デザイン× Takada Shogo Portfolio 2013.04 ∼ 2016.12 慶応義塾大学 メディアデザイン研究科 高田将吾
モノづくりからコトづくりへ
近い未来、人類総デザイナー時代はやってくる。 全ての人の手の上にツールは平等にやってきて、 自由自在にモノを作れる時代。その中で、 「デザ イナー」は何をすべきか。僕はずっとこの問いと 向き合ってきた。その中で学んだ一つの答えが、 デザインをモノづくりから解放すること。 デザインを様々な事と掛け合わせ、モノづくりか らコトづくりを行うこと。 もっと多くの領域にデザインを普及したい。
Twitter より 2016.04.21 @TKD_shogo 高田将吾
02
Contents 01
02
03
04
05
06
07
×サービス
Komenoma
P06-P25
×編集
Grand Style
P26-P41
×テクノロジー
Peta Peta
P42-P52
×地方創生
SUN プロジェクト
P53-P57
×想い
Giftpic
P58-P63
×自己表現
ID LOGO
P64-P67
×学び
Food Cube
P68-P71 03
Profile
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
高田 将吾
1992.10.06 静岡県出身 2008.04.01 沼津高専電気電子工学科 入学 2013.03.31 卒業 2013.04.01 首都大学東京システムデザイン学科 入学 2016.03.31 卒業 2016.04.01 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科入学
2013.05.01 ( 株 ) グラフィティ Tokyograffiri 編集部 2014.10.01 ( 株 ) グラニ GrandStyle 編集部
使用可能ソフト
04
使用可能プログラミング言語
∼ '13 Shizuoka
'13 ∼ Tokyo
' 05 ∼ '13 Basket Ball
∼ '03 Tokyo
'08
'13
'14
'16
Technology
Design
Editorial
Inovation
沼津高専
首都大学東京
慶應義塾大学院
電気電子工学科
システムデザイン学部
メディアデザイン研究科
入学
入学
入学
05
デザイン × サービス
=お米専用ECサイト「こめのま」
地方創生とは " 産業の創出・強化 " と捉えている。 また、そこに地域住民主導の "持続性" も必要だ。 農業や漁業といった一次産業は、そういった要件 に適した産業と言えるだろう。 新潟県魚沼市横根地区も他の地方と同様に活性化 が求められている地域であった。そんな、横根地 区には南向きに広がる棚田がある。この田んぼで 作られたお米を産業として起こし、地区を活性化 するためのサービス設計を行う。
カテゴリ
サービスデザイン グラフィックデザイン UI/UX デザイン 2015.12 ∼
期間
5名
メンバー数 サービス設計 担当
ブランドディレクション グラフィックデザイン
06
(株)西濃運輸主催 ビジネスコンテスト 特別賞 受賞
07
現在のお米産業の流通簡略図
生産者
消費者 検査 卸業者A 卸業者B 小売業者 生産のみルート
生産 + 営業ルート
直送ルート
取引量
最小 利幅
最大
サービス設計の前提として、現状の課題は以下の通りである。 1) 生産に対する利幅が少ない。 2) 高齢化による生産力不足 そこで、利幅を上げるために流通を整理したところ3つのパターンにわけ ることが出来た。そのうち、"直送ルート" が最も農家の利幅が高い。一方 で、流通量が最小であった。 そこで、本サービスでは、この "直送ルート" での取引量を多くすること を目標に設計を行っていく。
08
サービスコンセプト設計: Why、How、What を突き刺すConcept
Service Concept Why 生産者のモチベーションを上げることで、持続性のある産業へ。 How 農家から、消費者へ商品の直送を行うことで利幅を上げる。 What 生産地、生産者の情報を直接届けるコトができるECサイト。
Service Concept
一つの田んぼのお米だけを販売するECサイト。 09
ステークホルダー循環図
サービス 提供者
EC サービス
生産者情報
利用料 料金
農家
消費者
商品
サービスコンセプトである「一つの田んぼから取れたお米だけ。」をかな えるために、直送ルートを確立させるEC サイトを農家へ提供する。サイ ト上では、商品の販売を主軸に、商品紹介、商品ブランディング、生産者 情報掲載を行い、消費者と農家のタッチポイントとなるような設計を行う。 本 EC サービスを、生産者・お米と消費者の関係性構築を目指すことから、 「こめのま」と名付ける。
10
Komenoma サービスモデル
情報
お金
商品
こめのま
商品企画 状況
コンセプト
ブランド
営業 商品
商品
コンセプト
生産者
店舗
システム使用量
情報・メディア ニーズ
消費者
¥ 商品
品質
使用料
産地情報
¥ 顧客データ
代金
お米代金
上図のように、サービスモデルを設計。2016年10 月より販売を開始。 サービス提供者『こめのま』の運営費を、生産者のシステム使用料から賄 うため、多地域展開を行っていくことに。そこで、『こめのま』では新潟 県魚沼市横根地区に加えて島根県益田市小野地区、千葉県成田市七沢地区 といった三地域のコシヒカリを販売していく。
11
ブランド _ メインビジュアル
一つの田んぼから取れたお米だけ from single farm
12
ロゴ _ 英字表記
ロゴ _ ひらがな表記
カラーコード
C : 5%
カテゴリ
ロゴデザイン
M: 80%
期間
2016.9
Y : 80%
メンバー数
1名
担当
デザイン
K : 0%
ブランディング
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KomenomaECサイト _PC_UI https://komenoma.com
14
(2016.12月時点 )
KomenomaECサイト _ スマホ _UI (2016.12月時点 )
カテゴリ
web デザイン
期間
2016.8 ∼ 2016.10
メンバー数
4名
担当
コンセプト設計 デザイン
15
商品パッケージ
カテゴリ
パッケージデザイン
期間
2016.9
メンバー数
1名
担当
グラフィックデザイン ブランディングデザイン
16
商品パッケージ
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ブランド戦略・マーケティング_ オウンドメディア https://magazine.komenoma.com
Magazine お米を楽しくするwebマガジン
集客
Magazine SEO
コンテンツ
フォロワー
他メディア
生産情報を伝えるための web マガジンを展開。 情報コンテンツを発信することで、潜在的消費者へのアプローチとなり、 EC サイトの欠点である集客を補うような役割を担っている。 そして、記事更新を SNS で告知し、読了後に SNS のフォロワーとなる ような動線を組むことで、全体図の中で継続的な読者・消費者を作る役割 を担うようになっている。
18
ブランド戦略・マーケティング_ リアルイベント
お米と出会うイベント
集客
イベント
Magazine コンテンツ 料理教室
マルシェ
EC サイトや、左図の web マガジンを通じてファンとなった消費者に向 けたイベントも定期的に開催。ここでは消費者コミュニティ形成を目指し ている。料理教室や幼稚園・保育園など消費者層の多い既コミュニティに チラシやサンプルを配布し、新規のファン獲得を目指すようなプロモー ションも実施している。さらに、ファーマーズマーケットへ出品すること で、購入者とコミュニケーションを図り、消費者ニーズを探っている。
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キャンペーン告知バナー _ facebook ページ
目的 サービスの認知・プロモーション 場所 SNS/web サイト
20
21
ショップ販売の様子
目的 顧客調査 / コンセプトの検証 場所 青山ファーマーズマーケット 日時 10/8,10/29,11/6 11/13,12/4,12/11
22
23
チラシ_ 表
カテゴリ
グラフィックデザイン
期間
2016.10
メンバー数 1 名 担当
24
デザイン
チラシ_ 裏
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デザイン × 編集
=IT業界誌『Grand Style』
IT 業界で働く社員、潜在的求職者、学生、社員 の家族を対象にアプリやサービスではなく、社員 や会社の福利厚生に焦点を当てて紹介していくフ リーペーパー『Grand Style』 。 私は企画立案から、取材、編集・執筆、構成、デ ザインまで行ってきた。 ここでの経験が、デザイン力の底上げ、自身の知 見を広げるきっかけとなった。
カテゴリ
雑誌
期間
2014.4 ∼
発行部数
10,000 部
メンバー数 2 名 担当
エディトリアルデザイン 編集・執筆 取材 企画
26
27
4th Issue Jun.2015
C Channel CEO
森川亮
ゲームのすゝめ サイバーエージェン サ サイ バーエージェント 執行役員 役員 横 山祐果 執行役員 横山祐果
マンモンとあんつの企業見学
gloops 楽しんで 選んだもん勝ち!
手土産スクラップBOOK 学生が面接官!?
"逆面接"企画
森川亮氏の 生きる流儀 C Channel CEO
Grandstyle 4th Issue
28
アドイノベーション アドイノ アド イノベー イノ ベ ショ ベー ション ン ア アド ウェイズ ウェ イズ ズ アドウェイズ ウェブク ウェ ブクルー ルー ウェブクルー エウレカ エウ レカ カ ロ オロ Coup Co up pe Coupe クラウド クラ ウドゲー ゲー ート クラウドゲート クルー クル ーズ ー ズ クルーズ Guno Gu no osy s Gunosy グライダ グラ イダーア イダ ーアソシ ソシ シエイ エ ツ グライダーアソシエイツ グラニ グラ グラニ グリ グ リー グリー g oo gl ops s gloops サイバー サイ バ エー バー エージェ ジェント ジェ ェント ン サイバーエージェント サイ イファ フ ー・テッ テック ック サイファー ザッパラ ザッ パラ パラス ラス ザッパラス Chan Ch ann an nel ne nel C Channel GM MO TECH TECH H GMO トラ トランス ランス スリミ リミット ット ト トランスリミット D nu Do nuts Donuts ドリ ドリコム リコム ム Nube Nu b e Tokyo be Toky To k o ky Nubee バ クオ バル クオム ム バルクオム バ バン ンク・オブ ブ・イ ノベー ノベ ーション ーション ーシ ン バンク イノベーション ポ ポケ ラ ラボ ポケラボ ポノス ポノ ス MU MUGE UGE GENU NUP NU P MUGENUP モバイル モバ イル ルファ ファクト クト クトリー トリー リ モバイルファクトリー モ モブ キャ ャスト ス モブキャスト Us str trea e m Asia ea A ia As Ustream ユナ ナイテ テッド ッ ユナイテッド
ロゴタイプ
ロゴマーク
カテゴリ
ロゴ・ブランディング
期間
2014.12
メンバー数 1 名 担当
デザイン・コンセプト設計
29
SNS時代に求められる
6th Issue
動画広告戦略と企業姿勢 IT×農業
Apr.2016
IT起業家から農家へ転身
テクノロジーから生まれる イチゴの未来
ア
パ
土ッ 屋チ 尚 史
代株 表 取式 締会 役社
代株 表 取式 締会 役社 社 長 F C i E N O C
Cア Eカ O
アカツキ アドウェイズ エイチーム エウレカ オプト 溝 口 オロ 勇 グッドパッチ 児 クラウドゲート グラニ グリー gloops ココン サイバーエージェント GRA タカラトミー チームラボ ディー・エヌ・エー トライフォート ドリコム ドワンゴ バンク・オブ・イノベーション FiNC ビズリーチ freee VOYAGE GROUP MUGENUP メタップス メンズコスメ BULK HOMME リッチメディア ユナイテッド
ツ
塩キ 田 元 規
ッ
坂チ 本メ 幸デ 蔵ィ
代株 表 取式 締会 役社 兼グ Cッ E Oド
代株 表 取式 締会 役社 社 長リ
マンモンとあんつの企業見学
ドワンゴ
経営者の 朝時間 巻頭特集
30
教えます!
IT新卒ヘアBOOK
6
9th Issue
9
Jan.2017
株式会社 AbemaTV 取締役 卜部宏樹
アカツキ AbemaTV オプト KLab グリー gloops CyberBull ザッパラス JUBILEE WORKS ZUU ドリコム PR TIMES プリンシパル モバイルファクトリー ユナイテッド ラクーン radiko レアジョブ アカツキ
IT Office Tour IT健保でオトクに!
冬はやっぱり温泉へ行こう! 巻頭インタビュー
インターネットテレビ局 が マスメディアになるには IT×Radio
新たなメディアとしての 確立を目指して
31
ページレイアウト 代 表 取 締 役 社 長
株 式 会 社 リ ッ チ メ 坂 デ 本 ィ ア 幸 蔵
毎朝7時出社で、誰よりも早く会社へ。 〝当たり前の徹底〟 から生まれる仕事力
し て 、 緊 急 度 と 重 要 度 に 分 け ま す 。 そ し
の か 。 そ の 意 思 決 定 を す る た め に 書 き 出
当 に そ の 仕 事 は や る 効 果 や 必 要 性 が あ る
と 〟 が タ ス ク 管 理 だ と 思 っ て い ま す 。 本
す 。 で も 、 僕 は 〝 や ら な い こ と を 決 め る こ
な い こ と 〟 に な っ て い る 場 合 が 多 い ん で
き 出 し た も の が 全 部 、 〝 や ら な き ゃ い け
108名(準社員・インターン含む、2016年2月時点)
平均年齢
約29才
事業内容
ヘルスケア事業、ビューティー・サロン事業、 グローバル事業、R&D 事業
て 、 な る べ く 短 い 時 間 で 目 標 達 成 を す る
ね 。 タ ス ク 管 理 っ て 、 効 率 的 に 仕 事 を し
会 社 に し て い き た い で す ね 。
人 を 増 や し て 、 世 の 中 に 貢 献 し て い け る
当 社 の サ ー ビ ス に 共 感 し 、 喜 ん で く れ る
業 と し て 業 績 を 上 げ る こ と だ と 思 い ま す 。
新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル24F
す る 訓 練 や 経 験 に な る 気 が し て い ま す 。
ラ ン ニ ン グ は 、 長 い 目 で 見 た 意 思 決 定 を
う ん で す 。 経 営 と い う の は 、 長 期 戦 で す 。
定 の 力 を 身 に つ け る た め で も あ る と 思
ま す が 、 そ れ っ て 長 い ス パ ン で の 意 思 決
ロ ン や マ ラ ソ ン を や っ て い る こ と が あ り
由 が あ っ て 。 経 営 者 が よ く 、 ト ラ イ ア ス
健 康 の た め で も あ り ま す が 、 も う 一 つ 理
上 は 走 る よ う に し て い ま す 。 も ち ろ ん 、
ま す 。 土 日 の 合 計 で 、 お お よ そ 10 キ ロ 以
い る の か も し れ ま せ ん 。
想 い が あ る の で 、 そ れ が 原 動 力 に な っ て
た ち に 辛 い 思 い を さ せ た く な い 、 と い う
を 抱 え て い ま す 。 何 が あ っ て も メ ン バ ー
ま だ し も 、 今 は 経 営 者 と し て 多 く の 社 員
貢世 献の で中 きに る 企 業 へ
坂 わ れ て い る こ と は あ り ま す か ?
