スムーズな営業再開に向けて

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スムーズな営業再開に向けて オペレーターガイド – 施設運営者が考慮すべきポイント

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PRECORの信条 自分の限界を超える

フィットネスは、自分らしく生きるための鍵

情熱の力を、身体の無限の可能性を信じる 今日の行いが、 よりよい明日につながる 真っ先にやるよりも、正しく行う 互いに尊敬すること、

そして協力することが圧倒的な成果を生む その全てがPrecorの原動力

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はじめに

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中で、非常に多くの人々が困難に直面しています。 こんなときだか らこそ、特に大切にしたいPrecorの信条が2つあります。

情熱の力を、身体の無限の可能性を信じる 今日の行いが、 よりよい明日につながる。

未曽有の危機の中、医療従事者の方々が使用する医療用マスクやガウンなどの個人用保護具が不足していると いう情報を聞きつけたPrecorは、当社の製造部門にていち早く個人用保護具の製造を開始し、必要な場所に迅 速に届けることに成功しました。 これは、 コロナ禍におけるPrecorそしてアメアスポーツの取り組みのほんの一例にすぎません。 そして現在、人 々の努力が少しずつ実を結び、移動制限の緩和や商店の営業再開が広がりつつあります。 フィットネスジム関係 者の方々におかれましても、 アフターコロナの新しい生活様式を見据えてビジネスに取り組まれていることと思 います。

いち早く動き出しています。 お客様の信頼できるフ Precorでは、施設の営業再開に向けたサポートを進めるため、 ィットネスパートナーとして、常にオープンな姿勢でこの困難を共に乗り越え、再び利用者の皆様をお迎えできる ようにお客様のビジネスをサポートしてまいります。

あなたのフィットネスパートナー TEAM PRECOR

強いパートナーシップで 共に困難を乗り越えて行きましょう。


徹底したマシン清掃と 消毒を 新たな習慣に

新しい衛生基準とともに 営業再開の準備を進めましょう。

施設の衛生管理がかつてないほどに重要になります。施設 を常に清潔に保つこと、 また清掃・消毒作業を利用者が実 際に目にすることで、利用者やスタッフの間に施設の衛生管 理への信頼が育まれます。

新しい衛生基準を遵守するためには、 スタッフそして一般の 利用者の方々の意識改革と協力が必要不可欠です。 施設の 衛生管理の徹底は、 スタッフと利用者の方々の協力があって はじめて成り立つこと、 そして日々の協力への感謝の気持ち を積極的に伝えるようにしましょう。 利用者やスタッフが一つ ひとつのアクションに感謝されることで、徹底したマシン清 掃と消毒が施設の新たな習慣となっていきます。

マシン清掃・消毒作業の具体的な基準や方法について、 スタ ッフ、利用者と頻繁にコミュニケーションをとり、衛生意識を さらに高めていきましょう。 タッチスクリーンコンソール画面 から、新しい衛生基準に関するメッセージを発信するのも効 果的です。 また、Preva®のワークアウトメッセージ機能を利 用して、利用者に使用後のマシン清掃を促すといったことも 検討してみてください。

Preva® Business Suiteではネットワークコンソールを介し て利用者とのコミュニケーションに役立つツールとリソース を提供しています。 当社ウェブサイトでは、施設の営業再開 に役立つページ、Precor.com/BounceBackFasterを新 たに開設。 マシン清掃や消毒作業の具体的なやり方は、 「ツ ールおよびリソース」のセクションをご参照ください。 Precorのマシンは、 すべて金属部の露出や上向きの縫い目 を最小限に抑えた掃除のしやすいデザインになっています が、 フィットネスマシンの中には掃除に時間がかかるものも あります。 縫い目が上向きになっているもの、深いポケットが 付いているもの、金属部が露出しているものなどは特に入 念に清掃するようにしてください。

