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天と地をつなぐために来られた 神の御子イエス・キリスト
天と地をつなぐために来られた神の御子イエス・キリスト
今から2000年ほど前の静かな夜、ベツレヘムという小さな町で一人の特別な赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんこそ、神のひとり子、イエス・キリストです。クリスマスはその誕生を祝い、救い主の到来を世界に告げ知らせ、感謝する日なのです。
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天で神として過ごされていたイエス様が、わざわざ人間と同じ身体をまとって地上に生まれて来たのは、いったい何のためだったのでしょうか。聖書には、その理由がいろいろと書かれていますが、まずは代表的なものをここにあげてみましょう。
☆神様が愛であり、すべての人を愛していることを示すため。
☆全人類の罪のあがないとなり、人々の魂を救いに導くため。
☆死を滅ぼし、人類に天国と永遠の命を与えるため。
☆病んだ身体や心に癒しを与えるため。
☆恐れや罪、悪習慣から解放し、魂の自由をもたらすため。
☆健全に幸せに生きるためには、どうしたらいいかを教えるため。
☆愛と真理を教えるため。
☆天と地の架け橋となるため。
一つ一つを説明すると長くなってしまうので、今回は、最後の「天と地の架け橋」ということにフォーカスして考えてみたいと思います。
まず、神様は地上にいるすべての人を造られた方であり、私たちの魂の父親のような存在です。でも、地上に暮らしている私たちにとっては、神様を見ることはできませんし、理解するのも難しいことです。
そこでイエス様は、神様と人とをつなぐために地上に来て、神様がどんな方で、どれほど私たちのことを愛してくださっているかを示し、ご自分を信じる者は誰でも神様の家族の一員となれるようにしてくださったのです。
神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。(テモテへの第一の手紙2章4-5節)
イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父(神)のみもとに行くことはできない。」(ヨハネの福音書14章6節)
彼(イエス)を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。(ヨハネによる福音書1章12節)
そしてイエス様は、私たちが神様とつながるだけではなく、真の家族として共に暮らし、共に生きることを願っておられます。だから、それを望む人の心の内に住んでくださるのです。
もし人が、イエスを神の子と告白すれば、神はその人のうちにいまし、その人は神のうちにいるのである。(ヨハネの第一の手紙4章15節)
神様が人間の心の内に住んでくださるなんて、考えたことはありますか? でもそれが、聖書が語っていることなのです。神様は私たちにとって魂の父であり、イエス様は長男です。そして、イエス・キリストを受け入れる者は皆、神の家族とされて、永遠に神の国の豊かさを楽しむことができるようになるのです。
そして、神様と共にいるなら、どんな状況にあっても、私たちは心に平安を持っていることができます。なぜなら、神様は時に応じた恵みと助けをくださるからです。聖書には、次のような言葉が沢山記されています。
主の名は堅固なやぐらのようだ、正しい者はその中に走りこんで救を得る。(箴言18章10節)
神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。(詩篇46篇1節)
このゆえに、たとい地は変り、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。たといその水は鳴りとどろき、あわだつとも、そのさわぎによって山は震え動くとも、われらは恐れない。(詩篇46篇2-3節)
いと高き者のもとにある隠れ場に住む人、全能者の陰にやどる人は主に言うであろう、「わが避け所、わが城、わが信頼しまつるわが神」と。主はあなたをかりゅうどのわなと、恐ろしい疫病から助け出されるからである。主はその羽をもって、あなたをおおわれる。あなたはその翼の下に避け所を得るであろう。(詩篇91篇1-4節)
このように、私たちはたとえこの危険に満ちた地上に生きていても、神様のもとに逃げ込むことで安んじることができます。イエス様が地上に来てくださったことによって、天と地はつながり、重なり合って、地上にいながらも天国を味わうことができるようになったのです。だから、ぜひイエス・キリストを信じ、これらの特権と永遠の命を受け取ってください。
祈り: イエス様、私たちにこんなにも沢山のプレゼントをくださるために地上に来てくださったことを感謝します。あなたを信じますので、どうぞ私の心に入り、これからの人生を導いてください。私を天の愛と喜びで満たし、どこにいても神様と共に歩むことができるよう助けてください。私を天の家族の一員としてくださったことを感謝し、イエス様の名前で祈ります。アーメン。
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神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである。-- 聖書 ヨハネの第一の手紙4章9節