タ ス ク 管 理 に つ い て は よ く 話 し ま す
国 に 対 す る 最 大 の 社 会 貢 献 は 、 や は り 企
界 観 を 作 っ て い き た い で す 。 日 本 と い う
時 間 の 使 い 方 に 関 し て 、 社 員 の 方 に 言
な が ら も 、 さ ら に 未 だ な い サ ー ビ ス や 世
〝 決や めら るな のい が仕 タ事 ス〟 クを 管 理
た と 思 っ て い ま す 。 し っ か り と 根 を 張 り
き 、 事 業 と し て は 1 つ の 基 盤 が で き て き
間 1 2 0 0 万 人 以 上 の 方 に 利 用 い た だ
坂
今 、 当 社 の メ デ ィ ア サ ー ビ ス は 月
今 年 は ど ん な 年 に し た い で す か ?
ま に る る て 坂 で す 落 方 方 い す 。 と や 々 ま 夜 し 先 、 す は が 込 輩 会 。 ほ 、 た む 経 社 お ぼ だ イ 営 の 客 毎 楽 ン 者 メ さ 日 し プ に ン ん 、 い ッ 話 バ や 人 時 ト を ー お と 間 会 の 聞 。 そ 世 を 時 き し 話 う 求 間 、 て に 時 め で 自 、 な 間 て も 分 尊 っ に い あ の 敬 て 使 り 中 す い っ る 家 事 を 終 わ ら せ た ら 、 ラ ン ニ ン グ を し そ れ に 、 転 げ 落 ち る の が 自 分 だ け な ら う ん で す 。
の よ う な 時 間 で す か ?
や っ た 方 が 早 い と 思 う こ と は 自 分 で や っ
に 気 楽 な 話 を し て も ら っ た り 。 自 分 で
て い ま す し 、 話 を 聞 い て も ら っ た り 、 逆
生 ま れ る 。 だ か ら 、 ご 飯 は 作 っ て も ら っ
な い と ﹂ と 焦 る 気 持 ち が 生 ま れ ま す ね 。
続 け て い る 姿 を 見 る と 、 ﹁ 自 分 も 努 力 し
れ て い た り 、 勉 強 し た り イ ン プ ッ ト を し
休 日 に S N S な ど で 誰 か が 最 新 情 報 に 触
転 げ 落 ち る ん じ ゃ な い か っ て 。 だ か ら 、
組 織 や 仲 間 を 信 じ る こ と に も 繋 が る と 思
あ げ る こ と が 重 要 だ と 思 い ま す 。 そ れ が
自 分 の 物 差 し を 大 事 に し 、 自 分 を 信 じ て
か を 保 証 し て く れ る も の で は あ り ま せ ん 。
的 に 人 に 認 め ら れ た と こ ろ で 、 そ れ は 何
て い ま す 。
さかもと・こうぞう 1982年生まれ。摂南大学卒業後、'06年に(株)サイ バーエージェントの大阪支社に入社。新人賞など を連続受賞し、'07年に子会社の(株)CA テクノロ ジーの取締役に就任し、上京。その後、'10年に退 職し、リッチメディアを設立。
後日、編集部に届いたお礼状。これま でに 1万5,000通以上書いているそう。
朝 に 対 し て 、 夜 は 坂 本 さ ん に と っ て ど
イ 30 ン代 プか ッら トは の 取 捨 選 択 を
思 い ま す 。
に 変 え ら れ る か ど う か 、 そ れ が 重 要 だ と
前 の こ と で も 、 自 分 が 再 現 性 の あ る 経 験
た 〟 と 言 え る も の で す 。 ど ん な に 当 た り
朝 の 2 時 間 半 で 終 わ ら せ ま す 。 や は り 1
作 成 や 各 部 署 の 進 捗 確 認 な ど 。 そ れ ら を
再 現 性 の あ る も の に な っ て 初 め て 〝 で き
で き た 気 分 に な り が ち で す が 、 実 行 し て 、
タ ス ク と し て は 、 メ ー ル の 返 信 、 資 料 い ま し た 。 多 く の 人 は 本 を 読 ん だ だ け で
く り 話 を 聞 け な い と 思 う ん で す 。
と を 全 部 取 り 入 れ よ う と 思 っ て 実 践 し て
え た 状 態 だ と 、 気 持 ち に 余 裕 が な く て ゆ っ 他 に も 、 ﹃ 7 つ の 習 慣 ﹄ に 書 い て あ る こ
て 終 わ ら せ る と 決 め て い ま す 。 タ ス ク を 抱
9 時 半 ま で に そ の 日 の 自 分 の タ ス ク を 全
談 や 意 思 決 定 を す る 時 間 に 費 や し た い の で 、
半 な の で す が 、 始 業 後 は メ ン バ ー か ら の 相
を 終 わ ら せ る た め で す 。 当 社 の 始 業 は 9 時
う 理 由 か ら 始 め ま し た 。
繋 が り ま す 。 6 時 起 き の 生 活 は 、 そ う い
そ れ に 、 〝 当 た り 前 の 徹 底 〟 は 信 頼 関 係 に
れ ば 、 同 じ 土 俵 で 戦 え る と 思 っ た ん で す 。
す る と か 、 そ う い う 当 た り 前 の こ と で あ
そ の た め に 7 時 出 社 す る ん で す か ?
1 日 を ス タ ー ト さ せ て い ま す 。
を 送 る こ と 。 お 祝 い や 感 謝 の 気 持 ち か ら
り に 、 直 筆 で ﹁ 感 謝 ﹂ の 文 字 を 入 れ た 手 紙
こ と 。 も う 1 つ は 、 お 会 い し た 一 人 ひ と
示 を 見 て 、 ﹁ お め で と う ﹂ と コ メ ン ト す る
の ﹁ 今 日 は 〇 〇 さ ん の 誕 生 日 で す ﹂ の 表
と か 、 時 間 や 約 束 を 守 る と か 、 早 く 出 社
も 、 た と え ば メ ー ル の レ ス ポ ン ス の 早 さ
は 、 先 輩 の 方 が 圧 倒 的 に 上 で す よ ね 。 で
イ ン タ ー ネ ッ ト の 知 識 や ス キ ル 、 営 業 力
キ ル 面 で 比 較 し て も 、 当 然 負 け て し ま う 。
で す が 、 10 年 目 の 社 員 と 新 人 の 自 分 を ス
全 体 で 1 位 に な ろ う と 意 気 込 ん で い た の
の 中 だ け で な く 、 サ イ バ ー エ ー ジ ェ ン ト
底 〟 を 心 が け て い ま し た 。 当 時 、 僕 は 同 期
坂
い え 、 7 時 出 社 の 理 由 は 自 分 の タ ス ク
こ と が 2 つ あ る ん で す 。 1 つ は
経 営 者 に な っ て か ら 、 朝 一 で 必 ず や る 新 人 時 代 は 、 と に か く 〝 当 た り 前 の 徹
で す ね ︵ 笑 ︶ 。
出 社 し ま す 。 お そ ら く 、 会 社 で 1 番 早 い
い て 、 習 慣 化 さ れ て い ま す 。
6 時 起 き の 生 活 は 新 卒 1 年 目 か ら 続 け て
を 食 べ 、 新 聞 を 読 ん で ⋮ 。 7 時 く ら い に 坂
も と も と 弱 く は な い で す が 、 実 は 、
す 。 10 分 く ら い で 身 支 度 を 済 ま せ 、 朝 食
坂 本 ︵ 以 下 、 坂 ︶
う に 過 ご さ れ ま す 僕 か は ? い つ も 6 時 起 き で
昔 か ら 朝 に は 強 い 方 で す か ?
普 段 、 平 日 は 何 時 に 起 き て 、 朝 ど の よ
〝 信当 頼た をり 生前 むの 徹 底 〟 が
て い ま し た 。 僕 は ド ラ ム を 担 当 し て い
で は 楽 は す 子 器 い か 供 に 。 !? の 転 小 頃 向 学 か し 校 ら て 時 音 ジ 代 楽 ャ は を ズ 歌 さ バ 手 れ ン で て ド 、 い を 大 た や 学 ん っ で
− −
結 果 的 に は 高 校 生 の 溜 ま り 場 の よ う に
で す か 、 み た い に 疑 わ れ た り し て ︵ 笑 ︶ 。
て な い で す よ ね 。 こ の 情 報 何 に 使 う ん
考 え て み た ら 、 無 料 ほ ど 怖 い も の な ん
は 全 然 人 が 来 な く て 。 で も 、 た し か に
だ ろ う と 思 っ て い た の で す が 、 実 際 に
タ ダ な の だ か ら 、 当 然 お 客 さ ん は 来 る
の 横 に そ の カ フ ェ を 出 店 し た ん で す 。
し た 。 そ し て 、 原 宿 の ス タ ー バ ッ ク ス
十 分 に ペ イ で き る か な と 思 っ て 始 め ま
1 0 0 円 し な い の で 無 料 で 提 供 し て も
て い た 時 期 で 、 コ ー ヒ ー な ら 原 価 が
3 0 0 円 、 4 0 0 円 と ど ん ど ん 上 が っ
時 、 ネ ッ ト サ ー ビ ス で 顧 客 獲 得 単 価 が
フ ェ を 作 っ た こ と が あ っ た ん で す 。 当
し め る 、 そ ん な イ メ ー ジ で 作 っ て い ま す 。
時 と い う の は 、 い つ も 自 分 も 相 手 も 楽
ス モ デ ル だ と 思 う ん で す 。 何 か を 作 る
し い 、 世 界 を 平 和 に す る 1 つ の ビ ジ ネ
で 、 歌 っ て い る 人 も 聴 い て い る 人 も 楽
の で す が 、 音 楽 っ て い わ ば 原 価 が ゼ ロ
と 、 小 学 生 の 頃 か ら 音 楽 を や っ て い た
く れ る 人 が い た ら 嬉 し い 。 僕 は も と も
る 方 が 楽 し い で す ね 。 そ れ で 楽 し ん で
る じ ゃ な い で す か ︵ 笑 ︶ 。 そ れ よ り も 作
だ け で な く 、 嫌 な こ と も 書 か れ た り す
ん で 僕 す は 。 基 ネ 本 ッ 的 ト に な 出 ど る で の は は 、 好 嬉 き し じ い ゃ こ な と い
え た い と 感 じ る こ と は な い で す か ?
こ と も 可 能 か と 思 い ま す 。 表 へ 出 て 伝
ア と な っ て 、 い ろ い ろ と 発 信 し て い く
響 力 が あ る 方 で あ れ ば 、 ご 自 身 が メ デ ィ
言 わ れ て い ま す が 、 森 川 さ ん ほ ど の 影
原 宿 た に く コ さ ー ん ヒ あ ー り を ま 無 す 料 よ 。 で た 提 と 供 え す ば る 、 カ 昔 、 今 は 個 人 が メ デ ィ ア に な れ る 時 代 と
を す る こ と っ て あ る ん で す か !?
に も 繋 が る だ ろ う と 思 い ま す ね 。
得 意 な こ と に 集 中 す れ ば 、 そ れ が 仕 事
ん に 間 大 で の な き す っ か い 。 て な で い か す る 変 。 時 わ 痛 ほ ら い ど な 目 失 い に 敗 。 合 し だ わ た か な 方 ら い が 、 と い 調 、 い 子 人
森 川 さ ん で も そ ん な に 大 き な 失 敗
実 は あ ま り な く て 、 自 分 が 楽 し い こ と 、
思 っ て い ま す 。 2 つ を 分 け る 意 味 っ て
イ ベ ー ト と 分 け る の も も っ た い な い と
だ け で な く 、 こ れ は 仕 事 、 こ れ は プ ラ
く る ん で す 。 面 白 い で す よ 。 仕 事 の 中
外 向 そ け う の で 事 す 業 ね な 。 の 一 で つ 、 に ﹁ は 日 、 本 ﹃
え ら れ な か っ た と い う こ と で 人 す を 救 ﹄ か は ? う 海 ﹂ な い ん で す よ ね 。 新 し い こ と っ て 、 ほ
た ん で す 。 賢 い 人 は 新 し い こ と は や ら
上 、 や は り 失 敗 し た 時 ほ ど 学 ぶ こ と は
と ん ど が 失 敗 し ま す か ら 。 た だ 、 経 験
け て し ま っ て い る と 思 う ん で す 。
そ の 状 況 は 、 前 職 に い た ま ま で は 変
僕 は そ う い う 賢 い 生 き 方 は で き な か っ
リ を し て 、 楽 に お 金 も 入 っ て く る ⋮ 。
そ ん な 状 況 に 対 し て 多 く の 人 が 目 を 背
な い 時 代 が 来 よ う と し て い る 。 で も 、
る も の を 作 っ て い か な い と 、 生 き 残 れ
な く な っ て き て い る 。 海 外 で も 通 用 す
し た 。 で も 、 そ れ が 今 、 徐 々 に そ う で は
ね よ 人 ︵ ま ね 生 笑 ぁ 。 を 手 に ︶ 賭 し 。 、 出 要 け た す 世 て も し る 生 の き を て に て 投 、 バ 仕 カ い げ 事 っ ら 捨 を て っ て し こ し て て と ゃ 、 い で い ま る す ま さ フ よ す に 、
ゲ ッ ト に し て 十 分 に 食 べ て い け る 国 で
大 抵 ど ん な 業 界 も 日 本 人 だ け を タ ー
い と 思 っ た ん で す 。 こ れ ま で 日 本 は 、
〝 成仕 長事 での き基 る準 かは ど う か 〟
況 を 感 じ て い て 、 そ れ を な ん と か し た
ち 上 げ ま し た 。 今 の 日 本 に 危 機 的 な 状
本 を 今 元 の 気 ﹃ に し た い ﹂ と い ﹄ う の 想 事 い 業 か は ﹁ ら 、 立 日
金 だ け じ ゃ な い と 思 う ん で す 。
自 分 に と っ て プ ラ ス に な る 。 利 益 は お
人 っ て 偉 大 な 方 が 多 い の で 、 結 果 的 に
り た い こ と っ て な ん で す か ?
