ASIT Works
2011-2013
ASIT ARCHITECT STUDIO IN TSU
「keito」
ら、記憶をもとに模型をつくると本物と違ったもの になると思うのだけど、そのズレはどうクリアしまし たか? 記憶の街(風間) :ある人が「ここはこうだった」、とい
「miwamo cafe」
変わりないわけで、EVだからできることだ、という
谷尻:でも、人から見て大変そうに見えるから 「苦労」
説得力が足りない感じがしたんだよね。
と言っているだけで、本当に実現しようと動いてい
学生だからできること
てやらないよね?
司会:実は3年ほど前に「建築家の職能」というテー マで特別対談を企画して、その延長でプロジェクト
倉本:建築家が「あれは学生じゃないと出来ないか
倉本:そうそう、物事をシンプルに考えたい。そうす
ら良いよなー」って言うようなプロジェクトがあった
れば、地域が抱えている問題も見えてくるはずだよ
議論をして、最終的には「こうだったよね」と直すこ
らいいですね。
ね。
とがありました。けれどもそうした記憶の曖昧な部
谷尻:学生に頼むべき環境がもっと生まれてくると
谷尻:施主がどうとか、金がなかったとかいっぱい
分が、コミュニケーションのきっかけになるのでは
良いなと思います。公共建築を作りましょうと言った
言い訳があるだろうけれど、できる方向にしか道が
う話から模型をつくって、さらに他の人の話をもと に模型を直す。今度は初めに来た人がまた来て、
「学製展 2012」
「国際モラトリアム」
「あいちトリエンナーレ 2013 企画コンペ 」
設 計 展
展がはじまりました。そこで今回は「建築家の職能」 について議論していただきたいと思います。 記憶の街(風間) :学生には難しい話ですね。個人的 な実感から言うと、 「どんどん生活が良くなるんだ」 と
ないかと考えています。
時に、 「ぜひ学生に!」なんてないし、僕だってまず頼
ない、みたいな状況にしたいよね。プロジェクトの
いうような感覚で未来を見ることはないですね。そ
谷尻: 「都市計画」 とは全部新しくしてしまうことでは
んでもらえない。やっぱり、「過去にそういうものつ
さまざまな条件が、魅力に変換されれば良いなと思
んな状況で建築に何ができるのかというと、 「これ面
なく、地域の人にとっては元通りにすることだ、とい
くられた人の方が安心」というのが社会のルールに
う。
白いよ」っていうことを見つけてあげて、形として
う思いもある。そういう点で、このプロジェクトが復
なっている。けれども、それは新しいものが生まれ
倉本: 「Intervention」は、最も条件が悪いですよね。
残すことだと思います「記憶の街」でも、それを感じ
興の拠りどころになるのなら、すごく意味があるね。
ない状況にもつながると思うんですよ。
でもその条件を逆手にとって、「よそもんですよ。よ
ました。来る人来る人、みんな知り合いなんですよ。
倉本: 「EVと都市プロジェクト (以下、EV)」の話を聞
Intervention(原田):僕らのプロジェクトは、学生
そもんとして何かやります」という切り口はすごく面
東京とはまったく違う豊かさがあると思いました。そ
きたい。2つの提案がある中で、小さなガソリンス
が現地に住んでいるからこそできるものであって、
白かったですね。
ういう経験を咀嚼して、これから何か提案できたら
タンドの提案が面白かったな。
インドネシアの建築家はできないと思います。楽し
Intervention(吉方) :ただ、他者としてその地域で
いいなと思っています。
谷尻:充電だけじゃなくて、放電の提案も聞きたかっ
いことばかりじゃなくて苦労もいっぱいなんですが
生活しているうちにとだんだん他者ではなってしま
Intervention(原田) :今、DIYが盛り上がっていて、
