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Portfolio Yuki Motoyama Selected Works 2019-2021

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本山 有貴 Yuki Motoyama

技能 Rhinoceros ・・・3D モデリング ARCHICAD・・・2D 図面作成、3D モデリング SketchUp・・・3D モデリング Photoshop・・・パース作成 Grasshopper・・・パラメトリックデザイン Illustrator・・・レイアウトデザイン

神戸大学工学部建築学科 4 年生 光嶋裕介研究室所属

InDesign・・・レイアウトデザイン Twinmotion・・・パース作成、動画作成

コンペティション・活動 ・建築新人戦 2018 会場班スタッフ ・NASA's Lunar Loo Challenge(2020) ・建築新人戦 2020 ・木の家設計グランプリ 2020 ・DesignReview2021 ・第 52 回毎日 DAS 学生デザイン賞《金の卵賞》入選 ・セントラル硝子国際建築設計競技 2021 ・京都ランドスケープデザイン展 2021 出展 ・DiplomaxKYOTO'22 幹部 ( ゲスト班班長 )

海外渡航歴 トロント・カナダ（2019.06~07） ニューヨーク・アメリカ（2019.07） シェムリアップ・カンボジア（2019.09） ハノイ・ベトナム（2019.09）

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層雲

12-23

三年生後期課題 「近畿圏の大学のためのセミナーハウス」 学内講評会選出作品 / 学内誌 KUAJ 掲載 第 52 回毎日・DAS 学生デザイン賞《金の卵賞》入選

Re:creation

26-39

四年生前期課題 「神戸ウォーターフロント ランドスケープ課題」 学内講評会選出作品 京都建築ランドスケープデザイン展 2021 出展作品

Adore the sky

42-49

三年生前期課題 「面構造によるメモリアル空間」 学内講評会選出作品

FILM RANGE 三年生後期課題 「CAMPUS × ARCHITECTURAL STUDIOS」 学内講評会選出作品

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52-57

60-63

in Principle 三年生前期課題 「都賀川沿いに立つ子育てスクエア」 学内講評会選出作品

64-67

森に導く、森を導く。 二年生後期課題 「地域図書館＋◯◯◯」 学内講評会選出作品 / 学内誌 KUAJ 掲載

68-71

小店街 二年生後期課題 「開かれた家」 学内講評会選出作品 / 学内誌 KUAJ 掲載 / 島田賞

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10

11

「近畿圏の大学のためのセミナーハウス」 3 年生 4Q 計画演習 IA 設計期間 2020.10-2020.11 用途 セミナーハウス 敷地 兵庫県神戸市 学内講評会選出作品 / 学内誌 KUAJ 掲載 / 第 52 回毎日・DAS 学生デザイン賞《金の卵賞》入選

層雲 近隣の住民をはじめ、多くの人が訪れる灘丸山公園 近年はこうした地域の人が気軽に訪れることのできる「公園」は少なく 今後は「公園の機能を持ち合わせた施設」が求められていくだろう 公園の機能を持つに留まらない、施設と公園の主従関係を逆転させる 「研修の機能を持つ公園」を提案する

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層雲 全部で 10 種ある基本雲形の中のひとつ。 空の中で最も低いところに浮かんでおり、灰または白色で層状または霧状の雲のことをさす。 厚みや色は一定であることが多く、千切れて独特な形になる場合もある。 南に市街地と神戸湾を、北に六甲山を構える山麓であるこの敷地。 ここに新たな層雲を創出することによって 新たな学びと出会いの場を生み出す。

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情報メディア室

創造スタジオ｡

ゼミ棟 セミナーハウス

宿泊棟

トイレ

ギャラリー

休憩コーナー

通路

公園

カフェ・食堂

講義室・実習室 セミナーハウスを通り抜ける

創造スタジオ｢

オープン

見晴らし

プライベート 賑わいのある中心と外部からアクセスしやすい周辺に公園機能を持たせ、

セミナーハウス機能に関して、

セミナーハウス機能をその中間に配置する。

オープンな空間とそうでない空間を交互に配置する。

→公園内を行き来する人がセミナーハウスを通り抜ける

→人のあまり寄り付かなかったところに行き来する機会が新たに生まれる。

一枚の曲面屋根

外部との繋がり

外側へ寄せる

内側へよせる

外部との繋がり

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2 の前者空間を中心に、後者空間を外側に寄せる。

セミナーハウス空間に一枚の屋根をかける。

→空間と空間の間に新たな空間ができ、多様性ができる。

→離れた空間と空間につながりを持たせ、公園とも緩やかに繋ぐ。

E3

宿泊棟 (3 階層 ) 情報メディア

公園

公園

創造スタジオⅠ (2 階層 )

