3年前期作品集

Page 1

PORTFOLIO Architecture

Hosei University

IMAZU SHUNSUKE



地域の資源を可視化させる建築のあり方 何も知らなかった私が青木淳の言う『神の目』で空間を見るトレーニングを積んだことで、見えてきた「眠っている地域の資源」 。 そんな「地域の資源」を可視化させて、そこで暮らす人の生活に還元できるような建築のあり方を考え続けている。

曲げて、広げる

Curved layer

美術館を耕す

線形リビング

眠れる地域の資源の可視化

JABEE 展出展、学内最優秀、掲載紙掲載

学内最優秀、掲載紙掲載

学内最優秀、掲載紙掲載

学内優秀作、掲載紙掲載

現在進行中

P9~14 掲載

2

B1

B2

3

引いて、、、足す

B3

4

1

斜面に迫り出す居場所

場当たり的なインターフェイス

Urban hub

学内優秀作、木の家設計グランプリ出展

ポラスコンペ提出

建築新人戦 32 選、Veritical Review グランプリ賞

P15~20 掲載

P21~22 掲載

P1~8 掲載


Urban hub

新たな都市型ネットワークの核となる図書館

人口減少が進んでいく現代において、容積率を稼ぐだけの積層ビルを新築で立てることは本当に正しい回答なのだろうか? 本提案は、スタンドアローンとは異なるビルとビルをつないでいく都市像の提案を 新たな都市型ネットワークの核となる建築の挿入によって試みる。

− 01 −


− 02 −


2つの性格を持つ “青山” の都市構造

Site

Vision

青山通り

住宅街 住宅スケール

ここでもスタンドアローンで立つ中高層建築群

Problem

都市スケール

青山通りと住宅街に挟まれた中高層建築の提案敷地は、2つの性格を持つ都市構造である。

中高層建築は、現代の資本の回収のための積層と周辺と断ち切るためのカーテンウォールの

しかし、敷地周辺では、スケールの行き来がうまくいかず、関わりの感じられない空間となっている。

ファサードによって都市にスタンドアローンの様相を呈して立っている。

周辺に手を伸ばして立つ

Design

2つのスケール感を持った動線で都市を表現する 住宅スケール ( 住宅街側 )

高齢化やコロナによる都市集中の低下により、積層建築の利用率は下がると予想する。 新たな都市型ネットワークの挿入によって、隣のビルや公園と接続していき、高層に賑わいをもたらす。 − 03 −

都市スケール ( 青山通り側 )

垂直動線に意味付けをして、移動と滞留の空間が

移動と滞留の空間の境界が強調された構成

曖昧に混ざり合う構成

居場所間の空間は連続的ではないが、

居場所間の空間は連続的で、一本のストーリーのような空間体験

次の空間までの期待感は高まる

1つの箱=1つの機能

周辺に接続可能性を期待させる外部動線


Proposal

二重螺旋で公共性を持った地上レベルを垂直に延長する

俯角 10°以下で街を見る

公園とイベントスペースを

ジム行く前にやり方調べとこ!

ホテルにチェックインしてから ...

隣接させ賑わいを出す

俯角 10°以上で街を見下ろす

旗竿敷地みたい?

青山ってこんな歴史があるんだ! 風に当たりながらの

階段が椅子になってる!

立食会は格別ですね!

車椅子でも聞ける!

古本がたくさん!

この螺旋階段かっこいい! 歩道橋からアクセスできるのは便利ね !

待ち合わせまでゆっくりしてこ~

結構歩いたのね

床が机になってるのか!

あちらのテラス席へどうぞ~

こんにちは! 奥行き感で流れを引き込む

昼休憩だ~ 緑も見えて落ち着くなぁ

急げ~!

青山通りを見下ろす さっき借りた雑誌の コーデ試してみよ!

階段に意味付けすることで垂直動線を意識させないように作った住宅スケールな内部動線と周辺に接続可能性を期待させながら巻き上がっていく都市スケールな外部動線で構成された二重螺旋で都市を垂直に延長させる。

− 04 −


Structure

青山だからこその二重螺旋

Program

ネットワークの結節点と図書館

hotel hotel

restaurant

Diagram

青山通り

( 住宅スケール )

( 都市スケール )