た。充電するだけなら今までのハイブリッドカーと
……。
うんです。そういうところが難しいですね。
僕はこれからはユーザーがどんどん建築家に近づい
「namiki project」
「アート亀山 2012」
建築家の職能
るときは「いやあ~、苦労してる苦労してる」と思っ
「トウキョウ建築コレクション 2012」
ASIT 活動歴 2011.10 「学製展 2011」卒業設計展覧会・講評会 @ 三重大学レーモンドホール 2012.2 「keito」 写真師 松原豊レクチャー 会場構成 @ センターパレス 2012.4 「連続レクチャー」- ココからできることを考える - 倉方俊輔 vol.1@ 三重大学レーモンドホール 2012.7 「連続レクチャー」- ココからできることを考える -studio velocity vol.2@ 三重大学レーモンドホール 2012.9 「miwamo cafe」カフェ改修 @ バズーカ倉庫 2011.10 「学製展 2012」卒業設計展覧会・講評会 @ 三重大学レーモンドホール 2012.10 「アート亀山 2012」コンペ通過・出展@亀山市東町商店街 2012.11 「namiki project」三重大学学祭休憩所制作@三重大学講堂前広場 2012.11 「連続レクチャー」- ココからできることを考える -D.I.G architects vol.3@ 三重大学レーモンドホール 三重大学の建築学科生・卒業生を中心とした集団。 様々な目的を持つ人々が集まる場をつくり出す。 建築の視点からその場の持つ可能性を探り、まちへと展開していく。
2013.2 「トウキョウ建築コレクション プロジェクト展」コンペ通過・出展 @ 代官山ヒルサイドテラス 2013.6 「巣海家 - すみか -」居酒屋改修 @ 元喫茶店オレンジペコ 2013.7 「国際モラトリアム」写真展会場構成 @ センターパレス B1・三重大学三翠ホールホワイエ 2013.10 「学製展 2013」卒業設計展覧会・講評会 @ 三重大学環境情報科学館 1F
Lecture
NPO Tsu Genki Univ.
まるで大きなマフラーに入ったような やさしいあたたかさをもたらします。
4
1.CAFE & LECTURE
1
SPACE
2
2. GARALLY SPACE 3. PLACE FOR BAGGAGE
1000
96m2 50,000yen
みんなをふんわりつつみこみ、
2300
FLOOR AREA (M2): BUDGET
やわらかく垂れ下がった毛糸たちは 2700
CLIENT:
毛糸を使って、カフェのような空間をつくります。 400
2012.02.18~2012.0303
5
“カジュアルで暖かみがあり、会話がはずむような空間” 6000
Tsu Mie Japan
WHEN:
Concept 9500
WHERE:
3
2500
『keito』
Setting
4. SERVICE 600
Section
6000
9600
5. SHOP
3000 Plan
ASIT× 医学生 ×「じじばば通り」 大学周辺に「無いもの」をつくり、学生や地域住民の生活に少しの影響を与え様々な出会いを生み出すという 理念を掲げある医学生が相談に来た。 「じじばば通り」と呼ばれる通りに面する、バーの裏側の倉庫として使 われていた和室を全面改装、当初の予算は4万円。 「じじばば」と呼ばれるだけあって大学の周辺には年配の 方も多く住まれている。学生や若い客だけでなく町を巻き込むようなカフェにしたいという思いに負け、少な い予算でもここでしか出来ないことが必ずあると可能性を模索した。 しかし、やはり家具の製作や買い出しの移動費だけであっという間に4万円に到達し、面積の一番大きい床材 をどうするのか頭を抱えていた頃に ASIT は松阪木材さんの見学会にお招き頂き、そこで大きな袋一杯にずら りと並ぶ捨てられる運命にあるフローリング材の端材に出会った。
