EORIZE vol.03 by EORIZE

EORZEA FASHION & LIFESTYLE MAGAZINE

NOVEMBER.2018

Vol.03

瞑想

民間ヒカセンを盛り上げたいだけの情報誌エオライズ

うどんとオヤジ

新生エオルゼアの懐かしい話

EORIZE SNAP 街で見かけたおしゃれな光の戦士たち

紅蓮夜話

レインが紡ぐエオルゼア秘譚

SPECIAL INTERVIEW

ぽぽとなぎの机の上

音で語る、想いを奏でる。 THE SOUND OF MUSIC

イラストで綴るエオルゼアのお話し EORIZE CRAFT

エオルゼアを創る新米クラフターよしつねの挑戦

Meditation

Face myself 流行に身を包み、たくさんのおしゃれと絶えない明かりに囲まれる。華やかさに憧れて飛び込む新しい世界。とてもキラキラしていて、きっと楽しいがたえない。だがそれは、時に無機質でひんやりとわたしの体温を奪っていく。何だか少し疲れたな...。そう思い静かな場所に立ち寄った。何気なく空を見上げると、薄いグレーの雲間から空がのぞき、たまに射す陽にたまらず目を覆った。空はただ青く、陽は眩しく暖かかった。目を閉じて、思いをめぐらす。人は夢を描き、その実現を願う。でも、足を前に運ぶだけが道のりじゃない。実現するためだけに進んでいるわけでもない。わたしは、思い出した様に地図をひらいてみた。ここまでの出来事、出会った人達を思い出し少し微笑んだ。ゆっくりと立ち上がり、前を見つめた。自分の意思で自分のペースで行こう。いつかゴールを迎えたとき、自分で良かったと言える様に...。

SPECIAL INTERVIEW

THE SOUND OF MUSIC

音で語る、想いを奏でる。P3 うどんとオヤジ P7

EORIZE SNAP

P11

紅蓮夜話 P17 ぽぽとなぎの机の上 P25 EORIZE CRAFT

エオルゼアを創る P29 My Precious EORZEA

R PE R FO

MAN C E

音で語る、想いを奏でる。 The sound of music 皆さんはどんな時に音楽を聴きますか？好きな曲にはどんなストーリーがありますか？誰しも好きな音があると思う。お風呂の中、寝る前、たまの休暇。思いにふける時にも聴きたくなる音がある。好きな曲や音を聴くと、初めて知った時の景色と記憶が浮かぶ。 2017年11月末に実装され、エオルゼアに新たな彩りを添えた演奏コンテンツ。演奏に打ち込む5名の方にその想いを伺いました。

01.Yuria Vingt-six

02.Kelly Chen

04.RosS'o

(S’olih Tia/Rocca Freiheit)

03.Now Loading

01:Yuria Vingt-six

02:Kelly Chen

聴いてもらう相手に喜びと感動を与えたい。

沢山の方に演奏を知ってもらい、触れてもらい、もっと多くのプレイヤーと繋がりたい。

Twitter: @nnn666_26

演奏機能の実装から1週間ほど経ち、ふとクガネのBGM を演奏しているム?ビーを観て、「私にも出来ないかな」と思ったのが楽器演奏を始めたキッカケ。演奏が実装される前は、他のプレイヤーとあまり交流せず、ただコンテンツを消化し、トークンを集める日々を過ごしていた。以後は演奏を通した輪が広がる。シンリュウでの活動を主としていて、今や自身の店舗を持つほどに。筆者もお邪魔した事があるが、お店では演奏家の彼女と、通常時の彼女が垣間見れて新鮮だ。その他の活動では、よくリムサ・ロミンサでライブ演奏を行っている。幾度か演奏についてのお話を聞かせていただいたが、情熱的でとってもストイック。演奏を聴かせていただく度に進化していて都度驚かされるばかり。だが演奏モード以外では全く違って楽しい人(笑) Twitter：#bar_enfer_et_cieux

