東京夜間写真部グループ展2020「未来に伝えたい東京のよる風景」図録

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二口政之 金町取水塔(葛飾区)

古から流れ伝わる森の恵み自然が繰り返す営みに、畏敬と感謝の思い込め途絶えることの無き むきゅう ようと無窮に広がる星々に祈る 〈雪不足が続く大寒の日に〉

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池田英里 ふれあい橋(日野市)

浅川にかかるふれあい橋。ジョギングや散歩をする人、富士山を眺める人たちが気さくに声を かけてくれる。ふれあい橋という名の通り、人々がふれあう憩いの場として、いつまでも残っ ていてほしい景色。

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丹沢正伸 アメ横(台東区)

幼少時に父と買い物に行った場所の一つがアメ横です。学生時代もここで多く過ごしました。 もちろん現在でも定期的に通っている場所です。戦後の闇市から始まったこの街は常に変化し 続けています。変化を撮り続けることを通り越した気もしてきています。自分の第二の故郷と して、これからも通い続けます。

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丹沢正伸 秋葉原(千代田区)

幼少時に父と買い物に行ったもう一つの場所が秋葉原です。アメ横同様、ここでも多くの時間 を過ごしました。突如できたスケートパークに週末は通い詰めました。今ではそこに大きなオ

フィスビルが建ちました。今となってはなぜ駅前にスケートパークができたのかが不思議です。 その後、電気の街からオタクの街へ変わったけれども変わらないのが高架下。印象的なカラー のどこにでもある薬局が無性に撮影したくなり、数分間撮影を続けました。

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Akira Tagawa 岩淵水門(北区)

猛烈な勢力で深刻な被害をもたらした 2019 年の台風 19 号上陸時、一晩中、強大な水圧に耐え 隅田川域の都民の生活と命を守り続けた岩淵水門。東京は美しい水の街、裏返せば水害の街。 来る災害に備え立ち続ける無口なモアイたちに感謝とリスペクトを込め、今回の撮影対象に選 びました。星降る夜に懐中電灯片手のモアイたちが人知れず河川敷を見回りする……そんなイ メージで組み立てた 1 枚です。

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砂田英之

東京ゲートブリッジ(江東区)

東京ゲートブリッジから空を照らす光とともに撮像された無数の星々。23 区内でこれほどの星 きら

が見えることに感動。都心部では光害によって肉眼で星を見つけるのも難しい。東京の煌びや

かな夜景は好きだけれど、そこに行って夜空にレンズを向ければ星空に出会える場所は残って いてほしい。

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杉谷哲也 東京オペラシティ(新宿区)

職場の窓から撮影しました。知名度の高い高層ビルやタワーに加え、 足元の西新宿ジャンクショ

ンも一望できます。 「今」の東京を残すには絶好の場所と考えました。あまり知られていませ んが、東京オペラシティの高層階には窓のあるレストランフロアがあるので、個室を取れば誰 でもこんな景色が味わえますよ。料理もオススメです!

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杉谷哲也

金町駅前駐輪場(葛飾区)

きれいな最新設備の整った駐輪場が都内に増えてきています。そんな中、下町の良い雰囲気が 残っているのがこの駐輪場です。世のブームもあって、自転車自体もオシャレで高性能な車体

が増えてきているのに、この駐輪場では生活感溢れるレトロな車体が多く見られます。もう一 方の作品が高層階から超広角で見下ろす画であったので、こちらは足元からマクロ気味に見上 げる画にして対極の視点にしてみました。汗拭きタオルがいい感じですね。

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雅辺

日本橋(中央区)

10 月末、秋から冬へとうつろう日本橋を訪れました。行き交う人々はそれぞれの日常を過去か ら未来へと進めていきます。江戸の昔から諸街道の始点として人々の旅立ちを見送り、帰還を 迎えてきたこの橋は、現代では小説やドラマの舞台としても親しまれています。

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雅辺

日本橋(中央区)