に し て い ま す 。 そ う す る と 、 そ う い う
ク ワ ク す る こ と 以 外 は 、 や ら な い よ う
長 で き る 仕 事 か ﹂ と 思 う か ど う か 。 ワ
を や ら な い で そ の ま ま 死 ん で い く よ う
こ と も あ り ま す が 。 で も 、 好 き な こ と
を し て 楽 し く 生 き た い 。 そ の 分 、 辛 い
ど う せ 生 き る ん だ っ た ら 、 好 き な こ と
︵ 笑 今 ︶ 。 、 で ほ も と 、 ん 結 局 ど は 税 お 金 金 で じ 消 ゃ え な て い い ん ま で す
す 。 そ れ を す べ て 捨 て て 、 で す よ ね ?
で は か な り の 報 酬 が あ っ た か と 存 じ ま
な 人 生 は 生 き た く な い と 思 っ た ん で す 。
前 職 を 退 い て ま で 、 森 川 さ ん が や
す よ ね 。 僕 が 仕 事 を 決 め る 基 準 は 、 ﹁ 成
大 変 言 い づ ら い の で す が ⋮ 。 前 職
懸 命 に 生 き て い る だ け な ん で す 。 人 生 、
〝 人 生 〟 な ん で す よ ね 。 た だ 単 に 、 一 所 る こ と に し ま し た 。
し か 生 き ら れ な い 。 こ れ が 僕 に と っ て
い で も す ち よ ろ 。 ん で 、 も 怖 、 い 僕 で は す こ 。 う 今 い も う 夜 ふ 眠 う れ に な
て も や り た い こ と が あ っ た の で 、 辞 め
社 長 の 仕 事 。 で も 、 僕 は 自 分 が ど う し
が や り た く な い こ と を 拾 っ て い く の が
ま せ ん で し た か ?
た な 道 へ 進 ま れ る こ と に 、 怖 さ は あ り
−−
た ん で す が 、 毎 晩 レ コ ー ド 1 枚 を 楽 譜
な っ て 、 登 録 は し て く れ る ん で す が 、
− −
に 叩 き 起 こ し て 、 翌 朝 ス タ ジ オ へ 行 っ
そ の 後 全 然 サ ー ビ ス を 使 っ て く れ な い
−−
て 叩 い て み る と い う ス ト イ ッ ク な こ と
こ楽 とし がい 仕こ 事と に、 繋得 が意 るな
と い う 状 況 に な り 、 撤 退 し ま し た ね 。
− −
に も 、 複 数 社 の 社 外 取 締 役 や 顧 問 を さ
− −
れ て い た り 、 筑 波 大 学 の 客 員 教 授 を さ
− −
わ け で は あ り ま せ ん 。 20 代 は 裾 野 を 広 げ
的 に は 現 場 が や り た い こ と を や り 、 皆
と を や っ て は い け な い ん で す よ 。 基 本
に な る と 、 社 長 と い う の は や り た い こ
改 め て 、
LINE
れ て い た り 、 仕 事 が 多 岐 に 渡 っ て い る
﹄ 以 外
る タ イ ミ ン グ な の で 、 と に か く 全 て が イ
C CHANNEL
と 思 う の で す が 、 そ れ ぞ れ の リ ン ク 付
森 川 さ ん は 、 ﹃
ン プ ッ ト に 繋 が る と 思 う の で す が 、 30 代
LINE
を や っ て い ま し た ね 。 だ か ら 、 実 は 僕
け は ど う さ れ て い る の で す か ?
C CHANNEL
結 果 、 な ぜ か す べ て 自 然 と 繋 が っ て
を 過 ぎ る と そ う も い か な く な る 。 あ る 程
17 日時 の出 タ社 スで ク、 を 完 了
が 生 産 性 が い い と 思 い ま す ね 。
日 頭 を フ ル 回 転 さ せ た 夜 よ り も 、 朝 の 方
「今も怖くて夜眠れないです。 でも、僕はこういうふうにしか生きられない」-------
巻頭インタビュー
度 経 験 が つ い て く る と 、 自 分 の 中 で 本 当
− −
所在地
た め に 行 う こ と で す よ ね 。 で す が 、 勘 違
あ と は 、 人 に 会 っ た り 、 本 を 読 ん だ り 。
に 必 要 と し て い る も の を 取 捨 選 択 し て い
̶
2010年6月
従業員数
い し て い る 人 が 多 い な と 思 っ て い て 。 書
か な け れ ば な ら な い と 感 じ ま す 。 何 に 対
̶
株式会社リッチメディア 設立
こ れ ま で は ビ ジ ネ ス 書 が 多 か っ た の で す
し て 、 ど う い う こ と を 学 び た い の か を 明
:
て 、 や ら な い で 済 ま せ る た め に は ど う し
が 、 最 近 は 歴 史 や 古 典 も 読 む よ う に な り
の な の で 、 そ う い っ た 本 か ら 学 べ る こ と
確 に 決 め て お か な い と 、 本 当 の 意 味 で の
:
た ら い い の か を 考 え る 。 最 短 で 目 的 達 成
ま し た 。 結 局 、 歴 史 っ て 繰 り 返 さ れ る も
は 多 い と 感 じ ま す ね 。
い つ も 寝 る の は 、 だ い た い 12 時 か ら 2
:
す る た め の タ ス ク 管 理 を 覚 え な さ い 、 と
イ ン プ ッ ト は で き な い で す し 、 目 的 達 成
時 く ら い で す 。 そ れ で 6 時 に 起 き る の で 、
:
社 員 に は 話 し て い ま す 。
ス幼 ト少 イ期 ッの ク経 さ験 のが 源
は 難 し い と 思 い ま す ね 。
継 続 で き る よ う に 、 体 質 改 善 も 仕 事 づ く
:
坂 る の ど 自 で う 分 す し で か て は ? そ あ ん ま な り に ス ス ト ト イ イ ッ ッ ク ク だ で と い 思 ら っ れ
り の 一 つ だ と 捉 え て い ま す 。
・
:
て い な い の で す が 、 幼 少 期 の 経 験 が 大 き
休 日 の 過 ご し 方 は ど う で す か ?
− −
時 間 の 使 い 方 以 外 で は 、 常 に 自 分 の 軸
い か も し れ ま せ ん 。 僕 は 幼 い 頃 か ら 父 親
坂
休 日 も 変 わ ら ず 6 時 起 き で す 。 起 き
:
が お ら ず 、 母 親 が 働 き な が ら 僕 を 育 て て
て 、 妻 が 寝 て い る う ち に 洗 濯 、 掃 除 な ど
:
を も と に 意 思 決 定 を す る よ う 伝 え て い ま
く れ た の で す が 、 ご 飯 も ろ く に 食 べ ら れ
を 終 わ ら せ ま す 。 そ う 言 う と 驚 か れ る の
:
す 。 人 か ら ど う 思 わ れ る か で は な く 、 自
で す が 、 こ れ は あ る 意 味 、 自 分 自 身 の た
̶
分 が ワ ク ワ ク す る か ど う か 。 自 分 自 身 が
め で も あ る ん で す 。 1 日 を 気 持 ち 良 く ス
ど う し た く て 、 ど う な り た い の か 。 一 時
な い よ う な 貧 し い 生 活 を 送 っ て い た 時 期
タ ー ト さ せ 、 自 分 に と っ て ベ ス ト な 状 態
̶
が あ り ま し た 。 そ の お か げ と 言 っ た ら 変
を 作 る た め に 、 自 分 で 環 境 を 変 え て い る
̶
で す が 、 幼 少 期 の そ の 経 験 を 強 烈 に 覚 え
だ け な ん で す よ ね 。
̶
て い る の で 、 自 分 が 少 し で も 手 を 抜 く こ
こ れ だ け 忙 し い の で す か ら 、 そ こ は 奥
̶
と に 不 安 を 感 じ る ん で す 。 ま た あ そ こ に
坂 さ ん に 求 め て も い い の で は ?
相 手 に 何 か を 求 め る な ら 、 自 分 に で
̶
き な い こ と を お 願 い し た 方 が い い じ ゃ な
̶
い で す か 。 そ れ で こ そ 、 良 い 相 互 関 係 が
株 式 会 社 を 辞 め て 新
生た きだ て一 い所 る懸 だ命 けに
し た 。 そ し て 、 も う 一 つ 。 大 き な 会 社
的 に あ ま り 言 え な い と い う の が あ り ま
と か ﹁ 日 本 を 元 気 に し た い ﹂ と か 、 立 場
C Channel 株式会社 CEO
森川亮氏の
生きる流儀 サービス開始 ('11年 ) から3年9ヶ月で全世界でユーザー数5. 6億人を突破した『LINE』 。そ んな『LINE』を手掛けた森川氏の代表取締役社長の退任発表時には、業界内外に激震が走った。 もりかわ・あきら
手にしたものを捨て、 「日本を元気にしたい」と森川氏が始めたものは『C CHANNEL』とい う動画ファッションマガジン。森川氏の目指す先とその生き方に迫る ------------------------
神奈川県出身。新卒で日本テレビ放送網 ( 株 ) へ入社 し、’ 00年にソニー ( 株 ) へ転職。3年後にハンゲーム ジャパン ( 株(現 ) LINE( 株 ))へ入社し、’ 07年に代表取 締役社長に就任。 ’ 15年3月に代表を退任し、4月に C Channel( 株 ) を設立。複数社の社外取締役や顧問、筑 波大学の客員教授なども務める。
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32
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『彼女のいる彼氏』 (アプリ版『ROLA』 / 新潮社)
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物語の舞台は IT 業界。デザイナーとして働く〝こじらせ女子〟 の主人公が繰り広げるオフィスラブコメ。
た ん で す 。 そ れ で 、 や は り 漫 画 一 本 で
生 き ら れ て い な い な ﹂ と 思 っ て し ま っ
と も あ っ て 、 あ る 時 、 ふ と ﹁ 1 2 0 % で
ワ ー ク な 生 活 で 体 調 を 崩 し て し ま う こ
ご く 充 実 し て い た の で す が 、 オ ー バ ー
眠 時 間 を 削 っ て ネ ー ム を 描 く 日 々 。 す
ン ト エ ン ジ ニ ア と し て 働 き な が ら 、 睡
--------
い う 決 断 を し ま し た 。 入 社 後 は 、 フ ロ
て 。 就 職 を し て 、 漫 画 も 描 き 続 け る と
漫 画 に 必 ず 活 き る ﹂ と 言 っ て い た だ い
社 と い う も の を 見 る こ と は 、 そ の 後 の
に 、 ﹁ 就 職 し て も 漫 画 は 続 け ら れ る 。 会
ま し た 。 で す が 、 当 時 の 編 集 担 当 の 方
伝 え た い と い う 思 い が あ り ま し た 。 本
ん な キ ラ キ ラ 女 子 本 来 の 魅 力 や 実 態 を
う な 芯 の あ る 部 分 を 持 っ て い ま す 。 そ
上 げ つ つ も 、 影 で 何 倍 も 努 力 を す る よ
が 、 本 当 は 、 普 段 は 明 る く 周 囲 を 盛 り
ピ し て い る イ メ ー ジ が 先 行 し が ち で す
と 思 わ れ ま す か ?
も ち ろ ん 、 ギ リ ギ リ ま で す ご く 悩 み
は な か っ た の で す か ?
拭 し た か っ た と い う の も あ り ま し た 。
の で す が 、 そ の マ イ ナ ス イ メ ー ジ を 払
女 子 〟 と 揶 揄 さ れ る こ と が あ る と 思 う
げ て い く こ と は 大 事 だ な と 思 い ま す ね 。
若 い 方 た ち の た め に も 、 市 場 価 値 を 上
す が 、 こ れ か ら W e b 漫 画 家 を 目 指 す
す る 道 を 選 び ま し た 。
そ の ま ま 漫 画 家 に な る と い う 選 択 肢
ビ ュ ー も し た の で す が 、 卒 業 後 は 就 職
中 に ﹃ モ ー ニ ン グ ﹄ で 漫 画 家 と し て デ
は 小 さ い 頃 か ら 描 い て い て 、 大 学 在 学
運 営 に 携 わ っ て い ま し た 。 漫 画 自 体
エ ン ジ ニ ア と し て W e b サ ー ビ ス の
が 働 い て い た 経 験 が あ る か ら こ そ 。
が 、 そ う い う 描 き 方 が で き る の は 自 分
い ! ﹂ な ど と 言 っ て い た だ け る の で す
共 感 で き る ﹂ ﹁ IT 業 界 あ る あ る が 面 白
す 。 読 者 の 方 か ら も 、 ﹁ 内 容 が リ ア ル で
が ま る で 違 い ま す 。 そ う い う ラ イ ト な
持 っ て ま す ﹂ と 言 う の と で は 皆 の 反 応
持 っ て ま す ﹂ と 言 う の と ﹁ 雑 誌 で 連 載
く て 。 同 じ 漫 画 家 で も 、 ﹁ W e b で 連 載
す 。 W e b 漫 画 っ て ま だ ま だ 価 値 が 低
ジ ェ ン ト に 入 社 し 、 昨 年 ま で フ ロ ン ト
さ れ て い た ん で す よ ね ?
も と は IT 企 業 で フ ロ ン ト エ ン ジ ニ ア を
い う 思 い が あ っ た の で す か ?