消毒剤や清掃剤は、利用者がすぐに利用できる場所に配置 しましょう。 視覚的に意識させることで、 ワークアウト前後の マシン清掃を習慣化することができます。

コンソール画面を利用して、 新しい清掃習慣を定着させ ましょう

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施設の資産を適切に保護しましょう コンソールやマシンの掃除では、 コンソ ールやマシン本体に直接清掃用のスプ レー等がかからないよう、必ず布にスプ レーするようスタッフや利用者に徹底指 導してください。 コンソール画面とディ スプレイには、90%のイソプロピルアル コール溶液を推奨しています。 不適切な 消毒剤や洗浄剤を使用すると、 マシンの コーティングや機能を損なう恐れがあ ります。 また、 マシン内部に液体が入り 込むと、電子機器が損傷してしまう恐れ もありますので十分に注意しましょう。

再開に向けたご提案とリソース

マシンの清掃・消毒方法 •P recor.com/BounceBackFasterのツールセクションにアクセスし、Precorのマシンとタッチスクリーンコンソールのお 手入れ方法についての動画をご覧ください。 また、関連する動画をスタッフと共有してください。 • 機器に洗浄剤を直接スプレーしないでください。 •P recor予防メンテナンスチェックリストで、推奨される清掃スケジュールを確認してください。 推奨される設備 • スタッフや利用者が必要なときにすぐ利用できるよう、消毒スプレーや清掃用具を施設内に配置してください。 掃除用具を まとめて設置できるクリーニングステーションの導入もご検討ください。

適切な保守点検の徹底 •表 面が損傷しているマシンや付属品は、修理または廃棄することが推奨されています。 判断が難しい場合は、営業担当者ま でお問い合わせください。 •デ ジタル通信を活用できるよう、Precor LEDまたはP80コンソールを最新のタッチスクリーンコンソールにアップグレード することもご検討ください。 • ストレングス機器エリアを比較的低コストで強化する方法として、ベンチ・ラック製品のアップグレードもおすすめです。 •一 定期間使用していなかったカーディオマシンの使用再開方法については、Precor.com/BounceBackFasterの 「ツール とリソース」のセクションをご参照ください。

付属品やアクセサリーの取り換えについては、営業担当者までお問い合わせください


施設情報をより広く発信する

Precorのコンソールは、利用者と重要な情報をやり とりするツールにもなります。 コンソールのアップグ レード方法については、営業担当者までお問い合わ せください。

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利用者やスタッフと コミュニケーションを図る 施設を再開する前に、新しい安全対策、施設の機能強化、施設の新たなポリシーを利用者やスタッフにどのように伝えていく か検討しましょう。利用者とスタッフに、施設が安全に運営再開することを理解してもらい、施設に対する信頼を獲得すること が大切です。

利用できるすべてのタッチポイントの検討 • 利用者、 スタッフとコミュニケーションをとることができるすべてのタッチポイ ントを検討しましょう。 デジタルタッチポイントとは、電子メール、 ウェブサイ ト、 ソーシャルメディア、広告を指します。   • 物理的タッチポイントとは、 ダイレクトメール、ポスター、施設内に配置され るポップアップバナーを指します。 タッチポイントで共有すべき内容 • 営業再開時期に関する最新情報、営業時間、利用可能者数、 その他の変更に 関する情報 • フィットネス施設に関する国や地方自治体の衛生ガイドライン • 地方自治体等のガイドラインの範囲を超えて講じる二次的な予防安全対策 • 利用者とスタッフが遵守しなければならない清掃作業に関するアップデート 情報 • マシン清掃のための備品購入や設備のアップグレード、 および新規マシン導 入に関する情報