Twitter:@kelly_shinryu

2年前に開催されたマダムクワトロ作のマクロ演劇「Re'」。この作品を観て、ユーザーイベントの楽しみ方を知り、そこから積極的にユーザイベントに参加するように。その後、patch 4.15の演奏機能実装の知らせを見て『やりたい！』と思いチャレンジする。オーケストラコンサートを観て、より演奏に対する想いが強くなった。以後、独学で最近は譜面も読めるようになったとのこと。最近の活動は全ワールドの演奏者を参集した大型演奏イベントの主催や、各ワールドで開催されるイベントなど、各地で演奏関連の活動を精力的に展開。RosS oのS olih 君曰く、演奏界から代表を1名選ぶなら間違いなくKelly さんだと言うほど。Kellyさんはその努力の姿勢もさることながら、凄まじい行動力とスピードに私も驚かされます。やりたかった事を着々と実現していてただ感心。おしとやかな雰囲気のKellyさんですが、本来は姉御肌なんだと思います。今後もKellyさん率いるビッグイベントに期待！ Twitter：#光の演奏会

Yuria

ix s t g n Vi

Ke l l y C h

03:RosS'o S'olih Tia/Rocca Freiheit Twitter:@SolihTia_xiv/@rocca_xiv

これすごくね！？みんな聴いて！音を出すのが楽しい！これに尽きる。純粋に音楽を楽しんでいるRosS oのお二人はなんとリアルご夫婦。演奏だけではない、プレイヤーとしての魅力も持ち合わせる御2人。彼らが住まうRosS oガーデン（彼らのFCハウス）に遊びに行ってみたい。

【Rocca Freiheit】

【S’olih Tia】元々楽器が好きでリアルでも触っていて、楽器演奏の実装を耳にし、はあああああああああああああああああああああああ！！？？となったのがキッカケで、とりあえず触ってみたくて始めた。以後のエオライフは一変し、演奏に全ステータス極振り状態。元々地元の親友とFF11をやっていて、一緒に新生時代に FF14へ移動。FF14に特別モチベーションがあったわけではないが、以後も友人がいたので続けていた。（奥様であるRoccaさんとは当時別ワールドだった）共に始めた親友たちがFF14を去る中、Roccaさんの居るガルーダへプレイ拠点を移す。彼らの住まいはRosS oガーデンと呼ばれ、演奏界の聖地と言われ、多くの演奏家が集まるらしい。 Twitter：(https://goo.gl/1tobbJ)

S'o l i h T

元々楽器をやっていたので、実装後はドハマり。理由は S olih君と同じ。実はリアルでも合奏というか、音楽を一緒にやっていたが、それ以上にエオルゼアでの合奏の方にハマってしまった。FF14の演奏は単音だが、またそれが好きなポイントでもある。楽器演奏が実装され、最初に合奏をした曲は「雲霧街の夜霧∼イシュガルド下層：夜∼」であった。一時期演奏から離れていたが、復帰から1週間後にTwitterへ合奏「自由か死か∼紅蓮決戦アラミゴ∼」をUP。練習すれば合奏は可能なのだ...と実感した1曲だった。演奏コンテンツの実装前は、意外にもバリバリの戦闘民族レイド勢だった。合奏「自由か死か∼紅蓮決戦アラミゴ∼」をやり出した頃からRosS oとしての活動を本格的にスタート。普段はハウス周辺で好き好きに弾いています。フレンド達と集まって、聴いてもらったり、聴いたりしているそうだ。

ia ihei e r F a c Ro c

04:Now Loading Twitter:@50chiffon

街中の景色に溶け込んだ名わき役で居たい。「元々はレイドコンテンツ中心のエオライフだったが、アレキ律動時代に訳あって休止。その後、楽器演奏の実装を耳にし復帰を決めた」というナウさん。以前からこういうコンテンツを望んでいて、復帰後はほぼ楽器演奏しか触っていないのだそう。「目立たないけれど、そっといいものを届けたい。演奏が些細

something extra それぞれ採譜の仕方や練習の仕方、譜面の見方が違うというのも、演奏機能独特の面白さ。 RosS oのS olihさんは、譜面が読めないので暗譜で弾いているし、Kellyさんは独学で譜面を読めるように学んだ。皆それぞれに工夫をし、演奏を楽しんでいる。

