http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/senshu/gakunen/2009/4nen/work/kokugo/pisa012

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☆じん君とともお君が「携帯(けいたい)電話」について、それぞれの考え を書いています。それぞれの文章を読んで、問題に答えましょう。

さいきん、子どもが犯罪(はんざい)やトラブルにまきこまれてしまうと いうことで、携帯電話についていろいろと約束が決められるようになった。 学校には持ちこまないというのも約束の一つだ。 新聞やニュースでは、携帯電話でのメールのやりとりでけんかになり、殺 人事件になったというのを見たことがある。また、いじめを生むもととなる と読んだこともある。 大人は、子どもをきけんから守る役目があるから、携帯電話を持たせるべ きではない。子どもは、安全であってこそ、育っていけるのだ。 (じん)

携帯電話は、子どもに持たせてもよいと考える。なぜならば、今の世の中 では、ちょくせつ人と会わなくても大事なことを伝えたり、たがいの気持ち をたしかめ合ったりする力が必要になってきており、携帯電話を使うことは、 そのよいれん習になるからだ。 れん習問題が一つもない算数の教科書で勉強して、算数ができるようにな るだろうか。いや、なるわけがない。 何事も、力を身につけるにはれん習が大切だ。 「きけんがないように」とい って、れん習をさせなければ、大人になった時に、自分で自分の身を守る力 や、人に正しく考えを伝える力がついておらず、とてもこまったことになっ てしまうだろう。 (ともお)


【問1】次のことは、文章に書いてあることから考えて、正しいことですか?それとも正 しくないことですか?正しいものには○を、正しくないものには

をつけましょう。

じん君は、携帯電話は持ってはいけないと言っている。 じん君は、子どもの安全を守ることが大切だと言っている。 ともお君は、子どもが携帯電話を持つのに、約束は作らなくてよいと言っている。 ともお君は、携帯電話を使えば、算数ができるようになると言っている。 ともお君は、子どもには何事も練習させることが大切だと言っている。 携帯電話は、通話をしたり、メールをしたり、インターネットができたりする。 【問2】ともお君の「れん習問題が一つもない算数の教科書で勉強して、算数ができるよ うになるだろうか。いや、なるわけがない。」は、たとえ話です。それはつまりどういうこ とですか?正しいと思うものに○をしましょう。 れん習がなければ、とても楽だということ。 携帯電話の正しい使い方は、約束を教えればできるようになる。 算数の問題は、たくさんれん習をするべきだ。 携帯電話の正しい使い方は、子どものうちから本物の携帯電話を使ってれん習して おく必要がある。 れん習問題が一つもない国語の教科書で勉強して、国語ができるようになるわけで はない。 何事も力を身につけるには、れん習が大切だ。 【問3】あなたは、 「子どもが携帯電話をもつこと」について、さんせいですか、それとも はんたいですか。じん君やともお君の考えにふれながら、あなたの意見を書きましょう。

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