Weapon Illustration Pose Collection

Page 1

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勺ζ いい柏院 のdmlズ MV 摘きたいーで&・.

見参 HH × 載凶 ・ 時代物アアンのための作両資料︑ 一 何事の式置を凶 Hnvたキ

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ネ lターによる 監障で︑

武 器 の也聞い占の援本をお害え.

本舟瓦 坦惨だけで昆置や掴えを描くの は際しいi﹄そんな人のとの 器を民 Havt 設島町ポーズのイクスト そ 2 0 0 MEHM 醐 K 咽録Lた作画置鱒聾.

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キh T9 2体で dnタチり決議 るか 姐きガ・抽園︒古.各武器のデー タ ペ コ ヲ な ど ︑ 創骨に役立つ J U 畑揖 &34 たの・49グナル舟絵柄で.

U



, , れ き じよ

「歴女 Jという言葉があります。言葉どおり、歴史にはまってしまった女 性のことを指します。そのきっかけとなったのは、戦国系のゲームや大河ド ラマなど、今までにも数多くあった歴史を舞台にした作品が、近年では親し みやすい人物がクローズアップされたり、衣装や武器が現代風にスタイリッ シュにアレンジされたりと、単なる「昔の古いものJから、とても身近に感 じられるものになったことが大きいと思います。 はや

そして、そういった歴史作品が流行ることで、絵を描くことが好きな方々 の頭に浮かんでくるのは、「自分も歴史物のイラストやマンガを描きたい!J という考えだと思います。 しかし、現代とは違う衣装、髪型、そして見慣れない武器で溢れかえって いる時代物の世界。着物の構造も襟の合わせ方もよく分からないし、髪型や 武器の持ち方など、どうすればいいのか、流行の作品みたいに現代風にして 取り入れたくても、どの部分をアレンジしてどの部分を忠実にすればいいの か..…‑など、いざ描こうにも、迷ってしまう点はとても多いのではないで、 しょ うか。 本書では、そんな、歴史物を描きたい初心者の方から、武器の仕組みゃ実 際の構えなどのポーズを詳しく知リたいという中 上級者の方まで、幅広い 方々にお使い頂ける 、「歴史物によくあるような武器を持った、かっこいい ポーズのイラスト Jを約 2 00点、集めてみました。日本刀はもちろん、な ぎなたや手裏剣など、歴史物と聞いてイメージされる武器を数多く取り上げ、 アクションコ ーディネーター・アクション監督の早瀬重希氏の監修のもと、 武器の扱い方の基本をおさえた解説と共に掲載しています。この本が、資料 として、イラスト集として、また読み物としても、みなさまの創作活動のお 役に立てれば幸いです。 知れば知るほど奥深い和風武器の世界を、 一緒に組解いていきましょう!


本書は、 「時代劇風のポーズを描きたい リ と思ったときに参考にできるイ ラスト資料集です。各ページに日本の武器を持ったキャラクターのポーズ

│本書の使い方│

とアタリ(おおまかな下描き)が載っているので、それを参考に自分の絵 柄でキャラクターを描くことができます。特殊製本で、本を開いたまま置 いておきやすくなっています。

各武器の中での ジャンル分け

インデックス

ワンポイント アドバイス ポース¥ 和服の仕組み、 武器の扱い方などに ついての豆知識

武器を持ったポーズ

アタリ スキャンして加工ソフト

の持ち方や着物の襟の合わ

に取り込んだり 、拡大コ ‑L

せも反転して誤ってしまう

l it‑

ポーズを反転すると、武器

ので、要注意!

│著作権

ピーしてトレースするな どして使ってください

.z 次使用について│

。 。 。 。 。 。 。

本書のイフスト を模写 またはトレースする .個人のホームページや ブログでの発表

アタリ を活用する

女た だ し 、本 魯名を明記してください

一一一一一一一一一一一一一 一一一一一一一一一一 ト一一一一一一一一一

.外部(総合イラストサイト J ミユ 二テイなど)への投稿 女ただ し 、 本書名を明記してください

一一一一 一一一一一一一一一 一一一一一一一一一一

×

.同人誌

×

.商業誌

一一一一一一一一一一一一一 一一一一一一一一 一一 ー一一一一一一 一一一

@注支を受けて制作する作品

×

1~ 2.~.p'1 1 本書は「イラストや漫画などの創作において、見栄えのするポーズj をテー

お之とわり

マとした資料集で、各武器の正統な扱い方に沿うものではありません。 史料や流派によっては本書の内容と相違のある場合がございます。


J

2

動きのある構え/斬る

本書の使い方

3

.一時休戦こらむ.その三

著作権 ・二次使用 について/おことわり

3

目次 作品例その壱 その弐

468m

はじめに

59 64

武器に由来する言い回し P a r t 1

第弐章槍

65

その三 槍の解説

r ~カ ッ コいいポーズ』 とは何かJ

動きのある構え

14

静かな構え

6838 6677

11 時代劇風の衣装を描いてみよう 12 和服の仕組み 13 その四

決めポーズ

第壱章万・二万流

15

・一時休戦こらむ.その四 武器に由来する言い回し P a r t2

第三章なぎなた 日本万の解説 さや

動さのある構え

41

静かな構え

.一時休戦こらむ.その壱

47

動きのある構え 決めポーズ

武士は右利き? 左利き?

斬る

48

.一時休戦こらむ.その弐

52

・一時休戦こらむφその五

00nonon ヨハヨ

なぎなたの解説

46868

静かな構え

抜万

83

16

20 26 32

鞘付きの決めポーズ

82

世界の武器いろいろ

力の使い方

第四章手裏剣・クナイ 二万流

54

手裏剣のポーズ

4EE‑‑

54

ハ u nU

手裏剣・クナイの解説 静かな構え

99

102


J

クナイのポーズ .一時休戦こらむ.その六

108 116

忍者って何者?

こんな疑問も解決! 。袴はどうして両側が切れているの? → P .12

第 五 章 弓 ・ 鎖 鎌 ・ そ の 他 117

.着物の襟はどっちが上? →

P.13

.力の長さは決まっているの? →

P. 16

.刀は右側と左側、どっちに差せばいいの?

弓の解説

118 119 124

弓のポーズ 鎖鎌の解説 鎖鎌のポーズ .一時休戦こらむ@その七

125 130

馬はどんな風に活躍したの?

→ P .17

.刀の正しい持ち方を知りたい! → P .18 .なぎなたが女子の武器なのはなぜ? → P .84

.手裏剣の上手な描き方を知りたい! → P .100

その他 てっせん

132

などなど!

トンフ ァ ・銃と万・鉄扇・かんさ、 し ・ おふだ・錫杖・槌・仕込み万・おおぬさ

@一時休戦こらむ.その八

144

まだまだある和風武器

第六章

群像

おわりに 執筆陣紹介 主要参考文献

145

158 159 160

5


体品1 9 ) Jその壱

争それぞれのはおの4 苛性を拘l ること t t おならではのカァ寸い υ で、そのj 決めボー λ ;を作るこ J ーがで 2 司令。シ J' ‑ 'Tーシ →ンを事局/:.tがら; 下 " . つつヲ ーと武加の関係が伝わるよう はシー〉司王紬いでみよう !



@ 同じポーズからでも、年齢や性別の遣う

さまざまなキャラクターを描き分けること ができる。年齢や肩書 き、時代設定を考え ながら、衣装や表情などで個性を出して

キャラクターに命を 吹き込もう!

﹁こんなヒこちマ苑ぬわけには

いかない!﹂

作品例その弐

ー「 ‑ 圃 ・ ・ 固 ・

企上半身は洋服風だが、腰の帯や足もと で和のイメージを創 っている ゎょうせっち・ぅ

4和服の要素を取り入れつつ、和洋折衷 で時代を限定 しないコスチユーム


ー ー 守

↓ 交の武器は 色気だ μHU帯 ないのよい

焼 男

i i 共 ~

1 . ‑ .

A 師範の右足は舛に向き、

'女剣士の右足は少し内側に向い ている。男女の違いや年齢によ っ

ム み ? ? ? ? こ 微 調 整 をo 1 J


│件品例その三│ φ小物として武器を持た せると、個性さまざま、 賑やかな一枚絵に!



l i Z って、ぼんやりと

カ ッ コ い い 時 代 劇 風 の ポ ー ズ を 描 く な ら ば 、 衣 装 や 小 物 に も 凝 り た l¥! でも、着物や

形 は 分 か る け ど 、 い ざ 描 い て み る と い ま ひ と つ 形 が 決 ま ら な い … …。 そ ん な 風 に 思 った こ と は あ り ま せ ん か ? 和服をうまく描くには、

I 構造を理解すること j、そして「記号的なポイントをおさえて描くこと J 、この 2つの

ポイン卜が大切です。 まずは、ぱっと見ただけで、 は分かりづ らい、 l宕 と着物の仕組みに注目してみましょう 。

袴の構造 前部分

はかますがた

はかま

和風武器を持ったポーズの衣装といえば、ダントツで袴姿が多い。袴は、前部分と後ろ部分を縫 い合わせた構造にな っている。着物同様、体型に合わせてウエス卜を調節できる、合理的正装議 だ。中の方でも途中から前後を縫い合わせてあり、キュロットのようになっている。 前部分

後ろ部分 .前と後ろを合わ

せてヒモで結んで いるので、飽が少し 空いているのだ。

. t

そ . 後ろ部分 れ前 ぞ昔日 れ分

ヒに

モも

が後 付ろ

ひだ

ぞ 雲

前には五つの繋があり、五徳(仁 義礼智信)と、儒教で守るべき五 つの道を表している。

りと 可も

ひだ

後ろにはひとつ襲。二つ心のない、 忠誠心を表現している。

着流し

たすき掛け

で枚男 留、性 め 嬬I が切り替え線 る 祥日着 、 のをる 冶 が着着 一込物 般み 的、中 。 角 ?に

一本のヒモで挟(袖まわり)の布を 留めておく工夫。男 女ともに行う 。 左の脇の付け根あたりで結ぶ。

はかま

女子の袴 女子の袴も、前五本、後ろ一 本の襲がある※ 。 ヒモを左腰 前で結び、 上から 垂らす。

明 書一 W 世間山

角 削

.洋服とは遣う切り 替えの部分( ー令) を意識して描 く と 、 着物っぽく見せるこ とができる。 袴を履くときは、 すそ

裾をたくし上げて

帯に挟む、「民議論 りj をする。

12

前※ のた 襲2 だ がし 四、 本 基み 1 : : : 女ニ I d,汀3

宅袴; l ま.


