Portfolio_Yasue Imai

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Portfolio Portfolio2011-2013 2011-2013 Yasue YasueImai Imai


INTRODUCTION 今井 康恵 Yasue Imai E mail: yasue_imai@yahoo.com

LANGUAGE SKILL

日本語・英語

Drawing: Vectorworks 11, Rhinoceros v4, Vray for Rhino Editting: Illustrator, Photoshop, InDesign (CS5)

話すこずが奜きです。だいぶ倧きい声がでたす。 これからはもっずフォヌマルな英語を鍛えお行きたいので、 機䌚があればプレれンなどにも挑戊したいです。

補䜜は最終的にすべおデゞタルで仕䞊げたすが、留孊䞭コミュニケヌ ションの手段ずしおのスケッチ、むラストレヌションの信頌性に再確認 しおから、手曞きのむラストずスケッチ暡型をずにかくたくさん残すこ ずによっお思考を進めおいたす。 良いものをしっかり芋お、 もっず衚珟の幅を広げおゆきたいです。

PHOTOGRAPHY 倧孊時代に圚籍しおいた写真郚で基瀎を孊び、撮り続けお いたす。建築写真でも颚景写真でも”人ずの関係”を撮るこず をテヌマにしおいたす。

倧工仕事も奜きです

HEALTH 䞡芪のくれた名前のずおりに健康にずおも恵たれおいたす。 環境がかわっおも䜓調を厩したりしたせん。皆勀賞系です。 1988

兵庫県宝塚垂 生たれ

2004-2007 神戞芪和女子高等孊校 圚籍、卒業

FOOTWORK

2007-2011 京郜府立倧孊 人間環境孊郚 環境デザむン孊科 生掻デザむン専攻 孊士課皋 建築・むンテリアデザむン研究宀 圚籍、卒業

走るのは遅いですが、 どこたでも歩けたす。 1日1時間の自転車通孊ず、バックパックで鍛えた筋肉で、 良いものを芋るため、新しい人に䌚うため、 おいしいものを食べるためならどこぞでも行きたす

2011-2013 The Royal Danish Academy of Fine Arts, School of Architecture Department11(Design in Architectural Context) 修士課皋 圚籍、卒業 2013 デンマヌク建築士資栌 Arkitekt MAA 認定

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PROJECTS

1 2 3 幎倏から二幎間、ずっず憧れだった北欧の囜デンマヌクで暮らしたした。

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資源の乏しい小さな囜だからこそ、囜家ずは人々ずその文化そのものであり、人々の暮らしがいちばん倧切 にされおいたした。 ”みんなで生きおいる”䞀䜓感のようなものが根底にある䞭、本圓に必芁ずされるものがずびきり掗緎され た䞊で぀くられ、デザむンの圹割は圓たり前のように信頌され機胜し、囜の力ずしお誇られおいたす。

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この気抂に觊れるたび、デザむンを志したこずに自信を䞎えられなんだか泣きそうになるこずが倚々ありた した。

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䞀方、 この楜園のような囜に暮らすあいだ、 日本のデザむンはリファレンスずしおニュヌスずしお垞に友人 や先生ずの話題の䞭にありたした。 「誰も芋たこずのないもの」を远求する日本の発想力、それを実珟する緻密で繊现な技は日本人の知らな い所ではるか遠くの囜のクリ゚むタヌたちを励たしおいる。その颚景をみたずき、 日本のデザむナヌはやは り日本のコンテクストの䞭に掻躍しおこそ茝き、私の目指すものはそこにあるず確信したした。

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海倖の倧孊院ぞすすんだこずで芋過ごしたこずもあるかもしれたせん。 でもデンマヌクずいうたったく違うコンテクストを垞に比范できる察象ずしお自分の䞭にずりこんだこず、 なにより建築・デザむンするこずが奜きだず自信をもおるこず、 これだけでも十分な収穫だず思いたす。

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京郜府立倧孊でも、デンマヌク王立アカデミヌでも、建築・家具・プロダクトなどのスケヌルの境界を枡り 歩いお必芁なデザむンを芋極める蚓緎を぀んできたした。 「人の暮らしのためのデザむン」 ずいう軞をもちながら、 どんなこずにも挑戊しお面癜い人になりたいです。 3

p.4-9

Terminal Atelier

Hospice/S=1:500 to 1:20 2013 Spring/Master’s Graduation Project Honoured mention by VELUX Denmark p.10-13

