PORTFOLIO 2021-2023 TAKERU SETOGUCHI

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PORTFOLIO

2021-2023

TAKERU SETOGUCHI


SECTION 1

SELECTED PROJECTS

海拓 建築孊生WS 2023 共同蚭蚈

秋吉浩気賞

菖蒲谷泰

戞谷祐登

新延摩耶

COLUMN 1

朚補家具

蚭蚈プロセスにおけるAI -建築電脳戊を䟋ずしお-

SECTION 2

建築電脳戊 -AI ず共闘か競闘か -

Anonymous Chair

孊倖コンペ 2

IFDA 囜際家具デザむンコンペティション2024

0

小屋 〜いざずいう時のための組立匏シェルタヌ COLUMN 2

3幎埌期

非䜜家的䜜家性

スケヌルのレッスン

SECTION 3

避難甚シェルタヌ 蚭蚈挔習

岩岡ナニット

共同蚭蚈

板垣倧翔

これからの Library

UNGABOOK掲茉

2 3

3幎前期

自分の通った小孊校の未来化プロゞェクト

元吉厇仁

COLUMN 3

アンビルトアヌキテクトずアヌキテクトビルダヌ

COLUMN 4

○○っぜい建築 -珟代建築家ずこれからの䜜家性に぀いお-

谷䞭の朚造長屋

2幎埌期

SECTION 4

0

無蓋掩䜓壕保存再生蚈画 私の䜏たう将来の䜏宅 蚭蚈補図Ⅲ

2

小孊校課題

2 2幎前期

2

私の䜏たう䜏宅 SECTION 5

‫؝‬؆؋‫ضץ‬،‫ؿؠ׌خؚؿؗ‬؇‫׹جؚ‬ 蚭蚈挔習

西田ナニット

かぐ⇔空間

瀬戞口

尊

Setoguchi Takeru

2002.01

千葉県印西垂生たれ

呌応

2020.03

八千代束陰高校卒業

蚭蚈補図Ⅰ

2021.04-

東京理科倧孊理工孊郚建築孊科

2023.01-03 石䞊玔也建築蚭蚈事務所アルバむト勀務 関心ワヌド  蚭蚈プロセス AI セルフビルド 䜜家性

SECTION 6

空間レポヌト 1幎埌期 おそず○○

䜏宅課題

< 間 > あわい COVER PICTURE

2

りォッチャヌ ( 写真課題 )

0 2 1


SECTION 1

海拓 建築孊生WS 2023 共同蚭蚈

秋吉浩気賞

菖蒲谷泰

戞谷祐登

新延摩耶

「極限環境ニ建築セペ」 20XX 幎、 極限環境だず思 われおいる土地に新しいフロンティアを開拓しなけれ ばいけなくなった。 このような課題文のみが䞎えられ AI を甚いお即日蚭蚈するずいうワヌクショップに参加 した。 珟圚䞻に䜿甚されおいる ChatGPT、 画像生 成 AI の Midjourney,StableDiffusion を甚いお極限環 境ずはどのようなものかずいうコンセプト立案から最終 成果物たで AI ずずもに思考した。 それず同時に、 AI が建築蚭蚈においおどの皋床介入するか、 䜕が埗 意で䜕が䞍埗意かも考えながらの蚭蚈だった。 今回 は、 珟圚も迫っおいる地球枩暖化ずそれに䌎う海面 䞊昇により東京の半分が浞氎しおしたった状態を極限 環境ず仮定しお、 完党に浞氎しおしたった海䞭の䞭 での生掻、 半分浞氎状態の、 海䞊での生掻に぀い おどのようにフロンティアを開拓するかを提案した。

Stable Diffusion により生成


EP01 郜垂の高枩化による海面䞊昇

EP00 極限環境ずは 前提条件である極限環境ずは䜕かを定矩づけるため、ChatGPT を甚いお量的なリサヌチを行い、課題に適しおいるであろう物をピックアッ

リサヌチの結果、気候倉動による気枩の䞊昇ずそれに䌎う郜垂の高枩

プし人間同士の議論を通じお遞定した。

化を「極限環境」ずした。

1

1 2023

2050

2075

2100 50 80

:

1

10 300

:

: 2023

1000

:

:

DNA

2020 2050

IPCC

30000

30

:

10 : 2023

7

CO2

:

pH

:

2050 CO2

pH

2075

IPCC 50

15 : 2050

10

1.5°C 2°C

:

pH

:

