Prilaz braĂŚe Kaliterna 10/1 21 000 Split, Croatia, p.b. 430 tel/fax: +385 (0)21 490 032; 490 033; 490 036 info@dalmatia.hr www.dalmatia.hr
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Praha 7h 30 Bratislava 4h 30
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中央ダルマチ ア−アドリア 海の中枢
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海岸線や島々、後背地に見られる豊 かな自然美、又は路地や広場の石ひ とつひとつに刻まれている文化遺産 や、積み重なっている歴史を辿りな がらダルマチアを探検すると、どれ を辿ってみても、アドリア海のまさ に中枢に達するでしょう。というの も、そこはどんな本を読むよりも、 クロアチアの歴史や遺産、文化を理 解できる、ダルマチアの中央部であ り、海岸線の中心部なのです。 島々や海岸線では、すでに先史時代 や古代に植民地が形成され、クロア チアの統治者たちの戴冠式が行わ れ、この海岸のかけらほどの土地を 争って何世紀にもわたり戦争が起こ っては奪われ、又それを元々有する ものに返される、ということが繰り 返されてきたのです。その住民は自 分たちの土地を愛し、大事に守り、 又その為に命を捧げ、争いや犠牲が 出る度に伝説、英雄、守護者、聖人 が生まれてきました。これは偶然で はなく、 中枢 であるこの土地 は、この地方一帯の歴史を書き留め てきたのです。 ローマ皇帝であったガイウス・アウ レリウス・ヴァレリウス・ディオク レティアヌスが紀元305年5月1日に ローマを離れ、現在のスプリトゥ がある場所に建てられた、自分の新 しい家となる豪華な皇帝の宮殿へ向 かったのは、エニシダが咲き誇り、 自分の子供時代の思い出が詰まった 穏やかな入り江で、隠居生活を送り たかった為です。世界が彼の足元に ひれ伏し、どこへでも行けた彼です が、最終的には自分の心の声を聞き 入れたのです。この場所は、1700 年間の長い歴史の末に、皇帝の宮殿 からアドリア海最大都市の中枢へと 生まれ変わりました。彼以前や以後 の何世紀にもわたる長い歴史の中で は、当時の多くの統治者や貴族、著 名人がヴィス、ホゥヴァル、ブラチ ュなどの島、又はトゥロギール、オ ミシュ、マカルスカ、ソリン、シ ニ、カシュテラなどの町で歴史を生 み出してきました。 従って中央ダルマチアには、たか が30km離れた場所にユネスコの保 護下にあって、世界文化遺産に登 録されているモニュメントが二つ見
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られます。それはスプリトゥのデ ィオクレティアヌス宮殿とトゥロ ギールの旧市街で、その間には、 現在クロアチアのアドリア海岸周 辺地で最大の遺跡群があり、昔は ローマのダルマチア州の首都であ ったサロナがあります。現在ソリ ンと呼ばれるこの町は、サロナの 跡にできた町で、クロアチア統治 者たちの戴冠式が行われる等、ク ロアチアの歴史において重要な役 割を担ってきました。日照時間が 最も長いホゥヴァル島には、保存 状態の最も良い古代の土地区画 スタログラツコ・ポリェ(スタリ グラドゥ平野) あり、この土地 もユネスコの保護下にあります。 同島にはヨーロッパで最も古い劇 場の一つで、1612年に旧市街中心 部に建設された劇場があります。 ヨーロッパで3番目に古いものであ り、400年もの間、町の文化・社会 生活の中心地でありました。 中央ダルマチアの文化遺産は、触発 された芸術家たちによって、あらゆ る町の宮殿や壁の石、大理石、木材 に彼たちの技術と共に刻まれてきま した。そこに残るものは、高度な技 術によって作られた見事な傑作だけ ではなく、たくさんの愛情を注ぎな がら丁寧に作られた、屋敷やファサ ード、教会や美術館に見られる美し さに歴史を残した、彼らのハート です。ここで生活し、作品を生み出 してきた芸術家たちが、どれほど自 分たちの制作の場を尊び、愛してき たのかは、1240年に巨匠ラドヴァ ンによって刻まれたトゥロギールの 大聖堂正門や巨匠ボニーノ・デ・ミ ラノ、ユーライ・ダルマティナツ、 アンドリヤ・アレシ、ニコラ・フィ レンティナッツの細かい石細工や彫 像、その他芸術の歴史に名を刻む傑 作を残した多くの芸術家たちが、自 分の手で作り上げ、この土地に残し た作品に見て取れます。