SHUYA TAGU
Architecture portfolio-20
Academic Works/Compe
UCHI WORKS
014-2019 Works
etition Works/Other Warks
Aca d emic
・・・05-12
01 浦島の伝承記 02 祝祭の宿り木 03 Urban Heterotopia
・・・13-20 ・・・21-28
Co mpetitio n
Contents
・・・31-34
04 Re:Wood 05 表裏一体 06 命のものさし 07 都市にうまれるノスタルジア 08 老労賃貸住宅 09 まちとつながるトショ暮らし 10 高見山不浄堂
・・・35-38 ・・・39-40 ・・・41-42 ・・・43-44 ・・・45-46 ・・・47-48
Oth ers
・・・51-52
11 リアルとフェイク 12 Transform
・・・53-54
01
02
03
浦 島 ノ伝 承 記
祝祭の宿り木
Ur b an Heterotopi a
‐子安浜におけるバラック集落更新の物語‐
‐神田の拠点となる地域交流センターの提案‐
07
08
09
都市にうまれるノスタルジア
老労賃貸住宅
まちとつながるトショ暮らし
ア
ー
バ
ン
ヘ
テ
ロ
ト
ピ
ア
-PROFIlE-
Award
taguchi shuya
佳作
2016.11 第 12 回ダイワハウスコンペティション
田口 周弥
2017.3
社員賞(4 位)
第 2 回ウッドフレンズ学生アイデアコンペ
優秀賞
2017.10 Super Jury 2017( 日本大学全体講評会 )
個人賞(AD 賞)
2018.3
日本大学 卒業設計審査
2018.6
第 4 回 ラ・アトレ 学生実施コンペ
BEST30
2018.10 第 7 回歴史空間再編コンペティション
BEST30
2018.11 ひろしま建築学生チャレンジコンペ
BEST30
2018.11 第 20 回 日本建築学会関東支部 提案競技
優秀賞
2019.3
第 6 回都市・まちづくりデザインコンペ
審査員賞
2019.9
第 35 回釜山国際建築大展
最優秀賞 優秀賞
2019.10 第 11 回ハーフェレ学生デザインコンペ
1995 年 2014 年 2018 年 2018 年
神奈川県横浜市に生まれる 横浜市立桜丘高校卒業 日本大学理工学部建築学科卒業 同大学院理工学研究科建築学専攻入学
Skills CAD
Autocad Vctorworks
3D
Rhinoceros Sketchup
Renderer
V-ray
Adobe
Illustrator Photoshop Indesign
04
05
06
R e : Wo o d
表裏一体
命のものさし
‐都市と神田川を結ぶ緑地帯‐
10
11
12
高見 山 不 浄 堂
リ ア ルとフェイク
Tr an s f o r m
‐尾道の歴史を紡ぐお堂らしさのあるトイレ‐
- レモン展 PortfolioReview 会場設営 -
Acade
mic Wo r k s
浦島 ノ 伝 承 記
A c a d e m i c Wo r k s
子安浜における バ ラ ック集落更新の物語
Theme
: 卒業設計
Program
: 集合住宅
Location
: 東京都千代田区神田
Grade
: 学部 4 年
Duration
: 6 ヶ月
Award
: 第 35 回釜山国際建築大展 最優秀賞 第 6 回都市・まちづくりコンペ 斎藤久賞 平成 29 年度日本大学卒業設計 個人賞 歴史再編コンペ 2018 上位 30 位
05|06
: 浦島の伝承記
erio p t s Fir
d
riod e p d r Thi S
perio d n o ec
d
01
S it e
敷地は子安浜と呼ばれるバラック住居群である。子安浜は現在に至るまで地区内の多くの住宅が住み継がれてきた。しかし周辺の開
発が進み高齢化や、耐用年数などの諸問題から限界を迎えたこの集落は再開発に飲まれてしまう未来が予測される。自由な増改築や、 街中に溢れる小さな生活の工夫や知恵から、滲み出ている豊かさがあるこの集落を記憶を残したまま更新していくべきだと考える。
子安浜漁村
)
A c a d e m i c Wo r k s
Scenery by Barracks
中高層マンションの 開発が押し寄せる
開発に取り残される木密地域 鉄道
国道
子安浜の緩やかな地形
機能を失った 雑多な漁村集落
埋立地 ( 工業地域 )
首都高速
国道15号 地域の中に佇む小さな神社 ベランダの下を通る道
入り組んだ道の中にある井戸
道から家の中の会話が聞こえる 外れにある公園
急勾
増改築のすごい住宅
迷路のような道
RC の倉庫が立ち並ぶ
対象計画地 首都高速
07|08
: 浦島の伝承記
Restructured as a temporary housing
かつて漁村集落として漁業が盛んだった頃、漁具倉庫として使用され、地域の中心地であった沿岸部沿いのコンクリートの躯体を、 地域更新の種地(仮住まい)として再編する。
地域更新のため の 拠 点 と し て 再 編
Renewal process
住人は自らの家が改修されている期間は種地(仮住まい)に移り住み、数年後に住んでいた場所の改修が終わると自らの家に戻って いく。それを繰り返していくことで、約 30 年程の年月をかけて集落全体の更新を順に行っていく。
子 安 浜 の住人
数 年経ち、改修が
沿岸部 ( 種地 )
終わ ると自分の家に戻る
改修中、地域の住人は 沿岸 部 の種地に住まう。
子安浜を徐々に侵食する高層ビル
勾配の海へと続く道
道路に面して物干し棒が立ってる
道路と並ぶリニアな公園
たくさんの猫が日向ぼっこ かつての造船場の面影を残す
浦島太郎が足を洗ったと言われる井戸
道路を覆う庇のトンネル 同じ形をした住宅群
長年地域の人に愛されてきた井川湯 長年地域の人に愛されてきた井川湯 住宅に囲まれた小さな祠
駐車場と小さな公園
使われていないたくさんの船
S= 1/ 1000
Make a catalog of barracks
子安浜の様々な増改築を収集し、集落の風景を継承していくための増改築のデータベースを作成する。カタログは既存の風景を抽象 化したイラストとキャッチーな言語にすることで、住人の空間の想像を掻き立て、住宅を拡張する際の手がかりとする。
A c a d e m i c Wo r k s
