いこと、スーパーの前に大きな半屋内広場が あることから日中は老若男女様々な人間が集う。



Waitrose(supermarket)

9tables

リサーチから Waitrose(supermarket) と St.Martin の間の広場に 9セットの丸いテーブルがあ る。人々はこの9つのテーブ ルやイスを自由に動かしな が ら、Waitrose で 買 っ た food を食べている。 Waitrose の主な食べ物と、 人々の座る位置(丸テーブル の上で 食べ物が示す方向) をリサーチすることによって、 food と人 間の関 係を 考え る。

St.Martin




08/30~09/06


Ⅷ サークル活動 2014-2016


ミュージカルエクスプレス □ 2014 年度 藝祭公演「Singer Rady」 □ 2014 年度 定期公演「HOW TWO SUCCEED」 □ 2015 年度 藝祭公演「Be our guest」 □ 2015 年度 定期公演「the Wedding Singer」 □様々な分野の専門家の力を集結した総合芸術 芸大のミュージカルサークルに所属し、2014 年度、2015 年度と 公演に出演 / 美術制作した。普段の建築科の課題の中では出会わな い、声楽科を基本とする音楽学部の学生、美術学部の他学科の学生 とともに、1つのミュージカルという総合芸術の完成を目指して共 同制作するという経験をした。密にコニュニケーションをとり、何 度も話し合いを重ねて成長していくという過程の中で、それぞれに 同じだけ責任があるということ、団結が取れた時には大きな力が発 揮されることを学んだ。また、舞台は生物であり、道具が完成して セリフを覚えれば完結ではなく、客席に観客が入り、舞台で生きた 演技をし、観客に感動を与えることができて初めて完成と呼べる、 という部分が、建築においての人が使って初めて建築として成り立 つという所に共通していると考えた。 □大道具、小道具制作 / 会場設営 出演だけでなく、大道具や小道具、舞台背景まで、全て学生が制作 する。建築科、デザイン科、日本画科や音楽学部の学生まで、様々 な専門家とともに、芸大のサークルでしかできない、総合芸術を目 指した。バンドや、制作、舞台監督など全てが将来専門家になる芸 大の学生が担当する。




Ⅸ 過去デッサン 2012 年 ~2013 年 河合塾美術研究所


入試対策作品 □ 2012 年〜 2013 年にかけて東京藝術大学入試に向け、デッサンの基礎から 空間のあり方について学ぶ。



2014 年入試作品



和智 茉奈美 Manami Wachi 1994.01 板橋区にて誕生 2006.04 光塩女子学院中等科 入学 ミュージカル部として活動 2012.03 光塩女子学院高等科 卒業 2012.04 河合塾美術研究所 入塾 2013.04 武蔵野美術大学 建築学科入学 2014.04 東京藝術大学 建築科 入学 ミュージカルエクスプレスとして活動 2018.03 東京藝術大学 建築科 卒業



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