Library

Library

SHOP Library

gym 住宅街

Library

Library restaurant

Library

rental space convenience store/cafe

土地性に合わせて、都市が延長されるように二重螺旋で立体的に構成する。

新たな都市型ネットワークの結節点となる提案敷地に、何かをする上で最も初めに行われる情報収集

土地性を纏った建築は周辺に対して接続可能性を期待させる。

の場である図書館を計画することで周辺の人々の生活に豊かさを与える。

2つのスケール感をスムーズに行き来するための空間体験 一本のストーリーのようにシークエンスから建築を組み立てる

周辺の流れを引き込み、スケールダウンさせる外部動線

狭い空間から突然見上げる空間に出る、別の空間との隙間から見る、

奥行き感を感じさせるファサード、ボックスのずれによる内部空間の見え隠れ、

突然外の空間に出るなど様々なシーンを建築に内包する。

旗竿敷地のようなアプローチなどによって探究性を生み出す。

空間体験は一本のストーリーのように1つのチューブの中を移動していくことで

空間体験はスローライフのように奥にあるものを探しながら移動させることで

シークエンスを連続させ、公共性を持った地上レベルを延長する。

都市スケールからのスムーズなスケールダウンを図る。

住宅街

青山通り

( 住宅スケール )

( 都市スケール )

− 05 −


Section

二重螺旋で青山の住宅スケールと都市スケールを結びつける

4 5

3

スラブの隙間から空間が見えがくれするようにレベル差をつけながら構成する。 周辺に対して奥行き感を表現していた正方形の開口に合わせて本棚と机を配置する。

上の空間への期待感が高まるとともに、空間が連続的になる。

旗竿敷地のように中に引き込まれる奥行き感のあるファサード。 接続可能性を期待させるとともに、都市スケールからのスケールダウンを図る。

開口の厚みが約 700mm となり、奥行き感が強調される。

2

6

開架書庫

開架書庫 レベル差が大きいところにはアイストップとなるような螺旋階段と吹抜空間を配する。

階段を椅子として利用して本を読んだり講演会を聞けるようにする。

上に空間が続いていることを期待させ、シークエンスを連続させる。

階段は、垂直動線だけでなく居場所空間としても認識される。

学習室 開架書庫

開架書庫 レクチャールーム

開架書庫

7

学習室

1

カフェ

イベントスペース

650mm のレベル差によってスラブを机として使えるように設える。

階段が椅子や開口、本棚になりつつ高層へと登っていく。

レベル差がより身体に近いものになり、空間が連続的になる。

上下動線が2つ以上の意味を持ち、高層への移動が連続的になる。

A-A` section 1/200 0

− 06 −

1

2

4

8(m)


Plan

住宅スケールと都市スケールの2つのスケール間を行き来できる二重螺旋

住宅街(住宅スケール)

10

+20,200

4

3

9

+23,200

14 +20,200

4

+19,550

10

1

Plan 1/400

4

10

5

02

3

+25,600

9

6

旗竿敷地のような

10

20(m)

8 学習室

2 イベントスペース

10

+25,600

14

アプローチ +21,900 9

4

1 公園

4

3 化粧室

10 テラス

4 EV

11 歩道橋

5 古本置き場

12 受付

6 まちのビジターセンター

13 ホール(読書室)

7 カフェ

14 読書室

10 +25,600

1

9 開架書庫

1

外部動線・テラス

内部動線

動線

周辺に手を伸ばす

1

下図 模型写真

3 枚目 手書きパース

* 特記ない限り +〇〇はG L を基準としたスラブの高さとする イベントスペースと連動 してマルシェを行う Plan GL+22,500

まちの延長で入ってくる

旗竿敷地のような アプローチ

Plan GL+26,500

5

2

俯角 10°以下

まちの歴史を知った上で

でまちを見る。

俯角 10°以上でまちを見下ろす

6

+500

3

3 7

4

4 10

9

3 +750

4

1

+6,000

2

3

6

+4,350

8

10

4

3

14 +16,450

奥まったアプローチ

12

7

4

+11,900

+9,400

+5,000

13

+4,350

+14,300

+14,300

3

9

10

9

6

+15,800

8

9 +10,900

2 5 +2,000

流れを引き込むように パスを通す

10

セットバックする

11

+5,000

10

3

+15,800

4

3 歩道橋からの 流れを引き込む

青山通り(都市スケール) Plan GL+2500

Plan GL+6500

− 07 −

Plan GL+12,500

Plan GL+17,500


Elevation

都市型ネットワークの核となる建築の立ち方

正方形の開口やボックスのずれで奥行き感を表現する。

隣のビルとの接続部分。

周辺に都市の核としての姿を表現する。

高層に賑わいをもたらす。

外部動線はテラスを介しながら巻き上がる。

歩道橋からの流れをボイド空間で引き込む。

周辺が接続してきた際にスムーズに繋ぐ。

周辺に都市の核としての姿を表現する。

旗竿敷地のようなアプローチで人を引き込む。

ボックスのずれによってポーラスな空間を作る。

探究性により都市スケールからのスケールダウンを図る。

周辺の閉じたビルに流れを生む環境装置として立つ。 − 08 −


美術館を耕す

地域のためのメモリアルアーカイブス

作品を展示するだけの美術館はアーティストの世界観と鑑賞者との間に境界を感じた ここが有料なのか、無料なのか 内なのか、外なのか 建築なのか、キャンパスなのか 境界を曖昧にした概念を展示室と公園の間に滑り込ませてアートをより身近に感じられる美術館を提案する

− 09 −


X 年後

XX 年後

木漏れ日が綺麗ね

あんなところに路上アートがある!