な会話のキッカケになったり、MMOらしさを感じてもらいたい。」そんな演奏への想いを語ってくれた。とても口数が少ないN owさんだが、演奏に対する想いはやはりアツく鋭い拘りを感じた。一風変わっているのは、Now

今後は和音や合奏機能が実装されたりするのだろうか。

さんは1人で2人のキャラを操り、ソロで合奏をする奏者。どうやっているかは企業秘密ですがすごい...。どこかのワールドのリムサ・ロミンサにフラっと現れ演奏をし、本当の流しの様にフラっと去っていく。そんなNowさん、ではリムサのSモブと呼ばれていて、Yuriaさんの師匠の師匠だったりもする。もしリムサ・ロミンサで演奏をしているNowさんを見つけたら... あなたはとてもラッキーです。

i ng d a o L N ow

Yuria

合奏が機能で出来るようになっても、私は変わらずソロでやるかなあ。

RosS’oはずっと2人でやりたいし、俺らは2人でやるのが楽しいから Solih 変わらないと思う。私も今のまま変わらずヒッソリとやっていたいなあ。 Now EORIZE

それぞれのやり方で、素直にのびのびと楽しめるのがいいですね。

新要素を含め、何かをきっかけにより沢山の方に Kelly 触れてもらいたいですね。 EORIZE

最近すごく進化しているように感じます。演奏にずっと携わってきた方と、新たに始めた方と層が分かれそう。初心者が気軽に参加出来るような催しが増えるといいですね！

ユグドラシルさん※が、教室の様なイベントをなさってますよ。初心者の方でも丁寧に R occa 教えてもらえるし、楽しめると思う。【ユグドラシルの樹】※

チョコボ・べリアス・マサムネ。仮想カフェテリア「ユグドラシルの樹」

新生エオルゼアの特定のパッチに着目し当時の流行や、、埋もれているかっこいい装備を紹介していくゆる∼い企画です。書かれている記事はざるうどんのおぼろげなる記憶に基づいているため事実と異なる場合があります。（そんときはゴメンなさい）

UDN+OYAJI

うどんとオヤジ新生エオルゼアPatch2.5の話

ここは東ザナラーン、ドライボーンにある場末のラーメン屋。今日も日々の戦いに疲れた元ヒカセンが、一杯のやすらぎをもとめてやってくる…。 Photograph:Zru Udn

UDN+OYAJI 新生エオルゼアの懐かしい話

うどん

おやじぃやってるかぁ。

オヤジ

おう！うどんちゃんいらっしゃい！ずいぶん久しぶりだったじゃねぇか。

うどん

まぁちょっとやっかいなやつに絡まれちまってな…。何度も違うって言ってんだけど、テンゼンとかいうやつと間違えられてな。

テッテッテレッテー

Patch 2.5 TOPICS

オヤジ

ただの人違いか？それにしちゃエラく疲れてるじゃねぇか。

新生編いよいよフィナーレ！

うどん

あぁ本当にヤベェやつでよ、いきなりキレて蹴りまくってくるわ、音ゲー始めるわ…あげくの果てに引き寄せた先に落とし穴って…どんだけ意地が悪いんだか！ありゃテンゼンってやろー！そうとう悪さしてるな！

