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黒 柳 静 希
Shizuki Kuroyanagi
Port folio-2023 about me-2023

これは、私が大学1~3年生まで住んでいた部屋のスケッチです。ボロボロのコンバー ス、飲みかけの水や缶コーヒー、脱ぎ捨てられた服、草が生茂る庭、とても建築を学

んでいる学生の部屋とは思えない乱雑さですが、これらひとつひとつを構成するモノ が私自身であるのです。また、きっちり整理されていない部屋が私の心に落ち着きを もたらしていることも事実です。

建築や都市においても同じようなことが言えるではないでしょうか。道を歩いている と路地などに目にする、傾いたガスメーター、切れた配線、いつ捨てられたかもわか らないゴミの塊、錆びたトタン。一般的には「負」の認識であるような物の一つ一つ

が、人に安らぎを与えているのかもしれません。意図的ではなく無意識的に現れる空 間をふと目にした時、その場所、または建築の持つの魅力を感じるのです。

-「負」の公共性-
profiel 黒 柳 静 希 kuroyanagi shizuki ・メールアドレス m22J3007@kanto-gakuin.ac.jp ・電話番号                080-4961-6024 Port folio-2023 profiel-2023
about
・1999
・使用ソフト        Autocad 2D 3D illustrator photoshop               Rhinoceros twinmotion ・アルバイト経験      Artband
C+A
・趣味           イラストデザイン 楽器(ギター、ベース) 古着 page-1/2
me
静岡県浜松市生まれ ・2018        静岡県立浜松湖南高校 卒業 ・2018-2022   関東学院大学 建築・環境学部 ・2022-2024   関東学院大学 大学院 柳澤潤研究室
コンテンポラリーズ 山本理顕建築設計工場
tokyo オンデザインパートナーズ
00 Architectural Design 4 00式ヨコスカ 神奈川県横須賀市若松町 一丁目横須賀中央駅 TABLE OF CONTENTS 01 Architectural Design 4 and more... 地形を更新する都市近郊にお ける再開発の提案 03 Architectural Design 3 Unevenness Flor 神奈川県横浜市西区南幸  一丁目横浜駅徒歩3分 02 Architectural Design 3 鄙-HINABI神奈川県横須賀市追浜本町 一丁目京急追浜駅前 31 04 Architectural Design M1 八方庭の家 神奈川県鎌倉市鎌倉山 一丁目 49 05 Architectural Design M1 座標となるトポス 神奈川県横浜市泉区       和泉町 06 Architectural Design 4 生ける建築 神奈川県横浜市中区福富町 西通二丁目 71 Port folio-2023 contents-2023
ビルの壁で映画観ち よう!! や ぱ屋上だよなぁ もうこんな 生えちゃ たの あ!!閃いた!! (集中) 07 Architectural Design 2 水明 神奈川県横浜市海岸通        3丁目 08 Architectural Design 4 遊ばれる都市 東京都中区入船 二丁目 93 09 Architectural Design M1 GINZA Event Consumption 東京都新宿区    3丁目 10 Architectural Design M2 心と〇〇号室の「かべ」 ワンルーム24㎡ W4m×D6m×H2.4m 97 page-3/4 11 Architectural Design M2 and more... 神奈川県横浜市泉区       和泉町 12 Final Design 4 こずみのANNEX 神奈川県横浜市金沢区 釜利谷東一丁目 101 13 Final Design 2 mass rest    関東学院大学 金沢八景キャンパス
Port folio-2023 design challenge-2023

Design Challenges

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Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021

卒業設計(B4)

ゼロ

00式ヨコスカ 地形を更新する都市近郊における再開発

関東学院大学 Deploma design 2022 最優秀賞

近年、再開発により高層化するマンションや商業施設、区画化される住宅街が増えていき、もと より存在した街の個性が失われていると感じた。再開発を真っ向から否定しているわけではない。 この設計では都心部から少し離れた都市近郊における再開発に注目し、都市の再開発をコピペし たようなビルの建ち方に疑問を感じた。都市には都市の、都市近郊には都市近郊の再開発がある。

本設計で提案する対象敷地として神奈川県横須賀市若松町一丁目に位置する京急横須賀中央駅と 駅に隣接して建つ駅ビルを選定する。ここは横須賀地区の特徴の一つである丘陵に挟まれながら も山を切り崩し、発展を遂げてきた場所である。

