Hsuan Lu | Landscape Architecture & Architecture Portfolio | 2019-2021

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Portfolio

2019-2021 Hsuan Lu

Hsuan Lu 1995/10/20 113-0033 東京都文京区本郷6-24-9-203  090(4496)8491 lu-hsuan@g.ecc.u-tokyo.ac.jp

Experience Honors

The University of Tokyo/

MEng- Master of Engineering, Toru

Lab

Department of Architecture, Graduate School of Engineering

Chiba University/

BA- Bachelor of Agriculture Landscape Architecture Program, Department of

Philosophy

11/2021

04/2021Present 04/201703/2021 01/201912/2019

11/2021 01/201812/2018 04/201703/2018 08/201709/2017

10/202111/2021

02/2020 08/2019 03/2021 05/2020 03/2020 08/2019 12/2019

ARCHITECTS

Teaching Assistant/

Core

Collective

Faculty of Horticulture President/

Taiwanese Association of Chiba University

Education Technical skills

of Horticulture, ChibaU/ 園芸学部卒業代表

Extracurricular Activites President’s Award, ChibaU/ 課外活動賞

1st Prize/ 2020 造園学会学生デザインコンペ  最優秀賞

JILA Student Desing Competition (Team work)

Honor award/ 9th E&G学生デザインコンペ  佳作

9th Exterior & Garden Student Design Competition (Team work)

Excellence award/ 造園学会関東支部 サマスタジオ  優秀賞

JILA Student Design Workshop- Summer Studio (Team work)

Service Honor/ 台湾留学生会東京支部  サービス賞

Tokyo Taiwanese Student Association

Language Qualification

2
& Awards
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 三谷徹研究室
Mitani
(Landscape Architecture Lab)
千葉大学 緑地環境学科 環境造園学プログラム 庭園デザイン学研究室
Enbironmental Sciences and Landscape Architecture,
千葉大学台湾留学生会  会長
TA建築設計製図第五(学部3年)指導者:原田真魚 Architecutre
Studio V for Mao Harada Intern/ インターン  オンサイト計画設計事務所 Studio Onsite (Landscape architecture) Intern/ インターン マウントフジアーキテクツスタジオ MOUNTFUJI
STUDIO (Architecture) GIS Chinese English Japanese Polish Microsoft Office Rendering CAD Modelinig Graphic Photoshop, Illustrator, InDesign, Procreate, Concepts, Hand-drawing Rhinoceros 7, Grasshopper Autocad, Vectorworks Lumion, Twinmotion Word, Excel, Powerpoint QGIS, ArcGIS Native (Taiwan) 普通自動車第一種運転免許 習得 「間が支え合う風景」 風景は「人間」、「空間」、「時間」といった「間」が支え合うことによって生ま れる現象だと解釈する。  一つ一つの場所の個性を読み取り、互いの間の関係性を取り持ちな がら、新しい面白い空間体験ができるような風景作りを目指しています。 二級建築士(受験資格) 2021/09 TOEIC Listening/ Reading 865 2017/04 TOEFL ITP 567 2015/12 JLPT N1 2017/08 CEFR level A1 Associated President/ 千葉大学台湾留学生会 副会長 Taiwanese Association of Chiba University Video & Music editor/ ビデオ、音楽編集担当 TED x ChibaU (Student Organization) Summer School/ UAM サマースクール(短期留学) Uniwersytet im. Adama Mickiewicza w Poznaniu
works Editor/ サマースタジオ まとめ本編集担当 JILA Design workshop - Summer Studio Jury Award/ 日比谷ランドスケープ展   審査委員賞 HIBIYA Landscape Architecture Critics Valedictorian of Faculty
3 燈の記憶 , 千葉県勝浦市/ 卒業制作 202101 04 巡環する食の源風景の結び方 , 兵庫県淡路市/ Competition 202002 22 Via the exhibitions , 東京千代田区/ Landscape Design Studio III 201903 32 Homey Promenade , 東京新宿区/ Landscape Design Studio VI 202004 38 The Branch Orchestra , 東京三鷹市/ International Design Studio 202105 42 Other Works , Drawings, Competitions06 52 Contents
4

近年GPSの発達により、灯台の必要性が低下してい る。観光化されもの、または廃止されるものが増加しつ つある1)。よく岬に聳える灯台の風景を考え直す時代と なっている。また日本における外国人人口と国際結婚数 が増加しつつあり、国際結婚式会場の需要可能性があ ると考えている。

