Portfolio 2012-2017

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Portfolio Shido Takumi

2 0 1 2 - 2 0 1 7



OOTSUNAGU

かけはしずなる矎術通

ラクガキノモリ

H.A.K.O

北倧路プロゞェクト

京郜倧孊附属図曞通改修プロゞェクト

Other works


OOTSUNAGU


2015.9-2016.2 Instructor: 岞 和郎 卒業蚭蚈

平成 27 幎床 歊田五䞀賞京郜倧孊 最優秀賞 せんだいデザむンリヌグ 2016 100 遞


Context/Site

1. 滋賀県 / 倧接垂 滋賀県は近畿地方の北東に䜍眮する。京郜や倧阪か ら近く、自然が豊かな面や倚様なアクティビティな どを求めお、近幎倖囜人芳光客が急速に増えおいる。 その䞭でも倧接垂は、倩智倩皇が近江倧接京に遷郜 Kyoto

しお以来 1300 幎以䞊の歎史を有する叀郜であり、 Shiga

珟圚でも滋賀県の䞭栞郜垂である。 滋賀県ぞの芳光入蟌客数の掚移

Otsu city

䞇人

滋賀県ぞの倖囜人芳光入蟌客数の掚移 人

倖囜人芳光入蟌客数

倖囜人宿泊客数

Osaka

KIX

2. 琵琶湖 賀ヶ岳

琵琶湖は囜内最倧の面積をも぀湖であり、滋賀県の 面積の 1/6 皋を占める。湖岞には、長い歎史を持぀ 寺瀟などの建築物や、湖の景色を楜しめる堎所など

黒壁スク゚ア

癜髭神瀟 圊根城 雄束厎

近江八幡氎郷巡り

浮埡堂 琵琶湖倧橋 おごず枩泉 比叡山延暊寺 日吉倧瀟

近江神宮 䞉井寺 石山寺

様々な芳光地が点圚しおいる。


3 倧接びわこ競茪堎跡地

柳川

倧接びわこ競茪堎跡地

柳ヶ厎湖畔公園

敷地は 1950 幎に近江神宮倖苑公園内に開蚭した倧接びわこ競茪堎の跡地である。幎の歎史のあ る高束宮蚘念杯が毎幎開催されるなど、関西の代衚的な競茪堎であったが、売り䞊げ枛少のため 2011 幎に開催廃止ずなり、珟圚は競茪遞手の緎習堎ずしおのみ䜿われおいる。

廃止以降、バンク ( 競争路 ) 等が解䜓されないたた残り、巚額の維持費がかかっおいお、早期の跡地利 甚の方策が埅たれおいる。


Proposal

滋賀県の䞭心に䜍眮する琵琶湖の呚囲をめぐる琵琶湖䞀呚サむクリング ( びわいち ) は、叀くから県内 や近畿圏を䞭心に行われおいる。湖事態の魅力のみならず、湖の呚囲に点圚する倚様な芳光地や旧跡を 巡るこずもでき、琵琶湖党䜓を䞀呚するコヌスに加え、南湖のみを䞀呚するコヌスや、船や電車ず組み 合わせるこずにより、時間や䜓力に応じたサむクリングを楜しむこずができる。

健康や環境に配慮した生掻ぞの質的転換が迫られおいる䞭で、今埌サむクリングを甚いた芳光は曎なる 発展を遂げる可胜性を秘めおいるず考えられる。 滋賀県の䞭心郜垂であるず同時に、アクセスや芳光地の面からは滋賀県の芳光の䞭心でもある倧接垂・ ひいおは県党䜓を繋ぐレゞャヌのためのむンフラを敎備し、びわいちの芳光化を構想する。

湖西線

サむクリングロヌドが 敎備されおいる区間

湖西線高架䞋サむクリ ングロヌド

倧接びわこ競茪堎跡地


湖西線高架䞋サむクリングロヌド

琵琶湖畔には、倧郚分においおサむクリングロヌドが敎備されおいるが、倧接垂においおは未敎備区間 があり、サむクリストにずっお琵琶湖䞀呚をしやすい環境ではない。

そこで、未敎備区域ずほが䞀臎しおいる湖西線の高架䞋を、サむクリングロヌドずしお敎備し、電車か ら自転車ぞの結節地点を䜜り出す。山偎ず湖偎䞡方に芳光地が拡がる倧接垂においお、その䞭間を通る 湖西線高架䞋をメむンずしおそこから各芳光地に䌞びるツヌリストロヌドを敎備するこずで、時間、䜓 力、興味などから、サむクリストがそれぞれのルヌト蚭定を楜しむこずが出来る。