ゼミ棟 (2 階層 )

ギャラリー E2

E4

トイレ

休憩所

公園 ( メイン )

カフェ・食堂

実習室

講義室 講義室

敷地は神戸市灘区の六甲山麓市街地に位置する灘丸山公園。 車で来る人

公園

徒歩で来る人

創造スタジオⅡ

北と西は六甲山の豊かな緑に囲まれ 南は神戸の街なみと神戸湾を一望することができるという 山と海の近い神戸ならではの地理的な特徴を持つ。

E1

近隣には小学校もあり平日はもちろんのこと 休日も多くの人々が訪れる地域の憩いの場となっている。 そのような灘丸山公園の現在のあり方を損なうことなく 学生と地域の人々とを柔らかく繋ぐ空間の創出を行う。

体育館

A

GL+4000

UP

実習室

大浴場 ( 男 )

創造スタジオⅠ

脱衣所 ( 男 ) 脱衣所 ( 女 )

大浴場 ( 女 )

GL+2000

EV

GL+2000

機械室

EV

ゼミ室

ゼミ室

DN

ゼミ室

集会室

EV

GL+4000 リネン室

ゼミ室

トレーニングルーム

EV

UP

ゼミ室

GL+2000

UP

談話室

講義室

エントランス 事務室

GL+4000

講義室

GL+2000

ギャラリー GL+2000

EV

創造スタジオⅡ GL-1000

GL±0

GL-1000

食堂 GL±0

厨房

カフェ

GL-2500

GL±0 GL-4800

A

配置図兼 1 階平面図 1:400 0 1

GL-6000

5

10

20

5

5

5 テラス

5

ゼミ室

EV

5

ゼミ室 5

5

EV wwc

5

2

2 UP

ゼミ室

5

EV

5

2

ゼミ室

テラス 5

5

情報メディア室 ゼミ室

5

2 5

EV wwc

5

mwc

5

mwc

wc

wc

5 2

5 2

2.２人部屋

2.２人部屋

5.５人部屋

5.５人部屋

2 階平面図 1:800 GL+7000

3 階平面図 1:800 GL+10000

19

20

1

2

1. 情報メディア室 2. 創造スタジオⅡ

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西エントランスから

西エントランスから

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南から創造スタジオに入る

講義室

宿泊棟３階からの見晴らし

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24

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「神戸ウォーターフロント ランドスケープ課題」 4 年生 2Q 計画演習Ⅱ 設計期間 2021.06-2021.08 用途 公園 敷地 兵庫県神戸市 学内講評会選出作品 / 京都ランドスケープデザイン展 2021 出展作品

Re:creation 神戸ウォーターフロント第一突堤に計画する新たな公園 「本格的なスポーツをする施設」と「無目的に運動ができる公園施設」の中間の役割を果たす 老若男女問わず幅広い世代がこの公園を利用できるだけでなく それぞれの活動は境界線のないこの空間で密接に混ざり合っていく

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旧居留地

南京町

東遊園地 みなとの森公園

倉庫群

元町

入江の落ち着いた海 を感じる

ベイシティタワーズ神戸 （高層マンション）建設中

ハーバーランド

ポートタワー

倉庫群

メリケンパークの 景色を切り取るカフェ

入江空間の落ち着き を引き込む

第三突堤

メリケンパーク

フェリーターミナル

第四突堤 ポートライナー

船着場

入江に迫り出す

海に突き出す森

第二突堤 ・アリーナ建設計画中 ・西側にはマリンアクティビティ オリエンタルホテル umie

オリエンタルホテルと

施設計画予定

そこに停泊する船を眺める 既存突堤のデッキ ポートアイランドへ ポートアイランド、神戸空港が見える 神戸湾、瀬戸内海を一望

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「Sports」×「Recreation」 スポーツはいうまでもなく様々な観点から人々を魅了し続けてきた。 「する」だけでなく「見る」ことでも楽しむことができるのは大きな特徴である。

