POR TFO LIO
Shieri Kinjo
2022
hello
2001 長崎県生まれ 2004 広島県広島市某保育園卒園 2007 東京都杉並区某幼稚園卒園 2013 杉並区立某小学校卒業 2017 杉並区立某中学校卒業 2020 都内某高等学校卒業 2022 現在日本大学理工学部建築学科第3学年 建築学生サークルフラット 書記 伊東子ども建築塾 TA 趣味 建築巡り 佐藤ノアさん(モデル・歌手) ピラティス お菓子作り ジブリ You Tube 美味しいごはん屋さん探し きんじょう しえり Shieri Kinjo ▶高校3年間 吹奏楽部 オーボエ ▶ジブリが大 好き ◀美術館巡り が好き ▶お菓子作り がすき。 豆花とキッ フェルン (クッキー) ▼モデル、佐 藤ノアさんと イベントにて
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交流の積層―ずれて繋がるサテライトキャンパス― にじみ、混ざり、そして広がる Pass, Pass? Pass!―地域の通り抜けとして― ・伊東子ども建築塾 ・建築学生サークルフラット♭ 私のこれから 2年後期 サテライトキャンパス 3年前期 代官山コンプレックス 2年後期 地域センター 研究したいテーマについて 01 02 03 04 05 P6-P15 P16-P27 P28W-P35 P36-P41 P42-43 学外活動
6 01 交流の積層 ずれて繋がるサテライトキャンパス サテライトキャンパス
7 オンラインでの授業が普及した 最近において、キャンパスの存 在意義が問われている。メディ アクラシーの時代において、ソ リッドなモノとしてのキャンパ スは、情報社会とどういう関係 か考えないといけない。キャン パスとは本来、専門が様々に違 う学生や教員が、研究や教育で 集まっている場所だ。大学にとっ て、自分の研究の場、学ぶ場に ダイレクトに到達できればいい のではなく、様々な分野、年齢 の違う人たちが「交流する空間」 が重要なのではないか。「そもそ も、アカデミアとは何か?」と いう問いから、コロナ渦でキャ ンパスライフを経験した私たち ならではの、これからのサテラ イトキャンパスを提案する。キャ ンパスは、教育の場所であると 同時に研究の場である。「まち」 における「ラボ」のあり方は非 常に重要であると感じる。閉じ られた印象の多いラボを開放し、 開かれたキャンパスを目指した。 近年、都市型キャンパスは、オ フィスビルのように均等スパン に同じ天井高の教室が収まって しまう、「高層高密度型」が多 い。現在のキャンパスは、オフィ スビル化、高層高密度化が進ん でしまった。特に都市型キャン パスではそれが顕著である。入 りにくい雰囲気もこのせいであ る。だから、「都市の共有財産」 という位置づけのキャンパスを 目指したい。つまり、「学生の ため」という枠を緩め、「地域 のため」の施設利用を促すよう な大学が必要なのだ。
➡ 講義室 150㎡ ➡ 8 正対する床スラブ上部の 床スラブだけ回転 Diagram Process 自由階を基準階でサンドイッ チ。2 層でワンセットに。 自由階のうち一つをさらに自 由にさせる。流動的に変形。 テラスフロアに。 敷地に正対した「基準階」と、ずれた「自由階」 回転した床スラブの階→自由階 回転しない床スラブの階→基準階 ずれた部分にできた吹き抜けが上下階をつなぎ、交流の居場所となる。ダイナミックな 空間が生まれる。
テラスフロアを大きく変形。1F の講評 スペースのレベルがGL から下がって いることに呼応して、北側は低く、正 面となる南側を持ち上げた。大階段を 外に張り出し、ガラスのファサードを オフセットする操作をした。 カフェが外に向かって開いている。講 評スペースは大階段と連続したレベル 差がついている。また、外部も同じく 下がっている。3Fのデザインスタジオ と4F のアクティブ・ラーニングスペー スは空間が連続している。
9 院生室と研究室がある。各部屋が、コ アと植物の見える吹き抜けを、ぐるり と取り囲む。吹き抜けが上下階の関係 性を作り、植物がその仲介としての役 割を担う。
南立面図 S=1/100 △GL±0 △RFL ▽2FL ▽3FL ▽4FL ▽5FL ▽6FL ▽7FL ▽1FL △RFL 6,000 10,000 4,400 4,000 4,000 4,000 4,000 4,00031,000 5,000 25,800 11,400 10 南立面図 S=1/250