信号や歩行者などの危険がないため、スムヌズな走行が可 胜である。高架䞋の柱や倩井面を生かしお、芳光地や地域 の店の案内を行うこずで、これたでは芋逃されがちであっ た地域の店舗ず芳光客を぀なぐ。

山偎

湖西線サむクリングロヌド

湖偎

道の舗装の色に倉化を぀け、山偎ず湖偎どちらの芳光地に 察しおも調和のずれた道にする。通行者は、塗装の色から 自分のいる䜍眮を把握しやすくなる。

湖西線内の 5 ぀の駅付近に、レンタサむクル・芳光案内斜 蚭を配眮する。亀通の倉換地点ずなるずずもに、サむクリ ングロヌド内に等間隔でサむクル拠点が配されるこずで、 自転車のトラブルや、䞀郚区間のみの気軜なサむクリング に察応できる。


倧接びわこ競茪堎跡地再線

KEIRIN → CYCLING 琵琶湖西岞を南北に通る歎史ある街道である西近江路ず、京郜ず滋賀を結ぶ山䞭越えの亀点に䜍眮する ず同時に、湖西線や琵琶湖ずも近く、様々な亀通の結節点ずなりうる堎所である倧接びわこ競茪堎跡地 に、自動車、電車、船ず自転車を結ぶ、びわいちの拠点斜蚭を構想する。

か぀お、 「競茪」を介しお自転車によっお人々が集った地が、バンクを象城的に残し、「サむクリング」 の䞭心に転換される。



Composition

Band

Bank

Function バンクから導き出され

Cycle area

たグリッドに則り、び わいちの拠点ずなる四

Sports area

Tourist area

Harbor area

぀の機胜が配される。

Structure

柱を基本ずしお、荷重 が倧きくかかる郚分に

Core Pillar

Shear wall

φ0.20, 0.40, 0.60, 1.00, 1.50 texture steel

Landscape

Traffic バンクの地䞋に駐車堎

Parking

を蚭け、自動車→自転 車の䞀盎線の流れを䜜 り出す。

Bus terminal Harbor

耐震壁ず構造コアを蚭 ける。


バンクの圢状をヒントに、敷地党䜓 を巻き蟌んだ自転車で通行できる垯 のような通路を䞉次元的に展開する。

cut off the view

垯が重なりあい、党䜓ずしおひず぀ の薄いシンボルを䜜り出す。びわい Cycle stand

ちの拠点であるず同時に、倧接の芳 Bench

光を象城するランドマヌクずもなる。

Solid

垯は緩やかに起䌏を持぀ずずもに、 Cable

手すりの断面圢状も , ゜リッドな郚 分からケヌブルのみの郚分ぞずシヌ Lake view

ムレスに倉化し、堎所によっお様々 な性栌を持぀。

レベル差のある呚蟺街区ず

競茪堎の軞から倖呚ぞ盎線

バンクを繋ぐ䞘を生成する。

的に道をのばす。

連続的に高さを倉えながら

バンクの求心性を匕き受け

党䜓を繋ぐ䞘は地域䜏民の

るず同時に、歩行者の明快

広堎ずなる。

な動線を生み出す。

敷地暪を流れる柳川を、蛇

党䜓はおおたかにゟヌニン

行させお内郚に匕き蟌む。 GL を䞋げるこずで氎ずの距 離が近づき、自然を取り入 れた芪氎空間ずなる。

グされる。琵琶湖ぞの展望 Skate park

Child park

Guest only

Viewing plaza

Sports plaza Water park

を持぀堎所や、だれでも自 由に利甚できるスポヌツの 広堎などが生たれる。




Cycle area 駐車堎から接続する Cycle area は、車ず自転車の倉換地点 である。レンタサむクルの拠点や、敎備スペヌスなど、自 転車による芳光のために必芁な蚭備が敎う。 駐車堎に隣接しお広いスペヌスが甚意され、車から自転車 ぞの転換がスムヌズに行われる。 1 レンタサむクル 400 台 2 メンテナンススペヌス 3 カフェ 4 W.C. 5 事務宀 6 自転車倉庫

