01 自由のためのインテリジェンス Our mission
1983 年に出版されたイシエル・デ・ソラ・プー ルの「自由のためのテクノロジー」には、 当時ニュー メディアともてはやされた IT の爆発的発展への期 待とは裏腹に、先人達が長い苦闘の末、獲得した自 由、特に米国の憲法修正第一条が保証している表現 の自由が、テクノロジーの急速な進化によって、な いがしろにされぬよう穏やかな口調ではあるが、強 い警句を含んでいる。 そして、巻頭には、アレクシス・ド・トクヴィルの 言葉が引用され、 「われわれの時代の民主主義国家 において専制主義がはびこるとしたら, ・・・それはよ り広汎で、かつ、より柔らかな形になり,人間に苦 痛を与えることなく人間の尊厳を侵すことになるで あろうと思われる。 」巻末にも再び、トクヴィルの 不安を引用している。 「トクヴィルが警告したよう に、悪を規制するという民主主義的衝動は、皮肉に も苦悩の原因になる。政策立案者の技術的理解の欠 如、そして、従来慣れ親しんできた官僚的日常作業 によって争い、プライバシー、知的所有権および独 占という問題を解決しようとする性向は、懸念の主 要な理由である。 」 結果、150 年前の彼の予見はことごとく的を得てお り、その上、状況の複雑さは指数関数的に増してい る。特に、9.11 以降、米国政府は、国内法を根拠に、 国境を越えて、裁判もなく、自国民を無人攻撃機に よって暗殺するという超法規的な行為を正当化し続 けており、広範囲に市民への盗聴・検閲を行ってい ることが、次々と明らかになっている。トクヴィル の不安は、専制的な権威が 液状的 なものに置き 換わっただけで、ほぼ的中したのである。 われわれは、150 年前からずっと高度に進化したデ モクラシーの世界にいると思っているつもりでも、 実のところ、ジョージ・オーウェルの小説「動物農 場」や「1984」のごとく、まがいものの権利や自 由を与えられるだけの家畜であり、家畜であること すら分っていない。そして、現代人も、実は何が正 義なのか、ユートピアなのかについても、ますます わからなくなりつつあるのだ。それは、単純明快な ハリウッド映画のヒーローですら、内省的なアイデ ンティティ・クライシスを起こしているのを見れば 明白だ。 そこで、われわれ/ Whole Earth Intelligence では、 個人が自らの自由を守り、社会に自由と平等、正義 と公正が守られるための知性(インテリジェンス= 自分の確信や信念、中立性や道徳観に基づいて、世 の中を見通す力。つまり、悪意の他者に騙されない ための能力)をそれぞれが獲得し、社会的知性の向 上の実現について模索してみたいと思う。
Whole Earth Intelligence
自由のためのインテリジェンス Our Vision and Methodlogy
1983 年に出版されたイシエル・デ・ソラ・プー ルの「自由のためのテクノロジー」には、 当時ニュー メディアともてはやされた IT の爆発的発展への期 待とは裏腹に、先人達が長い苦闘の末、獲得した自 由、特に米国の憲法修正第一条が保証している表現 の自由が、テクノロジーの急速な進化によって、な いがしろにされぬよう穏やかな口調ではあるが、強 い警句を含んでいる。
アレクシ・ド・トクヴィル
そして、巻頭には、アレクシス・ド・トクヴィルの
アレクシ=シャルル=アンリ・クレレル・ド・
において専制主義がはびこるとしたら, ・・・それはよ
Alexis-Charles-Henri Clérel de Tocqueville トクヴィル(仏 : Alexis-Charles-Henri Clérel de Tocqueville、 1805 年 7 月 29 日 - 1859 年
言葉が引用され、 「われわれの時代の民主主義国家
痛を与えることなく人間の尊厳を侵すことになるで
3 つの国権(司法・行政・立法)全て で務め、
不安を引用している。「トクヴィルが警告したよう
に携わった政治家でもある。実家はノルマン ディー地方の軍人・大地主という由緒ある家
リベラル思想について研究を行っていた。そ
によって争い、プライバシー、知的所有権および独
り、諸地方を見聞しては自由・平等を追求す
影響について考察し、 彼が “コンバージェン
ス” と名付けた未来社会における科学的イ ノベーションの影響とその予知的能力を高
く評価された。特にデジタル技術によるコン バージェンスは、コミュニケーションに変革 を起こし、 歴史的な断絶をも生み出す。やが
て、統合される点について著書「自由のため のテクノロジー」にて著した。
如、そして、従来慣れ親しんできた官僚的日常作業 占という問題を解決しようとする性向は、懸念の主
る新たな価値観をもとに生きる人々の様子を
要な理由である。 」
シー』) 。
り、その上、状況の複雑さは指数関数的に増してい
克明に記述した(後の『アメリカのデモクラ
る。プールは、テクノロジーが社会に与える
に、悪を規制するという民主主義的衝動は、皮肉に も苦悩の原因になる。政策立案者の技術的理解の欠
の後ジャクソン大統領時代のアメリカに渡