2030

2075

: :

: :

: :

: ,

:

:

2100 :

2050

2050

IPCCの予枬によるず、 2100幎たでに海 面は珟圚よりも玄 80センチメヌトル䞊昇 するず芋蟌たれおいたす。この堎合、䞖 界の沿岞郚に䜏む人口の玄 20玄14 億人が措氎や浞氎の圱響を受ける可 胜性がありたす。特に䜎地島囜や沿岞 郚では、居䜏䞍可胜な状態に陥った り、囜土が完党に氎没したりする恐れが ありたす 。たた、海面䞊昇によっお、海 岞線や河口の圢状が倉化し、河川や 湖沌などの内陞氎域にも圱響が及びた す。さらに、海面䞊昇は地球の気候シ ステムにも圱響を䞎え、気枩や降氎 量、颚向きなどの倉化を匕き起こす可 胜性がありたす

050 40°C :

pH

:

: :

: :

2040 : 2075

: :

5

3

:

5

:

2030

2075

2075

EP02「極限環境」により開拓される 3 ぀の生掻圏 珟圚匕き起こされる郜垂での高枩化や海面䞊昇は幎々加速するずされおおり、この珟象が 100 幎埌にも加速した結果、人類は暮らしの地を 海に求めるだろうずいう点に着目し人が陞から海ぞ䜏たいを広げおいく様子を蚭蚈した。


EP03-a 浞氎域

EP03-b 氎䞊

海面䞊昇によっお浅草呚蟺は浞氎する

海に浮かぶ建物は海䞊郚ず氎䞭郚に分かれる

それに適応しお通りの颚景は倉わっおいく

倖ず぀ながる海䞊郚には垂堎が存圚し賑わいの堎ずなる

珟圚の仲芋䞖通りは、䞀階郚分が浞氎し舟屋 のような建築に倉わり氎䞊マヌケットが開催 されるかもしれない。

A bustling floating market in the new sea-based city, japanese taste, shrine in the back of shops, with boats as shops and vibrant aquatic produce, lively, community-centered, vibrant, aquatic, bustling, cultural blend,

Negative prompt: asian taste, wide river Steps: 20, Sampler: DPM++ 2M Karras, CFG scale: 7, Seed: 1564075432, Size: 512x512, Model hash: 03b2d23370, Model: architectureExterior_v40Exterior, Denoising strength: 0.9, ControlNet 0: "Module: scribble_pidinet, Model: control_v11p_sd15_scribble [d4ba51ff], Weight: 1, Resize Mode: Crop and Resize, Low Vram: False, Processor Res: 512, Guidance Start: 0, Guidance End: 1, Pixel Perfect: False, Control Mode: Balanced", Version: v1.6.0 元画像 浅草仲芋䞖通り

EP03-c æ°Žäž­

高枩化によっお氎䞭ぞ移動した人々は締め切 られた環境で生掻を送る事になる

https://s.mj.run/Q_xFDvRGG_c exterior of underwater building, large scale, many rectangle window, in the deep underwater realm --c 10 --style raw --ar 16:9

interior of under water housing, designed by snohetta, dark atmosphere, low cost, poor, in extreme poverty, narrow space --c 10 --style raw --ar 16:9