At Home Kitchen

Single Family House/S=1:200 to 1:20 2012 Autumn p.14-17

Four Chairs

Chair/S=1:1 2012 Spring p.18-21

Invitation

Public Furniture/S=1:2000 to 1:5 2011 Autumn p.22-23

Cloud

Installation(Group work)/S=1:1 2012 Sep. p.24-25

Capellagården Stool

Stool/S=1:1 2011 Jul./2weeks Summer Course p.26-27

Cradle

Furniture/S=1:5 2011 Aug./WISE WISE 100years Furniture Compe Nominated and exhibited p.28-31

Yama Ori

Seaside Play Field/S=1:200 2010 Autumn/Bachelor’s Graduation Project Best work of the year


Terminal Atelier

3人のアヌティストのためのホスピス/S=1:500 to 1:20 2013 Spring(100 days) Master’s Graduation Project Arkitekt MAA 取埗 VELUX瀟 Daylight Grant 衚地

”終の棲家”での生掻は、残された時間を意識する利甚者たちにずっお䜕にも倉えがた い貎重な日々ずなる。 デンマヌクのホスピスで実際にその粟神にふれた時、私は䞀生を通しお考えおゆける テヌマを芋぀けたず思った。 䜏たいの質が䞀切劥協されない究極の空間が、そこには必芁だった。 1967幎にむギリスでムヌブメントが起こっおから珟代医療に定着するたで、ホスピス の理念は䞀貫しおいる。 「終末期の患者ずその家族の生掻の質を向䞊するこず」 今やホスピス蚭蚈に関するガむドラむンや理論がたくさん手に入るが、 しかし䞻䜓で あるはずの患者がそれ以䞊語られる䟋はない。 終末期の生掻の質は、患者それぞれが過ごしおきた10人10色の人生の先に語られる べきである。 この蚈画では居䜏者をアヌティストに限定するこずにより、ホスピスが本圓の意味で 必芁な生掻の質ぞ近づくこずを目的ずした。

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Principles

コペンハヌゲン郊倖にあるHospice SÞndergÃ¥rdにお行った調査ずむンタビュヌを1冊の本にするずころから課題に取り組みたした。 以䞋は調査から埗た知識のうち、デザむンを進めるにあたり特に倧切にしおいきたい事柄を7項目にたずめたものです。

”Be Home”

”For the Sensitives”

”Flexibility”

”Day and Time”

ホスピスは医療斜蚭ずしおではなく、 家ずしお終末期の人を迎え入れる堎 所である。

死に盎面する患者、 たたその生掻にか かわる利甚者はみな、呚蟺の環境に察 しお非垞に鋭敏な知芚をもっおいる。

看取りの瞬間たで患者の支えになるよ う、居䜏空間は物理的にも粟神的にも 劇的に倉化する患者の状態に察応でき るよう蚭蚈されるべき。

残された時間を意識する利甚者にずっ お、時間の感芚は特別なもの。 䞀日ベッドにいる日でも時間の倉化 を感じられるよう、居䜏空間は蚭蚈さ れるべき。

Elements Extruction for Living Unit

Wall for artworks

奜きなずきに奜きな堎所を遞べるよ う、寝宀以倖にも居堎所の遞択肢があ るずいい。

N

Atelierhusene*1

Balcony

perception

Utterslev Mose *2

1

Site

Wardrobe, Shelf 2

Bispebjerg Hospital *3

Working Space

”Live with Nature”

”Respect All Users”

波を・星を・倕日を・雲を眺める。身近な 自然ずのふれあいによっお、人間の時 間軞より倧きなスケヌルに思いをはせ るこずはずっおおきの癒しになる。

居䜏者である患者に䞊び、 その家族、友 人、 スタッフ、 さらに過去の居䜏者たち の家族も利甚者ずしお尊重される。

Site Analysis

Skylight

”Trip through a House”

コペンハヌゲン北西に䜍眮するUtterslev Mose湖の北東偎に 半島状に突き出た土地を敷地に遞定した。Utterslev Mose は環境保護指定もされおいる矎しい自然公園で、湖を䞀呚め ぐるように散策路が蚭けられおおり、日垞的にりォヌキング やサむクリングをしに垂内倖から人が集たっおくる。 珟時点で敷地に既存の構造物は湖を望む小さな展望デッキ のみ。 このプロゞェクトの結果ずしお土地の魅力が増すよう に、人々の憩いの堎ずいう機胜も取り入れる。 近隣には緩和ケア科のあるBispebjerg Hospital、戊埌に建お られたアヌティストのための公営䜏宅Atelierhuseneなどが ある。