国立新美術館を眺めながら鑑賞♫

お父さん!もうちょっとあっちで描いてよ!

だるまさんが ...

奥には何があるのかな? 泥絵セットください! カフェ でゆっくりしてから回ろうか! あの植物を描いてみよう!

− 10 −


アートのまち “六本木”

Site

Problem

閉じ込められたアーティストの世界

東京ミッドタウン

国立新美術館

路上アート 対象敷地

Proposal

六本木には様々なアートが存在しアートというメディアを介して様々な世代が交流しているまちである。

ホワイトキューブの美術館はアーティストの世界観を展示室に閉じ込め

そんな中、幹線道路に囲まれた本敷地は都市の中に隠され殺風景な風景となってしまっていた。

展示室を出るとアートの世界は途切れ、土地との関わりが希薄なものとなってしまっている。

境界を曖昧にする建築

Design

展示室と公園の間に2つの概念を曖昧にした緩衝帯を入れることでアートが溢れ出る余地を作る。

土地に根ざした美術館

緩衝帯を方向性の強いプロムナードにして周囲のアート空間に軸を向けて公園に編み込むことで

公園は時間経過とともに地域の人々の手で彩られ、アートというメディアを介して記憶に刻まれる。

六本木の土地性が感じられ、描くアートにも土地性が根付く − 11 −


Plan

建築化された美術館と建築化しきらない壁画のキャンパス

東京ミッドタウンに軸を向ける 国立新美術館に軸を向ける 人気の少ない並木道に壁を立てて可視化する 展示室 路上アートに軸を向ける

④ 倉庫

カフェ

ショップ

公園と美術館を繋ぐように壁をたてる

0 2

① 壁+天井(片持ち休憩所)

② 壁+床(ステージ)

③ 壁(壁当て)

④ 壁+床(斜面の居場所)

5

9

14(m)

⑤ 壁(10m キャンパス)

日陰のゆったりとした場所には、

講演会やワークショップを行い

昔の公園の風景が蘇り

木漏れ日が与える心地よさが

極端に大きな壁は途端に建築らしさをなくし

アートも自然と入りこんでくる

地域を盛り上げる

子どもを中心としたアートの拠点となる

アートの原動力になる

キャンパスへと変化する

− 12 −


Artist

Section

壁画のアーティスト “浅井祐介” の世界観

Program

分解された建築のエレメントと壁画のキャンパス

浅井祐介は、壁画のアーティストで、地域の人々と共にワークショップを通して絵を描いていく。

キャンパスと建物の一部という二面性を持った建築のエレメントを分解して公園に配置する。

キャンパスに捉われず、その場所のリアリティを感じとってアートを展開していくアーティスト

訪れた人々は、キャンパスと建築の間を行き来して次第に境界は曖昧になりアートは身近な存在になる。

時間経過とともにアートが溢れ出すためのプロムナード

二層の壁でできたプロムナードで囲いこんで、外・内曖昧な居場所を作る。プロムナードを歩いていると、様々な人、モノ、アートに出会う。

− 13 −

section 1/100 0

1

2 5(m)


Scene

建築とキャンパスの境界が曖昧になった美術館のあり方

ピロティ空間が人々を出迎える

立体交差で大展示を鑑賞する

アートがキャンパスから溢れ出るワークショップを行う

壁で囲われたオープンスペースでのびのびとアート活動を行う

− 14 −


斜面に迫り出す居場所 自然を味方につける家

斜面や擁壁は今まで空間の繋がりを断ち切ってしまうネガティブな要素として捉えられてきた。 本提案は、空間をつないでいくために斜面地の再解釈の提案を 擁壁への意味付けによって試みる。

− 15 −


− 16 −


Site

Design

斜面が多いまち “横浜”

余った土地を有効利用する

Proposal

横浜は第 2 の都市として開発が進む土地で、その利便性から様々な建物が立ち並び、

通常、建物を立てづらい斜面地に建築を計画し、

空き地が少なくなってきている。そんな中、斜面によって切り離された土地にポテンシャルを感じた。

自然を味方にする建築のあり方を提案する。

斜面に寄り添うカタチ

Program

定期的にまちにひらく家

もたれ擁壁基礎を用いた斜面に寄り添う建築で

周辺住民たちの憩いの場になると共に住宅地と斜面地が一体的になり、今まで居場所空間になり得なかった

斜面の延長に続く暮らしを設計する。

ただの斜面地が周辺住民にも暮らしの場として再認識される。

− 17 −


Section

斜面から延長された建築で2つの空間をつなぐ

ガルバニウム銅板

住宅街側には一層分のみ立ち上げ、 インパクトを小さくする

天井高が徐々に高くなり 内部に引き込まれる

3100

ENTRANCE

STUDY

登り梁を露出させ 流れを強調する

650

LIVING

1260

STORAGE KITCHEN

TERRACE

1260

section 1/100 0

910

1820

910

3640

3640

910

910

1820

1820

3640

1620

5000(mm)