※画像はすべお画像生成 AI(Stable Diffusion,Midjourney) を甚いお䜜成


COLUMN 1

蚭蚈プロセスにおけるAI -建築電脳戊を䟋ずしお-

2023 幎 10 月に行われた建築文化週間孊生ワヌクショップにお、「建築電脳戊〜AI ず共闘か競闘か〜」ずいう AI× 建築蚭 蚈をテヌマずしたコンペに参加した。このむベントは 2 日間あり、初日の前半に各 AI のレクチャヌ等があり、そこから日 目たでグルヌプで蚭蚈を行い、最埌に審査、講評ずいう構成だった。 昚今、AI は目たぐるしいスピヌドで進歩しおおり建築蚭蚈でも埐々に䜿われ始めおいる。しかしただ、方法論等は確立し おおらず建築孊䌚䞻催で行われたこのワヌクショップは今埌の AI ず建築蚭蚈がどのように関わっおいくのかを少しだけ芋る こずができるようなものだった。 䞎えられたテヌマは、「20XX 幎、極限環境だず思われおいる土地に新しいフロンティアを開拓しなければなくなりたした。 あなたはどんな堎所にどんな新しい空間や生掻を想像したすか。敷地や甚途、その堎所に䜏むこずになったストヌリヌたで 自由に構想しおください。」であった。抜象床が高く、フィクションではありながらも長い目で芋れば実際に起こりうる問題 で、AI の力を匕き出す秀逞なテヌマだったかもしれない。しかし、AI に極限環境におけるフロンティアに぀いおの問いを投 げかけるず、倚くが海底郜垂のような画像やストヌリヌを生成した。実際、䞀日目の終わりに䞭間講評があり、そこではほ ずんどのグルヌプが海底郜垂にた぀わる提案であり AI ずの付き合い方に぀いお指摘を受けた。初めお本栌的に AI を䜿う蚭 蚈だったずはいえ、人間が同じように考えおいたらこのようなこずは起こらなかったはずだ。ここで䞀぀、AI ずの共同蚭蚈 を行なっおいくうちに盲目的に AI に埓い蚭蚈を進めおしたうず提案が䞀元化しおいくような危険性が芋えた。結局、2 日目 の党䜓の講評でも、ほずんどが海底郜垂にた぀わるもので審査員の 1 人には「出来の悪い SF 映画を芋せられおいるようで苊 痛な時間だった」ずたで蚀われおしたっおいた。たた、倚くの提案が郜垂蚈画レベルの芏暡のものであり建築蚭蚈のコンペ にも関わらず、具䜓的な建築を蚭蚈したグルヌプはほずんどいなかった。䞀日匱ずいう短い時間の䞭での蚭蚈であれば、普 通家具レベルからタむニヌハりスぐらいの小芏暡な提案であるはずが、AI を甚いお蚭蚈するこずによりほずんどが郜垂レベ ルの話をしおいたのは面癜かった。これは AI によっお人間の胜力が拡匵したず取れる䞀方、具䜓的な提案は䜕もできおいな

図 2 ChatGPT が生成した課題文のむメヌゞ

かったため結果的には、AI に螊らされおしたっおいた。

具䜓的に、AI をどのように蚭蚈プロセスに入れ蟌んでいたのかを自分のグルヌプを䟋に説明しおいく。図 1たず、䞎え

講評では、蚭蚈プロセスにおける人間ず AI の埀埩運動を行い詊行錯誀しおいた点が評䟡され審査員賞をいただくこずができたが、

られたテヌマに察しおずにかく倚くの事䟋を出しおもらった。これは、人力で行うよりも圧倒的に早く、内容もある皋床信ぎょ

これは今回の AI コンペにおける評䟡で、他の建築コンペに提出できるほどの完成床ではなかった。具䜓的な反省点ずしお、AI の利

う性のあるものが倚かった。しかし ChatGPT が生成する情報は膚倧なデヌタが元になっおいるが参考文献を出すこずは珟状

点である画像生成を甚いおパヌスを出力したものの、内芳ず倖芳に敎合性がずれおいなかったり珟実的でない圢極端に薄い壁や床、

䞍可胜なので、裏付けを必芁ずするデヌタの収集にはあたり向いおいない。次に、集めたデヌタを元にグルヌプで議論を

䞊るこずのできない階段などを出力しおしたうこずがあげられる。これは AI の掻甚技術的な問題であり、盎したいずころをピン

しどのようなコンセプトで進めおいくかを話し合った。ここで、ChatGPT に課題文をそのたた䞞投げし画像生成させたもの

ポむントで盎すこずにかなり時間がかかっおしたう。぀たり、最終成果物ずしお AI が生成した画像を䜿うこずは効率的ではなくあ

図 2を螏み台ずしお、これを超えおいくこずを最䜎限の目暙ずした。コンセプトの決定に関しおは完党に人間偎で行い、

くたでむメヌゞを発展させおいく段階やパヌスのむメヌゞ皋床に䜿うのが適しおいる。

AI が提案しおきたいく぀かの極限環境のテヌマにストヌリヌを぀け提案ずしお説埗力があるようにした。ここで決たったコ

結論、蚭蚈プロセスの䞭で AI が入りうる段階ずしおは、リサヌチ、コンセプト案、ビゞュアルむメヌゞの倧量生成、パヌスの衚

ンセプトをもずに、画像生成 AI を甚いおずにかく倧量に画像生成を行い、自分たちのむメヌゞず合うように調敎しおいった

珟の参考、などがあげられる。メリットずしお、モデリングやレンダリングをしなくおも短時間で倧量にかなりクオリティの高い画

がここはなかなかうたくいかず、結局最終成果物も、完璧に自分が思い描いたものではなく AI で出力できた自分のむメヌゞ

像が生成できる。これは、蚭蚈で行き詰った時の䞀぀の打開策になるだろう。

に䞀番近い画像、ずいう劥協点的なものだった。グルヌプ内のむメヌゞ共有に関しおは AI で出力した画像よりも手曞きスケッ チの方が圧倒的にスムヌズであった。最終成果物ずしお、ある皋床自分たちのむメヌゞず合った画像ず、それををもずに人 力で図面化しおいく䜜業を行なった。珟状ここも AI には難しい䜜業ずなっおいる。

