Une Proposition pour des Bases de Tourisme par Traduire Environnement -Des Facteurs d'Environnement et le Composition d'Architecture sur Parc de Nishiyama à Sabae, FukuiLocalisation : Sabae, Fukui, Japon Projet diplôme master Type : Tourisme
樹とすれ違う建築
Superficie du site: 56ha Surface bâti: 1503.963 sqm(tout des bâtiments) Programme: Bâtiment 1: Office de tourisme, Cafétéria, Arrêt d'autobus, Bureau Bâtiment 2: Equipement d'amusement, Atelier
ツツジと寄り添う建築 花火大会の観客席
Bâtiment 3: Belvédère (extérieur+intérieur), Restaurant PREMIER PRIX dans la école つつじまつりの舞台
Date: 2015
5月初旬~
どのような場所も独自の生活体験や文化を有し、地域環境そのもの を資源として捉えることができる。 やっしき祭の会場
こうした、場所に内在している空間資源を環境因子として見直すこ
7月下旬~
とを「環境の翻訳」と呼ぶ。 具体的な「環境の翻訳」を行うにあたっては、敷地で得られた既存 の場の様子から、新たに 76 個の「環境翻訳のレシピ」を作成し、 このレシピを、当敷地の西山公園内の麓、山腹、山頂の場所毎の建 築計画に応用し、地域独自の建築空間を創出する。 本計画では「環境の翻訳」という視点から、どこにでもありそうな 地域環境の活かし方を分析、検討し、地域の個別性を場に取り戻す 建築を提案する。
雪と人を待つ建築
スノーフェスタ開催 1月下旬~ トレイルランイベント スタート地点
旧版地図を用いて街の変遷をたどる
都市構造からあぶり出す地域の習性 鯖江市資料 ( 総合治水基本計画、都市計画の概要、景観
旧版地図を用いて街の変遷をたどる。
づくりの基本目標 )、国土地理院の資料を元に鯖江市の都
国土地理院が発行している鯖江市の旧版地
市構造をみる。
下河端さくら公園 : 0.40ha (街区公園)
都市公園、都市緑地、総合公園、街区公園など 北野公園 : 0.5ha (街区公園) ※地図範囲内の公園緑地のみプロット対象とする
【都市公園 街区公園 近隣公園 総合公園 運動公園 都市緑地
① - 道路・景観軸 -
図の全てを年代順に重ね合わせ古い地図と
-公園緑地-
: : : : :
下河端2号公園 : 0.30ha (街区公園) 平井第1公園 : 0.07ha (街区公園)
(鯖江市全体)
121ヶ所(16.05ha) 5ヶ所(13.10ha) 3ヶ所(42.44ha) 1ヶ所(6.8ha) 2ヶ所(5.33ha) = 合計 : 83.72ha
比較することで年代間での増加、消失、現
② - 公園緑地 -
状維持されている場所、建物を明らかにし、
③ - 用途地域 -
[街区公園]
鯖江市の街の流れを理解する。
④ - 利水ネットワーク -
人口1人当たりの面積 : 2.3㎡ (都市計画区域内)
水落東第1公園 : 0.22ha (街区公園)
水落北公園 : 0.22ha (街区公園)
北野第1公園 : 0.30ha (街区公園) 平井第2公園 : 0.03ha (街区公園) 水落第2公園 : 0.02ha (街区公園)
その他(地系公園) : 60ヶ所(2.08ha) 日野川緑地 : 4.92ha (都市緑地)
共用面積 : 16.08ha
4 つの視点から鯖江市中心部の地域環境の活かし方を探る。
水落東第2公園 : 0.62ha (街区公園) 水落第3公園 : 0.02ha (街区公園)
[近隣公園] 共用面積 : 13.10ha 人口1人当たりの面積 : 1.9㎡ (都市計画区域内)
例えば、昭和 31 年 - 昭和 39 年間の変遷 鯖江台地の中央を切り、幹線道路を建設した。 これにより福井市 - 鯖江市 - 敦賀市を結ぶ円滑 な交通を確保する。 一方で、かつて当敷地で行われていたスキー や花火大会といった文化が失われることにな る。
例えば ① - 道路・景観軸 - は、旧版地図分析と照らし合
共用面積 : 43.04ha
わせると、かつて山間部から市中心の陣屋街へ続く古い農
[運動公園]
道が年代を重ねるごとに拡張され、現在では南北に伸びる
人口1人当たりの面積 : 1.0㎡ (都市計画区域内)
複数の景観軸を唯一東西に貫通する 伝統芸術景観軸 に
人口1人当たりの面積 : 6.3㎡ (都市計画区域内)
共用面積 : 6.80ha
凡例
共用面積 : 79.02ha
小黒第1公園 : 0.08ha (街区公園)
[都市緑地]
田 )- 和紙の里 ( 旧今立町 )- 一乗谷朝倉氏遺跡 ( 福井市 ) を
増加
結ぶ重要な景観軸となり、観光を軸とした市のマスタープ
[公園・緑地合計]
消失
ランには欠かせないことが伺える。
人口1人当たりの面積 : 12.3㎡ (都市計画区域内)
東鯖江第2公園 : 0.20ha (街区公園) 西山公園 : 26.35ha (総合公園)
共用面積 : 84.35ha (用途地域内人口 : 39.8千人 / 都市計画区域内人口 : 68.6千人)
有定第1公園 : 0.14ha (街区公園)
南公園 : 1.90ha (近隣公園) 東鯖江第5公園 : 0.27ha (街区公園) 住吉第1公園 : 0.26ha (街区公園) 200M
-道路・景観軸道路、景観軸、ウォーターエッジなど
【利水概要】 一級河川 日野川が本流として流れ、河川系統ごとに ブロック割りされており、日野川西部地区、日野川 東部地区、公共下水道区域に区分される。 鯖江市全体で過去30年間に計447haの農地 が転用されたが、水田・農地に用いられた 水路は残されている。(以下のグラフに示す)
一級河川 日野川
[道路] -
[一級河川]
[センターロード]
・日野川(西部・東部・公共下水区域にまたがる本流) ・黒津川(公共下水道区域) ・浅水川(公共下水道区域)
[水路]
鯖江台地の中央に位置し、西山シンボルエリア、神明 景観核・鯖江景観核を貫通している旧国道8号線
一級河川 黒津川
・水田、農業用地へ流れる用水路
[池・プール等]
瓢箪池
(西山公園内 日本庭園の池 1986年完成)
1000M
[ペア景観軸]
-
SCALE : 1/10,000
昭和 50 年 -55 年
情報元:国土地理院 鯖江市総合治水基本計画(H20年)