3 惨 「和風ファンタジーやオリジナル時代劇のキャラクターを描きたいとき、どうしても現代的なコスチユームに なってしまうんこれは、和服の記号的なポイン卜をおさえきれていないために起こる悩みです。つまり、逆に 言えば¥記号となる基本パーツさえおさえれば、他のパーツでどんなに大胆なアレンジをしても 「和風の衣装J に見えるということ 。 ここでは代表的な四つの和服の「記号的要素j を紹介します。 そで

袖のっくり

合わ世は左が上 現代の洋服は男女で合わせが 違うが、着物は男女ともに、 左が上に来るように着る。ま た、腰でたくし上げること(あ、

そで

女性の着物の袖は、手が出る部分 や脇の部分が完全には縫い合わ さってあ、らず、部分的に空いてい る。風通しをよくするためという 説もあり、これらの穴を「八つ口 j という 。

端折)で、丈の調節が容易 にできる 。着物の襟は、下 半身までは続いておらず、 途中で終わっていること に注意。 町娘のイメ ージで 描きたいときは、 襟を黒くする。 .襟はお端折のあたり までしかない。

とう女 言 に性 う広の

い振 くり つ 袖毛

4 げ場

かは

て合

のこ パの タく │ ら ンい がの

る 襟6 o I ま

挟;腕 も を 一 下

ヱニ後

詰i 合

L

緒ろ

長 旬

あ長

にす 垂と れこ るん

三よ

るさ の 他

帳 、議

l

足もと

も ぞうり

v女性は白足袋+草履が一般的。 ぞうり

君主...帯の結び方は、 ・ 流行や身分によっ てさまざま 。

草履

F

ゅうじょ

遊女 は常 履 き通を と ら履 のが 干 草 城たや

︑ 履 げ下

娘に比べると大胆で、

登 いた 駄

えもん

衣紋の抜き方も、町

はをに

ぶよ うにな っている。

ぞうり

性袋足 男足素た hp 白 は い

遊女の帯は、前で結

草履

色っぽい印象。

13


. 寄稿監修・早瀬重希氏

r wカツヨいいポーズ』とは何か」 「カッコいいポーズ」とは何か? アクション映画や劇画において「見栄えのするポー ズ」と言うのがある 。 アクション監督の観点から見ると、それは、大きく 二種類に分け られる 。 まずーっは、演舞や武道の型のように形式美を追求した構え、ヒーローキャラクター おおむ

のポーズや舞台、また映画でも「待ってました!リと大向こうがかかるようなポーズ。 よく言うところの「お決まり」のポーズである 。実はこの「演舞や武道の型のポ ーズ」 にも、単に形の美しさだけではなく、ちゃんとした動きとしての意味があるのだ。例に とって説明すると、剣術の場合、「下段の構え」というものがある 。 万の切先(万の先端) を下にして相手を牽制しながら対峠する構えのことをしづ 。 当然、相手はこちらの下段 を攻撃することができない 。 すると、次に「下段以外を狙ってくる」という相手の攻撃 が読めてくる 。 これを映画や劇画のシーンで使用する場合、以下の「心理的作戦」 も盛 り込むことが出来るのだ。 あくまでも一例だが、剣を下段に構え、上段部分に隙がある 1 ;

様に見せ、敢えて相手に上段に打ち込ませる 。主人公は計算どおり、余裕で(例えばニ ヤリとした表情で)それを捌 L、て攻撃する 。 こうした構えや動きの意味 ( 戦略)もふま えてポーズを描けば、キャラクターの表情も生き生きとしてくるのではないだろうか。 もう一種類のポーズは、感情的な内面の部分を表現した「感情重視」のポーズだ。前 者が「形式美」を追求して いるのに対し、ケンカのような 、型にはまらない「リアリティ」 みなぎ

がある構え 。 力が渡りすぎて転んでしまったり、パンチが空を切ってしまったり、たと え形は美しくなくても「怒り」ゃ「絶叫」など荒々しい呼吸が伝わってくるような臨場 感 溢 れ る ポ ー ズ の こ と だ。 これをストーリーの展開や格闘相手によって使い分けると、 さらに効果的である 。映画に例えた場合、前者の「構えなどの形式を追求したポーズ」は、 物語の前半や、格下の相手と格闘して、華麗にやっつけるシーンで使う 。 そして、物語 中盤以降に、黒幕、ボスなどの強敵と戦う時には、「くそー!

負 け て た ま る か !Jと

いう気持ちを前面に押し出した、後者の「感情重視Jのポーズになるのだ。 そして、ヤ ラレテモ、ヤラレテモ立ち向かっていき ( やられの美学。視聴者を主人公に感情移入さ せる)、最終的には何かをきっかけに大逆転し、勝利を収める 。 その大逆転の時に、ま た前者の形式美を意識したポーズに戻って必殺技を出すか、または流れに任せて 「 感情 こん Lん 匹

重視」のまま、 j 軍身の力を振り絞って戦い抜くのか。 これは演出によるが、このような 流れでアクションシーンを構築する場合が、多々ある 。 伝統的な構えや形式美的な構えをふまえつつも、創作家として、キャラクターの現状 や感情を理解することにより、新しい見せ方、型にはまらないポーズが生まれるのでは ないのだろうか。 ( 早瀬重希

はやせ・しげき

アクションコ ー デ ィネーター・アクション監督 詳しいプロフィールは P . l5 9参照)

. .


E E? ・ . . . . . , . " ,


日本の武器として最も長い歴史 を誇る万。 f 武士の命j とも言 われた日本万の魅力とは…・‑。 はがね

はがね

日本万の刃ば、柔らかい鋼の外側を硬い鋼でつつみ、槌で叩し、て鍛え上げて作る 。刃にゆるやかなカーブが あり、西洋の剣のような 「 突く」武器ではなく、「斬る」武器である 。 万の形状の歴史をたどると、奈良時 代には直万、平安 ・鎌倉時代は主 に太万、室町・桃山・江戸時代は打万が多く使用されたことが分かる 。

打刀よりも昔からある万。全長約

90~ 1 0 0 cm。反りが大きく、長い。

てぬきお

手貫緒企

さげお

たちお

4下緒(太万緒とも言う) 平安後期

一一‑

室町前期

E孟ζ ι

品もー一ー‑ーーで竺=ョι‑ ー一勺相

た ち さ げ お

太万は下緒を用いて侃く(腰に付けること)。このとき、刃は下を向く 。 砂 馬に乗る武将クラスが使用することが多か った。

たち

室町期あたりから、太万に代わ って使用されるようにな った。もとは、騎馬しない下級武士が使うも

っちがたな

打 刃

のだったが、抜万力、ら斬りつけるまでが一連の流れでできる機能性から、時代が下るにつれて、武将 うちがたな

クラスも平時は打力を使用するようにな った。

大刀

さや

全長約 9 5cm。重さは鞘を入れて約

1k g 。

室町後期 うるし

刃を納めるケース。金細工や漆などの装飾が施されることも多い。 幕末期

さやっか

ニしらえ

鞘や柄など、刀の装飾のことを総称して 、「 椿Iと呼ぶ。

脇差

だいとう

武士が大万と併せて腰に差 した、小ぷりの万。全長約 6 6cm。

うちがた傘

打万は、刃が上に向くよ うにして帯に差す。とっきのと きに砂 抜万した流れでそのまま斬りつけることができる。


│差し方│

江戸時代、大万と脇差の

大小を差す場所は、袴のヒモではなく、

二本を腰に差すこと(大

着物(着流し)の角帯の問。角帯は通常、

小二本差 し)は、「武士j

三重に巻くので、脇差は内側のすきま、

かくおぴ

わきざし

と「農工商j を区別する

大万は外側のすきまに差し込む。

証しだった。万に手をか

このとき、袴の脇の切れ目か

♀ グ ¥ けるのは手を休めている

ν

( / / 山 わけでは民、いつ何 工 ¥ 時でも抜万できるよ うにするための用

心である。

〉ぐ怒る間違い よくある間違い

袴のヒモにしか

そのー

きや

鞘が通っていな い。締め付ける 力が弱いので、

鍔が帯より下に

これでは刀が縦

きゃ

ある。鞘だけ引っ

になってぶら下

張られたら抜け

がってしまう 。

落ちてしまう!