は 20 世紀における革新的な社会科学者であ
あろうと思われる。 」巻末にも再び、トクヴィルの
柄であるが、 フランス革命の際に主な家族や
親戚のほとんどが処刑されてしまったため、
Ithiel de Sola Pool
イシエル・デ・ソラ・プール(1917-1984)
り広汎で、かつ、より柔らかな形になり,人間に苦
4 月 16 日) は、 フランス人の政治思想家。初
め裁判官、 後に国会議員から内閣外務大臣ま
イシエル・デ・ソラ・プール
結果、150 年前の彼の予見はことごとく的を得てお る。特に、9.11 以降、米国政府は、国内法を根拠に、 国境を越えて、裁判もなく、自国民を無人攻撃機に よって暗殺するという超法規的な行為を正当化し続 けており、広範囲に市民への盗聴・検閲を行ってい ることが、次々と明らかになっている。トクヴィル
「自由のためのテクノロジー」 イシエル・デ・ソラ・プール 堀部正男 監訳 東大出版会 thinktionary.org/fragments/2790/
Quantum Passage : 01 テロリスト暗殺から人道的活用へ 未来への新しい活路を象徴する ドローン(無人機)テクノロジー
の不安は、専制的な権威が 液状的 なものに置き 換わっただけで、ほぼ的中したのである。 われわれは、150 年前からずっと高度に進化したデ トクヴィルの憂鬱 : フランス・ロマン主義と〈世代〉の誕生 高山 裕二 thinktionary.org/fragments/2461/
モクラシーの世界にいると思っているつもりでも、 実のところ、ジョージ・オーウェルの小説「動物農 場」や「1984」のごとく、まがいものの権利や自 由を与えられるだけの家畜であり、家畜であること すら分っていない。そして、現代人も、実は何が正 義なのか、ユートピアなのかについても、ますます わからなくなりつつあるのだ。それは、単純明快な ハリウッド映画のヒーローですら、内省的なアイデ ンティティ・クライシスを起こしているのを見れば 明白だ。 そこで、われわれ/ Whole Earth Intelligence では、 個人が自らの自由を守り、社会に自由と平等、正義 と公正が守られるための知性(インテリジェンス= 自分の確信や信念、中立性や道徳観に基づいて、世 の中を見通す力。つまり、悪意の他者に騙されない ための能力)をそれぞれが獲得し、社会的知性の向 上の実現について模索してみたいと思う。
Quantum Passage : 02
超法規的正義中毒の国家とメディア アナーキカル・ガヴァナンスな世界における 世界の警察とは?
Whole Earth Intelligence
自由のためのインテリジェンス Our Mission
1983 年に出版されたイシエル・デ・ソラ・プー ルの「自由のためのテクノロジー」には、 当時ニュー メディアともてはやされた IT の爆発的発展への期 待とは裏腹に、先人達が長い苦闘の末、獲得した自 由、特に米国の憲法修正第一条が保証している表現 の自由が、テクノロジーの急速な進化によって、な いがしろにされぬよう穏やかな口調ではあるが、強
Quantum Passage : 03
「1948」から「1984」、 「2013」から「2031」 オーウェルが予言した過去と現在、 そして予言されていない未来について
い警句を含んでいる。 そして、巻頭には、アレクシス・ド・トクヴィルの 言葉が引用され、 「われわれの時代の民主主義国家 において専制主義がはびこるとしたら, ・・・それはよ り広汎で、かつ、より柔らかな形になり,人間に苦
ジョージ・オーウェル George Orwell
痛を与えることなく人間の尊厳を侵すことになるで あろうと思われる。 」巻末にも再び、トクヴィルの 不安を引用している。「トクヴィルが警告したよう に、悪を規制するという民主主義的衝動は、皮肉に
Quantum Passage : 04
も苦悩の原因になる。政策立案者の技術的理解の欠
公共のための開かれたインテリジェンス
如、そして、従来慣れ親しんできた官僚的日常作業
Whole Earth Intelligence
への道程
によって争い、プライバシー、知的所有権および独 占という問題を解決しようとする性向は、懸念の主 ジョージ・オーウェル(英 : George Orwell、
要な理由である。 」
イギリスの作家、ジャーナリスト。生誕地は
り、その上、状況の複雑さは指数関数的に増してい
1903 年 6 月 25 日 - 1950 年 1 月 21 日)は、
イギリス植民地時代のインド。本名はエリッ
ク・アーサー・ブレア(英 : Eric Arthur Blair)。
る。特に、9.11 以降、米国政府は、国内法を根拠に、 国境を越えて、裁判もなく、自国民を無人攻撃機に
ような世界を描いた社会を「オーウェリアン」
けており、広範囲に市民への盗聴・検閲を行ってい
(Orwellian)と呼ぶ。『1984 年』は、1998 年
にランダム・ハウス、モダン・ライブラリー
よって暗殺するという超法規的な行為を正当化し続 ることが、次々と明らかになっている。トクヴィル