クルミの木 材を使って、巨匠アンドリヤ・ブヴ ィナが1214年に作ったスプリトゥ の大聖堂の扉は、ヨーロッパ・ロマ ネスク様式の木材彫刻の歴史に名を 残すものとなりました。中央ダルマ チアから刺激を受けて、素晴らしい 作品を残した先駆者たちの豊かな芸 術遺産により、この地域は多くの偉 大な画家も生み出しています。その 中には、クロアチアの最も有名な画 家で、20世紀初頭に活躍したエマ ヌエル・ヴィドヴィッチもいます。 彼の作品の中で最も多いのが故郷の 風景で、我がダルマチアの海や空、 雲やたそがれに抱く愛を水彩画や油
絵に注ぎ込みました。彫刻の世界 において最も活躍したのはイヴァ ン・メシュトゥロヴィッチで、世 界的にも有名な現代彫刻家です。 彼の芸術はスプリトゥのメシュト ゥロヴィッチギャラリーに保存さ れてある石や木、青銅の中に見ら れますが、ディオクレティアヌス 宮殿北門にあるグルグル・ニンス キー像のように、彼独特の作品に も見て取れます。 実際にクロアチアの国が興ったの も中央ダルマチアにおいてのこと で、クロアチア人が自分たちの心 を聖母マリアに捧げ、7世紀にキ リスト教に改宗したのもここでの 出来事でした。この地方一帯に は、多くの礼拝堂や教会、又はク ロアチア最古のマリア様の聖地で もあるソリンの オトクの聖母 を含む、クロアチアの最も誠実な 守護者に捧げられた聖地がありま す。1715年優位に立つトルコ軍 から聖母マリアは自分の民を守 り、その後国を守りきったものた ちが、 永遠の女王は勝利を祝 う、1715年 というラテン語の表 記の上にあるマリア様の絵に王冠 を付けた、という伝説が残る シ ニの聖母 は最大の聖地です。そ の当時より、聖母マリアは 奇跡 を呼ぶもの と呼ばれています。 そして現在でも、毎年8月にトル コ軍に勝利した記念として、スィ ニュのアルカ(やり突き)という 騎士の戦いが行われます。 その昔ディオクレティアヌス皇帝 の霊廟であったスプリトゥの聖ド ゥエ大聖堂は、長い間宗教行事を 行ってきた建物ですので、その歴 史から見れば世界最古の大聖堂と 言っても良いかもしれません。ス プリトゥ市民は、スプリトゥの守 護聖人聖ドゥエの骨が眠るその皇 帝の霊廟に、現在では市のシンボ ルとなった壮大な鐘楼を建てまし た。カトリックの祝日や土地の守 護聖人に関する行進や教会のお 祭、巡礼や秘跡などに見られる、 古い民間や宗教の習慣を守るとい う伝統が、この中央ダルマチアを 特別な場所としているのかもしれ ません。何世紀にもわたり、聖木 曜日と聖金曜日の間の夜に行われ る民間の行進 聖行進 は、ホゥ ヴァル島の礼拝堂や小さな教会を 周り、土地特有の忘れ難い体験と なります。 この土地の長い歴史に関する興味 を惹くような重要な出来事、又は この地域の歴史・文化に関する特
別な部分を持たない町というの は、海岸線や島々、ザゴラにおい ては存在しないといっても良いで しょう。マカルスカ近くザオスト ログにあるフランシスコ会の修道 院には、18世紀の作者不明の 最後の晩餐 があり、キリストと 十二使徒と一緒に、ダルマチア地 方とイリリア人の氏族ダルマタか ら名前が付いた、ダルメシアン犬 が描かれています。オミシュの教 会近くにある 幸福な人の家 も 負けず劣らず興味深く、15世紀 に 神よ、この世界で生きられて ありがとう と自分の家のドアに 彫らせた、幸せいっぱいのハート を持った家主から付けられた名前 です。 アドリア海の何キロにも及ぶ美し い砂浜や、小石の浜辺に見られる 海岸の青色と、松の木の緑色、こ のなかなか見られない組み合わせ は、一度見れば誰でも心動かされ ることでしょう。休暇で、又は体 を癒す為だけの海岸ではありませ ん。それは魂を肥やし、この上な い幸福感でハートを包んでくれる 光景です。何百年という歴史を持 ち、いつの時代も浜辺を覆う松の 木は、枝を地面に向けて垂らし、 太陽からお客様を守っているよう にも、あるいはミストラル風に吹 かれながら、海沿いの白い雲の下 にある涼しい木陰でお客様を癒し ているようにも見えます。上を見 上げれば、ビオコヴォ、コズィヤ ク、モソル山の崖や、アドリア海 の島々で最も標高の高いブラチュ 島のヴィドヴァ・ゴラに目が留ま り、そうかと思えば、太陽が多く 降り注ぐホゥヴァル、ショルタ、 ヴィスの島々が連なって見えま す。