潜在的な土地の要素と街をつなぐ自由な建築
2016 8. 設計製図Ⅱ 住宅 審査員 設計製図Ⅱ オフィスビル 設計製図Ⅲ 図書館 設計製図Ⅲ 小学校 Award 2017 5. 設計製図Ⅳ 古民家改修 / 街区再生 9. 第 11 回 JIA 北関東甲信越学生課題設計コンクール 設計製図Ⅴ 自由設計 6. 歴史的空間再編学生コンペティション 2017
「土着的なアート」、「塀」、「面」、「擁壁」。街の特徴的な要素に着目し、適切なスケールの建築へと昇華します
01 「 土 着 的 な ア ー ト 」 か ら 地 域 に 根 付 く 美 術 都 市 を 計 画 す る
アートと密接に結びついていた美術館が新たな サイトスペシフィックアート によりどのように変容するのか、その行方を探求しました
❶
25
38
1
22
16
他 他 他 他 他 他 他 他
[100 選(46 位) [ 最優秀賞 ] 2018 1. せんだいデザインリーグ 2018 審査員 青木淳 他 セミファイナル選出 ] [ 優秀賞 ] 2. 全国合同卒業設計展 卒、18 富永美保 他 [ ファイナル選出 ] [ 優秀賞 ] 3. NAGOYA Archi Fes 2018 中部卒業設計展 工藤和美 他 [ シート賞 ] [4 選 ] 4. 福岡デザインレビュー 2018 手塚貴晴 他 [66 選 ] [ 最優秀賞 ] 7. 歴史的空間再編学生コンペティション 2018 塚本由晴 他 [40 選 ] [ 金賞 ] 景観開花。2018 五十嵐太郎 他 [ 佳作 ] [ 銅賞 ] 10. 第 7 回大東建託賃貸住宅コンペ 指定大学部門 千葉学 他 [5 選 ] [20 選(19 位)] Shinshu-University Yutaka Saito 信州大学大学院 齋藤裕 [100 選(46 位) 他 セミファイナル選出 ] 審査員 富永美保 他 [ ファイナル選出 ]
卒業設計 /MOSA,Omachi
1. せんだいデザインリーグ 2018
審査員 青木淳
個人作品 / 学部 4 年次
3. NAGOYA Archi Fes 2018 中部卒業設計展
審査員 工藤和美 他 [ シート賞 ]
用途:美術館・都市計画
2. 全国合同卒業設計展 卒、18
審査員 手塚貴晴 他 [66 選 ]
4. 福岡デザインレビュー 2018
Process: 土着的なアートによる美術館の設計と施設連携により芸術祭を包括する
15
33
羽藤広輔 羽藤広輔 寺内美紀子 曽我部昌史 土本俊和 藤村龍至 松永安光 山名善之
❶ア ー ト の ド ロ ー イ ン グ
❷分 析
❸空 間 化
❹美 術 館
❺美 術 都 市 計 画 4 3 2 1
36
6
記念館 大
9
町
文
MoSA,Omachi
化
13 14
21
会
館
芸術祭のサイトスペシフィックアート 38 作品を細かくドローイングする
2
27
11 18 37
A
28 31
5
ドローイングから地域で 作品傾向を細かく空間化し 制作される作品傾向を掴む 様々なアートに対応する
❹
34
8 7
- MOSA,Omachi -
1 分析から得た森のような柱の空間
1. 2. 3. 4. . . . . .
14 9
23 6 36
4
13
2
12
29
3
30
4
24
ⅲ
. . . . . . . .
area forest area neutral area build area lake exhibition zone info cafe shop rest room wc void storage plaza forest plaza build plaza lake plaza entrance parking
12
6 3 0m
35
*作品番号は作家の名前の順 ❷
37
ex) 場所 : 場 所 建物 8 森
湖
A
広場
13 15 19 22 35 36
9 10 14 17 21 32 37 3
木・林 場所 / 形態 / スケール / 鑑賞行為 に関わるドローイング内の記述を抽出
:場所
その他
6
7 12 23 26 31 1116242830 1 4 33
2 5 18 20 25 27 29 34 38
各グループ
35
36
37
1
3
場所の他に
4
33
6
32
7
31
8
の作品を
30
9
線で結び
28
11
図式化
10
12 26
*数字は作品番号に準じる
13 14 24
23
22
21
19
17
16
36
15
形態 スケール 鑑賞行為
21
❸
ⅴ ⅴ
ⅳ 至 連携施設
7 8 9
13 14
も同様にし、 重ね合わせる
作品傾向 6
32
N
❺ この街を形成した歴史的な街道を軸に施設連携を深め 美術都市として芸術祭を支援する
19
信濃大町駅
2 ニュートラルな空間はイベントや展示の拠点となる
至 連携施設
10
Arts and Crafts 麻倉 1
20
既存建物を線的に連携、アートは 面的に展開し、芸術祭を支援する