が選んだ「英語で書かれた 20 世紀の小説ベ
の不安は、専制的な権威が 液状的 なものに置き
クラブ発表の「史上最高の文学 100」に選ば
われわれは、150 年前からずっと高度に進化したデ
スト 100」 、2002 年にノルウェー・ブック・
れ、オーウェルは 20 世紀のイギリス文化に
おける最高の記録保持者とみなされている。 thinktionary.org/fragments/1618/
Douglas Carl Engelbart
結果、150 年前の彼の予見はことごとく的を得てお
全体主義的ディストピアの世界を描いた
『1984 年』の作者で知られる。『1984 年』の
ダグラス・エンゲルバード
換わっただけで、ほぼ的中したのである。 モクラシーの世界にいると思っているつもりでも、 実のところ、ジョージ・オーウェルの小説「動物農 場」や「1984」のごとく、まがいものの権利や自 由を与えられるだけの家畜であり、家畜であること すら分っていない。そして、現代人も、実は何が正 義なのか、ユートピアなのかについても、ますます わからなくなりつつあるのだ。それは、単純明快な ハリウッド映画のヒーローですら、内省的なアイデ ンティティ・クライシスを起こしているのを見れば 明白だ。 そこで、われわれ/ Whole Earth Intelligence では、 個人が自らの自由を守り、社会に自由と平等、正義 と公正が守られるための知性(インテリジェンス= 自分の確信や信念、中立性や道徳観に基づいて、世 の中を見通す力。つまり、悪意の他者に騙されない ための能力)をそれぞれが獲得し、社会的知性の向 上の実現について模索してみたいと思う。
ダグラス・エンゲルバート(Douglas Carl
Engelbart、1925 年 1 月 30 日 - 2013 年 7 月
2 日)は、アメリカ合衆国の発明家で、初期 のコンピュータやインターネットの開発に
関与した。特に、SRI インターナショナル内
の Augmentation Research Center (ARC) で 行ったマンマシンインタフェース関連の業
績で知られており、そこでマウスを発明し、 ハイパーテキストやネットワークコン ピュータやグラフィカルユーザインタ
フェースの先駆けとなるものを開発した。 エンゲルバートは、コンピュータとネット ワークの開発と使用が世界の緊急かつ複雑 な問題を解決する助けになるという主張を よく行っている。研究室には自身が
"bootstrapping strategy" と名付けた一連の
原則を貼っていた。その戦略は研究室での技 術革新を加速するようエンゲルバートが設 計したものである。
thinktionary.org/fragments/4081/
Whole Earth Intelligence
UAV を活用し マターネット社は、 た僻地への配送システムを提案 アフリカ、その他の地域には、インター ネット接続の困難な村が多くあります。 これらの地域に情報だけでなく、薬品 など生命に関わる重要な物資を素早く 届ける唯一の方法は、それらの物資を 規格化された飛行機用のコンテナに入 れて飛ばすことだと考えたシンギュラ リティ大学のスピンアウト企業である マターネットは、UAV と地上基地(物 理的なルーター)を使った近未来的な 分散ネットワーク型の配送システムを 構想している。
Quantum Passage : 01 テロリスト暗殺から 人道的活用へ 現在、UAV もしくは UAS の名で通っているドローンは、 ラジコン飛行機から、オサマ・ビン・ラディンを暗殺 したプレデターのような攻撃機、日本にも配備された 偵察機グローバルホークなど世界に何千種類とある。 無人機の開発も第二次大戦中から行われていて、決し て最近のものではない。では、なぜ今ドローンが注目 されているのか?私の見解では、これは空を飛ぶ人工 知能搭載のコンピュータであり、かつそれぞれがネッ トワーク化されている。つまり物理的なインターネット の萌芽なのである。 ただし、現状、 自動航行技術やネットワーク技術は完成 されていても、 インターネットのように瞬く間に世界に
Solve for X: Andreas Raptopoulos on physical transport thinktionary.org/fragments/3964/
国連がコンゴ民主共和国の平和 維持活動のためも UAS(無人航 空システム)を導入
Selex ES 社は、5年に及ぶ事前調査を 元に、コンゴ民主共和国での国連の平 和維持活動を支援するため、ファルコ 無人航空システムを供給することに なった。国連は、平和維持活動を担っ ている MONUSCO が必要としている要 求に応えるため、ヨーロッパの UAS メー カーを選定した。試験運用の計画を進 める一方で、「UAV の実際の配備はまだ 先」と関係者は言う。「非武装の UAV の使用は、コンゴ民主共和国の国連の 平和維持活動として、武装グループの 動向をモニターし、民間の住民をより 効果的に保護することを目的に、治安 が悪い東部地域で実運用を可能にした い。」また、「UAV および UAV から取得 されるあらゆるデータは、国連の厳密 な管理の下で契約者によって管理され る。」と、国連関係者は言明している。