Tourist area 芳光センタヌや物産通、琵琶湖を眺めるこずが出来る枩泉斜 蚭、ドミトリヌず様々な広さの個宀で倚様な芳光客に察応 した宿泊斜蚭が揃い、琵琶湖の芳光の拠点斜蚭ずなる。各 斜蚭には自転車を持ち蟌んで利甚できる蚭備が敎う。 7 ロビヌ

宿泊斜蚭

枩泉斜蚭

8 芳光センタヌ

16 フロント

23 受付

9 物産通

17 亀流ラりンゞ

24 脱衣所

10 ギャラリヌ

18 客宀

25 济宀

11 テナント

19 ドミトリヌ

26 露倩颚呂

12 W.C

20 広間

13 事務宀

21 宎䌚宀

14 搬入口

22 シャワヌ、W.C

15 倉庫

Sports area 䜓育通やプヌルなどを備えお、スポヌツや健康などをテヌ マずした芳光プログラムにも察応するずずもに、地域䜏民 が気軜に利甚できる憩いの堎ずもなる。 蚺療所を備え、宿泊斜蚭ず組み合わせた滞圚型の療逊も可 胜である。

27 受付

34 シャワヌルヌム

28 䜓育通

35 埅合宀

41 スケヌトパヌク

29 歊道堎 1

36 蚺察宀

42 バスケットボヌルコヌト

30 歊道堎 2

37 W.C

43 バレヌコヌト

31 プヌル

38 事務宀

44 卓球台

32 トレヌニングルヌム

39 倉庫

33 曎衣宀

40

屋倖斜蚭

機械宀

琵琶湖岞に簡易的な枯湟斜蚭を敎備し、氎運を掻甚したび わいちの拠点ずする。 自転車を持ち蟌んで船で移動するこずにより、琵琶湖党䜓 に芳光客が広がっおゆく。

45 埅合宀 46 チケットカりンタヌ 47 レンタサむクル 30 台 48 桟橋 49 カフェ 50 事務宀 51 W.C



バンクが土地の蚘憶を継承する

垂民が自由に䜿える堎があらゆるずころに展開される

琵琶湖に察しお垯がせり出し、浮いおいるような䜓隓を埗る





孊内講評䌚での展瀺颚景


movie https://www.youtube.com/watch?v=qY987yhlJms


かけはしずなる矎術通


2015.4-6 Instructor: 岞 和郎 Subject: 矎術通


歎史ず接続する建築

建築や郜垂には、それぞれに光ず闇を内包した歎史がある。 われわれがこれから新たに構築する建築物は、そうした歎史 にどのように察峙し、継承しおゆくこずができるだろうか。 新しい時代の流れの䞭にその立ち䜍眮を芋出そうずしおいる 郜垂である奈良、その唐招提寺に蚈画するミュヌゞアムを通 じお、このこずを問うおみたい。


敷地

矎術通の蚈画敷地は、唐招提寺に察しお秋篠川を隔おた察岞の区 画ずする。 珟圚は公園ず田んががあり、唐招提寺ずは切り離されおいるが、 時の流れずずもに倉遷し぀぀も叀よりの歎史の息遣いを感じさせ る唐招提寺ず、叀刹を軞ずし芳光郜垂ずしお発展しおいく奈良ず を繋ぐかけはしずなる堎所であるず考える。

秋篠川 四条池 唐招提寺

敷地


Design diagram 唐招提寺の䌜藍、及び、呚囲の特城を抜出し、建築を構成する。

創建圓時の䌜藍が残る郚分ず、建築が倱わ

高さ、ファサヌドの向きの異なるボリュヌ

れ察称性が厩れた郚分の混圚

ムの分棟による郜垂性

䞭心性を持った軞線から、非察称に厩れお いく構成

機胜の異なる二぀のボリュヌム

基壇の䞊に建築が建぀

唐招提寺の境内ず同じレベルの基壇に、埋 め蟌たれるように建築が配される


軞線にのり、参拝客を誘う土塀

性質の異なる空間ずの境界ずなる池

郜垂のグリッドを现かく分割する氎田

アプロヌチずしおの版築壁

矎術通郚分を他ず区別するための氎盀

小道による広堎の分割


機胜の再線

唐招提寺の䌜藍は創建圓初から珟圚に至るたで、西宀の消倱・金堂の修埩など、様々な倉化 を経おいる䞀方で、叀よりの歎史の息遣いを私たちに感じさせおくれる。 䞖界遺産にも指定されおいる囜際的にも䟡倀の高い寺院であり、倚くの芳光客が蚪れる堎所 であるが、境内の敎備においお、今埌の発展に察応しおいるずは蚀い難い。 機胜面においお䞍十分な箇所を矎術通が補うこずで、参拝の䟡倀を高める䞉぀の提案を行う。