舞 台 に IT 業 界 を 選 ば れ た こ と に は ど う
て 1 年 。 連 載 中 の ﹃ 彼 女 の い る 彼 氏 ﹄ の
ま す が 、 も っ と W e b 漫 画 の 価 値 を 上
W e b が 好 き だ っ た と い う の も あ り
そ う な ん で す 。 新 卒 で サ イ バ ー エ ー
W e b 漫 画 家 へ
フ ロ ン ト エ ン ジ ニ ア か ら
解 き た か っ た
キ ラ キ ラ 女 子 の 誤 解 を
矢 島 さ ん は 今 は 漫 画 家 で す が 、 も と
NEXT GENERATION CREATORS #1
Web 漫画家
キ ュ ン キ ュ ン な オ フ ィ ス ラ ブ
矢島 光
インターネットをステージに、さま ざまな方面で活躍する次世代クリエイ ターに焦点を当てる本企画。今号は、 IT 業界を舞台とした Web 漫画『彼女 のいる彼氏』を連載中の Web 漫画家・ 矢島光さんにお話を伺いました。 やじま・ひかる 27才。'11年、慶應義塾大学在学 中に『モーニング』の「MANGA OPEN」に入賞し、 漫画家デビュー。卒業後は(株)サイバーエージェ ントへ入社し、フロントエンジニアと漫画家との 両立を図る。その後、漫画に専念することを決意 し、'15年に退職。Web 漫画家に。現在、 『彼女のい る彼氏』を連載中。
-------- キラキラ女子の実態
中 の キ ャ ラ ク タ ー が W e b の 世 界 に
こ と に 繋 が っ て い け ば 嬉 し い で す 。
少 し で も W e b 漫 画 の 価 値 を 上 げ る
ご く 嬉 し い で す し 、 そ う い っ た こ と が
ド ラ マ 化 さ れ た り す る こ と が あ れ ば す
さ ら に 、 W e b 漫 画 だ か ら こ そ 、 作 W e b 漫 画 発 で ﹃ 彼 女 の い る 彼 氏 ﹄ が
追 求 し て い き た い 部 分 で す ね 。
み 方 〟 や 〝 ユ ー ザ ー 体 験 〟 は こ れ か ら も
夫 し た り も し て い ま す 。 そ う い っ た 〝 読
上 下 左 右 の 余 白 を 極 力 と ら な い よ う 工
漫 画 と な る べ く 近 い 体 験 に な る よ う に 、
ん で す 。 あ と 、 W e b で 読 む 時 も 紙 の
な 可 能 性 が あ る と 思 っ て い ま す 。 今 後 、
え て い く こ と が で き ま す し 、 い ろ い ろ
W e b 漫 画 家 は 自 ら の 発 信 方 法 を 考
信 が 容 易 に な っ て い る 今 だ か ら こ そ 、
で す ね 。 イ ン タ ー ネ ッ ト で 個 人 の 発
し い こ と を 模 索 し 、 挑 戦 し て い き た い
読 み の UI に し た い と 提 案 し た の は 私 な 今 後 も 、 W e b だ か ら こ そ で き る 新
の ア プ リ 内 で ﹃ 彼 女 の い る 彼 氏 ﹄ を 縦 今 後 の 目 標 を 教 え て く だ さ い 。
け る の も 面 白 い で す 。 実 は 、 ﹃
﹄
視 点 に 活 き て い る ん で す ね 。 最 後 に 、
活 か し て 、 UI ・ UX の 観 点 か ら 漫 画 を 描 漫 画 に 活 き 、 会 社 員 の 経 験 が ビ ジ ネ ス
ま た 、 フ ロ ン ト エ ン ジ ニ ア の 経 験 を
フ ロ ン ト エ ン ジ ニ ア の 経 験 が W e b
い る の で は な い か と 思 っ て い ま す 。
い と 物 足 り な い く ら い の 感 覚 に な っ て
考 え る 時 代
漫 画 家 も 自 ら の 発 信 を
の で 、 読 者 か ら す る と 漫 画 も カ ラ ー で な
は も う カ ラ ー が 当 た り 前 す ぎ る 時 代 な
か い 部 分 ま で 表 現 で き ま す 。 そ れ に 、 今
ラ ク タ ー の 洋 服 や フ ァ ッ シ ョ ン な ど 細
の コ マ を カ ラ ー で 描 く こ と が で き 、 キ ャ
な と 考 え て い ま す 。
ど い ろ い ろ な 可 能 性 も 見 え て く る の か
き た ら 、 W e b 広 告 と の タ イ ア ッ プ な
み た ん で す 。 今 後 フ ォ ロ ワ ー が 増 え て
W e b だ と 印 刷 コ ス ト を か け ず 、 全 て
ラ が ね ︵ 背 、 笑 中 女 編 ︶ を 子 集 。 押 は し 見 の て た 方 も い に ﹁ ら ん や っ た だ っ の よ ぱ も ! り ﹂ 、 大 と 皆 き 言 、 い わ キ ラ で す れ キ 、
ギ ャ グ 漫 画 を 描 く つ も り だ っ た の で す
⋮ と 言 い つ つ も 、 実 は 当 初 は W e b で
真 似 で き る こ と で は な い ん で す よ ね 。
げ て ⋮ っ て 大 変 で す し 、 誰 も が 簡 単 に
て 、 皆 の 前 で は 笑 顔 を 絶 や さ ず 盛 り 上
毎 日 き っ ち り メ イ ク し て 、 オ シ ャ レ し
作 の 9 話 に も 出 て く る ん で す が 、 実 際 、
ア カ ウ ン ト を 実 際 に 作 っ て
オシャレな作業場。 知人のオフィスを間借りしているそう。
ま ず 、 カ ラ ー な の が い い で す よ ね 。
W e b 漫 画 の 強 み ・ 魅 力 っ て な ん だ
キ ラ キ ラ 女 子 っ て 、 世 間 で は キ ャ ピ キ ャ
ま た 、 IT 業 界 は 時 と し て 〝 キ ラ キ ラ 面 が W e b の い い 部 分 で も あ る の で
リ ア リ テ ィ を 追 求 し た か っ た か ら で げ て い き た い と い う 思 い が あ っ た ん で
IT 業 界 で 働 い て い た の で 、 も と も と
漫 画 家 と し て 新 た な ス タ ー ト を 切 っ
紙 で な く W e b を 選 ん だ の で す か ?
̶
本 当 に 生 息 し て い る か の よ う に 見 せ る
こ と も で き る か な と 思 っ て い ま す 。 ま
̶
だ 試 行 錯 誤 中 で す が 、 キ ャ ラ ク タ ー の
ROLA
--------〝業界あるある〟も
い こ う と 決 め 、 退 職 し ま し た 。 あ の 時
̶
小泉 咲 本 作 の 主 人 公。( 株 ) サ イ ダーエイジ ジャパンで UI デザイナーとして働く入社 4年目のこじらせ女子。
は 、 ま だ 連 載 も 何 も 決 ま っ て い な か っ
̶
徳永 靖太郎 B'z 好きのイケメン広告プ ランナー。咲とは同期。圧 倒的包容力を兼ね備え、咲 の相談相手でもある。
た の で す が 、 自 分 を 鼓 舞 す る た め に 勢
̶
佐倉 直己 入社2年目にしてクリエイ ティブディレクターに抜擢 された咲の後輩。やる時は やるロールキャベツ男子。
い 半 分 で も あ り ま し た ね ︵ 笑 ︶ 。
̶
登場人物
漫 画 の ア ウ ト プ ッ ト 先 と し て 、 な ぜ
UI ・ UX ま で 考 え ら れ る 漫 画 家 に
原宿で聞いてきました! Q「今、 . 気になるCMは ?」
!"
!"
33
ページレイアウト
SNS時代に求められる 「動画広告戦略」 「企業姿勢」 と 「空港で人生ゲームやってみた」
リ ア リ テ ィ の 追 求
ま だ ま だ 有 効 だ と 感 じ ま し た が 、 と は
松 そ う い っ た コ メ ン ト が 多 か っ た で す ね 。
コ メ ン ト を 見 て い る と 、 感 動 軸 も
最 後 泣 け て ヤ バ か っ た ﹂ な ど 、 実 際 に も
榎 し を 性 竹 意 く 冒 疲 た 松 ょ 良 が 表 、 頭 れ 部 ﹁ う あ 感 を ま か 〟 分 ま お か い り 情 突 ず ら し で た 笑 。 意 ま の く は い て す 、 味 い い 感 で し ギ 形 ユ か る 。 系 最 情 で 裏 た ャ 感 ー に ﹂ 近 の か 切 ね ッ 動 モ も と は 掛 と ア 泣 も プ れ 。 思 目 が を か か 聞 ﹁ け ユ た っ 持 ら せ き 合 の ー て の 肥 生 っ 入 モ ま ザ わ 観 で え ま て せ り ー す て は た れ き 、 ド 。 ー も て い な 視 、 ま 後 で な が 〝 意 た い 聴 意 し 半 は の 感 識 ら で 者 外 た に な で 動 し 、 、 。
笑 い × 感 動
で き 、 、 し い の し の こ ょ 拡 ベ た 動 何 、 う ゲ そ き の う 散 ー の 画 か オ そ ー う る 点 ね や ス は の と ン も ム で こ は 。 反 の 幸 ク 比 リ そ な す と 応 認 せ リ 較 ー も の ね が 、 ・ ワ の で 。 大 他 ス 知 で エ き の ピ が し イ 差 ン 説 、 ﹁ す ベ ー あ た テ 別 の 明 人 で か ス ド っ 。 ィ 化 プ を 生 に っ ブ す ロ 省 ト 多 た が た だ る ダ 略 ゲ く と セ 早 の ー け 必 ク で ラ の 思 か で に 要 ト き ム 方 い ー っ 、 集 も な ま と が ま 商 た 視 中 な の し は 周 す 品 の 聴 ﹂ 。
松
る こ と が 難 し い 。 そ こ で 、 ロ ン グ セ ラ ー
バ ズ 要 素 ①
ま ず 、 ﹁ リ ア ル 人 生 ゲ ー ム や っ て
い る 反 面 、 商 品 自 体 の 鮮 度 を 保 ち 続 け
今 回 の 動 画 の バ ズ 要 素 と は
ベ ー ス の 認 知
扱 っ て い ま す 。 た だ 、 ロ ン グ セ ラ ー 商
品 と い う の は 、 長 く 愛 し て い た だ い て
や ﹃ リ カ ち ゃ ん ﹄ な ど 、 世 の 中 で 広 く 知
ら れ て い る ロ ン グ セ ラ ー 商 品 を 多 く
バ要 ズ素 をの 生掛 んけ だ合 わ せ が
ゲ ー ム ﹄ を は じ め 、 ﹃ 黒 ひ げ 危 機 一 髪 ﹄ 点 で 視 聴 さ れ る よ う に 考 え ま し た 。
竹
〝 友 人 知 人 が シ ェ ア し た 動 画 〟 と い う 視
榎 本 ︵ 以 下 、 榎 ︶ よ ろ し く お 願 い し ま す 。
な ぜ 今 、 ﹃ 人 生 ゲ ー ム ﹄ を 動 画 で P R ?
そ も そ も タ カ ラ ト ミ ー は 、 ﹃ 人 生
ユ ー ザ ー の 受 け 入 れ 方 が 全 く 違 う の で 、
〝 広 告 の 動 画 〟 と 〝 友 人 の 推 奨 動 画 〟 で は
竹 川 ︵ 以 下 、 竹 ︶ よ ろ し く お 願 い し ま す 。
い う こ と で 。 よ ろ し く お 願 い し ま す 。
e b や 動 画 広 告 の 今 後 に つ い て 話 す と
公 開 し て い る 動 画 ﹃ 人 生 ゲ ー ム ﹁ 人 生 に
驚 き と 歓 び を ﹂ 篇 ﹄ の 事 例 を も と に 、 W
ロ空 ン港 グで セ〝 リ ラア ール 商〟 品人 に生 鮮ゲ 度ー をム 。
松 本 ︵ 以 下 、 松 ︶ 今 日 は 、 1 月 8 日 か ら
:
商 品 に 新 た な 鮮 度 を 出 し た い と 思 い 、
:
オ プ ト さ ん と 協 力 し て 今 回 の 動 画 を 制
:
松 作 し た ん で す よ ね 。
は い 。 誰 も が 知 っ て い る ﹃ 人 生 ゲ ー
:
ム ﹄ を 、 今 ま で と 違 っ た 角 度 で 見 せ た
:
:
い と 思 い ま し た 。 お か げ さ ま で 、 動 画
竹 で 者 榎 で く で た と 知 竹 解 み た ﹂ だ け で 、 誰 も が 動 画 の 設 定 を 理
に も 活 か せ る ポ イ ン ト だ と 思 い ま す ね 。
バ ズ 要 素 ②
再 生 回 数 は 1 千 万 回 を 超 え 、 大 き な 反
松 か ト ま い 榎 W 的 オ 松 れ e と ー ら ア す ア た え ね ウ し レ 最 b し ガ 今 ら 動 て ニ 回 ⋮ え 。 ト 、 広 ル 近 さ 告 ギ は 画 い ッ は と 。 た ク 広 い れ だ ー 、 そ 〝 と て と 反 つ い こ の 告 う れ リ う と と し わ 応 く の も も ー い が ま か を り 手 見 段 チ う っ 持 も を あ を う せ よ 今 こ た つ の 用 り 高 り 回 方 と 瞬 ユ 〟 い 、 S め も の 次 も 間 ー に ま N る 口 着 第 あ に ザ 対 し S こ コ 想 で り シ ー し た 上 と ミ で す ま ャ も て 。 で を で す が の 目 の 。 す ッ い 強 、
次の瞬間、ドレス姿のお母さんが登場。
何も知らないお父さん。今年成人を迎える娘が着
美涼さんの手によって、お母さんのメイクが完成。
ヘアメイク専門学生の美涼さん (20歳 )。結婚式を挙
思わぬサプライズに喜ぶ乗客たち。
人生ゲームの黄色いマス目が。
さまざまな人生が交錯する空港。
美涼さんによるサプライズ挙式、大成功。
物姿で空港に現れてビックリ。
娘からのサプライズに思わず涙目のお母さん。
げていない両親にサプライズ挙式を贈りたいという。
次々とおもしろサプライズが実行されていく。
なにやら、サプライズの内容が書かれている。
コンベアーから荷物を引き上げると…
:
い え 、 今 後 は 要 素 の 掛 け 合 わ せ や 意 外
か ら 、 2 割 が
響 を い た だ い て い ま す 。 1 千 万 回 の う
:
性 は さ ら に 必 要 に な っ て く る と 思 い ま
ち 、 約 7 割 が
か ら の 流 入 と い う 内 訳 で す 。
:
す 。 今 回 の 動 画 内 に は 、 〝 笑 い 〟 〝 感 動 〟
竹
目 標 の 1 0 0 万 回 再 生 を 大 き く 上
:
の 大 き な 軸 だ け で は な く 、 〝 成 人 式 〝 〟 結
回 る 結 果 で し た 。 ち ょ う ど 最 新 版 ﹃ 人
生 ゲ ー ム ﹄ の リ リ ー ス も 控 え て い て 、
:
婚 式 〟 〝 親 子 愛 〟 〝 サ プ ラ イ ズ 〟 な ど 、 細
テ ィ ザ ー キ ャ ン ペ ー ン の 意 味 合 い も 含
:
か い 要 素 も ち り ば め ま し た 。
バ ズ 要 素 ③
:
松
そ し て 、 リ ア リ テ ィ の 追 求 が 多 く
:
の ユ ー ザ ー の 共 感 を 呼 べ た の か な と 感
:
じ ま す 。 今 回 、 サ プ ラ イ ズ を 受 け る 人
:
の リ ア ク シ ョ ン は す べ て 一 発 撮 り で す
:
:
し 、 な る べ く 作 り 手 の 意 図 を 感 じ さ せ
ん で い ま し た が 、 1 年 の 初 め に ﹃ 人 生
̶
竹 な い 撮 り 方 に こ だ わ り ま し た 。
そ れ に 、 〝 成 人 式 を 迎 え る 娘 さ ん と 、
ゲ ー ム ﹄ に 乗 せ て 何 か メ ッ セ ー ジ を 送
̶
結 婚 式 を 挙 げ て い な い ご 両 親 〟 と い う
なぜ今作ったのか。その背景や成功談、さらに Web 動画の今後について聞いてみた。
プ ト
ご 家 族 は 、 設 定 し た も の で は な く 本 物
カ ラ ト ミ ー
『人生ゲーム』といえば、誰もが一度は遊んだ王道ゲーム。そんなゲームの PR 動画を
プ ト
年明け、そんな動画が Facebook 上に流れてきた人も多いのでは?