第33回JIA神奈川建築Weekかながわ建築祭2022出展 第44回学内設計優秀作品展-建築・都市・環境-  出展 リドレ横須賀 サンコリーヌタワー

横須賀中央駅

丘陵地の窪みに合わせ、スラブをずらしながら積層させていくことで、埋めた分の容積を確保す

ることができ、その分建物の高さを減らすことができる。また、敷地にはかつて山があり開発で 切り崩された場所であるため、スラブの積み重ねで山を再構築した。

00
・背景 ・対象敷地 ・コンセプト
対象敷地
京急本線
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自然 に 囲まれる 昭和34年から続く商店街 偶然のアプロ チ 00背景 Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021

海を見渡す風景 駅前から 続くアーケード

それらを破壊する再開発
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駅を挟んで、昔ながらの迷路の街並みと、埋め立てによる整形の街並みが別れている。そこで分断された両者を 繋ぐ拠点となる駅にするため、流動的なスラブと、コアなどのインフラ機能を融合させる建築の形態とした。

かつての山 切り崩され建築が建つ 建築で山を蘇らせる → → 丘陵と建築の 間 スラブを埋める 風景の公共性 → かつての山の痕跡 → → → 01 断面計画 02 平面計画 03 丘陵地ならではの容積の確保 スラブで地形を復元 人をと自然引き込む操作
横須賀中央駅 丘陵地帯 埋立地 + = + = 「整形の地形」 両者を融合
「迷路の地形」
「迷路の地形」 流動的なスラブ 「整形の街」 コアなどインフラ機能
Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021
迷路の街並みと整形の街並み

05 グラデーションのように強くなる構造体

最も人が多く入る場所から柱構造、壁柱構造、壁構造と構造体がグラデーションのように強くなっていく。開放的な柱構造が人を引き込む。奥に入ると壁構造が奥性を強め、路地のようなスケール感になる。壁柱 は両者の構造体をシームレスにつなぐ役割を果たししている。

06 万人のための一つの都市のような駅へ

1日の乗車人数33千人以上と横須賀市の駅の中では最もその数が多く、国内だけでなく海外の人も多く住んでいる横須賀中央駅に、万人が集まる一つの都市のような姿を想定し、様々なプログラムを入れている。

柱 壁柱 壁
ギャラリー 図書エリア ホテル 展望デッキ 公園 商業 劇場 ワークエリア page-11/12
北側改札 南側改札 店舗 中央広場 券売機 図書エリア ワークスペース ホテル +9000 プラットホーム +9000 プラットホーム +9000 +9300 +10050 +10050 +9000 ±0 ±0 ±0 ±0 ±0 ギャラリー 券売機 平面図 GL+10500 N +9000 4F Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021

西側プラットホームから建築を見る

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東側プラットホームから見る

Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021
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東側大階段
断面パース Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021

丘陵から駅前のビル群まで続く建築が、駅によって分断されていた自然の街並みと迷路の街並みを繋ぐ

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Speci a l Th a nks

Hiyori Ig a w a

M a s a ki Kurih a r a

Shot a Shinboku

A oi T a k a h a shi

S a kur a Sonod a

Port folio-2023 00式ヨコスカ-2021
写真;2022年度 関東学院大学建築環境学部建築展
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繰り返される再開発により、追浜のような鄙びた(田舎めく)街並みが失われつつある。 便利を追い求めた先には何があるのだろうか。少なくとも「便利な世の中」=「住み良い世 の中」ではない。3年間追浜に住んでいて私はそう感じた。

-HINABI- 03 鄙 ・背景 ・対象敷地 ・コンセプト

京急本線

対象敷地

京急追浜駅から徒歩1分の距離にあり、貝塚通り商店街という昔ながらの商店街に面している 場所である。また、国道1号線に面していることから多くの車や人が行き交う場所でもある。 貝塚通り商店街

京急追浜駅

4m×4mのL字の壁柱を敷地内 に張り巡らせていく。L字壁で にわかに作られた居場所は、地

域の人々が各々その場所を選択 し、小さなコミュニティの単位 が集まって独自の全体像が出来 上がる。人間スケールに馴染み のある追浜独自の「公共性」が 築かれていく。

スタジオ内一位
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地域施設デザインスタジオ(B3) 神奈川県横須賀市追浜本町一丁目