鑑真埡廟

埡圱堂

東門 瀌堂・東宀 講堂

新宝蔵 宝蔵

戒壇 金堂

経蔵

仏像修理所

南倧門 境内出入口

土産物屋・駐車堎


1. 障壁画 鑑真和䞊坐像が安眮される埡圱堂内に東山魁倷が描いた障壁画は、完成から幎 月を経お色萜ちが進行しおいる。たた、幎に数日の公開日にのみ埡像の呚囲を 食る倉襖ずしお描いた䜜者の意図ず異なる状態になっおいる。 そこで、この障壁画を、適切な状態で保存するずずもに、幎間を通しお公開を 行う宀を甚意する。障壁画はもずもずの配眮をトレヌスした配眮で展瀺し、鑑 真埡像の公開日のみ倉襖ずしお埡圱堂に戻される。 加えお、障壁画の制䜜に関連する䜜品や䞋図、倧和路を題材ずした䜜品を展瀺し、 東山魁倷の矎術通ずしお敎備する。


2仏像修理所 境内にある仏像修理所は、修理によっおおこる隒音や、芆いをかけるこずによ る境内の景芳損倱が問題であり、たた、䞀時的な芆いは修理が終わるず解䜓さ れるため資源の無駄になっおいる。 そこで、矎術通内に仏像修理所を移蚭する。唐招提寺が有する仏像のサむズの 搬入に察応したガラス氎平折り戞を蚭眮し、修埩過皋の公開、芋孊を展瀺の䞀 郚ずする。修理所ずしお䜿われないずきにはワヌクショップや展瀺空間ずしお 䜿甚可胜であり、折り戞を開攟するこずで広堎ず぀ながった倚様な掻動が創出 される。


3芳光センタヌ 珟圚の唐招提寺の近蟺には土産物屋が数軒あるのみで、食事をずれたり呚囲の 芳光の助けずなるような堎所がない。たた、駐車堎ず境内の入り口の間に信号 のない道路があり、参拝客にずっお危ない状態になっおいる。 そこで、情報コヌナヌ、荷物預かり所、蚗児所、カフェなどを内包し、バス停 や駐車堎ずも接続した、唐招提寺・あるいは薬垫寺などの呚蟺寺院ぞの参拝の 拠点ずなる芳光センタヌを配眮する。 たた、小芏暡展瀺宀や、郜垂ず隔おるこずなく開攟された広堎が、芳光客だけ でなく地域の䞭心にもなり、西ノ京地区の掻性化ぞず぀ながる。


参拝経路の再線

珟圚の唐招提寺は、駐車堎からのアプロヌチにおいお、道路の暪断があり危険であるずずも に、南倧門が入り口ず出口を兌ねおいるこずで、䞀旊通った道を通るこずずなるなど、参拝 経路が定たっおいない。

本蚈画では、秋篠川を珟䞖ず寺瀟の境界ずずらえ川の察岞に駐車堎やバス停などを敎備する こずで、奈良の郜垂に叀くから息づく、東西軞・南北軞に則った参拝経路の再線を行う。

3

1 2


1. バスず車による唐招提寺ぞの動 線を集玄し、芳光センタヌを参 拝の始点ずする。 秋篠川を挟んだ、南倧門たでの 䞀盎線のアプロヌチを䜜り出 す。

2. 珟圚閉ざされおいる東門を境内 からの出口ずし、軞䞊に橋をの ばす。 南北軞から東西軞ぞ、たた、喧 隒から静寂ぞず移り倉わる明快 な参拝の経路が生たれる。

3. 東門から぀ながる軞が、矎術通 ぞのアプロヌチずなる。 矎術通が参拝経路の終着点であ り、境内ず同じグランドレベル で氎平に䌞びる基壇によっお俗 䞖ず分離された空間で展開され る。矎術通は芳光センタヌぞず 接続し、西ノ京地区の芳光ぞ広 がっおいく。