福井市・越前市等を結ぶ国道8号線・西縦貫線
[歴史の道景観軸] 一級河川 浅水川
福井市・越前市等を結ぶ旧北陸道
200M
[伝統芸術景観軸]
1000M SCALE : 1/10,000
陶芸の里(旧宮崎村)-鯖江市街地-漆の里河田-和紙の里 (旧今立町)・一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)を結ぶ鯖江織田 線、県道福井今立線等
-用途地域現状維持
用途地域、容積率、建ぺい率
消失
200 60
市街地景観地域とみどり景観地域の境に位置する日野 川と穴田川(ウォーターエッジ)及び、市内の主な河川 ・水辺空間
200 60
水落交流拠点地区
凡例
旧版地図 昭和50-昭和55年
[河川水辺景観軸]
200 60
150 60
増加
第一種低層住居専用地域
200 60
200 60
第二種低層住居専用地域
1000M
200 60
SCALE : 1/10,000
昭和 55 年 - 平成 2 年
第一種中高層住居専用地域 第二種中高層住居専用地域 第一種住居地域 200 60
近隣商業地域
現状維持
凡例
商業地域 200 60
準工業地域 工業地域
増加
200 60
工業専用地域 白地
無指定
60%
200%
60%
100%
200 60
区画整理区域
消失
200 60
準防火地域 防火区域
増加
旧版地図 昭和39-昭和50年
200 60
地区計画 100 60
容積率
情報元:景観づくりの基本目標(鯖江市) 都市計画の概要 2013年(鯖江市)
200 80
建ぺい率
300 80
情報元:鯖江市役所 300 80
消失
500 80
旧版地図 昭和55-平成2年 200M
200M
1000M 200M
1000M SCALE : 1/10,000
住吉第3公園 : 0.05ha (街区公園) ひまわり公園 : 0.25ha (街区公園)
河川、小川、用水路、池、プールなど
SCALE : 1/10,000
1000M SCALE : 1/10,000
200 60
100 60
100 60
100 60
200 60
200 60
200 60
200 80
200 60 200 60
200M
東鯖江第4公園 : 0.17ha (街区公園)
1000M SCALE : 1/10,000
-利水ネットワーク-
現状維持
東公園 : 6.80ha (運動公園)
1000M
旧版地図 昭和8年
東鯖江第3公園 : 0.18ha (街区公園)
柳公園 : 0.10ha (総合公園)
情報元:都市計画の概要 H25年度(鯖江市) 国土地理院
昭和 8 年
凡例
東鯖江第1公園 : 0.23ha (街区公園)
旭公園 : 0.01ha (街区公園)
桜公園 : 0.05ha (街区公園)
人口1人当たりの面積 :0.8㎡ (都市計画区域内)
SCALE : 1/10,000
200M
長泉寺公園 : 0.03ha (街区公園) 小黒第2公園 : 0.01ha (街区公園)
現状維持
200M
凡例
若葉公園 : 0.04ha (街区公園)
人口1人当たりの面積 : 11.5㎡ (都市計画区域内)
共用面積 : 5.33ha
旧版地図 昭和31-昭和39年
200M
上河端第2公園 : 0.10ha (街区公園)
西山町公園 : 0.28ha (街区公園)
[公園合計]
指定される。陶芸の里 ( 旧宮崎村 )- 鯖江市街地 - 漆の里 ( 河 昭和 39 年 - 昭和 50 年間の変遷 造成・住宅建設が進められる。 都市公園指定範囲外の自然林を切り裂き、貴重 な緑地を開発する動向の発端となる。
上河端公園 : 0.06ha (街区公園)
[総合公園]
1000M SCALE : 1/10,000
日の出公園 : 0.01ha (街区公園)
新町公園 : 0.01ha (街区公園)
公園利用者へのアンケート調査からの学び
西山公園は、 「都市計画の概要」(2013) に基づき観光拠点計画が定めら
記入例
フィールドワークによる環境因子の採集 地域環境そのものを資源として捉えるために、独自の 生活体験や文化、特徴的な空間資源をあぶり出す。
れている。そこで、観光拠点化を前提とする公園の使い方に関するアン
遊歩道 ( 舗装面 / 自然 )、石像、急な階段や斜面、眺望点、
ケート調査 ( 期間:2014.11.3-11.8、対象:公園利用者 101 人 ) を行った。
俯瞰景の向き、自然の雨水路、利用者のアクティビティ ポイント、価値の高い場所 ( アンケートとヒアリング調
この調査結果では、散歩や子ども連れ家族のレジャーなどの慣習的な
査を元とする )、自然林の場所と樹種などを左図にまとめ
生活体験や地域特有の景観、計画に相応しい場所、公園利用者が望む施
た。こうした場所に内在している生活と土地の相互に連
設のプログラムなどを把握することができたため、それらを元に観光拠
関する空間資源を環境因子として見直すこの手段を用い
点化に連関する配置計画、公園利用者が望む施設プログラムを見出だし、
れば、住民が大切にしている生活体験や景観を空間構成
各建築計画に採用する。また別項目では、「美しい自然・景観を残してほ
に翻訳することができる。
しい」旨の意見が大部であるため、現状の自然環境を保存する建築の在 り方を計画の前提とする必要がある。
西山公園の地勢や眺望点などのフィジカルポイントと、 利用者のアクティビティポイントを下の図にまとめた。 これらの地域環境の連関や慣習的な生活体験を、物見遊 山を介した観光と生活の有機的な相互関係へと展開する。
フィールドワークとヒアリング調査シート
利用者に公園の使い方についてのヒアリングも同時に伺う
使い方アンケート _ 回答数 / 各評価とカテゴリ ( 一部抜粋 )
「環境翻訳のレシピ」 西山公園内で得られた既存の場の様子、4 つのサーヴェイ の記述を元に「環境翻訳のレシピ」を作成した。麓から山頂 を巡る西山公園の美しい景観の個別性を尊重し、このレシピ
▼a
no,1 本町商店街と接続
街中にある既存商店街と接続 させることで、地域の伝統的 なコミュニティや街の雰囲気 を敷地に誘導することができ る . 陣屋街を発端に鯖江市の 起源となった中心部に位置す る本町商店街から続く歩道を 歩きやすく整備する。
の組み合わせ、構成によって、地域特有の生活と観光の間に
▼b▼a
▼c▼b
no,1 本町商店街と接続 no,2 景観軸沿い
▼d▼c
no,2 景観軸沿い no,3 バス停
▼e▼d
no,4 見え隠れ駐車場 no,3 バス停
▼f▼e
no,4 見え隠れ駐車場 no,5 抜け道
▼g▼f
no,5 抜け道 no,6 観光拠点
▼h▼g
no,6 観光拠点 no,7 ビジターセンター
▼i▼h