を 吋柄

万 ︒ ︑る らめ

た納 って

入し

門口 う 日 鯉ょ

がす 先ら

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方うれ

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︑ ︑

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う手 よ左

向く に抜 手ら 相カ がな

刃し らに

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な水 きを 抜 刊鞘 を︑

万に

方うU

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・ znufl‑¥


│正しい梼ち方│ 万を振るときは、テコの原理を利用して右手を前に押し、 左手を引くようにするので、柄を握るとき、手にぎゅっと 力を入れすぎてはいけない。 鍔と右手の聞は少し空ける

ノ 河 鍔と手がくっついてい ると、刀が受けた衝撃 が骨に伝わって危な

ぷくある間違いその二

両手の間も少し空ける

での

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柄 山吋

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を握

右度

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で、万が振れない。

│背負い方│

〉てよくある間違九

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な 右 目万

一せう

般てに

がかよ

の浮く るを描 出 目尻 を が 刊鞘 弧 吋 柄 ︒く ら方き かい大 ︒ 肩負でる 左背手す

きや

さや

鞘の二 ヶ所をヒモでくく っ うちがた主

ヒモの向きが逆。 これでは鞘の

て留めている 。打刀の場合、

ー ヶ所しか留まっていない。また、

刃は上に向き、太万の場合

刃が下に向いている 。曲がりが逆

は、刃は下に向く 。

になっているので、スムーズに抜 けない。


[ボイレトをおすえた日本刀の描き方] よく見慣れている気がする日本万だ が、描こうと思うと、柄の厚み、万身 の反り加減など、意外に難しい 。 こ こでは各部の名称に触れながら、作 画に際しておさえるべきポイントを 紹介する 。

楕円で、握りやすい

鍋:7J身が鍔におさまるように するための金具。 これをしっか り描くと、立体感が増す。

ちょ〈とう

.西洋の剣は直刀が 多いが、刃に反りがあ るのが日本万の特徴。 みね

峰部分は比較的、直線

つ1 I

企鍔は、正円、楕円、正方形 など多様な形があり、透かし 彫り、彫金などのあしらいも }¥リ工ーション豊か。

的に描き、刃のほうを ゆるやかなカーブで 描くとうまくいく 。

意図的に付ける場合、万匠の個

ι1u

性が出るもので、芸術的な価値

円三夕︑

あと てさ いす コ 3 凪巻やる たガりい 見糸握ずべ らにね

ときに置く土の加減で決まる 。

横 菱 2e を を は 吋柄 性 吋 柄に(飾 柄り装 企吋

この波状の模様は、焼き入れの

も高い。 万は真横から見ると幅があり、カーブがあるが、刃のほうか

│すまざまな角度│ ら見ると薄く、直線的に見える 。キャラクターがどのように 持っかによって、刀の見え方も変わることを意識しよう 。


すや

鞘付ミ舎の決めポーズ

vたすきがけすると、 袖が下に溜まる感じに。

20


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爪山 川 市 川 市

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︑︒ J ‑ ︑ ﹁ Kは く l u r

ヰC うよ

じ意力

[い注 η 差に‑一 をき力

マ A の 刃

万向(


すや

鞘付きの決めポーズ

、と¥

一 一よ

22


v鎧 は 命 を 守 る た め の も の。 描 くときは、防臭 の厚みや盛り上 がりを意識する。 また、刃を下に 向けて持ってい るので、この万 は太万である。


きや

鞘付きの決めポーズ

v内股にして女の子ら しく 。万も持ちなれて ないように描くと、あ どけなさが表現できる。


防つ夫 であ丈・ J 鞘がは吠 刊 に と刊 鞘日 さ こ ︑ 一1 つる め か とすた作 司御たに 4

企制服+刀はそれ だけでドラマチ ッ クな雰囲気に。堂々 としたポーズで。

r =


抜刃 普通、抜万するときは刃が相 手を向くものだが、このイラス トでは万をよく見せるために刃 を上にしている。

26


つハな

握汀う を川よ

ロゴく 作 !J│ ド工十佐弘欠

ニ 排すっ寸 手押引

J吋鍔を

時で 刊 鞘 3 指に t 親時じ

抜 b

万 M

a vて同感

八¥

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ぱっとう

抜刀

ぱっとう

さや

.抜万するときは、鞘を徐々に平行 にしていくので、横から見ると万は カーブしておらず、水平に見える。


企袴は、足まわりの表現が難しい。まず 脚の形をしっかり描くようにするとよい。


抜刃

さや

.抜万した後に鞘を 投げるのは、「鞘に 戻すつもりがない= 命をかけた j という 意昧だと言われる が、実際は、一度斬っ た万は血がついたり 歪んだりして、元の さや

鞘に納めるのは難し かったという 。

ザ~


ま持 l 宇佐

き ろ と ︐︒ つじ方

寺 hち を近特 万こぺ

A 右つ マ

で吋鍔 巴 手でザ 片手 の


るによ い腰う てと合

し万が コ

32

差たさる をい長け 万抜のつ の ふ鞘 を 小はた気 大合 つに V 場残う

静かな構え


v刀をまっすぐ f 寺てていないこ とや、内股の構 えで、万の扱い 方に慣れていな い様子を表すこ

とができる。


静かな構え

v刃に手を置くポーズは魅力 的だが、う っかり刃の部分を 触れさせないよう注意を 。切 れ昧のいいものは、触れただ けで皮膚が切れるものもある。

34


肩に万をかつぐときは、当然ながら みね

峰のほうを乗せること 。刃はなるべく 外側に向けて、髪や頬を切らないよう に気をつける。

35


一 一 流 /パゆ 川 畑 4応や司

か 静


刃だけでなく、柄の角度が変 わることにも注目。

3


刊下 に 日万 う ︑ト恥帯使 はル︑を 場てたルげ

合ベり卜じ のつげベあ 装使下のも Vぉ 緒万専こ

洋をを用と

静かな構え


残らなな ︒ けな手にう だ手左く J 手右︑近凱 片 ︑ く らの 封 に き 近 札頭 G V す 吋鍔 ら る

柄との 吋 柄の


静かな構え

砂 構 え た 腕 を 上 げ たと き、柄を持つ手が左右逆 にならないように気を付 ける。


動きのある構え

喜重委主


動きのある構え

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制翻 表 切感 い引躍

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一姿が ポの方 の︑ノえ リ力見日比

オフの主 ア は吋鍔 じ は下のと 図︑万こ 左 で ︒う

.ズ勢違


動きのある構え

刃で敵の攻撃を受 けているところ。万 で万を受けると、ほ とんどの場合、刃が 欠けてしまうそうだ。


企不意打ちに反応して、 振り返り様に斬りつけよ うとしている。


上 村袴 衣 感 り はや ︒ ド 振れ 袖る一 をのがピ 万物上ス り着ちで 切︑持きう いとも動そ 思 る 村裾 の 出

4 げの装を

D


-~砂時・休。戦。こら屯その壱

武士は右利き?左利き? ・時代劇や漫画で見る武士は、左腰 l と万を差しているととが多いと思いませんか? それもそのはず、当時、武士は皆、右利きだったのです。その理由は…・・。

。武士は右利き、江戸は左側通行 武士は、職業軍人であったため、列をなして行動することが多くありま した。そのため、一様に左腰に万を差し、右手で万を扱うように訓練さ れたといいます。町中で右利き・左利きが入り交じれば、通りを歩くだ けで鞘が当たって、探め事が耐えません。そのため、江戸の町では万は 必ず左腰に差し、左側通行で歩くことがルールだったのです。ただし、 剣術の流派の中には、あえて左手で万を扱うところもあります。

ノ刀は大小併せて約 2kgもあった。それらを常に左腰に差して

ν/

携行していた武士は、左足のほうが大きかったという。

。万を置くときは、右側に

。目上の人は左側に

他所の家を訪問して座敷に通されたとき、刀は自分の 右側に、刃を自分のほうに向けて置いて正座します。 左側に万を置くことは、いつでも抜万する準備ができ ていることを表す敵意に満ちた行為で、右側に万を置 くことは、「あなたに斬りか力、る意思はありませんよ j ということの表現なのです。しかし、右側に万を置き さげお

ひざ

っ ぱ ひざ

ながらも、下緒は右膝の下に入れ込み、鍔は右膝に当 ててあ、いたそうです。 万が一、不意打ちに あって万を奪われそ うになったとき、す ぐにそれに気付き、 ひざ

っぱ

膝で鍔を押さえるた めでした。

目上の人と並ぷときは、左側にその人を立たせま す。右側だと、万を抜いたときその流れからすぐ に斬りつけることができてしまうからです。また、 着物の合わせが左が上なのも、これと関連してお り、抜万の際に着物の襟に手がひ っかからないよ うにするため、また、目上の人が隣に立ったとき、 うっかり合わせがはだけて自分の肌が露出しない ように気をはらったものと言われています。


斬る

v刀を振り上げて、 斬り下ろした直後の ポーズ。

毛主; ::‑豆=‑ シ 一 一 JZ2 どで士で.̲.,,̲

‑』

' ' ' 3


砂ファンタジ一風の奇 抜な衣装でも、万と ぞうり

草履の鼻緒のワンポイ ン卜で、和風の雰囲気

が漂うイラストに。

﹀ い


斬る


ー ・ ょ ニー" ー . . ‑ ・ ̲ , ; , . ‑ ち ・

ー. ~-一

、 .

・ ‑

> > 、』ぽ可,., 4


‑+時。休。戦φこら屯その弐

万の使い方 武器を持つマ戦うポーズが いっぱいのこの本だけど、 攻撃を受けるヒをはど Aな 感じなの?