5
本研究は名所図会の海岸風景画を対象とし、海岸風 景によく見られる聖性地形である「島」「岬」「浜」が描か れるものをグリッド解析法で探究し、景観要素の割合と 日本人の好まれる海岸風景の型と絵の構図要素を把握 し、構図的、文化的な手法に基づく灯台風景を包括する リゾート型結婚式会場を提案する。 Dilopma Design Site Location: Chiba, Japan Individual work Instrucotr: Toru Mitani Duration: 3 months Date:02.2021 01 燈の記憶
6 01 Background 交通、通信手段の変遷によって国際化が進んでいる。かつて航運しかない時代では灯台が険しい海岬から国籍に関係なく、 光で導いてくれて、渡航者を見守ってきた。 近年、外国人人口数と国際結婚数が増えつつある。 一方、GPSの発達によって灯台の必要性が低下しており、廃止されたものが増加している。 灯台の利用形態を再考する時代となっている。 対象地は千葉県勝浦市の勝浦灯台周辺で、 東京から電車で約1.5時間の距離に位置し、連続したリアス式海岸と様々な海岸遊休地が整備されている。 しかし、人口減少や過疎化が進み空き家が増え、活気のない町になっている。 現地調査に行き、高さ21mの勝浦灯台が閉鎖され、その周辺は壮大な地層、綺麗な海岸風景を有し、しかし、整備されていな いのは現状である。 日本における国際的近況 世界を結ぶ灯台 対象地概要 対象地
7 02 The Site 勝浦駅から車で10分、歩行約30分の距離にある石が浦を設計対象地とする。 高さ21mの勝浦灯台が閉鎖され、その周辺の壮大な地層と湾曲した海岸が作り出した風景に感動し、 灯台が 佇まう風景が周辺の景観と同化しており、夜になると宝石のような光をし、地域の漁業を見守っ ている。 設計対象地 勝浦灯台 勝浦駅 勝浦漁港
海岸風景は様々なかたちがあり、どのようなかたちが美しいなのかという疑問を抱えて研究を始めた。

03 Research

研究目的:日本の美しい海岸風景のかたちを探ること。

84枚の海岸風景画を抽出 し、グリッド解析を行う。

突出型Σ:絵のエッ ジから陸部分の幅 が大→小となる構 成である

湾曲型C:絵の中に 水際線が湾曲のよ うにカーブが特徴 として捉えるもので ある。

奇勝型O:主に奇抜 的な島山または岩 を中心とした構図 だと捉えるもので ある。

垣間見型V:絵の下 部は陸部分から始 まり、水際線または 其延長がV字のよ うに捉えるもので ある。

研究対象:「山水奇観」
過 程 結 果
10 チャペル、披露宴会場を敢えて分散的に配置し、道で繋ぐことで回遊性を持せながら, 様々な海岸風景を楽しめ られるような 公園的リゾート型結婚式場です。 従来の結婚式会場と違い、チャペル、披露宴会場を敢えて分散的に配置し、回遊性を持せながら、様々な空間 体験・海岸風景を楽しめられる公園的なリゾート型結婚式場を創出することで、活気のない勝浦市の秘めた風 景をよみがえる。また文化的・神聖的な灯台風景が結婚者だけではなく、人々の記憶として残っていく。  04 Concept 従来の結婚式会場 提案する結婚式会場 挙式会場 挙式会場 宿泊施設 披露宴会場 披露宴会場 道
11 05 GIS landscape simulation 湾曲型:チャペル 突出型:バンクウェット 奇勝型:灯り挙式垣間見型:宿泊施設
12 QGIS傾斜分析及び、景観シミュレーションを用いて、建設しやすく、各型の海岸風景を見える場所をリゾート施 設、挙式会場、披露宴会場を分散的に設置し 地層回遊道で繋ぐことによって、様々な視点から美しい灯台風景 を楽しめる。 宿泊施設 地層回遊道 潮風の橋 燈と岬のチャペルパーク QGIS傾斜分析 燈と岬のバンクウェット 06 Site planning 垣間見型:宿泊施設 奇勝型:灯り挙式 湾曲型:チャペル 突出型:バンクウェット
Master Plan 主要施設: 1  燈と岬のチャペルパーク 2  燈と岬のバンクウェット 3  リゾートセンター 4  リゾートエリア 5  八幡岬公園 6  駐車場 7  勝浦漁港 8  八幡神社 9  勝浦灯台 10 地層回遊道 11 無方位信号所(電波灯台) 0 10 30 60 120 m 1 2 34 4 5 6 6 6 7 8 9 10 11 A C C’ A’
14 15:00 挙式 スリットが作り出した柔らかい光が岬により一層美しと感じられ、ここで二人が誓いました。 13:30 到着 早めにチャペルに到着し,水平の草屋根によって顕在化された灯台が迎えてくれた。 模型写真/ Scale= 1:200 海側 広い中庭、屋上公園、灯台ギャラリーの展示を見ながらゆっくりと時間を過ごし、式を待ちます。 模型写真/ Scale= 1:200 鳥瞰
燈と岬のチャペルパーク 燈と岬のチャペルパークでは灯台の軸と岬の軸を用いて、形態を創出する。 ダイナミックな地形に対して、シンプルな矩形を挿入することで、灯台と地 形の関係性より顕在化させる。建築内部空間では ブライドのドレスを配慮 し歩道幅は2m以上と設定する。また、全体は高さ4m, 5m, 6m異なる壁で 構成され、開放感の変化だけでなく、重ね合うことで奥行感を作り出すこと で、人々に行きたくなるような空間構成となる。 屋上では草屋根で覆われ、湾曲とした園路と電波灯台を眺めるデッキを設 置し、全体を公園とする。1Fではチャペル、ゲストルーム、ブライドルーム、 キチン、事務室を集約させ、プライベートの場所とし、灯台ギャラリ、カフェ、 中庭等をパブリックな空間とし、また、地層回遊道と繋ぎ雨の日でもバンク ウェットに向かえる。挙式の日では世界を結ぶ灯台の元にスリットの光で導 かれ、湾曲型の岬風景に向かい、盛大な挙式をあげる。挙式のない日では 公園となる。 配置 1  前庭 2  エントランスホール 3  中庭 4  チャペル 5  灯台ギャラリー 6  カフェテラス 7  機械室 8  トイレ 9  ゲストルーム 10 グルームルーム 11 ブライドルーム 12 事務室 13 キッチン 14 ストレージ 15 屋上公園 16 地層回遊道と繋ぐデッキ 17 電波灯台眺めるデッキ Plan 1 9 10 11 12 13 14 16 15 17 2 3 3 4 4 5 5 6 7 7 8 8 BーB’ Section 0 5 15 35 m B B’ 0 5 15 35 m
0 5 15 30 m