今夜も一人の女性がここで誰かを待っているようです。彼女の物語が始まったのです。モデル は山中夏歩さん。街の地明かりだけで描く夜景ポートレートです。

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Noe Arai 浜松町(港区)

Sunset with Tokyo Tower 夕焼け空と富士山を撮りたくて、何度も浜松町へ行きました。この日は不思議な雲が広がりま

した。再開発でビルが建て替わるので、大好きな東京タワーと空を写真に残しておきたいです。

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足立哲弥 港区海岸 3 丁目

A bridge to the future

昭和に施工が始まり平成に入り完工したレインボーブリッジ。右手に御台場砲台は江戸時代の げた 遺物であり、その先にフジテレビ。橋の左手には豊洲市場の光が見えています。この橋桁から 見る景色は東京の移り変わりが全て見える場所です。

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木村紀雄 渋谷駅上空(渋谷区)

2020 年 3 月 29 日より羽田空港増便のため、南風運用時に都心上空を飛行する経路が設定され、 15 〜 19 時の間は渋谷上空では 3000ft 前後で飛行する。風向きの運用方法にかかわらず、渋谷 付近では 15 〜 19 時の間、1000ft 〜 4000ft の間は着陸機以外は飛行禁止になる。渋谷は再開発 で高層ビルが増え、実質 1000ft 以下は飛行できない。写真は 2020 年 1 月 25 日 17 時 27 分に 1500ft 付近を飛行して撮影した。

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木村紀雄 新宿歌舞伎町上空(新宿区)

2020 年 3 月 29 日より羽田空港増便のため、南風運用時に都心上空を飛行する経路が設定され、 15 〜 19 時の間は新宿上空では 3500ft 前後で飛行する。風向きの運用方法にかかわらず、新宿 付近では 15 〜 19 時の間、1500 〜 4500ft の間は着陸機以外は飛行禁止になる。新宿には高層 ビルが立ち並んでいるため、実質 1500ft 以下は飛行できない。写真は 2020 年 1 月 25 日 17 時 6 分に 1500ft 付近を飛行して撮影した。

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George Tsukamoto 城南島海浜公園(大田区)

Rise of Tokyo bay Ⅰ

明けない夜はない。今回のグループ展に際し、当初は 2020 年に開催されるオリンピック由来 の作品を予定していた。コロナ禍でそれを取りやめ、東京湾の夜明けを題材に撮影し直した。 作品を撮り直した理由は、その災厄への負けないぞという市井の写真家の意地であり、ちょっ とした復讐心にある。朝日が昇る直前の水辺の様子は、これからの 1 日を生き残るための希望 の光景に見え、そんなエネルギーを見る人にも感じていただき、東京は、日本はまだまだ行け ると思ってもらいたい。

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George Tsukamoto 荒川河口(江東区)

Rise of Tokyo bay Ⅱ

明けない夜はない。去年始まったコロナ禍の影響で、多くの写真愛好家の口から「自粛」とい う言葉が聞かれるようになった。実際自分も人が多い場所に行かなくなったが、それが逆に本 当に自分の撮りたいものに向き合える機会になったと思える。この場所もそのうちの一つ。川

の中に立つ、たぶん水位塔のようなものだろう、それがひっそりと水辺の生活を見守っている。 よく見ればとてもファンタジックな面構えをしている。普通の暮らしのすぐ横にあるちょっと お か いと した風景が、とても可笑しく愛しいと感じられるのだ。

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下城仁志 渋谷駅東口ペデストリアンデッキ(渋谷区)

未来に向かって人の手によって変わっていく渋谷。足元の大山街道は、遥か江戸の昔から、頭 上の首都高 3 号線は昭和 39 年から、街の変化を見つめてきています。そんな街に新しくでき たこの通路は、この先の渋谷を象徴する場所の一つになる気がします。そこから見える光跡も また誰かの人生の一瞬の交差。多くのエネルギーがきらきらするこの街の風景が好きです。