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Joint to Social

Family Stay

Site

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呚蟺の䜏居矀は䌝統的なレンガ造だがこのホスピスはむしろ党䜓の印象 を氎蟺の景芳に近づけるように「軜み」を衚珟する玠材や構造を遞択した。


Gallery Pavilion: Main Buildingず屋根の䞋で぀ながったギャラリヌ棟には、 このホスピスで看取ったアヌティストたちの䜜品を展瀺する。 家族たちの悲しみのケア。

Main Building: 北偎にスカむラむト、湖に面しおバルコニヌをも぀配眮で既存の朚々の間にLiving Unitを配眮する。 ぀のLiving Unitを぀なぐ郚分がふくらみオフィスやダむニングなど゜ヌシャルな プログラムの圹割を果たす。

ViewingDeck ホスピスず同じ蚀語でデザむンされおいるパブリックスペヌス。

Plot Plan S=1:400

朚補フレヌムの角床は宀のプログラムからきめる。 ゚ントランス郚ずギャラリヌ棟は人を呌び蟌むように散策路に向かっおひらき、 Living Unitやダむニング郚は䞭庭化した景芳にむかっおひらく。

建物内のPrivateずSocialの境界線に幅をもたせるこずにより生たれるバッファゟヌンは ギャラリヌスペヌスずしお、あるいは屋倖デッキずしお機胜する。 6

ファサヌドを芆う朚補ルヌバヌの角床を6段階に蚭定するこずにより、内郚空間に必芁なプラ むバシヌを確保したり完党に芖線を透過させお景色をみせたりずいった操䜜を自圚にする。


Living Unit2 Section S=1:400

North Elevation S=1:400

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ファサヌドの印象


Interior Elevation _Folding wooden panels The wall of Living Unit is consists of two layers; wooden panels as the interior layer and a glass as the exterior layer. All wood panels can be folded and open to control light and view. There are shelves in between layers which will be used to display or storing things.

Bathroom Storing necessities

Look at display with family

In front of a bed to control light &view

Working space A drawing table sits

Balcony

Shelf at h=1300

Shelf at h=1000

Shelf at h=500

Shelf at h=750

A window with full height

A Drawing Table A drawing table is built in a part of the wall furniture. Half of the table can rotate to fit the need of wheel chair users. This table has wheels so a patient can also take it with them and work in the middle of the room or balcony.

Furniture for Family Staying There should be enough living space for patient’s family stay. This piece of furniture will offer a bench and table for the daytime stay, and bed for the overnight stay. They can share the same table even from the bed like as they used to face each other in the living room at home. Function of storage should also be provided large enough so a patient can be surrounded by their favorite things, and don’t need to minimize their life.

This piece of furniture will offer a bench and table for the daytime stay, and bed for the overnight stay.

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Skylight, Ceiling Daylight can perform as very important media to bring the nature and the sense of time to the patient’s room. Drag the light in

the most various grayscale on the ceiling

drop here

9 Interior Elevation _Folding wooden panels The wall of Living Unit is consists of two layers; wooden panels as the interior layer and a glass as the exterior lay-


At Home Kitchen

ごはんの時間のための家/S=1:200 to 1:20 2012 Autumn 3rd Semester’s Project

第䞉孊期のテヌマはキッチン。 プロダクトでも、 システムデザむンでも、食に関するデザむンであれば自由に 課題蚭定ができたので、 「食事の時間」をテヌマに䜏宅を蚭蚈した。 卒業蚭蚈の予行を意識しお、 プログラム補䜜から詳现図面、 プレれンテヌション たですすめた。 コペンハヌゲン郊倖のAmagerずいう戞建おの倚い゚リアに敷地を蚭定、デンマ ヌクで䞀般的な家族構成を蚭定しおいる。

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Reversed Kitchen

Kitchen, Heart of Home

この課題では、家族生掻のSOCIALな空 間の代衚であるキッチン、 ず個宀などの PRIVATEな空間の぀ながりかたにフォヌカ スするこずにより、 よりよい家族の時間が 流れる䜏宅を目指すものである。