Site plan


1FL+2000

1FL Plan 1/600


2FL+1300

2FL Plan 1/600



A-A` Section 1/400

West Elevation 1/400

South Elevation 1/1000




ラクガキノモリ


2014.4-6 Instructor: 門内 茝行 Subject: こども矎術通

360° image of the model https://theta360.com/s/3OlxMwoBeCRIRnJJ7SSqhAiC


Site/Program

21 䞖玀を迎え、わが囜では少子高霢化、グロヌバル 化、郜垂化が進み、創造的な胜力やみずみずしい感 性を備えた子どもたちを育おるこずが、これたで以 䞊に重芁な課題ずしお浮䞊しおいる。

そこで , 䞋鎚神瀟の呚囲にうっそうず茂る糺の森ず、 䜏民の憩いの堎ずなっおいる鎚川デルタに挟たれた

糺の森

䞋鎚神瀟

鎚川デルタ

敷地内を流れる川

豊かな自然環境を持぀䞀垯に、子どもの参加䜓隓及 びワヌクショップを䞻題ずし、 「創造的な子どもた ちを育む新たな矎術通」を構想する。

䞋鎚神瀟

Site

鎚川デルタ

京郜埡所 鎚川


Comcept らくがきから矎術通を創る。

おおきな垃にこどもたちが自由にらくがきする

垃に色が満たされたら、䞊から぀るす

垃が空間をゆるやかに仕切っおいく

らくがきの集たりがひず぀の䜜品ずなり、子どもの絵によっお矎術通はどんどん曎新される


Design process 敷地区域内に既存の暹朚の䜍眮ず高さから䞀定のルヌルに基づ いお蚭蚈を行うこずで、蚭蚈者の意図を超えた空間を生み出す。

1. プロット 敷地内の、珟圚庭園ずなっおいる 50・50 の区画を切り取り、

■ 暹高  3m ■ 暹高 3m  10m

既存の朚の䜍眮を暹高に応じお䞉皮類に分類し、プロットする。

■ 暹高 10m 

2垃の森ぞの倉換 å¹¹

枝

柱・梁

葉

フレヌム

らくがきした垃

プロットした点から柱を立おる。柱の頂点から瞊

垃をカヌテンのように動かすレヌルの機胜を持぀

垃は動かしたりはずしたりでき、空間の甚途を限

暪に梁を䌞ばし矎術通の構造䜓を぀くる。

フレヌムを梁から吊るす。

定しないフレキシブルな空間になる。

■ Frame1 Frame2

GL+1000 GL+2000

200・200 400・400

子どもスケヌルの 小さな空間

柱寞法 ■ 100・100・10000 ■ 300・300・10000 ■ 500・500・10000

■ Frame2 Frame3

GL+2000 GL+4000

觊れお遊べるアヌト

400・400 600・600

䜜品などそれぞれの 空間に異なる䜓隓が 埅぀

■ Frame3 Frame4

GL+4000 GL+8000

600・600 800・800

ワヌクショップや 展芧䌚などを行う こずもできる倧き な空間


カラフルで自由な広堎

もずもず敷地を流れる川が矎術通内郚を貫通する

屋内での䌁画展瀺

屋倖空間での、垃に囲たれた珟代アヌトの展瀺


敷地の䞀郚 (50m 角 ) を切り取っお蚭蚈する。建築以倖の個 所は、既存の暹朚・小川をそのたた保存し、地域䜏民が自 由に散策できる森ずしお残す。

矎術通にはどの方向からでも靎を脱いで入れる。屋根だけ の内倖が曖昧な空間ず、ガラスで囲われた宀内空間ずで構 成され、こどもたちは遊びの延長線䞊で矎術を楜しむ。

A

A`

Siteplan

20

5 10

50


4

2 7

3

1

1 らくがきすぺヌす 2 展芧䌚・ワヌクショップ 3 本や昔の遊び 4 ひろば 5 䜓感できるアヌト 6 事務宀 7 W.C. 8 搬入口

6 5 8

1

2

5

10

East Elevation

1

2

5

10

A-A` Section

1

2

5

10

Plan



建築党䜓が子どもたちによる䜜品である


H.A.K.O

-Kyoto Hotel Okura AIR-


2013.10-12 Instructor: 岞 和郎 Subject: 䜏宅


Site/Program

京郜垂内随䞀の繁華街ずしお栄える河原町通りず、オフィスビルが 立ち䞊び、たたアヌト空間創生事業により文化ず賑わいの空間䜜り が進められおいる埡池通りの亀点。 北西の角に建぀京郜ホテルオヌクラの屋䞊にアヌティスト・むン・ レゞデンスの滞圚空間ずなるペントハりスを構想する。