no,8 肌理の連続 no,7 ビジターセンター
▼j ▼i
no,9 ペット同伴カフェ no,8 肌理の連続
▼k▼j
no,10 トレイルラン拠点 no,9 ペット同伴カフェ
▼l▼k
トレイルラン拠点 no,11no,10 雁木外縁
▼m ▼l
no,12 低い庇 no,11 雁木外縁
▼n▼m
no,13 戸外室 no,12 低い庇
▼o▼n
no,13 戸外室 no,14 風除室
▼p▼o
no,15 座れる境壁 no,14 風除室
▼q▼p
no,15 no,16 450mm 緑道座れる境壁
□a▼q
no,17 誘導の遊歩道 no,16 450mm 緑道
□b□a
no,17 誘導の遊歩道 no,18 ワゴン販売
no,19 屋台 no,18 ワゴン販売
冬期には冷たい強風によって 入退室時の冷たい風の吹き込 高さ 450mm 以上の場所から 冬期には冷たい強風によって 入退室時の冷たい風の吹き込 高さ 450mm 以上の場所から ゆるやかなカーブが続く遊歩 日本海式気候のため一年の約 日本海式気候のため一年の約 ゆるやかなカーブが続く遊歩 西山公園ではワゴン販売等、 西山公園ではワゴン販売等、 ツツジ祭、やっしき祭など四 街中にある既存商店街と接続 鯖江市に複数ある南北に伸び 西山公園の麓部分には、公園 当敷地では様々なスポーツイ 鯖江市に複数ある南北に伸び 西山公園の麓部分には、公園 当敷地では様々なスポーツイ 西山公園の「まちづくりシン 西山公園の「まちづくりシン 既存の遊歩道や地面の設えを 既存の遊歩道や地面の設えを 麓の遊歩道と駐車場の間には 麓の遊歩道と駐車場の間には 公園利用者の多くにペットと 公園利用者の多くにペットと さばえコミュニティバスのバ さばえコミュニティバスのバ 西山公園の観光拠点化に伴う 西山公園の観光拠点化に伴う ペットとの散歩や運動をする ペットとの散歩や運動をする 寒い時期でも屋外環境を楽し 寒い時期でも屋外環境を楽し 横殴りの雨雪となる。これを みを防止するよため、人がた 人は走行中の車に恐怖心を感 横殴りの雨雪となる。これを みを防止するよため、人がた 人は走行中の車に恐怖心を感 1/3 は雨や雪が降る。 むようロッジアのような居場 1/3 は雨や雪が降る。 道。建築物はこの遊歩道を活 道。建築物はこの遊歩道を活 車両を乗り入れてパンなどを 車両を乗り入れてパンなどを 季折々の伝統的な催しの舞台 させることで、地域の伝統的 る景観軸を唯一、東西に貫く 利用者、祭時、響陽会館利用 ベントが行われている。街中 る景観軸を唯一、東西に貫く 利用者、祭時、響陽会館利用 ベントが行われている。街中 ボル拠点」( 平成 23 年 建物の外観や内部空間に連続 都市計 ビジターセンターは、道の駅 ボル拠点」( 平成 23 年 都市計 ビジターセンターは、道の駅 建物の外観や内部空間に連続 低い生け垣が囲われているが、 低い生け垣が囲われているが、 の散歩者が多いが、ペットと の散歩者が多いが、ペットと ス停。伝統芸術景観軸とセン ス停。伝統芸術景観軸とセン 人が休めるよう建物周りには 人が休めるよう建物周りには むようロッジアのような居場 防ぐよう、建物のエントラン まる室へのエントランスには じることは少ない。西山公園 防ぐよう、建物のエントラン まる室へのエントランスには じることは少ない。 西山公園 用し、建物の外縁沿いに誘導 この地方特有の雁木を建物の 用し、建物の外縁沿いに誘導 販売することができる。しか 販売することができる。しか となっている。様々な屋台が なコミュニティや街の雰囲気 のが伝統芸術景観軸である。 者のための駐車場は広がって にある 112m の標高、既存の のが伝統芸術景観軸である。 にある 112m の標高、既存の この地方特有の雁木を建物の 画マスタープラン ) に伴い、 画マスタープラン ) に伴い、 建設 ( 平成 させることで、土地に根付い させることで、土地に根付い 部分的に抜け道が用意されて 部分的に抜け道が用意されて 一緒に食事できる場所はない。 一緒に食事できる場所はない。 ターロード沿いの 2 ヶ所に位 ターロード沿いの 2 ヶ所に位 者のための駐車場は広がって 建設 ( 平成 26 年度 ) の方針と 26 年度 ) の方針と 建築物との境壁をつくり、座 建築物との境壁をつくり、座 所としての戸外室を設置する。 所としての戸外室を設置する。 ス周りには低い庇を設える。 風除室を計画する。 と麓の遊歩道との間 450mm ス周りには低い庇を設える。 風除室を計画する。 と麓の遊歩道との間 450mm 外縁にまわし、雨天時でも移 外縁にまわし、雨天時でも移 するように計画する。 するように計画する。 し複雑な使用許可願い、高い し複雑な使用許可願い、高い 並び、期間中は活気に満ち日 を敷地に誘導することができ 鯖江の起源を遡ると、陣屋街 いる。駐車場まわりには、鯖 自然トレイルを活用するトレ 鯖江の起源を遡ると、陣屋街 いる。駐車場まわりには、鯖 自然トレイルを活用するトレ 公園利用者、鯖江を巡るため 公園利用者、鯖江を巡るため ているような建築を目指す。 ているような建築を目指す。 いる。歩行者の動線として用 いる。歩行者の動線として用 ペットが上れる段差や、つな ペットが上れる段差や、つな 置し、どちらも西山公園の指 置し、どちらも西山公園の指 同じく、観光客もさることな 同じく、観光客もさることな れたり、ストレッチできる場 れたり、ストレッチできる場 また、エントランスや搬入動 また、エントランスや搬入動 の緑道化し、駐車場にアクセ の緑道化し、駐車場にアクセ 動しやすい足下周りを確保す 場所代が掛るため不満の声も 場所代が掛るため不満の声も 常的な風景からは一変する。 る . 陣屋街を発端に鯖江市の であった本町商店街があり、 江の市花であるツツジが植樹 イルランでの観光誘致の可能 動しやすい足下周りを確保す であった本町商店街があり、 江の市花であるツツジが植樹 イルランでの観光誘致の可能 の観光案内所が必要となる。 の観光案内所が必要となる。 具体的には、ウッドデッキ、 具体的には、ウッドデッキ、 いることができる。 がら、市民の日常利用を踏ま いることができる。 いでおくポールを計画に取り いでおくポールを計画に取り 定範囲に面している。麓に計 定範囲に面している。麓に計 がら、市民の日常利用を踏ま 所を設える。 所を設える。 線、道から建物へアクセスす 線、道から建物へアクセスす スする車の速度を抑制する。 スする車の速度を抑制する。 る方針とする。 る方針とする。 ある。そのような市民の活動 ある。そのような市民の活動 これらの屋台などの仮設建築 起源となった中心部に位置す 陣屋まで伸びる遠方からの道 性がある。 陣屋まで伸びる遠方からの道 されており、視界が遮られて 性がある。 