PORTFOLIO Sota Endo
Plofile Sota Endo Interests
1999 東京都八王子市生まれ 2018 横浜国立大学入学
Soccer
Music
Coffee
Theme 「建築を作ることは新しい関係性を作り出すということ」 建築が持つ空間と建築が作る風景に感動する 建築にはそこに新たな関係性を作り出す力があると思う。雄大な自然や場所のオーラ、 そこに生きる人々の活力を空間に示し 感動を与えることができる。私が初めて建築に出会ったのは高校生の夏、 安藤忠雄の光の教会であった。 見たこと、 聞いたこ と、 感じたことのない空間に圧倒され、 受験勉強も忘れてそこにただ呆然と立ち尽くした。 建築の存在が光を十字架へと関係 付けたことで新しい光の様相が見えた。 また、 東大寺南大門を初めて見たときその圧倒的な存在感とともにこの建築が内包 している関係性に驚かされた。奈良公園という広大な敷地のなかに突如としてそびえる門として公園内に新たな領域を作り 出している。
建築があることで見える風景、 建築があることでつながる人々、 建築があることで生まれる活動 現代社会は情報が錯綜し、 混沌としている。 この中で建築を作るということはその場所に新たな関係性を作り出 すことであり、 そこにあたらしい風景や空間を作ることである。私はこの3年間と少しの間を振り返り、 そんなことを感じている。 そしてこの先も環境、 人、 社会などあらゆるものに目を向け、 その可能性を信じ、 その間の新たな関係性を構築していきたいと 思う。
Billiards and darts
Ruins
Works 学部四年前期課題 10000㎡ 「谷底ネットワーク渋谷」
コンペ第七回 POLUS 学生・建築デザインコンペティション 「あたらしい大地の発掘」
04 大地と暮らしの関係性
01 都市と人の活動の関係性 ᱠᯅߩน⢻ᕈ
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学部三年後期課題 未来の商店街 「日替わり商店街」
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学部二年後期課題 自然の中の居住単位 「壁に住む」
05 環境と壁との関係性
02 商い活動と地域の関係性
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自主制作 「スケッチ」
学部二年後期課題 幼稚園 「木陰の幼稚園」
03 子供と環境の関係性
06
描くことと考えること
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01 都市と人の活動の関係性
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谷底ネットワーク渋谷 ー歩道橋を拡張して人々の居場所を作るー 江戸から続く歴史のツギハギで成り立つ都市渋谷において今、 大規模な開発が進んでいる。駅の 周辺は高層ビルが続々と建ち、 大きな幹線道路やバスターミナルが拡張され人々の居場所は建物 の中に集約されていく未来が見える。 このような状況対し、 歩道橋という構造物を拡張し渋谷に れ る活動をつなぎ、 ネットワーク化することで新しい渋谷という街の個性を作る。
リサーチ 渋谷再開発の現状
高層ビルの出現により人々の活動が集約されてしまう未来
思考のプロセス 問題
ひと昔前の渋谷断面
未来の渋谷断面
かつては色々な建物が混在し混沌とした 都市の様相が丸の内、銀座のような画一 化された都市の様相に変化されつつある。
再開発をしたとしても渋谷らしさを残すことが建築にできないかと考える。
提案
高層ビルが立つことで人々の
ビルとビル、道とビル、道と道を繋ぐよ
活動がビル内に集約されてし
うに動線空間を作ることで人々の居場所
まい、外部と完全に遮断され
を作り出すことができるのではないか。
てしまう。
またそこで様々な人々がたまり、多様な アクティビティが発生することで渋谷ら らしい活気ある空間を作流ことができる
敷地調査 セルリアンタワー 渋谷スクランブルスクエア
渋谷フクラス 渋谷マークシティ
渋谷ストリーム
渋谷駅 渋谷ヒカリエ 渋谷 109
道元坂 首都高速
JR 山手線
宮益坂
宮下パーク
地形と高層ビルの模型
首都高速や高層ビルが立ち並んでいる様子が伺える。 建物が所狭しと並び、そのスケールの大きさから常に周り を囲われているような感覚を覚える。
ネットワーク図
原宿・表参道方面へ
原宿・表参道方面へ 渋谷キャスト 宮下パーク B1F CHAOS KITCHEN
渋谷パルコ
1F SHOTENGAI EDIT TOKYO
Bunkamura ル・シネマ
東急百貨店 渋谷109
クリエイター のための住居 小さなお店
渋谷ヒカリエ
youtuber
シアター上映会
渋谷センター街
フリースタイルラップ サイファー
ファッション若者 ゲリラファッションショー
渋谷スクランブルスクエア
スクランブル交差点 ハロウィン
8F クリエイティブスペース8
屋台の復活!