しかしスポーツをするためにはそれ専用の場所が必要であることがほとんどで、するためにも見るためにもその施設のあるところへわざわざ足を運ばなくてはならない。

今回計画する公園は敷地の随所にスポーツを行うことのできる機能を計画している。利用する人はその場をスポーツを行うために使用しても良いし、レクリエーションとして利用しても良い。

また公園とスポーツ施設との境界線がないことからスポーツとは無関係にここを訪れた人も、

至る所で行われているスポーツやレクリエーションに無意識的に触れることで新たなスポーツの魅力に気づくきっかけとなるだろう。

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P

HOTEL

①現在の第一突堤。海に対して垂

②既存の直線的な海岸線に対して、

③新たな突堤内に園路を計画する。

④園路によって作り出された各エ

直に、直線的に接しており、海と

新たに有機的な海と陸との境界線

大中小３種類の幅の園路によって、

リアに様々なアクティビティとプ

陸との関係は断絶的であると同時

を計画する。曲線の凹凸と上下の

「人々が集まりやすい賑やかなエリ

ログラムを挿入する。突堤内外に

に希薄である。ホテルが建てられ

動きは敷地周辺との関係性によっ

ア」と「人が多く集まらない落ち

人々の行動と活動が溢れ出し、道

ているが、海との関係については

て定められ、その特徴と役割は様々

着いたエリア」を作り出す。

ゆく人とアクティビティを行う人

やはり希薄である。

である。

とが交わる。

「Re-create」 敷地である突堤は、船による物資の運搬が主流だった頃は船着場としての役割を果たしていたが、今はその形だけを残し突堤として有効活用がなされないままでいる。また、本来海岸線とは突堤のような直線と直角のみで構成されるものではない。

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様々な自然環境の影響を受けて、それぞれが唯一無二の形状をしているのである。第一突堤の船着場としての役割を終えた今だからこそ、 「船のための突堤」から「そこを利用する人のための突堤」へと再び創造していかなくてはならない。

Environment 第一突堤に吹きつける偏西風と東西からの潮風に際して黒松による防風林を計画する。 突堤西側に防風林を配置しそれに沿って他の木々を配置することにより、突堤の東西両側 には木々に囲まれた落ち着きのある空間、突堤中央ではゆったりとした風の吹く大きな広 場で様々なアクティビティが存在する賑わいのある空間となり、一つの突堤の中に静と動 の空間が生まれる。現在突堤の根元部分で建設中の高層マンションと商業施設の西側空間 に対しても、防風林を配置することで海から吹きつける風は防がれ、心地の良い空間となっ たこの突堤へと住民はさらに足を運びやすくなるだろう。

Embankment 第一突堤に新たな形態をもたらすものとして突堤の内外を行き来する堤防を計画する。 堤防の最大高さは海抜約 7m であり、突堤をぐるりと取り囲むようになっていることから、 堤防上を通って突堤を一周回ることができる。また、スポーツ公園に必要な機能としてあ げられるトイレ、更衣室、シャワールーム、事務局といったような機能は全て堤防内に組 み込まれることによって、突堤上には堤防以外の構築物は存在しない。堤防の壁の角度に よって、寝転がれる傾斜になったりボルダリング用の壁になったりと、場所によってその 役割も変化する。

31

木陰の斜面で寝転ぶ 潮風を感じながらランニング

32

広場を通り抜

座ったり寝転んだり 木々に囲まれた散歩道

木陰の多い広場

海を眺める

抜けるメインの散歩道

緑地の中のバスケットボールコート

スケートボードの練習場の上をランニングコースが通る

Section 1:200 0m

10m

30m

50m

33

メリケンパークを眺める

波や海流を受け止める

海と堤防に囲まれた空間

堤防内の空間

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黒松による防風林

海を感じない緑地空間

海と緑地に挟まれた堤防の上の散歩道

Detailed Section 1:50 0m

1m

3m

5m

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旧居留地へ 入江との接点を最大化する岩場

立体駐車場

海の生き物たちの居場所にもなる 高層マンション 350 邸 ( 建設中 ) 砂浜 マリンアクティビティ

高層マンション 350 邸 (350 建設中 高層マンション 邸 ( )建設中 )

( カヌー、ジェットスキー )

商業施設

桟橋

倉庫 水辺による境界 子供広場 水族館 水族館

( マンションの住人を想定 )

