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N AKAO N AOK I
私は⻑崎県の佐世保市という港町で育ちました。⾃然の恵みが豊かな場所ですが、佐世保港の沿 岸は軍事施設や造船所が占領し、市民が使える場所は一部に限られています。また、長崎県内で
は諫早湾⼲拓事業や石木ダム開発が⻑くにわたって問題になっています。そのような環境で過ご すうちに、経済合理性に偏った水辺利用に疑問を抱き、人々の生活と調和する美しい水辺を創り たいと思うようになりました。そこで、早稲田の建築学科に入学し、社会の要請をとらえて形を 提案する思考を学びました。
卒業設計では、佐世保を舞台に無用の土木遺構を活用して生態系と生業が調和する水辺を設計し 修士設計では、隅田川を舞台に有用の鉛直堤防を転用して治水と賑わいが調和する水辺を設計し ました。卒業設計・修士設計では一貫して水辺の空間を重視して設計をしましたが、都市や水辺
といった広範な領域を変革するには、空間だけでなく景観もデザインすべきという考えから、景 観設計の分野を牽引している土木設計事務所に就職しました。
将来は、建築と土木の間にある第三の領域を開拓し、人工オーナス期の日本において、あらゆる 生物の営みが調和する空間・景観を創っていきたいと考えています。
DATE OF BIRTH 1997/09/10
EDUCATION 2018 - 2020
早稲田大学
2020 - 2022
早稲田大学大学院
SKILLS
創造理工学部建築学科 吉村靖孝研究室
Languages
Japanese (mother tongue)
Software
Rhinocerous, Vray, Grasshopper, Lumion
English (basic)
Illustrater, Photoshop, Indesign
WORK
2018 - 2018
日本設計
2019 - 2019
日建設計
2020 - 2020
KAMIYA ARCHITECT
2022 -
株式会社 E・A・U
模型アルバイト 模型アルバイト インターン 入社
CONTACT
mail : naokinakao0910@icloud.com tell : 080-5201-9013
INDEX 1
舟宿水楼
5
実施プロジェクト . 2019
修士設計 . 2022
2
原地形を望む
6
PLAY SHELTER
7
実施プロジェクト . 2021
4
タコ山アルゴリズム 卒業論文 . 2019
ENDLESS CURTAIN 実施プロジェクト . 2018
卒業設計 . 2020
3
花道を東へ向かい
MARKET CITY 設計課題 . 2018
8
HARAJUKU BRIDGE 設計課題 . 2018
9
WATER BRIDGE
13
実施プロジェクト . 2018
実施コンペ . 2021
10
ECHOING DJ BOOTH
14
The NODE of Villa
15
つかのま 実施コンペ . 2018
MATERIAL GESTURE Ⅱ ドローイング . 2017
アイデアコンペ . 2020
12
MATERIAL GESTURE Ⅰ 彫刻 . 2017
実施コンペ . 2021
11
古書店街の本棚
16
MATERIAL GESTURE Ⅲ 彫刻 . 2017
舟宿水楼 - 柳橋における船宿の構法を応用した舟運一体型ホテルの設計 -
柳橋の舟宿の構法を水辺のマンションに応用し、舟運一体型のホテルへと改修することで、鉛直堤防によって分断された水辺に賑わいを復活させる。 さらに、飲食・観光の機能を持つ小型船群で柔軟な舟運網を構築する。江戸の水文化に学び、未来の水辺の風景を創る。 1. 修士設計 2022
川床を積層して視点場をつくる。客室・シェアキッチン・オフィスが混在しており、地域に開かれた川床はホテルのオフシーズンでも賑わう。