土木の領域である擁壁を建築の延長として再解釈することで、斜面を味方につける。 斜面側に少し開いたカタチと登り梁によって表現された流れによって斜面での活動を促し、斜面地を庭のように親しみやすいものとする。

− 18 −


Scene

斜面に寄り添って行われる活動

斜面地に合わせてレベル差を与え、様々な使い方を促す

斜め基礎から水平に出されたデッキのような居場所で登り梁から吊るされたスクリーンを見る

外部を取り込むデッキで風に当たりながらコーヒーを飲む

白い壁面に空けられた小さな開口で周辺の人々を誘い込む

− 19 −


Plan

斜面と水平の関係性

W.C.

KITCHEN

STUDY Bathroom

ENTRANCE

LIVING GL + 3510 GL + 2910 GL + 1710

GL + 510

TERRACE GL ± 0

Bedroom

Plan 1/100 0 910

− 20 −

1820 3640

5000(m)


場当たり的なインターフェイス リノベーション的思考で増築を

現代の住宅群はどこか閉鎖的で地域とのつながりを感じられない風景を作ってしまったのではないだろうか? 本提案は、外壁や塀に代わるインターフェイスを設えることで、地域や環境とつながりを作り出し 提案敷地を拠点としてこの活動が周辺に伝播していくような提案を試みる

− 21 −


00. 背景

システム

スタンドアローンな住宅群

豊かな生活を外で展開させる仕組み

初期段階の設計では生活に最低限必要なコアのみを計画する。

2×4 や塀の存在により、壁の存在が強く感じられるようになった住宅街はどこか閉鎖的で、

廊下やリビング・各諸室などが外気にさらされ、その活動は豊かな生活として外に向けて展開される。

地域との繋がりを感じられない風景を作ってしまった。

場当たり的なインターフェイス

引き戸にすることで、 内外の繋がりを コントロールできる

各コアに玄関をつけて、

リノベーション的思考で増築を

真壁造りにより 増築可能に

廊下を外空間とすることで 外へと意識が向く

キッチンコア 1住戸1屋根として

01. 提案

なんとなく空間を仕切る

地域の環境と有機的に繋がるインターフェイス

寝室コア

外壁や塀の代わりとなるインターフェイスを設えることで、地域や環境との繋がりを作り出し 本提案敷地を拠点としてこの活動が周辺に伝播していくような提案をする。

02. 設計

インターフェイスを増改築する建築

風通しが良くなり、 開かずの窓が開く

2住戸をつなぐインターフェイス

私もご一緒していいですか~?

軸組架構を露出させた大屋根を連続させて、常に増改築可能な状態を作り出すことで、

エレメント

はしご

買い出し行ってきたよ~!

上階と下階を直接的に繋げる

各住戸が場当たり的に繋がっていくように隙を作って設計する。

インターフェイス

早速始めましょ!

今日はこっちでどうですか?

屋根裏は僕だけの秘密基地♫

感じられるインターフェイス

あそこでご飯食べれたら

かいだん

気持ち良さそうだな!

03. 空間

上下の空間移動が流動的に

地域に伝播し繋がっていく

提案敷地内で起きていた増改築活動は、豊かな生活として周辺住戸にも伝播していき、 地域が有機的に繋がっていくことに期待する

かーてん 視線を軽く遮りつつ、光や風も

じゃあ今度設計してもらおう!

展開するインターフェイス 一緒にいいですか? あれくらいならすぐ作れますよ!

何か飲み物ある? こんにちは~! 雁行プランによりできたヘタ地は

あの緑のカーテンいい感じですね~!

べんち

− 22 −

内外の繋がりをコントロールできる インターフェイス

ゆか 出来事の舞台であり、他人との インターフェイス

ぐりーんかーてん 視線を軽く遮るとともに、 自然環境とのインターフェイス

まど+かうんたー 視覚的のみならず、モノの受け渡し

インターフェイス

などより濃いコミニュケーションが 可能となるインターフェイス

べらんだ 外部とのインターフェイス

インターフェイスになる。

ひきど 戸の開け閉め具合によって、

ヒトの居場所となり、他人との

住戸から張り出した半屋外空間で、

周辺へのバッファーであり、

浴室コア

内外をつなぐインターフェイスの具体例

ひさし 間が出来上がり中間空間として、 他人とのインターフェイス


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