それらは、海岸線の生活に見 られる人込みや現代生活の速さか ら逃れた石の集落を守っていま す。そこでは生活が瞬間止まった ようにも感じられますが、実際に はゆっくりと違ったリズム、石造 りの小屋やオリーブの木立、ブド ウ畑やラベンダーの草原のリズム で流れているのです。 しかし、海が無くなるとアドリア 海の 中枢 の魔法が解けるわけ ではありません。海からたったの 20km、海岸の山々の後背地に行 けば更に心は高鳴り、川や山の魔 法の世界が旅行者を待っていま す。それは 緑の中枢 ザゴラ で、我を忘れてしまうような美し さ、伝説や土地の逸話、何百年の 歴史がある要塞や豊かな自然で溢
れています。もし誰かから、中央 ダルマチアは歴史や文化、そして 美しいビーチの土地であると聞い たとしたら、それを信じてはいけ ません。 緑の中枢 ザゴラは素 晴らしい思い出となるスポーツの 宝庫なのです。その地域は乗馬学 校やアグリツーリズムの施設でと ても有名な場所です。後背地や海 岸線、中央ダルマチアの島々にあ る整備されたサイクリング用道路 は、穏やかな風景の中を曲がりく ねって走り、ツェティナ川の渓谷 では荒々しい流れを求めてキャニ オニング、カヌーサファリ、ラフ ティング、フリークライミングの 愛好者が集まってきます。マカル スカのリヴィエラ海岸は家族旅行 に最適ですが、近くのビオコヴォ 自然公園で活動的な休暇も過ごせ ます。 満足した一日を過ごした後は、心 からのもてなしを楽しんで頂くに は最高の場所であるキッチンへど うぞ!魚や貝、独特の味の子羊、 又はブラチュ島の ヴィタラツ やオイル漬けの羊チーズなどをご 用意いたします。ツェティナ一帯 は アランバシ やサワガニ、カ エル料理で有名です。海岸線や島 々では ソパルニク や ダル マチアブロデトゥ 、あらゆる新 鮮なお魚や貝に野菜、 ラフィオ リ 、カシュテラケーキ、マカラ ナケーキ、ヴィスの ヒブ 、 クロシュトゥレ 、 ダルマチア フリトゥレ 、ホゥヴァルのコシ ョウクッキー等のデザートもお忘 れなく。優秀なワイン製造者の手 によって、その土地最良の プラ ヴァツ 、 ヴガヴァ などのワ インになる、険しい傾斜地で栽培 されるブドウもお試し下さい。 全ての 香り にも 味 にも疲 れてきて、心も体も満たされた後 は、最近では大変貴重なものとな った、きれいで安全な 飲める 水が流れる川がある地域でお過ご し下さい。一般家庭や水道の水 も、心地の良い味と清らかな新 鮮さで溢れています。この場所で は、神から授かった自然を無駄に 扱わず、2000年という長い歴史の 中で自然の恩恵を受けながらも、 これからアドリア海の 中枢 で ある中央ダルマチアを満喫する次 世代の為に、それを守ってきたと いう証拠の一つです。
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スプリトゥ 今日スプリトゥを訪れる人々が大 きな印象を受けるのは、旧市街か らなのか、又は市民のライフスタ イルからなのかは判断し難いで す。外での満足した生活、とい うのがスプリトゥ市民のライフス タイルで、市民のリビングのよう な存在であるリヴァ海岸通りで、 又は灼熱の日々の中、新鮮な空気 を運んでくれる石造りのディオク レティアヌス宮殿内の涼んだ場所 で、ゆっくりとコーヒーを味わい ます。スプリトゥはそんな全ての 魅力を、お客様に喜んで提供して くれます。何層にも重なる歴史の 一部を理解するには、路地を歩い て何世紀もの歴史や芸術を感じた り、美術館、ギャラリー、教会の 宝箱を覗いたり、又はマリヤン丘 の松の木の木陰で涼んだり、ビー チで泳いだりすることができま す。どれを選んでも後悔する事は ないでしょう。世界文化遺産にも 登録されているディオクレティア ヌス宮殿を中心とするこの町の路 地では、元気で明るい市民が皆さ んをお待ちしています。静かな展 示場では、永遠に若い、この町の 何層にも重なる歴史が待っていま す。
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スプリトゥ近郊 魅力的な海岸線やスプリトゥの豊 かな後背地も、スプリトゥと切り 離せない関係にあります。スプリ トゥの南入口ポドストラナに広が る6kmに及ぶ小石のビーチは、民 家、長期滞在用アパート型ホテ ル、小さなホテル、又は5つ星の