55 個の増改築の言語
カタログ化
神隠し階段
はしご階段
窓付き柵パイプ
屋根乗りテラス
段横滑り台
暖簾カーテン
連続異形窓
トタンのパッチワーク
道上のベランダ
ネットの檻
横づけパーゴラ
軒下トンネル
あみあみフレーム
曲げ鉄板
力こぶ煙突
ツイストルーフ
付けたしトタン庇
窓枠ルーバー
踊る雨樋
空向き屋根
はしごラック
船上屋根
仁王立ち物干し台
重層する小庇
水上浮遊小屋
目隠しトタン
伸び桟橋
木組み屋根
よりそうトタン小屋
鉄板ブリッジ
スケスケトタン
段々物置棚
キラキラカーテン
カラフルファサード
色付きトタン屋根
目隠し凸カベ
鳥かごベランダ
乗り出しサンルーム
物見せ小出し窓
水上テラス広場
ビニルオーニング
吊るしネット
ダブルベランダ
段々板張りカベ
ひっそり階段
突っ張りラック
パタパタ天窓
角出し鉄骨棒
連鎖階段
next new . . . 飛び出しフレーム
09|10
: 浦島の伝承記
立体浮遊小屋
がま口開口
隠れバルコニー
風景投影ミラー
偏心トラスハンガー
新たな増改築
D esig n
d ia g r am
既存の RC の擁壁を残したまま生活最小限のインフラのコアを付け足し、木が 3000mm, 単管が 2000mm という異なる寸法をずらし て配列することで、平面や断面にできる多様な隙間は、住人の増改築を意図的に生み出す装置になる。
単管パイプ
共用通路 木軸
公共道路
RC コア 共用通路
既存 RC 生活最小減の機能を備えたコア 部屋単位の拡張ができる木軸 小さな増改築を生む単管パイプ 既存の船のストックを活用
Un it
pla n S=1/200
RC の擁壁の間隔には、5000mm,3500mm,1500 の3つのパターンがあり、それらのリズムやスケールを残したまま、ユニットの設 計を行った。子安浜の現在の住人や、交通面の利便さから、3つの住まい手を想定した。
I ndiv id ual
fa mily
2F
<7
1F
sh a re
First period
Second period
隙間を活用しながら生活を 営み、住宅を住みこなす。
3 階はテラスとして利用
1,2 階は住宅として利用
1500
2000
3500
1000 1000 3000
住戸 A
3000
A c a d e m i c Wo r k s
3000
住戸 B
The role of the architect
建築を建てて終わりではなく、地域を調律していくような、建築家としての役割を考えた。
地域の環境情報の収集から、メインとなる沿岸部の設計に加え、その後の町の改修の補助を担う。 またその他に、増改築のアドバイスや、店舗経営の相談など、街の住人と関わり続けていく。 集落更新のための
住宅として
種地として利用
増改築が進む
多くの知恵や工夫が 集まっていく住宅 住環境の整備
異なる用途に転換され
(スケルトンを設計)
地域の中心地となる
沿岸部の計画
2 住人はカタログを手掛かりに
新たに発生する増築は
独自の住宅を創作していく
カタログに加えていく
更新し続けていく カタログ
建築家の役割
集落全体の改修
環境情報の収集
1
3
対象箇所を選定し
種地に借りぐらし
順次改修していく
新たな増改築の術を学ぶ
更新し継承され続ける 集落の風景
住戸 B 学んだ増改築を
集落の増改築を カタログ化
4
集落の新たな風景としていく
街と関わり続けていく
住戸 A 11 | 1 2
: 浦島の伝承記
隙間を 営み、
3000
を活用しながら生活を 住戸 A 、住宅を住みこなす。
3000
住戸 B
増改 築 に よ り 室 内 化 さ れ る
住戸 B
Third period
隙間を活用しながら生活を 住戸 A 営み、住宅を住みこなす。
テラスを拡張する
地域の共有空間になる 海側に生活領域を拡張
船上 も 生 活 空 間 と し て 利 用
店舗として利用される
住戸 C
住戸 B
住戸 A
住戸 C
祝祭 の 宿 り 木
A c a d e m i c Wo r k s
神田の拠点となる 地 域交流センターの提案
13|14
Theme
: 都市のリ・ディベロプメント
Program
: 地域センター・レンタルスペース
Location
: 東京都千代田区神田
Grade
: 学部 4 年
Duration
: 3 ヶ月
Award
: ユニット内最優秀作品 Supre Jury 2017 優秀賞受賞
: 祝祭の宿り木
02
C o n ce pt
神田では、神田祭を始め、町会や神社が発信する小さな祭りが、
Design diagram
1年中を通して行われている。それらの祝祭を建築に取り込み、 祝祭を通して建築と街が一体となるような、新たな地域のシン ボルであり、賑わいの拠点を計画する。
祝祭を建築に引き込む螺旋動線
祝祭を集める
新しい祝祭の発信
S it e
敷地は神田駅と淡路町駅の真ん中近くにある、かつて青果市場 として栄えた大通りに面した一街区を計画する。徒歩圏内に駅
A c a d e m i c Wo r k s
が7つあり地域外の人もアクセスしやすい立地と言える。
小 川町 駅
神輿の大きさを考慮し、6m × 6m の木軸
淡路町駅
si t e
… 中~大規模のマンション … 古いオフィスや雑居ビル … 歴史ある長屋や看板建築 … 昔からある小さな神社 … 学校
… 公園
動線に沿って多目的室を配置
神田駅 0 10
30
50
100
(m)
敷地周辺図
また敷地は、中神田十三町連合という町会の中央に位置して、 神田祭での、神幸祭や神輿宮入においてのルートの中間地点に あることから、祭りの中継地点としても利用できる。
神幸祭ルート
細かく区切られた町会
中神田十三町ルート
Demand for rental space
神田はビル内の空き室が多く、それらが会議室として利用され
ガラスの吹き抜けを設け、神輿を展示
小規模の会議室
セミナー ギャラリー
宴会場 講演会場
18~27m
36~54m
72~108m
S
M
L
始め、立地の良さから利用率はかなり高く、需要も高い。
そこで用途の違う3つの大きさのレンタルスペースを考える。 神田の周辺状況 ↓
会議室の需要がある
15|16
: 祝祭の宿り木
Overall composition 屋上のテラスに隣接するカフェ空間。 カフェ
多目的ルームと提携する厨房、 祝祭の際に食事を提供する。 厨房
神輿のメンテナンスを行い、体験工房を
開くなど地域と一体となって利用できる。