端材が紡ぐ愛着 捨てられてしまう床材の端材を利用し、 通常の床とは違う手間をかけた床をつくれないかと考えた。小さなピー スをかき集め一つずつ手作業で並べることで愛着が生まれるのではないか。塗装しないことで色味は変化し、 痛めば新しい物を差し替えることで継続的に手を加えることになる。手間がかかる地道な方法ではあるが「端 材」が「愛着」を生むことがでる。人の手の痕跡のある床はここにしかない場をつくり、訪れた人たちにとっ ても木材をより身近に感じることができるのではないか。端材が紡いだ愛着はまちへと広がっていく。
miwamo
「三重の・和風で・モダンな」空間をテーマに、これからカフェを開こうとする医学部生から内装デザインの依頼を受けた。 地元企業の提供の元、床材に三重県産フローリング材の端材をタイルとして使うことで、木の匂いに満ちた温かな空間を演出しました。
オープンから半年経過:2 期改装を終え痛んだ部分は新しい物に差し替えた
倉庫として使われていた和室
袋一杯の端材、使用する物を選り分ける
ひとつずつ手作業で並べていく
カウンターの製作
地元シンガーのライブ
店長の世代交代に伴う 2 期改装
並 -namiki- 木
ASIT× 松阪木材 × 大学祭
意匠 × 構造 × 現実
208本の檜柱材 vs 大学生
松阪木材さんの見学会を通じて三重県産材の持つ匂いや手触り、色つやなど大らか 並木道をイメージした通り抜けに加えてその懐で留まることの出来る空間をつく 匂いや手触り、色つやに加え強度と加工性のバランスの良い世界有数の品質を誇る な雰囲気を体感した。そこで林業の抱える問題を知り、また建築を学ぶ自分たちの る。通り抜けながら、座りながら木の雰囲気を肌で感じられる。 木材への無知を痛感した。
尾鷲ひのき、その一般的な規格である105mm角の柱材を使用することで普段身
持ち送ることで単純な軸組においてアーチを形成する。接合面それぞれにφ16m 近にありながら触れる機会のない木材に直に触れ体感する。また主に3m材を全部
三重大学祭は老若男女たくさんの人々が訪れる県内随一の祭りだが、出店が並び賑 m、30mmの穴を開け、鉄だぼを打ち込み積んでいくことで接合することによって、 で208本使用し、私たちが体感した大量の木材が立ち並ぶ空間の迫力を表現する。 わう一方で発信力に欠けることや滞留スペースの不足が問題となってる。
柱材を組積したのみのように見える。また不揃いの断面が並ぶ様子が訪れた人々に 見たことも無いような大量の柱材を敷地に搬入し、鋸で切り、ドリルで穴を開け、
そこに木材を直に感じられる空間をつくることで一般の方々に木材の大らかな雰囲 手仕事の温かみを伝える。
だぼを打ち込み積み上げていき、それらの作業のすべて敷地で行った。各々講義や
気に広く触れて知ってもらうことができ、また自分たちはその扱いを学ぶことがで 加工が容易なことで不特定多数が作業に参加することができ、また多様な部材長に ゼミの合間を縫って入れ替わり立ち替わりの作業の中で度重なる議論や ASIT 内外 るのではないか。そしてこの活動が林業の振興に貢献できるのではないかと考えた。 対して 3m の規格を考慮した設計によって端材がほとんど出ないなど、意匠と構造 の他学年・他学科との交流など、過程のすべてが展示空間となり、有意義な場をつ 学祭後もそのまま残すことで大学に訪れる人々が憩う場となる。
が一体となった設計に加え、経済面・施工面など現実とのバランスを実現した。
くりだした。 接合部
大学祭の敷地の様子
process 2012.5. ~2012.11. and to be continued.