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ホテルに直接繋がっている珍しい 市街地です。スプリトゥから北に 行くとヴラニャチャ洞窟があり、 又はその風景の中でも圧倒的な存 在感のクリス要塞があり、その中 世の要塞はモソル山とコズィヤク 山の険しい峡谷に立っています。
そこからは古代都市サロンであっ た現在のソリン、又は17世紀の 間スプリトゥとその一帯に飲料水 を提供しているヤドロ川が見渡せ ます。
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トゥロギール
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その調和のとれた町の旧市街は世 界文化遺産にも登録されていて、 アドリア海の町々の中でも、最も 美しい市街地の一つです。紀元3 世紀からその場所にあるトゥロギ ールを巡るのは、昔の歴史家パヴ ァオ・アンドレイスが測ったとこ ろ、その中央部が750歩ほどで見 て周れる小さなものですが特別な 体験です。 ギリシアの神々の一人、人生にお いて一度しか現れない 機会 の 神で、 前髪を捕まえる チャン ス(好機は今捕まえないと後から はどうにもできない、という意 味)を人間に与えるというカイロ スの浮き彫りが現在、聖ニコラ修 道院に保管されてあります。 町自体が小さな美術館 と称さ れるこの町の細い石畳の路地に は、現在でも古い貴族の宮殿があ り、教会や広場では何世紀もの 間にわたって歴史家や訪問者を 喜ばせ、市民の誇りとなってきた 芸術家たちの雄大な才能を目にし ます。今日のトゥロギールは現代 の観光地として歩み、アドリア海 の 中枢 において、何世紀もの 歴史がある石造建築の美しさに刺 激される旅行者や航海者ひいきの 場所となっています。
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トゥロギール 近郊
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最も楽しい海岸風景が広がるこの 土地の、木々が茂り、小石で覆わ れた入り江が見えるリヴィエラ海 岸には、古代から海沿いに豪華な ヴィラが建てられてきました。石 や小石のビーチ、そして疑う余地 のないきれいな海がこの観光地の 見所で、他にもパンタナにある16 世紀の製粉機やマリナの15世紀の 塔など、見る価値のあるものがた くさんあります。近くのチオヴォ 島はトゥロギールと橋で繋がって いて、その集落から少し歩けば、 松の木が多く茂った隠れビーチに 出ます。
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カシュテラ
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スプリトゥ−トゥロギール間の深 く、自然に守られている入り江は 自然の隠れ家のようで、安全な場 所への逃避のごとく、大昔から 近くの大きな市街地の裕福な人 々が、自分の別荘を建ててきまし た。トルコの侵略に備えて沿岸に は要塞が作られ始め、15世紀末に は豪華な内装のルネッサンス様式 の宮殿を携えた、16の要塞が完成 しました。その内7つの要塞がそ の周りに集落を携え、現在の町カ シュテラが形成されたのです。
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オミシュ近郊
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オミシュの、絵のような美しさに 花を添えるのは、ミラベラとスタ リグラドゥの要塞、又は100km のカルスト地を走った後、ここで 海へ流れ込むツェティナ川の渓谷 です。その険しい崖の渓谷からオ ミシュの海賊は、アドリア海を行 く船を襲っていたのです。この沿 岸地帯は、1kmに広がるビーチの 内、700m間は浅い砂浜が続くオ ミシュ最大のビーチを含め、数々 の素晴らしい砂浜ビーチで有名で す。オミシュのリヴィエラ海岸全 体は、淡水の水源があることで有 名で、海面に見える水源として最 大のものの一つがヴルリャで見ら れます。
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マカルスカ