強くなったリューサン！

オヤジ

そういやドマやアラミゴは一息つけそうなんだってな。

うどん

あぁ長く辛い戦いだった…。まぁまた次の大きな冒険がまってる予感がするけどな。そういやイシュガルドへ向かうときも、似たような気分だったかなぁ。あのころは…

公式からのネタバレ禁止に揺れるヒカセン！次回「エアリス死す」テラフレアで死ぬリューサンはもういない！！調理師よりも弱いとは言わせない！

ゴールドソーサー封鎖できま…した。待望の非戦闘系大型コンテンツ開放！だが入れない！極ラウバーン？いや！極ゴールドソーサーだ！

うどん

ウルダハでの祝勝会は、本当に色々あったからなぁ。

オヤジ

オマエが追われる身と聞いた時は耳を疑ったさ！

うどん

目の前で起きた衝撃的事実と、これから起きることの期待と不安で浮き足だっていた時期で、あまり知られていない良装備は多いんだ！今日もオレのおススメを紹介しよう！

まずはこいつ「ボガトィーリ・キャスターアイガード」だ！ The厨二ともいうべきアイガード。ファイター装備が多い中で貴重なキャスター装備。装備部分が金属なので、特殊な魔道具を取り付けているような気分になれる！これを付けて封印されし魔力の暴走を抑えよう！

CHECK! 目の部分は円形で不透明の眼帯風

装備箇所頭取得場所武装聖域ワンダラーパレス (Hard) 邪念排撃古城アムダプール (Hard) 染色クラス

不可呪術士/巴術士/黒魔道士/召喚士/赤魔道士

装備可能Lv Lv 50∼

CHECK! 額と頬まで届く大きな金属部

ミラプリ POINT

①アイパッチと違いベルトがないので髪型を気にせず使うことができる！ ②スカラ胴やアラミガン胴との相性がバツグンうどんMEMO

CHECK! 円部分の赤、周囲の金と肌の色に関わらずインパクト大

□ アイパッチ系の装備は好きだけど「ブラックデスマスクはちょっとイメージが」「右目側を隠したいんだよなぁ」と言う人にぴったり！ □ レンジャー、キャスター、ヒーラーの３種の中で頭装備だけがそれぞれデザインが異なる。 □ キャスター(特に黒)で厨二感をだしていくなら必ず押さえておきたい一品！

あれ？これ眼帯じゃないのか！

そうそう！アイパッチだからベルトがなくてドレッドでも不自然にならないんだよ！

そして「ピカルーン・ストライカートラウザー」だ！少しパンクなレザーパンツ。レオンハート・ジャケットのようなジャケット系とあわせるのがおススメ！もとがネタ色の強いアタイアだったのであまり使っている人がいない。自分だけのミラプリでライバルに差をつけろ！

CHECK!

膝と足首にある黒いベルトが COOL！

腰のビスが Rocking！

装備箇所脚取得場所幻龍残骸黙約の塔邪念排撃古城アムダプール (Hard) 不可

染色

格闘士/モンク/侍

クラス

装備可能Lv Lv 50∼

ミラプリ POINT

CHECK! 光沢のあるレザー

CHECK!

①タイツ系のトラウザーと違ってストレートなのでズボンとして靴装備とあわせれる！ ②普段着のアクセントにレザーの質感がバッチリ！ ③腰の装飾をいかしてシンプルなブーツとあわせるのもGOOD うどんMEMO

□ 世紀末風のインパクトの強い装備。 □「蒼天のイシュガルド」リリース直前のパッチで追加されたので周回してまで集める人があまりいなかった □ 同時に実装されたID装備のボガトィーリアタイアがかっこいいためハズレ扱いに・・・悲しみのピカルーンアタイア

タイト過ぎずルーズすぎないシルエット

実は今回、これが一番紹介したかった装備なんだ！オレが知ってる中でも、指折りの知られざる名品！脚装備は見えにくいから、新しく実装されても注目されにくいしな！

さらに「ダークディヴィニティ・スコル」だ！「キャスターだって鎧が着たい！」少なからずその声はあった。 JOBイメージのためか布装備ばかり。しかし１部位１部位と金属装備が実装されていき…。これは、鎧キャスター物語の最初の１ページに刻まれた装備である。