船宿構法の抽出と応用 柳橋の船宿は、鉛直堤防の内外をつなぐ、桟橋と建築の融合体である。 複数の船宿を観察調査させていただき、3つの本質的な構法を抽出した。 そして、水辺に建つマンションへ船宿構法を応用することで、船宿が持つ 堤防内外の連続性、増改築容易性、親水性をマンションへ反映させた。
事務所
作業場
船着場
1. 修士設計 2022
倉庫
船宿構法②
船宿構法③
強い構造に弱い構造を嚙み合わせる
川床に屋根と壁を後付けする
場当たり的にブレース材を付け足す
船宿構法①応用
船宿構法②応用
船宿構法③応用
2100
船宿構法①
CLT構造
RCラーメン構造
2100
4100
鉄骨造
ホテルのオンシーズンは柳橋に舟が集まる。宿泊客と地域住民は、季節、天候によって変化する水面を眺めながら、食を楽しむ。 1. 修士設計 2022
料亭街から料艇街へ 料亭や屋形船が、厨房と個室を大きな箱に閉じ込めているのに対して、調理と食事 の場所を細分化・小舟化した料艇街を提案する。料亭街は、料理をする厨船と、食事・
料亭
屋形船
観光する旅船に加えて、栽培ができる庭船で構成されている。平面形状を多角形に して角度を揃えることで、ホテルのオンシーズンに集合し、オフシーズンに分散が
厨房
厨房
個室
個室
料艇街
可能である。 旅舟
厨舟
庭舟
旅舟
厨舟
15m
行き交う舟を眺めながら酒を飲む。陸の小屋と舟の壁にはどちらも蔀戸がある。蔀戸を開くことで川の涼しい風を室内に取り込むことができる。 1. 修士設計 2022
将来的に、既存の屋形船は、広い座敷を生かして地域の交流スペースに改修する。新旧の水文化が混ざり合う、都市の豊かな水辺の風景が拡がる。
宿泊客は旅船で隅田川を移動し、現在整備が進む防災船着き場を活用して、東京を観光をする。 オフシーズン、旅船は水上タクシーとして地域のインフラとなり、厨船は移動販売を行う。 1. 修士設計 2022
舟運網の構築 現在残る船宿の位置は、江戸時代に漁師町や花街があった場所と重なっており、東京湾へ舟で行きやすい場所にある。現在整備が進む防災船着場は、 人口が密集する都市内部の河川に多く存在する。船宿と防災船着き場を舟運で結ぶことで、様々な文脈を持つ街がつながる舟運網を構築できる。
舟宿水楼
船宿 防災船着き場
原 地 形を望む- 造船ドック跡地におけるカキ養殖場を拠点とした生態系の構築 -
長崎県佐世保港では、沿岸域に軍事施設や造船所があることで人々の生活と海が分断されている。そこで本計画では造船所跡地のドックに、生 態系と人間の生業が共存する渚空間を計画した。ドックをなだらかに崩して生物の住処をつくり、造船技術を用いたモノコック構造の市場を海 上に建てることで造船所の歴史を保存する。牡蠣養殖による海中の富栄養化や、牡蠣殻を再利用した漁礁の生産、沿岸域への植林をすることに よって、長い時間をかけて渚の生態系が回復する。かつて漁師町であった佐世保の原風景を現代に引き継ぐ。 2. 卒業設計 2020
① ドックの地盤を崩してなだらかな斜面をつくる。
② 造船所で作ったモノコック構造の市場を柱で支える。
③ ドックではカキの養殖を行い、地上に森をつくる。
ま だ 小 さい牡蠣を干潮と満潮の海面の間に吊 る し て 実 を 大 き く す る 。 干 潮 の 時 に は 、 牡 蠣が 建 築 の フ ァ サ ー ド と し て 現 れ る 。 2. 卒業設計 2020
牡蠣殻を加工して漁礁を生産する
P LAY SHELT E R
プレイシェルターは、強化段ボール製の小さな空間を積み木のようにつなぎ合わせた、子供の隠れ家。保育施設や住宅など、場所によって規模 や形を自由に選ぶことができる。クライアントが運営する幼稚園には、体育館のように広い空間しかなく、子供が安心して隠れられるスペース がなかった。また、読書をする子供と室内を駆け回る子供が近い距離にあり、読書に集中できないという問題もあった。そこで今回は、一階を 洞窟スペースに、二階を読書スペースにすることで、読書する子供と遊ぶ子供の居場所を分離した。 3. 実施設計 2021