工房
地域周辺のクリエーターなどが集まり、 新たな文化を創り、地域を活性化する。
倉庫
コワーキングスペース
周辺にコンビニがなく、施設の利用に 合わせ、軽食や飲み物を提供する。 カフェ
コンビニ
地域のインフォメーションセンター。
訪れた人に地域観光の情報を発信する。 事務所
守衛室 インフォメーション センター 倉庫 60 6000
6000
60 6000
6000
4200
0
6000
6000
60 6000
6
0 00
00
00 0 60 000 3
00
00
Exhibition of local shrines
敷地周辺にある町会ごとの神輿を展示する。町神輿はそれぞれに個性がありその町の特色を物語っているため、
神田祭の見どころ = 神輿と言われている。しかし、祭りの目玉である神輿は普段は物置にしまわれ、祝祭の時に
しか出さないため、その魅力を活かせていない。祝祭の象徴である神輿を展示することで、街と建築を連関させる。
須田町中部町会
淡路町二丁目町会
須田町北部町会
内神田旭町町会
多町一丁目町会
内神田鎌倉町会
多町二丁目町会
内神田美土代町会
須田町一丁目南部町会
計 13 個の神 A c a d e m i c Wo r k s
淡路町一丁目町会
司町二丁目町会
司町一丁目町会
5000
To p l i g h t
4000 5000
4000
4000
30000
4000
4000
工房
カフェ
17|18
神田鍛冶三会町会
: 祝祭の宿り木
神輿を展示 Details planning 100
シーリング材 ビス
コワーキングスペース
300
フレーム
部分詳細断面図 1 / 2 0
部分断面詳細図 1/15
ガラスブロックにより、建築の内部に やわらかく均一な光を取り込む。
またガラスブロックは内部が空洞のため、 熱還流率が低く、断熱性が高い。
事務室 インフォメーションセンター
ガラスブロック
耐火クロス ラミテッドティンバー
耐火集成材
詳細断面図 1/100 詳細断面図 1 /150
How to use changing space
敷地周辺にある町会ごとの神輿を展示する。町神輿はそれぞれに個性がありその町の特色を物語っているため、神田祭の見どころ =
神輿と言われている。しかし、祭りの目玉である神輿は、普段は物置にしまわれていて、祝祭のある時にしか出すことがないため、 その魅力を活かしきれていない。祝祭の象徴である神輿を展示することで、街と建築を連関させる。
A c a d e m i c Wo r k s
ハレ
多目的ルームはハレの日には結婚式や披露宴にも使われる。
動線空間はハレの日にはアートイベントなどが行われる。
多目的ルームはケの日には会議室として地域外の人たちに利用される。
動線空間はケの日には地域のイベントの展示などが行われる。
ケ 19|20
: 祝祭の宿り木
Structural planning
神輿の寸法を考慮して、軸組みのスパン は6×6mのグリッドを基準とする。
付加
さらに空間のレベルに合わせて梁をずら
①インテリア
すことで、建築の骨格を形成する。
②ガラス
木の 4 ピン構造 150mm × 150mm の角材を使い、 間にインテリア、ガラス、配管を設える。
③配管
A c a d e m i c Wo r k s
Ur b a n H e t e ro t o pi a
21|22
Theme
: これからの図書館
Program
: 図書館
Location
: 東京都千代田区淡路町
Grade
: 学部 3 年
Duration
: 2 ヶ月
Award
: ユニット内最優秀作品
: Urban Heterotpia
03
C o n ce pt
S i t e
これからの図書館には閲覧空間の質が重要だと考えられる。
様々な人が休息をとったり、イベントが行われたりと憩いの場とし
情報技術の発達によっていつでもどこでも本が閲覧できる現在、
敷地は千代田区の駿河台近くの小川広場という、現在都市の中の広場
様々な空間で読書し、自分の居場所が見つかる建築を目指した。
が立ち並ぶ中で、長年都市の低地として親しまれてきたこの場には N
明大前 通り
周辺敷地図
普段は公園として Site
館長室
外部テラス
+4000
Urb
外部テラス
+4000
+6400
鎖国通り
+5000
都市の広場としての
A c a d e m i c Wo r k s
+6400
倉庫
Design diagram
倉庫
事務室 サービスカウンター
+4000
+3000
+5000 レファレンス コーナー
5つの異なる空間の質を持った閲覧空間
書架のミチを交差させる
1 階を開放し、広場の要素を継承する
P lan S=1/600 更衣室 閉架書庫 機械室 多目的室
倉庫
エントランス
ゴミ捨て場
ホール
+3000
多目的室
カフェ
小講堂
0 1
3
5
10
Plan 1F
多目的室
23|24
: Urban Heterotpia
場として利用されている場所。この広場は、
Overall composition
して使われている。また周辺を高層のビル
は高層の建築は望ましくないと考えられる。
て 利用
定期 的 に 行 わ れ る イ ベ ン ト 外部テラス
Urban Valley
ban Square
の役割と都市の谷間のような風景を継承する
立体動線
EV動線
館長室
外部テラス
+4000 外部テラス
+6400
イベント時には間仕切りを開く
+6400
倉庫 倉庫
閲覧室に合わせて一階に機能を配置する
館長室
外部テラス
+4000 外部テラス
事務室 サービスカウンター
+4000
+6400
+5000 レファレンス コーナー
+6400
倉庫 倉庫
N
FL +2500 ~ +3000
FL +4000 ~ +5000
更衣室 閉架書庫 機械室
事務室
倉庫
サービスカウンター
Elements of reading room 異なる性質を持った5つの閲覧空間
Ⅰ. 色の情緒性
知的 冷静
活気
食欲
親しみ
希望 明るい にぎやか
集中
幸福
涼しい
華やか
やすらぎ 癒し
健康
Ⅱ. スケール
調和
自信
新鮮
元気
暖かい
Ⅲ. 開口パターン
Ⅴ. ファニチャ―
3500
A c a d e m i c Wo r k s
Ⅳ. マテリアル
4000
青色は、冷静さや集中力を促進し、 個別の空間がある、静かな閲覧空間。
25|26
: Urban Heterotpia