ⅱ
24
32
空間化した要素を集め 作品展示の拠点とする
ⅰ
土着的な空間を 練り歩く作品鑑賞
21
3
▼
3
▼
4
17
8
▼
26
7
32
▼
西丸震哉
1
傾向を基に
空間化
2
3 細かい空間の文節で様々な作品展示に対応する
展示空間の要素を使う ex)「森」
A
N
A
4 土地の特徴を展示空間として配置する Guide ⅰ ⅱ ⅲ
ⅰ
ⅳ ⅴ
ⅱ
ⅲ
ⅳ
ⅴ
塀」を活かし未来の風景に市民を誘う提案 02 「逆転した蔵と塀の関係から、塀を引き延ばすことで賑やかな街に復活する古民家の改修と街区の再生を提案します
設計製図第Ⅳ/ 街を縫う塀
5. 設計製図Ⅳ 古民家改修 / 街区再生
審査員 土本俊和
他 [ 最優秀賞 ]
個人作品 / 学部 3 年次
6. 歴史的空間再編学生コンペティション 2017
審査員 山名善之
他 [20 選(19 位)]
用途:商業・集合住宅
7. 歴史的空間再編学生コンペティション 2018
審査員 塚本由晴
他 [40 選 ]
Reserch: 蔵の街並みの隠れた主役 Plan: 坂と空き家を活かした塀によるコミュニティの形成 蔵 塀・板張
いい本見つけた おばあちゃんが見守ってる
道しるべの塀で目的地につくかも
<建物の現状>
みんなでのびのび遊ぼう
空き家
蔵の街並みを形成している要素は蔵ではなく、むしろ塀や外壁の 板張りであり、この街の主役は塀・板張りであると感じた。
みんなで勉強しよう お気に入りの場所、みっけ
商業施設
<交通量> 多い 少ない
歴史的建造物
既存の塀
空家解体で出た木材で塀を構築する
視点
B
中庭は静かで落ち着く
大人向けの 本がある蔵
せまい入り口、わくわく のんびり古本読書
ⅱ 塀をつたって犬のお散歩
▶
古本と古民家がマッチしてる
N
既存の塀に着目し、2 つの領域 に分けることで商店と住居の機 能を上手く保つ
Aʼ
A Process: 丁寧な設計過程で豊かな住環境を提案する
風
▶
面を構成する最小単位 「三角」によって構成
▶
木面・スリット・ガラス の 3 種類を用いる
住居 英語
光
子供向けの 本がある蔵
屋外蔵と屋内部屋の配置 によって多世代のコミュ 二ティを結ぶ
奥は木面を多用し視線を遮る
3 次曲面を持つ擁壁に対して垂直に支持する
梁を基に曲面を抽出し、空間を作る
アンカーバーを梁の鉄筋の一部として使う
通りに面するバルコニーは 遠景まで望め、眺望が良い
建物内部や中庭へ 三角面から自然光を 取り込むことで家を 中心から明るくする
周辺の観察から 静かな奥を住居 賑やかな手前を 英語教室とする
教室
音 中庭
(外 前庭 部空 間
)
裏庭
床や壁、天井の曲面により、大小様々で豊かな空間が展開している▼ 曲面と垂直面で囲われた空間によって空間体験にリズムが生まれる▼
光 角度の多様な 三角屋根は風を 選択し内部へ そよ風を誘う
▲擁壁と建築の間、土木と建築の融合がもたらす特異な空間
景色 スリット窓により心地よい風が内部まで届く 交通量のある道路から 騒音を和らげ、私生活を守る
N
アート 鑑賞者
±0
+250
+500
+750
+1000
450
(基準高 + 6,600/ 標高 14,600m)
9,580
+1000
+1250
9,000
+1000
+750
9,000
+750
+1000
+1250
9,000
+1500 +1250
+1000
9,000 80,857
+1000
9,000
+1250
+1500
9,000
+1750
+1500
+1250
9,000
7,377
450
N
敷地の形状を生かし 外部空間のゆとりを 生むことで庭への 視線を絞る
風
視線
14,100 450 66,00 66,00 450
手前
設 計 製 図 第 Ⅴ / KENPOKU MUSEUM 個人作品 / 学部 4 年次 用途:美術館 10. 審査員 松永安光 他 [ 銅賞 ] 11. 審査員 五十嵐太郎 他 [ 佳作 ]
Design: 擁壁の 3 次曲面を応用し、豊かな空間体験をもたらす ことでプライベート性を保つ
景色
老夫婦の部屋
擁壁」から建築を考える 04 「護岸構造物をきっかけに土木と建築との融合を試みます
設計製図第Ⅱ/ 家と呼吸する 個人作品 / 学部 3 年次 用途:住居 8. 審査員 羽藤広輔 他 [ 最優秀賞 ] 9. 審査員 藤村龍至 他 [ 金賞 ]
日没まで太陽光が中庭に降り注ぐ
視線
自然環境や内部構成に呼応する ように 3 種の三角面を選択する
ⅳ
奥
音
視点:多世代が集い、様々な活動が生まれる塀で囲まれた市民の空間
視点
子供部屋
既存の塀
また来たいなぁ
面」による住環境設計プロセス 03 「面の最小単位「三角」を用い、建築設計の流れを丁寧に行います
塀によって商業施設や歴史的建造物に導かれ 人々が集まるコミュニティ創造の場所となる
できた空き地は街の余白空間となり 交通量の多い道路からの避難場となる