新「技・能」創造
CORPORATE GUIDE
TAKADA CORPORATION
製鉄プラント分野
多様なニーズに正確・迅速に対応。 あらゆる生産ラインの建設からメンテナンスまで マイマシン活動でサポートします。 次々と新しい技術や素材が開発されている製鉄プラント分野は、
TAKADAの基幹事業のひとつです。 製鉄関連設備の設計技術、据付、配管工事などの施工技術、 そして継続的な設備メンテナンスまで、 プロジェクトを綿密に管理。 これまで蓄積した技術とノウハウを融合して、 各地の事業所において効率的で一貫したサポートを迅速に提供しています。 なかでも高い精度が要求されるメンテナンスにおいては、 長期にわたって高性能を維持するための保守・保全体制を構築。 お客様の多様なニーズに応えられる正確性が高く評価されています。 それを支えているのは、TAKADAの「マイマシン活動」です。
製鉄所における各種工事から設備メンテナンスまでをサポートいたします。 写真提供:新日鐵住金株式会社 殿
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TAKADA BUSINESS FIELD
Steel Manufacturing Plant
常に最高の生産力を発揮できるように 高度な技術で最適なメンテナンスを提案。 TAKADAは、機械保全から制御システムの保全まで、幅広い 領域をカバーできる技術・技能を背景に、お客様設備の「メン テナンスの最適化」を推進。設備の長寿命化と最適運転維持 による高位安定化を基本に、設備にかかるコストの低減を進 めながら、設備が常に最高の生産力を発揮できるよう総合メ ンテナンスを提供しています。
長年にわたり培った技術と高技能集団によるマイマシン活動の継続により、 お客様の設備を責任持ってメンテナンスいたします。
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製鉄プラント分野
創業以来の高度なメンテナンス技術・技能を 駆使した独自の「マイマシン活動」。
オイルDr.サービス オイルスラッジに着目した、潤滑油や作動 油の管理と劣化時に添加剤を用いた機能
TAKADAでは、高技能集団による「マイマシン活動」に力を入れています。自社作
回復、および設備の診断・メンテナンスを実
業者主導(本工主義)による高度な整備技能と設備管理、継続的な設備改善活動、
施する、油圧設備の総合メンテナンスサー
全国規模の事業所・出張所との緊急対応ネットワーク体制、設備の特性や法令・規格
ビスです。
に対応した現場作業の効率化と標準化活動などを通じ、お客様の設備を「マイマシ
メリット
ン」として大切に守り続けます。
1. 設備休止が不要になる。 2. 油圧系統の末端機器まで洗浄できるため、 故障が激減する。
3. 更油に比べて、大幅なコストダウンが図れる。 4. 廃油が出ない。 (ISO14001対応に適している) ●オイルDr.サービスの流れ
TAKADA
オイルサンプル
●オイル分析 ・オイルスラッジ 等級判定
お客様
●定期レポート (設備、オイル対策提案)
・NAS等級判定 ・性状分析 など ●オイル・設備の 状態診断 ●対策検討 ●レポート作成
お客様の設備を自社の設備と同様に、大切に丁寧に扱う。 それが TAKADAの「マイマシン活動」です。
●日常点検 ●施工 (設備、 オイルメンテ)
写真提供:新日鐵住金株式会社 殿
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TAKADA BUSINESS FIELD
Steel Manufacturing Plant 高度な解析技術と最新の設備診断技術で 「メンテナンスの最適化」に貢献。 動機器の設備診断 回転機械などの設備診断については、高度な解析技術と最 新の診断技術によって、劣化傾向管理・早期異常検出・異常部 位特定・寿命予測・オンラインモニタリングに対応。設備管理・ メンテナンスを総合的にサポートしています。さらに、故障率 の高い回転機械にはプロアクティブメンテナンス(原因除去 型保全)を駆使し、劣化原因除去の対策から修復整備まで 行っています。 診断・解析では、幅広いネットワークを活用し、 お客様設備の「メンテナンスの最適化」に貢献します。
Maintenance
設備にかかるコストの低減を進めるとともに、設備が最高の生産力を発揮できる総合メンテナンスを追及しています。
TAKADA ISM [タカダイズム] TAKADAのNK活動(能率改善・能力開発)は お客様と一体化した「提案型改善活動」。 TAKADA のメンテナンスは、単なる技術・技能の切り売りではありませ ん。数多くのプラントで培った技術と高技能集団のマイマシン活動の推 進によって、お客様と一体化した「提案型改善活動」を行い、高い評価を 得ています。
TAKADA の改善活動は、個人の創意工夫による「改善提案活動」とグ ループ単位で問題解決や課題達成に取り組む「小集団活動」の2本立てで す。この改善活動を通じて、生産活動の「能率改善」だけでなく、社員の 「能力開発」も目指しているため、TAKADAではこのような改善活動を 「NK(能率改善・能力開発)活動」と呼んで推進しています。さらに、NK活 動を活発化するため、NK活動成果の発表大会、表彰制度、NK教育制度な どのNK活動推進体制を充実させています。 全社NK発表大会
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TAKADA BUSINESS FIELD
環境プラント分野
Environmental Plant
