1005202 newsrelease

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これは改訂版です。 当初の文書には、一部、不明確および誤解を招く表現がありましたので、修正いたしました。

展示会のリードが、IT 業界を驚かす (No.46, 10/05/20)

これが、「本当の 12 万人」の光景だ!

ビッグサイト全館で、日本最大のIT展 開催 ①

これが 正真正銘 の12万人! 「これほど来場者が多い展示会は初めてだ!」 「ものすごい数にも関わらず、ほぼ全員が IT の専門家 で、しかも部長や社長の割合が非常に高い!」という声が会場のあちこちから挙がった。 リード社は 5 月 12 日(水)からの 3 日間、日本最大の IT 展「ジャパン I T ウィーク」を開催。それは 以下の 10 個の独立した IT 専門展によって構成されており、主な出展社と来場者はそれぞれ異なる。た だし、来場者は全て IT 関係者であるため、10 展を「ジャパン I T ウィーク」と仮に総称している。 クラウドコンピューティング展 / ソフトウェア開発環境展 / データウェアハウス&CRM 展 / データストレージ展 / 情報セキュリティ展 /

RFID ソリューション展 /

グリーン IT 展

Web&モバイル展 / ダイレクトマーケティング展 / 組込みシステム開発技術展

会期終了後、リードはいつもの通り、公式文書によって 3 日間の来場者数を 12 万 2,371 人と発表し た。ところがこれを聞いた人の中からは、 「え!そんなに少ないはずがない。本当だとしたら驚きだ!」 「以前参加した他の展示会では 10 万人と発表していた。それと比べるとリードの展示会は 4,5 倍混ん でいたから、来場者数は 40,50 万人だと思った。ところが、リードが発表した数は 12 万人だったので 驚いた」という声が挙がった。中には「リードは故意に少なく発表しているのではないか?」という声 さえあった。もちろんそんなことをするはずがない。我々は厳密に集計した数をただ正直に発表しただ けだ。にも関わらずそのような疑問の声が挙がるのは、12 万人がいかに膨大な数なのかを知らない人が いるからではないか、または 12 万人は大した数ではないと思わせる特殊な風潮があったからではない かと考えた。そこで今回、水増しなしの 12 万人の姿をありのまま伝えようと思い、その方法を考え出 し、実行した。それは次の通りである。 まず、ビッグサイト東西全館(8 万㎡)の中で 12 の地点を定めた。その各地点の様子を、12 人のカ メラマンが会期 2 日目と 3 日目の午前 11 時と午後 4 時、計 4 回にわたって同時に撮影した。こうすれ ば、会場全体の混み具合をありのままに表すことができ、その結果である 12 万人という数字には一切 の作為がないということをわかってもらえると思ったからだ。その撮影記録をお見せしよう。

8 万平米の会場 (東京ドーム 6 個分) にある 61 本の通路が 3 日間常時このように混んでいた。 これが、水増し無しの 12 万人の光景だ! (東1・2・3館 奥側通路)

1


12 地点( A~L )、2 日間の定点撮影 会期

2日目(5月13日)

午前 11 時頃

会期

午後 4 時頃

3日目(5月14日)

午前 11 時頃

午後 4 時頃

A

クラウド展 会場内 通路

05.13.11:05

05.13.16:12

05.14.11:10

05.14.16:04

05.13.11:02

05.13.16:09

05.14.11:11

05.14.16:01

05.13.11:02

05.13.16:01

05.14.10:59

05.14.16:00

05.13.11:10

05.13.16:06

05.14.11:04

05.14.16:10

05.13.11:05

05.13.16:07

05.14.11:04

05.14.16:06

05.13.10:56

05.13.15:59

05.14.10:57

05.14.16:02

B

東 ・ ・ 館 奧側通路

4 5 6

C

モバイル 出入口前 通路

W e b &

D

西 館 手前側通路

2

E

展 出入口前 通路

D & C

F

西 ・ 館 通路

1 2


12 地点( A~L )、2 日間の定点撮影 会期

2日目(5月13日)

午前 11 時頃

会期

午後 4 時頃

3日目(5月14日)