策定した計画の周知 • 周知が必要な情報掲示内容を定め、施設内のどこに掲示するか決定する。 • 二次的なタッチポイントとして、 スタッフが口頭でも利用者に伝えられるよう 指導する。 • また、安全性や清掃に関する期待内容をまとめた概要とそれに伴う免責事 項を策定し、利用者から署名をもらうことも検討しましょう。 動画をコミュニケーションツールとして活用 • 短い尺の動画メッセージは、利用者一人ひとりの心に届きやすく効果的です。 • スタッフによる清掃作業の動画や、新規設備の紹介動画の配信を検討しまし ょう。

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共に乗り越 えましょう 皆様の健康が第一です

2メートルの距離を保っ てください コンソールに直接スプレーし ないでください 触れたものはすべて清掃して ください 掃除用具が必要な場合はお 知らせください


フィットネスフロア について フィットネスの専門家や政府からの助言をもとに利用者とスタッフの安全と衛生を守るため、Precorでは下記の活動指針を 推奨します。

カーディオ機器のフロア

メンテナンス 一定期間使用していなかったマシンを使用再開する場合、 まずは機器の動作確認と予防メンテナンスの確認を行うことが推 奨されます。 詳細については、 オーナーズマニュアルをご確認ください。 ソーシャルディスタンス 保健当局が定めた最新のガイドラインに従ってください。 人との間に少なくとも2メートル程度距離をとることが推奨されて います。 身体運動や空気循環といった因子がウイルスの移動に影響を及ぼしうることも考慮しましょう。

機器の配置 空間に余裕がある場合は、 ソーシャルディスタンスのガイドラインに沿ったマシンの配置に変更してください。 配置変更するほ ど空間に余裕がない場合は、 マシンを1つまたは3つおきに使用するようにしましょう。 この場合、使用しないマシンは電源ケ ーブルを抜いたり、 コンソールをカバーで覆ったりするようにしましょう。

ローテーション運用 Preva®Business Suiteと、 タッチスクリーンコンソールまたはPreva® Sync対応のLEDコンソールと組み合わせて運用し、 マシンの使用状況をモニタリングします。 使用頻度を均等に保つため、隔週でマシンをローテーション運用しましょう。 こうする ことで、摩耗するマシンの偏りを軽減することができます。 スペースの有効活用 カーディオ機器やストレングス機器を、 より広いエクササイズルーム等へと移動することを検討しましょうスペースを有効活用 することで、 より多くの利用者がワークアウトを行えるようになります。 清掃に関する指導 清掃の際はPrecorが推奨するクリーナーを使用し、消毒スプレーは必ず布に吹きかけて使用するようにスタッフや利用者に 指導しましょう。 スプレーをコンソールに直接吹きかける行為は、故障の原因となる恐れがあります。 また、 コンソールは使用 ごとに消毒が必要です。 マシン使用に時間制限を設ける Precorのカーディオマシンでは、 ワークアウトの連続使用に時間制限を設定できます。 詳しい方法は、 オーナーズマニュアル をご確認ください。

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ストレングス機器のフロア

レイアウトの再検討 ベンチ、 ラック、 プラットフォーム、 ダンベルラック、 ストレングスマシンフリーウェイトは適切な間隔で配置しましょう。 フロアは 各区画をテープで区切り、 ソーシャルディスタンス確保に努めましょう。

清掃に関する指導 機器を使用する前後で、手が触れるすべての器具を清掃する必要があります。 終日、 ダンベル、 バーベル、 ウェイトプレートの 拭き掃除を徹底的に実施します。 また、 ウェイトマシンの表面はすべて、定期的に清掃する必要があります。

部品交換 経年劣化により、通常の使用でも一部のダンベルおよびバーベルハンドルのコーティングが傷み、 グリップ部分に錆が発生す ることがあります。 そのような場合は、部品の交換を検討しましょう。

アイディア ストレングス機器の使用時には、手を完全に覆う洗えるタイプの手袋を利用者に着用してもらうのも効果的です。 手袋を利用 した場合、手が直接顔に触れる回数を少なくすることができます。

