Architecture Portfolio

Page 1

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宮﨑 陸

R

I

K

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M

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Y

A

Z

A

K

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portfolio

2 0 2 1 2019~2021

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01

C ONTENTS ― 目次 ―

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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Table of contents Profile ―略歴・スキル―

P03 ~ 04

1, 古く新しき階層

# 計画診断 # 改修

P05 ~ 12

# 建て替え # 劇場 # リモート

P13 ~ 22

2, 捩れ漂う

3, 学習の循環

# 建て替え # 小学校

4, その他

P33 ~ 43

・集まる家 ・relay

P23 ~ 32

# 別荘 # 手書き

# 図書館 # 手書き

・都市型集落 ・胞の団塊

# 集合住宅 # コンペ

# 計画診断

P35 ~ 36 P37 ~ 38 P39 ~ 40 P41 ~ 43


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PROFILE ― 略歴・スキル ―

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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宮﨑 陸 (

名前

R I K U M I Y A Z A K I )

誕生日 1999 / 06 / 06 ― 略歴 ― 1999 年 6 月 6 日 大分県大分市にて誕生 2015 年 4 月 大分県立大分上野丘高等学校 入学 2018 年 3 月 大分県立大分上野丘高等学校 卒業 2018 年 4 月 東京工業大学 第 6 類 入学 2019 年 4 月 東京工業大学 第 6 類 建築学系 入系 2021 年 4 月 東京工業大学 環境社会理工学院 建築学系 塚本研究室 配属


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CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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1.古く新しき階層 2020/08 - 2020/09 # 計画診断

# 改修

学内誌「Ka045」掲載


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設計製図第四 第一課題(意匠)

Diagnostic Designing - Anti-vision 計画診断 ― アンチ・ヴィジョン ―

担当教員:増田慎吾(増田慎吾+大坪克亘) ・塚本由晴・佐々木啓 TA:東松眞・千葉大喜・渡邊幸

街にはすでにたくさんの建物で溢れている。これらはすべて何らかの目的やヴィジョ

回数

日時 (2020)

ンに基づいて建てられていたはずだが、時間が過ぎ去り、街の様相が変化するにつれて、

1

8/12 水

5-6

オープニングレクチャー・ガイダンス @ ZOOM

現実と都市の間に様々な齟齬 をきたしている。街の生態系への配慮に欠けるため、十分

2

21 金

5-8

エスキス 1(対象建物の決定)

なパフォーマンスを発揮せず、人々にストレスを与えている物もある。これらを新たな

3

25 火

5-8

TA

ヴィジョンによって作り変えることも可能であろうが、それは時間の経過とともに同じ

4

28 金

5-8

TA

5

9/1 火

5-8

エスキス2

6

4 金

5-8

中間講評会

7

8 火

5-8

TA

齟齬を繰り返してしまうことにもなりかねない。建築の設計とは、もっと次元の違う終

わらない可能性に満ちた世界なのではないだろうか 。 ヴィジョン実現のための労働では ない。このスタジオでは、各自が日常的に使っている街中の建物を取り上げ、何かおか

8

11 金

5-8

エスキス3

しい、もっとこうすればいいのに、という負の感情に光を当てたい。私たちは今もなお、

9

15 火

5-6

TA

歴史的体験をし続けている当事者である。 このことを自覚しながら、既存建物の計画や

10

16 水

5-8

エスキス4

立ち方を診断し、齟齬を解消し、存在価値を高めるように施術することで、新たな価値

11

18 金

5-6

TA

12

19 土

5-8

最終講評会

をもってその建物を作り変えてほしい。 対象建物の条件 ・不特定多数の人が出入りする単体の建物とする ・設計の範囲は 1,000 ~ 2,000 ㎡程度とする ・新建築など専門誌に掲載された建築作品でも構わない

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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本殿