15F 渋谷QWS
作品の販売
都市デザイン 広場で展示イベント
京王井の頭線 ゲリライベント
渋谷マークシティ 渋谷フクラス 小さな飲屋街
4−6F ホール パーティやコンサートなど
演奏会、 写真撮影会
歩道橋広場
ショップを延長させよう
屋外コンサート
渋谷ストリーム
JR渋谷駅
11−16F 東急シアターオーブ
出店の延長 1F Road side shop
セルリアンタワー
ゆったり遊べる場所
1F スクエア 水辺の広場、 お店や屋台
ちょっとした公演会 高速バス乗り場 花見スポットや 屋台が欲しい 落語やコンサート 出演者
2F ジャズクラブ
高層建設中
歩いてて楽しい道
子供を遊ばせる広場 子育て支援施設 散歩道
恵比寿方面へ
恵比寿方面へ B2F 能楽堂
オフィス空間
桜丘街の桜並木
住居 閑静なマンション
2F シガーバー
商業空間 ホテル、 住居空間 劇場、 スタジオなどの公共空間
渋谷に れる様々なアクティビティをネットワーク化し多様性のある広場を作り出す
イメージパース ー個性が
色々な方面への道順を示す標識 その方面へすぐいくことができる
れる歩道橋広場ー
駅、 ビル、 道、 施設など様々な場所をつなぐことで人々の活動が歩道橋上まで広が り。歩道橋は広場の様相を呈する。 ここに多方面から人が集まり、 様々なアクティビ ティがネットワーク化されることで渋谷のストリートのような文化の発信が行われる。 つまりもとよりただの動線としての機能のみを持っていた歩道橋においてイベントが 行われたり、 立ち話が行われたりと動線以上の機能を持った広場となる。
どこかのアートの展示の帰り
桜丘方面 駅西口方面 チャリの乗り入れもあり 登り口がスロープなので 道から直接登ってこれる
桜丘の再開発で高層 マンションが立つ予定 マンションの住民はこ こを通って駅に直接 いくことができる。
原宿へいく人々 少しモード系の カラーが強い
ストリートミュージシャンの舞台になる。 イベントも行われたりする。
仕事帰りに家に帰る人 もここを利用する
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宮下パークにスケボーを しにいく人が通る 駅下のバスターミナルへ
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個人の物売り。 CDや雑誌などを主に 売っている。
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歩道橋上は視線が通り 都市の壮大さが直に感 じられる写真スポット。
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全体配置図 S=1/1000
スクランブル交差点
ハチ公前広場
アーバンコア
渋谷ヒカリエ
ロクシタン
バーツジョイスト
マークジェイコブス
渋谷駅 渋谷マークシティ
ジェラートピケ
デイリリー
イッセイミヤケ
メガネ レディースウェア NIKE レディースウェア
CONVERSE
スタッフ カフェ
サラダカフェ
小さな飲み屋街 東急プラザ
渋谷フクラス アーバンコア スタバ 蕎麦
カフェ
カフェ
フレンチ
ラーメン
渋谷ストリーム
ステーキ
首都高速
おにぎり
空き店舗
韓国
焼肉 和食
飲み屋
スーパー
高層ビル建設地
N
詳細平面図 S=1/500 全体模型
ハチ 公前
広場
渋谷マークシティ
400000
渋谷駅
バスターミナル
東急 プラ ザ
23000 23000
渋谷フクラス
都市の中心である駅の周りに 人々の居場所ができる。
11500
11500
10000