ビーチバレーコート ×３面

ボルダリング

芝生の斜面からスポーツ観戦

堤防内部のカフェ・事務所・更衣室・トイレ 堤防の内と外を繋ぐ

森(桜)

バスケットボールコート ×２面

黒松による防風林 大きな広場

アリーナ建設予定

スケボーパーク (スケボーパーク 堤防と立体交差( )堤防と立体交差 )

テニスコート２面

トイレ ( 堤防内部 ) 南西デッキ

フットサルコート２面 ( 全面利用でサッカーコート )

南東デッキ BBQ デッキ BBQ デッキ

堤防上ランニングコースの クライマックス

南端 海抜約７m から神戸湾と瀬戸内海を望む 南端 海抜約７m から神戸湾と瀬戸内海を望む Plan 1:2500

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0m

50m

200m

500m

Plan 1:600 0m

10m

アイスコーヒー

今日の海は

美味しいな∼

落ち着いているな∼

30m

50m

あとからメリケンパーク行かない？

何があるんだろう 段々入るようになってきた

何回通っても景色がいいな∼

新しい散歩のコース開拓だ！

一番あっちまで行くと

GL-500

めっちゃ景色いいらしいよ！

あの雲、綿菓子みたい

ちょっと休憩・・・ あ、バスケやってる

良い感じの木陰だ

天気最高！

新技に挑戦だ∼ 昼寝日和！

上から見るのも面白いね

秘密の場所みっけた！

今度の試合に向けて練習！

結構高いね 風が心地良いな

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38

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「面構造によるメモリアル空間」 3 年生 2Q 設計演習 IIIB 設計期間 2020.06-2020.08 用途 ミュージアム 敷地 福島県福島市 学内講評会選出作品

Adore the sky 人類初の月面着陸を成し遂げたニール・アームストロング その唯一無二の栄光ゆへ世の人々は皆、彼の宇宙飛行士としての人物像に目を向けがちである しかし彼の人生を辿ってみると、少年の頃から彼は宇宙というよりも「空」に憧れを抱いていた 彼が幼い頃から見上げた「空」それを「見る」という行為を通して彼の愛した 「空」に想いを馳せることのできるメモリアル空間を目指す

Neil Alden Armstrong (1930~2012) 職業：NASA 所属宇宙飛行士 功績：人類初の月面着陸成功 ( アポロ 11 号 ) 史上初の宇宙船ドッキング成功（ジェミニ８号） 人柄：夢想家でありながら目標のためなら努力を惜しまない。 幼い頃から空に憧れ、その憧れの強さと行動力ゆえに 自動車免許よりも先に航空機免許を取得した。

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Site：福島県福島市浄土平天文台 福島市 日本一標高の高い ( 標高 1580m) 公開天文台である浄土平天文台は 全国の天文ファンの聖地として知られる。

車で 1

時間弱

空気が清浄な上に下界の明かりが四囲の山々に遮られるため 肉眼で見える星は約 6000 個、天の川は当たり前の様に見える。 アクセスも良く、週末には多くの天文ファンが集まる。

敷地 1:500000

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コンセプトに従い、空を見ることに意味を持たせるために敷地に 曲面をかぶせることで一旦空を隠す。

周辺の特徴に合わせて床と曲面に動きをつける。 →空間の歪みによる宇宙の擬似体験

円筒を建築に差し込む。 円筒の役割：採光 , 展望 , 換気 , 空への指向性 , 通行 , その他 ,

169.5968°

43.9866° 敷地から見せたい方向（南）にのみ大きな開口を設け水盤を張る。 →星空の限定性、水盤による空の多様性

アームストロングが月に降り立った時刻は 1969 年 7 月 20 日午後 4 時 18 分、日本時間では同月 21 日 5 時 18 分であり、 その時の福島での月の位置は方位 169.5968, 高度 43.9866 であった。 アームストロングがに降り立った瞬間の、月と敷地との位置関係に注目し円筒の配置を行う。 円筒の内面には、星空がよく見えるように、また雨風にさらされる環境に強い暗色系のコールテン鋼を用いる。

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プラネタリウム 月 から見ることのできる星空を投影するプラネタリウム。建築空間の中でも最も暗く奥まっ た場所に位置している。東側で展示物を見ていた人が暗がりに広がる屋内の星空に興味を惹 かれてついつい覗き込んでしまう様な動線になっている。普通は見ることすらできない新た な星空に人々は未知の世界を肌で感じる。