広がり、未だ強い統治機構のなく柔軟に運用されてい るコミュニティとは違い。 おもちゃ程度のドローンで 9.11並みのテロも実行出来る、 この新しいプラットフォ ームをどう管理するかについて、国際的に議論するに は至っていない。先進国の米国でもFAA(連邦航空局)
thinktionary.org/fragments/1618/
による民間航空機とどのように無人機を併存させるか の試案を出すという段階であり、今は段階的にドローン の航行空域や利用者の制限を緩め、当面は山火事発 生のモニタリングや消火など極めてメリットが高い利用 UAV は目的地に到達するため村から村 へ短距離移動をしてメッシュネット ワークとなる。
用途から緩和して行く予定だ。 今回、紹介したマターネットは、数あるドローンの活用 方法の中で、最もクールなプロジェクトである。現在、米 国内、それも都市空間での事業推進にはまだ時間が必 要とするため、人道目的で許認可の緩い国外で運用実 験を行い。 ノウハウを蓄積した上で、 コマーシャルなイ ンフラとして世界的な展開を狙っているのだろう。 また 、彼らが狙っているのは、 モノや情報を運ぶネットワー クだけでなく、各地域で必要とする商品をオンラインで オーダーするだけで、 ロボットが3Dプリンターを使って 組み立て、人の手を介さず、小型のペイロード (格納ボ ックス)に搭載して、注文先に届けるという 「作るネット
ネットワークがどのようにアフリカ中 にはりめぐらされるだろうかという図。
ワーク」すら実現しようとしているのだ。 一歩間違えば、映画のターミネーターの世界がほぼ現 実化するのと同じだが、 もし正しい活用が出来たなら、 世界の地政学を刷新し、情報革命を超える、地球のサ イバネティクス化の実現に近づくかも知れない。 そうす れば、われわれは世界の裏側から知りたい情報を検索
Selex ES
Selex ES 社 ( フィンメカニカ企業 ) は、 防衛産業、航空宇宙、情報産業、イン フラ、地域保安活動を行っている。 Selex ES 社はは、持続可能なインテリ ジェントなソリューションプロバイ ダーとして国際的な評価を得ている。 最新式のプロダクト、ソフトウェア、 システムデザイン、開発および生産か ら、サポートまで対応し、顧客に意思 決定に必要な適切な情報を提供し、運 用目的の有効性とセキュリティを維持 するミッションを完遂する能力を有し ている。
するだけでなく、世界の裏側の諸事情について、身を持 って知る事が出来るに違いない。なぜなら、 あなたが赤 十字に寄付した衣料品が本当に届いたかどうかを宅配 マターネットは、物理的なインターネッ トのようなネットワークで、薬のよう な物資を UAV によって遠隔地のコミュ ニティまで運ぶことを可能にする。 thinktionary.org/fragments/3964/
便のように、 オンラインで知る事も出来るからだ。
thinktionary.org/fragments/1618/
Whole Earth Intelligence
アイアンマン 3
最強の力を持つヒーローたちが集結し、 ベンジャーズ "。この強烈な戦いにより、 トニー・スタークを取り巻く環境は大 きく変わってしまった…。合衆国政府 は、未曾有の危機に際してヒーローと ヒーローではなく、政府が危機を守る 時代が訪れようとしていた。そして、 世界に、宇宙に、人類の存続を揺るが す脅威が存在することを思い知らされ たトニーは、悪夢にうなされながら、 憑かれたように新型のアイアンマン・ スーツの開発に没頭していた。心身と もに極限まで追い詰められたトニーは、
Quantum Passage : 02 超法規的正義中毒の 国家とメディア 超法規的正義というのは、違法であろうと何だろうと正 義を貫くために行動する、 という意味合いだが、 これは 「目的は手段を正当化する」 というパターンの最たるケ ースである。 ヒーローものの映画ではその違法性や暴 力性は捨象されているといってもいい。 「暴力のライセ ンス」 ともいうべきこの正当化は、 「ヒーローは結局、暴 力で問題解決する」 として批判される。 正義執行の対象が人類を滅亡せんとする怪獣などであ
ン " からの襲撃を受ける。しかし、こ
って人間ではない場合にも、付随する破壊行為の違法
" のプロローグに過ぎなかった。すべ てを失ったトニーに残されたのは、天 才的な発明の才能と、大切な者を守り たいという信念のみ。トニー・スター ク = アイアンマンの最後の戦いが、い ま始まろうとしていた…。
性は問われるべきだろう。怪獣を退治したとしても、 そ の戦闘の際に粉々になった建造物の賠償は誰がする のか。資産を破壊された不動産会社には誰が保証金を 払うのか。 ヒーローが地球を救う過程で家族や友人、生 活の糧を失う端役の物語は、 フィクションの世界では最 後まで描かれることはない。 「あくまでフィクションだから」 という一言で片付けるこ とは簡単だが、現実にも似たような状況が起こっている 。米国が中東で行うオペレーション、 とくにパキスタンで