既存の渋谷の都市
25000
20000
首都高速 歩道橋広場がある渋谷の都市
渋谷フクラス横 部分断面図 S=1/500
飲み屋
雑居ビル
雑居ビル 上下で活動のあり方が変わる
飲み屋
渋谷駅 道路
φ=2000
4000
1200 110
φ=1000
バスターミナル
11500
11500
11500
5000
25000
20000
34500
スロープの風景
ビルの 間からスロープを登っていき、 気づくと大きな広場に出ている
ビルの合間を縫うようにして広がる。 高速道路の下を潜る。
イメージパース 宮益坂方面 バス乗り場
ー歩道橋の上と下で異なる活動が広がるー 現在渋谷は様々な交通が集まるターミナルとしての側面を持ち、 多方面からの アクセスに長けている。 その一方で大きな道路や線路が街を分断しているよう な状況も見られた。 そこで歩道橋の広場を設けることで上は人の活動のための 大きな広場として、 下はめまぐるしく行き交う交通の道となる。
バスが道を往来する地域。 人々の歩く道は圧迫されてた。
上では駅へ向かう人々やさらに その先のエリアへ向かう人々で れている。
不定形の穴から差し込む 光が地面に降り注ぐ
道を歩く人々の上にさらに人々の活動が垣間見える。
02 商い活動と地域の関係性
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「日替わり商店街」 ー商いを通して今の商店街に「変化する日常」を作り出すー 松原商店街は今日も売る人買う人の活気で
れている。街の顔としての役割を持ちつつ。地域の人の
拠り所となっているこの商店街は一見すると非の打ち所のないような場所である。しかしこの場所の 歴史を紐解き、当時の姿を再考していくと商店街の未来をあたかも指し示すような商店街像が浮かん でくる。この提案は東海道が盛んに使われていた時代の活気あるこの場所の姿を記した一つの日記を 元に商店街のさらなるワクワクを目指して考えたものである。
日替わり商店街の関係図 既存商店街との関係
外部との新しい関係 商い暮らし
商店街の人々
商い人
商いコミュニティ
風景の変化 商いをしながら暮らす環境 家族、夫婦でお店をやりたい
日替わり屋台
日々変わる商人と商品
商売仲間 変化ない日常
風景の変化
始めやすい環境 副業として始めたい
交流 シェアキッチン 料理スタジオ 日常交流
住んでいる人々
ワークショップ 個人店 商い広場 定期的なイベント
自由な商い
大人の休日
場所
シェアハウス
交流 毎日の変化 商店街がある日常
フリーマーケット
コミュニティ 地域支援
商店街とともに暮らす 住み込みで商いをする
物を売ってみたい お店を開きたい
リサーチ 敷地は横浜市興福寺の松原商店街。ここは旧東海道の一部になっていて昔から商業を中心として栄えている 地域である。現在の商店街の様子は活気あふれていて商いを生業とする人々が日々活力を放って活動してい 宮田町エリア
る。敷地を歩いているとお店のダンボールが庇の上に乱雑に置かれていたり、お店の商品が道まではみ出し てきたり、庇をツギハギで伸ばして商売範囲を拡大したりとまるで両側から差し迫る大波ののごとく栄える 商店街だという印象を受けた。
旧東海道 浅間町エリア
八王子街道
天王町エリア
思考のプロセス 旧東海道の存在
職人、商人の存在
「変わる」ということ
現在の商店街
変化する日常の挿入
松原商店街は旧東海道上に位置している。
天王町エリアが宿場であったため、現商
毎日と言っていいほど変わる変わる変化す
現存の商店街ははっきり言って繁盛してい
この商店街に新たな人の流れを作るような
この旧東海道は江戸幕府徳川家康により整