HIIT/ファンクショナルフィットネス/ターフエリア

マシンの共用制限 グループトレーニング時、利用者同士でマシンを共用する必要がないよう、十分なマシン台数を確保しましょう。 人数を絞る ひとつのエリアに同時にいることができる利用者の数を制限しましょう。

フロア清掃 床に接触する必要のある運動を制限した上で、床は定期的にしっかりと掃除しましょう。 そのような場所の表面は、定期的に 十分に掃除するようにします。 マシンの定期清掃 すべての機器は、各セッションや各クラスの終了ごとに清掃する必要があります。

機器の再配置 HIITやファンクショナルトレーニングエリアで、 トレーニングクラスやセッションを安全に提供できないと判断した場合は、HIIT やファンクショナルトレーニングエリアにカーディオ機器、 ストレングス機器を移動させて一時的にカーディオ、 ストレングスエ リアとして使用しましょう。 マシンは、適切なソーシャルディスタンスを保てるように配置してください。 フロアを仕切る 適切なソーシャルディスタンスを利用者に意識させるよう、 テープなどを使ってワークアウトゾーンを指定しましょう。

レイアウトの変更については、Precorまでお問い合わせください»


活気あふれる施設で あるために

3つの 「密」を避けることは、 「楽しみ」を諦 めることではありません

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グループエクササイズ について

この状況に打ち勝つために、密閉・密集・密接の「3つの密」を避けることは重要な戦略の一つです。 グループワークアウト では、 ソーシャルディスタンスの確保などが課題になります。 より安全にグループエクササイズを行うため、Precorでは下記の 活動指針を推奨します。 また、グループエクササイズは地方自治体が許可している場合のみ開講するようにしてください。

スケジュール変更 • 参加人数の多いピークタイムは感染リスクが最も低い年齢層向けのクラスを、 オフピーク時には高齢者など、感染リスクが より高い年齢層向けのクラスを実施しましょう。 • クラス前後の時間に適切な掃除ができるよう、開講スケジュールを調整しましょう。 • 次のクラスを待つ利用者が密集せずに済むよう、 クラスの間隔は長くとりましょう。 • 可能な場合は、屋外スペースでブートキャンプ、 サイクリング、HIIT、 ヨガ、 その他のトレーニングを提供しましょう。 また、屋内 であってもバスケットボールコートのような広いエリアは活用できます。 柔軟に対応策を考える •レ ッスンスケジュールをウェブページで閲覧可能にし、 レッスンは事前予約制を検討する。 • 自宅でもレッスンを受講できるバーチャルクラスの実施を検討する。 • レッスンのキャンセルポリシーを変更して体調がすぐれない利用者は自宅待機できるようにする。

定員制限 • 地方自治体の推奨事項に従ってください。 • 床にテープなどを貼り、利用者がソーシャルディスタンスを保てるようにしましょう。

マシン・用具シェアの制限 • 各利用者それぞれにワークアウト機器が一台ずつ割り当てられるようにしてください。 これが不可能な場合は、利用者が次 の機器を使ったエクササイズに進む前に、当該マシン・ステーションを使ったワークアウトはすべてまとめて実施するように しましょう。 • 清掃時間を十分に確保するため、 ステーション間の移動時間をより長くとるようにしましょう。 • ワークアウト全体を通して、 ダンベルやトレーニングマシンを使わない自重トレーニングを多く取り入れるようにしましょう。 • ソーシャルディスタンスが保たれるように、機器やステーションは互い違いに配置しましょう。 • 可能であれば、利用者に清潔なタオルとマットを持参するよう促しましょう。 利用可能な清掃用具を増やす • 使用できる清掃用具を増やしましょう。 • クラスの合間にインストラクターとスタッフが協力して、清掃作業にあたるようにしましょう。

利用者への適切な指導 • 他の利用者との接触を避け、 ソーシャルディスタンスを保つよう利用者に指導しましょう。 • 積極的な声掛けで、利用者の感染予防意識を高めましょう。 • 各クラスで、 マシンの適切な清掃手順やフィットネスジムでの衛生管理について指導しましょう。