万の使い方にはいくつかの型があり、武士 は日々、袈裟斬り、胴斬りなどの型を極め るために鍛錬に励んでいました。 ただし、 実戦においては抜き打ちゃ自己防衛のため、 型が無視されることもしばしばありました。

ω ¥ ¥t

を 'h ︾ ﹂ γγUJ

十 が ぎ噺

合勺叶

場オ

a

を逆袈裟斬りという 。

けさぎ

il

ら斜め上へ斬り上げること

回流も

おろす斬り方。逆に、下か

b て がっ なよ ︒ しにう 転派い

相手の肩口から斜めに斬り

は 刃で斬られたと錯覚し、失神し たり動きが止まったりする。

刀下何人ち斬'1まくった みたいな、カ、っこいい キャラが描をたい! 曲曲計一す

つり ・ ¥と がが円こ

に切れ昧が悪くなってしまうそうです。

γ aは

ます。また、血のりや油がこびりついて徐々

がの日直 刃刃引て J o打え 己万宇さ お る 喝槌 押 がじ き 木で れて工足

たり、ときには折れることもあったといい

まっ

い続けると、刃こぼれがおき、刃が波打 っ

こまピで 刃し J 場 企ては戦

いくら腕の立つ者でも、同じ万を連続で使


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一 一 」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ••••••••••••••••••••••••••• II

よろい

鎧の弱点 .兜の中 よちい

相手が鎧を着マ

喉 ・ ・ ・ ・ ・ のど

い~よ!

これ?は武器の

わき

.脇の下

攻撃は効かない

‑ ・ ・ 腕 の 内 側

の?は? 全身に鎧をまとった相手でも、攻撃 できるポイン卜はあります。鎧の継 すきま

ぎ目、わずかな隙間などを狙われる ひざがしら

すね

鉄片などさまざまでしたが、弱い部 分を強く攻撃すると、破れてしまう こともあったといいます。右図では、 鎧のウィークポイン卜を解説してい ます。

足の甲. いしづき

腰力

( の ま間 判摺 め村隙

ました。 また、鎧の素材も、革や布、

るう 守ト を/

膝頭と腔の裏

作 草たの

と、それが致命傷となることもあり

.

槍の石突など¥ で突かれると 動けなくなる

¥

よろい

余をま

を子り

撃様わ 攻る伝

のいが

手て劣

相し優 が返の

うき方 ヤ弾昧 キで敵 た情

品鎧 裕 描 す

着表と をのく い

.鎧を使った表現

f/ / PJ6

¥


〈きりヵ' l

LL<I! いげん

ーだいとう

宮本武蔵は、鎖鎌の名手・宍戸梅軒との闘いの折、左手に持った大万 う。 で梅軒の投げた分銅をかわし、右手の小万で相手の胸を刺したと L、 相手の攻撃を封じ、同時に攻撃をするという手法だ。 二万流には他に だいとう

わきぎし

も、大万で斬りかかると見せて脇差で刺すという技もある 。

静かな構え

にまが 手(の 右 札差 つ い脇持 はにを

で手 ' )

流 左 山刀 ︒

万斗小的 日万 は 般 大 た一 Aか 一 一マ


払川ハ

でれ 相 刊 芹げ ︒と 女つ ︾ の博己

服をジ hF 二

制万一


¥

民、 可、 、

静かな構え

抜と に方 も両えれ ともふ fH鞘 か T λ ︑つ のでな

小のに

企いも

大た空


。二万流では、大小の 万を交差する構えが良 く見られる。 これは、 相手の万を受ける目的 もある。


静かな構え 大小ともに相手に刃を向け ると 、どちらも直刀のように 見え、遠近感が狂 って相手が 混乱する。

58


オ一描

ルスき フパ ! の ︒の ふ

デ も 州袴 を に l︑ 万足で

t

レ / ¥ ス ω↑ r

た 出きい言

前ていも

に大て出

手しきに メが方

4


川一 代 │ 時 帰 掲G

︒ の品 ヤバ巾﹁一 l h h

nrH一足吋州市川 判轄G開

﹁一わ

J Q川村吋

川昨E

制v w m w鑑G 即時二語︑眠コ川明暗村一リ一鑑m 川v

~

崎将ハ︑市菰 /


万は重いので、男女問わず、 さや

きげお

鞘にせよ下緒にせよ、くわえて 運ぶことは 実際には困難だ っ た。 し力、し、見栄えがするので、 フィクションではよく使われて いる 。

61


動きのある構え・斬る

足をつま先ま でし っかり描か ず、動いている 残像を描くと、 スピ ー ド感のあ るポーズに。


砂軽やかな足の動きと、 万を扱い慣れた様子で、 キャラクターの立場や性 格をにじませることがで きる 。

~厄-‘・ーーー­

三塁窒害?

63


一・時。休・戦.こら屯その三 武器に由来する言い回し P a r t 1 ・万などの武器を日常的 l と使わなくなって久しい今日て守が、実は私たちが普段よく

口l とするととわ 5や 言 い 回 し の 中 に は 、 万 l と由来を持つものがいくつもあるのて。す。 l ど紹介します。 乙 乙 で は 、 そ の う ち の い く つ か を 、 そ の 意 味 と 共ζ

身から出た錆

切羽詰まる

自分の行為が、のちのち自分を苦しめる事に

追い詰められてどうにもならない状態のこと

なる状態をいいます。この「身」というのは

をいいます。切羽とは、鍔がゆるくならない I

せつぽ

つばっか

とうしん

万の刃の部分(万身〉のことで、普段から万 おこた

さび

つぽ

きや

ように、鍔の柄側と鞘側、それぞれに添える せつぽ

つぽ

の手入れを怠っていると次第に錆がついて万

薄い楕円形の金具のこと。切羽が、鍔を両面

を腐らせてしまい、いざ戦いのときに役立た

からしっかりと挟んでいることから、戦うこ

ずになってしまうという意味から自業自得で

とができず、更に追い詰められた状態では逃

取り返しのつかない事態をこう呼ぶようにな

げる事もできないという絶体絶命の状況を、

りました。

こう表現するようになりました。 一一一一一 一=τ下~

あいづち

さや

相槌を打つ

鞘当て

相ねわ吋事をしたりうねいたり!

争いごとという意味です。武士がすれ違う時

して調子を合わせることです。これもそのま

に、互いの万の鞘がぶつかったことを色めて

ま「槌」が由来て¥ 刀鍛冶師が武器を鍛える

争いに発展する例が珍しくありませんでし I

時に、その弟子が師匠の合聞を縫って槌を打 I

た。そのため、ささいな事から争いに発展す

つことに由来して、相手に合わせる意味とし

る、という意味もあります。

とが

さや

て伝わっています。 言弓さF弓喧更さR

錆を削る

反りが合わない

激しく争うという意味です。「しのぎ Jとは

性格が一致しない、仲良くなれないという意

刃の厚みのある部分をさします。武士が争っ

昧です。反りとは万の反っている部分をいい

て、万のしのぎが削り落ちるほどの激戦にな

ます。万の形は細かく遣うため、鞘もその刀

る状態からこの言葉が使われるようになりま

の力 一ブにあわせて作られたものでないとう

した。 しのぎという漢字は「錆」が正しく、

まく収まりません。その「鞘に力一ブの形が

しの

しの

一時凌ぎなどという意味で使われる「凌ぎ」 しの

しのぎ

は意味が遣うので、 X I 凌ぎを削る J0 I 錆 を削る」となります。

d

きや

きや

おさまらない」→「反りが合わない」として 使われるようになりました。

i


式/ 素 第/


槍は、鉾が形を変えたもので、戦国時代は合戦の際の主要な武器であった 。馬上でも地 上でもほとんどの武士が、 2mから 5mまで、 さまざまな長さや形の槍を所有していた。 らんま

ふすま

武家屋敷においても、緊急時にすぐに持ち出せるよう、欄間 ( 天井と金などの間)に槍を そうじゅつ

いんえい

かけておく習慣があった。 また、槍術は宝蔵院胤栄が極めた武術としても有名である 。 穂ほ ヲ7

│主な使い方│ 槍の主な使用方法は、「突く j、「斬るj、「叩く j など。十文字槍などは、敵の足にひっかけて すくったり、引き倒すことも出来る 。槍を投 げるのは、アフリ力や南米でよく見られるが、 投開用のものは日本の槍よりも軽かったと思 われる。 とは言え、日本の合戦場でも、姑息 な手段ではあったが槍を投げることはあり、

5 m目

い由やり

4 蕪2 ら 鏑 巻 き

「犬槍Jと呼ばれた。

ぞうしん

槍身(穂)の種類

血ち 溜だ ま

形の凝ったものは、経済的な余裕のある武家が 持つもので、身分を示すバロメーターでもあ っ た。十文字槍の柄には突起があり、闇夜でも十 文字の向きが分かるように工夫されていた。

十文字槍(異形)惨

v月形槍

と も

Eコ

LJ

A 牛角十文字槍

A 下向き十文字槍

企下向き片鎌十文字槍

槍ゃなぎなたの柄の尻につける、金属部品。機々な形があり、装飾的な意味合いもあるが、 実戦において、この部分で敵を突いたりもする。また、地面や石の上に立てたとき、柄 が傷んだり腐ったりするのを防ぐ目的もある。詳細は、 P.84参照。


L

ポイジト加えた槍の描き方

は十文字槍や月形槍など、形に創意

入上と べりる

すやり

心盛い

すぐやり

鎌のない直槍(素槍)だが、創作で

中にて ・型つろ

t

錆山がこ 山

実践的に多く使われたのは、両端の

l

を凝らしたものが面白い。実際、当 時の人々は機能的、ビジュアル的に も個性を出すために、オリジナルの しのぎ

そうしん

槍身を創造していた。基本の形をお さえつつ、さまざまな形の槍を考え てみよう 。 。十文字槍の場合は、 左右に出ている鎌の 形が対称になるよう に気をつける。

.錆と刃の部分 の色に差をつけ て描くと、立体 感とシャープさ を表現すること ができる。

すやり

.素槍の場合は、 このような刃先に なっていることも ある。

←‑・鋭利さを表すには、 研いである刃先をイ メージしてすっきり 描くのがポイント 。

2.7mなので、人の身長を優に越す(時代や地域、用途によっては人 │槍の長さ│槍の長さは、平均 の背丈くらいの槍もあった)。絵で描いてみると意外に長いのでピックリするが、短い とやはり迫力にかけるので、臨場感を出したい場合は長めに描いてみよう 。