店街のこの辺りで宿場に泊まることがで
る日常が楽しみであった。街道の存在が人
る。ただこの商店街に通ううちにあること
場所を挿入することで商店街が生まれ変わ
備された荷物を東京日本橋から京都の三条
きない商人や職人が多く滞在した。その
々の日常に変化を与え、楽しみを作り出し
に気づく。それは毎日同じような人が同じ
る。それはこのあたりの歴史を踏襲し、人
大橋まで運ぶための街道である。歌川広重
間、商人や職人は子供そ子にすむ子供た
ていた。
ような場所で物を売り物を買っているとい
々の商いをする様子を通した生きるための
の「東海道五十三次」にあるように荷運び
ちに
ことだ。商店街の未来を考えたときに「変
活力が
の役人や馬を受け継ぎ、旅人を止める宿場
ませていた。
化」というのが重要なキーワードである。
と考える。そうした変化する日常を新たに
が 53 作られている。
細工やシンコ細工を披露し、楽し
れ出る商店街の様相が見えてくる
挿入することが商店街全体の活性化に繋が ると考えている。
配置図兼平面図 S=1/200 松原商店街にも 屋台が出ていく ために商店街に 接道している。
日替わり屋台
キッチンスタジオ
松原商店街のような 飛び出す商いが盛 んに行われるようなお店
公共水場
屋台置き場 貸会議室
貸店舗
小さな広場
貸店舗
雑貨屋
中央通路
用途は様々で夫婦で生活しながらや 短期での短期での利用もあり得る。
共同キッチン
惣菜お弁当屋
公共トイレ
貸店舗 貸店舗 東屋
倉庫兼店舗
骨董品専門店 事務所
商い広場
松原商店街
カフェ
書道教室付き住宅
中央商い広場
ものつくり工房付き住宅 商い人のシェアハウス
物置 カフェ付き セレクトショップ
管理人 住宅
物置
貸し倉庫つき 住宅
物置
古着屋さん 古本屋兼雑貨屋
雑貨屋さん 倉庫
新旧広場 飲食店 (果実ジュース)
駐車場
食堂つき 住宅
週末会議場 中央広場の商いのための 台やはた、 暖 が置いて あったりイベントのため機材 が置いてある。
豆腐屋さん
長期休みなどで商いを 泊まり込みで行う人が 泊まれる。
車での搬入のため裏 の道路と接続している。
地域のものも置いてあったりする。 基本的には住宅の人が管理を 担当している
N
イメージパース 焚き火の周りで一週間の 色々な話を語っている。
ー街の日常の変化ー 既存の商店街だけでな街に住む人々の日常にも変化が訪れる。 その 例として日替わり屋台が街に出て行ったり、 住民の週末会議の場が 作られたりする。 このような場が街に挿入されることで毎日の生活に少 しずつ変化が生じて、 日常が変わらなものから変化するものに変わっ ていく。
週末会議場
地元住民の週末集会所
日替わり屋台とキッチンスタジオ
既存商店街から少し外れたところに入 り口がある。倉庫付きの家やお店付き住 宅の一部を解放するとよ大きな広場にな る。
屋台を置いておく場所と水場が中心になっている。
今週は焼き芋のおっちゃんがきて焼き芋を売っている。 学生や子供連れのお客さんが集まってくる。 明日は地域の学生が運営するキッチンカーがくる予定だ。
日替わり屋台
キッチンスタジオ
屋台置き場 公共水場
キッチンカーの仕込みば兼キッチンスタジオ。 キッチンカーや屋台は気軽に始められる商売 であるが一方で仕込み場や車代がかかるため そのようなニーズをここに集約してある。
子供にとっても記憶に残る 交流の場になる。
広場の詳細 広場を作る
貸会議室
大きな通りに対して少し奥まった路地を通り中に入るとそこには多目的な広場が存在する。四方を屋根のある建物に囲まれ、 お店の間口に囲まれたその場所は買い物の合間に休憩したり団欒に使われる。屋根も配置としては基本的に大通りと広場のあ