南立面図 S=1/100 東立面図 S=1/100 ▽5FL △GL±0 △RFL ▽2FL ▽3FL ▽4FL ▽5FL ▽6FL ▽7FL ▽1FL 10,000 4,400 5,000 25,800 11,400 6,000 9,400 4,000 4,000 4,000 4,000 4,00031,000 5,000 19,295 3,3202,4504,125 11東立面図 S=1/250
12 テラスフロア、院生室階、研究室階を南から。吹き抜けにテラスフロアの木が顔を出す。
13 東側前面道路からみる 3F デザインスタジオと4F のアクティブ・ラーニングスペース南側から。講評スペース。大階段と連続したレベル差がついている。また、外部も 同じく下がっている。 3F デザインスタジオと4F のアクティブ・ラーニングスペース。連続する。
読書コーナー エントランスホール △GL±0 △RFL ▽2FL ▽3FL ▽4FL ▽5FL ▽6FL ▽7FL ▽1FL EV講評スペース EV デザインスタジオEV EV EV EV EV カフェ兼展示スペース アクティブ・ラーニング スペース 研究室 研究室 院生室 院生室 AAʼ断面図 S=1/100 6,000 2,450 9,400 6,250 4,000 4,000 4,000 4,000 4,00031,000 5,000 18,100 5,000 1,000 3,000 3,000 3,000 3,000 3,685 3,320 1,200 エントランスホール △GL±0 ▽2FL ▽3FL ▽1FL EV講評スペース カフェ兼展示スペースEV AAʼ断面図 S=1/100 南断面透視図 S=1/100 6,000 2,450 9,400 6,250 4,000 18,100 5,000 1,000 3,000 3,000 1,200 14 AA’断面図 S=1/250 南断面透視図 S=1/250
▲ ▲ △2階床スラブライン 1階平面図 S=1/100 警備室 夜間出入り口 講評スペース 140㎡ GL-1200 講義室 150㎡ A Aʼ Suggestion 近年、都市型キャンパスは、オフィスビルのように均等スパンに同じ天井高の教室が収まってしまう、「高層高密度型」が多い。そもそもキャ ンパスの原型は、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などに見られる、「クアドラングル(=中庭型)」だと言われている。かつてのキャ ンパスは、シンボリックな建物でコントロールされた中庭や広場が中心だった。その後、「シンボリックな空間」を否定した現在のキャンパスは、 オフィスビル化、高層高密度化が進んで本来キャンパスの持つ色を失ってしまった。特に都市型キャンパスではそれが顕著である。なぜなら、 不動産メリットが高い土地にある大学では、敷地内にオフィスなどの他の用途を入れて経済効果を狙うという、複合化が進行しやすいためだ。 入りにくい雰囲気もこのせいである。だから、「都市の共有財産」という位置づけのキャンパスを目指したい。つまり、「学生のため」という枠 を緩め、「地域のため」の施設利用を促すような大学が必要なのだ。 建築面積 延床面積 1階床面積 2階床面積 3階床面積 4階床面積 5階床面積 6階床面積 7階床面積 1,020㎡ 4345㎡ 590㎡ 400㎡ 800㎡ 390㎡ 1,005㎡ 580㎡ 580㎡ △南側 △東側 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 20,185 20,185 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 カフェ兼展示コーナー 2階平面図 S=1/100 3階平面図 S=1/100 △エントランス見上げ。カフェが外に向かって開いて いる。 △講評スペース。大階段と連続したレベル差がついて いる。また、外部も同じく下がっている。 △3Fデザインスタジオと4Fの アクティブ・ラーニングスペース。連続している。 △3Fデザインスタジオと4Fの アクティブ・ラーニングスペース南側から。 △図書コーナーの3Fと4F △エントランスホール。カフェが張り出す。 9,990 12,5109,100 8,885 31,600 20,185 9,990 12,5109,100 31,600 27,40560㎡ 60㎡ 60㎡ Studio1 Studio2 Studio3 60㎡ 60㎡ 60㎡ Studio4 Studio5 Studio6 工作室 40㎡ 2階平面図 S=1/100 3階平面図 S=1/100 △4階床スラブライン △講評スペース。