神楽殿

神輿庫

ー ヤ イ レ 域

社務所

り 通

手水舎

通り レア ト カ

方 丘駅 が 由 ←自

森 ー ヤ イ レ 林

熊 丘 が 自由

り 通 ド イ サ

ル ヒ 公衆ト イレ

ー ヤ イ レ 園

方 丘駅 が 由 ←自

通り 自由


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神社

熊野 1928 年 碑衾町(ひぶすままち)発行

1930 年頃 自由が丘駅周辺地図

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

現在 自由が丘駅周辺敷地図 1/5000

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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尾鷲神社(三重県)

― 古い軸と新たな軸 ― 元来、神社は標高の高い場所に神を祀 り、そこを起点として形成されていたた

・傾斜に沿った街区割と新たな街区割

め、等高線に垂直な軸を持っていた。し

との衝突。

かし、計画道路が整備される過程で角度 の違う新たな軸が登場し、街もそれに沿 う形で発展していった。軸の違いは、問

市姫神社(金沢県)

題視されるようになり、道路にはみ出し た神木の伐採や神殿の移設を余儀なくさ れる事例が発生している。果たして、伝

統を犠牲に発展することは正しい計画で

・クルドサック型の宅地開発による

あったのだろうか 。

新たなに沿う建物

・新軸に影響され、境内に 3 つの ②

― 偶発的な魅力と問題 ―

熊野神社参道

レイヤーが誕生 ③

①神域レイヤー ②森林レイヤー

計画道路は当然、対象敷地にも影響を

③公園レイヤー

及ぼした(右記ダイアグラム)。その結果、 熊野神社は木々のトンネルに囲まれ、俗

→聖へのシークエンスを感じ取ることの できる参拝経験 を獲得した。これは、計 画道路・標高・改修など様々な独立した 回廊(左) 、本殿(正面) 、手水舎(右)

要素によって偶発的に 獲得した魅力とい

公共的な利用増進に向け

える。

・社務所を森林レイヤーから神域

しかし、偶発的に獲得した魅力に偶発

レイヤーへ持ち上げた

的な問題が付属しないことは考えづらい。

・公園レイヤーにトイレを設置

対象敷地では、神木と社務所の干渉・伝

統的峻厳さの欠如・俗に染まりすぎた景 観 という形で、問題が浮き彫りになって いた。


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11 ― 計画診断 ― 独立要素によって得られた参道では、要素それぞれの計画のしわ寄せを神木と社務所の干渉・伝統的峻厳さの欠如・俗

に染まりすぎた景観という形で背負てしまっている。 ― 処方方針 ― 独立した要素のそれぞれの計画の目的を考え、それらの衝

― 処方 ― ・使わなくなった部屋分社務所を縮小し、セット バック

突によって問題が起きないような改修を目指す。境内の神聖 さを高めるとともに、その範囲内での俗→聖の変化を与える。

改修後 C-C' 断面詳細図

・神聖さの証である水を使った水盤のトイレへと 改築 →敷地内に余裕が生まれ伽藍堂の強化と、神社 の峻厳な雰囲気の獲得、神社らしさの演出

B’

・神木のある場所は窓口 であり、庇は神木をよ けるような形

b’

A’

本殿

・木々の中を進むと唐突

a’

神楽殿

A

に表れる最大 4m の壁

B

社務所

a b

コンクリート壁の圧迫感

・コンクリート造で、そ 公衆トイレの雰囲気の乱れ

の扉は開け放している

~ A f t e r ~

~ B e f o r e ~

神木との干渉

C’ C

改修後平面図

改修前平面図

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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・通り抜け形式のトイレにし、その入り口を二つのトイレ ではさむことで周囲からはトイレの入口が見えないよう

偶発的な魅力の発生に伴う偶発的な問題という

になっている。また、水盤の利用により空気環境・光環

都市の発展のしわ寄せを考える機会を作りたいと考えた

境の改善も図る。 ・社務所には、2 グループ泊まれる宿泊機能がついている。しかし、 現在全く使われていない。よって、圧迫感の解消のために減築を 行った。

改修前 b-b' 断面図

・圧迫感を与えている要因の一つは垂直の高い壁と、そこに沿うよう にして建ってある社務所だ。従って、減築と共にセットバックを 行い、伽藍堂を演出する。これにより、神社建築に囲まれた土地 へ地下から潜るように入るという参拝経験が生まれた。