家族の日垞を思い浮かべるず、その背景にはい぀も ダむニング、そしおキッチンがある。 日䞭は孊校や䌚瀟、それぞれの堎所で違った生掻を 送っおいる家族のメンバヌが、䞀日のはじめずおわり には毎日時間を合わせお集う堎所だ。

いただきたす ごちそうさた

囜や時代がちがっおも、䜏たいにおける家族生掻の 心臓はごはんの時間だずいえるかもしれない。

Data

䞀昔前の兞型的な家屋においおキッチンは䞻婊の 仕事堎ずいう䜍眮付けであり、家の䞭心から離され お蚭蚈されおいた。 しかし”料理”は今やむしろ瀟亀や嚯楜ずしお捉えら れ、キッチンずダむニングの境界は薄くなり、料理の 堎は客人参加型のおもおなしの堎ずしお家の䞭心 郚になった。

四人家族のための庭付き䞀戞建お䜏宅 家族構成父、母、息子12才 、嚘10才

のPRIVATEがSOCIAL共有 SOCIALがのPRIVATEをくるむ

Reconstruct Family House

぀のプラむベヌトタワヌ

぀の゜ヌシャルルヌム

橋枡しするファニチャヌ

居宀を栞ずするプラむベヌトタワヌがそれぞ れ䜙癜をはさんで向かい合うように立぀。

プラむベヌトの空間のネガティブずしお、 スキップフロアにわかれた ゜ヌシャルルヌムが螺旋のシヌク゚ンスで぀ながる。1぀の空間ずし おの䞀䜓感を保ち぀぀、倚様な関係性・暮らしの颚景を挔出する。 キッチンは舞台のように぀のプラむベヌトタワヌに囲たれ䞭倮に 䜍眮する。

異なるフロアの間を、 ゜ヌシャルずプラむベヌトの間を、 倖ず䞭を、ぬいあわせるように家具が存圚し 生掻を生み出す。 11

必芁宀キッチン、 ダむニング、 ラりンゞ、 䞻寝宀、子䟛郚屋×、颚呂、曞斎、倉庫


Y

Y

X1

X1

X2

X2

Y

X1

X1

X2

X2

Y

Plot Plan(<1800), S=1:250

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Plan(>1800), S=1:250


Section Y S=1:100 (original S=1:20)

Elevation,SSE S=1:250

Section X1 S=1:250 13

Section X2 S=1:250


Four Chairs 怅子孊期/S=1:1 2012 Spring 2nd Semester’s Project

デンマヌクでは䌝統的に建築家が家具を蚭蚈する。 私の所属しおいたDep11はデンマヌク家具デザむンで著名な教育者ポヌル・ケア ホルムが創蚭した「最小スケヌルの建築」を扱う孊科であり、孊期をかけお怅子 蚭蚈にずりくむ䌝統がある。 孊内の怅子コレクションの実枬にはじたり、 たずは1週間に1぀のペヌスでそれぞれ 玠材の違う怅子を補䜜する。 そしお週間かけおファむナルチェアを補䜜する。 デザむン挔習だけでなく、 ワヌクショップの䜿い方の講座、 よい怅子姿勢の講座や 家具写真撮圱の講座などが組み合わさっおおり、 最終的には党生埒の䜜品を収録した本の出版たで䜓隓でき、 ずおも有意矩な 孊期になった。 本の補䜜に際しおは、すべおの怅子の写真撮圱を担圓した。

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Piano

Final Chair Material:Timber(Maple+Elm),Rope Design+Production:3weeks 怅子孊期の前半に䜜った぀のプロトタむプをふり返り、改めお 「玠材の䞎える印象を再構築 し怅子の構造や機胜の可胜性を広げるこず」を課題蚭定した。 プラむりッドを䜿甚した぀めのプロトタむプ次ペヌゞ参照 でずりくんだ”朚の垃”ず いうテヌマをさらに掘り䞋げ、 リラクシング芁玠の高いハンモックチェアの印象を兞型的な朚 のサむドチェアの䞭に再珟しおみるこずにした。 ボヌト甚のロヌプがシヌト郚分の朚補パヌツをフレヌムに぀なぎずめた構成により、座る人 の䜓にフィットする。 フレヌムずシヌトの組み方、 それぞれのプロポヌションや寞法を可胜な限り時間をかけお怜蚎 した。 トラむアングルによりフレヌムからシヌトを浮かしおみせる偎面のデザむンは、 フィンナ ヌルの手法を参考にしおいる。 シヌトフレヌムの構成をより明快にみせるようメむプルずニレを組み合わせた。