大階段と連続したレベル差がついて いる。また、外部も同じく下がっている。 △3Fデザインスタジオと4Fの アクティブ・ラーニングスペース。連続している。 △3Fデザインスタジオと4Fの アクティブ・ラーニングスペース南側から。 △図書コーナーの3Fと4F △エントランスホール。カフェが張り出す。 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 22,200 28,800 9,990 12,5109,100 31,600 27,405 22,200 28,800 研究室4 20㎡ 研究室5 20㎡ 研究室6 20㎡ 会議室1 40㎡ 会議室2 40㎡ 会議室3 40㎡ 研究室1 20㎡ 研究室2 20㎡ 研究室3 20㎡ 研究室9 20㎡ 研究室8 20㎡ 研究室10 20㎡ 研究室11 20㎡ 研究室12 20㎡ 研究室7 20㎡ 院生室2 40㎡ 院生室3 40㎡ 院生室6 40㎡ 院生室5 40㎡ 院生室4 40㎡ 会議室6 40㎡ 会議室4 40㎡ 会議室5 40㎡ 院生室1 40㎡ 6階平面図 S=1/100 7階平面図 S=1/100 △南側 △北側 △西側 △東側 △7F院生室から廊下を見る。各部屋が、コアと植物 の見える吹き抜けを、ぐるりと取り囲む。 △6F7Fの吹き抜けを見る。吹き抜けが上下階の関係 性を作り、植物がその仲介としての役割を担う。 △6F西側研究室の廊下より北側をみる。細めの廊下 と、中央の共用スペースの広さの差をつくり、共用ス ペースで交流を促す。 △東前面道路の北側より講評スペースと大階段をみる 9,990 12,5109,100 31,600 27,405 20,185 20,185 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 9,990 12,5109,100 31,600 27,405 19,805 19,805 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 アクティブ・ラーニング スペース 読書コーナー デザイン講師室 60㎡ テラス 上部吹抜 4階平面図 S=1/100 5階平面図 S=1/100 △5Fテラスフロア南から。6F7Fの吹き抜けの中に 木が顔を出す。 △エントランス見上げ。カフェが外に向かって開いて いる。 △4F講師室から東側道路をみる。図書コーナーが3F と4Fにあり、連続性をもつ。 △3Fのデザインスタジオと4Fを南からみる。流動 的な屋根と吹き抜けで様々な空間体験ができる。 △5Fテラスフロアをみる。傾斜のついた、動きのあ るダイナミックな空間。 9,405 8,885 9,115 9,405 8,885 9,115 27,405 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 19,805 19,805 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 アクティブ・ラーニング スペース 読書コーナー デザイン講師室 60㎡ 4階平面図 S=1/100 5階平面図 S=1/100 △5Fテラスフロア南から。6F7Fの吹き抜けの中に 木が顔を出す。 △エントランス見上げ。カフェが外に向かって開いて いる。 △4F講師室から東側道路をみる。図書コーナーが3F と4Fにあり、連続性をもつ。 △3Fのデザインスタジオと4Fを南からみる。流動 的な屋根と吹き抜けで様々な空間体験ができる。 △5Fテラスフロアをみる。傾斜のついた、動きのあ るダイナミックな空間。 9,405 8,885 9,115 9,405 8,885 9,115 27,405 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 22,200 28,800 9,990 12,5109,100 9,405 8,885 9,115 31,600 27,405 22,200 28,800 研究室4 20㎡ 研究室5 20㎡ 研究室6 20㎡ 会議室1 40㎡ 会議室2 40㎡ 会議室3 40㎡ 研究室1 20㎡ 研究室2 20㎡ 研究室3 20㎡ 研究室9 20㎡ 研究室8 20㎡ 研究室10 20㎡ 研究室11 20㎡ 研究室12 20㎡ 研究室7 20㎡ 院生室2 40㎡ 院生室3 40㎡ 院生室6 40㎡ 院生室5 40㎡ 院生室4 40㎡ 会議室6 40㎡ 会議室4 40㎡ 会議室5 40㎡ 院生室1 40㎡ 6階平面図 S=1/100 7階平面図 S=1/100 △南側 △北側 △西側 △東側 △7F院生室から廊下を見る。各部屋が、コアと植物 の見える吹き抜けを、ぐるりと取り囲む。 △6F7Fの吹き抜けを見る。吹き抜けが上下階の関係 性を作り、植物がその仲介としての役割を担う。 △6F西側研究室の廊下より北側をみる。細めの廊下 と、中央の共用スペースの広さの差をつくり、共用ス ペースで交流を促す。 △東前面道路の北側より講評スペースと大階段をみる 15 各階平面図 S=1/500