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「困難な課題に直面していても、 フィットネス業 界は状況に順応しようとしています。 ソーシャル メディアなど新たなプラットフォームを使って、 既存の顧客のみならず新規顧客へのリーチを 進めています」- ニューヨーク・タイムズ紙

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パーソナルトレーニング について

パーソナルトレーナーは、 レッスンのやり方を変える必要があります。利用者とトレーナーの安全を確保するため、Precorで は下記の活動指針を推奨します。

バーチャルトレーニングプログラムの活用 • PrecorはSony® Advagym™と提携し、 パーソナルトレーナーが 専用アプリを通じて利用者とコミュニケーションを取れる仕組み を提供しています。 • 自宅ワークアウトのサポート、食生活アドバイス、 バーチャルトレー ニングを含むパーソナルトレーニングプランを提供し、施設内外で 利用者のワークアウトをサポートしましょう。 • Preva® Fitコンテンツを使って、利用者にエキサイティングなワー クアウトを提供しましょう。

レッスン中もソーシャルディスタンスを保つために • レッスン開始時、握手やフィストバンプなど、身体接触をともなう挨拶はやめましょう。 • レッスン中は参加者に触れないでください。 • レッスン中は口頭で指導し、参加者のやる気を引き出しましょう。 • デモンストレーションは、利用者との距離を確保してから行いましょう。

トレーナーは常に清掃・消毒用品を携帯 • 利用者の使用前後に、各機器を清掃しましょう。

トレーナーは利用者の模範となること • 公的に定められた規則を遵守しましょう。 • 施設の定めたルールに則り、利用者のマナー、 ルール遵守をサポートしましょう。 • 常にソーシャルディスタンスを保ちましょう。 • ソーシャルメディアなど施設の外でも常に利用者の模範となる行動をとりましょう。 •ト レーナーはソーシャルメディアを通じて利用者とのつながりを維持しましょう。 トレーニングに対するモチベーション維持 の方法などをシェアし、利用者のやる気を引き出しましょう。

キャンセルポリシーの変更を検討 •利 用者によるレッスンキャンセルまたはバーチャルレッスンへの変更ができるようにしましょう。 キャンセル不可では、利用者 は体調不良の場合でも、 レッスン料を無駄にしたくないとの思いから施設に来られるかもしれません。

Advagymについては、営業担当者までお問い合わせください


トレーニング用備品 について

カーディオマシンやストレングスマシン使用後の清掃ルールは、利用者に広く認識されていますが、 ストレングスやストレッチ、 クールダウンエリアに置かれたトレーニング用具についてはどうでしょうか。 ここでは、 フォームローラーやバンド、 マットといっ た見落とされがちなトレーニング用備品の清掃について、お伝えします。 清掃ルーティーンの確立 • トレーニング用具のそばに清掃方法を記した張り紙を掲示するなどし、利用者に清掃を促しましょう。 またスタッフがフロア にいる利用者に口頭でも周知できるよう、適切な清掃方法をスタッフに共有しておきましょう。 • スタッフによる清掃頻度とその管理フローを見直しましょう。 •カ バーのひび割れなど、傷んだ用具の掃除方法や取り替え方について、 スタッフがきちんと理解しているか確認しましょう。

ソーシャルディスタンス •利 用者一人ひとりが安全にトレーニング用具を使用できるよう、各セクション2メートル以上間隔を空けて用具を配置しま しょう。

備品数を最小限に •施 設内の備品数削減を検討しましょう。 • バンドやヨガマット、 フォームローラーなどの備品は、利用者が各自で購入したものを個人所有できるようにしましょう。 •よ り多くの飛沫が付着する恐れのあるエクササイズマットは、床から離れてストレッチ運動ができるPrecorのストレッチトレ ーナーと取り替えることもおすすめします。