/ . / " '

‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑

6


静かな構え

.敵と対峠するとき、 まずは槍の中央あたり を持って構えることが 多い。敵の様子を見な がら、徐々に間合いを 計る。

/ ー

f

ゼ¥ h l d 品 川

68


やりじる L

4槍には、「槍印 j と いって、布や動物の毛、 革などに家紋を染め入 れた飾りを付けること があった。戦場などで も敵昧方を見分けるた めである。


静かな構え

~


~

71


静かな構え v武家屋敷には防衛用 に、常に槍が備えられ て い た。 緊急時には、 女性がやむを得ず、使 うこともあ っただろう 。

2


どグ


動きのある構え

企伝統的な槍術の型に は、投げる技は見られな いが、 実戦において、自 己防衛のためには投げる こともあ ったと 言 う。

4



動きのある構え

持ち手を中心にして 円形の残像をつけると、 速いスピードで槍を回 している感じが出る。

6


¥

プユ/

マ ミミ

̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ‑

γ

砂槍は長いので、正面で 回すときは少し斜めにす るか、崖などの上に乗っ ている場面設定にして、 穂先が地面に当たらない ようにすること 。

三/

三 ‑ ‑ ‑ ‑

、、

77


決めポーズ


いんえい

v宝蔵院胤栄が槍を極め たことから、槍には僧侶 のイメ ージがある、とい う人も多いだろう 。

一 》

7q


決めポーズ

4現代の制服+槍という ファンタジ‑。槍鎌のデ ザインや、飾りなども、 キャラクターの設定に合 わせて工夫しよう 。


企座ると穂先はかなり上 のほうになる 。キャラク ターの身長と槍の長さを 意識しよう 。


-~砂時。休・戦φ こらむその四

武器に由来する言い回し

P a r t2

・万l と 由 来 す る 言 い 回 し は 、 ま だ ま だ あ bま す 。 ま た 、 万 の 他ζ l も 、 槍 や 弓ζ l由 来 す る 文 句 も た く ヨ ん あ る の で す 。 当 時 、 「 誰ζ l て1 通 じ る 言 葉 」 と し て 使 わ れ て い た と と から、とれらの武器が、どれだけ日本人の生活に密着していたかが読みとれます。 やきば

さや

付け焼刃

元の鞘に収まる

一時的にその場を切り抜けるため、にわかに

ものごとや人間関係が本来の状態に戻る、元

勉強すること。もとは万鍛冶の用語で、痛ん

通りになるという意味です。刀の形はそれぞ

だ万に、別の焼き刃を付け足しただけの状態

れ微妙に遣うため、ぞれが収まる鞘もその刀

のことです。何度も打って鍛えた万とは違い、

のために作られた鞘が一番しっくり合いま

すぐに使い物にならなくなるため、一時的な

す。そのため、本来あるべき場所(鞘)にお

効果しかないことからこの意味になりました。

さまるものだというのが由来です。

諸刃の剣

両万遣い

一方では役立つが、もう一方では自分に損害

対照的な二つの事を同時にこなせることとい

を与える恐れのある状況という意味です。諸

う意味です。両万使いとは本来は二刀流のこ

刃とは、両側に刃がついた剣のことで、相手

とで、二本の刀を同時に抜いて使える者はか

を斬ろうとすると自分自身をも傷つける危険

なりの腕前と見られていました。

きゃ

さや

きや

性があることに由来しています。

手ぐすねを引く

よこやり

横槍を入れる

「手ぐすね」とは、松脂と油を混ぜてつくる

合戦中に、正面からでなく別の側面から槍で

粘着剤のこと。これを弓の弦に引いて強くし、

突くことが転じて、争いごとに第三者が口を

戦いの準備をするのです。そこから、万全の

出して介入してくることをさします。

用意をして戦いの機会を待つことを、こう言 うようになりました。

帥 早

筈が合わない(‑‑のはずがない)

つ 継 や 矢

はず

弓に矢をつがえるとき、弦に矢の末端を引つ や はず

掛けるための矢の切れ込みのことを「矢筈」 つる

はず

文字通り、素早く矢を継ぐ(矢を継続して射

と言います。弦と筈が噛み合わないと、矢が

る)様子のことです。ここから、物事の続け

飛びません。そこから、物事の道理が合わな

ざまなことを表すのに使われています。

いことを、

1 " ‑ 'のはずがない」と言うのです。



なぎなたと槍は、長柄の武器という点で相似しているが、槍が鉾から派生した武器で は色A

つば

あることに対し、なぎなたは万の柄が伸びたものと言われる 。 刃文や鍔がある点から も 、 な ぎ な た と 万 の 類 似 性 が 見 て と れ る 。 漢字で、描く場合、「長万」または「薙万」

4

と書き、槍の ように刺すものではなく、万のように薙ぐ (斬りつける) ものである 。

合戦場におけるなぎなたの使用目的は、敵や馬を義ぎはらう

│主な使い方│ ことであ った。元は、そのような形で武士や僧侶の使用する ものだったが、間合い(相手との距離)が長いことから、江 戸時代には武家の女子の護身用のたしなみとされ、輿入れ道 具ともなった。そのため、江戸時代のものは、戦国時代のも のよりも、女子が持ちやすい ように、短く軽いものが多い。

しずか

ともえ

江引い

f 巴型j と[静型j

ともえごぜん

訴が る施 。さ

や楕& す 円 柄3

い形の

玄絵ぇ

︑刈巴

て握る 。

大呼細山 のとのゆ担 同 先 j 先 M 刃型刃で

くらい残し

三蒔

ら t﹁ に イ

っか

柄 l ま 、 30cm

た市一た立仰 い土 つワ御 てむな引い 凶押 し ぎ に し引 用なうの 使なよも をきぷい

F 7 3 争

おおなぜなた

木 曾 義 仲 の 側 室 ・ 巴 御 前 が 「 大 薙 刀j

れ女 て 子 柄2

と呼ぶ。

っか

いしづき

いしづき

石突の形

よで断 う、面

石突とは、槍ゃなぎなたの柄の尻の腐食を防ぐためにつけ る、金属部品。なぎなたでは特に、この部分で敵を斬った り突いたりもする。様々な形があり、装飾的な意味合いも 強い。P . 6 6参照。

に 薙な図

なぐ っと てき ~\ I こ

る力

が 入 れ

宝珠

蟹挟

主L鼓

牛角


刃の部分は、基本的には万と同じ質感 で描く 。万と違うのは、刃先に向かう

につれて幅が広くなる点だ。鍔や柄に 装飾を加えて、

I 華やかな武家の女性が

しのぎ 今古・

使う武器j というイメージを創るのも

一 ー

みね

刃と峰の閣の厚みの ある部分

よい。

│梼ち方│

柄には親指をまわし、しっかりと握る。刃に近いほうが逆手、 遠いほうが順手となるのが一般的。ただし、防御のときは、両 手とも順手になったり、逆手になったりもする。

ぐ 〉

x

よくある間違い そのー 親指が上に出ている。 柄に回すこと 。

かじ

いる。これでは攻撃の舵がきかな l¥ 。


ノ 静かな構え

も短

りがる

よでな 槍まに お突 後

は川石 前 たも m むかい マ A 持 く

ぎ手筑 なち︑


.構えの姿勢のときに、持 ち手が両手とも順手、また は両手とも逆手にならない ように気をつける 。

8


動きのある構え

+人千 ' t 品 問 川 以

女発 ジ のて一 家しメ 武とイ 九 対的ヘハ合

なした刈 ぎたた N も U な の しは マ A 子 展 的


. なぎなたは、飛 んで大きく振り下 ろしたり、勢いを 付けて走り込んで 振り回したりする こともある 。


動きのある構え

いしづき

V

なぎなたは槍よりも、石突を使 って敵を攻 いしづき

撃する頻度が高かった。正式な流派に「石突 いしづき

の構え j もあるほどで、石突で相手を斬るこ ともあったので、相手を傷つけることのでき いしづき

る扇型の石突がよく見られる 。


企なぎなたは、女性用とは 言っても長さがあるので、 足を踏ん張らないと振った 反動でよろけてしまう。


動きのある構え

4実際にこのように柄がし なることはないが、漫画的 な表現として曲げ、残像を 描くとスピード感が出る。


/ ; / ぷ

パースをつけて 、手前の 刃を大きく描くと迫力が増 す。このとき、柄の長さが あいまいにならないように

注意。


動きのある構え 4創作ならではの動き 。敵 をかわしてジャンプしてい る様子。なぎなたを支点 l こ して回転していると思われ る。右手の持ち方を変える と、宙返りした勢いで相手 を斬り下ろしているように も見えるだろう 。

4


一一 一ー 一 一

二士三二回三三竺三三号主主‑‑二三二̲‑ー一一一ー


決めポーズ

企ファンタジ一作品と してのポーズ。武器の 形はなぎなただが、魔 法のほうきのように、 上に座っている。

q6


L

崎町︑ 封 こ以 にの付一 うき汁 ょとわ

のる止

A 立川石

こ て台突

q


一・時4砂休・戦。こら屯その五 世界の武器いろいろ ・日本にさまぎをな形の武器があるように、世界の国々でも時代とともに多様な武 器が作られてきました。武器は、世界各地の土地柄や社会を映し出す鏡。乙れらを 比 較 す る 乙 と で 、 日 本 の 武 器 の 特 性 も 浮 5彫 hになるととて桶しよう。