thinktionary.org/fragments/3461/
バットマン: ダークナイト リターンズ
ブルース・ウェインがバットマンを引 退して数年が経った。ゴッサムシティ は犯罪が横行し荒廃していた。この街 は彼を必要としていた。ダークナイト は復活を誓う。そしてミュータント団 やトゥーフェイスに立ち向かうのだ が・・・
の過激派暗殺のためのドローン攻撃は、 コラテラル・ダ そもそも、戦 メージとして民間人に被害を出している。 争行為それ自体が、大義名分のために外敵への暴力を 認可し実行するものである。実際は国際条約によって 専門家でない一般の人々にはそこまで可視的でないし 、可視的であったとしても理解しやすいものではない。 結果として、細かすぎてよくわからないので、無関心に なる。 民、説明責任を負う国家、 それを伝えるマスメディアと いう三者の関係が破綻している現状により、 とてもあや ふやになっている。 ヒーローもののフィクションが毎年
Mr. インクレディブル
かつてスーパー・ヒーローが活躍して いた時代があった。しかし、彼らのパ ワーは時に破壊をまねくこともしばし で、やがてその活動を禁止された。そ れから 15 年、今はしがない保険会社 の一社員として働く鬱屈した日々の中、 けなげに妻子(彼女らもまたスーパー・ ヒーロー)を養うボブのもとにスー パー・ヒーローとしての仕事が密かに 舞い込んだ…。
『24 -TWENTY FOUR-』 (トゥエンティ フォー、原題:24)はアメリカのイマ ジン・エンターテインメントが製作し、 FOX で放送されたアクションもののテ レビドラマ(海外ドラマ) 。アメリカの 連邦機関である CTU ロサンゼルス支 局(シーズン 1∼6)の捜査官ジャック・ バウアーと、その同僚や家族たちとテ ロリストとの戦いを描く。2001 年に アメリカで放送が開始され、その後世 界各国で放送され世界的人気作品と なった。 複数の出来事がリアルタイムで進行し、 全シーズンが 1 話 1 時間の全 24 話で 完結する。非常にテンポが速く、かつ 複雑に進行する物語が特徴的でこの作 品の魅力である。また、極めて多い登 場人物、予想を裏切るストーリー展開、 ズームと意図的な手ぶれを多用したド キュメンタリー映画のような映像が特 徴である。また、画面を多分割して同 時進行する事態を描写する「スプリッ ト画面」もあり、初期のシーズンでは 多用されていたが、シーズンが進むに つれて CM の前後などでしか使用され なくなっている。スプリット画面や CM の前後などでは 24 時間表示のデ ジタル時計が登場し、ストーリー中の 時刻を伝える。 thinktionary.org/fragments/3664/
戦争行為の規定もされているが、結局それらの法律は
この「正当性の所在説明」については、説明を求める市
thinktionary.org/fragments/3982/
24(トゥエンティ・フォー)
ハリウッドをはじめとした映画の産地で生み出され、 ブ ロックバスターとして何年も何年も成立し続けている理 由の一つは、少なくも市民とマスメディアの二者にとっ て 「なぜ正当であるのか」 という説明が抜け落ちている 状況が心地いいからなのである。 結局のところ、正当性の説明を求める市民、説明責任を 果たす国家、説明を伝達するマスメディアという、理想 的かつ建設的なトライアングルが形成される必要があ る、 という当たり前の主張に行き着いてしまわざるを得
ワンパンマン
『ワンパンマン』は、ONE による日本 の漫画。2009 年 7 月 3 日からウェ ブサイト上で連載され、2012 年 9 月 2 日放送の NHK 『ネット発 マンガ革命』 によれば、1 日 2 万回閲覧され累計 1000 万人以上が閲覧したという。リ メイク版(作画 : 村田雄介)が『とな りのヤングジャンプ』 (集英社)におい て 2012 年 6 月 14 日から連載され ている。あらゆる敵をワンパンチで倒 してしまうヒーローサイタマが主人公 のギャグ系アクション漫画。話数カウ ントは「○撃目」 。 あらすじ:就職活動に息詰まる主人公 サイタマは、一人の少年とその命を狙 う怪人カニランテに遭遇する。 「ヒー ローになりたい」という子供の頃の夢 を思い出し、奮起したサイタマは怪人 を倒し少年を救う。それから三年後、 そこには特訓の末に最強の力を手にい れ、頭髪がすべて抜け落ちたサイタマ の姿があった。やがて、プロのヒーロー として活動するためにヒーロー協会へ 加入。仲間のヒーロー達と共に怪人を はじめとする様々な脅威に立ち向かっ ていく。
ない。 そして、 これらが実現される可能性はとても低い ように思う。
thinktionary.org/fragments/4076/
thinktionary.org/fragments/3662/
Whole Earth Intelligence
動物農場