午前 11 時頃

午後 4 時頃

G

東 ・ ・ 館 奧側通路

1 2 3

05.13.11:00

05.13.15:51

05.14.10:56

05.14.15:57

05.13.11:16

05.13.16:14

05.14.11:15

05.14.16:12

05.13.10:59

05.13.15:53

05.14.10:51

05.14.15:52

05.13.10:58

05.13.16:03

05.14.10:58

05.14.15:59

05.13.11:12

05.13.16:04

05.14.11:01

05.14.15:58

05.13.10:59

05.13.16:03

05.14.11:02

05.14.16:02

H 出入口前 通路

S O D E C

I

クラウド展 受付前

J

西 館 奧側通路

2

K 出入口前 通路

R I D E X

L

東 ・ ・ 館 手前側通路

1 2 3


なぜ 定点撮影を試みたのか? 念の為に、今回リードが実施した方法についてさらに詳しく説明しておきたい。 例えばA点は東館クラウド展内通路だが、そこで2日間、4回の撮影を実施した。4枚の写真すべてに 日付と時間が入っているが、これと同じことを他の11箇所でも実施した。つまり、同じ時刻に自動的に 撮影したという証拠である。しかも11時はオープンしてまだ1時間しか経っていない頃、午後4時は帰る 人の数のほうが多くなっている時間帯ということから、最も混んでいる時を狙ったのではないというこ とを、分かってもらえるはずだ。 一方、D点、F点、J点はいずれも西館での定点撮影だ。これらの写真から、西館も東館と同じよう に混んでいたことがわかる。つまりビッグサイト全館がいつでもどこでもいっぱいになっていたことの 証明だ。少々くどくなったが、12万人という数字はこれほど膨大な数字なのだ。 最後に改めて、定点撮影を行った理由を述べてみよう。 ① 我々が発表する来場者数、今回で言えば12万人という数字には、何の作為もなく、ただありの ままの数字を発表しているということを、はっきりとわかってほしかったからだ。 ② リードのようなB to Bの展示会で、リードのように厳密に数えれば、12万人という数がいかに 膨大で、収容の限界に近い数字かということを、写真によって証明したかったからだ。従って 今回の経験から言えば、40,50万人はおろか、20万人の収容でさえ、物理的にほぼ不可能ではな いかと感じた。ちなみに数字に極めて厳格な欧米では、これより2倍も大きい会場でさえ、20万 人以上入る展示会は少ないということを申し添えておきたい。

リードが 「水増し無し」 に こだわる理由 我々は、水増しの無い正確な来場者数を発表することを、長年にわたり粛々と実行してきた。今回の 定点撮影は、来場者数の信憑性を今まで以上に明確に伝えるための試みだ。 なぜそこまで数字の信憑性に強くこだわるのか?社長の石積はその著書の中で、その理由を次のよう に述べている。 1番目の理由は、出展社に対する当然の義務だからであり、水増しは違法行為だからだ。 2番目の理由は、展示会による経済効果を正確に把握し、発表したいからだ。そのためには、基礎数 字である来場者数を正確に把握し、発表することが不可欠だからだ。日本で開催される全ての展示会の 来場者数が正確であれば、日本全体にもたらす経済効果も正確に算出できるようになる。そうなれば、 展示会の意義や重要性が日本の政・官・業により深く理解され、展示会産業の発展がより早く推進され るようになる。だから「展示会を国策にし、日本を展示会大国にする」ことを真剣に推進している石積 にとって、「水増し無し」は極めて重要な理念なのだ。 3番目の理由は、リードの社員が集客に対して本当の努力を注ぎ込むためには、水増しができない環 境を作ってやることが重要と考えたからだ。そうなれば来場者が増え、展示会がさらに発展するからだ。 以上3つの理由によって、リードは来場者数を正直に発表してきた。それがリードの成功につながっ た。そう我々は確信しているのだ。 それでは参考までに今回も「ジャパン I T ウィーク」の公式発表を次ページで紹介しよう。その中の「水 増し無しの憲法」に、リードの経営哲学が明確に書かれているので、ぜひ参考にしていただければ幸い である。 4


この中には(1)または(2)に重複している方も一部含まれています。

ジャパン I T ウィーク 事務局長

ご意見、ご感想を 下記までお寄せください Email: pr@reedexpo.co.jp

FAX: 03-3349-8525

お問い合わせ: リード エグジビション ジャパン(株) 広報部長 田中 嘉一 5

TEL: 03-3349-8501


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