松株 本式 会 康社 成オ
竹株 川式 会 洋社 志タ
:
榎株 本式 会 佳社 代オ
人生ゲーム 「人生に驚きと歓びを」篇
農
業
IT
企画制作= OPT+AOIPro.+C3Film / CD+Plan+Copy =松本康成 / VideoPlanner =伊藤弘明・中村駿介 / PR =吉原実希 / Director =黒柳勝喜 / Planner =伊勢田世山・伊関千尋 Photographer =遠藤裕美子 / Art =河島康・三上栄治 / Account Director =尾中康宏 / Producer =江上耕介・生田静香 / PM =須貝卓実
代農 表業 取生 締産 役法 C人 E 株 O 式 会 岩社 佐G 大R 輝A
百貨店で宝石のように販売されている「ミガキイチゴ」 。その産地、宮城県 山元町には、匠による伝統農業と最新 IT 技術を組み合わせた農場があった。 イチゴ農業を営む岩佐さんに〝IT と農業の融合〟について伺う。
# 1. チャットを使って情報共有するなど、農家に IT 技術を積極的に導入。 2. ハウス内の移動はセグ ウェイで。ちょっとした荷物もスムーズに運ぶこと ができる。 3. イチゴの水量・水温や空気環境はコ
!
は ず で す 。 世 界 共 通 の マ ー ケ ッ ト を 持 つ
農 業 へ 活 用 で き る 可 能 性 は ま だ ま だ あ る
技 術 を 日 本 全 国 に 広 め て い き た い 。 IT を
は 、 我 々 の 農 場 だ け で な く 、 そ う い っ た
チ ゴ の 品 質 を 高 め て き ま し た 。 こ れ か ら
IT 技 術 を 使 っ て 形 式 知 化 さ せ る こ と で イ
私 た ち G R A は 、 伝 統 的 な 匠 の 技 を 、
し た 。 毎 日 の よ う に 家 に 招 い て は 一 緒 に
う 僕 た ち の 考 え を 伝 え る こ と か ら 始 め ま
な イ チ ゴ と 良 い 農 業 環 境 を 作 り た い と い
の 技 と 最 新 の IT 技 術 を 融 合 さ せ 、 高 品 質
想 い は 同 じ で す 。 そ こ で 、 そ う い っ た 匠
で す が 、 最 高 の イ チ ゴ を 作 り た い と い う
う こ と に 寂 し さ を 感 じ た ん だ と 思 い ま す 。
で す よ ね 。 長 年 の 匠 の 技 が 途 絶 え て し ま
出 て く れ ば 、 恐 怖 心 が 芽 生 え る の も 当 然
ス キ ル で す 。 急 に そ れ を 代 替 す る も の が
と 。 長 い 時 間 と 愛 情 を か け て 培 っ て き た
か け ろ 、 イ チ ゴ と 会 話 で き る よ う に な れ ﹂
に 単 純 じ ゃ な い ﹁ ﹂ と に か く イ チ ゴ に 話 し
な ん か で 農 業 は で き な い 。 農 業 は そ ん な
て い る ん で す 。
士 の ネ ッ ト ワ ー ク を 作 る 取 り 組 み を 行 っ
も 変 わ る 。 そ こ で 、 僕 た ち は 現 在 、 農 家 同
き れ ば 、 経 験 値 を 得 る ス ピ ー ド は 何 倍 に
う い っ た 検 証 結 果 を 複 数 の 農 家 と 共 有 で
し た の か 、 何 が 悪 く て 失 敗 し た の か 、 そ
時 間 が か か り す ぎ ま す 。 何 が 良 く て 成 功
そ の ス ピ ー ド 感 で は 経 験 値 を 貯 め る の に
つ の 知 見 が 得 ら れ る わ け で す 。 で す が 、
20 ヶ 月 。 つ ま り 、 2 年 経 っ て よ う や く 1
を 植 え て か ら 収 穫 す る ま で に は お よ そ
な っ て い ま す 。 イ チ ゴ の 場 合 だ と 、 親 苗
い の は 、 生 産 に 用 す る 長 い 日 数 が 要 因 と
較 し た 時 、 農 業 が 産 業 と し て 発 展 し づ ら
に な っ て く る と 感 じ ま す 。 他 の 産 業 と 比
し 、 今 後 は 農 家 間 で の 連 携 が 必 要 不 可 欠
個 人 に よ っ て 行 わ れ る も の で し た 。 し か
示 さ れ た 方 も い ま し た 。 ﹁ コ ン ピ ュ ー タ 従 来 、 農 業 と い う の は 農 家 単 位 で 個 人
そ う で す ね 。 た し か に 、 最 初 は 抵 抗 を 業 に ど う 活 か さ れ る と 思 い ま す か ?
抵 抗 も あ っ た の で は な い で す か ?
ご 自 身 の 成 功 事 例 は 、 今 後 の 日 本 の 農
繋 が り に よ っ て 溶 か す
日 本 農 業 の グ ロ ー バ ル 化 を
農 家 間 、 産 地 間 の 連 携 で
と は い え 、 最 初 は IT の 導 入 に つ い て は
IT 技 術 に 対 す る 懐 疑 心 を
様 性 の 高 い 職 場 に な っ て い ま す ね 。
与 え 、 イ メ ー ジ を 変 え た い と 思 い ま し た 。
加 え 、 若 者 た ち に 農 業 の ク ー ル な 印 象 を
初 め て 関 わ る と い う 人 も 多 く 、 極 め て 多
で の 男 女 が 幅 広 く 働 い て い ま す 。 農 業 に
た 荷 物 を 運 ぶ 際 に も 便 利 で す 。 実 用 面 に 現 在 、 G R A の 農 場 で は 20 代 ∼ 70 代 ま
の 最 で 実 新 す 際 の か に IT ? は 、 技 IT 術 を を ど 駆 の 使 よ し う 、 に 空 気 活 環 用 境 さ や れ 水 た
地 を 快 適 に 移 動 で き ま す し 、 ち ょ っ と し
こ と に し ま し た 。 セ グ ウ ェ イ は 、 広 い 農
ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に は
iPad
EC な ど に も 注 目 し 、 イ チ ゴ を は じ め 、 日
ご 飯 を 食 べ 、 お 酒 を 飲 み 交 わ し 、 ま ず は
̶
34
本 農 業 の ブ ラ ン ド を 世 界 中 に 広 め て い け
人 と 人 と の 絆 や 繋 が り を 作 っ て い き ま し
̶
る と 嬉 し い で す ね 。
た 。 そ う す る う ち に 、 少 し ず つ 賛 同 が 得
̶
ひと粒1000円で売れるミガキイチゴ。青 果以外の商品も展開し、スパークリング ワイン「ミガキイチゴ・ムスー」は3月にふ るさと名品オブ・ザ・イヤー地方創生賞を 受賞。www.migaki-ichigo.jp
ら れ る よ う に な っ て い き ま し た 。
を 活 用 す る
﹁ 高 品 質 に ﹁ ﹂ カ ッ コ よ く ﹂
だ と 思 い 、 社 内 に セ グ ウ ェ イ を 導 入 。 コ
IT を 使 っ て 、 農 業 を
メ ー ジ を 変 え る に は 、 ま ず は 見 た 目 か ら
い う 印 象 が 強 い で す よ ね 。 そ う い っ た イ
ンピュータで管理。スマホからも随時確認できる。
は な い か と 思 っ た ん で す 。
ハ ウ を 形 式 知 化 さ せ る こ と が で き る の で
ロ ジ ー を 駆 使 し 、 匠 が 持 つ 暗 黙 知 の ノ ウ
も 、 外 で 日 に 当 た り な が ら の 重 労 働 ⋮ と
業 と 聞 く と 、 朝 は 早 く 、 暑 い 日 も 寒 い 日
や ブ ラ ン デ ィ ン グ の 工 夫 も し ま し た 。 農
ス の 経 験 が 役 立 つ 時 が き ま し た 。 テ ク ノ ま た 、 IT を 使 っ て 、 農 業 自 体 の 見 え 方
た 時 に 、 初 め て 僕 の こ れ ま で の IT ビ ジ ネ ﹁ ミ ガ キ イ チ ゴ ﹂ が 生 ま れ ま し た 。
る も の に し な く て は な ら な い 。 そ う い っ
年 か け て 培 っ た 勘 や 感 覚 を 、 再 現 性 の あ
を 後 世 に 伝 え て い く 必 要 が あ り ま す 。 長
た め に は 、 そ う い っ た 橋 元 の 持 つ ス キ ル
た だ 、 今 後 、 産 業 と し て 拡 大 さ せ て い く
れ ぞ 、 匠 の 為 す 技 だ と 感 動 し ま し た ね 。
コ ン ト ロ ー ル す る こ と が で き ま し た 。 こ
て 水 量 や 水 温 、 ハ ウ ス 全 体 の 空 気 環 境 を
で 気 温 の 寒 暖 差 を 感 じ と り 、 そ れ に 応 じ
イ チ ゴ の 品 質 を 高 め て い く こ と に 成 功 。
る な か で 、 匠 の 技 と 最 新 IT 技 術 を 融 合 し 、
が 、 橋 元 に 何 度 も 話 を 聞 き 、 指 導 を 受 け
覚 を す べ て デ ー タ 化 す る の は 難 し い で す
目 さ れ て い ま す 。 も ち ろ ん 、 匠 の 勘 や 感
ト ア グ リ ﹂ と 呼 ば れ て い て 、 海 外 で も 注
し ま し た 。 こ う い っ た 農 業 方 法 は ﹁ ス マ ー
や ス マ ホ か ら 管 理 で き る シ ス テ ム を 導 入
量 ・ 水 温 、 日 当 た り な ど を コ ン ピ ュ ー タ
持 ち に な り ま し た 。 僕 は 19 才 で 大 学 進 学
景 色 を 目 の 当 た り に し 、 す ご く 寂 し い 気
晒 さ れ て し ま っ た ん で す 。 そ ん な 地 元 の
壊 さ れ 、 地 元 の 主 力 産 業 が 衰 退 の 危 機 に
よ っ て 、 山 元 町 の イ チ ゴ 農 家 の 95 % が 破
し た 。 と こ ろ が 、 '11 年 の 東 日 本 大 震 災 に
に と っ て 子 ど も の 頃 か ら 身 近 な 食 べ 物 で
数 の イ チ ゴ の 名 産 地 で 、 イ チ ゴ は 僕 た ち
町 に 住 ん で い ま し た 。 山 元 町 は 、 東 北 有
い ま す が 、 僕 は 、 そ の 地 域 に 根 づ い て い
た 企 業 施 設 の 誘 致 と い う 方 法 も あ る と 思
を 考 え れ ば 、 工 場 や デ ー タ セ ン タ ー と い っ
る こ と に 気 づ き ま し た 。 雇 用 の 拡 大 だ け
地 で は 雇 用 創 出 も 大 き な 課 題 と な っ て い
か し 、 ボ ラ ン テ ィ ア を す る な か で 、 被 災
分 を 含 ん だ 土 ︶ を 取 り 除 く 作 業 で す 。 し
分 な ど 、 農 地 に と っ て 悪 影 響 を 及 ぼ す 成
去 作 業 。 津 波 に よ る 〝 汚 泥 〟 ︵ 海 底 の 硫 黄
ま し た 。 ま ず 取 り か か っ た の は 、 泥 の 除
直 後 は ボ ラ ン テ ィ ア と し て 山 元 町 に 入 り
て 迎 え 入 れ る こ と に し ま し た 。
き た ベ テ ラ ン 農 家 の 橋 元 忠 嗣 を 仲 間 と し
た 。 そ こ で 、 40 年 間 イ チ ゴ を 作 り 続 け て
の 経 験 は 全 く な か っ た の で す よ ね ?