6000
5000
オレンジ色は、食欲と活気を促進し、
5000
カフェと連動して利用できる閲覧空間。
4000
緑色は、安らぎや癒しを促進し、 家のような、落ち着きのある閲覧空間。
7000
7000
黄色は、幸福感や賑わいを促進し、
A c a d e m i c Wo r k s
多くの人が行き交う閲覧空間。
Ele v a t ion S=1/200
地域の中で、長年親しまれてきた既存の広場の特性を残すために、低層のヴォリュー
ムにし、GL 部分をピロティ空間として地域に開放する。また GL 部分にフレキシブル な空間を配置し、地域のイベントと連動して利用できるようにする。
Nor thea st Ele va t ion S=1/200
S outhea st Ele va t ion S=1/200
27|28
: Urban Heterotpia
4500
8000
赤色は、元気や自信を促進し、 ブースで仕切られた非日常的な閲覧空間。
Compe
etition Wo r k s
Phase1
C o m p e t i t i o n Wo r k s
Re : Wo o d
31|32
Compe
: 第 2 回ウッドフレンズ学生アイデアコンペ
Theme
: 国産材を生かす名古屋の住まい
Program
: 住宅
Location
: 名古屋市緑区
Grade
: 学部 3 年
Duration
: 1 ヶ月
Award
: ウッドフレンズ社員賞(4 位)
:Re:wood
Phase3
Phase2
04
S it e
Phase1
名古屋市緑区にあ る住宅密集地域の
戸建住宅期
一角にあたり、近
所の人通りがある
角 地 に 立 つ 場 所。 駅まで徒歩5分と
いった立地である。
New wood circulation
木再循環の中で人との関わりが多い住宅部分に対し、間伐材や 曲がりが大きく使えない材を低価格で直接住宅へと提供するこ
とで住宅に木材が集まるようする。また別のプロセスを創るこ
とで循環の中での住宅部分における木材の滞在時間を長くする。 cut 製材
木材資源
make 間伐材や曲がり材
森林
new process
住宅
再利用
absorb
break 解体材
二酸化炭素
CO2 CO2
burn
CO2
Reuse of wood
2730
建築内部において木材を有効活用するために、住宅内に木材ス
13560 2730
2730
2730
2730
トック空間を設ける。時間の経過によって、痛んだ材が出たり、 2730
部屋の減築などによって材が出たときにそれをストック空間へ とストックし、住人が自由に材を使い違うものへ変化させる。
風呂
風呂
玄関
ドア
ルーバー
2730
ファニチャー
リビング 2730
板材
階段
木材ストック空間
木材ストック空間
角材
10920
2730
C o m p e t i t i o n Wo r k s
cut
プロダクト
Inherit memory
A
2730
13560 2730
2730
2730
2730
3000
軸組みの中で、コンクリートの土台をいくつか設ける。木材の
①
土台が残り続けることで、その場所のかつての記憶を引き継ぐ。
③
風呂
木材工房
トイレ
⑦
10920
キッチン
:Re:wood
1/寝室 2/子供部屋 3/子供部屋 4/バルコニー 5/ワークスペース 6/ピロティ 7/リビング 2730
生活の痕跡を残す
2730
33|34
減築により現れる
500
2730
⑥
2500
⑤
④
GL
A-A’断面図 S = 1/200 木材雑貨屋
玄関
6900
2730
②
900
代謝が始まってもコンクリートの土台は変わらず残り続ける。
RC と木の混在
A'
GL+500
玄関
GL+500
300
13560 2730
2730
2730
2730
風呂
Phase3 2730
Phase2
2730
風呂
玄関
集合住宅期
2730
10920
店舗併用住宅期
2730
リビング 2730
GL+500
風呂
13560 2730
2730
2730
2730
風呂
13560 2730
2730
2730
2730
2730
2730
玄関
2730
2730
木材工房
トイレ
風呂
キッチン
②
③
④ 900
2730
①
木材雑貨屋
リビング
⑦ GL+500
玄関
1/寝室 2/子供部屋 3/子供部屋 4/バルコニー 5/ワークスペース 6/ピロティ 7/リビング13560 2730
2730
2730
2730
13560 2730
N
500
2730 10920 2730
3400
⑤
6900
A-A’断面図 GL+500
⑥
居室
④
500
玄関
GL+200
2500
木材雑貨屋
2730
③ ②
6900
⑦
1/寝室 2/子供部屋 3/子供部屋 4/バルコニー A 5/ワークスペース 6/ピロティ 7/リビング
900
⑥
居室
①
④ キッチン
⑤
2730
3000
③
A-A’断面図 2730
居室
3000
②
2730
GL
2730
木材工房
トイレ
風呂
①
2730
2730
500
2730
2730
⑥
2500
⑤
GL+500
玄関
6900
2730
10920
3000
10920
2730
2730
玄関
GL GL+500
1/寝室 2/リビング 3/バルコニー 4/ワークスペース A 居室 5/ピロティ 6/店舗
A'
GL
A-A’断面図
A'
Plan 1F S= 1 / 200 2730
2730
13560 2730
2730
2730
③ ①
② 居室
居室
②
⑥
⑤
3400
3400
⑤
6900
6900
④
3000
3000
③ ①
④
GL+200
500
500
GL
GL
居室
1/寝室 2/リビング 3/バルコニー 4/ワークスペース 5/ピロティ 6/店舗
A-A’断面図 S=1/ 20 0 GL+500
居室
1/書斎 2/階段室 3/みんなでくつろぐ場所 4/居室 5/地域の人も集まるキッチン
A-A’断面図 S = 1 /200
30
表裏一体
C o m p e t i t i o n Wo r k s
都 市と神田川を結ぶ緑地帯
Compe
: 第 20 回 日本建築学会関東支部 提案競技
Theme
: 水辺空間を活かした生活・環境・文化の継承
Program
: 遊歩道
Location
: 千代田区秋葉原
Grade