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Experimental Chair#1 Material:Timber stick(Pine) Design+Production:1week

Experimental Chair#2 Material:4mm plywood Design+Production:1week

元は密なかたたりだった朚が、目的にあうようひずたず補材され、角材になる。 そしお人の手がくわわり、怅子ひず぀䜜るためにも 材は再集合する必芁がある。

簡単に曲げるこずが出来るが、それ自䜓では構造にならないのプラむりッドを玠材ずしお、 レヌザヌ カッタヌで加工するこずが指定された。぀のプロトタむプの䞭で䞀番攻めた課題になった。

このストヌリヌをそのたた圢にしおみた小さな怅子です。 背はほがかたたりだったずきのように蜜で、足にむかっお空気をふくみ広がっおいきたす。

プラむりッドを線みこみ、曲面の距離を固定するこずによっおうたれる匵力を利甚しお構造を぀くった。 ”線む”補法によっおはずむようなすわり心地も楜しめる。 自分はプレれン䞭座っおいられたが、講評の先生が座っお数分ではじけ厩れた。 今ずなっおはそれもたた思い出です。

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Experimental Chair#3 Material:12mm plywood Design+Production:1week それ自䜓で十分に匷床があるプラむりッドが指定されたので、糊も釘も䜿わず、3枚のプレヌトを 差し蟌んだだけの単玔な構成にした。 芋る角床によっお怅子が空間に䞎える印象に2぀の顔をも぀。

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Invitation

公園のりェルカムスペヌス/ S=1:2000 to 1:5 2012 Autumn 1st Semester’s Project

コペンハヌゲン南郚、海蟺にある広倧な公園の゚ントランス郚分にストリヌトファ ニチャヌを぀くるずいう課題。 郜垂のスケヌルず家具のスケヌル、䞡方からのアプロヌチが求められた。 リサヌチ段階のグルヌプワヌクではペヌロッパの孊生たちのフィヌルドワヌク慣れ を目の圓たりにしお焊り、䞭間講評ではプレれン胜力、衚珟胜力の差を痛感した。 自信喪倱しマむナスからのスタヌトになったが、最終的には優秀䜜品に遞ばれたこ ずに励たされ、その埌2幎間分のモチベヌションず゚ンゞンが䞀気に枩たった思い 出深い䜜品です。 18


Research

Main Idea from Analysis

10:00

公園利甚者に察しお行ったむンタビュヌから、公園内で は遊具や17のテヌマガヌデン、バラ園、BBQやディスク ゎルフやドッグランなど倚皮倚様なアクティビティが楜 しめるこずがわかったが、 日ごろからよく蚪れる利甚者 たちの䞭でも広倧な公園の党䜓像をきちんず把握でき おいる人は少ないようであった。

15:00

GATE 境界の明確化

最倧の問題点は公園の顔であるはずの町偎に向けた メむン゚ントランスに人を誘導するようなサむンが䞀切 ないこずだず指摘された。 加えお、゚ントランスの前がバスの折り返しロヌタリヌ であり぀の道路が亀差しおいるため、町ず公園ずの接 続郚分が混沌ずしおいるような印象を䞎えおいるのも、 マむナス芁玠になっおいる。

20:00

platform has ability to connect people and interests

valbypark

knudepunkt

valbypark

knudepunkt

platform has ability to connect people and interests heterogenic in traffic (bike, peds, dogs, cars)

heterogenic in traffic (bike, peds, dogs, cars)

changing quality of space (city - daily life - platform points of adventure - nature - sea)

(platform)

Railway

Valby Hallen(Concert hall)

starting point could have feeling of invitation (signage, furniture, ...) starting point could have feeling of invitation (signage, furniture, ...)

no overview

people are left alone

SIte

no active invitation

or signage people are left alone no bad orgabad indication no active invitation nization or signage of traffic

no focus

traffic on platform no connection too much from city to park traffic on platform no connection furniture does from city parka real notto have function for visitors no connection from city to parkdoes furniture not have a real function for visitors furniture does not have a real function for visitors

no focus no focus no function no function furniture should keep drunks away

no function

no overview

disorganized space to bigbody bad organization disorganized of traffic islands of points of interest body bad orgafloating in a sea of nothing nization space to big of traffic elements are space to big islands of points of interest disaggregated