さ れ た ん で す ね 。 で す が 、 そ れ ま で 農 業
震 災 が き っ か け で キ ャ リ ア チ ェ ン ジ を
し て い き ま し た 。
4 軒 を サ ポ ー ト し つ つ 、 少 し ず つ 準 備 を
壊 さ れ て し ま っ た 状 況 で し た が 、 残 っ た
橋 元 は 、 長 年 の 経 験 を 以 て 、 自 身 の 肌
え え 。 農 業 に つ い て は 全 く の 素 人 で し
$%&'()* いわさ・ひろき 宮城県山元町出身。 '02 年、大学在学中に IT コ ンサルティングを主業とす る ( 株 ) ズノウを設立。'11 年 の 東 日 本 大 震 災 後、 故 郷・山元町の復興を目的に ( 株 )GRA を設立し、イチ ゴビジネスに構造変革を起 こす。現在、日本、インド において6つの法人のトッ プを務める。
僕 は 上 京 す る 19 才 ま で 、 宮 城 県 の 山 元 地 元 の た め に 何 か し た い と 思 い 、 震 災 山 元 町 の イ チ ゴ 農 家 は 129 軒 中 、 125 軒 が 破
農 家 に な ろ う と 思 わ れ た の で す か ?
̶
"
の た め に 上 京 し 、 在 学 中 に 起 業 を し て 、
̶
!"
地 元 へ は 年 に 数 回 帰 る 程 度 だ っ た の で す
そ も そ も IT 起 業 家 か ら ど う し て イ チ ゴ
地 元 の 誇 り を ブ ラ ン ド 産 業 へ
震 災 で 変 化 し た 故 郷 観 。
け な い と い う 気 持 ち が 強 く な り ま し た 。
た ん で す 。 そ し て 、 こ こ を 滅 ぼ し て は い
デ ン テ ィ テ ィ は こ こ な の だ と 気 づ か さ れ
変 し ま し た 。 失 っ て 初 め て 、 自 分 の ア イ
が 、 震 災 に よ っ て 自 分 の 中 の 故 郷 観 が 一
と し て 復 活 さ せ よ う と 思 い ま し た 。 当 時 、
て て き た イ チ ゴ を 再 び 山 元 町 の 主 力 産 業
ん で す 。 そ こ で 、 僕 た ち が 誇 り に し て 育
び ず 、 本 質 的 な 産 業 に は な ら な い と 思 う
な い 産 業 は 、 た と え 誘 致 し て も 結 局 は 伸
「 美 肌 の 湯 」として知られるの は 、地 下 1,003mから湧き出るアルカリ度の高い天 然温泉が所以。汚れや古い角質を落とし、
磐梯山噴火時の岩石を組み上げたダイナ
肌をスベスベにしてくれる泉質は女性に
ミックな露天風呂は、雪が降れば風情あふ
大人気。飲用も可能で、便秘や胃腸への効
れる景色に様変わり。神経痛、関節痛、慢
能も。熱海で年10回ほど開催される花火
性消化器病、疲労回復など、幅広い適応症
大会に合わせて訪れるのもオススメ。
があるという。五色沼までは徒歩約7分で、 冬にはスノーシュートレッキング、夏や秋 には遊歩道の散策を楽しめる。
『伊豆網代温泉 松風苑』 住 静岡県熱海市下多賀966 ☎ 0557-68-3151 HP http://www.shoufuen.jp/ ¥ 1泊2食付き 11,000円∼(大人2名、1室1名あたり)
『裏磐梯ロイヤルホテル』 住 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ケ峯1093-309 ☎ 0241-32-3111 HP http://www.daiwaresort.jp/urabandai/index.html/ ¥ 1泊2食付き13,500円∼(大人2名、1室1名あたり)
IT健保特典
被保険者・被扶養者は1人1泊につき、 補助金5,000円(上限額) を使用可能。
IT健保特典
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木や岩に囲まれ雪景色が幻想的な湯本 福 島
静 岡
裏磐梯 ロイヤルホテル
裏 磐 梯
美肌効果のある源泉かけ流し温泉
湯畑までは徒歩15分で好立地なの も嬉しい。宿の裏手には森が広がり、 四季の彩りを感じられる。
群 馬 草 津
草津 グリーンパークパレス
カラマツ林に癒される100%天然温泉
草津温泉源泉かけ流しの天然温泉で、日 帰り入浴も可能な宿。熱湯とぬる湯に分か
和 歌 山
田 辺
泉質に定評のある自家源泉
海と山に囲まれた本格リゾートホテル。潮 騒をバックにした露天風呂には、心地よい 野趣がある。天然温泉以外にも、屋内外に
すことができる。スキー場への送迎や、用
プールやスポーツ施設を備え、客足は1年
具の乾燥ができるスキールームも完備。
中絶えない。食事は懐石料理やフレンチ
滑った後は、冷えた体を温めてから、 こだわ
に加え、熊野牛やクエ鍋など和歌山の名物
りの旬料理をいただきたい。
料理を味わえるのも魅力的。
住 群馬県吾妻郡草津町草津白根464-523 ☎ 0279-88-3960 HP http://kusatsu-gpp.com/index.html ¥ 1泊2食付き 税別8,980円∼(大人2名、1室1名あたり)
客室は全室オーシャンビュー。太平洋 を一望できるベランダからは美しい夕 日が眺められてロマンチック。
ホテルハーヴェスト 南紀田辺
れているため、子づれでものんびりと過ご
『草津グリーンパークパレス』
伊豆網代温泉 松風苑
熱 海
伊勢海老やあわびなど厳選した素材 を生かした会席料理。天然温泉で蒸 した料理は松風苑ならでは。
冬の贅沢な味覚を満喫できる和・洋 のバイキングは、大人も子どもも大満 足。
『ホテルハーヴェスト南紀田辺』 住 和歌山県田辺市新庄町2901-1 ☎ 0739-25-6106 HP http://www.resorthotels109.com/nankitanabe/ ¥ 1泊2食付き 17,500円∼(大人2名、1室1名あたり)
IT健保特典
IT健保特典
被保険者・被扶養者は1人1泊につき、 補助金5,000円(上限額) を使用可能。
1泊2食付き 被保険者・被扶養者:税込5,400円 その他の同伴者:税込10,800円
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ホンマでっか!?
ホンマでっか!?
株式会社PR TIMES
ユナイテッド株式会社
こだわり施策 ②
こだわり施策 ①
レコメン堂 靴磨き TIMES
一風変わった制度や施策を取り入れている企業が多い IT 業界。 実際の運用状況や効果などを聞きました。
レコメン堂
誕生月の社員に !? 外勤社員に朗報 オススメ本を贈呈 靴も心もピカピカに。
誕生月の社員に オススメ本を贈呈
株式会社会社名 設立 会社名 従業員数 設立 事業内容 従業員数
2015年12月 株式会社 PR TIMES 10名 (2016年10月時点 ) 2005年12月26日 e マーケティング事業 ( この文章はダミーです ) 48名(正社員・契約社員数、2016年5月末時点) この文章はダミーですこの文章はダミーですこの文 事業内容 プレスリリース配信、クリッピング、PR プランニング等 章はダミーですこの文章はダミーです
会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
従業員数 単体170名、連結327名 (2016年10月末時点) 事業内容 アドテク事業、スマホコンテンツ事業
施策概要
始まり
毎月1度の靴磨き
リアルの場を大切に
靴磨きの専門スタッフを招いて、社
2016年1月 の オ フ ィ ス 移転、3月 の
員の革靴を磨いてもらう施策です。
IPO を機に、新しいことに挑戦する
月初めに実施し、費用は会社が負担
機運が高まり、その一環として始ま
しています。その場で脱いでお願い
りました。ネット業が中心だからこ
する社員もいれば、この日のために
そ、リアルの場を大切にしたい。そ
自宅から数足持参する社員も(笑) 。
んな思いから、身なりを整えること
スニーカーやブーツの他、ムートン
が主な目的です。外勤社員の利用を
やスエード生地の靴も OK です。
中心とした運用を想定しています。
施策概要
始まり
あなたのための一冊
読書で視野をより広く
誕生日を迎える社員に、会社から本
ベンチャースピリットを大切にする ベン
をプレゼントする制度です。該当社
当社。社員には本を読むことで視野 当社
員が事前に記入したアンケートをも
と知識を広げ、既存事業の改善や新 と知
とに、その人におすすめの本をプロ
規事業に繋がるアイデアを生み出し 規事
のブックコーディネーターが選書し
てほしいと考えています。そのため てほ
ています。本は、役員がホストを務
のヒントは、普段手にしない本の中 のヒ
めるバースデーランチの席で手渡さ
にも存在するという考えのもと2016 にも
れています。
年4月にスタートしました。 年4
効果
仕事の意欲も磨かれる 初めて対面したお客様から「清潔感 あるね」と嬉しい声を掛けられたこ とも。ピカピカに磨かれた靴は、見 ているだけでテンションが上がりま す。仕事へのモチベーションにも繋 執行役員 サービス本部 部長
三島映拓さん 一足を15分かけて丁寧に磨く。足の悩みの相談にも 応じてくれるという。
33
がり、一人ひとりが高い意欲で仕事 と向き合っています。次の一歩を踏 み出せる施策になりました。
効果
業務への還元を期待
こだわりポイント
社内活性化にも一役
本が贈られることへの喜びと期待は 大きく、どの社員にも好評です。贈
誰にどんな本が贈られたのかは、毎
られた本の中の新たな知識との出会
回社内の関心ごとです。そこで、社
いで、刺激になったという声も。今
内報にて、贈られた本をサマリー付 きで毎月紹介しています。また、休 憩スペースの一画にあるライブラ リーコーナーにも同じ本を並べ、誰 もが自由に手に取れる環境をつくっ
後は、社員一人ひとりが本に込めら
広報
れた意図を汲み取り、読後の自身の
兼田里佳子さん
業務にフィードバックしていくこと を期待しています。
ています。
32
35
ページレイアウト IT×Radio 芸 人 の 方 に と っ て も ラ ジ オ は 強
昔懐かしいラジオ。
の 時 そ 代 ん に な も ラ う ジ 一 オ の 度 魅 復 力 は 活 や 、 さ 役 ユ せ 割 ー ザ プ た を ー ロ い 今
ラ ジ オ 放 送 の 出 演 だ け で し た 。 し
初 、 彼 女 の プ ロ モ ー シ ョ ン は F M
テ ィ ス ト な ん で す よ 。 デ ビ ュ ー 当
で 終 了 し て い た ん で す 。 し か し 、
や 権 利 関 係 の 問 題 か ら 1 年 足 ら ず
が 、 時 期 が 早 す ぎ た こ と と 、 広 告
う な 取 り 組 み を 行 っ て い た の で す
当 時 も 、 ス ト リ ー ミ ン グ 配 信 の よ
ト 黎 明 期 か ら 思 い 描 い て い ま し た 。
の 構 想 自 体 は '95 年 の イ ン タ ー ネ ッ
リ ー ス し ま し た 。 た だ 、 実 は
と が で き る サ ー ビ ス で 、 '10 年 に リ
ジ オ を イ ン タ ー ネ ッ ト 上 で 聴 く こ
が 今 い る エ リ ア で 放 送 し て い る ラ
い て い ま す 。
プ レ ミ ア ム 会 員 に 加 入 し て い た だ
果 的 に 、 現 在 は 33 万 人 以 上 の 方 に
え て 進 め て き ま し た 。 そ う し て 結
技 術 の 前 に 〝 ど う あ る べ き か 〟 を 考
ら に 他 な り ま せ ん 。 ど ん な 時 も 、
体 の 理 想 図 を 綿 密 に 描 い て い た か
明 確 に 持 ち 、 メ デ ィ ア と し て の 全
初 か ら 先 々 を 見 通 し た ビ ジ ョ ン を
焦 ら ず に や っ て こ ら れ た の は 、 当
と か も し れ ま せ ん 。 マ ネ タ イ ズ を
IT 業 界 の 通 説 で 考 え れ ば 異 例 な こ
員 の 月 額 料 金 ︵ 3 5 0 円 ︶ の み で す 。
一 切 入 れ ず 、 収 益 は プ レ ミ ア ム 会
数 約 1 2 0 0 万 人 で す が 、 広 告 は
2 0 0 0 万 、 月 間 ユ ニ ー ク ユ ー ザ ー
今 、 ア プ リ の 累 計 ダ ウ ン ロ ー ド 数
る の で は な い か と い う 懸 念 も あ っ
と で 、 リ ア ル タ イ ム で 聴 く 人 が 減
す 。 タ イ ム フ リ ー 聴 取 が 始 ま る こ
を 後 か ら 聴 く こ と が で き る 機 能 で
過 去 一 1 方 週 、 ﹁ 間 タ 以 イ 内 ム に 放 フ 送 リ さ ー れ 聴 た 取 番 ﹂ 組 は 、
う こ と へ の 一 歩 だ と 思 っ て い ま す 。
が 、 ラ ジ オ の 面 白 さ を 感 じ て も ら
に よ っ て 存 在 を 知 っ て も ら う こ と
狙 い と し て い ま す 。 ま ず は シ ェ ア
ら 新 た な リ ス ナ ー を 増 や す こ と を
を 聴 く こ と が で き る の で 、 そ こ か
し た U R L か ら は す ぐ に ラ ジ オ
で シ ェ ア で き る 機 能 で す 。 シ ェ ア
音 楽 な ど 指 定 し た 箇 所 を S N S
ジ オ は 、 面 白 い と 思 っ た ト ー ク や
思 い ま す 。 で も 、 だ か ら こ そ 、 ラ ジ
を 知 若 ら い ず 世 に 代 育 に っ は た 、 人 お た そ ち ら も く 多 ラ い ジ と オ
た の で す が 、 今 の と こ ろ そ こ へ の
http://radiko.jp/ より視聴可能。
度 盛 り 上 げ て い き た い で す ね 。
い メ デ ィ ア と し て ラ ジ オ を も う 一
テ ク ノ ロ ジ ー を 掛 け 合 わ せ 、 新 し
い ま す 。 ア ナ ロ グ な 良 さ と 最 新 の
え て も ら え る 可 能 性 も 強 く 感 じ て
オ を 全 く 新 し い メ デ ィ ア と し て 捉
ジ ェ ク ト で す 。
と 思 い 、 始 動 し た の が
な っ て く る と 思 っ て い ま す 。
し て 聴 け る よ う な 仕 組 み も 必 要 に
構 想 か ら 15 年 越 し の 実 現
因 だ っ た と 思 い ま す 。
な か っ た 〟 こ と が 1 つ の 成 功 は 要
の が シ ェ ア ラ ジ オ で す 。 シ ェ ア ラ
な る コ ー ナ ー だ け を ピ ッ ク ア ッ プ
要 性 を 感 じ 、 若 者 に 向 け て 始 め た
ン を ス マ ホ 上 に 表 示 し た り 、 気 に
若 い 世 代 の 人 は 知 ら な い か も し
い う こ と が た く さ ん あ り ま し た 。
度 や 楽 曲 が 広 く 知 れ 渡 っ て い く と
ジ オ そ に う よ い っ っ て た ア 関 ー 係 テ 性 ィ か ス ら ト 、 の 昔 知 は 名 ラ
が あ っ た の で す 。
や 芸 人 を 育 て る と い う 大 き な 役 割
か つ て ラ ジ オ に は 、 ア ー テ ィ ス ト
ト ー ク 力 を 磨 い て い け る の で す 。
が 、 ま だ ま は だ 〝 道 マ 半 ネ ば タ で イ は ズ あ を り 急 ま が す
マ ネ タ イ ズ よ り も ビ ジ ョ ン
デ ィ ア 環 境 を 占 め て い ま す 。 ラ ジ
S N S が 生 活 の な か の 大 き な メ
オ も そ の 領 域 に 入 り 込 ん で い く 必
一 目 で わ か る 見 出 し や キ ャ プ シ ョ
オ で も 、 今 何 を 話 し て い る の か が
真 逆 の 風 潮 で す ︵ 笑 ︶ 。 今 後 は ラ ジ