木材コンビナート見学会(5月)
企画会議、企画プレゼン(6月)
設計案の検討とプレゼン(7,8,9月)
接合部の試作や加工法の検討等(10月)
多様な部材長に対して短手方向は内外入れ違いの構成、長手方向は左右対象の構成とし、3mの規格に合わせて単位長さを
1,000
材の搬入、切出し等、設営開始(11 月7日~)
それらと平行しての組積作業(~11 月 22 日)
11,580 2,895
2,895
2,895
2,895
525
決定(3000-105=2895mm)することで端材ほぼ0を実現し、1カットで内と外の 2 部材を切り出すことができる。
2,625
4,000 2,000
2,100
1,000
正面立面図
内側立面図
外側立面図
集合写真
ゆらゆら、ぼんやり、おぼつかない。 今の僕らのような、まちのお話です。 まちは、強いようで繊細です。 同じようでも、個性があります。 やさしく突っつきながら、 まちと話し てみてください。
頑丈で作られたまちは本当に弱い あえて繊細な針金でストラクチャーを構成し、 ゆらゆらと風に揺れる針金のストラクチャーそのものが、 強く弱い都市の本質を伝える。 まちと人間の立場を逆転させることにより生まれるこの儚い都市は、 現実の都市部の問題を表現している。
ASIT Project member : Kawami*Mitani*Omoyan*Ryoji*Ockun*Shimisho*Tsukasa*Yohey*Date*Naru*Keisuke*Sawady*and more.
『アート亀山 2012』
「アート」を「まち」に持ち込むことで、人とアートが出会い、商店街の別の魅力を引き出す。
スケジュール
展示スペース before
かつて、東海道の宿場町、城下町、鉄道の町として栄えた三重県亀山市。 街の中心の商店街は80年代にアーケードが整備され「丘の上の白い街」として 賑わってたが、昨今では商店街の空洞化が目立ち、空き店舗が増えている。 若きアーティスト達が全国から亀山に集い、三重ゆかりの作家も含め、亀山の 街が美術館となる。そこは、素敵な出会いがあり、楽しい時間、空間がある。 アートを通して、人と人、人と街に新しいつながりが生み出す。
9月 下旬
10月 上旬
10月 中旬
10/26
10/27
10/27~11/4
見学
計画
製作
搬入
完成
アート亀山 開催
オレンジペコ × 居酒屋 オレンジのテントにオレンジペコの文字、たばこの窓口喫茶店と居酒屋の面 影を残す空き店舗。誰もがなぜか気になって心にかけていた建物に手を加え
る日が来るとは思っていなかった。オーナーと経営方針、場所が決まって、 ASIT に連絡をくれたのはオープン予定日の 3 週間前。
ここにしか無い空間の可能性を模索する中、依頼者の実家で竹が採れるとい
う。青竹をルーバーを屋根型に勾配をつけて天井に取り付け空間に一体感を
持たせた。またたばこの窓口が馴染むように竹簾で犬矢来をつくり、照明を 仕込んで屋内の明るさと連続させオレンジの屋根に負けない印象にした。
青竹ルーバー
竹は十分に乾燥させてから材料として使われることが多いが、ここでは屋内 で水に濡れないことと、防腐防カビ処理をした上で天井材として使った。
材の径や質感が不均質であるが、誰でも加工が容易かつ空間にうまく収まる
1m 程度の寸法を基準とし、綺麗に並ぶよう互い違いに配列した。表面は白 い成分が浮き出ているが、ひとつひとつ磨いてから防腐剤を塗込んだ。
また天井裏の格子を確認しねじの打ち込み位置を決め竹のレールを取り付 け、ルーバーはそこから縄でつり下げている
sumika
1年生から OB まで居る作戦会議
青竹のカットと磨き、塗装
レールの取り付け
「普段は交わることの無い、三重で活動する人たちが集まり交流する拠点を」 喫茶店、たばこ屋の面影をそのままに、かわいらしいような、かっこいいような居酒屋ができました。 依頼者の実家で採れる青竹を天井ルーバーにして、温かく一体感のある空間を演出しました。
ルーバーの取り付け
看板デザインと取り付けの検討
看板取り付けをもって開店!