02 にじみ、混ざり、 そして広がる 代官山コンプレックス
17 群造形の思想 ヒルサイドテラスは を設計した槇文彦は 群造形の理念、集合 のルールを内在する 建築群が要素によっ て自律的に形成され ていくシステムを提 示した。この思想を 引き継いで設計をす る。 柱の意義 柱を立てることは、 建築に存在を与え始 めることで、柱は内 部空間において支配 的な存在である。支 えるという基本的な 形を超え、人間の動 線を含む空間を統合 する新たな要素とな ると感じ、設計に取 り入れる。
18 代官山敷地リサーチ 夕景スケッチ
19
→ → 20 店舗と住戸を混在させ、様々な人とふれあい、代官山での暮らしが彩り豊かになる、 「混ざる」建築を目指した。「働く」と「住む」を混ぜる、「柱の種類」を混ぜる、と いう2つの「混ぜる」を考えた。 群造形の思想から、敷地を4 つ に分け、分棟のようにする グリッドA それぞれのエリアに角度の違うグ リッドを持たせる。人の引き込み を考えて角度を振る。 グリッドB グリッドC グリッドD エリアごとに異なる形状の柱を持たせる。柱 の形状により、4 つの雰囲気を持つエリアが できる。住戸が共用部に「にじみ」出たり、 店舗が共用部に「にじみ」出る空間が生まれた。
21 敷地 コロナウイルスによる情勢の変 化で、働くことと住むことを一 体化したい人の需要は非常に高 まっている。しかし、一般的な 店舗併用集合住宅は、パブリッ ク空間とプライベート空間を分 けてしまう。プライバシーのみ を存在理由にする専用住宅はコ ミュティをつくらないし、集合 することそれ自体がいわば本質 的な矛盾となっているのではな いだろうか。 内部と外部、開放と閉鎖は相反 する性質であるが、それらをひ とつの建築で同時に成立させる ことが求められる。 そこで、内部であり外部である ような両義的で、中間的な領域 をつくる。 混ざること 代官山の商業と 住居 働くことと住む こと 縁側のような 中間領域 柱の意義と設 計への応用 敷地調査から 柱の意義とな る要素を抽出 する。 敷地周辺の用途地域 コロナ後:家で仕事をするコロナ前:家と会社の行き来 ひとつの同じ形状 の柱を、室内にも 室外にも使う 境界が重層的になることで、内 側の境に放的になり、外の境界 と内の境界に挟まれた放と閉鎖 の違いを選択的に受け入れる空 間に。 柱の貫き 柱が壁と間がある ことにより空間性 をつくりだす
!"#$%& % '$ () * +,& .& " /0 * #1, 234% " 6 70 * #1, 2 0) * 89 89 2"$ #1, 2 0) * X1 X2 X3 Y1 Y2 Y3 Y4 X4 X5 X6 X7 X8 Y6 Y7 X9 Y9 Y10 X10 X11 X12 Y8 Y11 Y12 7000 6000 6000 6050 6635 7000 7000 5 600 5 600 5 600 5 875 6000 16 800 7000 18000 21000 5 600 5 600 11 200 △フラワーショップやギャラリーなどの店舗が、共用部ににじみ出る。 Y5 X6 Y6 8,230 6,462 X11 X12 Y11 Y12 7,000 5,875 △地下1階平面図 S=1/150 △フラワーショップやギャラリーなどの店舗が、共用部ににじみ出る。 △レストランの落ち着きは住人の出入り口をゆるやかに支え、商と住が混ざり合う。 X1 X2 X3 Y1 Y2 Y3 Y4 X4 X5 X6 X7 X8 Y6 Y7 X9 Y9 Y10 X10 X11 X12 Y8 Y11 Y12 7,000 6,000 6,000 6,050 6,635 7,000 7,000 5,600 5,600 5,600 5,875 6,000 16,800 7,000 18,000 5,600 5,600 11,207 20,982 X1 Y1 Y2 Y3 Y4 Y6 Y7 X9 Y9 Y10 X10 X11 X12 Y8 Y11 Y12 7,000 6,000 6,000 6,050 6,635 7,000 7,000 5,600 5,600 5,875 6,000 7,000 18,000 5,600 5,600 11,207 20,982 △2階平面図 S=1/150 AA △2階のベーカリーのテラスから見る △3階の吹き抜けをみる。