FL=+30.m

植生と地形が作り出した垣間

+55.0m +50.0m

+40.0m +30.0m

+35.0m +25.0m

+20.0m

+15.0m

+45.0m +10.0m

+0.0m

地層回遊道
地層を触れ合いながら、海岸
見型の海岸風景を楽しめる。 クロマツ クロマツ クロマツ クロマツ   ウバメガシ コテージ 潮のそよ風を吹かれな がら、垣間見型の海岸 風景を楽しむ。 飛砂、強風を防ぎながら、プライベート性を提供する植栽構成 3400 1100 +5.0m
配置 1  前庭 2  ホワイエ 3  トイレ 4  中庭 5  ウェディングルーム 6  コントロールルーム 7 バンクウェット 8  キチン 9  地層回遊道 10 駐車場 11 事務室 1 1 2 3 4 6 5 7 7 8 9 9 10 11 Plan DーD’ Section 0 5 15 35 m D D’ 0 5 15 35 m
19 15:50 バンクェットの前庭を通し、受け付け済ませに行く。 17:00 海岬、灯台が相まった突出し型の風景のもとに勝浦の海の幸を味わえながらパーティを楽しめる。 17:30 夜、宿泊者はコテージに戻り、垣間見型の海岸風景と灯台の光が作り出した風景を楽しめながら、ゆっくり疲 れを取り、灯り挙式の準備をする。 16:20 広いテラス空間で灯台を眺めながら海岸風景を楽しめる。
20 20:00 夜、施設全体がライトオンし、個々の暖かい灯りが祝福のように結婚者を迎える灯り挙式をあげる。

世界は海で繋がり、灯台風景で結ばれている。 こうして、一連の結婚体験によって、結婚者たちだけでなく、人々の記憶となり、新たな文化の創出と繋げるでしょう。

21
22 神戸湾 大磯地区 CASE2 ノマド村カフェノマド CASE1 社会福祉法人千鳥会 CASE3 淡路市青少年センター 仮屋漁港 中田地区 丹波地区 姫路港 尾崎地区
23  淡路市の食の生産風景は、森林で雨を蓄え、ため池で 保持し、棚田で使う。そして、海までもが流域単位で一体 となって、食の生産システムが作られてきました。私たち は、これらの風景要素を食の根源の風景「食の源風景」  食の源風景が、もたらしたものは「食」だけではない。 豊かな生態系・文化の創出にもつながっていた。しか し、近年耕作放棄地が増え、閉鎖的なため池が増加し、 管理されていない残存緑地も増加した。ここで都市部か らの中期滞在者を差込み、地域の施設とつなげること で、食の源風景の再活性化をはかる。淡路市周辺の循 環可能な素材を用いて、還元型社会へ導く提案をする。 2020 JILA Student Design Competition Site Location: Awaji City, Japan Award: The First Prize Duration:10 days Date:05.2020 Team work Membrs: 2 Contribution: Rendering Overall layout Visual design Overall concept Site selection 3D modeling Basic design of Case 2 02 巡環する食の源風景の結び方 食の源風景の輪は徐々に広がっていく

〈高齢者世代向け中期滞在施設〉CASE1

分析より高齢者のロングステ イの関心の高さがわかる。セカ ンドライフを考えている健康 的な高齢者向けに山村生活体

〈オフィスワーカー向け中期滞在施設〉CASE2

淡路市の食の生産風景は、森林で雨を蓄え、ため池で保持し、棚田 で使う。そして、海までもが流域単位で一体となって、食の生産シス

〈山村留学受け入れ施設〉CASE3

分析より日本のフリーランス が増加していることがわかる。 働く場所を限定しない世の中 になってきている。淡路景観資 源を生かした中期滞在者向け のオフィスの提案 淡路市には貴重な山村景観資 源があるにもかかわらず、近畿 地方の山村留学の参加者が少 ない状況になっている。市街地 に住む子供達向けに山村留学 施設を作る提案をする

現在の放棄地は、撹乱が起きにくい状 況となっている。人の利用を差込み、撹 乱を起こすことで生物多様性の向上を 図る。また、建築・ランドスケープに還元 可能な素材を用いる。