小さな広場
る方向に対して軒を作るよう設計した。
共同キッチン
雑貨屋
惣菜お弁当屋
屋根伏図
公共トイレ
S=1/250 日替わり屋台
東屋
広場の場所
倉庫兼店舗
中央商い広場
事務所 違うお店で同じ屋根を共有する キッチンスタジオ
公共水場
物置
ことで商い範囲を広げる 屋台置き場
小さな広場
貸店舗
中央通路
雑貨屋
中央広場と商い広場は木造の架構が ありそこで自由な商いができる。
共同キッチン
倉庫兼店舗
東屋
松原商店街
カフェ
書道教室付き住宅
中央商い広場
商い人のシェアハウス
雑貨屋
惣菜お弁
管理人 住宅
物置
貸店舗 貸店舗
貸し倉庫つき 住宅
物置
東屋
雑貨屋さん
骨董品専門店 倉庫
新旧広場 飲食店 (果実ジュース)
食堂つき 住宅
飲食店 (果実ジュース)
ものつくり工房付き住宅
物置 カフェ付き セレクトショップ
古本屋兼雑貨屋
雑貨屋さん
公共トイレ
貸店舗
商い広場
物置
日替わり商店街の一番の魅力になっている
惣菜お弁当屋
事務所
管理人 住宅
物置
貸店舗
骨董品専門店
カフェ付き セレクトショップ
自由な商いの場
貸会議室 貸店舗
書道教室
駐車場
事務所
商い広場
食堂つき 住宅
カフェ
週末会議場
カフェ付き セレクトショップ
N 古本屋兼雑貨屋
新旧広場
雑貨屋さん
イメージパース ー日替わり広場ー 日曜日の昼頃の様子。近隣の住人や近くの地域の人が集まり、 木造 の架構に暖 をかけてそれぞれが自分のお店を作り出してバザール が開催される。 そこでは個人の作品が飾られていたり、 食べ物が売り 出されたりと、 お祭り状態になる。 自由に場所を取り自由に物を売り買 いできるこの場所は日替わり商店街の中で目玉となっていて地域の 顔となる。
木の架構によって空間が作られている。 布をかけたり、 テーブルを置いたりして 商いの場を作る。
日替わり広場 イベントの日はお店の開口部を大きく開け て開放的な空間にする。普段より大きな広 場のになる。
子供から大人まで幅広い年齢層 の人々が集まりイベントを楽しむ。
個人の作品の展示スペースもある。 普段の仕事の成果や持ち寄り など数多くの出展が寄せられ、 地域の展示会場としての役割 も持つようになる。
部分詳細とイメージパース 商い広場
松原商店街
ー既存のお店、 住民の変化ー 日替わり商店街の存在によって周辺のお店や住民 に変化が訪れる。 お店には今までいなかった客層の人 もくるようになる。 そこで松原商店街の人々もより積極的に 商売に対して力を入れるきっかけとなる。住民はあたらし いアクティビティの広場や機能を持った場所ができるこ とで活動の幅が広がる。
カフェ
新旧の対比のある風景
カフェ付き セレクトショップ
豆腐の屋台が内側に も出店してくる
古着屋 古本屋兼雑貨屋
日替わり屋台
新旧広場
新旧広場 あたらしいものができた時既存の商店街とどう調和するか それがこの場所でもっとも顕著に現れる。 ここは既存のお店と あたらしいお店が広場を囲んでいることで今までにない風景 を作り出す。
豆腐屋
カフェの様子などが通りから見える
共同キッチンに食材を持ち寄る様子
小さな広場
日替わり屋台
道具もいろいろ っている。
街の人のために作られた小さな広場。会議室で会議 をした後この広場でバーベキューをしたり、 お花見をし たりできる。水場もキッチンも使える多機能な場所。
裏庭と接続
キッチンスタジオ
公共水場
屋台置き場
共同キッチン 主にお弁当屋さんが使うことが多いが休みの日は ここで料理して広場で食べるなんてこともある。 また 近くの住民が料理や食材を持ち寄って一緒に料理 をする光景も見られる。
貸会議室
小さな広場
貸店舗