自由な形の共用部が様々な視線の抜けを作り出す。 住戸詳細図範囲 pop-up bakery & office office coworking space Aʼ BB Bʼ office 22 ①レストランの落ち着きは住人の出入 り口をゆるやかに支え、商と住が混ざ り合う。 ②3 階の吹き抜けをみる。自由な形の 共用部が様々な視線の抜けを作り出す。 ③バレエスタジオとコワーキングス ペースに囲まれた廊下は、ちょっとし たお披露目に。 ④柱のまわりにはいつも誰かがいる。L 字の柱は見えたり見えなかったりする、 隠れ家の居場所 ⑤屋上は柱が突き出ている。座ったり、 かくれんぼをしたり、洗濯物を干した り、使われ方はさまざま。 ① ② 1階平面図 S=1/300
e en h 150㎡ g y 20㎡ yp B 60㎡ ho p 75㎡ ca e 55㎡ ho p 55㎡ EV V yp A 105㎡ X1 X X3 Y Y Y3 X X5 X6 X7 X Y6 Y7 X9 Y9 Y1 X 0 X 1 X 2 Y Y1 Y 2 7000 6000 6000 6050 6635 7000 000 00 5 6 0 5 0 5 875 6000 1 0 7000 18000 21000 5 600 5 600 11 200 ypeD 90㎡ ype 90㎡ y eG 95㎡ t pe 45㎡ ypeA 105㎡ EV EV y eC 8 ㎡ t peB 60㎡ t peB 60㎡ y eB 6 ㎡ t peH 80㎡ X1 X2 X3 Y Y Y3 Y X4 X6 X7 X Y6 Y7 X9 Y9 Y10 X 0 X 1 X 2 Y Y1 Y 2 7000 6000 6000 6050 6635 000 7 00 5 0 5 6 0 5 60 5 875 6000 6 0 000 18000 21 00 5 600 5 600 11 200 △バレエスタジオとコワーキングスペースに囲まれた廊下は、ちょっとしたお披露目に。 X6 X7 X8 Y6 Y7 Y9 Y10 X10 X11 X12 Y8 Y11 Y12 7,000 6,635 7,000 7,000 5,600 5,875 7,000 5,600 5,600 11,207 20,982 X10 X11 X12 Y11 Y12 7,000 7,000 5,875 7,000 20,982 △4階平面図 S=1/150 △バレエスタジオとコワーキングスペースに囲まれた廊下は、ちょっとしたお披露目に。 △柱のまわりにはいつも誰かがいる。L字の柱は見えたり見えなかったりする、隠れ家の居場所 X1 X2 X3 Y1 Y2 Y3 Y4 X4 X5 X6 X7 X8 Y6 Y7 X9 Y9 Y10 X10 Y8 Y11 Y12 7,000 6,000 6,000 6,050 6,635 7,000 7,000 5,600 5,600 5,600 5,875 6,000 16,800 7,000 18,000 5,600 5,600 11,207 20,982 X1 X2 X3 Y1 Y2 Y3 Y4 X4 X5 X6 X7 X8 Y6 Y7 X9 Y9 Y10 X10 X11 X12 Y8 Y11 Y12 7,000 6,000 6,000 6,050 6,635 7,000 7,000 5,600 5,600 5,600 5,875 6,000 16,800 7,000 18,000 5,600 5,600 11,207 20,982 △4階平面図 S=1/150 △5階平面図 S=1/150 △バレエスタジオとコワーキングスペースに囲まれた廊下は、ちょっとしたお披露目に。 △柱のまわりにはいつも誰かがいる。L字の柱は見えたり見えなかったりする、隠れ家の居場所 △屋上は柱が突き出ている。座ったり、かくれんぼをしたり、洗濯物を干したり、使われ方はさまざま。 coworking space 23 ③ ④ ⑤ 2階平面図 S=1/450 3階平面図 S=1/450