分断されてしまった景観資源を繋ぐデ ザインとする。中期滞在者向けに棚田・ ため池・森林の新たな利用を見出し、そ れらをつなぐ。既存の地域の団体と協 働する提案を行う。 大雨前の放流・かいぼりの頻度の低下 が問題となっている。水位の変化を楽し むデザインとし、ため池と親しむ生活を 送る。中期滞在者向けのプログラムの 中でかいぼりを行う。

24 22.6 出典:日本(フリーランスに関する実施調査 )アメリカ(Freelancing in America) 日本アメリドイツ 8.1 22.6 7.4 (%) 出典:NPO法人全国山村留学協会報告書 平成29年度 北海道東北関東中部近畿中国四国九州 50 100 150 200 250 (人) 0 出典:ロングステイ調査統計2015より算出      (ロングステイとは2週間以上の滞在を指す。) 30~39 (%) 0 40 80 50~59 40~4960~6465~ 6970~75(才) 世代別ロングステイの関心度の高さ フリーランス の増加率(2015~ 地方別山村留学参加者数のデータ 22.6
験ができる中期滞在施設を提 案する。
02 プログラム分析 03 コンセプト01 背景
テムが作られてきた。私たちは、これらの風景要素を食の根源の風 景「食の源風景」と捉える。 食の源風景が、もたらしたものは「食」だけではない。豊かな生態 系・文化の創出にもつながっていた。 しかし、近年耕作放棄地が増え、閉鎖的なため池が増加し、管理さ れていない残存緑地も増加しました。僕たちは人のアクティビティ を差し込むことで、淡路市の食の源風景を結び直すデザインをす る。 淡路環境基本計画資料集平成27年3月より作成 放棄地がもたらした3つの課題とデザインコンセプト 【課題】 【コンセプト:中期滞在者を差し込むことで起きること】 【人の利用で撹乱を起こす】 【人の利用で地域をつなぐ】 【人の利用でため池を見守る】 淡路景観資源を生かした中期滞在者受け入れの可能性淡路市は食の源風景が魅力的な風景 生物多様性の 低下 棚田・ため池 森林・地域 の分断 ため池の管理 能力の低下
25 05 敷地選定 06 地域資源の循環から還元へ04 食の源風景の利用が生み出すアクティビティ 建築とランドスケープで還元可能な素材を用いる。淡路市周辺の街か ら再利用する。生物多様性につながるデザインとなる。 放棄地の利用が生み出すアクティビティ 2010 2004 2010 2018 2018 2018 稲作セラピー 水田オフィス 稲作体験 稲作交流会 水田トレーニング アスレチック 園芸療法 ため池プール かいぼり体験 棚田跡地 閉鎖的なため池 地域団体施設 対象地 浚渫汚泥 竹林 砕石 フトンカゴの竹編 フトンかご護岸 CLTパネル建築 木材チップ舗装 生物へ 民有林・人工林 テレコッタ舗装道路・護岸 Google Earthより 残存緑地 みんなの花テ 棚 田 跡 地 淡 路 兵 庫 山 林 閉 鎖 的 な た め 池 淡 路 市 市 街 地 残 存 緑 地 淡 路 市 里 山 兵 庫 湾 岸 沿 い ため池オフィス お魚探し 森林浴 森林オフィス 森の宿泊所 農業フィットネス 森林ヨガ 見晴らしの丘 かいぼり運動 水生植物学習 滞在所
26
27 地域の小学生や千鳥会の人たちの交流の場所となる。
28
29 オフィスワーカーたちが仕事帰りに広大な棚田風景に癒される。
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31 青少年たちがテラコッタ護岸が生み出した遊び場でため池を楽しむ。
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03 Via Exhibitions

テーマは「智と創造の発信拠点」、ある企業が公園を運 営する都市公園のリノベーションである。  私の選んだ企業は「Netflix」である。「Netflix」のモット ーは「See what’s next」で、常に新しいものを挑戦し、次 のものは何であるのかのような人々にわくわくさせる企業 理念を持つ。対象地周辺に多くの大学キャンパスが点在す る。才能を持つ、作品を持つ、アィディアを持つ大学生も多 くいる。しかし、才能や作品をパフォーマンスする場所がな く、また発想があるが、それを実現するためのツールがな

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い等といった「見せる場」「作る場」の需要があるではない かと考える。  ここで「Via the exhibitions」を提案し、外壕公園を Netflixとコラボし、周辺大学が多い地域性を利用し、公園 内に二つのSpatial Gallery、Temporal Gallery、多様な 勾配を持つマウンドを設計することで、大学生が自由に作 品を展示する公園を提案する。 Landscape Design Studio III Site Location: Tokyo, Japan Individual work Instructor:Toru Mitani, Hideyuki Ishii Duration: 1.5 months Date:05.2019

next」で、常に新しいものを挑戦し、次のものは何であるのか  対象地周辺に多くの大学キャンパスが点在する。才能を持つ、作品 を持つ、アィディアを持つ大学生も多くいる。しかし、才能や作品をパフ ォーマンスする場所がなく、また発想があるが、それを実現するための ツールがない等といった「見せる場」「作る場」の需要があるではない