~ A f t e r ~

~ B e f o r e ~

神木との干渉

改修後 B-B' 断面図

社務所の大きさ 既存社務所

コンクリート壁の圧迫感

改修前 a-a' 断面図

改修後 A-A' 断面図


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CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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2. 捩れ漂う 2020/06 - 2020/07 # 建て替え

# 劇場

# リモート

学内誌「Ka045」掲載


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設計製図第三 第一課題(意匠)

都市の密度と速度に呼応する建築 300 人実験劇場を含んだ第 2 ヒカリエデパート 担当教員:奥山信一・香月歩 TA:番場崇・本宿友太郎

自由が丘駅正面改札口前のロータリー広場は、地域コミュニティーバスやタクシーな

要求用途

ど駅利用者の交通サービスとして重要な都市空間であると同時に、駅方向を除く三方を

現存する店舗は同等の床面積を確保し、各自が設計する建築内に計画すること。

商業施設が密集し、かつ北から南へ緩やかな勾配を持つといった地形的特徴によって、

追加機能として以下の用途を含めること

人々と建物をダイナミックな密度と速度によって関係づける都市空間的特徴 を持ってい

・小規模店舗群(バー、カフェ、居酒屋、ブティックなど。1 店舗の床面積は約 30 ㎡)

る。

現存するヒカリデパートを参照し、延べ床面積との対応の中で店舗数を設定すること ・300 人程度を収容の実験劇場(劇場に付随する諸室は各自で検討し、設定すること)

数年前に、このロータリー広場の修景整備が終了し、人々が佇むことのできる設えも

・その他、各自の設計コンセプトを強化する上で必要と思われる用途を追加してもよ

施され、上記の都市空間的性格の可能性が拡張された。

そこで、ロータリー広場西側に現存する店舗群一帯を再開発し、この広場と呼応する 複合建築(300 人実験劇場を含んだ第 2 ヒカリエデパート)を構想および設計し、的確 かつ魅力的な表現(図面及び模型)で提案してほしい。

成果物 ・配置図兼 1 階平面図 ・各階平面図 ・立面図(ロータリー側を含み最低 2 面) ・断面図(東西方向、南北方向それぞれ 1 面) ・設計趣旨 ・パース(外観、内観それぞれ最低 1 枚ずつ。軸測投象図、断面パースでもよい) ・その他、各自の設計意図に則って必要と思われる図面・模型を追加してもよい

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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自由が丘駅

自由が丘駅周辺敷地図 1/5000

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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建築用途 ・小規模店舗群

人の量、滞在時間、ボリューム

・劇場

の差が大きな問題

四辺から人々の視線と動線を 引き込む造形

ボリュームの乱立による 四辺からの利用者、様々な速度、

街路と店舗の表現

幅広い年齢層を受容する レベルが上がるにつれ街路が

敷地の特徴

区切られた空間になるような建築

・狭い街路と小規模な店舗が高密で存在する町 狭い街路と小規模店舗群を用いて

・幅広い年代が利用している

自由が丘の一部としての建築

・緩い傾斜をもつ ・駅前の街の顔 ・四辺を道に囲まれる

劇場の形式 多様な世代に対し様々な演目、

『捩じれ』

多くの講演機会を設けることのできる 小規模実験劇場がいいのではないか

街路の性質

速度と用途と高さの関係 高層階 長期滞在型の店舗

遅い

滞留

速い

動線

(レストランなど) 中層階 実験劇場 低層階 短期滞在型の店舗 (アパレルなど)

イメージスケッチ


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四面からの様々な速度を持つ人を建物へと引き来む ために、様々なボリュームを配置。

上に向かって捩じれさせることで、人々の視線と動線を 引き込む。

捩じれたボリュームに沿って鉄骨をいれる。

スラブとホワイエを鉄骨により支える。

造形手法ダイアグラム

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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劇場B