写真展【国際モラトリアム】
無機質で広い会議室の中に閉じた空間を囲むことでとても写真と、人と近い空間にしました。
それぞれが大学を休学し、1年間世界を旅してきた2人が、旅を通じて見いだした 問いを何らかのかたちで表現したいと合同で写真展を開いた。 訪れた人みんなとたくさん話がしたい。数えきれない程の写真の中から選びに選び 抜いた約130枚の一枚一枚を見て欲しい。これらが会場に求められる性質であった。 話しやすい雰囲気の写真展とは?写真一枚一枚の印象を深める展示方法とは? 初めて会って話をしたとき、おそらく通常の写真展とは違うもの求められていると いうことが感じられ、何か新しいものができあがる予感がした。 写真展の会場構成の可能性について考える機会となった。 上:依頼者、下:記念写真▶
貸し会議室と大学ホールホワイエ 性質の異なる2つの会場で順に展示を行うことが前提であった。 一方は地元デパートに付属する貸し会議室で、閉鎖した空間で蛍光灯と壁の色があ まりにも白くて明るく、また展示予定枚数に対して広い。照明を用意することはもち ろん、会議室の無味乾燥な雰囲気を感じさせないことが必要である。 もう一方は大学ホールのホワイエ、会議室に比べて非常にスケールが大きく様々な 構成要素を持ち、一面ガラスで外部の列柱空間、通路、広場が非常に近く感じられる。 この大きな空間に負けない展示方法を模索した。 それぞれの条件に合ったものをその都度用意するというよりは、同じ材料を構成を 変えて二つの会場に対応することが求められていると感じた。
上:会議室、下:ホワイエ▶
それぞれが1年間世界を旅してきた医学部生の2人が、旅を通じて 見いだした問いを何らかのかたちで表現したいと写真展を開いた。 訪れた人とたくさん話がしたい。2人の要求はそれにつきた。 写真を垂らして展示することで写真に手を添えて見ることを促し、 人と写真、人と人との距離を近づけることを試みた。
対話する写真展
「さわれる」写真の展示空間 通常の絵画や写真の展示では、真っ白や真っ黒の壁やパネルを背景に静かに一人で 写真の世界に浸る。会場の構成やその見方に力が注がれることは少なく、実現しても それは動線の処理程度かも知れない。それは写真がひとつの作品として触れることが できないことに起因する。PCやデジタルカメラ、プリンターが一般的に使いやすい ものになって画像処理やその表現、使用する人は多種多様となった今、新しい展示方 法が可能ではないか。 今回の写真展では予算の許す限り写真を印刷することができた。写真に触れること で写真展の中で人と写真、人と人の関係ができるのではないか。 写真に手を添えて見ることができる展示方法によって訪れた人同士、また主催者と 上、下:会期中の様子▶
の会話がうまれるのではないか。
断熱材の壁 写真を壁のスリットに差し込み垂らして展示する。あるいは眺める為には不向きか もしれないが、ここでは写真に手をそえて見る展示方法をとる。写真に手を添えるこ とでたくさん並んだ画面の中から切り離し一枚の写真をみることができる。顔を近づ けてみたり、人と一緒に手を添えて話すのもいい。その様子をみた主催者は声をかけ その写真について話すかも知れない。 その材料として比較的安価で、加工がしやすく軽くて丈夫であり、写真とも程よい 摩擦が生まれる断熱材のパネルを使用した。手作業の切り込みが、一面に並んだ時自 然な表情をみせる。 とても大きく開放的な空間かつ、様々な構成要素、視線がある中で、 一枚の大きな壁を適切にたてることでホールに負けない存在感のある空間にしました。
壁から垂れ下がる写真はゆらゆらと手にとってもらえる時を待つ。
上:切り込み、下:スリットに差し込む▶
レーモンドホール レーモンドホールは昭和 26 年に三重県立大学の図書館として建てら れたアントニン・レーモンド設計の木造建築です。 南面全面がガラス張りの掃き出し窓となっていて、2mもの深い軒の 出 を も ち ま す 。窓 を 開 け 放 し 、軒 の 下 に 座 れ る 気 持 ち の い い 空 間 で す 。
学生× 建築家× 文化財 外部講師をお呼びし三重大学内にあるレーモンド設計の登録有形文 化財であるレーモンドホールでレクチャー・講評会・展覧会などを 行っています。毎回60名ほどの来場があります。三重県外からも 訪れます。
レクチャー vol.1
レクチャー vol.2
レクチャー vol.3
第一回学製展
第二回学製展