テーマは「智と創造の発信拠点」、ある企業が公園を運営する

私の選んだ企業は「Netflix」である。「Netflix」のモットーは「See next」で、常に新しいものを挑戦し、次のものは何であるのか

私の選んだ企業は「Netflix」である。「Netflix」のモットーは「See next」で、常に新しいものを挑戦し、次のものは何であるのか  対象地周辺に多くの大学キャンパスが点在する。才能を持つ、作品 を持つ、アィディアを持つ大学生も多くいる。しかし、才能や作品をパフ ォーマンスする場所がなく、また発想があるが、それを実現するための ツールがない等といった「見せる場」「作る場」の需要があるではない

exhibitions」を提 案する。周辺大学が多い地域性を利用し、公園内に二つのSpatial Galleryと多様な勾配を持つマウンドを挿入する ことで、大学生たちに新しいプラットフォームを提供する。自由に作品 を展示することができ、作品展示を通して、互いに勉強しあい、発想の

対象地周辺に多くの大学キャンパスが点在する。才能を持つ、作品 を持つ、アィディアを持つ大学生も多くいる。しかし、才能や作品をパフ ォーマンスする場所がなく、また発想があるが、それを実現するための ツールがない等といった「見せる場」「作る場」の需要があるではない

exhibitions」を提 案する。周辺大学が多い地域性を利用し、公園内に二つのSpatial Galleryと多様な勾配を持つマウンドを挿入する ことで、大学生たちに新しいプラットフォームを提供する。自由に作品 を展示することができ、作品展示を通して、互いに勉強しあい、発想の

exhibitions」を提 案する。周辺大学が多い地域性を利用し、公園内に二つのSpatial Galleryと多様な勾配を持つマウンドを挿入する ことで、大学生たちに新しいプラットフォームを提供する。自由に作品 を展示することができ、作品展示を通して、互いに勉強しあい、発想の

Living SITE ANALYSIS: CONCEPT: 大学キャンパス数:10個 Living SITE ANALYSIS: CONCEPT:
公園に二つの「Spatial Gallery」、「Temporal Gallery」、緩やかで多様な勾配のあるマウンドを挿 入することで、屋内外の展示空間を作る。創作者や 来訪者たちが両方の展示とも楽しめる。そして、かれ らの人間関係のネットワークも展開していく。 Spatial Gallery Outside exhibit mound Temporal Gallery Living 対象地 対象地 SITE ANALYSIS: CONCEPT: Netflixで視聴 作品を楽しむ 展示空間に来訪  テーマは「智と創造の発信拠点」、ある企業が公園を運営する
公園に二つの「Spatial Gallery」、「Temporal Gallery」、緩やかで多様な勾配のあるマウンドを挿 入することで、屋内外の展示空間を作る。創作者や 来訪者たちが両方の展示とも楽しめる。そして、かれ らの人間関係のネットワークも展開していく。 大学キャンパス数:10個 展示空間を通して、バーチャルからリアルまでに大学 Spatial Gallery Outside exhibit mound Temporal Gallery 大学 迎賓館赤坂離宮 TOKYOJAPAN Netflixで視聴 多分野交流 作品を楽しむ 展示空間に来訪 大学祭時にしか出演できない。音楽編 集用のツールがとても高価で、もっと いい音楽を作りたく、そして、みんなに 僕らの声を聞いてほしい。 多くの絵画を創作したが、個人展 示会を開催する余裕がない。 ずっと写真家になりたかった、しかしカ メラを買えるお金がなかった。ここの Galleryを通して、Netflixからお借りする ことができて、本当によかった! 他大学の学生とダンスバトルしたい。 歩行可能距離範囲(  私の選んだ企業は「Netflix」である。「Netflix」のモットーは「See
公園に二つの「Spatial Gallery」、「Temporal Gallery」、緩やかで多様な勾配のあるマウンドを挿 入することで、屋内外の展示空間を作る。創作者や 来訪者たちが両方の展示とも楽しめる。そして、かれ らの人間関係のネットワークも展開していく。 学生数:69,543人 展示空間を通して、バーチャルからリアルまでに大学 生たちの発想的な力作を鑑賞できる。来訪者は作品 を見るだけでなく、創作者たちと話し合えい人材発 掘も可能である。 Temporal Gallery 四ツ谷駅 上智大学 帝京大学 城西国際大学 武蔵野美術大学 中央大学 法政大学 早稲田大学 東京理科大学 東京薬科大学 対象地:外壕公園 大学 駅 市谷駅 大妻女子大学 対象地 0 400800 1600 m N 皇居 迎賓館赤坂離宮 r=1.6km)
36 広いマウンド空間でクリエーターたちのパフォーマンスを楽しめる。 Spatial Galleryで借りた絵具で絵画を創作し、マウンドから絵画の制作風景に惚れられ、ファンの人が声かけに来る。
37 模型写真/ Scale= 1:200 模型写真/ Scale= 1:200
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江戸時代の時に人口が急的に増加することで、水不足の 問題が発生し、それを解消するために、玉川上水が開削さ れた。飲料水、生活用水、灌漑用水などとして使われること で、上水を軸として新田開発が進み、人々が集まって一つ 一つの大きなコミュニティとして、生活するようになった。  敷地は渋谷区の旧玉川上水緑道(幡ヶ谷緑道〜西原緑 道)であり、現在は住民たちの生活動線を分断するような「 冷たい都市緑道」である。ここで、「冷たい都市緑道」を地域 性・場所性に合わさったデザインを取り入れ、暖かみが感 じられる「家的な遊歩道」を提案し、旧玉川上水緑道の大 きいなコミュニティであった空間を再編する。