図 1 AI ず人間の協働による蚭蚈プロセス

今埌も、AI の動向を探るずずもに、どのように建築蚭蚈に生かせるかを考えおいきたい。


SECTION 2

Anonymous Chair IFDA 囜際家具デザむンコンペティション2024

生成 AI の出珟ずその急速な発達により、 仕事を AI に奪われるこずを恐れる人々が増え、 人間にしかで きないこずを探すようになった。 では、 逆に AI にし かできないこずは䜕だろうか。 それは、 䜜家性の䞍 圚䞋でもモノを無限に生成できるこずではないだろう か。 通垞、 モノには必ず䜜家がいるが、 AI が膚倧 なデヌタをもずに生成するものの背埌には、 無数の 䜜者がいるずも、 誰もいないずもいえる。 䟋えば、 これはだれも䜜っおいない、 あるいは無数 の人間によっお぀くられたずもいえる怅子である。

ChatGPT DALL-E により生成


COLUMN 2

非䜜家的䜜家性

このコンペでは、幎霢や所属に瞛りがなく䞖界のデザむンや建築の孊生から建築家、家具デザむナヌを盞手にするずなった時に個人的な技量で勝負するよりも、他の䜜家たちず 真逆の方向をいく他に勝ち筋がないず思いこのようなコンセプトにした。もずもず、建築家の䜜家性に぀いおの議論に興味があり建築家ずしお独立する際重芁なテヌマだず思っ おいた。おそらくスタヌアヌキテクトになるには独自の䜜家性を身に぀けた䞊で自分ず向き合い瀟䌚ず向き合いストむックに䜜品を発衚し続けなければならない。これたで日本 で力を持っおきたような䜜家的建築家は資本䞻矩ずの結び぀きが匷く、その名が倧きくなればなるほど建蚭費や蚭蚈料が増えおいきスタヌ街道を駆け䞊がるこずになる。そのよ うな建築家に憧れを持っお建築孊科に入孊した自分がこの先どのような道を蟿るべきかを考えた時に、非䜜家的にスタヌ街道を登っおいくこずができるのかの詊みの䞀぀ずしお 実隓的に匿名性を持った怅子をデザむンした。AI が持぀膚倧な「怅子」ず蚀う抂念を持぀画像から誰の手も加わっおいないような怅子を生成させた。 しかし、 「匿名性を持った怅子」ず蚀うテヌマを掲げおいながら最終的に遞んでいるのは自分ずいうゞレンマが生じおいる。今回は、限りなく自分の恣意性を排陀しほずんど AI に蚭蚈させたが果たしおこれがデザむンず蚀えるのかは疑問が残った。この画像から実物を䜜るずころたでやっおもそこで生たれる詊行錯誀をした時点で自分の恣意性が含たれ るこずになるが、それではいいものができるはずもなく、この詊行自䜓が砎綻しおいるものだず蚀うこずを孊んだだけであった。


SECTION 3

避難甚シェルタヌ 蚭蚈挔習

岩岡ナニット

共同蚭蚈

板垣倧翔

UNGABOOK掲茉

元吉厇仁

最䜎 2 人が寝泊たりできるこず、テント以䞊の プラむバシヌが保たれおいるこず、最䜎 1 ヶ月 は雚颚をしのげるこず、䞻な玠材は垂販される サブロク合板や金物など、組み立お解䜓匏ずし 軜トラックで運搬できるこずが条件ずしお䞎え られた避難甚シェルタヌを蚭蚈斜工した。初め お斜工たでやり、1/1 の建築を぀くるこずで蚭 蚈ず斜工のギャップやフィヌルドバックするこ ずに気づくこずができた。かなり瞛りが匷い条 件の䞭で、これたでになかったような圢を぀く るこずや、斜工手順たで含めた蚭蚈にかなり苊 戊したが、機胜䞀蟺倒である避難甚シェルタヌ に、埓来建築を蚭蚈するような、屋根や開口郚 のスタディを加えるこずによっお建築ずしおの 䜇たいを持った避難甚シェルタヌを提案できた。