雑貨屋
共同キッチン
惣菜お弁当屋
東屋
公共トイレ
倉庫兼店舗
事務所
中央商い広場
共同水場
植木の水やりや道具を洗うときはここで行うことができる。 書道教室付き住宅 花火やバーベキューをするときもここを使う。 様々な道具が干してあるので使えそうなものをここにおい ていくという置きっ放しの文化も起こり得る。
AーA 断面図 S=1/200 商いで全体が一体となる 広場の構成や建築と商業のあり方を通じて敷地全体の建築 が一つの日替わり商店街という関係性を持つ。建築に収まらな い人々の強い商いへの気持ちが隣のお店との余白を関係付 け全体が緩やかにつながる。 松原商店街 貸店舗
書道教室
弁当屋
雑貨屋
貸店舗
中央広場
寝室 寝室
倉庫
工房
シェアハウス
道路
3000
RFL
10
3
3000
RFL
1FL GL
2730
910 1820 910 2000
2730
910
3640
910 1820
1820 910
1820
910
4540
910
9100
12740
1210
商店街側立面図 S=1/200 通りからの奥 松原商店街という大きな通りからいくつかの通りを通している。 それぞれスケールが異なり、 広場には路地のようなスケール、 中 央通路は幅がある商店街を引き込むようなスケールとなっている。
小さな広場前 入り口入り口
日替わり屋台
商い広場前 入り口
中央通路入り口
道路
古着屋
8000 9000
1000 4550
2500
2730
3400
5460
1820
3640
家
03 子供と環境の関係性
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「木陰の幼稚園」 従来の幼稚園では園児のための部屋がありそこで学習をしたり遊んだりするという光景がよく見られ た。それが本当に子供の教育にふさわしい環境であるか。本来学習とは子供自身が何かに触れたり、 話したり見たり聞いたりする過程で生まれるものではないか。つまり、大きな箱の中ではなく大きな 園庭のような空間で好きなように学ぶ場がふさわしいと考えた。ルイスカーンは木があることでそこ に教室ができるという。園内に木を中心とした場所がいくつも現れ、その中で園児がのびのびと遊ん だり学んだりする。樹木の成長と共に子供達が成長するそんな幼稚園を提案する。
ダイアグラム 2, 木の成長で景色が変わる
1, 好きな場所で子供が集まって学ぶ
置き場
スラブ
リュックを置いたり、おもちゃを
樹木の周りを取り囲むよう
置いたりする場所。
伸びやかにコンクリートの
物が置きやすいように直方体をし
スラブを巡らす。
ている。
このスラブの上で学ぶ。
木が生える
まだ小さい木
木の周りに集まる
教室ができる
それをサポートするように建築が建つ
一階は木陰になる
3, 従来の箱型教室からの脱却 囲われた空間内での学び
解放された空間での学び
二階も木陰になる
A ー A 断面パース S=1/200
お迎え口
中央広場
小広場
園庭
園児の荷物置き
遊具で遊ぶ
中央広場周りは全体が見渡せる
全体俯瞰
木の周りで本を読んだりかけっこをしたりおしゃべりをしたり
一階 木の周り
スラブの上はどこでも居場所になっている
二階 荷物置きの間の空間
各階平面図 S=1/400 入り口近く
A
作品倉庫
クラス荷物置き
給仕室
スラブ下 クラス荷物置き
保健室
校長先生の家 クラス荷物置き クラス荷物置き
クラス荷物置き
曲線のスラブが学びの場を作り出す
園の備品
クラス荷物置き
図書館 クラス荷物置き
職員室
用具倉庫 トイレ
クラス荷物置きー三学年各2クラス想定
A
屋外での学び
模型写真 敷地を含んだ俯瞰