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下城仁志

浅草寺五重塔裏の八重紅枝垂(台東区)

1400 年の歴史を紡ぐ浅草寺、境内では毎年 10 月から 5 月頭までどこかで桜が楽しめます。染

井吉野の盛りが終わる頃に艶やかな姿になるこの桜は、案外普段は気が付きにくいところに咲 いています。春の終わりの彩は、やはり多くの人の目に残していきたい姿です。江戸時代から 建てられた五重塔ですが、今の塔は昭和 48 年(1973)に再建されたものだそうです。

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Takahiro Yamamoto 箱崎ジャンクション(中央区)

1963 年の東京オリンピック以降、東京の風景の大きな特徴の一つとなっている首都高速道路。 運河や道路など既存の空間を最大限に生かしたその様は、都市に生命を運ぶ血管のようだ。特 にこの箱崎は、アジアンハイウェイの起点となっている江戸橋ジャンクションと並ぶ、都市芸 術とも言えるのではないだろうか。

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Takahiro Yamamoto レインボーブリッジ(港区)

芝浦側から見るレインボーブリッジのこの風景は、10 年以上前に僕が東京の夜景を撮り始める

大きなきっかけとなった。東京の王冠、日本のストーンヘンジ、巨大な天使の輪。付けようと すればいくつでも名前が思い浮かぶこの場所は、下から見上げても上を走っても、興奮度は東 京ナンバーワンだと思う。

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行吉信仁

渋谷ストリームのエスカレーター(渋谷区)

都市にはそれぞれその都市の匂いがある。ニューヨーク、ヴェネツィア、パリ、ロンドンなど、 どこで撮ってもその都市だと分かる。だからいわゆる誰もが知っている東京のアイコンを使っ こんとん た説明にすることなく、東京を伝えたいと思った。混沌としながら常に変化し続ける様も、東 京固有の匂いの一つである。常に躍動する様子を、この一枚で表そうと思った。

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行吉信仁

トゥモローランド丸の内店(千代田区)

二枚の組み写真として、一枚目と対称となる要素で構成されている写真を選んだ。男性に対し

て女性、生身の人間に対してマネキン、動に対する静、複数人に対して一人、コントラストの けだる 強弱などだ。都市の匂いとしては、一枚目の躍動に対して、退廃的な気怠さ、写実に対して詩 情を意識した。この表れ方もまた、一つの東京の姿である。

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小山さなえ

光のロード

東京国際フォーラム(千代田区)

雨上がり帰り道に撮りました。建築家ラファエル・ヴィニオリの設計による建物。東京のラン ドマークになったこの建築は東京駅と有楽町駅の間に立地し、カメラマンが一度は撮りたい被 写体だと思う。

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佐藤みほ香 日本橋(中央区)

2011 年某日。被災した地元に帰らない罪悪感を残したまま上京した気持ちを、東野圭吾の『麒 りん

麟の翼』の主人公に重ねた。鋭い眼差しは善悪もなく、全て受け入れているような気がした。

日本橋は江戸時代から続く物流の拠点。周りの景色がどんなに移り変わろうとも、「通り過ぎ て行く時代とヒト(光)」を「麒麟の像」にはいつまでも見守り続けていて欲しい。

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satomi N / Katze

シタマチ ニ ユキ

浅草 伝法院通り(台東区)

東京下町の浅草にある浅草寺は、国内でも屈指の観光スポットで、国際色豊かな参拝客で溢れ ています。いつ来ても古き良き日本の「和」を楽しむことができるこの地を未来に残していき たい。

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satomi N / Katze

五色桜大橋(足立区)

高架下の桜

首都高速道路と桜を一緒に撮ることができるスポットです。好条件がそろえば、西方向には富 士山を望むことができ、橋の下を流れる荒川は美しい水鏡となって輝きます。都内ではなかな かお目にかかれない風景に出会える貴重な場所。

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進藤弘隆 スカイツリー上空(墨田区上空)