西山公園でのトレイルランや、 西山公園でのトレイルランや、 え、幹線道路から少し離し歩 レンガ、御影石などの素材を 入れる。 入れる。レンガ、御影石などの素材を 画を行う際、バス停で待つ人、 されており、視界が遮られて 画を行う際、バス停で待つ人、 え、幹線道路から少し離し歩 る切り替わりとして利用する。 る切り替わりとして利用する。 を許容しやすくする場所の設 を許容しやすくする場所の設 物が建つ場所、様相を景観と る本町商店街から続く歩道を が、この景観軸の前身であっ いるため、街には緑豊かな印 が、この景観軸の前身であっ いるため、街には緑豊かな印 散歩者に特化したインタープ 散歩者に特化したインタープ 行しやすい配置計画とする。 用いて建物の立面を構成する。 用いて建物の立面を構成する。 ( ヒアリング結果より ) ( ヒアリング結果より ) アクセスを考慮する。 アクセスを考慮する。 行しやすい配置計画とする。 え、取り組みを行う。( ヒアリ え、取り組みを行う。( ヒアリ して捉え計画に反映する。 歩きやすく整備する。 たため、歴史・文化的に重要 象を与える。この高さを利用 たため、歴史・文化的に重要 象を与える。この高さを利用 ランナーによる観光を目指す。 ランナーによる観光を目指す。 ング結果より ) ング結果より ) な道であると考えられる。 することができる。 な道であると考えられる。 することができる。
□b
no,19 屋台
ツツジ祭、やっしき祭など四 季折々の伝統的な催しの舞台 となっている。様々な屋台が 並び、期間中は活気に満ち日 常的な風景からは一変する。 これらの屋台などの仮設建築 物が建つ場所、様相を景観と して捉え計画に反映する。
物見遊山による連関を持たせる。地域環境を体系化し、空間 ※鎌倉のトレイルランイベント参加時の写真
※鎌倉のトレイルランイベント参加時の写真
資源として見直すこの手段を用いれば、住民が大切にしてい る生活体験や文化的空間を観光拠点施設の空間構成に翻訳す ることができる。
□c
no,20 祭の櫓
□d□c
□e□d
no,21 ツツジ植樹 no,20 祭の櫓
□f□e
no,21 ツツジ植樹 no,22 雪吊り
□g□f
no,23 遊べる噴水 no,22 雪吊り
□h□g
no,23 遊べる噴水 no,24 円形広場
□i □h
no,24 円形広場 no,25 ピクニック
▶a□i
no,25 ピクニック no,26 散歩道
▶b▶a
no,27 分かれ道 no,26 散歩道
▶c▶b
no,27 分かれ道 no,28 うねり道
▶d▶c
no,28 うねり道 no,29 ツツジへ入る
▶e▶d
no,29 ツツジへ入る no,30 ツツジの絨毯
▶f▶e
no,30 ツツジの絨毯 no,31 ツツジへの眼差し
▶g▶f
no,32 柔らかい座面 no,31 ツツジへの眼差し
▶h▶g
no,32 柔らかい座面 no,33 グリーンウォール
▶i▶h
no,34 段差を利用した歩道 no,33 グリーンウォール
▶j ▶i
no,35 屋外劇場 no,34 段差を利用した歩道
▶k▶j
no,36 日陰no,35 屋外劇場
▶l ▶k
no,36 日陰 no,37 雨でも遊べる場
no,38 山並み屋根 no,37 雨でも遊べる場
▶l
no,38 山並み屋根
各々のレシピの分類、特徴、場所の位置を照らし合わせて、 レシピ毎の空間特性や相互関係を分析する。個々のレシピは 対応する計画場所での有形や景観の一部として、地域独自の 建築空間を創出する。 例えば、麓の計画に対応する▼ c no,3 バス停、▼ k no,11
祭の時は、芝生広場に櫓が建 ち、盆踊りや演奏会が行われ る。西山公園が都市公園とし て整備されて以来継続される イベントであるため、ひとつ の伝統的な生活風景と捉え、 将来的にも存続させる方針と する。
祭の時は、芝生広場に櫓が建 西山公園が整備されている長 冬期には 5 万 25 株すべての 冬期には鯖江市が軍都興隆から衰退を 5 万 25 株すべての 公園中央の整備面にある噴水。 切り土されてできた段状地形 切り土されてできた段状地形 建設される構築物は、5腰高くらいのツツジが刈り込 万 25 山腹の階段広場の段上部分か 建設される構築物は、5 万 25 山腹の階段広場の段上部分か 腰高くらいのツツジが刈り込 乳幼児を連れたお母さんが多 乳幼児を連れたお母さんが多 公園中央の整備面にある噴水。 低い標高を巡る遊歩道。山頂 芝生広場では頻繁にピクニッ 大きな円形芝生広場。様々な 鯖江市が軍都興隆から衰退を 低い標高を巡る遊歩道。山頂 芝生広場では頻繁にピクニッ 大きな円形芝生広場。様々な 傾斜面を横方向に横断するう 自然のトレイルは幾つもに枝 傾斜面を横方向に横断するう 自然のトレイルは幾つもに枝 背の高いヒラドツツジやオオ 公園内には東屋として日陰を 急斜面地に植樹されたツツジ 背の高いヒラドツツジやオオ 公園内には東屋として日陰を 急斜面地に植樹されたツツジ 数年前までは相撲会場の観客 数年前までは相撲会場の観客 ち、盆踊りや演奏会が行われ 泉寺山は元は一つの台地で ツツジに雪吊りが施され、季 ツツジに雪吊りが施され、季 にある遊歩道。これ以上山を にある遊歩道。これ以上山を 株のツツジへの眼差しを向け 株のツツジへの眼差しを向け まれベンチが置かれている。 まれベンチが置かれている。 く訪れるコミュニティの場所 く訪れるコミュニティの場所 迎えた時、庶民的な場所とす 子ども、子ども連れの家族の 展望台へ続く急な階段や傾斜 クが行われる。自然林や桜、 催しの舞台であり、レジャー 迎えた時、庶民的な場所とす 子ども、子ども連れの家族の 展望台へ続く急な階段や傾斜 クが行われる。自然林や桜、 催しの舞台であり、レジャー ねり道。移動に応じて見える 分かれしている。当敷地での ねり道。移動に応じて見える 分かれしている。当敷地での ムラサキツツジの群生の中へ つくり、休憩に最適な場所が らは、鯖江のまち並や芝生広 は、奥に見える鯖江のまち並 ムラサキツツジの群生の中へ つくり、休憩に最適な場所が らは、鯖江のまち並や芝生広 は、奥に見える鯖江のまち並 席、その前身には市民のスキー 席、その前身には市民のスキー る。西山公園が都市公園とし あったが、山を切り道を通し 節の訪れを感じさせる景観と 節の訪れを感じさせる景観と 切り崩さないためにも、切り 切り崩さないためにも、切り るよう考慮して建設されるよ るよう考慮して建設されるよ この刈り込みや段状空間の壁 この刈り込みや段状空間の壁 にもなっている。乳幼児を安 にもなっている。乳幼児を安 るよう市民からの提供を受け 姿が多くみられる場所である 面へ高齢の方の足は向かない ツツジの背景に囲われている に用いられる場所である。