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そこからリヴィエラの名称が付 き、観光地のリヴィエラ海岸にお いて、中心的存在の町であるマカ ルスカは、多種多様な休暇が過ご せる魅力的な場所で、誰もが自分 のイメージする休暇スタイルを見 つけられるはずです。 マカルスカの上には、夏でもその 深い渓谷で水を凍らせるビオコヴ ォ山が見えます。海の青さと小高 い山を分けている1kmほどの幅に 挟まっている町は、その背の高い 山の麓、緑が多く小石ビーチが広 がる、二つの半島の間にできた自 然の港に形成されました。町の歴 史を知るには、500年以上古い、 写真ギャラリーや図書館、珍しい 貝類博物館を保有するフランシス コ会修道院がお勧めです。
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マカルスカリ ヴィエラ海岸
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白く輝く小石が並び、約60kmに 広がる砂浜や、頭は雲に隠れ、足 は海に浸かっているビオコヴォ山 の麓に真珠のように連なる観光地 のお陰で、マカルスカリヴィエラ 海岸は、お客様のおもてなし、様 々なアクティビティー、えり抜き の料理、パーティーや歌が満載の 夏の夕べ等に見られる、長く、内 容の濃い観光の伝統が詰まってい ます。 そこは石と松の木に囲まれた、ア ドリア海一の美しさを誇るビーチ があり、観光業が毎日の生活や伝 統の一部で、更に良いものに、多 様で美しいものになるようにとい う願いも詰まっている、比類のな い土地なのです。
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ブラチュ島
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ここには最も有名な白い石切工の 伝統があり、ワシントンのホワイ トハウスやウイーンとブダペスト の国会議事堂、スプリトゥのディ オクレティアヌス宮殿、トゥロギ ールとシベニクの大聖堂建設にも 使用されています。1550年に建て られたプスティニャ・ブラツァ修 道院や、島内陸部にある孤立した 中世期初頭の教会たちは、中世の 島の生活を物語っています。風や 波の向きによって姿を変えるズラ トゥニ・ラトゥビーチで有名な観 光地ボル、ヴィドヴァ・ゴラ、ス ペタル、シュクリプの土着博物館 は、その中央ダルマチア最大の島 の魅力の一部に過ぎません。
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ホゥヴァル島
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何世紀もの歴史がある羊飼いの小 屋や、積み上げられた石の壁が見 られ、太陽とラベンダーの島であ るホゥヴァルは、あの美しさで心 が満たされる、そんな島の一つで す。より心を奪われるのは調和し た歴史と芸術か、又は自然の美し さか、誰にも分かりません。何世 紀もの間踏まれてすり減った石畳 の路地や、アドリア海全体の島々 の中でも、最も大きな広場がある ホゥヴァルの中央広場、又は世界 遺産にも登録されているスタリグ ラドゥ平野を散策するのは、新し い歴史の1ページを開くような、 二度とない体験となることでしょ う。 ラベンダー畑の惹きつけられるよ うな香りや紫色の光、そして吸収 した太陽の光を最高のワインに変 身させるブドウの中で、ホゥヴァ ル島は、組織的観光業のシンボル ともなっています。
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ショルタ島
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スプリトゥ海峡に浮かぶ小さな島 のショルタでは、最初に目に入っ たものが、灌木地の中にある石造 りの小屋や、1706年に建てられた マルキ家の宮殿でも、皆さんの心 を捉えて離さないでしょう。そこ のように自然に守られた深い入り 江で、静けさや安らぎ、まだ見ぬ 観光業の姿を提供してくれる場所 というのは、今日大変珍しいもの となりました。ここは、蜂蜜やイ ナゴ豆、オリーブの木立やオリー ブオイルの島で、ハーブの島でも あり、自然の美しさと調和した姿 に刺激された芸術家や文学者が、 この場所でいくつかの傑作を残し ていきました。