組み立て・飾 り 付 け ・ 分 解 部材は近くのダンボール加工所の工 作機械で切り出してもらい、組み立 ては説明書を元に幼稚園の職員さん が 1 人で行った。強化ダンボールは 頑丈でかつ加工しやすい素材なので、 完成から 1 か月ほどすると、子ども たちが色を塗ったり色紙で飾り付け をした。また、破損した部分があれば、 子供たち自身で分解や補修を行うこ とで、遊具に愛着が生まれる。
3. 実施設計 2021
タコ 山アルゴリ ズ ム
1960 年代後半に日本に 300 基ほど製作された モルタル製の遊具「タコの山」 は、数ある遊具の中でも特異な 存在である。タコの山は、機能を 規定しないうねうねした造形によって 遊びの自発性を担保しているという遊具 として優れた特徴がある。それに加えて、 頭の形や足の本数、背中の形状などに様々な ヴァリエーションがあり、同じヴァリエーションの 個体同士でも形に微妙な差異があるという生物学的な 特徴をもつ。優れた性能を維持しつつあらゆる状況に適応できる システムは、遊具だけでなくこれからの建築の設計手法を考えるうえ でも大きな可能性を有しているといえる。しかし、日本の遊具の安全規準寸法に 反する箇所があることで、公園管理者によって取り壊されるという事例が数多く 見受けられ、公園の遊戯体験は画一化が進んでいる。この研究では、タコの山が敷地条件や安全規準寸法に対して 柔軟に適応するためのタコ山アルゴリズムを構築することにより、タコのような生物学的変形を取り入れた 設計手法の提案を目的とする。 4. 卒業論文 2020
研究ワークフロー ④
③軌道の線から3D モデルを生成するアルゴリズムを構築
1
平面上に線を描く
2
線を単純化して高さを与える
3
折れ線を滑らかにする
High (1000mm~2000mm) Low (150)
⑤ 4
5
平面上の線に合わせて変形させる
7
スロープの幅を入力する
勾配が急な部分を修正する
6 平面上に投影する
≦45°, average≦35°
8
スロープの輪郭線を接合部で分割する
9
(5) の曲線の高さにそろえる
≧360mm
10
(9) をもとに面を作成する
11
接合部の面を作成する
12
側壁をつくる
start 700mm , end 150mm
13
スロープの下にトンネルを作る
14
スロープの側壁に厚みを与える
15
スロープの隙間を埋める
トンネル部分の壁を作成する
18
降り口方向の重複をなくす
≧Φ580mm
16
トンネル部分以外の壁を作成する
17
研究結果 入力値である曲線の形状を変更することで、既存のタコ の山とは全く異なるタイプのタコの山を生成すること ができた。
既存のタコの山の形状を安全規準寸法に適応させた例 これによって、デジタルデータにおいては、タコの山を 安全規準寸法や敷地条件に対して、本物のタコのように 柔軟に変形することができるようになった。
新しい形状のタコの山の形状を三角形の敷地に適応させた例 4. 卒業論文 2020
展望 部位ごとのヴァリエーションを分類した。どのような部位の組み合わせを選択しても全体を滑ら かにつなげられるという設計システムの構築が今後の目標である。
花道 を東へ向か い
学生劇団 三輪舎の舞台美術を担当した。大衆に翻弄されながら主人公(プロレスラー)が成長するストーリーを引用して、新聞で緞帳を製作した。 演劇の上演までは室内は明るく、新聞は様々な情報や欲望の塊として立ちはだかるが、劇が終わり幕が閉じられるとき、暗い室内で幕の裏から照 明で照らす。新聞同士を接着して重ね合わせているため、照明があたると格子状の明暗のパターンを浮かび上がる。 5. 実施設計 2019
緞帳
EN DLES S C U RTA I N S