公 るよう市民からの提供を受け 姿が多くみられる場所である 面へ高齢の方の足は向かない ツツジの背景に囲われている に用いられる場所である。公 トレイルランイベントに好ま 風景が移り変わり、また上下 風景が移り変わり、また上下 トレイルランイベントに好ま 入っていく遊歩道である。芝 設えられている。建築物を計 場の様子を俯瞰することがで と重なることで、絨毯が敷か 入っていく遊歩道である。芝 設えられている。建築物を計 と重なることで、絨毯が敷か 場の様子を俯瞰することがで 場として利用されていた場所 場として利用されていた場所 て整備されて以来継続される たため 2 心して遊ばせられる屋内、雨 つの山から構成され なる。建築物の計画を行う際 なる。建築物の計画を行う際 度された場所を残しながら有 度された場所を残しながら有 うにする。 うにする。 によって囲われた場所は、広 によって囲われた場所は、広 心して遊ばせられる屋内、雨 て西山公園にはツツジ植樹が ため夏期には水で遊べるよう ため、年齢層の広い市民の日 ため、美しい場所である。幹 園の中心に位置することから、 て西山公園にはツツジ植樹が ため夏期には水で遊べるよう ため、年齢層の広い市民の日 園の中心に位置することから、 ため、美しい場所である。幹 運動を繰り返すことで身体的 しいルートであるため、分岐 運動を繰り返すことで身体的 しいルートであるため、分岐 生広場側からみると、ツツジ 画する際、厳しい日差しから れているように見立てられる。 きる高さの設定に計画されて 生広場側からみると、ツツジ 画する際、厳しい日差しから れているように見立てられる。 きる高さの設定に計画されて である。現在この場所はアク である。現在この場所はアク イベントであるため、ひとつ ているように見える。この一 は、この景観を考慮する。 は、この景観を考慮する。 効利用する方法を探る。 効利用する方法を探る。 い敷地の都市公園においては でも遊べる場所への要望が多 でも遊べる場所への要望が多 始まった。現在では 5 万 25 な噴水にするため手を加える。 常的な生活体験としての散歩 線道路の “センターロード” 始まった。現在では 5 万 25 な噴水にするため手を加える。 常的な生活体験としての散歩 線道路の建築・その他計画を行う際は、 “センターロード” 建築・その他計画を行う際は、 な活動を感じることができる。 点には道しるべや小休憩のた な活動を感じることができる。 点には道しるべや小休憩のた の隙間から人の頭がひょっこ ツツジ開花時には、これが赤 身を守るため日陰のある屋外 いる。この場所に座って、さ の隙間から人の頭がひょっこ 身を守るため日陰のある屋外 ツツジ開花時には、これが赤 いる。この場所に座って、さ い敷地の都市公園においては セスのしにくさから頻繁に使 セスのしにくさから頻繁に使 の伝統的な生活風景と捉え、 株のツツジが咲く観光名所で 風かわった山並みの風景にも ( ヒアリング結果より ) 空間をつくるようにする。 ( ヒアリング結果より ) 身体的なスケールを伴う安心 い。 い。 ( ヒアリング結果より ) からは視線が抜けているため、 道である。様々な活動を許容 からは視線が抜けているため、 当広場からの眺望、この広場 株のツツジが咲く観光名所で ( ヒアリング結果より ) 道である。様々な活動を許容 当広場からの眺望、この広場 うねり道をめぐるシークエン めに腰を下ろせるものを設置 めに腰を下ろせるものを設置 うねり道をめぐるシークエン り見え隠れする様子が垣間見 ピンクに染まる。 空間をつくるようにする。 まざまな活動が行われるよう、 り見え隠れする様子が垣間見 まざまな活動が行われるよう、 身体的なスケールを伴う安心 ピンクに染まる。 われることはないが、山腹の われることはないが、山腹の 将来的にも存続させる方針と ある。植樹を行う場所を選定 とけ込む屋根を計画する。 ( ヒアリング結果より ) ( ヒアリング結果より ) への俯瞰景、アクセスを考慮 部分的に見え隠れするように ある。植樹を行う場所を選定 する設えを散歩道沿いに用意 への俯瞰景、アクセスを考慮 部分的に見え隠れするように スを建物の見え方、配置計画 え、高い位置からみると迷路 する。 スを建物の見え方、配置計画 する。 する設えを散歩道沿いに用意 座面は柔らかい素材を用いる。 感のある居場所である。 え、高い位置からみると迷路 座面は柔らかい素材を用いる。 感のある居場所である。 景観のよい場所に位置し利用 景観のよい場所に位置し利用 する。 し、より開花時にツツジの風 する。 し、より開花時にツツジの風 する。 設え、より背景の自然が活き する。 設え、より背景の自然が活き する。 に反映できる。 に反映できる。 の中を人が巡っているように の中を人が巡っているように する価値は高い。 する価値は高い。
▶m
▶n▶m
雁木外縁、▼ p no,16 450mm 緑道、▼ q no,17 誘導の遊歩
景が反映されるようにする。
景が反映されるようにする。
る計画とする。
る計画とする。
もみえる特徴ある景観である。
もみえる特徴ある景観である。
西山公園が整備されている長 泉寺山は元は一つの台地で あったが、山を切り道を通し たため 2 つの山から構成され ているように見える。この一 風かわった山並みの風景にも とけ込む屋根を計画する。
( ヒアリング結果より )
( ヒアリング結果より )
道 を組み合わせることで、既存の遊歩道を縫うように横断し ながらバス停 2 ヶ所を接続、各棟をつなぐ半屋外空間を構成 し、西山公園に設置された主要動線への誘導を図ることがで きる。歩行者の安全を確保する 450mm 高の緑道が、バス待 合所を縁側のように設える。また、各棟の外縁に架かる雁木 空間は北陸特有の雨が多く、湿った雪から移動しやすい足下
no,39 深い軒下
▶o▶n
no,39 深い軒下 no,40 造成面へ建設
□j ▶o
no,40 造成面へ建設 no,41 段状に沿う
□k□j
no,42 地勢利用の道 no,41 段状に沿う
□l □k
no,42 地勢利用の道 no,43 剪定広場
□l □m
no,43 剪定広場 no,44 俯瞰景の向き
□n□m
no,44 俯瞰景の向き no,45 踏み分け道
□o□n
no,46 隙間だらけ舗石 no,45 踏み分け道
□p□o
no,47 ビューポイント no,46 隙間だらけ舗石
□q□p
no,47 ビューポイント no,48 街のランドマーク
□r□q
no,49 ライトアップ no,48 街のランドマーク
□s□r
no,49 ライトアップ no,50 祈りの道
▲a□s
no,51 ベンチの分布 no,50 祈りの道