中層階(4 ~ 5 階) :劇場

店舗

店舗

店舗

控室

控室

4500

店舗

4500

受付

4500

店舗

2000

店舗

4500

38400

劇場C

4500

レストラン

9000

カフェ

カフェ

4500

600

高層階 (6 ~ 7 階) :飲食店・カフェ

A-A' 断面図 1/400

低層階(1 ~ 3 階) :アパレル・雑貨・カフェ


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21 ○低層階(1 ~ 3 階) ・乱立するボリューム内に小規模店舗が配置される ・各ボリュームの頂点の距離が街路としての距離を保っているため ボリュームの外は動線の性質が強い

A

A'

fast

1 階平面図兼敷地図 1/400

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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○中層階(4 ~ 5 階)

○高層階(6 ~ 7 階)

・ボリューム内には小型の劇場

・ボリューム内には飲食店

・ボリュームの頂点が低層階に比べると狭まり、ボリュームによっ

・ボリュームの頂点がさらに近づき、ボリュームによって区切られ

て区切られる空間がホワイエの性質(待機・休憩)に寄る

る空間は飲食店の食事スペースの性質(滞留)に寄る

劇場A カフェ

レストラン

ホワイエ

カフェ

劇場B 劇場C

レストラン

S

L

M ed i um

4 階平面図 1/400

O

W 6 階平面図 1/400


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CONTENTS

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1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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3. 学習の循環 2020/10 - 2020/12 # 建て替え

# 小学校

学内誌「Ka045」掲載


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設計製図第三 第二課題(計画)

都市に立つ小学校

多様な学習スタイルを展開するための計画

担当教員:大沸俊泰・斎尾直子・沖拓弥

多くの公立小学校において、老朽化解消と耐震化、公共施設の再編・再配置が課題と

<普通教室>

なる中で、子供たちを中心とする地域住民の新たな拠点 として機能する「小学校」を計

1 学年 3 クラス× 6 学年(計 540 人程度 /18 クラス Max)を想定した学習空間

画してほしい。

40 人一斉授業にこだわらず、少人数 / グループ / 習熟度別 / ディスカッション / ワーク ショップ /ICT 活用、その他、低中高学年ごとのアクティブな学習スタイルが展開でき

敷地は、都区部、住宅市街地に立地する現役の小学校において新築建て替えを想定す

る空間を想定

る。近年の学習方法多様化の動き を踏まえ、新たな学校・学習空間、放課後の子供たち の居場所、地域開放を行い住民主体の柔軟な運営を想定する空間等、従来の学校建築を 超えた魅力的な提案を期待する。

<地域開放機能> 音楽教室、家庭科教室、図書館、メディアセンター、体育館は平日夜間・休日は地域開 放を想定する。また、災害時は地域の避難所となる。

○設計条件○ 敷地概要:大田区南久が原二丁目 東調布第三小学校の敷地 地域地区:第一種中高層住居専用地域(200%、60%)、準防火地域、第 2 種高度地区 道路条件:北・東・南側‐6.0m、西側‐4.3m、北側道路は将来 15.0m に拡幅予定 敷地面積:6,971 ㎡ (更地で正門位置も含めて検討、現在は東側道路沿い)

PROFILE

・校庭 / 運道場 地盤面で 100-150m トラックが確保できる程度 ・学校園、緑地等 ・敷地境界の設計

延床面積:校舎部分 8,500 ㎡程度まで、体育館 850 ㎡程度

CONTENTS

<屋外>

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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久が原駅

鵜の木駅

敷地図 1/10000

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


R I K U 〇教育の今

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〇経験学習モデル

〇提案

現在の学校教育は「知識詰め込み型学習」 この学習法は組織行動学者の「デービット・コルブ」

このモデルを建築的に提案するとき問題となるのが、行動という人のふるまい

と言われ、暗記による知識量の増大に比重

が提案したものである。コルブは日常の経験が人々の能

と、学習という人の頭の中での行為が混ざっていることである。従って、このモ

を置いている。この学習法は試験の点数は

力を開発しているといい、知識習得の学習と対局に位置

デルを踏襲しふるまいとしてのサイクルへと変換をする。

上がる反面、児童や生徒の学習の動機付け・

する学習法として発表した。

そのようにして得られたサイクルを建築の空間として実現し、その特徴を生か

持続に欠けるという短所がある。

この学習法は『経験』『省察』 『概念化』 『試行』の四つ

しながら地域活動の中心の場となるような建築を提案する。

この教育の結果、「テストを過ぎたらす

からなるサイクルである。

べて忘れる」剥落学力等の問題点の他、詰 め込み教育の結果「四当五落」 「一浪は当 たり前」と言われるほどの受験戦争になり、 その結果として、勉強についていけない児 童・生徒が増加し、いじめ、校内暴力、非