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Landscape Design Studio IV Site Location: Tokyo, Japan Individual work Instructor:Taku Suzuki, Zhang JyunWa Duration: 1.5 months Date:01.2020 04 Homey Promenade

1.緑道の地域性(住宅、商店街)場所

「家」にいるような緑道空間を創出することによって新たな交流や新たな人々の関係性が生み出すことが期待される。 200 40 80 160 m 2.それぞれの空間言語に合わさったファ ニチャーやパビリオンを緑道に挿入するこ とで、家にいられるような空間を創出し、 新たな交流や新しい住民の関係性が生み
性(微地形)を家の空間言語に変換する。 商店街(飲食が多い)=Dining room  微地形(1mほどの段差)= Terrace Terrace Dining room Living room N 一本のウッドクリート道 家的要素 2.それぞれの空間言語に合わさったファ ニチャーやパビリオンを緑道に挿入するこ とで、家にいられるような空間を創出し、 新たな交流や新しい住民の関係性が生み 1.緑道の地域性(住宅、商店街)場所 性(微地形)を家の空間言語に変換する。 商店街(飲食が多い)=Dining room  微地形(1mほどの段差)= Terrace 一本のウッドクリート道 家的要素 甲州街道 初台駅 幡ヶ谷駅 1590年 2020年 住宅 飲食店・商店 設計対象地 住民生活動線 一般利用者に対するアンケート調査 玉川旧水路緑道基本構想概要版  一部抜粋 18% 21% 27% 27% 39% 17% 緑豊かな空間 緑豊かな空間 緑豊かな空間 休憩ができる 休憩ができる 休憩ができる その他 その他 その他 時代変遷することで、玉川 上水旧水路緑道(対象地) が住民たちの関係を分断す る存在となっている。 アンケート調査により「緑道が緑 豊かな空間」「休憩できる空間」と 思われる人が少ないことがわか った。 生活用水不足問題を解 決するために玉川上水 が開削され、上水を軸と して様々なコミュニティ が展開してきた。

A-AʼSECTION

Terrace

入することで、憩い・通り抜く・映画上

B-BʼSECTION

PERSPECTIVE PERSPECTIVE

PERSPECTIVE

417 Homey Promenade 狭域的: 渋谷区玉川上水道緑道が通勤通学などの利用動線の邪魔となって、まる 「家」にいるような緑道空間を創出することによって新たな交流や新たな人々の関係性が生み出すことが期待される。 Terrace Dining Dining Terrace 051020 051020 051020 PLAN PLAN PLAN
Dining room Living room 緑道に既存する段差のような場所特性 を生かし、開放的かつ大きいテラスを挿
映会などのイベントを開催することがで き、住民たちの新たな交流の場となる。 商店街に隣接する立地で、キッチンスタジオや大きなテー ブル、椅子を挿入することで、家のダイニングルームにい るように気軽く緑道空間で料理したり、食事したりするこ とができる空間となる。 住宅ゾーンに隣接する場所で、ウッドデッキ、机やハンモッ クなどを木々中に挿入する。樹種ごとの屋根が作り出し た木漏れび風景の中で家のリビングルームにいるようで、 ゆっくり時間を過ごす。
C-CʼSECTION 50 10 m 50 10 m 50 10 m ウッドクリート舗装 木漏れ日の中に通り抜く 木の小部屋 ウッドクリート舗装 大きなテーブル 緩やかなマウンド 座れる壁 商店街の人が経営するキッチンスタジオ ウッドクリート舗装 木漏れ日の中にハンモックをかける ケヤキの小部屋 ヤマモモの小部屋 まちと一体化する道 イチョウの小部屋 テーブル付きデッキ 座れるデッキ 開放的な階段 Aʼ Bʼ Cʼ A B C
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05 The Branch Orchestra

敷地は東京都三鷹市井の頭公園で、園内樹木の発生材 構造がこの場の地域風景だと考える。Design Phaseでは 公園の多様な樹枝を活かしたモデルスケッチを作成し、 Photogrammetryツールを用いてデータ化し、人の利用 形態と合うのようにスケール調整しデザインをする。Con struction Phaseでは、具体的にどう作るのかそのプロセ スについて考案する。   こうしてMatter to Data to Matterをループしながら、 カジュアルな自然音と人為音がともに奏るオーケストラを 作り出す。公園の発生材で形態を作り、コンクリートで固ま り、その後発生材をセレクティブに燃やし、残した木目のテ クスチャが公園の記憶であり、人の居場所となる。新たな 風景の構造でありながら、人間と自然の関係性を再考する ような空間提案である。