1,998 9900 82 1,600 1,600 870 900 7 0 0 910 7 5 0 6962 9 8 800 1 4 7 1 5 0 0 8 0 6 7 3 7 9 8 8 4 7 4 4 1,187 698 800 500 800 1678 1753 823 988 591 732 900 999 2627 800 450 800 2,400 1,055 720 1,200 1051 583 7986 1286 300 3,722 463 900 2,189 830 800 289 2,001 3000 337 225 1 289 436 2 185 1 186250 1 260 450 523 2 986 716 964 804 6 7 1 5 8 6 8 8 6 3 , 4 1 5 5 0 0 1 9 8 0 2 89574968229496 43 1 1 6 6 1 0 1 4 3 8 6 7 9 5 9 1 6 7 4 2 5 9 9 1 0 5 1 9 8 8 6 6 0 7 3 7 8 4 3 9 4 0 4 9 4 5 0 2 9 5 0 1 8 3 9 379 849 1656 844 1798 1581 1,187 698 713 2,452 1,129 806 1452 631300 1,391 361 750 715 632 2010 800241 800 2,151 2,001 680 527 1,986 314 557 7982 360 1271 1312 1,186 446 886 979 1,186 522 3,480 1247 873 944 584 2551 888 800 739 1,567 2435 900 2,419 1,413 1 7 3 2 8 4 6 24 住戸詳細図 S=1/100
1,051 2,189 3,000 337 1,186 522 3,480 2,435 900 Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun 1 2 3 4 5 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 △住戸typeJでは、柱がリビングに出てきて、象徴的な印象をもたせる。 Y5 X6 Y6 6,462 X12 7,000 △地下1階平面図 S=1/150 △フラワーショップやギャラリーなどの店舗が、共用部ににじみ出る。 25 AA’断面図S=1/300 BB’断面図S=1/300 住戸typeJ では、柱がリビングに出てきて、象徴的な印象をもたせる。 フラワーショップやギャラリーなどの店舗が、共用部ににじみ出る。
26 北立面図 S=1/300
27西立面図 S=1/300
28 03 Pass, Pass? Pass! ―地域の通り抜けとして― 地域センター
け橋になる地域センター」を目指し、設計した。 03 計画敷地周辺 ふじ公園 野鳥の森公園 老人ホーム 計画敷地 29 「コミセン」と武蔵野市 東京都郊外に位置する武蔵野市の南側に は玉川上水が流れ、緑豊かだ。武蔵野市 は地域センターの先駆者といえる。昭和 46 年から市民参加による長期計画を公表 し、現在も地域の住民による自主参加・ 運営により、コミュニティセンターを中 心とした各地域コミュニティづくりがさ れている。コミュニティセンターは、「コ ミセン」の愛称で親しまれ、市内には16 館のコミセンがある。 武蔵野市のコミセンの位置づけの考察 コミセンの先駆者、市内全16 館のコミセ ンがある➡コミセンの存在が日常化⇒市 民はこれまで通りのコミセンでは満足し ない。 設計で新たな操作を。 今までの地域センターで問題であった「入 りにくさ」を払拭し、地域のコミュニティ 形成を促す新しいコミセンを目指す。 コンセプト 多摩川の羽村から四谷大木戸までの43km に及ぶ玉川上水が武蔵野市の南側には流 れている。川に沿って緑道があり、市民 の憩いの場として親しまれている。そこ には短い間隔で橋がかかる。その橋の付 近ではもちろん渡るだけの人もいるが、 少しできた広場で立ち話をする人もいて、 橋を介したコミュニティが発生していた。 そこで「橋」をコンセプトに、「渡りたく なる、通りたくなる、地域の心の架け橋 になる地域センター」を目指し、設計した。 計画敷地周辺 計画敷地の南に、野鳥の森 公園が位置する。ここは遊 具のない雑木林 計画敷地 で、木漏れ日が気持ちがよ く、そこで休む人や通り抜 ける人の様子が、地域セン ターの理想的なあり方と重 なって見えた。そこで、こ の公園方向に向かって通り 抜けのできる形を考えた。
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31 アイデアスケッチ 「橋」に関してイメージをスケッチ。 吹き抜け空間の活用ができそうだ と発見する。