: 修士1年
Duration
: 2 ヶ月
Award
: 優秀賞 / 千代田区賞
秋葉原駅
駅からの人の流れ 駅の出入口
柳森神社からの 人の流れ
岩本町駅
35|36
: 表裏一体
公園から続く緑の流れ
浅草橋駅 駐車場をアクセスポイントにする
駅からの人の流れ
人の流れに沿った アクセスポイント
ビルと住宅群の 間の通り道
全体計画図 0
10
30
50
100 (m)
05
C o n ce pt
Environment
対策により川は人工物に囲まれ、自然や人の居場所は排除された。川沿いは都市の環
であり北東部の緑被率が低い。また地表面
かつて水運を中心に川沿いは人々の生活を支えていた。しかし都市において川は治水 境を改善するポテンシャルを秘めていると考え、新たな人々の集いの場となる。
千代田区は都内でも緑被率が約 20%と高い
場所が多く、川沿いは唯一のクールスポット 緑被率は少なく Trail 緑 のPedestrian ネットワーク は 途Community 切 れ て い るFacilities
クールスポ 川沿い
過去から現在 都市は発展と共に人工物に覆われ、 環境は年々不快になっている。
ビルの排熱 建築の排熱
都市の厚さを解消するため、緑の
車の排熱
Evapotranspiration
取り込み Community Facilities
重要性は高まってる。
C o m p e t i t i o n Wo r k s
Heat Island Reduction
Pedestrian Trail 自然環境の 川の蒸発熱
ヒートアイランドの緩和
千代田区の緑の分布
千代田区の地
護岸の再構築
緑地帯の形成
新たな水景
コンクリート護岸を拡張し、新たな護岸を形成するこ
川沿いに緑地帯を形成することで、緑のネットワーク
排水や雨水を濾過し護岸内の水景として利用します。
とで、川と都市の間に人の居場所をつくります。
を促進し、都市の中での癒しの場をつくります。
都市の中での新たなクールスポットとなります。
Heat Island Reduction
Pedestrian Trail Community Facilities
Evapotranspiration
Heat Island Reduction
Water Feature
D e s i gEvapotranspiration n diagram
Water Feature Water Sensitive Design
Water Sensitive Design
暗がりの植物
明るみの植物 ヤマザクラ
ケヤキ
Water Feature Water Sensitive Design
都市排水の利用
断面を使い濾過
アガパンサス
常緑ヤマボウシ
カクレミノ
シャガ
ツワブキ
低下カヅラ
デッキの下を 排水が流れる
H 鋼の上部は水の通り道
濾過された水の景 37|38
: 表裏一体
いが、高いのは西南側
面温度も北東部は高い
トといえる。
ポットは いのみ
S ite
敷地は秋葉原駅と浅草橋駅の間にあるビルに囲まれ都市の裏側となってしまった区域。徒歩圏内に駅が 3 つ
あり、非常にアクセスが良く、多くの人が利用できる可能性があるが、人工物のみで整備された川辺には人々
の入り込む隙間はない。都市の裏側になった護岸を再整備し緑を加えることで、都市の川の魅力を引き出す。 浅草橋駅
秋葉原駅
① ビルに囲まれ 都市の裏側 ② コンクリートによる 三面張り ③ 護岸の深さ
温度 (℃)
30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
- 凡例 空地 1F が通り抜け可能 公園
岩本町駅
神社 人の流れ
地表面温度分布
S e c t io n S=1/100
Biodiversity
1100 250 300 800
Ecological Corridors
1500
Canopy Interception Open Space Frontage
都市排水の 濾過 2000
500 400 100
5000
2500
5650
Water Feature
1200
Pedestrian Trail
500 500 300 800
1200
5100
300
1500
植物利用したのち濾過
既存護岸
護 岸 断 面 図 S = 1 /100
Conc ep t
命の重さは同じはずなのに、身分や地位によってその価値には差が
私たちが無意識的に起こしてる行動は、誰かの人生に大きく影響を
今回は私たちが日常的に出している「ゴミ」に注目して「残る家」
人口 2100 万人のインド - ムンバイ - では毎日 500 台以上のトラッ
ごみ山が形成されている。この建築は私たちがゴミを出し続けるか
ゴミと共に暮す人々を受け入れ、急速に成長する経済社会への警鐘
C o m p e t i t i o n Wo r k s
命の も の さ し
Compe
: 第 11 回ハーフェレ学生デザインコンペ
Theme
: のこる家
Program
: 集合住宅
Location
: インド‐ムンバイ
Grade
: 修士 2 年
Duration
: 1 ヶ月
Award
: 優秀賞
- 都市の光と闇 -
都市が発展する一方、 その裏ではゴミ山が 形成されている。
5 years later
螺旋状の巨大な土留めの中にゴミが積み重なられる。 ゴミと共に暮し生きる人々が集まる。
Indian features
- インドに根付く大きな格差 -
Tr a n s i t i o n
- 横に広がり続けるゴミ -
放置されたゴミを建築
都市の人たちに認知さ
39|40
: 命のものさし
が生まれている。
を与えるかもしれない。
」を提案する。
ックにゴミが積み込まれ、
かぎりなくならない。
鐘として建設される。
25 years later
50 years later
土留めと足場をきっかけに、拾ってきたゴミで住空間 が形成されていく。
n
積層されていくことで、ゴミを出し続ける都市への警 鐘としての役割を持ちはじめる。
XX years later
ゴミがなくなる日、この建築は、役割を変えて、過去 と未来を結びつける「ものさし」として残り続ける。
Construction
ゴミ山で暮らす人々を受け入れるために土留めと足場を提案する。 土留めの足場をそのまま住空間に転用することで、拾ってきた ゴミで暮らす手がかりとなる。
- 縦に積層させる -