...レピア‑ 約 1m

わんけい

つか

直万で、刺すための武器。レイピアとも。この椀形の柄のものは、 1650年頃のスペインのレピアー。

Aサ ー ベ ル 約

1m

サーベルは、騎馬の状態で斬りつけるための曲刀。これは、 1806年頃のプロシャのもの。 あぷみ 柄は、馬具の鐙(足を乗せるところ)を模したデザイン。

っか

4呉 鈎 約 1m

中国の春秋戦国時代(紀元前 7 70) に呉の園で作られた曲刀。武器とし てだけでなく 、森で草木を切り開く のにも使われた。

企グレイブ 2‑ ‑ ‑2.5m 西洋のなぎなた。 1 2 ' " ' ‑ '1 7世紀。16世紀までは戦場でも見ら れたが、 1 7世紀には装飾品として軍のパレードなどで使われた。

A 西 洋 の 槍 約 3m

馬上槍試合用の木製の槍。中が空洞になっており、相手を突く と砕けるようになっている。英国、ヘンリ ‑8世のものとされる。 ~一

一 一 一 一 一‑

c,p" 4 ‑ . ; 2 : : &二

企ジャパリン(投げ槍) 約 2m ながえやり 古代ローマの兵隊が使用した、鉄製の長柄槍。穂先が長く、重い。

チァン リェン

企 槍 鎌 2‑ ‑ ‑2.5m 清時代 ( 1644' " ' ‑ '1 9 12 ) に、農具の鎌から作られた。間合いの長 さから、訓練を受けていない農民にも使える武器として発展した。

,~ C>



忍者が頻用した飛び道具。毒を塗って投げたりもした 。携行時には、重ねて

四方手裏剣 v 全 長 95mm 重さ 1 0 5 g

包み、隠しポケットに入れたり、すぐに投げられるように手甲に忍ばせたという 。 また、手裏剣は闇夜で光らないように、わざと'属して黒くしたものが多い。

│梼ち方│ 刃で自分の指を

傷つけないよう に、注意しなが ら持つ。

六方手裏剣 v 全長 1 05mm 重さ 1 1 0 g

重ねた手裏剣を 擦って投げるの は、創作として OKだが実際 的にかな り難しく、不可 能に近い。

この{也にも、

5 0種以上の形が あることが分かっている。

︒穴のあるもの V 握 り 手 に 革 や 篠 を 巻 く こ と も あ る には縄を通し︑壁に投げ打ち ︑登 ったりした︒ ∞

手裏剣は、四方や六方のものより棒状のもののほうが使用頻度が高かったとい う。束ねて携行しやすい、投げたときに 音 が出にくいなどの利点があったため だ。 クナイは厳密には手裏剣ではないが、棒状手裏剣としても、 土 を掘るスコ ツ ニがたな

プとしても、小万や火打ち石、テントを張る際の杭としても使え、サパイパノレ な状況をくぐり抜けねばならない忍者にとって 、万能の武器であった。 親指、人さし指、中指の三本の指で筒を作り、そ

│梼ち方│こにクナイを挟むイメージ。直線的に打 ったり、 回転させて打ったりした。

‑ ‑ ‑ . . . . . . . . . . ̲ 一 戸 三」

一般的なクナイ 全長 3 95mm 重さ 3 3 2 g


トイレトをおすえた手裏剣の描き方〕 速く飛んでいる物体を描くには、コツが必要。まず 物体をうすく描いてから、まわりに効果線を加えて、 状況を表現しよう。思い切っていきおいよく描くの がポイン卜 。 .回転している感じがわかるように、 弧を描くような残像を 。さらに飛ん でいく方向に向かつてスピードのあ る効果線を加えれば、回転しながら 飛んでいる様子が伝わる。

.木の壁に突き当たって、足(出っ張って いる部分)がめり込む様子。手裏剣自体や まわりにも振動が響くような効果線を。足 が二本同時に当たってしまうと木に刺さら ず、落ちてしまう 。一点のみ刺さる角度で 投げるには熟練を要するのだ。

:ボイレトを材えたクナイの描き方] .高速で飛んでいる様子を伝えるに は、先端の輪郭ははっきりと描いて、 後ろに行くほど、流線の残像でぽか すようにすると良い。

じ う /

.複数投げる描写のときは、手前のクナイの形がはっき り描写されていれば、全てのクナイが正確な輪郭でなく ても、連射されているイメージを伝えることができる 。

。棒状の手裏剣やクナイ は、実際にはさほど音が 出ない。 しかし、映画や 漫画では効果音でスピー ド感を加えると良い。


.手裏剣をぎゅ っと握りつ つも、刃で手が傷つかない 握りになっていなくてはい けない。見えない部分も意 識して描くようにする 。


〆P

砂パックハンドで的を狙う のは、かなり高度な技術を 要する投げ方だった。

ー ー ー


砂投げ終わった手と 手裏剣が、延長線上 に あ る よ う に 注 意。 手前に飛んだ手裏剣 を大きく描くと、遠 近感が出る。

〉く

》ζ


.腕を曲げている状態の構 えから、腕全体と肘、手首 を伸ばすときのしなりを利 用して手裏剣を放つ。

ζ

一 ‑


企高く跳躍して弾みをつけ、上か ら手裏剣を投げ込むポーズ。普通 に投げるよりも、スピ ー ドと威力 の増加が期待できる 。

106


手裏剣で警戒しな がら、屋敷内や路地 裏で聞き耳を立てる 忍者。

砂 女性の忍者は「くのいち j と 呼ばれ、主に、女中などになりす まして屋敷に潜伏するスパイとし て活躍した。運動能力が高く身軽 なくのいちは、男性並みに武器を 持って暗躍したことだろう。


企クナイにもいろい ろな持ち方がある。 右手は小万として、 とうてき

左手は投榔用として 構えている様子。

108




.棒手裏剣や小振りなクナイは、 手の中に隠し持つことができたの で、どのように投げてくるかが見 えないことも脅威だ った。

a唱︐. .

胃 ・ ・ ‑ a

a

・ ・ 唱


砂二万流のように構え て、相手の様子を計る 。 クナイで斬りつけるべき か、投げ込むべきかを見 極めているシーン。


企バランスを崩しながらも、 いっし

む〈

敵に一矢を報いようとする 姿。 どんな状況でも的確に 標的を狙えるよう、忍びは 常に鍛錬を積んでいた。


砂ひざをつきながら構えて いる 。 あらゆる体勢力、らも 獲物を逃さずにしとめられ ることが、良い忍びの条件。

114



‑・時4砂休・戦。こら屯その六 忍者って何者? ‑忍者は、単なるアイクションの産物ではなく、実際 l と戦国期や江戸時代ζ l は、「忍 もの

おんみつ

お I tわ ば ん

者 J[ " " " 隠 密 J["""御庭番」などの密偵の団体がいました 。各戦国大名や幕府の命を受けて、 敵情視察をした h、謀反を未然ζ l防ぐのに立ち回ったと言います 。 しょうぞく

忍び装束

忍者の衣装と言えば黒と思われがちだが、 出 悲喜j によると実際は結実の茶色、紺色などが良い とされていた。闇夜にまぎれ、血痕が目立たず、また、日中でも 「 私は忍者ですj というアピール にならない色がよいのである 。この上に、裏表で色の遣うリバーシプルの上着を着ることもあ った。

布で出来てあ、り、こ こに隠しポケッ トを 作 って手裏剣などを 忍ばせた。 こうして あ、くと、手の甲を攻 撃されたときに、手 裏剣が盾ともなる。 覆面のためや頭を守るため だけでなく、外すと幅が約

50cm、長さが約 2mもある 布になってあ、り、けが人を背 負うヒモや、包帯、ロープに 身につけているメ ッ シ ュ状 の も の は 、 鎖 かたびら 雌子である。刀で斬り

もな った。

しの

つけられたときに体を 守るものだが、重さが 5kgもあり、現場で の着用は実際には難し

が たな

忍び刃 0‑90cmと、一般的 全長 4 な万よりも短く、直刀である。 つぱ 鍔に足をかけて壁を登った り、暗い屋内で敵を探すとき さや に鞘をレーダー代わりに使っ さや たりした。 また、鞘の底に、

か った。そもそも忍者 は戦闘が目的の立場で はないので、ここぞと いう時にのみ、着用し たという 。

唐辛子粉などの目つぶしを仕 込んでおくこともあ った。背 中にかつぐととっさのときに 使えないので、腰に差すのが はかますそ

袴の裾が草木などに絡まるのを避け るため、袴を押さえて上から着けた。

て ふパ ︐

仁乃寸

裏掛か

足金イい

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後ろに結び目がある。

得策。


包そ


古くは武将が騎乗しながら使う武器の代表格であったが、後に歩兵が持つものとなり、崖の 上などから集団で一斉に放つ戦、法が広く使われた。 5 0‑150m離れた標的を狙え、奇襲攻 撃 にも向く 。銃にとって代わられるまで、戦場での主要な武器として活躍した。戦場から姿 を消しでも弓術は武家のたしなみとして根強く支持され、武士の家柄を「弓馬の家」と呼んだ。

│剖き方│ 和弓は大きいので、矢をつがえて構える姿勢も大きな動き になる。姿勢良く、 一心に的に向かう様子を描こう 。 4

~i l 約 長

90 C仔1

• •

弦がちょうど胸の 中心あたりを通る。

矢をつがえ: た手は肩の あたりまで ヨ │ く。

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15 cm

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園 鹿 革 製

手 右 の

の指 芸を 。保 護

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園 矢取右 根 羽 4、 fる 手 カので で上 出、力、 る右ら そ肩抜 l こき