世界屈指で日本一の東京夜景を、スカイツリーをフレームに入れて空から撮りました。

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進藤弘隆 永代橋(中央区)

国の重要文化財に指定されているこの永代橋を、長時間露光することで近未来的に表現してみ ました。

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中村美保 レインボーブリッジ(港区)

東京タワーから眺める夜景は、東西南北どこを切り取っても素晴らしい景色ですが、私が心惹

かれたのはレインボーブリッジです。東京都の芝浦と台場を結ぶ約 1.7km の吊り橋は、歩いて 渡っても、朝、昼、夜、いつ眺めても絶景を見せてくれます。特にライトアップした橋は未来 に残したい夜風景です。

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Yumiko Sato テレコムセンタービル(江東区)

ただいまの風景

羽田空港から車で帰宅するとき、少し遠回りだけどレインボーブリッジから東京タワーを眺め ながら走るルートが好き。旅の締めくくりに見ていた風景も少しずつ変わり、そして旅に出る ことも難しくなってきた今、次に帰るときにはどんな風景に変わっているのだろう。

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Hiroshi Sata

東京タワー(港区)

TOKYO TOWER 開業以来 60 年経過したが今も東京のランドマーク。オレンジに輝くランドマークライトを見 るとほっとする未来に残したい夜風景。

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こいずみ きょうこ 東京タワー(港区)

月ミル君想フ この鉄骨は東京にしかない鉄骨。見た人がちょっと興奮する素敵な鉄骨。これからもずっと、 見る人をほっこり幸せにしてほしい。

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前田昌樹 都営辰巳 1 丁目アパート(江東区)

1964 年の「東京オリンピック」。それによる大規模なインフラ整備等により、雇用の増大、そ して経済の拡大があり、人々は首都東京に集まり、国は住宅を大量に供給するため、団地が建

築されました。現在、オリンピックに向けて、古くなった団地を急ピッチで建て替える作業が 行われています。団地の象徴であった「給水塔」は、建て替えとともに姿を消しつつあります。 いつかなくなってしまう、「給水塔」のある風景を残したいと思いました。

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前田昌樹 赤羽 OK 横丁(北区)

ちょうちん

カオスと言われる赤羽の飲み屋街で、昔ながらの提灯のある横丁に行きました。東京は駅を中 心に再開発が進み、古い建物が急速に失われてきています。古い飲み屋街の写真を残したく シャッターを切りました。また、今回は日常と違う視点で撮りたくて高い視点にしています。

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末澤昭宏 六本木 Live House BiRdLanD(港区)

東京の夜は素敵な音楽を楽しむ人たちの笑顔が溢れている♬ いつまでもそうあってほしいと

の願いを込めて、この写真を選びました。撮影日は 2020 年 2 月 28 日。この後の全く予想外の 展開に戸惑っていますが、いつかまたもっと素敵な笑顔に出会えることを祈っています。No Music No Life!

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末澤昭宏 上野恩賜公園 噴水広場(台東区)

東京で昼夜を問わず日本中世界中の人々が集い、古今東西全ての文化を堪能できる上野公園。 2012 年にリニューアルされた噴水広場では、日夜さまざまなイベントが開催されています。写

真は 2019 年 11 月 2 日、 「あかりパーク 2019」 (世界的な照明デザイナー石井幹子プロデュース) での小松原庸子スペイン舞踊団 フラメンコスペシャルステージで撮影したもの。悲しいほど 美しく華麗な演舞が、詰めかけた大勢の観衆を魅了しました。

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今西直樹 としまえん(豊島区)

としまえんが昨年 8 月に閉園しました。としまえんと言えば 100 年以上の歴史を超え夢とロマ ンを語り継ぐカルーセルエルドラドしかないでしょう。閉園前に撮影したこの夜風景を後世に 残しておきたいと思い選んだ次第です。

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皆木信治 荒川車庫前(荒川区)