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レイアウトの見直し

ソーシャルディスタンス遵守のため、施設内の設備レイアウトを見直しましょう。今あるマシン全台の配置間隔を広げる、 また は多機能マシンを導入して施設内のマシン総数を減らし、配置間隔を広げるといった対策が必要です。 また、 マシンの設置台 数を減らす場合は、使用頻度が偏らないようにマシンのローテーションを確実に行いましょう。 新規レイアウトの周知 • 利用者の安全確保のため、施設が実施している取り組みを周知しましょう。 • 施設を同時に利用できる最大人数を定めましょう。 • 利用者に安心してもらえるよう、新しいレイアウトについて施設内の掲示や声掛けで積極的に説明していきましょう。

コンソールの活用 • コンソール画面を活用して、施設のソーシャルディスタンスに関するポリシーを利用者に周知しましょう。 • 待機画面のカスタマイズまたはPreva Business Suiteを使って独自のブランドメッセージを作成・表示することができ ます。 • 詳しくはPrecor.com/BounceBackFasterのツールセクションにあるサンプル画面をご参照ください。

スペースの代替利用 • 施設内にバスケットボールコートやグループエクササイズスペースなど比較的使用頻度の低いスペースがある場合、一時的 にカーディオエリアなどとして利用することを検討しましょう。 • 屋外スペースの使用も検討してください。 設備そのものの特性を活かす • ハーフラックやフルラックは、木製のプラットフォームを敷くなどしてラック内のスペースを明確にし、 ソーシャルディスタンス を取りやすくしましょう。

レイアウトの変更については、担当営業までお問い合わせください»


「アメリカでは3月18日、自宅で出来るワ ークアウトに関するインスタグラム投稿 が数日前と比べて5倍以上に増加しまし た」– ニューヨーク・タイムズ紙

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自宅ワークアウトの活用 ワークアウトする場所がフィットネスジムであっても自宅でも、 フィットネスの目的は変わりません。利用者が施設の内外でそ れぞれのフィットネス目標を達成できるようにサポートしましょう。

利用者とつながる PrecorはSony Advagymと提携し、施設外でも利用者のワークアウトを サポートできるようになりました。

トレーナーは、Advagymのツールを使って独自のワークアウトプログラム をメンバーに公開できます。 トレーナーのいない施設でも、Advagymアプリ を介して施設独自のフィットネスコンテンツを配信することができます。 利用 者との施設内外でのコミュニケーションに活用してください。

コンテンツは常に最新に • デジタルコンテンツを日々更新し、利用者の健康的なライフスタイルを継続的にサポートしましょう。 •具 体的なコンテンツとしては、 フィットネスや食生活に関するアイディア、人気のレッスンのライブストリーミングやオンデマ ンド配信などが例として挙げられます。

フィットネスのあるライフスタイルをサポート • 利用者には施設でのワークアウトにプラスして、自宅でのワークアウトを奨励しましょう。 トレーニングアドバイスなど、利用 者にとって有益な情報を届けることも重要です。 •自 宅ワークアウト用に施設で使っているバンドやフリーウェイト、 フォームローラー、 マットなどの販売を検討してみましょう。

Advagym製品およびPreva® FITについては、営業担当者までお問い合わせください»


参照リンク・資料 本ガイドの作成にあたり、参照したリンク・資料は下記の通りです。詳細については、Precor.com/BounceBackFasterの「 ツールおよびリソース」に関するセクションをご覧ください。 FIA

日本フィットネス産業協会 » PRECOR 予防メンテナンスガイド »