装備箇所足取得場所闘神オーディン討滅戦染色クラス

不可ファイター/ソーサラー

装備可能Lv Lv 50∼

CHECK! 金属！（これに尽きる）

ミラプリ POINT

①キャスターが装備できる金属製の足防具！鎧に包まれた魔法使いをつくろう！ ②レガシーウォーリアの足に変わるキャス用金属足 ③膝下までしかないので、スプリングスカート等で足を隠す工夫は必要。うどんMEMO

□ とにかくキャス装備は布装備がほとんどでかなり貴重！ □ 実装当時はキャスターが装備できる鎧がなく、需要も少なかったが、紅蓮祭2016でレガシーウォーリアアーマーが実装され、いっきに注目された一品。 □ ちなみにレガシーウォーリア足装備は皮系のため単純にそろえるだけでは鎧キャスターはつくれない！

他の装備と比べてこいつはじｍ…シンプルだな…。

キャスターが装備できる金属足装備ってことに全てが凝縮されているからな！

UDN+OYAJI 新生エオルゼアの懐かしい話

最後は「デモンズ・レンジャーハット」だ！吟遊詩人といえばロマサガってのはおいといて。装備箇所頭やはりツバ広の帽子で目元を隠してってスタイル！取得場所クリスタルタワー：闇の世界しかし、 FF14の帽子は奇をてらったものが多く、使いづらい。不可染色そんな中でひときわ輝くシンプルなデザインのこの帽子。弓術士/吟遊詩人/機工士クラス「詩人ミラプリで困ったらこれかぶっとけ」な一品。装備可能Lv Lv 50∼

CHECK! CHECK! 赤青白の羽根がオシャレ

合わせやすいブラックとシルバーの組み合わせ

ミラプリ POINT

①シンプルなデザインで、ツバの大きな帽子がミラプリに使いやすい！ ②アクセントの飾りが、ロングヘアとの相性抜群！ ③ロングコート系の胴装備と合わせてミステリアスな雰囲気に！うどんMEMO

□ ツバの大きい帽子が多いレンジャーだけど、変な形じゃないのは意外と少ない！ □ サブステが優秀だった胴装備の陰に隠れた一品！ □ 奇抜デザインのオーソドックスレンジャーハットよりもミラプリの汎用性は格段に高い！

CHECK! ツバの広さが肩幅まで！（エレオス調べ）

クリタワは古代の民の迷宮も詩人頭は使い勝手がイイ

あれ？もう一つあるシルクスは…あ（察し）

うどん

な！けっこうカッコイイ装備が多いだろ？デザインもいいのに、店内で販売されることもなく埋もれてる装備が多いパッチだったんだ。

オヤジ

まぁ新生が終わるって初めてのタイミングで、みんなソワソワしてたんだな。

うどん

よし！腹ごなしもすんだし、ちょっとハロワ行ってくっかなぁ。

オヤジ

なんだなんだ？英雄様は職探し中かい？

うどん

まぁアパルトメントの家賃が厳しくてな。感染を頭割りだの一人受けだの、オレには正直わけわからんよ。

オヤジ

おぉ…まぁなんだ、がんばれよ…。

うどん

おうよ！ラーメンごっつぉさん！またくるぜ！

EORIZE SNAP エオライズSTAFF、Koyubiの独断で、街で見かけたおしゃれな光の戦士の方々を撮影させて頂く突撃企画。突然の声かけに快く応じてくださって本当にありがとうございました！

SNAP : 01

Rei Jewell

Location:Hingashi : Shirogane 秋らしい季節感もありながら、柔らかな色合いが女性らしいReiさんのコーデ。偏りがちなピンク系とブラウン系のバランスが最高！ハウジングもおしゃれな秋色でした。他のコーデも見てみたい…！

