maesawa`s style

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portfolio


profile

前澤宏一

softwear ・vectorworks ・ photoshop ・ illustrator ・ indesign

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4-7 100 年ミュージアム

8-12 卒業制作

13-19 建築学科棟のリノベーション

20-23 私はある

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可視化された路地空間

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『100年建築ミュージアム』 大阪府大阪市中の島に新しい 大阪の名所となるミュージア ム兼、コミュニティセンター を設計せよ また敷地に完璧に適合した建 築は人々の記憶に残り周辺を 取り込んだ風景となる。せっ けいという「思考」と「創作」 の結果から生み出されるあた ちの美しさが求められている。

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路地は建物と建物の間に生まれる 路地は移動するために生まれる

移動することには目的があり 目的の周囲には人が集まる

この人の集まりこそが コミュニケーションの発生源の 一つではないかと考える

目的

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1/200


空間としてなっているが路地は形を持たない。

それは路地を構築するものが 路地ではない建築物であるからである。

路地を構築する建築物によって幅と高さがが決められる

大阪市のビルはまるで山の起伏のように見えてくる

1/200

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Herman Hertzberger 記念館 ~中間領域と場における建築とあり方~

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Herman Hertzberger

in between (中間領域)

koichi maesawa

単体で存在し 異なる領域をあいまいにするもの

かつ 場合によっては一つの領域となる

都市 と 中間領域

都市のシークエンスによって 生まれた中間領域

中間なるものであって 中間領域ではない 人の行為が生まれていない

フレキシビリティ

中間領域は インセンティブを持った スレショルドである

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N

1/1000 配置図

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+8280

A. Gallery

B. Entrance

+4600

C. Shop

D. Library

E. Lrcture room F. Louge

+7360

+6440

G. Playground 0 1M

3M

6M

10M

N

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人にとって居心地の良い場所を、この建築の中 で人が自分の住みやすい場所を探すように、山 の中で一つの切り株を見つけたときのように、 居場所を探し見つけ出すことのできる建築であ ればと考える。 場所の使い方は人数やその人にとって変化して いく、しかし全ての場所がすべての人にとって 多様であるのではなく、一人の人にとっては使 いにくいところ逆に大勢の人にとっては使いに くいところも多く、それはその時その場合に よってよいところであり、使いにくいところで あもある。 一つのことをするための専用的な場所でもなけ れば全てのことになんでも適用するような、場 所でもない。

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大阪芸術大学建築学科棟 リノベーション 13


複製された地盤は室内の延長で柱によって分けられる。 柱は等高線に沿っておくことで柱の密度が変化する

柱が密なところは個人また は少人数によって使われる

耐震補強がされていない15号館。

高橋靗一が設計した 15 号館の周辺 の地形を各フロアにトレースする。 それは複製された地盤

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柱が疎なとこはグループや多きもの を広げて作業することに使われる

柱は等高線に沿って規則的に並べられる。


learning space S

learning space L

研究室 スタジオ

大阪芸術大学の建築学科棟として使われてい る15号館。現在使われる中で問題点として

learning space L

learning space S

耐震補強と面積の問題が出てきた。

スタジオ

15号館の周辺は斜面でかつ木々も生えてお

研究室

り自然にうまく調和しているように15号館 はこのスキップフロアが一階はすべて地上に 面している。その周辺の地形は各フロアの延

learning space L

長としてさまざまな用途として利用される。 0

5000

10000

15000

20000

であるために各フロアに一階と同じように使

25000

うことのできる床を各階にコピーすることで 各フロアの延長となる空間が生まれる。延長 として使われることによってその空間は内側 の用途によって複製された地盤は用途が変化 する。また四つの部屋は複製された地盤によっ て一つのくくりとなるため、フロアごとに用 途が決められている。 複製された地盤には柱が等高線に沿って密度 の変わるように柱が並べられておりその柱は 森の中の木々のようになっている。はしらは 複製された地盤に大小の空間仕切りを作り出 す。

0

5000

10000

15000

20000

25000

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Floor Plan B

B

環境デザイン合同研究室 -1800

スタジオ

研究室

-1800

-1800

研究室 ±0

A

A`

A`

A

A

製図室 -2700

CAD室 -900

建築学科合同研究室 -900

一階平面図

二階平面図

B`

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B`


B

B B

研究室

ゼミ室

-1800

-1800

スタジオ

スタジオ

±0

±0

A`

研究室 ±0

A A`

A

A`

スタジオ

ゼミ室

-2700

-2700

研究室

ゼミ室

ゼミ室

-900

-900

-900

三階平面図

五階平面図

四階平面図

B` B`

B`

0

5000

10000

15000

20000

25000

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Section learning space

learning space

ゼミ室

learning space

ゼミ室

learning space

learning space

learning space

研究室

learning space

スタジオ

learning space

スタジオ

研究室

learning space

研究室

CAD 室

learning space

learning space

建築合同研究室

BB` 断面図

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5000

10000

15000

20000

25000

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・3 年次第 3 課題 コーネルの箱、もしくは箱庭ホテル

私はある 20


「物」という物にも使われてきた過去があります。それは物だけを見ていてもわかりません。しかし枠はその物だけしか収めることはで きません。人はその枠の中の物だけを見てすべてを知った気になります。 人は部屋という「枠」を作ります。その部屋という枠には自分の思考が色濃く出ます。枠の中は自分の知っているもの以外は存在しない。 しかし枠の中の物のすべては枠に収まっていません。なのに人には枠の中が全てだと映っているのです。 人は一つのことに集中しているとほかのことを忘れてしまうといいますが、それは一つの世界にいるとほかの世界のことを忘れている ということです。 一つの世界を演じている舞台が終わると自分が舞台の世界観に入り込んでいたことを知る。それは自分が小さい枠の中に存在していた ことを知った瞬間である。その瞬間自分は自らの思考の範囲外の世界を知る。 たとえばミュージアムで演劇を行っています。その演劇を見ている観客がいます。その観客を見ているカフェの客がいます。さらにカフェ の客を見ている道路の通行人がいたりします。しかしカフェの客は観客を見ているからと言って演劇の内容を理解しているわけではあり ません。同じようにカフェの中のことを道路の通行人にはわかりません。 このカフェの客がブックショップに入った時、全体を見る。 カフェからブックショップを見ていた時と比べ、見ていた以上の世界があることを知る。 私にとって一つの世界を出ると自分の知っていた世界観が一気に広がっていく。それは他の世界を知るための一歩になると私は考えます。

しかし

本と人

人とカフェ

カフェと建築

建築と都市 枠はすべてを包んでいるわけではない

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restaurant D

D’

offstage stage

E’

movie theater

周囲の建物の大きさを選ぶ

矢視図 CC’

cafe

offstage

選んだ建物の大きさを建物に組み込む

D’

stage book shop

E’

UP

1F

矢視図 BB’

UP

UP

F’

Dressing room 0

5

10

15

20

25 M

offstage stage

movie theater 矢視図 AA’ 22

movie theater

配置図

1/1200


book shop

矢視図 CC’ 矢視図 BB’

2000

7620

6620

restaurant

矢視図

矢視図 AA’

movie theater

FF’断面図

矢視図 CC’

6620

book shop

矢視図C’

stage

矢視図 AA’

movie theater

矢視図B’

7620

2000

7620

6620

矢視図 BB’

2000

矢視図A’

EE’断面図

cafe

矢視図 CC’ 矢視図 BB’

2000

7620

6620

restaurant

矢視図 AA’

Dressing room

DD’断面図

0

5

10

15

20

25 M

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