か ら 、 出 演 者 は 必 死 に 勉 強 し て 、
ン が 多 く い る の で す 。
テ ィ へ の 愛 着 も 強 く 、 根 強 い フ ァ
そ ん な 存 在 。 だ か ら 、 パ ー ソ ナ リ
い つ で も そ こ に い て く れ る よ う な 、
ム で 終 わ る の で は な く 、 お 互 い が
の 絆 が 生 ま れ ま す 。 一 過 性 の ブ ー
生 ま れ 、 リ ス ナ ー と の 間 に は 独 特
に は す ぐ に バ レ て し ま い ま す 。 だ
ブ 力 や 引 き 出 し が な い と リ ス ナ ー
程 度 に し か 決 め な い の で 、 ア ド リ
﹁ 今 日 の ト ピ ッ ク は こ う い う 感 じ ﹂
を 書 く な ど と い う こ と は し ま せ ん 。
ビ の よ う に 構 成 作 家 が 綿 密 な 台 本
い 味 方 で し た 。 ラ ジ オ で は 、 テ レ
関西大学 社会学部 メディア専攻 教授 三浦文夫 ’57年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学 経済学部卒業後、電通に入社。 ’95年日本 初のインターネットライブ中継を手がけ、 そ の 後 radiko を 考案。’12年関西大学 の 教授に就任、(株 )radiko フェロー、(株 ) ス ペースシャワーネットワーク社外取締役、 元一般社団法人日本民間放送連盟ラジオ メディア再価値化研究グループ座長。
TBSラジオ
『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』の収録 風景。
た な 機 能 を 追 加 し ま し た 。 今 は 、 声 情 報 を 楽 し む 本 来 の ラ ジ オ と は 、
オ ﹂ 昨 と 年 ﹁ タ 10 イ 月 ム か フ ら リ は 、 ー ﹁ 聴 シ 取 ェ ﹂ ア の ラ 新 ジ
さ れ て し ま い ま す 。 じ っ く り と 音
未 満 、 動 画 な ら た っ た 30 秒 で 判 断
時 代 に 合 っ た 聴 き 方 を
時 間 は と て も 短 く 、 画 像 な ら 1 秒
の 場 所 で の ユ ー ザ ー の セ ッ シ ョ ン
続 さ せ て い き た い
は 目 指 し て い ま す 。
的 な 独 特 の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム を
重 視 さ れ る 時 代 で す 。 し か も 、 そ
か ら 見 て も 、 今 や は 動 視 画 覚 の 的 盛 な り 情 上 報 が が り
そ ん な 日 本
ス マ ホ が 広 が り だ し た タ イ ミ ン グ
れ ま せ ん が 、 実 は 宇 多 田 ヒ カ ル さ
radiko
で 、 '05 年 に プ ロ ジ ェ ク ト を 再 始 動
ん は 、 ラ ジ オ か ら ヒ ッ ト し た ア ー
radiko
影 響 は な く 、 全 体 の ユ ー ザ ー 数 は
か し 、 そ こ か ら 音 楽 関 係 者 や フ ァ
radiko
着 実 に 伸 び て い ま す 。
ン の あ い だ で 話 題 と な り 、 C D
radiko
本 人 日 が 本 昔 の か 美 ら し 大 い 切 里 に 山 し の て よ き う た に ラ 、 ジ 日
シ ョ ッ プ で も 強 く レ コ メ ン ド す る
radiko
さ せ 、 今 回 は サ ー ビ ス の リ リ ー ス
よ う に な り 、 大 ヒ ッ ト を 遂 げ て 今
radiko
ま で た ど り 着 け た と い う わ け で す 。
の 彼 女 の 活 躍 に 至 り ま す 。
|
オ と い う 風 景 を 、 乱 す こ と な く 持
新 ・ ラ ジ オ 時 代 の 幕 開 け
ラジオ時代復活へのプロローグ
新たなメディアとしての 確立を目指して。
取材・執筆・デザイン / 高田将吾 撮影 / 平野哲郎
最近、ひそかにブームとして広がりつつあるラジオ。その後ろ盾となっているのが、 「シェアラジオ」や「タイムフリー聴取」で昨年話題にもなったネットラジオ聴取サービス『radiko』だ。 radiko 発案者である三浦文夫さんに、IT ×ラジオの今後を伺う。 か で 、 そ こ に イ ン タ ラ ク シ ョ ン が
じ っ く り と 関 係 を 構 築 し て い く な
い に ラ も ジ 似 オ て を い 聴 る く か こ も と し は れ 、 人 ま 付 せ き ん 合 。
人 を 育 て る と い う 役 割
な い も の に な っ て い た で し ょ う 。
な け れ ば 、 僕 の 人 生 は も っ と つ ま ら
て も 豊 か に な り ま し た 。 ラ ジ オ が
に 音 楽 に は 深 く ハ マ っ て 、 人 生 が と
で 多 く の も の に 出 会 い ま し た 。 特
あ る ん で す 。 僕 は ラ ジ オ の お か げ
見 せ て く れ る と い う 大 き な 魅 力 が
が る 場 で あ り 、 知 ら な か っ た も の を
こ そ 、 ラ ジ オ は 自 分 だ け の 世 界 が 広
シ ー が 要 求 さ れ ま す 。 で も 、 だ か ら
の で ラ 、 ジ リ オ ス ナ は ー 音 に 声 は だ 想 け 像 の 力 メ や デ リ ィ テ ア ラ な
が か か り ま す 。
た ど り 着 く の に は ど う し て も 時 間
と こ と ん ハ マ る ん で す が 、 そ こ へ
ん で す よ ね 。 だ か ら 、 ハ マ る 人 は
い な い と 成 り 立 た な い メ デ ィ ア な
見 え て く る
¦
い つ も 寄 り 添 っ て
続 け て 、 じ わ り じ わ り と 面 白 さ が
日 、 毎 週 、 長 い 時 間 じ っ く り 聴 き
ぐ に 効 果 が あ る わ け で は な く 、 毎
の よ う な も の な ん で す 。 飲 ん で す
僕 が 思 う に 、 ラ ジ オ っ て 、 〝 漢 方 薬 〟
と 聞 か れ る こ と が よ く あ り ま す 。
﹁ ラ ジ オ の 魅 力 っ て な ん で す か ? ﹂
漢ラ 方ジ 薬オ のは よ う な も の
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39
お金の“集め方”や“使いどころ”を自然と学んできたのだろう。そ してこの育て方は、後に彼女にお金を“生み出す”ことも教えること になる。 「大学進学の時も、大学へ通う明確な目的を両親に説明できなかっ たため、学費は自分で払っていました。奨学金を活用しながら、アル バイトをしたり、学生団体を作ったり、モデル事務所に入って活動 をしたり…厳しい両親でしたが、今となっては、そうやってお金の ありがたみを教えてくれ、多くの経験をさせてくれたことに感謝し ています」 両親の影響で起業を志した彼女だが、両親は娘が経営者になるこ とには反対していたという。 「自分たちが大変な思いをしてきた分、娘の私には普通の OL になっ て、いずれは結婚してほしいと思っていたようです。でも私は、一度 きりの人生だからどうしても勝負したい。勝負するなら、東京だ!と、 座右の銘から、それぞれの仕事のスタイルを探る本企画。 なるべくして、経営者になった。そう思わずにはいられ ない、株式会社プリンシパル・七尾エレナのルーツ。そ の一部を、今ここでつまびらかにしていく。
上京を決意しました。 『それなら自分のお金で行きなさい』と言われ、 一切の支援もないまま、両親の反対を押し切って東京へ出てきまし た」 そんな上京から1年半が経つ頃、彼女に大きなチャンスが訪れる。 堀江氏が、自分が出資する会社を任せられる人物を探している、と
「座右の銘は、為せば成る。たとえ自信がなかったとして
いう情報を聞きつけたのだ。
も、 『とりあえずやってみよう』という気持ちを大切にし
「またとない機会だと思いました。いつかは起業したいと思いつつも、
ています。挑戦ができる人は、失敗を糧にして乗り越え
当時はお金もなかったので、雇われ社長として固定給をいただきな
ていけると思っていますから」
がら経営を経験できることも魅力的に感じました。知らない世界に
そう話すのは、株式会社プリンシパル 代表取締役・
足を踏み入れることへ不安と期待を抱きながらも、自分の直感に従
七尾エレナ(27)。大学卒業を機に北海道から上京し、大
おうと決めました。まだ自分が任せてもらえるとも決まっていない
手リサーチ会社の株式会社マクロミルを経て、2014年に
のに、背水の陣のつもりで会社を辞め、踏み出したんです。堀江さん
堀江貴文氏の出資のもと、株式会社部活動を設立。退任
は、私のその意気込みを買ってくださったように思います」
後の2015年に立ち上げた株式会社プリンシパルでは現在、
そうして見事チャンスを掴み、経営者の任に就くことはできたが、
女性特化型のマーケティング事業を行っている。
経営は思うようにいかず、資金は1年で底をついてしまう。ところが、
謙虚な語り口とは裏腹に、強い挑戦心がうかがえる彼
そこで立ち止まらないのが彼女だ。株式会社プリンシパルを立ち上げ、
女。今の生き方に至るまでに、一体どんなストーリーが
かねてから目標としていた自分で起業するという夢を実現させたの
あったのだろう。
だ。しかしここでも、最初は大きな苦労を経験する。
「実は、両親が共に経営者なんです。幼い頃から、2人の
「設立当初は仕事が取れず、全く利益を出せずにいた時期もありま
仕事の会話を “お店屋さんごっこ”のような感覚で聞いて
した。その間に、クライアントとのトラブルに見舞われ、多額の負債
いました。そして、子どもながらに、自分で意思決定ので
を背負ってしまって…。途方に暮れ、気づけば母に電話していました。
きる経営者という働き方を面白そうだなと感じ、いつし
そしてその翌日、口座に入金があったのです。振込人は、母。銀行の
か私も起業したいと思うようになっていったんです」
前で、泣きながら電話でお礼を言いました。どんなに反対していても、
経営を間近で感じながら育った彼女だが、両親が経営
本当に困った時には手を差し伸べてくれる両親の尊さを痛感しまし
者であるが故、一風変わった育て方をされたという。
た」
「2人ともお金には相当シビアで、意味のないことには、
ピンチを乗り越え、今は事業も軌道に乗り、市場調査に加えて、商
1円たりとも出してはくれませんでした。ほしい物をね
品開発からプロモーションまでを一括して請け負うことも多い。母
だると、お絵かき帳を渡されるんです。 『私たちが買って あげたいと思えるように説得してね』って。経営でいう 事業計画書ですよね。毎回、なぜほしいのか、何に役立つ のかを書いて両親にプレゼンしていました。 『友だちは
の助けがあってこその今だともいえるが、経営者の先輩として普段 から両親に相談をすることはあるのだろうか? 「相談は一切しません。絶対にケンカになるので ( 笑 )。私は、私。こ れからも“為せば成る”精神で、自分の起業スタイルを築いていきた
すぐに買ってもらえるのに、なぜ私だけこんなことを?』
いと思っています」
と、当時は不満でしたね ( 笑 )。でも、きちんと説得できれ
「親から経営について教わったことって、特にないんですよね」と笑っ
ば、そのためのお金は惜しまずに出してくれます。実際、
て話す彼女だが、そのビジネス感覚はたしかに両親から受け継がれ
私がバレリーナを目指して15年間打ち込んだクラシック
たものだろう。
バレエには、巨額のお金を“投資” してくれました」
為せば成る。大輪の笑顔の奥には、一本の固い意志が光って見える。 取材・執筆 / 香川妙美 撮影 / 平野哲郎 デザイン / 高田将吾
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36
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11 社内用の個室の会議室は全 部 で 18 室。 多 彩 な ミ ー ティングスペースに創造力 が刺激される。 12 通称「ファミレス席」とも 呼ばれているボックス席ス ペース。予約不要で気軽に 利用できる。 13 1対1での MTG なら「1 on 1」で。1人ひとりと 密な交流を図るアカツキの 文化が感じられる一室。 14 階段状の 「シアター」 エリア。 大きなプロジェクタースク リーンを活用し、20,30 人 での MTG が可能。
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来訪者用の会議室は全部で 13 室。それぞれの部屋の壁 は、10 色のロゴにちなんだ 鮮やかな色で塗られている。
9
各部屋には、草花の名前や 「縁」 「結」「一会」などの 良縁をイメージさせる会議 室名がついている。
10 すべての会議室に PC 画面 などを映し出せるモニター と大きなホワイトボードを 設置。
13
12
ばかり…。タレントとして宇宙飛行士を目指すなんて無理だろうと諦めか けていました。そんな時、取材でお会いした山崎さんから励ましの言葉を いただいたんです。 「これからの時代は、黒田さんのように“伝える”仕事をしている人が宇宙 飛行士になることで、たくさんの方へ宇宙の魅力を知ってもらうきっかけ になると思います。宇宙飛行士とは単独ではなく、チームで活動するもの。 チームに欠けている能力を、その都度探しているんです」 その言葉に背中を押され、 「私も宇宙飛行士を目指していいんだ」と思え るようになりました。そして、 “タレントとして宇宙の魅力を幅広く伝える” ことを“実務経験”に掲げ、宇宙飛行士を本格的に目指す決意をしました。
宇宙飛行士として何を“伝える” か? 理系少女として育った過去
晴れて宇宙飛行士の候補者に選ばれ、宇宙行きが実現したら、宇宙の素 敵な部分をたくさん伝えていきたいのはもちろん、一方で、宇宙生活のな
宇宙に興味を持つきっかけになったのは、幼稚園の時に観た『セーラームー
かで不便なことや大変なことをリアルに伝えていくことも大事だと思って
ン』でした。 「マーキュリー」や「マーズ」などのキャラクター名から太陽系
います。いくら写真や映像で宇宙を体感できたように感じても、実際に行っ
に興味を持ち、図鑑を見てその大きさや美しさに圧倒されました。
てみて初めて見えるものって、たくさんあると思います。宇宙を肌で感じ
宇宙飛行士になりたいと思い始めたのは、中学2年生の時。科学に関する
た時に、私は一体何を思うのか…。想像を超えた世界を、自分の目で見て、
作文コンクールで最優秀賞をいただき、その副賞で NASA を訪れた経験か
自分の言葉で伝えていきたいです。
ら「宇宙へ行きたい」という思いが強くなりました。大学では宇宙のことを
宇宙に行けたら、特に見てみたいものがあります。それは、月から、地球
学ぶために不可欠である物理学を専攻する一方、タレント活動も始めまし
と太陽が一直線上に並んだ“地球版日食”を見ることです。月から地球の方
た。そのお仕事も本当に楽しく、さまざまな経験をさせていただきましたが、
向を見ると、太陽が地球で隠れて、地球の周りに太陽の赤いリングが見え
やはり宇宙への興味がなくなることはありませんでした。2008年、JAXA
るそうなんです。この景色はまだ一度も撮影されたことがないため想像す
の宇宙飛行士の募集があったのですが、応募資格に“3年以上の専門分野に
ることしかできないのですが、その幻想的な景色を自分の目で見てみたい
おける実務経験”とあり、まだ(当時学生のため)資格を満たしていなかっ たにも関わらず、気持ちだけでも伝えたいと思い応募したこともありました。
ですね。
また、タレントとしても NHK の物理番組の MC など、宇宙好きというバッ
宇宙のバトンを繋ぐ存在に
クボーンを活かした仕事が増え、いつも宇宙とはどこかで繋がっていました。
宇宙は、やはりどこか遠い存在に思われがちです。宇宙飛行士を目指す
宇宙飛行士は“準備期間”も仕事?