→ → 線上にパスを作る。建築がとりつく。野鳥の森公園方向に向かうよう、敷地の対角 独立性をもたせ、バラバラにする。隙間をあけ、空地を作り、採光と建物の と通り、ふらっと立ち寄ることを促す。カットのしにくい動線で、他の部屋も自然部屋同士を橋でつなぐ。あえてショート 04 ダイアグラム線上にパスを作る。建築がとりつく。野鳥の森公園方向に向かうよう、敷地の対角 独立性をもたせ、バラバラにする。隙間をあけ、空地を作り、採光と建物の と通り、ふらっと立ち寄ることを促す。カットのしにくい動線で、他の部屋も自然部屋同士を橋でつなぐ。あえてショート 04 ダイアグラム線上にパスを作る。建築がとりつく。野鳥の森公園方向に向かうよう、敷地の対角 独立性をもたせ、バラバラにする。隙間をあけ、空地を作り、採光と建物の と通り、ふらっと立ち寄ることを促す。カットのしにくい動線で、他の部屋も自然部屋同士を橋でつなぐ。あえてショート32 ダイアグラム 野鳥の森公園方向に 向かうよう、敷地の 対角線上にパスを作 る。建築がとりつく。 隙間をあけ、空地を 作り、採光と建物の 独立性をもたせ、バ ラバラにする。 部屋同士を橋でつな ぐ。あえてショート カットのしにくい動 線で、他の部屋も自 然と通り、ふらっと 立ち寄ることを促 す。
→ → 33 スタディのプロセス まえの段階での中庭からガラ スのボイドに拡張し、建築の 絡まり方を検討。 40 ㎡の正方形ボリュームで検討。斜 めの抜けとなる通路を考え始める。 この案では中庭的な空間にすぎない。 正方形のみにしたことで固い印象に なってしまった。また、廊下などの 共用部を作りにくい面積となり、必 要諸室へのアクセスが悪い。 鈍角三角形の同じ形の組み合 わせで、南北に通り抜けを持 つ形状。東西の諸室を渡り廊 下でつなぐ。三角形の形状が 複雑すぎで、とがった印象
4630123041306850 9310 2995 4890 2525426016852500 5155 4925 13140 3830 10980 24554890 4805 51258575 5100 7590 受付 児童室 工芸室 備蓄倉庫 和室 カフェ 調理室 EV トップライト 1F平面図 S=1/100 34 ①敷地北から多目的室上部をみる。多目的室上部 は芝生になっていて、レベル差により丘のような 気持ちよさが生まれる。また、ガラスのコアの中 に芝生部分も一部せり出し、内外の教会を曖昧に させる。 ②敷地の最も南にあり、南側道路からのアクセス がよく、気軽に入ることができる。また、カフェ 奥は吹き抜けとなり、2 階のブックカフェとつな がる。 ③2階では、1 階にいる人や室内にいる人も見え、 アクティビティのよく見える開放的な仕掛けによ り、コミュニティ形成を促す。 ④敷地北から南の公園方面をみる。多目的室やカ フェなどがガラスのコアにはみだし、アクティビ ティが滲み出す仕掛け。 ⑤左右から部屋が張り出している、ガラスの吹き 抜け空間。左右から各部屋の「味」が滲み出て、 通り抜けながら様々な体験ができる。 ① ② 1階平面図S=1/250
6850 4130 1230 2500 4705196305890 970 7090 3930 1230 2500 7175 倉庫 EV 多目的室 更衣室 機械室 上部トップライト B1F平面図 S=1/100 △敷地北より上部から覗く。ガラスのコアで各諸室の建物が切り取られ、橋でつながる。 EVからホールをみる。アールの壁で、多目的室へとゆるやかに誘導する。トップライト △2階 EVからみる。1階にいる人や室内にいる人も見え、アクティビティのよく見える開放的 な仕掛けにより、コミュニティ形成を促す。 123041306850 9310 2995 4890 2500 5155 4925 13140 3830 10980 24554890 4805 51258575 5100 7590 大会議室 小会議室 小会議室 勉強室 テラス ブックカフェ EV 吹き抜け A Aʼ 2F平面図 S=1/100 FL+1000 FL±0 FL±0 1/12 1/12 1/12 4630123041306850 9310 4890 2525426016852500 4925 13140 大会議室 小会議室 テラス ブックカフェ EV 吹き抜け 5890 19630 4705 2500123039307090970 7175 倉庫 EV 多目的室 更衣室 機械室 上部トップライト Aʼ FL+1000 FL±0 1/12 1/12 1/12 B1F平面図 S=1/100△敷地北より上部から覗く。ガラスのコアで各諸室の建物が切り取られ、橋でつながる。 な仕掛けにより、コミュニティ形成を促す。EVからみる。1階にいる人や室内にいる人も見え、アクティビティのよく見える開放的△2階が入り、地下も明るく。EVからホールをみる。アールの壁で、多目的室へとゆるやかに誘導する。トップライト△地下1階 35 ③ ④ ⑤ 2階平面図S=1/250 地下1階平面図S=1/250