展示空間 アームストロングにまつわる展示などがある空間。起伏の A

多い屋内の床の中でも、展示空間は人々の展示物への関心 を阻害しないためにできるだけ平坦なものになっている。

内部から外部へ 中心部近くの横向き円筒を 通り屋根の上に出ることが できる。この円筒は通路の

エントランス 人々の集まる東側に配置。

役割を果たす。

化粧室 空間内の世界観を崩すこと なく必要な機能を挿入する。

建築に刺さる円筒 建築に大小様々な円筒が突き刺さる。 採光、展望、空間の分断、通路、そ して空への指向性の強調といったよ

西エントランス

うに様々な役割を持つ。

登山ルートに接続する。

屋根伏図 1:500

屋上テラス 建築内部から円筒を通り外部に出て、そのまま屋根の上に登ることが できる。起伏により歩くことのできる範囲が限られた空間で視界が開 けたり、遮られたりと、景色の変化を楽しむことができる。

南東側展望空間 平面図兼配置図 1:500

屋内を流れる小川 屋根の起伏により集められた雨水が穴を通って屋内に流れ落 ち、小川を形成して南の水盤に流れ込む様になっている。

A

敷地の南東にそびえる吾妻小富士がよく見える方向に展望空間を設ける。南側と比べて起伏のある床になっており、 斜面に腰掛けながら景色を眺めたりなど南側とは違った体験をすることができる。

南側展望空間 この敷地で一番見晴らしの良い南側にメインの展望空間を設ける。水盤を南北に長く張り、屋根が被さることにより、 空だけを見せすぎることなく、空と山々とそれらを映す水盤とがバランスよく見ることができる。

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円筒を通り抜け屋上に出る

屋上南端から月を見る

浄土平天文台

南側立面図 1:250 48

水面に反射して見える星空

月から見える星空

コールテン鋼

プラネタリウム

A-A 断面図 1:250 49

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「CAMPUS × ARCHITECTURAL STUDIOS」 3 年生 4Q 計画演習 IB 設計期間 2020.12-2021.01 用途 大学キャンパス 敷地 兵庫県神戸市 学内講評会選出作品

FILM RANGE COVID-19 の世界的な流行をはじめ世の中は大きな変化を迎えている 例外なく「大学キャンパス」もその変化に対応していくことが求められていくだろう 六甲山麓、神戸大学工学部キャンパスの北部に訪れるすべての人々にとって New Normal における新たな拠点となる「山脈」を創る

ー DESIGN ー 六甲の山麓にある大学キャンパス一角の「山脈」には、日中には日光が膜を透過して光が空間全体を包み込み、夜間は内部の光が膜を 照らすことで外部から見ても特徴的な輝く山脈として新たなランドスケープ となる。

ー ENVIRONMENT ー 膜によってできた空間は横に限らず縦にも大きな空間となり、その高低差は約３０ｍになる。膜屋根の頭頂部には換気口が設けられて おり、その空間の高低差から「重力喚起」が促されて内部空間全体に新鮮な空気が行き渡る。

ー STRUCTURE ー サスペンション構造を用いた膜の屋根はその規模の大きさによる迫力に加えて素材自身による軽やかさを兼ね備える。屋根の高低差に よって、また屋根の構造が躯体に突き刺さることによって、人々はその存在を直に感じ取ることができる。

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南西から敷地を見る

駐輪場から膜を見る

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「都賀川沿いに立つ子育てスクエア」 3 年生 1Q 設計演習 IIIA

in Principle

設計期間 2020.05-2020.06 用途 保育所 敷地 兵庫県神戸市 学内講評会選出作品

自然界にある様々なカタチ。 それらは皆、自然を原則とした生業によって定められている。 そんな自然のカタチが子ども達を包み込む 地域と「ほどよい」距離を保った保育園。

-CONCEPT ひと昔前は保育所になど子どもを預けなくとも、地域全体で子ども達を育ててていくようなそんな暖かさがあった。 しかし現代日本における地域間、隣人間のつながりは非常に薄いものとなっている。 子ども達が地域で安心して安全に過ごせる環境も日々少なくなってきていることは明白である。 さらにこれからの日本社会に再びそのような地域コミュニティが生まれていくことを期待するのは難しいのかもしれない。 今設計では子供がどこにいても目の届く端のない立体二重環状動線を軸に以下に重きをおいた。 敷地外との距離をった安全で安心できる空間 外部との断絶を生む事のない透明度の高い建築 開きすぎず、閉じすぎない保育空間