A や 鎌 じり

の種類

る た め の、

/ 、¥出 1 書 ※ こ̲ . 簸 ぴ らは 左 肩 矢羽根が P. 1 3 1 る C 照)。


.弓の弦はかなり固いので、 正しい姿勢でないとまっす ぐに引けない。背中を反ら しすぎず前のめりになりす ぎず、的に向かつてまっす ぐに構える。


4 惨矢をつがえる位置 は、弓の真ん中より もやや下。弓自体の 形が、上下対象では ないことに気をつけ る 。

120


企実戦にあ、いては、さま ざまな姿勢で弓を引くこ とを強いられた。とどめ を刺すときなどには下向 きに構えることもあった。

.弓を射るときは、挟が弦 に巻き込まれないよう、た すきをかけたり、専用の留 めものを着けたり、片肩の 袖を外すのが一般的。

121


砂矢筒から矢を取り出 す。右手で羽根を持 っ て引き出しながらも、 弓は常に構える、緊迫 した臨戦状態。

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一 川 ///ly


v矢を放 った直後の瞬

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間。弦がしなっている。 射手のまなざしは、矢 の行方を追っている。

弓を瞬間的に、軽く 持ったところ。力を入れ すぎると弦を傷めるの で、長時間持つポーズと しては向いていない。


鎖鎌の起源を明らかにする文献はないが、 『 平家物語Jに、熊 鎌の長さ 50‑60cm 鎖の長さ 30‑400cm 重さ 2‑3kg

手や薙鎌を武器として使用したことが記されており、源平時代 あたりに起源があるものと思われる 。宮本武蔵と戦った宍戸 I !いけん

梅軒の武器としても名高い。

鎖の先に、分銅(鉄丸) が付いている。鎖が下 げられる位置は、鎌の ほうであったり柄のほ うであったり、ものに よって様々で、規定は ないようだ。

鎖の長さも流派によって 遣う 。 また、現代に残る 流派では、剣術や槍術な どと組み合わせて修練さ れているものが多く、鎖 鎌のみを伝えている流派 はない。 あ、そらく、当時 の武芸者は、どれか単体 だけはなく、一通りの武 器は使いこなせたのでは ないかと考えられる。

│主な使い方│ 合戦用の武器というよりは、主に一騎打ちで使 用された。片手に鎌を持って、もう一方で分銅 を振り回す。

鎖の細

相手をめがけ て分銅を投 げ、頭や顔に 打ちつける

相手の武器に鎖を巻き 付け、引き寄せて鎌で 相手を斬りつける

J


企円形の残像を描くこ とで、勢いよく分銅を 振り回していることが 伝わる。


¥

企力一プしたスピード線で、 鎖をしならせながら分銅が飛 んでいく様子を表現できる。


手前の手と分銅を大きく描 き、パースをつける。鎌を支 点にして分銅を投げた瞬間を とらえた図。


砂鎖で相手の武器を絡め とった! 相手もこちら も自分の武器を離さない ので、鎖はピンと直線的 に張られる。

128


企鎌をメインにし て戦うときは、鎖 や分銅が邪魔にな らないようにたぐ り寄せて。


‑・時。休。戦@こら屯その七 馬はどんな風に活躍したの? ・日本の武器の歴史を辿ると、あらゆる合戦の場面て罵が活躍している乙とが分か h ます。「武芸十八般」にも、弓・馬・槍・貧1 ] . . .とあるように、馬は戦友でした。ととで は馬が活躍した主要な二つのシーン、「騎馬戦」と「流鏑,馬」について紹介します。 きばせん

騎馬戦 馬上では、下緒で腰 に侃くことのできる 太万を使うことが多 い叫打万を使用した とμても、やはり腰 たら

さず、太万の さげお

ー下緒を使って 腰に下げた。騎乗す るときは、万が馬に 当たらないよう、馬 の右側から乗る 。合 戦場では、馬も前足

で敵を攻撃するな

ど、武将と共に戦っ

日 万

恥抜

で 上 馬

た。

抜万の際は、馬に当たら ないよう、大きく右に引 きながら抜く。


やぶすめ

流鏑馬 川?

い瓜おう色町

鎌倉時代に、笠懸、犬追物などと共に 武士の間で、流行した、馬に乗りながら 三つの的を射る競技。一時衰退したが、 徳川吉宗の時代に復興され、現代にも 続く行事となっ た。 弓馬術は、武士、 武将のたしなみとされ、実戦において も平安時代は馬上の一騎打ちでは弓を 使うのが主体であった。源平合戦では 身を乗り出して正面の敵を狙うことも あったという 。

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。射手の後ろ姿. えびら

弓馬術では、矢は印刷 という容れ物に差し、射 やじり

手は鎮のほうから下向き に、矢を引き抜く 。

えぴら

胞 の 細 部。 V 矢は、十本ほど 収納できる。

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ト .

γフア

琉球古武術に伝わる、木製の武器。長さは約 50cmで、二対で使うことが多い。 突起部分を握 って振り回したり 、 長い部分を持って相手を叩いたり殴 ったりする 。

こ ̲ ̲ ̲ J

132

.盾のように構え ることで攻撃 と防 御を同時に行う 。



.銃と刃

幕末期には万と小型銃が共存し、地面に立てた万の鍔に銃を乗せて安定させ、発 砲することもあ った。 しかし、大半はフィクションで、両手で武器を扱うという こ万流に通じる魅力があるため、創作で好まれてきた題材である 。

134


巧J


てっせん

。鉄扇

江戸時代に発達した、鉄製の扇。骨が部分的に鉄で出来ていた。実際に開くもの と、聞かないものがあった。長さは 18~ 45cm。重さは 0. 8~ 1.5kg。

企一見優雅な鉄扇は、 お姫様キャラに最適。 I 扇に見えて実は武 器 j という意外性が ギャップとなり、個 性が出る。

136


企男性に 扇を持たせると 物静力、で端正なイメージ になる。一見控えめだが、 実は……というキャラに。


。かんざし

かんざしを棒手裏剣のように投げるのはドラマの世界だけのこと力、と思いきや、 実際に、「くのいち j が町娘や女中、芸人に扮して屋敷に潜入した際、鉄で出来 たかんざしを武器にして活躍したという 。くのいちに限らず、女性が持って不自 然ではない、数少ない武器であったとされる。

138


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¥ ¥ .護身のため、とっさに 抜いて敵を刺したり、手 裏剣のように投げること もあった。


.おふだ ファンタジ一作品では、あらゆる職 業の人が身近なものを武器にして戦 うシーンがよく見られる。「おふだ を投げる j、「錫杖で攻撃する j など も、その一環だ。

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.錫杖

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話促

つち

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.槌は、釘や鈎を打つための道具だが、そ れを巨大化させて武器としている 。さらに、 小さな女の子に持たせることで一層、フィ クションならではの意外性が増す。

円辺

¥


.仕込み刃 キセ ル

ひ ばL

V 三昧線に万を仕込むのは創作と思われるが、杖や煙管、火箸など、

身近な日用品に万を仕込んだ変わり武器は実在した。 どれも相手の 意表をつくために、創意工夫を凝らした跡が見られる 。

.おおぬす ....亙女の必携アイテム、おおぬさ 。この 絵では、大きさ・量ともに倍増させた しで

紙垂の中に、鎌を仕込んでいる。


-~砂時。休・戦φ こら屯その八

まだまだある和風武器 ・ 第 五 章 て * 紹 介 し た 武 器 以 外 に も 、 日 本ζ lは 多 種 多 様 な 武 器 が 存 在 し ま し た 。 以 下 は 、 章内で紹介しきれなかった武器の一部て?。中には、現代にもその名残があるものも。

v鍬 農具だが、琉球古武術では正式 に武器として使用されている。

徳川吉宗の世に使われた︑長い吹き矢筒︒ 二人がかりで筒を持ち︑狩りの 際に獲物を狙って矢を吹くという︒ちなみに ︑忍者が使う吹き矢は︑尺八 や笛を流用したもので︑致命傷となるよう︑トリカブトを塗った矢を吹いた 0

4吹 き 矢 筒 約 2m

竹の先端を斜めに削って ︑突き刺せるようにしたもの︒古くは戦国時代に︑農民に よる一撲の際に使用された︒第二次世界大戦中は︑本土決戦に備えて︑民間で竹槍 の訓練が行われた ︒

4竹 槍 約 4m

すんてつ

A 寸鉄

輪の部分に指を通し、手のひらに隠し 』、んどう fき り

共に、「隠し武器三種の神器 Jと称さ れた。

て こうかぎ

A 手甲鈎

全長

1 6 . 5 c m 重さ 125g

君、器のひとつで、樹木や柱に登るために 両手にはめたものとされるが、実際には あまり効果はなかった。むしろ、金属製 の爪て・ 敵をひっかいたり 、相手の武器を ね じり奪うなど、防御のときに役立つた と思われる。

さすまた

A 刺叉 つ〈ぼうそでがらみ

てのうち

持った鉄製の武器。分銅鎖、手之内と

2‑‑3m

とりもの

犯人を押さえつけるもの。突棒、袖揚と併せて、 「捕物の三道具Jと呼ばれた。 現代でも、学校などで防犯用のさすまたを常備しているところは多い。



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│ワジポイレト解説

l

・満月がツクにした夜吋加!

.夜空には雲がたなびき、 不穏な雰囲気に。

,.司,

.思い切り高く飛んで切 I ! J J t i りかかる少女の笑みで、容/ / I ( 赦なく攻撃してくる様子 がわかります。髪や服の動 きで躍動感を表現。

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f +月明かりを背負っ

て逆光になるので、 少女の表情は少し 陰っています。逆光 は、不気昧な印象を 与えら叫るう寅出方法 です。

.両手で構えきれていないこと、 表情が険しい点などから、相手が Zごわい+不意に攻撃を受けた 九一ンだとイメージできます。

147



│ ワ Vポイレト解説│

.刀の衝突を中央に配置した構図で、戦いの場面 が迫力満点、に!