1. 床面積の最小化ずプラむバシヌの確立

2. 屋根圢状の決定

平面図

455

255

455

400

1:20

断面図

1:20

255 506

304

110

220 440 215 225

835

150

235

266 300

285 123

400

186

1100

153 138

340

865

168 205 335

250

315

500

990 422 865 200

985

965

422 231

414

414 ラワンランバヌコア

21mm

ラワンランバヌコア

15mm

歩留たり図

積算衚


組み立おダむアグラム

組み立お解䜓の様子→


COLUMN 3

COLUMN 4

アンビルトアヌキテクトずアヌキテクトビルダヌ

○○っぜい建築 -珟代建築家ずこれからの䜜家性に぀いお-

これからの建築家に求められる圹割には、倧きく二぀の職胜があるず僕は考える。䞀぀は、これたで倚くの著名な建築家

孊幎が䞊がり蚭蚈課題の回数をこなしおいくずなんずなく「誰っぜい建築」ずいうものが芋えおくるず思う。実際僕も友人か

たちが行っおきたように、建築やドロヌむングで民衆に未来を瀺す圹割だ。これは、実際に建おられたかどうかはあたり関

ら指摘を受けるこずがあったり、逆にこの人っぜい建築だず感じる事があった。この「〇〇っぜい」ずいうものはどこから生た

係がないように思う。なぜなら、実際に建物が建おられるのは、建築家のほかにも、斜工者、構造蚭蚈者、倧工、職人など

れおくるのだろうか、そもそもなんなのか、ずいうこずにずおも興味があり改めお考えおみるこずにした。

の力もっず蚀えば瀟䌚情勢や政治の力も倧きいからだ。東京タワヌを蚭蚈したのは内藀倚仲ずいう建築家だが実際に建おら

この「〇〇っぜい」ずいう抂念は建築家の䞭でも「䜜家性」ずいう蚀葉で語られおおり、建築家界での批評蚀語の䞀぀ずしお

れた埌、フォヌカスがあおられたのは呜綱なしで 333m の鉄塔を䜜り䞊げた職人たちの方だ。いろいろな人が東京タワヌを「俺

議論されおいるこずも床々目にする。「䜜家性」にもさたざたな切り口がある。たずは、䜜品単䜓で芋た時にその䜜品に䜜家性が

が぀くったんだ」ず蚀っおいるらしい。僕はこの話がずおも奜きだ。ドロヌむングで未来を瀺すこずも建築家にしかできな

あるかどうか。これは孊生の蚭蚈課題ではあたり議論されないかもしれないが新建築などの雑誌では芋かける事がある。次に建

い圹割だずいえる。建築家は様々な知芋を掻かし、未来を構想しそこに寞法を䞎え構造を䞎えフィクションをノンフィクショ

築家や蚭蚈者をみたずきにその人に䜜家性があるかずいうこずだ。これは、芖芚的に建築のビゞュアルに珟れる堎合やその裏偎

ンに倉える。建築家が構想する未来に倚くの人が心を動かされ垌望を芋出しおきた。かくいう僕も、新囜立競技堎コンペの

にあるコンセプトや蚭蚈プロセスなど様々だろう。僕が述べた孊生間での〇〇っぜいずいう抂念は埌者にあたる。以降、前者䜜

ザハ案のパヌスを芋たこずがきっかけで建築を志した。これは、どの時代にも必芁な未来を芋るリヌダヌの圹割である。

品に芋られる〜を “点の䜜家性”、埌者建築家や蚭蚈者に芋られる〜を “線の䜜家性” ず勝手に名付けお考えおいきたい。以䞋、 䟋ずしお幟぀かの建築家を挙げおいくが、䟿宜䞊敬称略ずさせおいただく。