私が3年間追浜に住んでいて感じたのは不思議な安心感で あった

追浜駅を降り、商店街を一本奥へ入ると思わず足を止めてし まうほど美しい、奥行きのある空間が生まれていた

今後何百年も持つ単純な「ハコモノ」を作るより、今まで何 百年もあり続けてきた路地空間を残すことの方が地域の空間

文化に馴染みがあると考えた

Port folio-2023 鄙 HINABI-2020

01 背景

再開発に伴い高層化するマンションや商業施設

路地の魅力は人に落ち着きをもたらす

02 全体計画 03 L字壁配置パターン

パターン①

パターン② パターン③ パターン④ パターン⑤

区画化される住宅街が増えていき

L字壁を用いて路地の寸法を建築に応用

L字壁を置く

点対象に配置 囲むように配置 線対象に配置 同じ向きに離して配置

古き良き街並みが失われつつある

追浜ならではの「公共性」を形成

にわかに場が生まれる そこには市民の居場所が生まれる

壁の裏も場として認識される 中の行為が滲み出る ギターを弾くと周囲に音がもれ 人が集まる

思わず通りたくなってしまう 間 抜けるとシェアキッチンが現れる

曲がった先が気になり階段が 現れる

二階に導かれる

道 幅 を 延 長 す る よ う に 生 活 イ ン フ ラ ラ イ ン を 引 き 路 地 ラ イ ン を 派 生 さ せ L 字 の 壁 柱 を 配 置
敷 地 周 辺 の 既 存 の 道 か ら
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L字壁は様々なポテンシャルを持っている

向かい合わせにすることで、空間にも導線にもなり、また中の行為が滲み出るという効果をもたらす

その距離を狭めることで今度は路地のような空間になる

このようにしてあらゆるL字壁の配置パターンをスタディしていった

Port folio-2023 鄙 HINABI-2020
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Port folio-2023 鄙 HINABI-2020
最高高GL+12000 GL+8000 GL+5000 0 5 15 30m 断面パース page-37/38

-生活インフラライン家族でピクニックをしたり、会社の仲間と会話をしたり 公園のような賑やかさがある

-路地ライン生活インフララインとは対照的な静けさがある。本を読 みたい時、ふと一人で考え事をしたい時、人に寄り添う

-L字の開口部開口部の高さ、大きさを揃えることによって、一見 バラバラに見える壁柱に一体感が生まれる

-追浜の路地を見る-

建築ないから路地を見渡す。路地の寸法を延長している ことで自然と追浜の路地に意識を向ける

-市民の居場所①-

友達とゲームをする

地域施設とは思えないほどプライベートな空間

-市民の使用例②-

課題や読書をする 学生は学校終わりに少しでも立ち寄る気軽さがある

Port folio-2023 鄙 HINABI-2020

L字壁でにわかに作られた居場所は、地域の人々が各々その場所を選択し、小さなコミュニティの単位が 集まって独自の全体像が出来上がる。人間スケールに馴染みのある追浜独自の「公共性」が築かれていく

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03 Unevenness Flor

横浜は人口370万人を抱える東京に次ぐ日本第二の大都市である。

JR横浜駅は何度かの変化を経て、現在の姿になり今だに進化し続けており、最終的にどんな姿 で立ち上がるのか誰にも予測がつかない。

ここに商業と住戸が複合された公共的な場所を含んだ複合施設を提案しなさい。新型コロナウイ ルスの影響もふまえてこれからの都市での新しい暮らし方にチャレンジしなさい。

敷地はJR横浜駅南口から徒歩二分程度の商業地域の一角であり、横浜駅周辺で最も活気のあるエ リアと言える。しかし、そこを訪れる人は目的を持って建物内に入り、その目的を果たしたら帰 るという印象をうけた。これは多くの都市(特に日本)においてごく一般的な行為と言える。し

かし都市だからこそもっと気軽に立ち寄れる場所が必要なのではないだろうか。ビブレに向かう 近道でもいい、日陰での待ち合わせでもいい、ここを訪れた人に少しでも建築と関わってもらい たい。

昨今の新型コロナウイルスの影響で、ワークライフの境界がなくなりつつあり、テレワークやリ モート授業が定着していることから、ポストコロナにおいては以前よりも仕事と私生活のオンと オフがなくなっていく言える。

そこで「職」と「住」が混在する持続可能で、新たなライフスタイルの獲得を目標とした複合施 設を提案する。

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・背景 ・対象敷地 ・コンセプト
スタジオ内 一位 バーティカルレビュー選出
ハウジングデザインスタジオ(B3)
JR横浜駅
横浜ビブレ

ダイアグラム 各階構成

基本的な各階の構成として大小高さ様々なスラブに対し

従来の複合施設は住戸部分と商業部分が分かれてる 住戸部分と商業部分を混在させ緩やかに関わるように

段差により住人のプライベート空間を確保

住戸にはアーティストが住む

アトリエが住戸と商業部分の中間領域となる

壁あり、壁なし、壁がガラス、コンクリートを散りばめる 内外の関係が曖昧になり街が内部まで浸透している印象に

Port folio-2023 unevenness flor-2019
private public private public private public public public private private private private public public
room room public semi public semi
page-43/44 JR横浜駅   ↓   ↑ 横浜ビブレ 0 2 6 12 一階平面図 歩道から引き込む大階段 ビブレに向かう近道 待ち合わせに使えるような軒下空間 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 room store public space w.c. semi-external 22