東側 畑 農作業を体験するための場所
遊具で遊んだり する大きな園庭
お迎えの広場
西側
東側俯瞰模型
中央広場
校長先生の家
スラブに座って学ぶ 共有トイレ
西側立面模型
04 大地と暮らしの関係性
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「あたらしい大地の発掘」 ー地面を掘ることで見えるあたらしい暮らしの形ー
地球とつながるとはどういうことなのか。この疑問を起点とし、私たちは大地と暮らしの関係について考えた。 考える中で掘るということが地球とつながるキーワードではないかと考えた。例えば基礎にしても種まきにして もまずは土を掘ることから始まる。地球とつながる重要な所作としての「掘る」ということを最初に計画し、 そこから見えてくる新しい大地の風景に建築が呼応するようにして建つ集合住宅を提案する。
平面図 S=1/200 B
ダイアグラム 「堀=水路の原理」
-600
祠
共同水場
水路
川
-1600 -1400 共同風呂 共同キッチン
-800 -600
A 畑
分かれる
せきとめる
水路は山からの水を各地域 へ引き込むように作られてい るためこのような構造をとる
水路は分かれる際にセキ板 と呼ばれる板を用いて水を 堰き止めて流れを分ける
うけとめる
かたむける
水路には流れを一時的に滞 留させるマスと呼ばれる場所 がある。 これを設けることで人 のたまり場を作る。
水が流れるためには傾斜が 必要である。堀には流れを作 り出すため気づかないほどの 傾斜がついている。
A
-1500 -2000 村のギャラリー
-700 直売所 蔵 バス停
B
入り口からの風景
大地 堀 屋根
大地に生活が滲み出る
堀に出た縁側でくつろぐ
断面パース S=1/100 A-A
B-B
直売所と堀
屋根が堀にかかる 正面からの模型写真
堀が建築に取り込まれる
中心部
柱が堀に落ちて変化ができる
木々の中で大地と一体になって住む集合住宅
堀があることで奥に流れていくような感覚がある
深い堀があることで人が上にいたり頭だ け見えたりと風景に変化が生まれる。
05 環境と壁との関係性
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壁に住む 壁はその場所の要素を関係付ける。
間からの光を作り出し、囲われた空間を
演出し、時に道しるべにもなりうる。壁はその場の環境を関係つけ、新たな姿 を提示する。そのことを踏まえあらゆる自然環境を壁によりデザインされた住 宅は人々に自然の新しい様相を提示するのではないか。
ダイアグラム
平面配置図 S=1/200
ー壁で自然を関係付けるー
大地と壁 傾斜のある大地
周りを遮断する壁
そのまま取り込んで壁とする
一人でこもりたい時やくつろぐ時に使う離れ
2F 平面図
自然と壁 広大な緑
壁で空間を作る
壁の
間から緑を取り込む
光と壁
れる自然光
道しるべの壁
壁で光の濃淡を作る
スリットで影を落とす
森の中を壁を頼りに進む 空間の強弱の壁 地形を取り込む壁
A
少し奥まった寝室
A-A 断面パース S=1/200
スロープを下った先に壮大な景色がある
地面の傾斜が少しついている 道を作る壁
+1000
部屋
スロープをつうじて裏山へ
テラス 裏山への スロープ
寝室
居間
+1000 +400
+2200
+3000
A
俯瞰からの模型
正面玄関の様子
+2500 内外を区切る壁
間からリビングに
外に大きく開いたリビング
光が差し込む
2F 平面図
06
描くことと考えること
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