復習

経験

Review

Concrete Experience 具体的な経験をする

行動

空間:オープンな自習室

自分で気づく

行、体罰、落ちこぼれなどの問題が発生し、 もはや学校問題レベルを通り越して、社会 問題となるほどの課題となった。

ふるまいモデル

経験

省察

Concrete Experience

Reflective Observation 空間:普通教室(最も滞在する)

経験を多様な観点から振り返る 自分で考える

学習

概念化

空間:特別教室

Abstract conceptualization このような背景において、僕は学習の空間 と学習の理想的な体系が一致していないた

試行

Active Experimentation

他でも応用できるように概念化する 自分で教訓とする

めに、問題が生じてしまうのではないかと 考えた。従って、学習体系からの設計を行 うことで新たな提案をしたいと考えてい る。 理想的な学習体系として私は「経験学習 モデル」を掲げようと思う。

この建築において、ふるまいモデルは時間尺度が短く範囲として狭いものから、

試行

時間尺度が比較的長く範囲が敷地いっぱいに広がるものまで現れる。日ごろの授

Active Experimentation 新しい場面で実際に試してみる 自ら行動を起こす

行動

業中における座学(経験)と発表(試行)、一日を通して、午前に習った科目の復 習を先生と話しながら行え、その後にもう一度問題を解くなり、試行の場で実際 に試すなり様々なモデルが見込まれる。


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一階平面図兼配置図 1/600 商店街の終わりにあり 児童の活気が伝わる 休憩場 職員トイレ

それぞれの要素に必要な分の ボリュームを考え、配置する 事務室

EV

給食室

更衣室 更衣室

配膳スペース 保健室

小学校の外でありながら 学校の構造が落ち 大屋根のかかる空間

職員更衣室

カウン セラー室

倉庫

展示スペース 優秀な作品に 感化される入口

体育館と隣接し多様な 利用法のあるエリア

体育館 倉庫

・高低差による、身近な発表の場(試行)

多目的エリア

図画工作エリア

ウッドデッキ 全方位視線の通る空間

1年CR 動線が絞られ 管理のしやすい 教室配置

4000

・ズレにより仕切りがなく広々とした教室

ウッドデッキ モノづくりの性質を持った エリアをまとめ、 より柔軟な授業へ対応

より広々と使える配置 2年CR

4000

8000

4年CR

8000

柔軟な学習スペース

4000

家庭科エリア

60000

3年CR

休憩所

8000

縦横のズレを作り出す

電気室

8000

小さなサイクルを実現するため、

ステージ

校長室

グラウンド

4000

内側と外側の境界線を薄くする

4000

コミュニティスペース

8000

ガラス屋根によって

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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小会議室

開放的な職員室

会議室

職員室 視聴覚エリア

資料室 楽器庫

質問エリア

EV

教師と児童で作る 復習の工程

FL+0

自習エリア

屋外自習スペース 屋外も勉強の場に

理科スペース 多目的 スペース

3年CR

FL+1700

音楽室

メディアセンター

屋外スペース

5年CR FL+0

3年CR

5年CR

屋外読書エリア

FL+1700

ウッドデッキ

5年CR

3年CR 学んだことを 発表できる場

縦も横も視線の通る 開放的屋外 4年CR

平面的ずれによる 発表の場

6年CR

6年CR

4年CR

4年CR

二階平面図 1/600

6年CR

三階平面図 1/600


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Cross-sectional isome diagram

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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Perspective Drawing ②

Perspective Drawing ①

Perspective Drawing ③


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CONTENTS

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1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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4, その他作品 住宅 / 図書館 / 集合住宅 / 超都市