もう䞀぀、これからの日本は人口、経枈ずもに衰退しおいくずいわれおいる。それに察しお、䜏宅䟡栌は土地、建物ずも

・点の䜜家性

に䞊昇傟向にあるずいう。珟状、日本では空き家の件数が増え続けおいる䞀方、新築䜏宅の需芁も枛少傟向にはあるが数十

街を歩いおいるず無数の建物が建ち䞊んでいるが、なんずなく建築家が蚭蚈したであろう建物はぱっず芋で分かるような気が

䞇戞の芏暡を抱える垂堎であるこずは倉わらない。これらの問題に察しお解決できるのも建築家の力ではないだろうか。

する。それがここでいう “点の䜜家性” ずいうものなのかもしれない。それは、建築家ず呌ばれる人が持ち合わせおいる胜力の必

個人的な話だが、僕は䞡芪や芪戚、友人の䜏宅を蚭蚈するこずを人生の目暙の䞀぀ずしおいる。そのずきに、単なるハり

芁条件のようにも思えるディテヌルやプロポヌション、玠材の遞び方など、いわばビルディングずアヌキテクチャの違いを衚す

スメヌカヌの䜏宅ではない、それぞれを満足させるこずのできる䜏宅ずは䜕だろうかず考えおいる。建築孊科に入っおから、

もので䜜家性ず呌ぶかどうかは怪しいずころだが、ここではタむトルに則っお「建築っぜい建築」ず呌んでおこう。自分自身、

ハりスメヌカヌの䜏宅は画䞀的で面癜みがないずいう話はいやずいうほど目にしおきた。いわれおみれば、僕が生たれ育っ

点の䜜家性ずは䜕かをわかっお初めお建築家になれるのだず勝手に思っおいるが、これは明文化されおいない、いわば暗黙の知

た千葉ニュヌタりンも䟋倖ではなく、戞建お䜏宅地では倧手ハりスメヌカヌが土地を買いパッケヌゞ化された䜏宅が立ち䞊

の䜓系であるず思う。石䞊玔也や藀本壮介など䜜品同士に共通する䜜家性は特にないが぀぀の䜜品に匷烈に䜜家性が宿っお

んでる。確かにそれぞれの䜏宅には䞀芋個性がなく、アむデンティティずなっおいるのは駐車堎の車ず衚札くらいかもしれ

いるず感じられるのはこの点の䜜家性を極めたものなのではないかず思う。

ない。では、どうすればその家族のための䜏宅ずいうアむデンティティを持たせるこずができるだろうか。僕が思う䞀぀の

・線の䜜家性

方法は、䜏宅に手を加えるこずのできる䜙癜をもたせるこずだ。画䞀ず揶揄されるような䜏宅はむンテリアも゚クステリア

建築家の䞭にも䜜家性が匷い建築家ずそうでない建築家がいるように思える。ある建築を芋た時に、䞀目で誰が蚭蚈したのか

も「こういうもの」ず決たっおいおそもそも手を加えようずいう気にはならない。そこで、自分の奜きなように手を加えな

わかるずいうのは䜜家性が匷いずいえる。海倖でいえばザハやゲヌリヌ、日本では安藀忠雄や隈研吟、SANAA などが挙げられる。

がら生掻しおいくず䜏宅は埐々に姿を倉えお時間がた぀ごずに経幎倉化しアむデンティティを確立しおいくのではないか。

圌らが䜜る建築はそれぞれ特城的な圢態、マテリアルを持っおいる。建築界のなかではこの線の䜜家性に察し批刀的な態床をず

もっず蚀えば、斜䞻自ら斜工に参加し、その埌も手を加え続けるこずができれば自分の家ずしおの愛着やアむデンティティ

る人もいる。

をもおるのではないか。その過皋に隣人や地域䜏民が参加すれば新たなコミュニティが生たれるのではないか。

・面の䜜家性 珟圚の建築家に必芁ずされる䜜家性は線の䜜家性ではなく面の䜜家性ではないかず考える。珟圚進行圢で掻躍しおいる若手の

ここで、アヌキテクトビルダヌの職胜が必芁になる。アヌキテクトビルダヌずはクリストファヌ・アレグザンダヌが『パ

建築家を芋るず起業家兌建築家である谷尻誠や、建築家でありながらたちづくりやワヌクショップなど瀟䌚に積極的に開いおい

タン・ランゲヌゞによる䜏宅の生産』の䞭で提唱しおいる、 「建築家が自ら珟堎に入り、その堎で建築を䜜っおいくこず」である。

く西田叞、デゞタルファブリケヌションやコンピュヌテヌショナルデザむンで新しい建築を䜜っおいく秋吉浩気VUILDなど、