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ヴィス島
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大海原にクロアチアで最も価値の 高いヘレニズムの遺跡発掘場、ギ リシアのイッサ植民地遺跡群があ ります。発掘物はヴィスの考古学 博物館に保管されてありますが、 それを代表する展示品は、ヴィス のシンボルでもあるギリシアの女 神アルテミスのブロンズ頭部像で す。ヴィス島は古い教会や調和の とれた石造りの家で有名ですが、 引きこもった入り江の現在の風景 は、ヨットや小船、航海者やダイ バーたちによって更に見事なもの となっています。コミジャの町の 高台からは、大海原やビシェヴ ォ、スヴェタ・アンドリヤ、パラ グルジャという、陸から最も離れ た場所にあるアドリア海の島々が 目に留まり、土地特有のものが残 され、引き継がれています。
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ザゴラ
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穏やかで、飲めるほど澄んだ川が 緑の斜面を流れるザゴラのよう に、海岸の青さと内陸部のほのか な香りが接する場所というのはと ても貴重で、海からそれを分け隔 てているのは、コズィヤクとモソ ル、ビオコヴォの山だけです。そ の穏やかなせせらぎの様な水を、 酔うほど飲んで、それは音を立て て泡となり、確固としたその山の 人々の魂を感じてください。澄ん だ川、又は滝の形をした石や地下 の洞穴があるヴラニャチャ洞窟、 珍しいカルスト現象のモドロ( 青)とツルヴェノ(赤)の湖、こ の地域全土を養っているスィニュ やヴルゴラッツ平野を訪れれば、 原生林に触れられる又とない体験 になることでしょう。 現在でも伝説が語り継がれるこの 土地の時間や住民、伝説が生んだ のは、石造りの家や何世紀も古い 要塞などに詰まっていて、凝縮さ れた歴史の奇妙なオアシスです。 自然の中で動いた後は、強い山 風、そして暖まった豊かな丘の奇 妙な組み合わせの中で作られてい る家庭料理と、一緒にテーブルに 着くという伝統を楽しみ、新しい 味を発見して、失った力を戻しま しょう。
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料理の楽しみ
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ダルマチア料理は我々より何世紀 も前から、現代の食事習慣を取り 入れていたようで、魚やオリーブ オイル、野菜にハーブといった食 材を使い、軽くて消化しやすい料 理が食事の基本となっています。 しかし、そのダルマチア料理で は、メインの材料とその調理法が 同じぐらい重要で、その他にもパ セリやにんにくと一緒になって、 秘伝料理を生み出す月桂樹やロー ズマリー、バジル等のハーブも外 せません。そんな中、オリーブと ケッパーはいつでも食卓に並びま す。 お肉料理で地元の人の自慢料理と 言えば、何と言ってもボーラの風 で燻製にし、乾かしたもので、羊 チーズとよく一緒に出てくるダル マチアプルシュット(生ハム)、 又は子羊です。
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心と体の休暇 中央ダルマチアでは、ホテルで も、長期滞在用アパート型ホテル やキャンプ場、船やヨットに滞在 されても、地中海一きれいな海と 太陽の中で過ごす静かなバカンス だけに留まらず、それ以上のも のがあります。平均的な体力を必 要とするスポーツ、又は自分の限 界への挑戦や冒険心満載のスポー ツが提供してくれる興奮は、自由 という貴重な体験と、素晴らしい 思い出を残してくれることでしょ う。海の青さに飛び込んだり、海 岸や島の整備された散歩道を歩い たり、ブドウやラベンダー摘みを 手伝ったり、ダルマチアカルスト 地帯の薬用効果がある植物の香り の魅力を感じ、山道やクライミン グ、又は川の急流下りの挑戦を受 け、帆に当たる風を感じてくださ い。豊かな歴史や文化遺産、海の 青さとアドリア海の 中枢 であ る中央ダルマチアが提供するもの 全てを、いろいろな形で楽しんで ください。
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