畳 1 枚分で自律するカーテンユニットを連結させて、学園祭の中庭を二分するカーテンを制作した。カーテンユニットはテクスチャ―が異なる 3 枚の安価な布を重ね合わせることで、風を受けて美しくなびくようにしました。カーテンの周りには合板一枚で作れる椅子を大量に設置した。 この椅子は、金具で連結して長机や椅子としても使うことができる。安価な素材だけで大きな公共空間を作る試みである。 6. 実施設計 2018
garden
来場者はカーテンの周辺で足を止め、家具を使ってくつろぐ。 強く風が吹くとカーテンが舞い上がり、景色がひらける。
M A RCKET C IT Y
港区・中央区・千代田区の境界線が接する新橋の敷地に、小売業者の自治都市を設計した。機能は市場、オフィス、そして礼拝堂である。一階部 分の 100 種類のオーニングは、仕切りがないことによって大きな共同体としての風景を作る。また、オーニングの弱い構造体を上階で結合して 10 本の束柱をつくり、オフィスの荷重を支える。束柱の下には巨大なオーニングが架かる。市場とオフィスの狭間に礼拝堂が浮かぶ。 7. 設計課題 2018
オフィス
礼拝堂
大屋根
回廊
市場
7. 設計課題 2018
1 階平面図
5 階平面図
市場
礼拝堂
H AR A J UKU BR ID G E
原宿では、山手線の内外を繋ぐために、都市の変化に合わせて、水無橋、五輪橋、神宮橋という3基の橋が架けられてきた。橋は原宿の歴史その ものであるということができる。そこで新しい原宿駅を、東京全体と原宿をつなぐ4基目の橋として設計した。エレベーターで最も高いところま で登ると、原宿の 3 基の橋と共に街全体を見渡すことができ、都市の骨格を視覚的に瞬時に把握することができる。 8. 設計課題 2018
神宮橋
五輪橋
水無橋
WAT ER BRID G E
この家は、空から地面に水を運ぶ水道橋の役割を持つ。屋根に降った雨のほとんどは、一直線に池に向かって流れ、一部は貯水タンクに流れ込む。 最もシンプルな雨の通り道を実現するために、ローマの水道橋を抽象化した構造体を土壁でつくった。内部には屋根の傾斜に沿って高さの異なる 3 つのフロアがあり、高さの変化が、窓からの風景に違いを持たせます。幅 2 メートルの空間は、その狭さゆえに視線を外へと向けさせる。 9. 実施コンペ 2021
B 500 500 10251025
B
'A 'A
500500
15000 15000
A A
1500 1500
Plan Plan S=1:50 S=1:50
500 500
B' B'
2000 2000
500 500
N N
Kitchen
Bath Water Tank
Fire wood Stock
TOP
tionA GL+6000 1:100
Pond
SectionB S=1:100
GL+2350 Kitchen Fire wood Stock
tionA 1:100
9 . 実施コンペ 2 0 2 1
SectionA S=1:100
Bath
Water Tank
Fire wood Stock
SectionB S=1:100
Kitchen
SectionB S=1:100
Bath
Pond
ECHOIN G DJ B O OT H
軽トラックサイズに巨大なウッドホーンをのせた DJ ブース。ウッドホーンは、電源を使わず空洞の反響により音を増幅できるスピーカーである。 浜松の自然豊かな公園や商店街などのあらゆる場所に移動し、誰もが即興的に野外 DJ ライブを行うことができる。使用方法は、ホーンの穴に iphone を差し込んで、音楽アプリの再生ボタンを押すだけ。小人数・短時間な屋外ライブは、感染症のリスクを抑えることができる。 10. 9. 実施コンペ 実施コンペ2018 2021
ウ ッ ド ホ ー ン は、 音 道 が 長 く 開 口 部 が 大 き い ほ ど、 幅 広 い 音 域 を 効 率 よ く 響 か せ る こ と が で き る 。 そ こ で、 荷 台 側 面 の 積 載 可 能 範囲の約半分を占める寸法の開口部を設定
ΥГρψ
ΨχГВ
А