タレントとしての活動でも、宇宙行きが実現して地球に帰ってきた後も、 さまざまな形で宇宙の魅力を発信していきたいです。
JAXA 宇宙飛行士の募集は、10年に1度程度しか行われていません。これ
これまでは、宇宙に関連する話題を扱う番組や雑誌などのメディア出演
までの頻度を踏まえると次は2018年頃だとも予想できますが、本当に実施
を通して、宇宙のことをお話してきました。それと並行して、より多くの方
されるかどうかはわかりません。応募には3年以上の専門分野における“実
に宇宙に興味を持っていただくために、今後は自分自身でも企画を立ち上
務経験”が必要で、国家公務員に似た試験が実施されます。ただ、宇宙飛行
げ、新たな切り口で宇宙を紹介する取り組みも考えています。たとえば、直
士に “適した人” というのは実は明確には決まっていないんです。学力テスト、
近では、 “宇宙を題材にした楽曲” をリリースするというクラウドファンディ
英語の語学テスト、一般教養、健康面や体力面の検査、コミュニケーション
ングを実施しました。音楽という身近なものと組み合わせて、新たな方に
能力などあらゆる分野でバランスの良い適正を求められます。何か1つが
宇宙のことを考えてもらいたいというチャレンジです。また、宇宙開発に
優れていても、他が欠落していればアウトという、セレクトアウトと呼ば
おいて生まれた技術を日常生活に活かす企画を行ったり、若い方向けの講
れる方法で“適さない人”を除外していくそうです。
演や私が宇宙に行くきっかけになった作文コンクールを自ら実施したり̶
試験を通過して候補者になれたとしても、必ず宇宙へ行けるとは限りま
さまざまなアイデアを今描いています。このような活動を積極的に行って
せん。まずは具体的な宇宙におけるミッションにアサインされる必要があり、
いくために会社も設立しました。宇宙に関する企画アイデアがある企業の
アサイン後は訓練を重ね、ミッション実施の時期が言い渡されるのを待た
方がいらしたら、ぜひご一報頂きたいですね。
なければなりません。実際、宇宙飛行士の山崎直子さんも28才で候補者に
何十年か経った後、 “黒田おばあちゃんが頑張ったから、今、皆が宇宙に
選ばれてから、宇宙へ行くまでには11年かかっています。いつ行けるのか
行けるようになったんだよ” と言われる未来をつくっていけたら嬉しいです。
わからないなか、可能性を信じて訓練を続けていく----------- ある意味、待つこ
取材・執筆 / 高橋優紀 撮影 / 小林健太 デザイン / 高田将吾
との方が長い職業とも言えるかもしません。さらに、山崎さんの場合、訓練 中に妊娠が発覚し、出産前後に訓練ができなくなることから “身体的不適合” と通達されたというお話も聞きました。とてもショッキングな言葉ですよ ね。でも、それを乗り越え、宇宙飛行士として活躍された山崎さんを本当に 尊敬しています。
タレントとして宇宙飛行士を目指す決断 今お話したように、宇宙飛行士への道のりはとても長く、しかも過去に 候補者に選ばれた人は、医者や科学者やパイロットなどといった職種の方
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くろ だ あ りさ
黒田 有彩 宇宙飛行士を目指すタレント。1987年生。お茶の 水女子大学 理学部 物理学科卒。 NHK E テレ『高校講座 物理基礎』MC、読売テレ ビ『ハッカテン』ゲスト、 『宇宙女子』 (2015年、集英 社インターナショナル)共著など、宇宙・教育・研 究分野のメディアを中心に活動中。 グラスタ web でも掲載中 !! http://www.grandstyle-web.com/pick-up/nextgeneration_kuroda/
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GrandStyle web_PC_UI
(2016.12月時点 )
http://www.grandstyle-web.com/
カテゴリ
web マガジン
期間
2016.4 ∼
メンバー数 3 名 担当
UI デザイン バナーデザイン
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Grandstyle_web_ スマホ _UI (2016.12月時点 )
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GrandStyle 配布用バッグ
カテゴリ
プロダクト
期間
2015.5
メンバー数 1 名 担当
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デザイン
GrandStyle 取材時用カード
カテゴリ
プロダクト
期間
2015.6
メンバー数 1名 担当
デザイン
41
デザイン × テクノロジー
=IoT鬼ごっこ『PetaPeta』
日本人なら、" おにごっこ " 英語なら "Tag" と誰 もが遊ぶことができる遊びに、ゲーム性と最新テ クノロジーを組み合わせ、大人も夢中になれる ゲームとしてリデザインを行った。 実際に、街をゲームフィールドとして遊ぶために 様々なジャンルのイベントとして開催が可能に なっている。 2016 年10 月には静岡県下田市で、防災×ゲー ムという名目で本ゲームを開催した。
カテゴリ
スマートフォンアプリ
期間
2015.10 ∼
メンバー数 8 名 担当
ロゴ・グラフィック UI デザイン ゲームデザイン
42
(株) リクルート主催 Mashup Award 2015 IoT 部門賞 受賞
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コンセプト
おにごっこ
ゲーム・アプリ
テクノロジー
おにごっこをベースに選んだ理由 老若男女だれもがルールをしっていて、特別な技術を必要としないゲーム。 また、海外でも Tag として親しまれグローバルな遊びであることからど んな人とでも遊ぶことができるゲームであるため。
デザイン いかにゲームを楽しく演出するかを意識してデザインを行った。また UI では、色をメインの要素とすることで、ゲーム中にさっと見ただけでも認 識できるように努めた。
テクノロジー Blue tooth や GPS をスマートフォンとハードウェアを組み合わせて実 装。また、オープンデータである地図データを活用することで、ゲームを スマホ上で実現させた。
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ロゴタイプ
カラーコード
C : 10%
C : 74%
C : 0%
M: 70%
M: 9%
M: 0%
Y : 80%
Y : 86%
Y : 0%
K : 0%
K : 0%
K : 90%
カテゴリ
ロゴデザイン
期間
2015.10
メンバー数 1 名
45
アプリ UI_iPhone android
カテゴリ
UI デザイン
期間
2015.10 ∼
メンバー数 3 名
46
47
ランディングページ http://petapeta.info/
カテゴリ
web デザイン
期間
2015.11
メンバー数 3 名 担当
48
デザイン / イラスト
プロモーションビデオ
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下田 遊ぼう祭 _ ロゴ
「PetaPeta」の展開先として遊び×防災をテーマに開催したイベント。 「自分の身は遊んで守れ !」をコンセプトに、静岡県下田市をフィールド として、下田市民や観光客への防災知識を身につけてもらうことが目的で ある。明治大学、千葉大学、國學院大学などと共同で開催。 PetaPeta は、ミッション機能を追加し、ミッション開始時=災害発生 時と見立て、ゲームプレイを通じて災害時の自分の行動を体験し振り返っ てもらうような仕組みを取り入れた。 参加者からは「自分がこんなにも走れないものとは思わなかった」などの 声を聞くことが出来た。参加者の行動軌跡から市民の災害時の行動予測を 取ることが可能。そこを利点とし、petapeta 並びに遊ぼう祭を市の防災 計画へ導入するよう下田市議会議員の方達と話し合いを進めている。
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下田 遊ぼう祭 _ 当日の様子
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デザイン × 地方創生
= 南アルプス活性プロジェクト
山梨県南アルプス市で子供たちの外遊びを推進す る活動を行う (株) キッズバンビッドと共に、地方 創生プロジェクトを行っている。 活動の主軸はお米の田植え体験と、 収穫体験。 シー ズン時には東京から多くの家族を南アルプス市へ 誘致し、子供向けの食育体験を行う。私はイベン トに際して必要となるクリエイティブや、お米の パッケージデザインを担当した。
カテゴリ
地方創生プロジェクト
期間
2016.2 ∼
メンバー数 8 名 ( デザイナー 1 名 ) 担当
52
デザイン全般
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イベント告知ポスター
カテゴリ
グラフィックデザイン
期間
2016.5
メンバー数 1 名
54
田植えイベント _ 当日の様子
55
ロゴデザイン
カテゴリ
ロゴデザイン
期間
2016.3
メンバー数 1 名
56
57
デザイン × 想い
= 撮影サービス Giftpic
「自分は祖父や祖母との写真を残すことが出来な かった。その後悔を他の人にして欲しくない。 」 というサービス発案者の想いを受けて、制作した web サービス。 カメラマンが依頼者のもとへ出向き、家族写真を 撮影する。写真ではなく、一緒に写真を撮るとい う体験を依頼者とその祖父母へ提供する。 今後は、祖父母と孫に限らず、家族写真や卒業写 真など、撮影機会を増やしサービスを展開してい く予定である。( 現在サービス改修中 ) カテゴリ
web サービス
期間
2016.2 ∼ 2016.12
メンバー数 3 名 担当
デザイン サイト制作 コンセプト整理
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59
ロゴタイプ
ロゴマーク
キーカラー
C : 0% M: 78% Y : 54% K : 0%
カテゴリ
ロゴデザイン
期間
2016.2
メンバー数 1 名
60
web ページ (2016.12 月時点 )
カテゴリ
web デザイン
期間
2016.5
メンバー数 1 名
61
撮影写真
62
63
デザイン × 自己表現
= Identity LOGO
「高田」という苗字を起点に作成。 漢字に加え、日本とが好きという気持ちを込めて 日本国旗、さらに唯一のデザイナーになりたいと いう想いから数字の「1」を掛け合わせて制作。 また、ロゴを使用して、名刺・便箋・封筒も作成。 それぞれ、ロゴのキーカラーである赤と掛け合わ せて白さが際立つような紙を選択した。
カテゴリ
グラフィックデザイン
期間
2014.4 ∼
メンバー数 1 名
64
ロゴデザイン
カテゴリ
ロゴデザイン
期間
2014.5
メンバー数 1 名
65
デザイン × 食育
= FoodCube
「日本食」というテーマ課題に対し、私は給食に 注目した。小学生の算数を学ぶ積み木をヒントに、 栄養バランスの理解促進を目的として作成した。 使用イメージは、給食後にメニューに入っていた 食材をプレートに並べ、栄養素を確認できるよう にするものである。 デフォルメされたイラストなどを使わず、写真を 使用することで食材の理解を促すことに努めた。
カテゴリ
グラフィック・プロダクト
期間
2014.7 ∼
メンバー数 1 名 担当
アイデア構成 グラフィックデザイン ロゴデザイン
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69
ロゴデザイン
カテゴリ
ロゴデザイン
期間
2013.10
メンバー数 1 名
70
プロダクトデザイン
カテゴリ
プロダクトデザイン
期間
2013.10
メンバー数 1 名
71