Precor スペースプランナー » Precor コア/ストレッチトレーナー » 免責条項 本書に記載されている情報は、法的助言となるものでなく、 また、消毒、公衆衛生、 または身体保護に関する公的規制や勧告 の代替となることを意図していません。 本書に記載されているすべての情報、内容、 および資料は、一般的な情報提供のみを 目的としています。 本書内の情報は、最新の法規制やその他の情報に基づいていない場合があります。 本書には、 サードパー ティウェブサイトへのリンクが含まれています。 そのリンクは、読者、利用者、 または閲覧者の便宜を意図してのみ提示されて います。 Precorおよびその関連会社では、 サードパーティサイトの内容を推奨することはありません。 本書の読者は、公的機関に連絡し、 クラブ施設運営および公衆衛生に関する具体的な助言を得る必要があります。 本書の読 者、利用者、 または閲覧者は、関係司法管轄区の公的な公衆衛生規制機関からの指針や勧告を最初に求めることなく、本書 の情報に基づいて行動を起こすこと、 あるいは行動を控えることをしてはなりません。

本ガイドに表明されている見解は、各著者によるそれぞれの見解であり、各雇用主、Precor、 あるいは特定の委員会や作業 部会の総合的な見解ではありません。 そのため、本サイトの内容に基づいて行われた行動、 あるいは行われなかった行動に 関するすべての責任は、明示的に否定されます。 本記載内容は、現状のまま提供されます。 内容に不備がないことの表明はあ りません。 © Precor 2020.

Precorへのお問い合わせは、電話:03-6831-2712 メール:JP.Precor@amersports.comまで 18


タップ1つで 施設の ポテンシャルを 引き出す

マシン使用状況をデータ管理

Adavagymのソリューションを使えば、 マシ ンのメーカーを問わずマシンの使用状況や エンゲージメントデータを取得することがで きます。 データに基づくマシン配置の最適化、 マシンの追加購入が可能になります。

パーソナルトレーニングの拡充

Advagymのデジタルプラットフォームを使 えば、個人向けワークアウトプログラムを作 成し、利用者と施設スタッフ間で共有することが できます。 利用者のモチベーション維持やプラッ トフォーム上でのコーチングなどが可能になり ます。 また使い方次第では、 これまであまり利用 されていなかったトレーニングエリアや設備の 利用促進などにも活用できます。

利用者のやる気を引き出す

利用者は、専用アプリをスマホでダウン ロードして各フィットネスマシンに設置さ れたパックをスマホでタップするだけで Advagymを利用開始できます。 インスト ラクション動画をみてワークアウトのフォ ームを改善する、 パーソナルトレーナーと つながるといったことができます。


追加サービス&メンテナンス について

これからはマシンの保守点検・施設の安全対策がより一層重要です。 当社の専門サービスチームは利用者の安全とマシンの 安全性を保つべく、推奨する消毒剤など新型コロナウイルス感染予防対策を含め、 あらゆる面で施設運営をサポートいたし ます。

ワンタイムメンテナンス

予防メンテナンス

当社の熟練技術者によるワンタイムメンテ ナンスをご利用ください。

認定技術者による徹底的なマシン清掃・点検・キャリ ブレーションを定期的にご利用いただけます。

PRECOR.COM/CUSTOMER-SUPPORT » 20 20


Precor は、世界最大のスポーツ用具・機器メーカーである Amer Sports Corporation(アメアスポーツコーポレーショ ン)のグループ傘下企業の一つです。 Amer Sports は、継続的な研究開発を通して、皆様のニーズにお応えするスポーツ用 品を開発、改良することに努めています。 そのラインナップには、Salomon®、Arc‘teryx®、Peak Performance®、Atomic®、 Enve®、Suunto®、Wilson®など、世界的に認められたブランドが含まれています。 世界中の消費者が信頼を寄せるAmer Sportsブランドでは、 ウェア、 シューズなどスポーツ用品の革新性と使いやすさに関 する標準基準を設定しています。 また、当社は、細部にまでこだわり、高品質かつ機能的信頼性を備えた、高度にパフォーマン ス指向の製品を提供しています。

詳細については、WWW.AMERSPORTS.COMにアクセスしてください»


AMER SPORTS JAPAN, INC.

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