し た 。 音 道 は 5.1m も の 長 さ が あ り、 滑 ら か に まげて荷台におさめている。
ΟГЖ В
T h e NODE of V il l a
芸術を介して人が集い繋がる、芸術の丘。敷地には美しい植栽が植えられている。この美しい敷地を可能な限り傷つけず、景観を阻害しない介入 の方法を考えた。ランドマークである井戸の地下に、各エリアを結ぶ’’ 結節点= NODE’’ を計画する事で芸術の丘を訪れた多様な訪問者たちの集 う空間を設計した。広場にかかる鏡面の屋根は、人々の活動や四季の移ろいを反射させる絵画として宙に浮かぶ。 11. アイデアコンペ 2021
T H E NODE_team:two-o-one
[Healing]
-Sauna -Pool
[Facing up to Nature]
-Reading -Stare into space
[Panorama]
-Yoga -Nap -Stare forest
View from cabin[Healing]
Page 5/6 敷地にある建築群を 4 つに分節し、 「ホテル」 「ギャラリー」 「芸術家の空間」 「レストラン」へ改修した。
森の中には3棟のサウナがあり、自然に囲まれながら静かな時を過ごすことができる。
地 下 の ラウンジでは、訪問者と芸術家が同じ 空 間 で く つ ろ ぐ こ と が で き る 。 廊 下 に は 様 々な 芸 術 作 品 が 展 示 さ れ て い る 。
11. 実施コンペ 2021
つ か のま
代官山ヒルサイドテラスの広場に設置する屋外家具。商業施設のなかにも歴史とのつながりを感じるような場所が必要であると考え、猿楽塚を代 表に多くの古墳が存在したことから、古墳のような家具を設計した。つかの間の休息をとりながら歴史性を感じる空間を目指した。 12. 実施コンペ 2018
施行性を考慮し、合板と角材を積層させるだけで、古墳を形作る案に変更し た。隙間には季節の植栽を植えるプランターを配置している。古墳を 3 つに 分割してその間に包み込むような空間を作る。
M OBILE BOOKS H E LF
早稲田通りの古書店街が店先に設置している本棚を製作した。開店と同時に店先に置き、店が閉まると店内に収納するため、本棚には可動性が 求められた。そこで、車輪がついている本棚や、分解して持ち運べる本棚などを考案し、お店の環境に合わせて設計・施工を行った。 13. 実施プロジェクト 2018
三幸書店の本棚
平面図 1:20
タイヤ付きのボックスを収納できる引き出しつきの大きな本棚と、 既存の本棚を雨から守るためのアクリル屋根です。本棚自体が道行く人の目 に留まる看板になることを意識した。
三幸書店の本棚
2 階にある古書店のための本棚。小さなユニットを磁石で接合しているので、 簡単に解体して持ち運ぶことができる。 13. 実施プロジェクト 2018
三幸書店の本棚
持ち運びやすいように三つに分割した本棚。マッシブで重量感のある外観 が通りにインパクトを与える。全体を柿渋で塗装し、経年変化を意図した。
M AT ERIAL GEST U R E 1
20 × 20mm の細い木材をハンマーでたたき割り、ボンドで接着した。製材する過程で失われた、木の荒々しさや生命力を蘇らせた。 14-1. 彫刻課題 2017
M AT ERIAL GEST U R E 2
木の板に様々な色のニスを塗り重ねた。平面でありながら宇宙のような深いよどみを描こうと意図した。 14-2. 彫刻課題 2017
M AT ERIAL GEST U R E 3
皿の上に様々な種類の粉末を盛り、匂いをコラージュした。旅の記憶や、日常生活の些細な出来事の記憶が、匂いと共に蘇ることを意図した。 14-3. 彫刻課題 2017
M AT ERIAL GEST U R E 4
村野藤吾の建築「谷村美術館」で体験した光の陰影を、15cm 四方の立方体の中で再現した。開口部から光が回り込んで、柔らかく内部を照す。 14-4. 彫刻課題 2017