▲b▲a
no,51 ベンチの分布 no,52 自然林で高さ制限
▲c▲b
no,53 木漏れ日の屋外 no,52 自然林で高さ制限
▲d▲c
no,54 ウッドチップロード no,53 木漏れ日の屋外
▲e▲d
ウッドチップロード no,55 no,54 凹みへの階段
▲f▲e
no,56 まき道 no,55 凹みへの階段
no,57 シングルトラック no,56 まき道
▲f
no,57 シングルトラック
廻りを確保する。こうしたレシピの組み合わせにより、四季 を通じて、日常生活、観光客を同時に許容する建築となり得 る。
雨・雪・日射を避けるよう、 深い軒下空間を設える。また は風が通り心地よい屋外の居 場所となるように。
山頂当たりに計画する際は、 山頂当たりに計画する際は、 新たに遊歩道を計画する場合 新たに遊歩道を計画する場合 眺望点から街のランドマーク 祈りの道沿いには約 420 体の いたるところにベンチが置か 眺望点から街のランドマーク 420 体の( 石像の いたるところにベンチが置か 自然林の生い茂る場所には、 麓から山頂へ続く遊歩道沿い 自然林の生い茂る場所には、 麓から山頂へ続く遊歩道沿い 現状の遊歩道はアスファルト 現状の遊歩道はアスファルト 切り土される造成面をこれ以 段状地形沿って計画し、内部 雨・雪・日射を避けるよう、 切り土される造成面をこれ以 段状地形沿って計画し、内部 人ひとりが通れる幅の細い道。 凹みへ降りる階段を設け、小 落葉樹や桜が植えられた近く まき道とはトレイルランなど 凹みへ降りる階段を設け、小 まき道とはトレイルランなど 見晴らしの良い景観が望める 踏み分け道の一種として、隙 山頂へ続く祈りの道 見晴らしの良い景観が望める 踏み分け道の一種として、隙 山頂へ続く祈りの道 ( 石像の 祈りの道沿いには約 人が立ち入りやすい場所は、 人が立ち入りやすい場所は、 落葉樹や桜が植えられた近く 周辺からの見え方を考慮して、 周辺からの見え方を考慮して、 は、自然地勢の形状に沿った は、自然地勢の形状に沿った を確認できる。例えば、福井 石像が並んでいる。ひたすら れているが、設置場所の分布 を確認できる。例えば、福井 れているが、設置場所の分布 思わず足を踏み入れてみたく には東西南北さまざまな俯瞰 思わず足を踏み入れてみたく には東西南北さまざまな俯瞰 の舗装面と、木製の杭を打ち の舗装面と、木製の杭を打ち 上増やさないために、必要以 空間には地形形状を反映する 深い軒下空間を設える。また 上増やさないために、必要以 空間には地形形状を反映する 尾根や樹々が生い茂る箇所に さな遊び場や広場、眺望点と の道は、アスファルト塗装に で用いられる人を追い越すた さな遊び場や広場、眺望点と で用いられる人を追い越すた 場所にはビューポイントとし 間だらけの舗石を置く。既存 ある遊歩道 ) は、トレーニン 場所にはビューポイントとし 間だらけの舗石を置く。既存 ある遊歩道 ) は、トレーニン 石像が並んでいる。ひたすら 葉の間から木漏れ日が地面に 葉の間から木漏れ日が地面に の道は、アスファルト塗装に 自然林の高さを高さ制限とし 自然林の高さを高さ制限とし 遊歩道を計画する。等高線に 遊歩道を計画する。等高線に 鉄道西鯖江駅近くの誠照寺を 並んでおりつい見過ごしがち には偏りがある。急なアップ 鉄道西鯖江駅近くの誠照寺を 並んでおりつい見過ごしがち には偏りがある。急なアップ なる場所がある。高木の少な 景を望むことができる。 フィー なる場所がある。高木の少な 景を望むことができる。 フィー 丸太を置いた階段、自然のト 丸太を置いた階段、自然のト 上に造成された面を残しなが 構成、外部空間には建物外周 は風が通り心地よい屋外の居 上に造成された面を残しなが 構成、外部空間には建物外周 獣道のような道がある。 する。 めに設えられた急な階段や斜 する。 白い石を混ぜて落ち葉の汚れ めに設えられた急な階段や斜 の地面を壊さないように、下 て眺望点が設えられている。 グや散歩の道となっているが、 の地面を壊さないように、下 て眺望点が設えられている。 グや散歩の道となっているが、 落ちるようによく剪定し、構 落ちるようによく剪定し、構 白い石を混ぜて落ち葉の汚れ て設定する。樹々の間から構 て設定する。樹々の間から構 沿いながら、ゆるやかに伸び みることができる。この寺は になるため、腰を下ろして近 ダウンがある箇所にも設置し、 みることができる。この寺は になるため、腰を下ろして近 ダウンがある箇所にも設置し、 い場所を選定し、太陽光が差 い場所を選定し、太陽光が差 ルドワーク調査を通した俯瞰 レイルの 3 種類である。( 都 レイルの ルドワーク調査を通した俯瞰 3 種類である。( 都 ら建設に役立てる。 沿いながら、ゆるやかに伸び に階段を沿わせるなどの地勢 場所となるように。 に階段を沿わせるなどの地勢 ら建設に役立てる。 面の近道である。年齢や目的 面の近道である。年齢や目的 現存する景観の邪魔をしない の植物が隙間から伸びてくる。 伝統がないため暗い時間帯は 現存する景観の邪魔をしない の植物が隙間から伸びてくる。 伝統がないため暗い時間帯は 築物は建設しないようにする。 をカモフラージュしている。 築物は建設しないようにする。 をカモフラージュしている。 築物が見え隠れするように計 る道とすることで高齢者や子 鯖江城築城が失策し、鯖江が くで観察できる場所もほしい。 丁度良い距離感でベンチが分 築物が見え隠れするように計 鯖江城築城が失策し、鯖江が くで観察できる場所もほしい。 丁度良い距離感でベンチが分 込みやすいように低木を剪定 景の向きを参考にする建築計 込みやすいように低木を剪定 景の向きを参考にする建築計 市公園範囲外はコンクリート 市公園範囲外はコンクリート と一体となる建ち方をとる。 と一体となる建ち方をとる。 る道とすることで高齢者や子 この道はトレイルランのコー に応じて、道のパターンを複 この道はトレイルランのコー に応じて、道のパターンを複 ように計画されるべきである。 効率的にトレイルランルート 危険である。崖側の石像に隠 ように計画されるべきである。 効率的にトレイルランルート 危険である。崖側の石像に隠 画する。 画する。布しているようにする。 どもも山頂までアクセスでき どもも山頂までアクセスでき して小さな広場をつくる。 まだ陣屋街しかなかった頃か れるように、ささやかなライ まだ陣屋街しかなかった頃か れるように、ささやかなライ 布しているようにする。 して小さな広場をつくる。 画、剪定し、)活動風景を考える。 画、剪定し、 活動風景を考える。ブロックなどもある ブロックなどもある ) 歩いて に用いることができる。 歩いて に用いることができる。 スにもなり得るので、柔らか 数つくる。 スにもなり得るので、柔らか 数つくる。 る道も必要である。 る道も必要である。 ら年代形を変えて存続してい トアップを設える。 ら年代形を変えて存続してい トアップを設える。 るだけで楽しめるよう、複数 るだけで楽しめるよう、複数 い路盤とし、ウッドチップの い路盤とし、ウッドチップの るものであるため、眺望点か るものであるため、眺望点か ( ヒアリング結果より の路盤、素材で道を計画する。 の路盤、素材で道を計画する。 道として仕上げることで汚れ 道として仕上げることで汚れ ( ヒアリング結果より ) ) らランドマークの解説などを らランドマークの解説などを も目立たない仕上げにする。 も目立たない仕上げにする。 設置する。 設置する。