シェアキッチン

オフィス

アトリエがつている住戸は、アトリエが住戸とパブリックエリアの中間領域となる

シェアキッチン オフィスなどのインフラ機能をちりばめることにより住人は日常的 に建築を行き交うようになる

Port folio-2023 unevenness flor-2019
一階平面図
アトリエ 住戸
パブリックエリア 二階平面図
五階平面図
七階平面図 0 15 30
三階平面図 四階平面図
六階平面図
60m
平面図 四階平面図
六階平面図
page-45/46 0 5 15 30m 最高高 GL+47000 GL+40600 GL+31600 GL+24600 GL+18300 GL+12800
断面図

模型写真

Port folio-2023 unevenness flor-2019
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はっぽいてい

八方庭の家

2020年初頭よ世界中に蔓延したcovid19により、我々の仕事やライフスタイルそのものが変化 している。オンラインコミュニケーションやテレワークによって近代社会になり一部分断したも のが、再び住宅に統合されようとしている。急激な変化はストレスを生じさせるが、この機会を ポジティブに捉え、住まうことの本質を考えてみる。

敷地は起伏の激しい葉山にあり、その高低差のある地形を連続させるかのようにスキップフロア で構成し、66㎡という床面積の中でいかに開放的な暮らしをするかという問題に対して全体をワ ンルームで構成し、床のレベル差と家具によって空間を緩やかに仕切ることで、開放的な内部空 間としている。地形を連続したようプランニングはプライバシーを確保しつつ、緩やかなつなが りを実現している。

自然の借景がある敷地なので、正面から見て控えめな佇まいで街に溶け込みながら、両サイド に新たに樹木を生やす 間を作ることで森を回遊するようななの楽しげな時間が流れる場所を 作り出した。エントランスから中に通っている道が家の重心となりながら、ガラスの引き戸に よって、美しい庭をフレーミングすることで庭に対する意識をより一層強くしている。

04
・背景 ・対象敷地 ・コンセプト
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大学院デザインスタジオ(M2)
ダ イ ニ ン グ エ ン ト ラ ン ス +100 脱衣所 +100 浴室  +80 洗面所 +100 ト イ レ リ ビ ン グ +300 寝室 +400 キ ッ チ ン +100 A B`
1820 2730 1820 910 910 910 910 1820 910 910 1820 910 910 2730 1810 N 平面図詳細 1/20 平面図 Port folio-2023 八方庭の家-2022
B
X1 X2 X3 X4 1,820 3,640 910 Y-Y`断面図 1/20 土間 100 軒高 2,500 最高高 3,320 天井高 2,300 建具詳細 1/5 横見板張り t=18 胴縁    t=20 透湿防水シ ト 構造用合板 t=12 珪藻土塗り  t=3 透湿防水シ ト PB      t=12.5 t=9.5 グラスウ ル  t=105 水切り:ガルバリウム     鋼板 t=0.4 18 20 12 105 22 水切り:ガルバリウム     鋼板 t=0.4 架構図 page-51/52
X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 X8 2,730 2,730 2,730 2,730 910 2,730 2,730 横見板張り t=18 胴縁    t=20 透湿防水シ ト 構造用合板 t=12 珪藻土塗り  t=3 透湿防水シ ト PB      t=12.5 t=9.5 グラスウ ル  t=105 ガルバリウム銅板 t=0.4 胴縁       t=20 グラスウ ル   t=50 構造用合板    t=24 捨てコン t=60 透湿防水シ ト 砕石   t=60 GL+200 GL+100 GL+400 GL+100 床   フロ リング   t=12 構造用合板    t=24 スタイロフォ ム  t=70 床   フロ リング   t=12 構造用合板    t=24 スタイロフォ ム  t=70 コンクリ トスラブ  t=150 捨てコン      t=60 透湿防水シ ト 砕石        t=100 コンクリ トスラブ  t=150 石畳        t=60 コンクリ トスラブ  t=150 石畳        t=60 砕石 GL 10 2.5 水勾配 78 100 100 150 22 200 G.L 60 基礎 1/10 X-X`断面図 1/20 Port folio-2023 八方庭の家-2022
10 2.5 10 東側立面図 1/20 北側立面図 1/20 西側立面図 1/20 南側立面図 1/20 455 600 3,185 2,730 3,185 2,730 455 455 軒高 2,500 軒下 2,300 基礎高 250 GL 最高高 3,320 2,730 2,730 3,185 3,185 455 page-53/54
キッチンから庭を見渡す Port folio-2023 八方庭の家-2022

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