-DESIGN CODE 兵庫県豊岡市にある玄武洞。溶岩が冷えて固まるときに体積が小さくなることにより、柱状節理と呼ばれる割れ目ができる。 この割れ目のパターンは図形的にボロノイとして置き換えることができる。 敷地周辺の環境をもとに各部屋と各々の間の空間を点として平面にプロットし、それを基にボロノイを作成し空間化する。 子ども達は自然発生する一見不規則ながらも数学的に美しい空間のもと、のびのびとここでの生活を送る。

玄武洞

GL+3200

GL+2000

職員室

GL+2300

駐輪場

医務室

スタッフ

GL+2300

ルーム

ランチルーム

GL+2600

応接間

GL+2900 GL+2000 GL+3500

中庭を取り囲むよう に各所要室が設けられ

ている。それぞれを環状

調理室

GL+3800

に結ぶ地形に沿った廊下は 屋根付き半屋外空間となっており 子供たちは晴れの日でも雨の日でも

ピアノ

GL+1700

自由に園内を駆け回ることができる。各

コーナー

室がそれぞれ特有のカタチを持っているた

め、鉛直な壁も水平な天井もほとんどない。 都賀川をはじめとする地域とその自然を めいっぱい感じながら、2 つと無いカ タチの中で子供たちはすくす くと成長していく。

2,3,4,5 歳児用園庭

GL+1400

GL+3500

駐車場

延長保育室 休憩室

GL+1100

GL+3200

３歳児 保育室

４歳児 保育室 GL+800

GL+2900

保育室

５歳児

GL+2000

保育室

プレイルーム

２歳児

GL+2300

GL+1100

GL+2600

多目的室

１歳児

GL+1400

保育室 GL+1700

図書

1,2 歳児用園庭 ０歳児 保育室

コーナー

B

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配置図兼平面図 1:200

廊下テラスの両サイドに各部屋が並ぶ

北西から中庭を見る

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「地域図書館＋◯◯◯」 2 年生 4Q 設計演習 IIB

森に導く、森を導く。

設計期間 2019.12-2020.01 用途 地域図書館

大小様々なボリュームが円を描くように折り重なる図書館

敷地 兵庫県神戸市 そんな木々が折り重なっているような「森」は 学内講評会選出作品 / 学内誌 KUAJ 掲載 六甲八幡神社を囲む森、森の木々のように密集する六甲の住宅街を繋ぎ そして導き合うもう一つの「森」としての機能を果たす

南東から眺める

B-B' 断面図 1:200 65

1 階平面図 1:200 66

南に開いた調理室

様々な図書空間

北からの中庭鳥瞰

東側立面図 1:150 67

「開かれた家」 2 年生 3Q 設計演習 IIA

小店街

設計期間 2019.10-2019.11 用途 集合住宅

各住戸の１階に設けられた 4m × 4m の店舗型スペースは

敷地 兵庫県神戸市 住人の性格を色濃く映し出す 学内講評会選出作品 / 学内誌 KUAJ 掲載 / 島田賞 その個性の連なりが「小さな商店街」となり ここにしかない住人と地域との磁場を作り出す

六甲の住宅街に店舗スペースを持った集合住宅を設計する 敷地は道路を挟んで北に六甲風の郷公園があり、毎日子どもや親子連れ、お年寄りなど 多くの人々の憩いの場になっている。 各住戸の１階にはそれぞれ 4m × 4m の小規模店舗スペースが設けられており それらが連なることによって敷地内に小道、通りが生まれ 小さな商店街が形成される 地域に向けて大きく開かれた１階に対して浮遊感のある２階ボリュームは プライベートを重視した住人の生活スペースとして また小店街にかかる大きな屋根としての機能も果たす。

２階住居空間

北側立面図 1:100 69

2 階平面図 1:100

1 階平面図 1:100 70

北から敷地を見る

上下にうねる２階ボリューム

A-A' 断面図 1:100 71

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Portfolio Selected Works 2019-2021 2021.11 Directed by

Yuki Motoyama

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