京郜ホテルオヌクラ 100 幎以䞊の歎史を持぀、京郜を代衚する老舗ホテルのひず぀。1994 幎に竣工した建物は 高さ玄 60m を誇り、京郜垂䞭心郚のビルでは、京郜駅ビルず䞊んで最も高い。 快適な䜏環境の保障 制䜜堎所の提䟛

ホテルの新たな魅力の創出

倖郚ぞの䜜品発衚機䌚

アヌティストむンレゞデンス (AIR) 各皮の芞術制䜜を行う人物を䞀定期間ある土地に招聘し、その土地に滞圚しながらの䜜 品制䜜を行わせる事業。芞術家たちは滞圚期間䞭、創䜜の過皋を公開したり、地域の人々

Kawaramachi st.

ず亀流をしながら、䜜品を制䜜する。

Oike st.


Composition

ホテルのボリュヌムから浮 遊した錆鉄の板がスタゞオ の四方を芆う。 巚倧なボックスは新たなラ ンドマヌクずなる。

六぀の異なる倧きさ、性質

Studio 1 ゚レベヌタヌを降り るず最初に目に入る メむンスタゞオ。前 面が、倧きな開口に なっおいる。補䜜過 皋から公開される。

Studio 2 䞊郚が抉り取られ、 䜜品を䞊から鑑賞す るスタゞオ。

を 持 ぀ ス タ ã‚ž オ が、 ア ヌ ティストに甚意される。

Studio 3 倩井に倧きく開口が ずられた瞊長のスタ ゞオ。自然光を生か した制䜜が可胜。 ア ヌ テ ィ ス ト 同 士、 た た、 アヌティストず鑑賞者ずの 亀流の堎。 Studio 4 防音機胜が高められ た、窓のないスタゞ オ。光や音を利甚し た制䜜に適する。 ホテルの郚屋をトレヌスし た宀がアヌティストに䞎え

ホテル内郚から぀ながる゚

Studio 5 最も奥に䜍眮し、制 䜜過皋を非公開ずし おもよいスタゞオ。

レベヌタヌを甚いお、アヌ ティスト・鑑賞者はアクセ スする。

Studio 6 広堎の䞭に眮かれた 倖郚展瀺空間。


4 3 6

5

Plan GL+80000

1/600

A`

A

2 1 7

8

1 2 3 4 5 6 7 8

Studio1 Studio2 Studio3 Studio4 Studio5 Studio6 䜏戞 ゚レベヌタヌルヌム

Plan GL+62000

1/600

A-A` Section

1/600


鑑賞者はさたざたな芋せ方の展瀺宀を巡る。

゚レベヌタを出るず Studio1 の展瀺が目の前に広がる。




北倧路プロゞェクト

株匏䌚瀟新建築瀟ず京郜倧孊准教授平田晃久先生の協力の䞋、京郜倧孊平 田研究宀を䞭心ずしお、孊生自らが京郜における建築孊生の結び目のよう な堎所を䜜り䞊げおいくプロゞェクト。 京郜垂北区にある戞建おの䜏宅物件を、講挔䌚なども行えるシェアハりス ずしおリノベヌションする。2017 幎 9 月に竣工予定。 たた、プロゞェクトの関連䌁画ずしお、2017 幎 2 月号より新建築誌䞊で「京 郜のちから」ず題したむンタビュヌ䌁画を連茉しおいる。

私はプロゞェクトリヌダヌずしお、研究宀での蚭蚈や、ワヌクショップの 䌁画ず実斜を䞭心ずなっお進めおいる。


2016.4京郜倧孊倧孊院工孊研究科 建築孊専攻 平田晃久研究宀でのプロゞェクト

F

Studyroom24


2016 5/17 キックオフミヌティング

2016/3 PJ スタヌト

/5 W.S. ①

/18 W.S. ②

7/16 オヌプンれミ

第䞀回芋積 法芏面の怜蚎

䜿われ方に぀いお、他倧孊の孊生を亀えた議論を行った。

研究宀メンバヌで珟地を芋孊。

既存を掻かした蚭蚈から運営の仕方たで、倚くの可胜性を探った。

個宀ず共甚空間の関係に぀いおスタディを行う。

案を投祚によっお䞀぀に絞る。 基本蚭蚈を開始。

2017 2/4 W.S.③

3/283/29 W.S.④

4/3-10 撀去工事

既存ロフト郚分の䜿われ方の怜蚎を行い

運営の仕方や、吹き抜けの䜿われ方に぀いお

撀去箇所に぀いお決定。

具䜓的に議論を行い、蚭蚈に反映。

5/1 W.S.â‘€

コアメンバヌによる 個宀の怜蚎 W.S.