Visual Barrior

17 themes Garden Rose Garden Area for running dogs

Jogging Path

Celebration Area

furniture should keep drunks away

connection or border ? the area of greatest interest is at the same time the

Best View

Cafeteria

floating in a sea of nothing

elements are disaggregated

Sub entrance

To Playground

Disc Golf Course

islands elements areof points of interest floating in a sea of nothing disaggregated

furniture should keep drunks away

Lake

y)

no connection too much

Green Island

Natural Playground

Alle

platform

disorganized

body overview

opla r

too much no connection traffic on

et(P

you need to know the already badpark indication or go on adventure tour

Entrance

no active invitation

Barbecue Facilities

Stre

no connection

Car Traffic

people are left alone

lley

bad indication

you need to know the park already or signage or go on adventure tour

Valby Sports Park

lar A

you need to know the park already or go on adventure tour

To the City

Open Area

Main

changing quality of space heterogenic in functions (city - daily life - platform (and visitors) points of adventure - nature - sea)

only place in park that everybody has to cross and special topography everybody knows (platform) starting point could have feeling of invitation (signage, furniture, ...)special topography

ity

heterogenic in traffic (bike, peds, dogs, cars)

単玔なパヌツの反埩による倚様な空間䜓隓

th

changing quality of space safe area (city - daily life - platform (protected from traffic) heterogenic in functions points of adventure - nature - sea) (and visitors)

special topography only place in park that (platform) everybody has to cross and everybody knows

ec

park has ability to connect city and nature heterogenic in functions (and visitors)

knudepunkt

to

safe area (protected from traffic)

platform has ability to connect people and interests

valbypark

et

park has ability to connect city and nature

re

safe area (protected from traffic)

公園利甚者の歩行ルヌト調査 only place in park that everybody has to cross and everybody knows

町ず公園、 もしくぱントランスずその先の䜓隓、の関 係をリフレッシュするような空間、本来公園の顔である べき゚ントランス郚分で公園の魅力を䌝え぀぀蚪れた 人を誘導するようなしかけをデザむンするこずが必芁 だず思った。

Pop

歩行者 自転車 犬連れ

TOWER ちがう芖点から眺む

St

park has ability to connect city and nature

BRIDGE 線で぀ながる

beginning of the park and an important traffic node

connection or border ? (a design or the park itself) of „something“

the knudepunkt has the ability to be the starting point

Sea

connection or border ?

it comprises many in the material, light, function, and interests the area of greatest interest is at contrasts the same time beginning of thesocial parkbackground and an important traffic node the key design be to to findbe a way either point segregate or connect(a city and park the knudepunkt hastask thewill ability thetostarting of „something“ design or the park itself) the area of greatest interest is at the same time the beginning of the park and an important traffic node deciding oncontrasts this question will be uplight, to the individual (design) decision. many in material, function, social background and interests it comprises the knudepunkt has the ability to be the starting point of „something“ (a design or the park itself) the key design task will be to find a way to either segregate or connect city and park it comprises many contrasts in material, light, function, social background and interests deciding on this question will be up to the individual (design) decision.

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Valbyparken, Main Functions

To the Sea

Site Context/How to define the route?


Plan S=1:500

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Roof Plan S=1:500


亀通の流れから゚ントランスを限定

公園内に広がる芝生ず゚ントランスの砂 地の間を瞫うようにゲヌトを蚭ける

公園内のメむンストリヌトであるポプラ

高朚の無い゚リアに向けお

䞊朚に盎行するようフレヌム角床を蚭定

ビュヌポむントを蚭定

公園内に広がる芝生ず゚ントランスの砂

フレヌムの密床を調敎し通りみちや

地の間を瞫うようにゲヌトを蚭ける

芖線の抜けをデザむンする

地䞋の壁から高所の柵ぞ ベヌスになる構造フレヌム高さによっお機胜が倉化するパヌツ

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Folding Section


Clouds

自然採光ず動力孊によるむンスタレヌション/S=1:1 2012 Sep. (2weeks) Group Project Collaborators: Andreas Schuster, Edit KjÊr, Johan Jeppesen, Natasja Jankowski, Sofie Linnebjerg, Miki Morita, Yi-Lun Wu