Architecture Design Studio

Location: Tokyo, Japan

Garcia-Abril (MIT Prof.)/

Studio

1.5

43
International
Site
Individual work Instructor:Anton
Ensamble
Duration:
months Date:07.2021 Landscape structure of concert stage

The Site Selection

The site

The Inokashira Park is located in Mitaka city, Tokyo, Japan. There are lots of per formers in the park. They performance in the two kinds of stage. One is official stage, needing to rent it before using. The other one is park ground. The amteurs come and showcase their skills in a casual mood. Thereofre, I desing a causual stage for not only performers but also for the park nature. The topology of the park is concave form so the forest system cut down the urban noise. As a result, the music combine human and nature inside play an important role in the park

02 Inspiration

The site

Main entrance

The design location I choose is near by the main entrance. People can see the site hid by the greens appearing and disappearing when they pass through the main bridge. There are lots of greens and hear the bird songs. Commuters walk thorough the bridge mostly, the site can be seen from the trees visiblely and invisibely.

The demand of casual stage STAGE Official

Concave landform make the music of the park

44
The outside orches Mainbridge Non-official
03
01 Background
casual

About the materiality of the park, There are plenty of beautiful structures made with pruned branches scattered in the park.Some cute natural fences were made by regional volunteers .They can catch the fallen leaves and soil to keep the ponds clean. The material structure that melt into here is branch.So I collected some small size of them and use them to do some model sketches.

45 03 Materiality

Matter to Data

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Use photometry tool to transform the matter(Physical) to data(Digtal). Then import it into the Rhinceros to study the scale for people using. 1. Soil to set up the structure form. 2. Arrange the branches. 3. Use the plaster to cast. 4. Wait for drying 5. Burn the branches selectively. 6. Done

Step1: Collect branches.

Step5: Remove the soil and branches.

Step2: Heap the soil for forming structures.

Step3: Arrange branches and add rebars.

Step4: Pour the concrete on the surface.

Step6: Burn the branches.

Step7: Add some slabs and stairs for access and performance using. Then install the water purification system for water drainage.

Step8: Finish.

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06 Construction Process
48 Site Plan 26000 mm The pond Acrylic slab Stairs A A’
A-A’ Section h= 14000 mm 0 3 6 12 m
The
purification setting for water drainage.
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When commuters walk through the bridge, they find out that there is a something in the forest and want to have check. The view from main entrance. The earthy landscape structure is melting with the park.
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People can use chairs and tables which set by the residents to have a rest at outside space. At non-performance time, people can easily have a little high seat at inner space to enjoy the beautiful scenery of the park.
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06 Other works