ITEM INFO ● ホワイトベレー（CB）

● マンダヴィルイヤリング

● ウィンターセーター（SP）

● ボーンヒーラー・ネックレス

● ネイルチップ（CP）

● エンペラーズ・ニューブレスレット

● 東方麗人袴下（LB）

● エターナルリング

● ハイハウス・ショートブーツ（LB）

CB=Cork Brown / SP=Salmon Pink / CP=Coral Pink / LB=Loam Brown

SNAP : 02

True Ham Location:Gridania

多く見られるルガ♂さんですが、ラザハンカルゼ・オータムシャツの様なユニセックスなアイテムも似合いますね。ホワイトのシャツ＋オーバルグラスが最高でした...。全体的に

えやすいアイテムと言う所も

Good！こんなルガディンもカッコいい！

ITEM INFO ● オーバルグラス ● ラザハンカルゼ・オータムシャツ（PW） ● エンペラーズ・ニューグローブ ● ストライフバッグス（JB） ● バトラーゲイター ● ベヒーモスイヤリング

※アクセ他全てエンペラーズ PW=Pure White / JB=Jet Black

SNAP : 03

Duo Supeldes

Location:Alexander-The Soul of the Creator 起動編/律動編/天動編と続いた、スチームパンクファン必見のアレキサンダーシリーズです。

「俺の好きなカラーはオレンジ！」アクの強い全身オレンジ染色のアレキサンダー天動編装備をサラリと着こなす Duoさん。クガネの街並みにハロウィンカラーが映えていて、ついつい目が行ってしまいました。キャラの肌色はパープルとややダークですが、ポップなコーデが明るいキャラに最高にマッチしていました。

ITEM INFO ● サイオンズローグ・バンダナ ● アレキサンダー・Cコート（SO） ● アレキサンダー・Cグローブ（SO） ● アレキサンダー・Cボトム（SO） ● アレキサンダー・Cブーツ（SO） ● WP：ダイヤタック（SO） SO=Sunset Orange

SNAP : 04

海と船がとても似合うイカした海賊ファッションに身を包む Rurusyさん。彼とは、リムサ・ロミンサの街中で「冒険者」風な方を探していた時に出会いました。光の戦士！？んなもん知るかよ！てな感じが文句なしにカッコいい。主な装備が始めたばかりの方でも入手しやすい物で纏められているので、参考にしやすい点がとても印象的！（よしつね談）ワインレッドがよくお似合いのシーフさんでした。

ITEM INFO ● バンダナ（WR）

● オミクロン・レンジャーリング

● ウールシャツ（WR）

● 大龍脈指輪【弓士】

● クロウ・オブ・ビースト（JB） ※他アクセ他全てエンペラーズ ● サベネアンサルエル（WR） WR=Wine Red / JB=Jet Black ● ハイハウス・ショートブーツ

SNAP : 05

Maru Mel

Location:Ishgard-The Pillars

オラターコートとクウェインチュレル・ハットをブラックに染色、可愛らしい造りのアイテムをダークトーンでまとめたMaruさん。ブラック/ワインのヘアカラーにとてもマッチしていました。ダークなトータルカラーリングに襟元にあしらわれたフリルが、雪がちらつくイシュガルドの街並みに映えてとてもハマっていました。かわいいだけがララフェルじゃない！（でもとてもかわいかったです...）

ITEM INFO ● クウェインチュレル・ハット ● オラタ―コート・アネモス ● レオンハート・グローブ ● オラタ―ボトム・アネモス ● アルケオーニスブーツ