寒い季節の日照が極端に限られおいる北欧に䜏む人々にずっお 宀内にいかに有効に自然光を取り蟌むか、 ずいうこずは䌝統的なテヌマである。 所属する孊科の特別研究宀のDaylight Lab䌁画のこのプロゞェクトでは蟺 のキュヌブ型の郚屋が䞎えられ、その䞭にKinetics動力孊を甚いお倚様なラむトゟ ヌンを衚珟するこずが課題ずされた。 私たちは遊びの゚ネルギヌを動力に、光源ず光環境の耇雑な関係性を䜓感するこず を目的ずした空間を補䜜した。

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Play with Material 「操䜜可胜の媒䜓を介しお光源から取り入れ た光に衚情を䞎える」 ずいう基本構成を決めお から、 どのような質感が人をひき぀け操䜜を促 すのに効果的なのかテストピヌスを䜿った実 隓に入った。 結果、半透明のプラスチックのシヌトを筒状にし お倧量に぀なぎ合わせたものを採甚した。 郚屋を芆い぀くすほど倧きなこのテキスタむル を倩井から長さの調節が可胜なバックル぀きの 玐で吊り䞋げた。 深さのある筒が䌞瞮するこずにより光の透過性 が倧きく倉わり、䜜甚の連鎖によっお予想できな い反射が生たれ、宀内の光環境ず光源ずの耇雑 な関係はひずめでは分からない。 この空間で遊びながら探求するうちに、光の䜜甚 に぀いおの感芚・知識がより研ぎ柄たされおいく こずを願うものである。

テキスタむルの䌞瞮ず光の透過

ラむトゟヌンの操䜜むメヌゞ

Darkness 構想段階から私が特にこだわっおいたのはこのむンスタレヌションに必芁な暗さに぀いおだ。 このテキスタむルの本領を発揮するためにできるかぎり光源を絞り埮现なグレヌスケヌルに意識を向ける必芁がある、 ず いう䞻匵がずおり、 この暗さが新鮮味をもっお審査員に受け入れられ、グルヌプの䞭で䞀番祚をあ぀める䜜品になった。

Section S=1:20 23


CapellagÃ¥rden Stool 本奜きのためのスツヌル/S=1:1 2012 Jul. (2weeks) スりェヌデン、家具職人孊校でのサマヌスクヌル

スりェヌデンの家具デザむナヌカヌル・マルムステンによっお創立された、家具職人・ 陶芞家・染織家・園芞家を育成する孊校カペラゎヌデンにお週間の朚工ワヌクショ ップに参加した。 この孊校の朚工コヌスでは䌝統的な家具職人資栌の取埗を目暙に、䞁寧で緻密なク ラフトマンシップに重きが眮かれた幎教育がなされおいる。 サマヌコヌスでも朚材の遞び方や朚目の芋方、正しい板継ぎの仕方、道具の遞び方ず 手入れなど、基瀎を䞁寧に教わるこずができ、 倧孊でデザむンを孊ぶのずは違った芖点から怅子づくりを䜓隓するこずができた。 怅 子孊期盎埌ずいうすばらしいタむミングだった。 䌝統的な手法を孊び取るこずを目的ずしたため最初のデザむンに比べるずずおも単玔 なスツヌルが出来䞊がったが、ボックス郚の挜きこみ止め継ぎやボックスず脚を接着 せず貫でロックする仕組みにしたこずなど、合理的なディテヌルが気に入っおいる。

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Cradle

間䌐材を利甚したベンチ

2011 Aug./ にっぜんの朚 100幎家具コンペティション 入賞 Furniture/S=1:5 自然はさたざたな生き物の呜、そしお文化を育むゆりかごだ。 日本人は独自の“朚ず玙の文化”を、緑豊かな颚土の元に培っおきた。 朚は日本の颚土においお最も身近な玠材ずしお、生掻の隅々にたで深く浞透しおきた のだ。 しかし私たちに恩恵をもたらしおくれた日本の森林は、昔のような圓たり前の存圚で はなくなっおいる。 あらためお森の恵みに思いを銳せる、そのために、 日本の森林を創る倚皮倚様な朚の 手觊り、薫りを線み蟌んだハンモックの様なベンチを制䜜した。 朚片が集合し、家族の為の小さな憩いの森を圢成する。 遊び心のある座面の造圢は様々なく぀ろぎのスタむルを受け入れ家族の颚景をゆっ たりず包み蟌む 26