社会インフラのひとつである環境施設の建設にも のテクノロジーを提供しています。 地球規模で環境保全が叫ばれている中、 人々の暮らしになくてはならない社会インフラとして整備が進む 廃棄物処理施設や下水処理施設などの環境施設。 近年、その役割はますます高まり、 厳しい精度管理と効率的な処理が求められています。
TAKADAは、これまでに数多くのプラント建設を通して、 高度な技術を蓄積してきました。 それらの技術を駆使して、生活の基盤のひとつである
下水処理施設
廃プラスチックリサイクル 事前処理設備
環境施設にも積極的に取り組んでいます。
総合的な技術提供で高品質の施設を プラント建設の高度なエンジニアリングと施工技術を活かし て、最新の廃棄物処理施設の設計から調達・施工・試運転・メン テナンスまでトータルでサポートしています。また、下水処理 施設においても、配管をはじめ各種機器の設置や施設の建設 から、制御関連システムの施工にいたるまで、総合的な技術 提供を行っています。そこには、これまで蓄積してきたさまざ まな技術と技能が活かされています。 PCB廃棄物処理施設 写真提供:新日鐵住金株式会社 殿、日本環境安全事業株式会社 殿
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Technology & Skill Tradition 技術・技能伝承
伝える技能と生まれる技術の融合で TAKADAは進化し続けます。 どんなに技術が進歩しようとも企業の根幹を支えるのは「人」。 技術は人によって開発され、人によって活かされます。 そのことを身をもって体感してきたのがTAKADAのエキスパートである「匠」たち。 彼らが現場の第一線で培ってきた高度熟練技能を、 いかに次の世代に伝承するかがこれからの企業存続の鍵を握ると言えるでしょう。
TAKADAでは、そのために新人研修に活用できる 教育訓練用トレーニング設備の導入、 若手社員のモチベーションを高める技能オリンピックの開催、 「技術・技能マップ」による技術・技能伝承システムの構築など、 ともに生き、 ともに育ち、 ともに栄えるための人材開発に取り組んでいます。 TAKADA研修センター
「人」の能力と知恵を引き出し、自主的・能動的・創造的な人材を育成します。 新 入 社 員 教 育 TAKADAでは若手技能者の早期育成に力を入れています。 新 入 技 能 社 員 は 各 配 属 先 で 職 場 体 験 実 習 を 行った 後 、 「 TAKADA 研修センター」で 6ヵ月間、集中して全社共通基 礎技能教育を受けます。これは、即戦力となる技能を身に付 「高度熟練技 けるための、TAKADAならではの技能伝承で、 能者」への道はここから始まると言ってもいいでしょう。この
6ヵ月間の集合教育が終わると、次は所属別専門教育(OJT ) を受けながら、実践的な技能を習得していきます。
自衛隊体験入隊
班ごとに各職種の基礎を習得
匠から個別に指導を受け、技を身に付けます。 集合教育終了後には 立派なTAKADAマンへと成長
●新入社員年間育成体系 5月
6月
7月
8月
職場体験実習 (各配属先にて)
基礎技術教育
技能
特別安全教育 → 導入研修 → 入社式
技術
10月
生産現場 事務実習
事務 生産現場 技能実習
9月
11月 基礎事務教育
4月
12月
1月
2月
キャリアローテーション配属 所属別専門教育<OJT>
育成のためのローテーション配属 所属別専門教育<OJT> 全社共通基礎技能教育 (6ヵ月間の集合教育)
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所属別専門教育 <OJT>
3月
キーワードは 『人』がTAKADAのまんなかです。
教育訓練用トレーニング設備 (TAKADA研修センター)
技能オリンピック
研修センター内には、教育訓練用モデル「トレーニング設備」を設置しています。こ
若手社員の技能に対するモチベーション
のトレーニング設備は化学プラントをモデルにしており、若手技術・技能社員教育、技
を高める全社大会です。競技は事業所対
能オリンピックなどに活用。実際のお客様の設備メンテナンスにより近い形での訓
抗戦で、課題は 4ヵ月前に発表。先輩から
練を行ったり、新入社員教育や若年者層の早期育成のための設備としても活用した
後輩へ、技能を伝承するチャンスでもあり
りしています。
ます。若 手 社 員が「モノづくり」に取り組 み、技を競う真剣な眼差しは見る者を感動 させます。
実際の現場により近い形で教育・訓練を受けることが可能です。
本大会を通じて、高度な技能が伝承されます。
「人」がTAKADAの財産。誇り高き匠のDNAは受け継がれています。 高 度 熟 練 技 能 者 育 成 TAKADA では、スキルアップのための資格取得を斡旋。ま た、 「高度熟練技能者」や「優秀技能者」への挑戦など、お客 様の安心を支える技能者の育成に取り組んでいます。
TAKADAの「技・能」を支えてきた数多くの職人、マイスター たち。そのモノづくりに対する情熱は、まさに「匠」の域にあり ます。そんなマイスターたちの技と誇り高きDNAを次の世 代に伝えていくことも、私たちの使命のひとつだと考えてい ます。
職系や職能に応じたさまざまな研修を実施。各技術・技能の資格取得や溶接コンクールに向けての教育や訓練も行われます。
●教育体系 階層別教育
職能別教育
自己啓発支援、他 社外公開講座
社内通信教育
専門教育
職種別教育
階層別研修
資格取得教育
昇格者研修
新入社員教育
技術
社外通信教育
事務
技能オリンピック
技能
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