次第に消えてゆく路面電車。東京唯一の路面電車である荒川線と、日本文化の象徴になったメ イドさん。どちらも後世に残していきたい日本の「今」 。そんな思いを込めて、都電とメイド さん(秋元るいさん)のコラボを撮ってみました。

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布施康信 海洋大学(重要文化財)明治丸(江東区)

以前から撮りたいと思っていた明治丸。この船は、明治初め(144 年前)に日本沿岸に建てら れ始めた灯台のメンテンナスのために、イギリスへ発注された船です。また、この船で明治天 皇が北海道巡幸から横浜へ帰った日は、「海の日」となっています。現在は重要文化財の記念 館として見学もできます。写真展の被写体を探していたときに、SNS でイルミネーションをす ると知り、 「これは行くしかない」と思って初日に行って撮れたショットです。

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大嶋 守 築地(中央区)

永遠の輝き 輝く街並み。都心部には撮影スポットがたくさんある。その中でも水辺がある場所が好きだ。 それは夜になると美しい光が水面に映り込み、輝かしい街並みの美しさを倍増する。今回僕は サブテーマとして「水辺」を考えていた。この日は水辺の撮影に向いていたようで、風も穏や かで水面にはたくさんの街明かりが映り込んでいた。

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関 佳明

とばり

新宿西口(新宿区)

夜の帳が下り、家路を急ぐ人々。マスクが必須となった世の中では、その下の表情は読み取れ ない。いつの日か皆がマスクを外し、その口元に笑みをたたえて談笑する日が訪れることを願っ てやまない。

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関 佳明

東京駅(千代田区)

たくさんの出会いと別れを見続けてきた東京駅。地面を濡らす雨は水たまりとなり、駅舎を映

し出す。水たまりに落ちる雨粒の波紋は、行き交う人々の心の機微を映し出しているようだ。 喜びの雨、悲しみの雨……いろいろな感情、情景に思いを寄せながら、いささかセンチメンタ ルな感傷とともにシャッターを切った。

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南 雅夫 大田黒公園(杉並区)

北海道から来た人間にとって紅葉のライトアップや日本庭園はとても珍しく、そして美しい。 日本で最も多くの公園を有してる東京ですが、再開発が進む中、このような昭和を感じる所は いつまでも残っていてほしい。

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Takanori Mutoh 新宿思い出横丁(新宿区)

昭和の街、男の背中。

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サメー リファット 文京シビックセンター(文京区)

富士山に見守られる街

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サメー リファット 渋谷センター街(渋谷区)

令和とツーショット

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Taka Waka 銀座(中央区)

銀座ノ夜 絶えず変化し続ける街

ひとつひとつ建物は新しくなっていく それでも夜になれば眩い光の景色に変わりはない 街灯りに包まれながら 今夜もふたりは愛を語らう

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Taka Waka 仲通り(千代田区)

丸ノ内ノ夜 無数の灯りがふたりを優しく包み込む 一緒にいられる幸せ あなたの温もりを感じ

ふたりきりの時間を楽しむ

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Mashimo Kei

all along the F tower

晴海埠頭(中央区)

せいひつ

晴海埠頭のシンボル「風媒銀乱」越しに広がる夜の情景には、不思議な静謐感が漂う。暗い海 面と宙に浮くオブジェ、遠方の台場方面の光を眺めていると、時間はゆっくりと流れ、時に止 まってしまったかのような錯覚さえ感じることがある。そんな静かで穏やかなこの晴海埠頭で は、東京オリンピックの後、ターミナルの廃止解体が予定されている。「未来に伝えたい東京

の夜風景」という今回の展示のコンセプトの下、普遍的な美しさを持ち、そして今、歴史的な 局面を迎えてもいるこの場所で撮影した夜景を展示作品とした。

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mica nagami

東京タワー(港区)


In Memory of mica nagami 2021-03-19

Tokyo Night Photography Club Editor: Takahiro Yamamoto Logo Design: Akira Tagawa


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