2017/9 PJ 竣工予定 実斜蚭蚈䞭

珟圚 法芏制限の床面積 200 ㎡以内に抑えるためのさらなる怜蚎

既存建築

撀去工事埌、個宀の配眮

モックアップを甚いながら

床の残し方を決定。

個宀の圢に぀いお怜蚎・決定。

壁ず床の撀去

新芏取り付け


WS を通じお、プログラムから蚭蚈内容たで孊生間で議論しお進めおいる。

壁ず床をいったん撀去した状態でモックアップを䜜成し、WS で最終的な方向性を決定

「京郜のちから」でのむンタビュヌを蚭蚈や掻動にフィヌドバックさせおいる。写真は 2017 幎 7 月号、小山薫堂さん。


京郜倧孊附属図曞通改修プロゞェクト

本プロゞェクトは京郜倧孊附属図曞通内の䞉぀の斜蚭における改修デザむン プロゞェクトである。

デザむンにあたっお京郜倧孊の孊生、教員、図曞通職員のコラボレヌション チヌムを結成し、附属図曞通内で提瀺されおいた基本構想に察しお、珟状調 査から空間デザむン、什噚の遞定たでをわずか半幎の期間で行った。竣工埌 もチヌムによっお匕き続きこの堎所のあり方や掻甚のされ方に関しお察話を 続け、孊生が䞻䜓的に空間を䜿いこなしおいく実隓的な詊みである。

F

F

Studyroom24 Nagomi


2014.7-2015.3 Member: 北村拓也 倪田裕通 志藀拓巳 田䞭健䞀郎 山田文音 進藀拓哉 林和垌

図曞通職員ずの打ち合わせの様子 F

Mediacommons


Study room 24 Before 自習宀 24 は、京郜倧孊附属図曞通の䞀郚分に蚭けられた、24 時間 オヌプンしおいる孊生甚の自習宀である。 珟状分析や利甚者の意芋によっお ・背埌を人が通るため、集䞭しづらい。 ・ブラむンドは垞に閉じられ、雰囲気が暗い。 ・ブヌスのサむズが䞀定で、勉匷の皮類によっおは狭い などの、改善すべき点が芋受けられた。

党䜓が通路ずなっおいるこずで、空間に無駄がある。

Proposal 図曞通の方針ずしお、既存の机を改修埌も掻甚するこずが決定しおいた。 そこで我々は、机の配眮の倉曎のみで、空間の性質を倉えるこずを提案した。

䞭倮に動線を取り、そこから枝分かれするように机を配眮するこずで、奥たった集䞭しやすいスペヌスや、背埌が広く開攟 的なスペヌスなど、倚様な堎を぀くりだした。たた、配眮の倉曎によっお通路の面積に無駄がなくなり、机を 8 垭増やすこ ずができおいる。この机はブヌスで区切らず、広いスペヌスでの孊習を可胜にしおいる。

改修埌は以前よりも倚くの孊生が蚪れ、奜評である。窓際の机配眮ず採光ブラむンドの導入ずも盞たっお、明るく勉匷しや すい環境が生たれおいる。最小限の操䜜で、最倧限の効果を生み出すこずが出来たのではないだろうか。

plan

配眮のせいで䜙ったスペヌス。 入っおすぐに机がある。 4 人甚机 11 台

3 人甚机 1 台

䞭途半端な間隔の通路。

6 人甚机 4 台 窓を開けるこずができない窓 2 人甚机 10 台

際の机配眮。

改修前平面図 1:150


670 背埌が気にならないスペヌス。

W.C.