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4-1,『集まる家』 設計製図第一

別荘を設計する #別荘 #手書き 担当教員:山崎鯛介・村田涼・藤田康仁・立花美緒 2019/05 ~ 2019/07 学内誌「Ka044」掲載 課題趣旨 本課題は木造住宅のトレース及び設計課題を軸に、並行し て 2 つの小課題に取り組むことで住宅建築について学ぶことができる ように構成されている。 1 つ目は住宅の構法と形式の関係に着目した課題。町家型やコート ハウス型など住宅の形式には歴史的に形成された一定の型があること を学び、建築家による住宅作品や伝統的な民家が、どのように形式に 蓄積された知恵を引き出し、木造や鉄骨造といった構法との関係にお いて実現及び展開しているかについて考える。 2 つ目は敷地の周辺環境の理解を深める課題。設計課題の敷地を、湖 畔、森林、海岸など自然環境に立地する場所から各自で設定する。気候、 風土、眺望、建築の形式等の周辺環境を調査し、配置図やスケッチで 表現する。これらを経て家族のための別荘を設計する 。建築面積は 100 ㎡程度、構造は木造軸組構法とし、ゲストが泊まれるようにすること を条件とする。 矩計図 1/30

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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北西アイソメトリック

屋根伏図 1/1000

1 階平面図 1/150


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4-2,『relay』 設計製図第二

緑が丘図書館 地域の交流施設としての図書館 #図書館 #手書き 担当教員:安田幸一・大佛俊泰・藤井晴行・那須聖 塩崎太伸・沖拓弥・川島範久 2019/12 ~ 2020/02 学内誌「Ka044」掲載 課題趣旨 現在の「緑が丘図書館」は、緑が丘駅と自由が丘駅の中間 地点に位置し、 『緑が丘コミュニティセンター』内に「緑が丘文化会館」 と併設される形で目黒区立図書館として運営されている。緑が丘小学 校が近接して立地し、多くの児童書の蔵書を抱え、子供から高齢者ま でが利用する地域の学び場としての意味合いが大きい。本課題では『緑 が丘コミュニティセンター』に敷地が更地であることを想定して、そ こに地域の図書館を設計することを課題とする。これまでこの施設が 地域で担ってきた役割を考慮しつつ、これからの地域社会の動向を見 据え、未来に向けた交流の場としての図書館のあり方を検討してほし い。 総評 - である。〇宮﨑案は周囲を読み込んで選択された建物の形態 が内部の空間の気持ちよさに積極的に生かされている。矩計図 1/100

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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4-3,『都市的集落』

~住のコミュニティにおける価値の再構築~

第 14 回 長谷工 住まいのデザインコンペティション

集まって生きるかたち

●コミュニティの分析

私たちは「集まって生きるかたち」を考える上で、

産業革命以降、特に都市部で人々は「職」と「住」

まず人間が集まって生活を送り始めた最初の目的 とは

が分離した生活を行うようになる。例えば、サラリー

何かに着目した。

マンは朝出勤し、夜帰宅するまで 1 日の活動時間のほ

人類は先史以来、集落等を形成し、ともに共同で灌

とんどを会社などで過ごし、自宅の周辺にはほとんど

漑施設や道具を使用して農作業や狩猟を行い、時には

関わりがない人は多い。そしてこの分離の進行ととも

集団で軍隊を組織したり堀を巡らせることによって生

に、 「住」におけるコミュニティは希薄化を強めていく。

活を営んできた。

#集合住宅 #コンペ 2020/11 ~ 2020/12

●過去からとらえる集まりの目的

共同設計者:加藤雄也・渕野剛士

そして現在、 コロナ禍によって、 「職」のコミュニティ

ここから私たちは集まって生活することの価値とし

に依存してきた人々が、テレワーク等によって強制的

て①財産の共有、②協同作業、③安全の確保 という3

にそのコミュニティから引き離され、 「職」のコミュニ

つを抽出した。

ティの脆さが露見し、再び「住」のコミュニティの価 値が問われつつある。

新型コロナウイルスの感染が世界中を襲い,その対策として,各地 で外を出歩くことや集まることに対する規制が行われました.その中 で,デジタルツールによるコミュニケーションが急速に浸透し,在宅