36 小学校高学年の児童を対象に、一年を通して建築やまち、環境について考える伊東豊雄氏 の私塾。前期「いえ」をテーマに、住宅のスケールや模型のつくり方、発表の仕方などを 学びながら、想像力あふれる「いえ」を設計。後期は「まち」をテーマに、まちの成り立 ちや公共空間やランドスケープについて考える。隔週土曜日に実施される。 子ども建築塾に小学5年生のときに2期生として入塾。 この経験から建築系の道に必ず進むことを決意。 04 学外活動 2012 伊東子ども建築塾 http://itojuku.or.jp/blog/801 http://itojuku.or.jp/blog/178 http://itojuku.or.jp/blog/181
37 塾生一人ひとりの特性や理解の度合いを把握し、学習や制作をサ ポートのお手伝いをするTAとして活動をしている。 ・技術面のサポート道具や材料選び、模型の表現方法、スケッチの 描き方などのフォロー ・ファシリテーター先生方からのコメントの要約 ・授業準備主に後期まち課題などのみんなで使う敷地模型の準備 塾生たちの授業のサポートをしながら、講師の建築家から直接レク チャーを受けたり、子どもたちと一緒に建築を学べるだけでなく、 大学や職場を超えた建築仲間ができた。また、TA有志でのイベン ト企画にも参加。建築家の自邸にTAクラブとしてお邪魔した。また、 TA同士で大学の設計課題の発表、エスキス会などを行った。 2021-2022 講師 伊東豊雄 アストリッド・クライン 太田浩史 柴田淑子 式地香織 https://www.instagram.com/p/CizWQr_PpeC/?utm_source=ig_web_button_share_sheet http://itojuku.or.jp/blog/11111 http://itojuku.or.jp/wp-content/themes/itojuku/images/ITO_JUKU_2022?20220227
38 学外活動 建築学生サークルフラット♭ 2021-2022 35大学100名以上が参加する最大規模の学生インカレサークル。 (インカレサー クル:様々な大学の学生で構成されているサークル) ・建築街歩き ・テーマを決めてリサーチ ・コンペ参加 ・読書会 ・模型ワークショップ など建築に関する様々な活動を企画した。 書記として毎週行われるZOOM会議の議事録を取ったり、毎月の企画を見やすく まとめ、SNSやサークルグループへわかりやすく告知した。
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40 担当した企画で、作成したフライヤー。Photoshop、Illustratorを用いて作成。
41 街歩きのマップには建築の見どころを書いたり、毎月の企画をわかりやすくまとめた。
42 ファシズム建築について研究がしたい。ヒトラーはラジオ、 映画、グラフィックデザインなどの手段を政権安定の道具 として積極的に用いた。新たなテクノロジーを巧妙に取り 込み、一方では民族主義的なイデオロギーを執拗に喧伝し て、新国家を象徴する図像を人々の意識のなかに浸透させ ていく。建築も、このようなイデオロギーの生産装置とし て、ナチス・ドイツのメディア戦略の一環として位置づけ られていった。この時代は、政治的な緊張が増した時期で、 近代において建築がもっとも強く政治的なメッセージを持 つ時代だったと言える。この頃の建築には力がある。歴史 を学ぶほど非常にかっこいいと感じた。 権力的な建築はこれからの社会に対してどのような影響力 を持つのか興味がある。建築が権力化したとき、どのよう な形態が生まれるのだろうか。 05 私のこれから 研究したいテーマ 無数のサーチライトに囲われるツェッペリン広場/A.シュペアー1937 ローマ新都市EUR/M.ピアチェンティーニほか 1943
43 contact email Instagramcssh20080☆g.nihon-u.ac.jp shellie_arch