- 都市の人たちに認知される -
ゴミが積層する
築で囲い積層させ、そして高層化させることで、
され、格差のある社会への気づきを与えます。
暮らしを作る土留め
空間を仕切る足場
06
Conc ep t
都市は多くのヒト、モノが集まり、利便性に富んでいる。 しかし、人工物の密集した都市は、自然が減り、ヒトの つながりは希薄化、地域への愛着もなくなりつつある。 田舎と都市の分離し、それらは交通インフラによって結 ばれ、それぞれの良さは交わることはない。その両方を 満たすことで得られる、都市に住む快楽を提案する。
C o m p e t i t i o n Wo r k s
都市にうまれる ノスタルジア
Compe
: 第 12 回ダイワハウスコンペティション
Theme
: 都市に住む快楽
Program
: 集合住宅
Location
: 都市の雑居ビルの上
Grade
: 学部 3 年
Duration
: 1 ヶ月
Award
: 佳作
I d ea
密集した都市の体系に対し、ビル群の屋上に住宅群を計画する。 近隣のビルは階段や橋で結ばれ、住宅が広がり、都市の街区ご とに地域体を形成する。商業と住宅がエレベータによってつな がることで、都市の利便性と直結し、最大限都市を住みつくす。
地上では人が密集し、新たな GL では住宅が散在する
41|42
: 都市にうまれるノスタルジア
る。モノに溢れた地上に対し、自然に溢れ、ヒトとヒトがつながり生活する社会がつくられる。
07
いい湯だなぁ~
老労賃貸住宅
C o m p e t i t i o n Wo r k s
よ
Compe
: 第 7 回 大東建託 賃貸住宅コンペ
Theme
: 身近な社会問題と向き合う新たな賃貸住宅 1. 多様化する暮らしと超高齢化を考慮した集住モデル 現在日本では少子高齢化が進行し、2025 年には約 30%、2050
Program
: 集合住宅
Location
: 新宿区
Grade
: 修士 1 年
Duration
: 2 ヶ月
Conc ep t
一つの集住体を考えるにあたって、日本の今後の人口比率から住まい手の割合を考えます。現在日本 年には約 40%に達すると予想される。高齢者の増加に伴い、介 では少子高齢化が進行していて、2025 年には約 30%、2050 年には約 40%に達すると予想されます。 護施設の数にも限界があり、すべての高齢者に対応できなくな 今後の高齢者の増加に伴い、介護施設の数にも限界があり、すべての高齢者に対応できなくなるため、 るため、一つの集住体の中で高齢者を見ていく、また高齢者が 今後は一つの集住体の中で高齢者を見ていく、また高齢者が社会の一員として活躍するような仕組み 社会の一員として活躍するような仕組みが必要である。 が必要だと考えます。そのため左下の割合を集住体の中の人口比率として計画をします。 -2025 年における人口割合 0-15 歳
高齢者
30%
1 0% 10%
- 今後の高齢者と地域の関係性 -
-old-
15-25 歳
-new-
支える
高齢者
50% 25-65 歳
支え合う
高齢者
介護士
3.スペース-3つの構成要
地域住人 私たちの提案する集住モデルは、
『ファシリティ』、それらを立
この『さんぽ道』は、都市との連
I d ea
差をなくすことで高齢者の外出を C onstruct
そ 寝室と
× ライフスタイルによる使用する生活機能の違い R
B
K
G
つかわない機能は最小限/
43|44
: 老労賃貸住宅
つかう機能は最大限
R
今日は農園で採れた 野菜でお鍋だ!!
お父さん!お母さん! 待ってたよ~ 今日のワークショップは 15時からだ!!
よーし、今日も勉強だ!!
S y st em
住人 ( 高齢者 )
農園
工房
家賃
食堂
高齢者が住人の 利用料金低減 + 生活を支える 介護費免除
保育所
n+1 月 カードキーの利用
安く
オーナー
施設運営の協力
周辺に開くことで
協力費+介護費 介護施設
都市とのつながりを生む
- 介護施設と協力した施設の運営 介護施設が施設の運営に協力します。それぞれの施設に介護士 を1~2名常駐させ、高齢者の主体的な予防介護をサポートし
要素-
溜まった洗濯物を洗う
銭湯でご近所と会話
熟練の味を食事する
地域利用者 、個々の空間である『住戸』 と日常の中で必要に応じて利用する 立体的に繋ぐ『さんぽ道』 の 3 つの SPACE で構成しています。 連続性をつくり地域の人々が容易なアクセスを可能にします。また段 を促進し、建築を歩き回ることで高齢者の予防介護につながります。
ion 住戸
それぞれの個室が とバルコニーを持つ
取れたての野菜を買う
ワークショップに参加
子供の一時預かり
ます。また建築内部に介護拠点を設けることで、高齢者は日常 の生活の中で何気なく介護や医療を利用することができます。
+800
ファシリティ
公園の地形を 取り込んだ、 スロープ動線
管理会社
部分平面計画図 S = 1 / 1 5 0 キッチンのファシリティで は、住民の交流が起こる
住人の生活を支える生活機能の空間が 建築を支える、メガストラクチャの役割も果たす。
さんぽ道
+300
+200
住宅の前に付帯する 滞留空間で、住人の 様子を確認する
±0
ファシリティのエント ランスには、滞留でき る土間空間を設ける
08
利用料
銭湯
就労
n月
先月
管理費
ランドリー
住戸内機能 の解体と拡張
先月
ライフスタイル に応じて
利益
ライフスタイルに 合わせた施設利用
30%
家賃
70%
- カードキーを利用した賃貸 利用料
家賃
利用料
住人
まちとつながる トショ暮らし
C o m p e t i t i o n Wo r k s
Design diagram
Compe
: 第 4 回 ラ・アトレ 学生実施コンペ
Theme
: 自由が丘の家、窓付き角部屋
現在の構成。一階における一般的
外部を引き込んだ共用空間を住
Program
: 賃貸住宅
挟まれた形式となっている。
最後となる真ん中に配置する。
Location
: 自由が丘
Grade
: 修士 1 年
Duration
: 1 ヶ月
Award
: BEST30
な形で、個人の部屋と庭が外部に
半分に巻き付け、個の空間を動
P l an S=1/100
A FL+450
FL+250
FL-600
複合フローリング
800
950
寝窓
棚窓
1700 セラミックタイル石目調 ウエスタンレッドシダー
45|46