自由と平等を旗印に、いつのまにか 全体主義や恐怖政治が社会を覆って いく様を痛烈に描き出す。『一九八 四年』 と並ぶ G・オーウェルの代表作。
Quantum Passage : 03 「1948」から「1984」、「2013」から「2031」
ジョージ・オーウェル
現在、 ミャンマーとも、 ビルマとも呼ばれる国が、かつてイギリス 統治下の、それもインドの一部と扱われていた頃、後のジョージ ・オーウェルこと、エリック・アーサー・ブレアは、宗主国の警官と して当地の学校を卒業し、任務にあたっていた。 その時に実際 に起こった出来事をエッセイにしたのが『象を撃つ』 である。街 で暴れて言う事を聞かなくなった象を静める努力をするものの 、最後はその場で、最も権威的な人物として、象を見事撃ち殺す という期待を周囲に向けて演じなくてはならなかった苦悩につ
thinktionary.org/fragments/3964/
いて書かれている。のちにオーウェルは、休暇を口実に英国に 帰ったまま、警官を辞めてしまう。 そして、 その頃に書かれたの
小説「1984」
1950 年代に発生した核戦争を経 て、1984 年現在、世界はオセアニ ア、ユーラシア、イースタシアの 3 つの超大国によって分割統治されて いる。さらに、間にある紛争地域を めぐって絶えず戦争が繰り返されて いる。作品の舞台となるオセアニア では、思想・言語・結婚などあらゆ る市民生活に統制が加えられ、物資 は欠乏し、市民は常に「テレスクリー ン」と呼ばれる双方向テレビジョン によって屋内・屋外を問わず、ほぼ すべての行動が当局によって監視さ れている。 ロンドンに住む主人公ウィンスト ン・スミスは、真理省の役人として 日々歴史記録の改竄作業を行ってい た。物心ついたころに見た旧体制や オセアニア成立当時の記憶は、記録 が絶えず改竄されるため、存在した かどうかすら定かではない。スミス は古道具屋で買ったノートに自分の 考えを書いて整理するという、禁止 された行為に手を染める。ある日の 仕事中、抹殺されたはずの 3 人の人 物が載った過去の新聞記事を偶然に 見つけたことで体制への疑いは確信 へと変わる。 「憎悪週間」の時間に 遭遇した同僚の若い女性、ジューリ アから手紙による告白を受け、出会 いを重ねて愛し合うようになる。ま た、古い物の残るチャリントンとい う老人の店を見つけ、隠れ家として ジューリアと共に過ごした。さらに ウインストンが話をしたがっていた 党内局の高級官僚の 1 人、オブライ エンと出会い、現体制に疑問を持っ ていることを告白した。エマニュエ ル・ゴールドスタインが書いたとさ れる禁書をオブライエンより渡され て読み、体制の裏側を知るようにな る。ところが、こうした行為が思わ ぬ人物の密告から明るみに出て、 ジューリアと一緒にウィンストンは 思想警察に捕らえられ、愛情省で尋 問と拷問を受けることになる。彼は 「愛情省」の 101 号室で自分の信念 を徹底的に打ち砕かれ、党の思想を 受け入れ、 処刑(銃殺) される日を想 いながら" 心から " 党を愛すようにな るのであった。
が、彼の処女作である 「ビルマの日々」 である。 ここには「象を撃 つ」同様、植民地を統治する側、つまり権力側にある人間の内 面的敗北が描かれている。 オーウェルが警官を辞めた理由そ のものだ。 ちなみに、 ミャンマーでは、ついこの間まで、 オーウェルの「ビル マの日々」以降の、 「動物農場」や「1984」は出版禁止。 つまり 「 禁書」 だった。 それは、 あまりにも、 ミャンマーがたどった、現在ま での独自の社会主義軍事独裁政権による暗い歴史を予言し、 それらを批判する内容だったからである。いや、 オーウェルとし ては、 スターリン批判だったのだろうが、軍政権下の市民には、 そして、英国人と結婚したアウン・サン・スー・チーにとっての長 い幽閉生活は、 まさにオーウェルの描くディストピアそのものだ
ジョージ・オーウェル(英 : George Orwell、1903 年 6 月 25 日 - 1950 年 1 月 21 日)は、イギリス の作家、ジャーナリスト。生誕地は イギリス植民地時代のインド。本名 はエリック・アーサー・ブレア(英 : Eric Arthur Blair)。全体主義的ディ ストピアの世界を描いた『1984 年』 の作者で知られる。『1984 年』のよ うな世界を描いた社会を「オーウェ リアン」(Orwellian)と呼ぶ。 『1984 年』は、1998 年にランダム・ ハウス、モダン・ライブラリーが選 んだ「英語で書かれた 20 世紀の小 説ベスト 100」、2002 年にノル ウェー・ブック・クラブ発表の「史 上最高の文学 100」に選ばれ、オー ウェルは 20 世紀のイギリス文化に おける最高の記録保持者とみなさ れている。 thinktionary.org/fragments/1618/
ビルマの日々
イギリス統治下の植民地ビルマで、 作家ジョージ・オーウェルが目撃し たものとは一体何だったのか。 〈敗 者〉を描いた自伝的デビュー作。