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.三人で互いの背中を守るような構図にすると、信 ワジポイレト解説│ 頼・結束感の溢れるイラストになります。 , ; . :

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.険しい表情だけでなく余 裕の笑顔のキャうがいるこ

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とで「厳しい戦いだけど勝 てるはず!Jという希望あ るイメージの絵l こ 。

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.それぞれが別の 武器を持つことで 個性が出ています。 キャラクタ一同士 の関係性を考えな がら描きましょう。

.ただ武器を持たせるにし も、持ち方や、それに適した衣 装を着せることで、場面に説得 力を持たせることができます。

.静止してるポーズのなかで も、髪や布などの動きで緊迫 感のあるイラスト!こ。


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│ワジボイレト解説│

.主人公は中央に配置し、和風武器の代表格で ある万を持たせることでメインキャラの印象に。

.女性に使いやすいクナイで身軽なキャラ │こ。笑顔+グロープの着用で、武器に慣れ ているイメージを持たせることができます。

.余裕の表情+やや特殊な武器のトン ファを扱っていることで、とても強く て頼れるサブキャラ、という印象に。 153



│ワジポイレト解説│ .脇を固めるキャラ クターたちにも、そ れぞれに設定を与え て生き生きと描きま しょう 。愛用している 武器、表情やポーズ からも、性格が伝わっ てきます。

.三角形の構図で、仲間の鮮とストーリーの広が りを予感させます。 .一番奥にくるキャラク ターには、レアな「おおぬ さj を持たせて、後ろで

J

.主人公には やっぱり万! 着物は尻端折り をして、動きや すくアクテ刊 ブ な印 ー h

(" .女子の護身用武器・ 桜ぎなた。 あえて手 前のキャラケターに 持たせることで、上 まで伸びた武者告が活 き ヘー躍 勘 感 窃 る 構

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│ワレポイレト解説│ .さりげなく持ってる ような武器でも、手前

! こ 向 Ita ことで迫力が 出ます。

.主人公を前列に全身で配置し、その脇を主要な 人物から順に固めていくレイアウト。顔のアップ で登場する人物は、どこか意昧深なイメージに。

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「時代物の武器」というと、まず万が浮かぶものですが、実際は、たくさんの 種類の武器が存在しています。本書では、いくつかの武器を紹介しましたが、斧 や鉄拳など、紹介しきれなかったものも数多くあり、本書の制作は、武器の世界 を概説する目的で始めたものの、かえってその世界の奥深さを実感する機会とな りました。身軽さを追求した手裏剣に、万能武器のクナイや、飛び道具兼刃物の 鎖鎌、女性が護身用として使うなぎなたなど、状況に応じてさまざまな工夫をこ らした武器が数知れずあり、それぞれがその日守々の日本の歴史と密着に結びつい ていること、そして当然ではありますが、そのすべてに着物が似合うのが大きな 魅力であると感じました。 ところが、幕末期あたりからこれらの和風武器は次第に陰をひそめ、西洋化、 近代化の流れから、銃や戦闘機など、遠距離でターゲッ卜を狙える効率のいい武 器に立場を追われていきました。 しかし、日本古来からの武道は、戦場を離れた 今も、剣道や弓道、槍術などの武芸として親しまれ、また、日本万で言えば柄や さや

こしら

鞘の掠えの美しさから、観賞用として多くの愛好家に支持されています。もちろ ん外国にも、万剣などに装飾を加えたものはありますが、日本万などのシンプル で粋なフォ jレム、手先の器用さを活かして施された細やかなあしらいなどが、日 本圏内外で広く評価され、浸透していると言えるでしょう。テレビや映画の晴代 劇が愛されているのも、ストーリーの面白さはさることながら、弓や手裏剣など の和風武器の魅力が一役買っている部分が大きいことは言うまでもありません。 自分や大切な人の身を守リ、忠義をつくすための武器。命のやり取りを担う武器 に、さまざまなドラマがあるのは当然のことと思えてきます。 本書では、和風武器の正統な扱い方や詳しい製造方法にまでは触れず、あくま でも創作のための概要に終始していますが、この本を読んだ後に時代劇作品を見 ると、今までより一層、武器の扱い方に注目したり、今まで、 全く興味なかった和 装や所作の部分に注目するようになったり、これまでと違った見方ができるよう になるのではないでしょうか。みなさまの今後の創作活動に、武器というアイテ ムが新しい変化をもたらすことができれば、この本を制作しました筆者一岡、な により嬉しく思います。これからも、さまざまな機会に訪れるであろう和風武器 との出会いを、存分に楽しんで頂ければ幸いです。


もろずみ じゅん か

著・イラスト.両 角 潤 香

著・イラスト.みずなともみ

東京都出号p→般企業に勤めながら漫画執筆を並行し、

福岡県出身 fゲーム会社のグラフィッカーを経てフ

その後アり戸の湿画家!こ。アンソロジーコミック等を

リーの漫画家・イラストレーターとして活動を開始。

経て、電車産コミ pソウグランプリ入選をきっかけに少年

その他、キャラクターデザイン、企業用イラスト、児

こ活動する¥ ようになる。 '誌を中心i

童書挿絵なども務める。

1 アパシー学校s あった怖い話 1 995 殺人

単語本に 『 いたずらまじよ子の大冒険J(ポプラ社)

クラブリぺンジJ(アスキー・メディデ σークス)など。

ア 『 ちょー!えど幕末伝J(芳支社)など。著書に 『

単行本に

現在、アスキー‑メディアワークス社の電撃系各誌に て連載中 0 ‑ . 2 著書に

t アタリ革命1T アタリ革命 2J( と

もにマ ‑J レ社 t、~ l t ユ ‑ ~ .ro.、\り但

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J(ともにマール社刊)。 タリ革命J アタリ革命 2 現在 4 コマ誌にて連載中。 l"~:;;

j " 閣 官

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ホームページ… h抗p :/ /mlzutomo.coml ~ ー 『

ホームページん h t t p ;/ ! t norozumix.com/

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はやせしげき

監修.早瀬重希

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10歳から始めた武道を活かし、 16歳でアクショ. ン業

界に大る。その後、アクションチームのインストラク ターを経て、香港ヘ渡航。香港アクション映画を基盤 として活動する。現在、出演のみならず、ビデオ、 C Mのアクション・コーディネー卜、アクション監督に

携わる。有限会社 Uコーポレーション取締役、アクショ ンチーム i RAじCJ主催。 Uコーポレーション: h t t p :/ /www.ucorporation‑jp. com/

き づき

イラスト.力リハ

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イラスト.貴月未来

富U 県出身。テレビや劇場用アニメの原画・演出を手

静岡県出身。フリ ーの漫画家 ・イラストレーター。

がけた後、コンシューマーゲームのキャラクターデザ

単行本に 『 グランドグレイスJ(エンターブレイン)、

イン、イラストを担当。

『 工ウレカセブン グラヴィティボーイズ&リフティ

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ングガールJ(角川書庖)など。 (株) WeMadeOnlineの MMORPG i シールオンラ

ホームページ " ' h t t p :. & /e x c a l i p e r . s a k u r a. n e . j p/ ー

イン Jのビジュアルイラストや、 WEB4コマなど。 ホームページ・ . . h t t p ://m i k i k . m a i n . j p/

' . /

/


主要参考文献(順不同): 『図録・近世武士生活史入門事典』武士生活研究会編 『槍・薙万入門j 飯田一雄著 『日本武道大系

柏書房

光芸出版

第七巻』今村嘉雄著

同朋舎出版

『 江 戸 時 代 武 士 の 生 活j進 士 慶 幹 編 雄 山 閣 出 版 戦国武士の合戦心得j東 郷 隆 著 講 談 社 文 庫

『 絵解き

『 絵でみる時代考証百科J名和弓雄著

新人物往来社

u杉山頴男著

『イ吏ってみたい武士の作法[増補版

並木書房

『もっとうまくなる!

弓道j 松尾牧則著

『見る・学ぶ ・教える

イラストなぎなた』財団法人全日本なぎなた連盟著

『 基礎から始める

ナツメ社

殺陣・アクション入門j松薄アクターズギムナジウム監修

『決定版

図説・日本武器集成j 学習研究社

「決定版

図説・忍者と忍術

五月書房 雷鳥社

忍器・奥義・秘伝集j 学習研究社

『日本の剣術j歴史群像編集部編

学習研究社

『 別冊宝島 574号 宮 本 武 蔵 伝 説J宝島社 『 武器事典j市 川 定 春 著 新 紀 元 社

I 武器

歴史・形・用法・威力 j ダイヤグラムグループ編

マーノレ社

戦う! 和風武器イラストポーズ集 2 0 1 0年 1 2月 2 0日 第 1刷発行

‑資料用武器協力:高津装飾美術株式会社

2 0 1 1年 5月 2 0日 第 3制発行 ‑装丁/アイコン: 者両角潤香みずなともみ

ヨーヨーラランデーズ(鈴木陽々・川井ララ)

発行者山崎正夫 ~n

刷株式会社平河工業社

本株式会社渋谷文泉閣

発行所株式会社マール社 干

1 1 3 ‑ 0 0 3 3 東京都文京区本郷 1 ‑ 2 0 ‑ 9

T EL 0 3 ‑ 3 8 1 2 ‑ 5 4 3 7

‑ 8 8 7 2 FAX 0 3 ‑ 3 8 14 h t t p : //www.maar.com /

ISBN978 4 ‑ 8 3 7 3 ‑ 0 5 3 0 ‑ 9P r i n t e di nJapan J unkaMorozumi.TomomiM i z u n a .2 0 1 0

乱丁・落丁の場合はお取り替えいたします。

‑編集 : 井上ななみ(株式会社マール社)


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