家屋

自然資源

②共同作業

都市空間への

③安全の確保

農作業

勤務や教育のオンライン化,ネットショッピングや友人とのリモート 飲み会など,オンライン上でできることの可能性が広く共有されまし

①財産の共有

適用

「職」のコミュニティ 「住」のコミュニティ

「職」のコミュニティ

職場 A

職場 A

「住」のコミュニティ

簡単に行き来ができない 職場 C

職場 B

職場 C

職場 B

外敵から身を守る 職住分離の社会

た.この経験は,これまでのオフィスや学校,店舗,住宅などの空間

コロナ禍における社会

を見直し,また,通勤や出張といった移動の意味を考えるきっかけを もたらしました.

各個人の世帯の変化などにより

しかし,人のいないまちには魅力がないことや,実空間に含まれる 雑音のような情報が、多くの経験の共有に活きていたことにも気づき,

必要になるスペース ボリュームの隙間という財産を

タワー状のボリューム内に

どのように活用するか考える

各々が所有する空間がある

集合住宅内での横の コミュニティの活動スペース

集まることの価値が再確認されました .ただ,以前の状況がすべてよ いとは言えない,コロナ禍が過ぎても,同じ状況に戻ることはないの ではないかと感じている人は多いでしょう. そうした中,集合住宅はどうあるべきなのでしょうか.専有部がオン ラインを通した仕事や教育の場として使われるということだけでなく,

住民同士の協力

集合住宅全体が,オフィスや市場,学校,病院のような側面を持ち, まちのようでもあるような,これからの都市を変えていくさまざまな

住民の入れ替わりによって

職人を呼び込むことで生まれる

建物の様相は変化し続ける

地域の活動スペース

可能性が考えられるかもしれません.もちろん,単に集まればいいと いうことではないかもしれません.集まって生きることの意味を冷静 に問い,これからの価値観を見出すような集合住宅を提案してくださ い.

CONTENTS

PROFILE

1.古く新しき階層

このサイクルが集合住宅内で同時多発的に発生する

2.捩れ漂う

3.学習の循環

Isometric Diagram

4. その他


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●提案 そこで今回の設計では「住」のコミュニティにおける価値を再構築するために、抽出した③ つの集まって生きる本来の意味を都市における集合住宅に適用しようと考えた。ここで、③「安 全の確保」は現代社会において国家や自治体がその大半を担っていると考えられるため今回は ①と②に特に注目した。

4人用住戸A

共同倉庫

工作室

アトリエ

4人用住戸B

昇降機

・①財産の共有を実現するために 資材搬入

各個人の専有部分を必要最小限とし共有部分を最大化して各住戸ユニット間に間隙を作りこの 空間を共有財産とした。これを住人が主体となって管理運営して行くことにより、住民自身の 生活の向上や経済的な利益を追求することを可能にする。

1人用住戸

・②共同作業を実現するために 各住戸ユニットを独立させ、分散的に配置することによって住戸ユニットを取り巻く共有部分 の変化が各住人の生活に直接影響を及ぼすようにした。これによって住人はこの集合住宅にお

2人用住戸

ける共同作業に主体的に関わるようになる。

一階平面図 1/400

BBQ ができる屋上エリア

個人の趣味によって変わる増築ボリューム

世帯の規模拡大により必要になる納戸

増築のための資材運び用昇降機

最低限の住戸ユニット

共有財産の使用方針を決めるための会議室 ボリュームの間にある共有財産(空間) での植物栽培

職場としての居住空間の拡大

最低限の住戸ユニット 荷捌きスペース

子供の成長にあわせて必要な空間を作り出す 共同のゴミ捨て場

職人を呼ぶ及び住民が主体となることで利用されるアトリエ

共有財産(空間) を利用し利益を出すような店舗空間

必要最低限の生活空間

断面図 1/100


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●旧集落の構成要素 りん

かい

4-4,『胞の団塊』

1, 水系:旧水系が集落区間の骨格

フジテレビ 線

2, 土地:生活と生産が営まれる 東京テレポート駅

4

3, 道路網:生活と生産の場を結ぶ 4, 共有施設:墓地や神社など同じ機能を詰め込んだ場

設計製図第四 意匠 第二課題

5, 余裕地:中間的機能、多角的機能を持つ土地

都市の計画診断 4

ゆりかもめ

再考・臨海副都心

6, 住居:生活の場 『集落空間の構成原理と地形立地』より抜粋 敷地図 1/20000

#計画診断

(齊木崇人 / 農村計画学会 Vol.4 No.4 / 1986 年 3 月)