1200

窓たで抜けるメむンの動 線から垭ぞの通路が分か れる。

背埌が広くゆったりずし おいるこずで、トむレに 行く人がいおも気になら ない。

窓たで抜けるメむン の動線から垭ぞの通 路が分かれる。

新蚭

1800

1800

1800

1800

1800

1860

窓を開けおも倧䞈倫 な垭配眮。

1360

1200

奥たっお萜ち着けるスペヌス。

9880

新蚭

広々勉匷できる机。

1600

1200

1600

2305

ブラむンド䜍眮を瀺す

730

4700

730

4700

730

4680

1335

改修埌平面図 1:150


Nagomi 「なごみ」は、自習宀 24 に付随した盞談や䌑憩のためのラりンゞで ある。 珟状分析を行った結果、 ・孊習宀ずなごみの宀の雰囲気に差がなく、甚途が䞍明瞭 ・郚屋の面積に察しお怅子が倚く窮屈、等の問題点が提起された。

我々は、倚様な状況に応答した堎を䜜り出せるような、その䞀郚が 可動小机ずなる倧机を提案した。 組み合わせ次第で個人や耇数グルヌプが自然な距離を保ちながら利 甚したり、倧人数で䞀぀の倧机を囲んだり、孊生が䞻䜓的に堎所を Before working

発芋しながら空間を䜿いこなしおいく堎を䜜り出した。

5600

5600

4320 940

5

1870

5 470

1410

465 5

A

6750

5

940

935

A`

Plan Plan 1:70 scale 1:60

470

1870

5

940

5

935 30 100

690

720

A-A` A-A`Section Section 1:70 scale 1:60



Media commons Before メディアコモンズは、京郜倧孊附属図曞通における音楜・映像メディアの芖聎・語孊孊習のための堎である。 我々が珟状分析を行った結果、 ①睡眠など本来の目的ずはかけ離れた利甚がなされおいる、②利甚者が少ない、 ③メディアに぀いお議論するスペヌスがない、④資料が分散し芋぀けにくい ずいった問題点が浮かび䞊がった。 これらのこずを螏たえ、我々はゟヌニングにより各゚リアの再定矩を行い、それにふさわしい環境を敎えるこず、メディア 環境の倉化に察応できるように可倉性を残すこずが求められた。

本来の甚途から皋遠い利甚状況

点圚し、探しづらいメディア資料

Comcept 新たなメディアコモンズは、埓来の個人孊習に加え、人の察話孊習や、倚人数で倧画面を囲んでのメディア芖聎の堎 が求められた。 我々はこれらの機胜を利甚芏暡ごずに緩やかに分節し、各郚門間の掻動を繋ぎ、空間党䜓の背骚ずなる朚玠材の空間造䜜を 挿入した。この空間造䜜は栌子状になっおおり、既存の宀に点圚しおいた CD や DVD 資料を䞀挙に収玍する。これからの資 料拡充に察応しながら、メディアコモンズ党䜓においお知的でやわらかな印象の空間を䜜り出すずずもに、利甚者をメディ ア資料のもずぞ自然に誘導する、図曞通内の新たな境界面ずもなっおいる。

空間造䜜を通しお、アナログから最新のデゞタル資料たでを所蔵するメディアコモンズの掻動をわかりやすく倖ぞ芋せるこ ずによっお、メディアの電子化が進む珟代における図曞通、メディアコモンズの存圚意矩を改めお捉え盎し、察話孊習の意 矩を芋出す詊みである。

media activity

Integrated documents,music,and films

Linear space and curved design

Connected space and activities



Drawings

A

A’

CH2335

2102

280 280 280 280 280 280 280 280 18 18 18 18 18 18 18 18 18

2400

Plan

18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 608 18 603 18 603 1818 603 18 603 18

5823

A-A’ Section

934

12668

1242

1

2

5

10





caLm

静岡県藁科川の川䞭島である朚枯らしの森。 その内郚にある神瀟ぞの参道を蚈画した。


2012.12-2013.2 Instructor: 高束 䌞 Subject: バルセロナパビリオン修䜜


瞁玡ぐ集䜏䜓

京郜らしい街区の䞀角ぞの 20 戞の集合䜏宅の蚈画。 日本に叀来から䌝わる境界操䜜を応甚し、䜏民同士 が瞁を玡いでいく集䜏䜓を構想した。


2014.10-2014.12 Instructor : 梅林 克 Subject : 集合䜏宅


Loop Library

京郜囜際挫画ミュヌゞアムの前庭ぞの図曞通の蚈画。 本棚をひず぀ながりにしお、散歩をするように本を 探す空間を構想した。


2014.12-2015.2 Instructor : 江副 敏史 Subject : 図曞通



å¿—è—€ 拓巳 Shido Takumi

1993

東京郜目黒区生

2009-2012

静岡県立静岡東高校

2012-2016.3 京郜倧孊工孊郚建築孊科 2015-2016.3

岞和郎研究宀

2016.4-

京郜倧孊倧孊院工孊研究科建築孊専攻

平田晃久研究宀


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