自ら斜工するずいっおも、斜䞻が倧工でもない堎合どのように進めればよいかわからないのが普通である。蚭蚈者でもあり

䜜品よりも建築家自身、面぀らが䞀番に出おくるような人たちが建築家界の䞻流になっおいるように感じる。、

斜工者でもあるアヌキテクトビルダヌずずもに手を動かすこずで円滑に工事が進められるだろう。そうしお出来䞊がった䜏

・時代が求める䜜家性

宅は、その埌も家族の欲求に合わせながら圢を倉えおいけるモノが望たしい。郚屋の倧きさや倩井高、倖壁の玠材や色、屋

生成 AI の出珟により、建築はどんどん均質化しおいくのではないかず思う。生成 AI は人間では到底䞍可胜な数の建築を無限に

根の圢だっお、望めば倉えられるほどの可倉性を持った䜏宅だ。それを実珟させるためには、アヌキテクトビルダヌが蚭蚈

生み出す事ができ、それによりどんな建築もどこかで芋たこずあるような印象を抱くかもしれない。これから AI を䜿っお蚭蚈し

者ずしお、手の加える䜙癜を持った䜏宅を提案しなければならない。その家族の芁望をもずに動かすこずが難しい蚭備を必

おいく事務所が増えれば増えるほどオリゞナリティは倱われおいき珟圚のスタヌアヌキテクトのような䞀握りの事務所が建築界

芁ずするものや、構造的な柱梁などの配眮たでを行いそこからは意欲ある家族の手によっお奜きなようにカスタマむズしお

で力を手に入れるのではないか。そのようになったずきに建築家界で生きおいくためにはどうすれば良いのか。

もらえばいい。アヌキテクトビルダヌが蚭蚈、斜工の知芋を掻かし䜏宅の構成芁玠をパラメトリックに分解するこずにより、 斜䞻に増改築やセルフビルドの手がかりを䞎える。このような䜏宅が街に増えおいけば倖芳はそれぞれ違ったものであり、

結局のずころ、建築家ずしお生きおいくには最初に挙げた「○○っぜい」ずいったものを磚き続けおいくこずが埌々の䜜家性 ずしお建築䜜品に珟れおくるのではないか。

だれかがデザむンしたものでもない「建築家なしの建築」が街の颚景を぀くり豊かな景芳がうたれるかもしれない。

自分の家を自分で぀くるずいう健康極たる考えをもっお䞍健康な時代に異議を申し立おおいる。 開拓者の家

石山修歊


SECTION 4

無蓋掩䜓壕保存再生蚈画 蚭蚈補図Ⅲ

小孊校課題

か぀お軍甚飛行堎であった歎史を持぀敷地は倚く の戊争遺跡が点圚しおいた。ニュヌタりン化に䌎 い䜏宅ず商業斜蚭によっお姿を消しおいった遺跡 を再生し小孊校に転甚するこずにより地域に残り ぀づける建築になるずずもに、倚様な孊びの堎を も぀これたでにないかたちの小孊校を蚈画した。


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SECTION 5

‫؝‬؆؋‫ضץ‬،‫ؿؠ׌خؚؿؗ‬؇‫׹جؚ‬ 蚭蚈挔習

西田ナニット

「スケヌルのレッスン」ず蚀う課題で、50,000 ㎡ の倧型スポヌツセンタヌを蚈画した。プログラム にはパラ競技も倚く含たれおいたため、倚様な人 の芖点に立っお各堎所を蚭蚈しなければならな かった。この課題では蚭蚈プロセスがある皋床瀺 されおおり、毎週数個のスタディ暡型を持っおい き、ナニット党員で䞊べお゚スキスする圢匏で あった。耇雑なプログラムを圢にする䞊で゚スキ スを重ねるに぀れプログラムは解けおいったもの の、圢が単玔化しおいき、皮肉にもその様子がわ かりやすくスタディ暡型に珟れおいた。盲目にな るこずの危機感を教えおくれた課題であった。


リサヌチ

提案

敷地

関東圏で、ペットず䞀緒に過ごせる堎所を調べお みるず、郜心にはそのような堎所が少ないずいうこ ずが分かった。そこで本蚈画ではお台堎ずいう土地 ずスポヌツ、そしおペットが良い圱響を䞎え合う堎 所を目指した。

スポヌツを目的に来る人はもちろん、 そうでない 人も散歩に来るような感芚で蚪れる堎所にしたい ず考えた。散歩に来るのは人だけではなくペットず 䞀緒に来やすい堎所があればより倚くの人が楜し めるのではないか。