: まちとつながるトショ暮らし
ラワ
S i t e
計画は自由が丘にある賃貸住宅一階の一 番奥の部屋の改修である。人気が少ない 一階の魅力を引き出せるかが重要。
Target
本好きで、多くの本を持って いる人。また他人と本を共有 したい、つながりを広げたい という考えがある人。 想定 ( 一人暮らし 25~40 歳 ) 在宅時
本のおすすめ
ご近所さん
外出時
共用部の提供
本好きの住人
近隣コミュニティ
コミュニティの場
の生成 食事等のお裾分け
住人のその日の気分に
管理人の有無や、来訪
50%~100%開く。
10%~50%開く。
合わして、住居内の
本好きの人
本の貸出・本の話
大家さん
‐テラス窓‐
800
1280 1280 1280
540540540
480 480 480
カッペ ー ペトよ ッのうな トよ のうな よ うな 素材 カー カペ ー トの ッ 素 材 素材 540 540
‐玄関窓‐ 800
380
500
250
1280
250
250
1800
250
950
250 250
480
950
540
540
内壁 フェンス
500 450 600
専有庭
480
680
ウッドデッキ
AA’ 断面図 S=1/100
380
500 500 500
250 250 250
‐机窓 ‐ 680
蔵書数
既存躯体
1280
ガスのシ ラ スのシ ョーウケ ース ガラガラ スのシ ョ ウケ ョ ウケ スー ス カ ー ペット のよう な素材 400400400
約 20m²
約 2000~2500 冊な素材 カー ペット のよう
500
400
本棚延べ面積 3400 540
400
540 250
950 950 950
ガラ スのシ ョ ウケ ー ス 黒板
衣服収納
ガラ スのシ ョ ウケ ー ス
250 250 250
250
1800
950
0
680 680 3 3 3 400400400
衣服収納 衣服収納 衣服収納
‐座窓‐ 10
‐‐ 座 ‐座 窓 ‐ 座窓 ‐ 机 窓‐ 窓 ‐‐
340 10 10 10 0 0 0 0
0
950 950 950
950
窓とカ 窓とカ 窓とカ ー テン ー テン ー テン
‐棚窓‐
窓とカ ー テン
‐棚窓‐ ‐棚窓‐ ‐棚窓‐ ‐座窓‐ 10
1800 1800 1800
衣服収納
1000 250 250900250250 1000 900 250 1000 900 250
900 250
540 外付け カー テン 外付け カー テン 外付け カー テン 540
‐玄関窓‐ ‐寝窓‐ ‐寝窓‐ ‐寝窓‐ ‐棚窓‐
380
3350
950
ワン合板
座窓
窓とカー テン
管理のお手伝い
床(木)
850
机窓
900 250
900
650
‐寝窓‐ 1800
1000
600
1000
外 付 けカ ーテ ン
1000
900 250
950
‐テラス窓‐
1200
窓空間
計画平面図 S=1/100
カー ペット のよう な素材 外付け カー テン
680 1800 1200 1200 1200
1200 500 600 1280900480 600 900 600 900
600 250
950
1800
100
540
400
700
FL±0
0 700700700
ガ ラ ス の シ ョ ウ ケ ース
本棚
‐テラス窓‐ ‐机窓‐ ‐テラス窓‐ ‐テラス窓‐ ‐寝窓‐ 680
340
250
衣服収納
‐フェンス窓‐
Aʼ
‐フェンス窓‐ ‐座窓‐ ‐フェンス窓‐ ‐フェンス窓‐ ‐テラス窓‐
10 0 700
窓 と カ ーテ ン
900 250
900
600100
1000
600
外付け カ ー テ ン
‐ 棚‐窓フ‐ェ ン ス 窓 ‐
1800
1200
カーペット敷き
Construction
友達
共用部の活用
する人の有無により開放の度合いは決められる。
家賃減額、管理の手伝い
‐寝窓‐
自由な本の貸し出し
・在宅時・外出時は家の共用部を開放する、管理
物件価値の上昇
の個性を持つ窓を配置する。
700
Web 会員登録
SNS アカウント「104 Library」を設立・管理
共用部と本の提供
空間に干渉するように、それぞれ
‐ フェ ン ス 窓 ‐
物件の知名度上昇
・物件の知名度を上げるため Web サイト、又は
既存の躯体を生かし、違う質の
。
本好きの人
会員証付与
~ 住まい手のルール ~
本の貸出・本の話
動線の
管理のお手伝い
者の数により住居内の
※パーセントは公共スペースの割合
本を介したつながり
住宅の
ご近所さん
近隣住民の
09
黒板
S i t e
敷地は広島県の尾道から近い、高見山の山頂付近にあるトイレ
の建て替えである。かつて交通の要衝であった尾道は、その繁 栄により、お寺は現在も数多く残り、それが尾道らしさを作り 上げている。お堂は港としまなみ海道を軸に残っている。 - 寺町 尾道 -
- 尾道のお堂分布 Onomichi
高見 山 不 浄 堂 尾道 の 歴 史 を紡ぐお堂らしさのあるトイレ
C o m p e t i t i o n Wo r k s
SITE
Compe
: ひろしま建築学生チャレンジコンペ
Theme
: 高見山山頂のトイレの建て替え
Program
: 公衆トイレ
Location
: 尾道高見山
Grade
: 修士 1 年
Duration
: 1 ヶ月
Award
: BEST30
お堂の構成
読み替え
お堂らしさを
自然換気をするため 中央を吹き抜けにする。
900mm のスパンとし、
お堂のスケールを踏襲。
自然を建築の中心に置き、 それを4方向に拡張する。 また中心を水回りで囲み 閉塞感を緩和させる。
回廊の柱を RC の体力壁と して読み替え、開口によっ て外部との距離を調整し、 周囲の環境を取り込む。
表柱を RC の構造柱と して読み替える。
基壇と回廊を読み替え、一部 隆起させ、ファニチャとする。
47|48
: 高見山不浄堂
C onc ept
断面計画 屋根
尾道らしい建築をつくるにあたって、その象徴でも あるお堂の形式を踏襲し、自然の中で利用者を出迎 え構えるトイレを提案する。
Void
自然風
マテリアル
お堂の形式の変換か ら、煙突効果を計画
屋根の銅板材はライ フサイクルコストの
する。 屋根形状は中央に ヴォイドを用いた構 成から様々な環境を 生かした計画を行う。
低減を計画します。 銅板屋根の色彩は経 年変化によって 自然の中で様々な顔 を見せます。
熱環境