▲g
▲h▲g
no,58 野生の庭
人も立ち入ることができない 場所の中へ部分的に入れる場 所を用意する。整備された都 市公園内での野生の庭。
▲i ▲h
no,58 野生の庭 no,59 高低差を歩く
▲j ▲i
no,60 茂みに建つ no,59 高低差を歩く
▲k▲j
no,60 茂みに建つ no,61 尾根道
▲l ▲k
no,61 尾根道 no,62 自然の雨水路
▲l ▲m
no,63 風景になる no,62 自然の雨水路
▲n▲m
no,63 風景になる no,64 街を見渡す
▼ = 計画① : 麓の計画に相互関係があるレシピ ▶ = 計画② : 山腹の計画に相互関係があるレシピ ▲ = 計画③ : 山頂の計画に相互関係があるレシピ □ = 公園全体の使い方に影響をもつレシピ として表記している。
▲p▲o
no,66 樹木に近づく no,65 トップカット山頂
▲q▲p
no,66 樹木に近づく no,67 空への視点
▲r▲q
no,67 空への視点 no,68 建物の向き
▲s▲r
no,69 遊歩道を見下ろす no,68 建物の向き
テラス
▲t▲s
no,69 遊歩道を見下ろす no,70 設置面を減らす
テラス
▲u▲t
no,71 樹をよける配置 no,70 設置面を減らす
▲v▲u
no,71 樹をよける配置 no,72 インナーテラス
▲w▲v
no,72 インナーテラス no,73 雪囲い
▲x▲w
no,74 一間テラス no,73 雪囲い
▲y▲x
no,75 見え隠れの庭 no,74 一間テラス
no,75 見え隠れの庭 no,76 アルコーブ
▲y
no,76 アルコーブ
山頂から尾根道を辿る途中の 人も立ち入ることができない 山頂から尾根道を辿る途中の 尾根道の遊歩道は、山の形状 尾根道の遊歩道は、山の形状 計画される建築物は、その場 計画される建築物は、その場 まっすぐ伸びる尾根道。トレ 山頂から麓へ流れる雨水をコ 山頂からは 360°の鯖江の街 まっすぐ伸びる尾根道。トレ 山頂から麓へ流れる雨水をコ 山頂からは 360°の鯖江の街 山頂はトップカットされてい トップカットされた既存展望 雪国にみられる雪囲いの形式 一間以上のテラスを設ける。 床レベルを多様にしているこ 既存展望台は休憩所として人 トップカットされた既存展望 雪国にみられる雪囲いの形式 一間以上のテラスを設ける。 床レベルを多様にしているこ 既存展望台は休憩所として人 展望台レベルから建物の高さ 周辺の樹をよける配置、平面 インナーテラスを設えること 展望台レベルから建物の高さ 周辺の樹をよける配置、平面 インナーテラスを設えること 山頂はトップカットされてい 山頂トップカット面の北側は、 トップカット面には元の山並 俯瞰景の向きにあわせて計画 山頂トップカット面の北側は、 トップカット面には元の山並 俯瞰景の向きにあわせて計画 茂みの中にかつての構築物の 場所の中へ部分的に入れる場 茂みの中にかつての構築物の から先が見えなくなる高低差 から先が見えなくなる高低差 所での活動や出来事の舞台と 所での活動や出来事の舞台と イルランのルートとして設定 ンタラインから良いとり雨水 を見渡すことができる。この イルランのルートとして設定 ンタラインから良いとり雨水 を見渡すことができる。この 台からは、山頂へ続く 3 つの を高くしないように抑え、山 を構造の参考にする。積雪時 樹々の中に佇み屋外空間の心 とで、様々な高さから俯瞰景、 がたまる場所になっている。 台からは、山頂へ続く 3 つの を高くしないように抑え、山 を構造の参考にする。積雪時 樹々の中に佇み屋外空間の心 とで、様々な高さから俯瞰景、 がたまる場所になっている。 計画とする。また断面の高さ で、樹々の中にいる開放感を、 計画とする。また断面の高さ で、樹々の中にいる開放感を、 る。カット面から南側に展望 下部の遊歩道沿いの自然林の みに沿い、傾斜がついている。 される建築物の向き、開口部 る。カット面から南側に展望 下部の遊歩道沿いの自然林の みに沿い、傾斜がついている。 される建築物の向き、開口部 所を用意する。整備された都 名残がある。茂みの中の一部 名残がある。茂みの中の一部 やうねりが続く。簡単な設え やうねりが続く。簡単な設え して、時に背景の風景に同化 して、時に背景の風景に同化 し、また市民の日常利用との 路上には構築物の建設を行わ 景観を損なわずに、俯瞰景を し、また市民の日常利用との 路上には構築物の建設を行わ 景観を損なわずに、俯瞰景を 遊歩道を見下ろすことができ に雪囲いとして機能する 75° 地よさを感じるために、十分 樹々や自然林の中の様子を伺 室内展望室やより落ち着ける 遊歩道を見下ろすことができ に雪囲いとして機能する 75° 地よさを感じるために、十分 樹々や自然林の中の様子を伺 室内展望室やより落ち着ける を削らないように地面との設 設定を変えることで、各高さ 内部空間に再現する。 内部空間に再現する。 台を伸ばし、樹々の間からま 葉の高さにアイレベルが設定 傾斜の低い側から高い方を見 の位置を設定する。 を削らないように地面との設 設定を変えることで、各高さ 台を伸ばし、樹々の間からま 葉の高さにアイレベルが設定 傾斜の低い側から高い方を見 の位置を設定する。 市公園内での野生の庭。 空いた場所を利用して、ひっ 空いた場所を利用して、ひっ として過度な造作は行わない として過度な造作は行わない するような舞台装置のように するような舞台装置のように 同時利用を可能とするように、 ず、山を削る過度な水路の建 見渡せる場所を設える。 同時利用を可能とするように、 ず、山を削る過度な水路の建 見渡せる場所を設える。 る。現在封鎖されている遊歩 の角度の柱を基準とする。季 な広さを確保する。 場所の要望が多いため、個人・ うことができる。そんな見え 場所の要望が多いため、個人・ る。現在封鎖されている遊歩 置面をできるだけ減らして建 の角度の柱を基準とする。季 な広さを確保する。 