暮らしの根が張り、家の葉は茂る
静かに根が大地を掴むように 太陽を求めて葉が茂るように。 時に従い暮らしを築くなら 暮らしに合わせて家が変わるなら。
▪家に合わせる暮らし→家が合わせる暮らし
▪規格化された決まらない暮らし
▪一つの機構で広がる暮らし
▪繋がり合う暮らし
時代が進み、環境が変わり、人の暮らし方も変わりつつある。多様化した暮らし
グリット状に張りめぐるレール。グリット上に伸びる柱。規格化された構造の中
壁・屋根・床がただ一つの機構、" もくばん " で成り立つ。0.91m × 1.82m。い
もくばんは色を変え、香りを変え、朽ちる。そして新たなもくばんを組み込む。
方に家が合わせることはできないだろうか。
で壁・屋根・床を自由に配置することで暮らし方を家が決めない。
くつもの木の板が集まり暮らしを豊かにする。回す・動かす・取り替える。
森を暮らしが整備し繋がる。変わる家の中で土地に暮らしの根が張っていく。