瀬戸内気候の北西の風が抜け
銅板による熱伝導から空気を温め
自然換気が可能な断面計画します
中庭の木陰で冷たい空気を作ります。
利用可能な自然エネルギーを用いて
これらの温度差から空気を対流を作り
設備コストを低減します。
加須との誘引を利用して自然換気を 促進させます。
- お堂の形式 -
屋根 銅板重ね葺き t=0.4 アスファルトルーフィング 野地板 t=12 垂木 45×105@455
9
身舎
10
庇 裳階 外部回廊
光
陽
太
▼最高高さ(RL) +2300
▼軒下高さ +2100
壁 打放しコンクリート 厚 150 木目仕上げ
北西の風
▼ベンチ +400 ▼GL ±0 ベタ基礎 土間コンンコクリオート厚 120 断熱材 発泡ポリスチレン厚25 防湿シート2重敷 砕石地業厚 100
断面計画 S=1/100
構造計画 RC 造による経費低減 と広島県の木材利用 W造
RC造
意匠計画 (壁)
植栽計画 周辺植栽環境
シンボルツリー 敷地は自然と絶景 を構える国立公園 から、自然と調和
促進の方針に則り、 ひろしまの木を小屋 組・柱に利用し、地 域の健全な森林づく
内気候に合ったオ リーブとし、香り も楽しめます。
した計画とします。
りに貢献します。
を持ったトイレの構成
壁の仕上げを木目仕 上げとして自然溢れ
シンボルツリーを 落葉がない、瀬戸
残り続ける多くのお堂
る国立公園のと調和 したデザインを提案 します。
尾道
しまなみ海道
高見山不浄堂
diagram 形式の読替え
読替えからの適応
中庭
身舎→中庭 庇→個室空間 裳階→動線 外部回廊→国立公園 ・ 尾道
動線
個室
開口によってレイヤー状に繋がります。
国立公園 ・ 尾道
冬季の凍結防止対策として 給水管内の水抜き装置を取り付ける 中庭はトイレ空間に干渉し、彩りを与え、
プライベートと開放を両立させる壁
自然を感じられるトイレを計画します。
内部からも自然を感じられる中庭
行為の順序から通り抜け動線を計画し、
女性
多目的
中庭はトイレ空間に干渉し、彩りを与え、
男性
自然を感じられるトイレを計画します。
バッティングしない明快な動線と 開口によるシークエンスもデザイン
平面計画 S=1/150 0
1
3
5(m)
10
Othe W
r Wo r k s
O t h e r Wo r k s
リ ア ル と フ ェ イク
Theme
: 第 41 回レモン展 PortfolioReview 会場設営
Program
: 展示場
Location
: レモン展会場の一角
Grade
: 修士 1 年
Duration
: 3 ヶ月
Cost
: 15 万
Essent i al
p oi nt
予算である 1 5 万円の中で、本とパネルの 2 種類の展示を
すること、またイベント会場となるため移 動が容易である こと、などの条件の中で会場計画をする。
3 つの場として使用する 会場デザイン設計 ①
②
Portfolio Review Portfolio Review
51|52
: リアルとフェイク
③ 学生企画
展示会場
イベント会場
イベント会場 ( 模型写真展示 )
滞在性
可変性
回遊性
本を落ち着いて
イベント時は簡単に
模型写真を展示する
読めるような空間
展示台を移動できる
美術館のような空間
‐ 台 座 写 真 ‐
‐ 使 用 風 景 ‐
C o n c ept
座って本を読むことを想定したため、「木材」という馴染のある材を使う。従来の展示 空間は作品を生かすため「白」を用いた抽象的な空間であるが、木は物質性が強い。 木を生かし抽象性を獲得できるような、抽象と具体を横断するデザインを試行する。
シナベニヤ ・4 ㎜ ・1410 円
厚みを統一し 厚みを統一し 表面を平滑にする 表面を平滑にする
・9 ㎜ ・1050 円
ラワン構造用合板 ・9 ㎜ ・1285 円
プリント合板 lv62 リアルプリントMC リアルプリントN0 ・2.5 ㎜ ・1580 円
【イベント時】
【通常時】
P l an
小口、什器側面を 小口、什器側面を 鏡面仕上げとする 鏡面仕上げとする
針葉樹合板
・5.5 ㎜ ・2050 円
・5.5 ㎜ ・2050 円
PF
木材(防炎塗装) ・2 ㎜ ・1100 円
エイジングS ・2.5 ㎜ ・2080 円
PF
PF 導線 PF 導線 模型写真 模型写真 模型写真導線 模型写真導線 靴
靴
11
O t h e r Wo r k s
Tr a n sf o r m
Theme
: 夏季ワークショップ
Program
: シェルター
Location
: 避難所
Grade
: 学部 3 年
Duration
: 1 ヶ月
Cost
:5 万
Conc ep t
震災が起こった時に身の回りにあるもの
で、早く簡単に構成できるシェルターと して傘の構造を利用する。
STEP1 ユニットをつくる ①
②
1.傘の先端部とビ
骨組みから外します
STEP2 ユニットを組み合わせる 壁のつくりかた
STEP2⑥で残った骨組みの先端をジ 壁の完成。
53|54
:Transform
ビニールの先端を
D et ai l
外径 5m m 内径 3m m 1 0 c m あたり 5 円 1ピース 約5円
- 図面 -
3
× 20
- 写真 -
× 48
-傘を用いたシェルターの作り方- ③
④
2.骨組みに刺さっている釘を抜きます。
す。
ジョイントします。
× 33
⑤
3.ストッパーとゴムの輪っかと柄を
4.残った骨組みを閉じた状態に
骨組みから外します。
します。
⑥
⑦
5.8本の骨組みを2本ずつまとめジョイントします。
6.外したビニールをまとめた骨組みの1本にだけつけます。 ユニットが完成。
天井のつくりかた
①
1.STEP2 で完成したものに、ストッパーがある ところまで柄を差し込みます。
②
2.STEP①で取った傘の先端部を付け直します。
③
④
3.壁と同様に4つのユニットをジョイントで
壁と天井のそれぞれの骨組みを矢印の方向にジョイントします。
つなぎます。
シェルターの完成。
12
SH UYA TAG U CH I WORKS Architecture portfolio-2014-2019 Works Academic Works/Competition Works/Other Warks 2019 年 10 月 25 日 第 1 版 第 1 刷発行 著者 田口周弥 発行者 田口周弥 装填 田口周弥 印刷所 レモン画翠