うことができる。そんな見え 置面をできるだけ減らして建 から多様な俯瞰景、樹に近づ から多様な俯瞰景、樹に近づ ち並を見渡すように計画され されている。山並みの地勢を ると、樹々の間から傾斜路盤 ち並を見渡すように計画され されている。山並みの地勢を ると、樹々の間から傾斜路盤 そりと佇む構築物を建てるこ ようにして山の形状を保存す ようにして山の形状を保存す そりと佇む構築物を建てるこ 設える。 設える。設を防止する。 まき道を新たにつくる等の対 まき道を新たにつくる等の対 設を防止する。 複数人で落ち着くことができ 道 1 つを開通させ、新設する 節の変化によって側板を付け 隠れする屋外の様子をか垣間 複数人で落ち着くことができ 道 1 つを開通させ、新設する 節の変化によって側板を付け 隠れする屋外の様子をか垣間 つ建ち方とする。また開通さ くことができる。 つ建ち方とする。また開通さ くことができる。 ていると考えられる。この計 活かし、様々な樹々の高さに を抜けて空がすっぽりと抜け ていると考えられる。この計 活かし、様々な樹々の高さに を抜けて空がすっぽりと抜け とができる。 とができる。 る。 る。 策をとる。 策をとる。 展望室からは見下ろせる。 外すなどの簡単な造作を行え みれるよう、低い位置の開口 るアルコーブを設ける。 展望室からは見下ろせる。 外すなどの簡単な造作を行え みれるよう、低い位置の開口 るアルコーブを設ける。 せる遊歩道から直接アプロー せる遊歩道から直接アプロー 画を継承し、トップカット面 ている。 画を継承し、トップカット面 近づく場所を設える。 ている。近づく場所を設える。 ( ヒアリング結果より ) ( ヒアリング結果より る仕様とする。 部をつくる。) る仕様とする。 部をつくる。 チを可能にする。 チを可能にする。 への建設は行わず、南側の樹々 への建設は行わず、南側の樹々 の中に伸びていく展望室を考 える。
※注釈
▲o▲n
no,64 街を見渡す no,65 トップカット山頂
人ひとりが通れる幅の細い道。 尾根や樹々が生い茂る箇所に 獣道のような道がある。
の中に伸びていく展望室を考 える。
▼計画① _ 雪と人を待つ建築
トレイルランイベント参加者
観光案内所事務所
トレイルラン拠点棟
遊歩道に架かる屋根
ストレッチ什器となる雁木空間
回廊とつながる休憩ベンチ
既存遊歩道
トレイルラン拠点棟 _ 交流所
ベンチ 観光案内所 情報展示回廊 芝生広場
no,3 バス停
+
no,17 誘導の遊歩道
no,5 抜け道
no,4 見え隠れ駐車場
no,16 450mm 緑道
no,12 低い庇 no,6 観光拠点
no,9 ペット同伴カフェ
no,7 ビジターセンター no,13 戸外室
ビジターセンター / トレイルラン施設 ( つつじまつり、やっしきまつり、スノーフェスタ等の様々なイベントを享受 する観光拠点として ) 既存遊歩道を一部拡張、高さ 450mm の緑道を新設し、西山公園への動線を つくる。また、各棟から道のように伸びる雁木空間がバス停とのつながりを生 み、周辺市街地に点在する観光施設と連携するツーリズムの前駆拠点化を目指
no,15 座れる境壁
す。構造と一体化した展示什器を設え、鯖江の情報展示を散歩しながら巡るこ とができる。雨・雪をよける低い庇下の高床部分は、部分的にストリートファ ニチャーとして座れる境壁となり、散歩者の休憩、交流の場になる。
スノーフェスタ
やっしきまつり
麓における環境翻訳のレシピの構成
no,2 景観軸沿い
no,10 トレイルラン拠点
no,11 雁木外縁
no,1 本町商店街と接続
観光客 展示什器
観光案内所棟に伸びる雁木
鯖江の情報展示回廊
バス時刻表什器 掲示板什器 散歩する人々
バス待合所 休憩ベンチ
バス待合所、時刻表 , 掲示版を兼ねる雁木づくり
▶計画② _ ツツジと寄り添う建築
既存樹木
三里山
鯖江市中心市街地
山並みに沿う屋根
円形広場
ツツジ群生
既存段差に架かる床梁
新設した歩道 遊戯室側エントランス
既存段状空間 遊戯室
日陰空間
no,35 屋外劇場 no,27 分かれ道
no,40 造成面へ建設 no,33 グリーンウォール
no,31 ツツジへの眼差し
no,34 段差を利用した歩道
no,41 段状に沿う
自然体験工房
+
遊歩道
ツツジ景観保存・自然体験センター
no,38 山並み屋根
no,32 柔らかい座面
既存の段状空間を活用し、屋外劇場に山並みに沿う屋根を架けて水平方向の広がりをつくる。周辺を囲う大型 のヒラドツツジの樹冠に合わせてボリュームの高さを抑え、山頂から麓までの眺望を確保し、深い軒下に雨でも 遊べる場所を提供する。山腹の自然環境を取り込んだ舞台装置であり、子どもの身体スケールを伴う交流施設。
no,39 深い軒下
no,29 ツツジへ入る
既存の段状空間を活用
造成面へ建設し眺望を確保
低木を参考に壁高を抑える
既存空間を継承する高架
山並みに沿う屋根を架ける
子どもの遊び場を提供する
no,28 うねり道
no,30 ツツジの絨毯
山腹における環境翻訳のレシピの構成
no,37 雨でも遊べる場
no,36 日陰
山頂へ続く階段
屋根の下で休憩
ツツジへの眼差し 御影石の階段 ( 既存 )
雨でも遊べる屋根付き広場
子どもの遊具となる柱、梁 柔らかい座面に寝転ぶ
自然体験工房側 _ 屋根下空間
▲計画③ _ 樹とすれ違う建築
野鳥を観察する
展望室 花火観客席になる屋外展望台
既存展望台へ続くテラス
仮設的につくられるロッジア no,52 自然林で高さ制限
no,69 遊歩道を見下ろすテラス no,66 樹木に近づく
復旧する遊歩道からのアクセス
樹々の間から街を見下ろす
no,76 アルコーブ
no,64 街を見渡す no,71 樹をよける配置 no,67 空への視点
山頂カフェ / 展望休憩所
no,74 一間テラス
no,54 ウッドチップロード
構造自体が雪囲いとして機能するよう、75 度の角度の基準柱とする。既存遊歩道との接続を考慮し、地面との設置面を減らすことで、樹々の中に見え隠れしながら、 no,53 木漏れ日の屋外
ひっそりと佇む展望台である。積雪や落葉期などの季節には、壁を付け外す等の簡易的な造作を行える設えとし、四季折々の鯖江の景観の様子を楽しむことができる。
no,73 雪囲い no,60 茂みに建つ
75° の雪囲いとしての柱
傾斜面に沿う構造体
周辺の樹々の間を縫う床梁
樹を避けるボリューム配置
四季に応じる仮設的な壁
眺望を切り取る方流れ屋根
山頂における環境翻訳のレシピの構成
no,70 設置面を減らす
no,59 高低差を歩く
街の景色を寝転んで見る 鯖江の俯瞰景
展望室 ( 既存展望台 G.L より -4000)
木漏れ日のアルコーブ
山頂カフェとアルコーブ