ったに違いない。 ご存知の通り、 アウン・サン・スー・チーは、 日本軍とタイの義勇 兵と共に、 イギリス領を奪還した建国の父アウン・サン将軍の 娘である。 日本軍はビルマを一旦独立させた後、 アウン・サンと の約束を反故にして、 日本軍による軍政を敷いてしまう。 その軍 政も大東亜共栄圏とは程遠い内容だったために、 アウン・サン は、早々に日本軍を見切ってしまい。再び、連合国側のイギリス に独立を約束させて、今度は連合国軍とともに日本軍を追い出 す指揮を執る。 しかし、 またしても約束は反故にされ、 イギリス 連邦下に封じ込められてしまう。 その後、粘り強い交渉の末、独 立が果たせた直後にアウン・サンは、国内の政敵によって暗殺 されてしまう。 これにより、 アウン・サンが国内少数民族と結んだ ピンロン協定は未だ実現せず、 ビルマは、一部の軍人による独 自の社会主義国家として、長く世界から閉ざされた。 ただし、 こ の非民主主義の国は、 自由とも、経済成長とも縁はなかったが、 現在、東南アジア最後のフロンティア (新自由主義による未開 拓な市場) として、世界から注目を浴びている。私は、 ピンロン 協定をたてに連邦自治を要求し、戦うカチン州の反政府軍と軍 政権との仲介を模索する仕事のため、最近ヤンゴンを往訪した のだが、旧首都のヤンゴンはまるで隣国の首都バンコクのよう
thinktionary.org/fragments/4099/
ミャンマーへの旅 ∼ ジョージ・オーウェルを探して:エマ・ラーキン
イギリスの作家ジョージ・オーウェ ルは、1920 年代、若き日の 5 年 間を、警察官として植民地ビルマで 勤務している。80 年後、オーウェ ルの足跡を追って、ひとりの女性 ジャーナリストがビルマへと旅 立った。待っていたのは、オーウェ ルの小説『一九八四年』さながらの、 全体主義が社会を覆う悪夢が現実 化した世界だった。『一九八四年』 はビルマの未来を暗示していたと して、オーウェルはかの地で「予言 者」とよばれているのだ。思想統制・ 密告・投獄・検閲が日常化し、人び とが圧政の恐怖にあえぐ、知られざ るビルマの現在に迫るノンフィク ション。
に発展していた。 そして、 ヤンゴンから新首都のネピドーへ続く 道路を車で飛ばしながら、 まるで半世紀前の日本を見るかのよ うな畑や仏塔を眺め、果たして、 この地に新しい政治体制が生 まれ、世界に開かれると同時に、資本主義が傾れ込む現状をオ ーウェルが喜んで見たのか。 それは果たして疑問である。彼は、
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ビルマ3部作の続きを書かなかったからである。
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Whole Earth Intelligence
集団的知性(集合知)
集団的知性(しゅうだんてきちせい、 英語:Collective Intelligence、CI)は、 多くの個人の協力と競争の中から、そ の集団自体に知能、精神が存在するか のように見える知性である。Peter Russell(1983 年) Tom Atlee(1993 年)、 、 Howard Bloom(1995 年)、Francis Heylighen(1995 年) 、ダグラス・エン ゲルバート、Cliff Joslyn、Ron Dembo、 Gottfried Mayer-Kress(2003 年)らが 理論を構築した。 集団的知性は、細菌、動物、人間、コ ンピュータなど様々な集団の、意思決 定の過程で発生する。集団的知性の研 究は、社会学、計算機科学、集団行動 の研究などに属する。 Tom Atlee らは、Howard Bloom が「グ ループ IQ」と呼んだものから一歩進み、 人間の集団的知性に研究の焦点をあて ている。Atlee は集団的知性を「集団 思考(集団浅慮)や個人の認知バイア スに打ち勝って集団が協調し、より高 い知的能力を発揮するため」のものと 主張している。 集団的知性研究のパイオニアである George Por は、集団的知性現象を「協 調と革新を通してより高次の複雑な思 考、問題解決、統合を勝ち取りえる、 人類コミュニティの能力」と定義して いる。Tom Atlee と George Por は「集 団的知性は、関心をひとつに集中し、 適切な行動を選択するための基準を形 成する能力がある」と述べている。彼 らのアプローチは Scientific Community Metaphor を起源としている。
Quantum Passage : 04 公共のための 開かれたインテリジェンス インテリジェンスという言葉は、簡潔な日本語に訳 しにくく、かつ多様な意味を持つ、 元外交官だった佐 藤優氏の「野蛮人のための図書質」では、普段から 情報を収集し、分析し、意思決定に役立つ知力を磨 く事の重要性を今の日本人は忘れかけている。他人 を欺く防諜の意味のインテリジェンスではなく、他 人(国家や企業を含む)に騙されずに生きて行くこ との出来る賢明さの重要性を示唆している。 また、米国のフューチャリストで、 元 CIA エージェン トであったリチャード・デビッド・スティール氏は、