敷地呚蟺は、お台堎やレむンボヌブリッゞなどコ ンテンツがあふれ、人がたくさん集たる堎所だ。 こ の堎所にスポヌツセンタヌを蚈画するにあたっお、 スポヌツが目的ではない人たで巻き蟌むこずがで きるポテンシャルがあるず考えた。

配眮ダむアグラム

匕甚Honda Dog厳遞わんこが喜ぶ関東の愛犬ず行くおでかけスポット15遞

メむン゚ントランス

コア WC

コア WC

陞䞊トラックず機胜が詰たったノォリュヌム

ホワむ゚

カフェ

ᰟᰧᰬᰆ᱗ᰭᰞᱜ᰻ᱏ ᰝ᱁ᱜᰚ᰻ᱍᰚ

独自提案であるドッグラン ドッグプヌル コア WC

ドッグプヌル 小型犬゚リア

ドッグラン

倧型犬゚リア

受付 事務 公園偎俯瞰 立芋垭ペット可

フロント

ノォリュヌムを機胜ごずに分割

EV

賑わいの䞘 芳戊デッキ

EV EV

WC

トラックの呚りに配眮

ロッカヌ 倉庫

ラりンゞ

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ショップ

ゞム

ドッグカフェ

ノォリュヌムの間に倚様な堎を぀くる

3F plan GL +9,000 ゆりかもめ偎俯瞰

A-Aʌ section

GL 0

1

5

10 m


WC

噚具庫

タヌゲット゚リア

控宀

蚭備宀 仮蚭スタンド収玍庫

仮蚭スタンド収玍庫

パラアリヌナ ロッカヌ

控宀

ä»® èš­ ス タ メディア ン ド 収 玍 庫

ä»® èš­ ス タ ン ド 収 玍 庫

メむンアリヌナ

WC

競技者駐車

ロッカヌ

ホワむ゚ ス タ ン ド

ロッカヌ

ロッカヌ

控宀

控宀 噚具庫 倉庫

ラりンゞ 実斜蚈枬宀

仮蚭スタンド収玍庫

仮蚭スタンド収玍庫

パラ所務スペヌス

控宀 WC

ロッカヌ

VIP

VIP

控宀

本郚宀

控宀

ロッカヌ本郚宀 控宀

シュヌティング゚リア

本郚宀

A

EV EV

オフィス

実斜蚈枬宀

Aʌ

メむン゚ントランス

EV

䌑息の䞘

小䞊がりテラス 倉庫 ロッカヌ

控宀

本郚宀

実斜 蚈枬宀

ロッカヌ

控宀

倉庫

WC

WC

控宀

控宀

蚭備宀

WC ケヌタリングスペヌス

シャワヌルヌム

実斜蚈枬宀

サブアリヌナ 䞀般駐車堎

メディア 控宀

ホワむ゚ EV

ロッカヌ

䞀般駐車堎

競技者駐車

控宀 空調

電気

噚具庫

本郚宀

ロッカヌ

1F plan GL ±0

N

0

1

5

10 m


VIPで詊合を芋に来るず、 こんなにスムヌズに芳芧垭にいけるのか

本郚宀 実斜蚈枬宀 EV WC

EV WC

ここは競技゚リアにも䌑む堎所があっおずおもいい

この競技堎では、人もペットも同じようにスポヌツを楜しむこずができる

ラりンゞ 控宀 蚭備宀

テラス 倉庫

EV WC

䞘でゆったり過ごしおいるず 建物の䌱間からアヌチェリヌ堎が芋えた

WC

EV WC

䌚議スペヌス

蚭備宀

EV EV

けがをしお車いすを䜿っおいるけれど、久々に 䞘から芋䞋ろすような気持ちで芳戊できる

EV

WC

3F ラりンゞ

EV

倧䌚の昌食は、2階のアスリヌト食堂から ケヌタリングが来おるみたい

アスリヌト食堂 アスリヌト食堂 1Fケヌタリング

2F plan GL +5,000 0

1

5

10 m

EV


SECTION 6

呌応 蚭蚈補図Ⅰ

䜏宅課題

人の暮らしやすいスケヌルずはどのくらいなの かず蚀う疑問から、スケヌルの異なる正方圢の 断面を䞀぀の䜏宅に入れ蟌みそれを流動的に繋げ る提案。断面的な発想から平面に萜ずし蟌んだた め倚少無理のあるプランだが、ワンルヌムであり ながらそれぞれの堎所がゆるやかに区切られおい る。




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