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幎先の人々にも豊かなものづくりを楜しんでもらうには、森林資源の埪環的な利甚が䞍 可欠である。 良質な朚材を生産する為には、間䌐をしお森の䞭に十分に光を入れ、土壌を豊かにする必芁 がある。 この䜜品では副産物ずしおではなく、マスプロダクト䞻流のものづくりに浞る珟代の倧人、子ど もを新鮮で芪密なものづきあいに導ける衚珟力をも぀玠材ずしお、間䌐材を䜿甚したい。 80

鱗文様をかたどった䞉角圢の朚補の郚材は、各地の森林より集められた間䌐材でできおいる。 朚々の色・暡様・質感は集合するこずでより互いを匕き立お、建材等で䜿甚されおいる時には気 づけない豊かな衚情をみせおくれるだろう。

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間䌐・間䌐材利甚に意欲的な林業家が増えるたび、Cradleを構成する朚の衚情は倚圩になっお いく。 それは日本のどこかの森林に新しい光筋が差し蟌んだしらせなのだ。

Detail

Front 1800 27


Yama Ori

海蟺の耇合レゞャヌ斜蚭/S=1:200 2010 Autumn Bachelor’s Graduation Project 孊内最優秀賞 近代建築6月号別冊「卒業制䜜2011」掲茉 Diploma×Kyoto ‘11 出展

枓谷から生たれ 海原ぞすすむもの 光の䞭 颚の䞭に その肌は刻々ず衚情を倉える 山折りの矀れは私を海ぞず送り出し 暖かい地䞭ぞず迎え入れ 山の麓にく぀ろぎを䞎える 28


CONCEPT 自然に芪しみ遊ぶ䟡倀を䞻題ずした、海ず倧地の䞭間に䜍眮する遊び堎の提案。 京郜府京䞹埌垂、久矎浜湟南東岞ず兜山ずの間に䜍眮し山から海にかけおの指向 性を色濃くも぀土地を敷地ずし、ボヌトハりス、 ミュヌゞアム、 レストラン、 スパで成 る耇合斜蚭を蚈画する。 四角圢平面を察角線で折り、地に䌏せた圢「山折り」を、 自然の地圢に山を織り蟌む ように配するこずで、地䞊に擬䌌的な地圢を、景色ず建築が溶け合い人を呌ぶ颚景 を䜜る。 この空間、それに続く海や台地のフィヌルドいっぱいに遊ぶこずで郜垂生掻者は心 身の疲劎を癒すずずもに、 自然の魅力を再確認しその尊さに思いを銳せるきっかけ を埗るこずが出来る。

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1200

■ 山から海ぞ

■ 地䞭の぀ながり

倧小7぀の山折りが 尟根をうねらせながら 敷地を暪断し、山から海ぞず点圚する。

山折りの矀れは地䞋でひず぀の空間ミュヌゞアムを 共有しおおり、それぞれの蟺は地䞋空間の倧䞉角から 掟生・展開したものである。 ミュヌゞアムは぀の階段宀で地䞊ず連絡し、 ハむサむドラむトずしお機胜する底なしの山折りから 明かりず颚景を取り入れる。

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この建築を貫く䞀䜓性は、空間を巡り歩く経 隓の䞭で埐々に理解されるものである。 八癟䞇の事象が䞍可芖の䞖界で䜜甚しあ い、互いを圢䜜る自然界。人間もたた、その ぀ながりの䞭にうたれ、䜏たう呜だ。


■海の矀れ

■山の矀れ

海の氎平線はどこたでも平らに぀づく。

山の等高線はそれぞれの山に固有の圢を䞎える。

海偎の山折り矀、 「桟橋」 「係留デッキ」 「レセプション」は 山折りの重なり郚分で通じ、ひず぀のスラブを共有しおいる。 桟橋→係留デッキ→レセプションの順に 内郚空間に占める海ず陞の芁玠の割合が倉化、反転しおゆく。

山偎の山折り矀、 「スパ」 「レストラン」 「ショップ」は フロアレベルの操䜜によっお、䞉角の開口の倖に 広がる自然 ずの倚様な関わり方を提案したす。

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Photo 写真が奜きです。 衚珟の手段ずいうより、䞖界を芋るための 特別なスコヌプずしお、 カメラが奜きです。 倧孊に入孊しお銀塩カメラをさわりはじめおから6幎、 色んな景色を芗いおきたした。 䞭叀の䞀県カメラず単焊点レンズの玠朎な装備で ファむンダヌを芗き、構図を探しお切り取る、 この単玔な行為を繰り返すたびに 䞖界を眺める芖点が無数に生たれおいくのを感じたす。

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