集合知:平和で繁栄した世界を築く 本著は、集合知について知見のある 55 名の先駆者たちに、民衆をネットワー ク化し、効率よく、かつ多様な視点で 協働し、効率的なコラボレーションを 実現するためのプラットフォームを提 案する。例えば、熟議システムによる 討議、独立自治、立法の透明性、公正 な説明責任、そしてオープン・ソース とオープン・メソッドの倫理的利用に よって出現しつつある6種類(平和構 築のためのインテリジェンス、ビジネ ス・インテリジェンス、ギフト・イン テリジェンス、文化的インテリジェン スおよびグローバル・インテリジェン ス)のインテリジェンスについて考察 している。
著書「INTELLIGENCE for EARTH」の中で、CIA の 持つインテリジェンス能力を国際社会の治安維持や お役所に欠けがちな市民サービスへのマーケティン グに活用するべきだと説き、 更には、 それらのサービ ス提供の基盤技術をすべてオープンソース化するこ とも提唱している。日本では、全く知られていない が、米国には弱小政党がいくつかあり、かつてロス・ ペローが出馬するために創設した合衆国改革党の元 大統領候補でもある。この文書は、彼のマニフェス トでもあるのだ。 ジャーナリズムの世界には、 Investigative Jounalism と呼ばれるリアルタイムなトピックではなく、シリ アスな社会的問題を深く調査報道するジャンルがあ るのだが、非常にコストと時間と、熱意を必要とす
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Collective Intelligence
るものであるため、商業的に成り立ちにくいのだ。 そのためテーマも極めて悪質で非人道的なものが多 い。そこで彼らが謳っているのが、開かれた Public Intelligence なのである。
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Intelligence for EARTH 50 億の貧しい人々が情報通信技術を獲 得することによって、10 億の豊かな 人々は、少数の豊かな人々のための帝 国の支配が終わったと知るだろう。情 報通信技術で強化された起業精神に富 む貧しい人々が生み出す限りない新し い価値は、過去の価値創出の尺度を凌 駕し、暴力なき革命を実現する。我々 はグローバルネットワークによる情報 の共有がミクロレベルで革新的な富を 生み出し、マクロレベルでは投資対効 果を明確にし、社会の透明性を向上さ せることが可能な時代である。平和で 繁栄した世界がグローバルにも、ロー カルにも実現し、人間の内発的な意識 変革を起こす事で、無尽蔵な資源を得 ることが出来る。その資源とは知恵/ 知識/インテリジェンスのことである。
ここに紹介している構想や活動は、夢想家たちの夢 thinktionary.org/fragments/4097/
世界の頭脳
『世界の頭脳』(せかいのずのう、 World Brain)は、イギリスの作家ハー バート・ジョージ・ウェルズが 1938 年 に著した書籍。ウェルズは『タイム・ マシン』などの小説で名声を得たのち、 戦争を根絶するために国際連盟の提唱 などの社会活動をはじめた。1920-30 年代に展開した新百科全書運動(New Encyclopaedism)もそのひとつであり、 百科事典によって世界を知的に統合し、 世界平和の基盤とすることを目的とし た。本書には、この運動についてのウェ ルズの講演やエッセイが収められてい る。
だといわれ続けたものではあるが、その志は馬鹿に されるものではない。それどころか、彼らの生き様 が複雑で見通しも立たない核兵器廃絶や世界平和の 実現、貧困の撲滅、 人種間や宗教間の争いなどの解決
地球のためのインテリジェンス: ロバート・デビッド・スティール thinktionary.org/fragments/3698/
をしようと頑張っている人たちの『こころの糧(燃 料)』になっているのだ。シンクショナリーは、バッ クミンスターフラーの造語であり、テクノロジーに よる人間の能力拡張もエンゲルバートのコンセプト である。そして、ハイパーテキストの概念を創造し、 出版システムを拡張しようとしたテッドネルソンな ど、彼らの野望をここに集めて形にしようとしてい る。 絶えることの火として、次代のプラットフォームへ
Public Intelligence
本ウェブサイトは、世界中の研究者の 成果物をデータベース化するプロジェ クトで、われわれは「情報への平等な アクセスは人間の権利である」という ただひとつの言葉を元に活動している。 一般市民の情報アクセスリテラシーの 欠如や制約が、世界の民主主義の原則 を不安定にし、情報の非対称を生み出 しており、これを防ぐためのインテリ ジェンス活動を行っている。
と成長させる決意である。
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