Homotoxicology 6-phase table

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Chapter 4 | Assessment of Human Organism State by Functional Systems Using VRT 自律神経系の評価

2024 /

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自律神経系(ANS)の緊張の有無と程度は、 ホメオパシーレメディ 「Magnesia carbonica (MC)」の一連のポテンシーによって診断できます

ANSの緊張の指標 ANS緊張の指標

MC 1 ↓

ANS緊張レベル1

MC 2 ↓

ANS緊張レベル2

MC 3 ↓

ANS緊張レベル3

MC 4 ↓

ANS緊張レベル4

MC 5 ↓

ANSの疲労の有無と程度は、 ホメオパシーレメディ 「Cicuta virosa (CV)」の一連のポーテン シーによって診断できます。

ANSの疲労の指標 ANS疲労の指標

CV 1 ↓

ANS疲労レベル1

CV 2 ↓

ANS疲労レベル2

CV 3 ↓

ANS疲労レベル3

CV 4 ↓

ANS疲労レベル4

CV 5 ↓

神経系統共鳴テスト (VRT)法では、特定の器官の神経系統を評価することができます。

Organ preparation ↓ + ANSの緊張(疲労)の検査指標 ↑+ ANSに関連した特定の器官の オーガノプリパレーション ↓

ANSの緊張と疲弊を評価することは、迷走神経性または交感神経性の性質をもつ自律神 経クリーゼにおいて臨床的に重要です。 交感神経緊張性の危機として、片頭痛、 レイノー病、 間欠性跛行の初期段階、一過性の高血圧、二脳神経損傷、太陽神経損傷、神経節神経損傷 における心血管危機などの病態があります。 副交感神経性または迷走神経性のクリーゼに は、蕁麻疹、血管性浮腫、血管運動性鼻炎、気管支喘息、船酔いなどがあります。

自律神経失調症の患者を診察する際には、身体機能の神経・体液統合的調節を考慮すべき です。 甲状腺、副腎、下垂体のホルモンはANSの交感神経枝と密接に関係し、 その活動を刺 激することはよく知られています。 副腎の主要分泌産物であるアドレナリンは、交感神経系 の仲介役といえます。 内分泌器官と免疫器官の両方の役割を果たす胸腺ホルモン、副甲状腺、膵臓は、ANSの副 交感神経枝(迷走神経島系)と連動しています。

ANSの交感神経枝と副交感神経枝は、拮抗関係にあるだけでなく、相互に活性化する影響 も持っています。

結果を解釈する際には、緊張度のベクトルは主にANSの交感神経(陽)を反映し、疲労度の ベクトルは主に副交感神経成分(陰)を反映することを考慮に入れます。 ANSの交感神経副腎のつながりが弱まると、副交感神経-迷走神経-島のつながりの疲労が優位になります。 交感神経よりも副交感神経が優位になることは、腫瘍病態において特に顕著です。 以下の 指標を用いて、ANSの個々のリンクの状態を評価することができます。 • •

中枢性調節:hypothalamus, cerebellum, brainstem 末梢リンク:vegetative plexuses, i.e., plexus cervicalis, plexus cardiacus, plexus solaris など

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