Drawings, Competition(Team work), Desgin workshp

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54 未来町の風景コンペ/ 集合住宅 2019 漢方会社を企画し、植物と行事で人間、空間、植物の関係性を結ぶ集合住宅の提案。 造園学会関東支部 Design workshop/ 代々木公園 墓地 2019大阪万博ランドスケープ コンペ/ 夢島 ランドスケープ計画 2019 極相林をみんなで管理し環境を維持し、弔いを通じて相互理解を生み、平和を築く国際 墓地の風景化提案 再生可能エネルギー「海藻バイオマスエネルギー」と干潟を用いて海藻の養殖から生産 まで一連の過程を風景化する提案。
55 甍賞/ 瓦を生かしたファニーチャーデザイン 2020造園学会学生デザインコンペ/ 淡路市 中期滞在施設 20209thエクステリアデザイン コンペ/ 都市の河川空間 2020 蓄光性のある瓦を用いて、表参道の大中小通りに合わさった壁、ポラード、舗装のファニ ーチャー提案。 耕作放棄地・閉鎖的なため池・放棄林を地域団体施設と繋げ、食の源風景を再活性化す る提案。 都市の裏となった河川空間を橋と庭で纏い、表と裏の二つ要素を併せ持つ都市の河川空 間の提案。
56  造園学会学生デザインコンペ/ 気仙沼 メモリアル 2021Hulic コンペ/ 池袋 複合施設 2021ポラス コンペ/ 集合住宅 2020 02 STRATEGY ポトス セダム サイカチ キンモクセイ □ 相合い1 :まちへ展開する □ 植栽の単位が生み出すディスプレイ空間 □ 植栽の積層と空間の多様性 □ 畳をモデュールとした植栽ユニット hlc-0124 □『ヤマ』を核として展開するディスプレイ空間 □ 相合い2 :みんなで育てる を用いて空間を構成する。人々が立ち入れない 床面を生み出している従来の緑化空間に対し、 の個性を受け入れ醸成すると考える。これまで庭 を提案する。建築内でユニット化された植物は池 袋の街へ展開し、さまざまな利用を受け入れるこ  GLの開口部からビル風が吹き込むと、ヤマの 風量を調節することで湿度管理を行うことができ て自然光からの主な採光は①屋上からの採光、② 積層パターンおよび植栽を検討した。 貯まったポイントで買い物ポイント制の導入 12 に利用できるポイントとして還元することで施設内での利益循環を図る。 『ヤマ』下層から上層にかけて①植物の樹高が低く(若い樹木が多く)なる。②ユニットが大きく・少な  「起きて半畳、寝て一畳」日本人に馴染み深い尺モデュールの生活スペースにも組み入れ可能なものと 植物の大きさ ユニットの 公共性 プライベート ☀ ② ③ 相合いヤマ XS ヤマ×光 ヤマ×風 ヤマ×雨水 ⑥ゴツゴツ いしベッド ⑧つぶつぶ じゃりベッド ⑩さらさら すなばベッド ③ぽかぽか アスファルトベッド ④きらきら こもれびベッド ①ごろごろ おおしばふベッド ⑨みちくさベッド ⑤まちかどベッド ⑦ふわふわ ハーブベッド -600 120 840 840 1560 0mm 0mm 0mm 840mm 環境はライフスタイルから 変えていくことができると 考える。また、現在新たな 働き方が求められている。 都心にも近く、密にもなら ない、郊外の価値はまた見 直されつつある。そこで、 リモートワークを視野に入 れた家庭をターゲットとし 、寝ころぶライフスタイル を提案する。 寝ないことを美徳とする文化をもつ日本の街には、もっと寝ころぶ機会を与えるべきではないか? 日本は世界一睡眠不足の国である(右の図-1)。睡眠不足による経済損失は15兆円とも言われている。また、睡 眠時間を増やすことで、エネルギー消費量の削減、健康改善にもつながる。そこで、寝ころぶことを肯定され た街を提案し、寝ないことを美徳とする日本文化を変え、寝ころぶことから地球環境の改善へとつなげる。 ベッドの角度は寝転びやす い、1/5~1/6とし寝ころ びを誘発する形態とする。 また、頭部付近と歩行者動 線を灌木や段差によって区 切り、寝ころびの安全性を 足を同じ方向に向けて寝る 求心的な形態とすることで 協調性が生まれる。 街で寝ころぶ機会は排除さ れている。一方で、寝ころ びは身体感覚を研ぎ澄ませ 、地球を知覚するきっかけ を与える。そこで、におい のするハーブや葉の擦れる 音を楽しみ、大地との距離 の近さ、下からの視線を生 かし、こもれびを取り入れ た設計とする。天を知覚し 、背中で大地の素材を感じ る機会を与える。 気温の上昇が著しい関東 平野に、まちを冷やす環 境装置を提案する。 敷地中央の高木は熱を遮 蔽する効果を持つ。高木 の下で水盤によって空気 が冷やされ、住棟と住棟 の間を吹き抜ける風にの って、街に涼しさをもた らす。 南アフリカ 中国 日本 9H22min 地球・天体を知覚する 求心性 草屋根に寝ころぶ : 昼間は空に流れる雲がみえ、夜には満点の星空が広がる。 水音に浸る : リビングからは外の活動がみえ、水盤では足を浸しながら寝ころぶ 大地のベッドに包まれる : 吹きるける風、木々の音、ハーブの香りに包まれる。周辺からゆるやかに隔絶する : 大地を建築したことにより周辺と緩やかな関係性を保つ ■ 2F PLAN お風呂・作業場・ベランダ 空を切り取る サークルルーフ ■ 1F PLAN キッチン・リビング ■ A’ SECTION ■ 3F PLAN 草屋根ベッド Earth 水 石 こもれび 音 におい 温度 風 星空 砂利 砂 アスファルト 芝 W 遮蔽性 1/5 1 寝ころぶライフスタイル 世界の平均睡眠時間OECD 国際比較調査(2014年・ ヵ国 06121824 391521 経済効果UPエネルギー削減 仕事効率UP 既存の大地 A 第一の大地第二の大地の挿入 屋根の大地 隆起する大地 回遊する動線の共有 ゆるやかな視線の共有 10 N 10 10種類の大地のベッドの共有 ストレス低下記憶力UP 免疫UP ⑴ 寝ころぶことから変えていく文化と環境 ⑵ ■寝ころびを誘発する形態■コミュニティを生み出す共有の配置計画 形態操作 大地を建築する ⑶ 寝ころびでつながる地球 様々な感覚 ⑷ まちを冷やす環境装置 図-1 Section A’ ① ⑧ 1/5~1/6の角度の大地 水の音 こもれび みちくさベッド 通行人も使えるベッド 雨水の流れ 風の流れ 木々のざわめく音 移り変わる天を知覚する 朝日を浴びる 鳥の回遊が見える 流れる雲の時間を感じる フレーミング された気仙沼の生業風景の記憶を二つ向き合うフレームと場所に合わせ ったファニチャーを線路跡地に交錯させ、地域に寄り添うメモリアル提案。 かつて池袋の特有の園芸文化を用いて、植栽モジュールを軸に展開する複合施設の提案。日本の睡眠不足問題に対して、ランドスケープと建築を一体として考え、さまざまな「ベッド」で寝転がれ る集合住宅の提案。

Hsuan Lu

The University of

MEng- Master of Engineering, Toru Mitani Lab (Landscape Architecture Lab) Department of Architecture, Graduate School of Engineering

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Tokyo/ 東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 三谷徹研究室

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