●第三次産業革命について

●集落型の導入

①リモートワークや中型モビリティなど、距離を省略

大都市型の居住空間の構成では生活の場が合理的に

担当教員:藤村龍至・塚本由晴・佐々木啓

することのできる技術の発展に伴い、今まで合理的に

まとめられ、その箱が廊下という動線によって活動の

2020/12 ~ 2021/02

集められていた機能を切り取って、住居の機能に重複

場まで続いていく。人とすれ違うもののそこに関係は

できるようになる。その結果、需要が分散し商業が住

生まれない。では、集落ではどのように関係性が築か

区に入ってくる。最終的には、職・商・住の混在した

れるのであろうか。私たちは前述構成要素のうち余裕

都市となる。

地の有無が現在との大きな違いだととらえた。

本課題では都市の計画を診断し将来を占う対象として、かつて大きな 都市実験が企画され、中断された経緯を持つ臨海副都心に着目し、方 向転換したと考えられる 1995 年に遡り、臨海副都心は開発当時何をや

大都市: 経済的・管理的合理性

ろうとしていたのか、丹下健三は何を提案しようとしていたのか (「東

超都市: 生活的合理性

京計画 1986」「世界都市博」)、現在はどんなことが議論されているの かをリサーチするとともに、豊富なパブリックスペースがあり、海に

大都市型

集落型

( 生活と活動の場が同じになる。)

近く、空港にもアクセスがよいなど、大丸有や日本橋、渋谷などの交

②今までは生活の場と活動の場が異なっていた。主な

通指向型都市開発とは異なるポテンシャルを有するこの場所の基盤を

活動の場が住区とは異なるため住区でのコミュニティ

活かし、IoT・グリーンニューディール・自動運転 など新しい汎用技術

の関係は希薄であった。今後生活と活動の場が同じに

プラットフォームをベースにしたあり得べき都市形態と建築類型の関

なるとき、今までの活動のコミュニティとは関係が薄

集落では個人の住居に生活と生産の場が付属しており

係を提案することを通じて 2020 年以後の都市像=「超都市 」型の開発

れ、より重要なのは住区でのコミュニティとなる。

集落の動線との間に余裕地が存在する。そこでは、コ

像を示す。

以上より第三次産業革命の影響として以下の 2 点が

ミュニケーションが行われる以外にも直接的に売買が

挙げられる。

行われたり、新たな出会いの場であったりもする。

(1) 第一次産業革命 (19 世紀 ) =都市 (2) 第二次産業革命 (20 世紀 ) =大都市 (3) 第三次産業革命 (21 世紀 ) =超都市

効率化された動線

売買の場でもあり、 コミュニケーションの場でもある

私たちは、大都市への発展の中で失われてしまった

・職住一体

余裕地を再び作り出すことで近隣コミュニティを充実 させることができるのではないかと考えている。

・近隣コミュニティの再編 集落の想起

CONTENTS

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1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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1 階平面図・断面図 1/1500


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1.古く新しき階層

2.捩れ漂う

3.学習の循環

4. その他


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Thank you for viewing till the last one.


R I K U 宮﨑 陸

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2019~2021

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令和 3 年 7 月発行 〒 666-666 東京都陸区六が丘 6-6-6 TEL 66-6666-6666 FAX. 66-6666-6666 E-mail : riku0606060@Rmail.com

URL : http://www.riku66.com

上記記載住所・電話番号・ファックス・メールアドレス・ホームページ、下記バーコードは実在しません。ご了承ください。

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