IRREPLACEABLE

かけがえのないもの Author:Rain Matsuzaki/Illustration:Popo Mare

紅蓮夜話

STORMBLOOD THE ANOTHER STORY

レインが紡ぐエオルゼア秘譚 17

紅蓮夜話 STORM BLOOD THE ANOTHER STORY 「もしもし、フ・ラミンよ。申し訳ないけれど、石の家に戻ってきてくれないかしら」

タタラムは聞こえないふりをしてあたりを見回すと、「そうか。新型青燐機関の試験飛行はもう明日でしたね」

そう言うと、石の家のフ・ラミンはリンクパール通信を閉じ、「そうだッァ！この改良によりデズル・クワラン号は過去困った様子で大きく息をついた。彼女の目の前には、この

最高高度を目指すゥ！今はオポオポの手も借りたいくら

数日でここに届けられたいくつかの品が並べられている。

いなんだ、お前も手伝えッェ！」

どの品も誰に宛てられたものかは分かっている。石の家

「分かりました。実はハイウインド社に、冒険者さんの近況

を拠点とする、エオルゼアの英雄たる冒険者に宛てられ

が届いてたんですよ。急いでみんなに報せようと思って来

たものだ。贈り物が届くのはそれほど珍しいことではない。たんですが、後にしましょうか」世界各地を渡り歩く冒険者に直接モグレターで送るより

「野郎ども休憩だッァ！集合しろッォ」

も、石の家に送った方が早い場合があるからだ。

「あれ？」

問題は送り主の方だった。大きさが異なる木箱や包みに

作業は中断され、空力団の面々はタタラムの前に集まって

は、それぞれ違う蛮族の刻印が入っていた。これらの品々

座っていた。二十にも満たない数ではあるが、イクサル族の

を送ってきたのは、エオルゼア各地に住む蛮族たちだった

集団からの視線を一身に浴び、タタラムは落ち着かなかった。

のだ。さらに奇妙なことに、エオルゼアには複数の蛮族が

「ええとですね、ハイウインド飛空社から入ってきた情報

暮らしているが、そのうち五つもの種族がほぼ同時に品を

によると、冒険者さんは長くガレマール帝国に支配されて

送ってきていたのだ。処遇に困ったため冒険者を石の家に

いたアラミゴの奪還に成功したそうです」

呼んでしまったが、これをそのまま冒険者に渡してよいも

そこまで話しただけで、イクサル達がどよめいた。「すげぇ」

のか。冒険者が各地の蛮族たちと交流を深めているのは

「はんぱねぇ」という声が聞こえたが「アラミゴってなんだ」

フ・ラミンも知っていた。しかし、中身の分からない包みを

という声も聞こえた。セズルはわかっているのかいないのか、

そのまま冒険者に渡すのも不安だった。フ・ラミンは思案

タタラムの隣で腕を組み、うんうんと頷いている。タタラム

した後、慎重な手つきで包みの一つに手をかけた。

はつづけた。「解放作戦の最終局面、アラミゴ城の攻略では、イシュガルドを含めたエオルゼア同盟軍による総力戦になったようです。なかでも固く閉ざされた城門の突破は容易ではなく、空から魔導スカイアーマーの反撃を受けたそうです」「同盟軍には対空迎撃の手段はなく、絶体絶命の局面に現れたのは、大量の象を従えた冒険者さんでした。冒険者さんは象に乗って空を飛び、魔導スカイアーマーを次々と撃破していったそうですよ！」興奮気味に話したところで、タタラムはセズルの方を見ると、セズルのゴーグル越しに目が合った。セズルは真顔と思われる表情で口を開いた。「…象？」「はい、象さんです」

その数日前。

象を知ってはいたらしい。セズルは天を仰いで目を閉じ、

黒衣森・北部森林、エカトル実験場に一人のララフェル族

少し考えたあとに再びタタラムに顔を向けた。

の少年が走りこんできた。「セズルさーん！セズルさん！大変ですよ！」

「象が飛ぶかこのボケッェ！！」「いやいやいや本当なんですって！冒険者さんが象に乗っ

静まり返っていた実験場に響き渡った大きな声に、飛空艇

て空を飛んでいる姿はギラバニアで頻繁に目撃されてい

「デズル・クワラン号」の整備を行っていた空力団のイクサ

るんです！冒険者さんにかかれば象だって飛ぶんですよ！」

ル族技術者たちが一斉に顔を上げた。しかし、反対側からさらに大きな声が上がった。「騒々しいぞッこのボンボンがッァ！作業中だ！静かにし

「マジか…」セズルはよろめきながら後ずさった。「俺たちは…、このデズル・クワラン号を飛ばすのだって

やがれッェ！！」

あれだけ苦労したんだぞ…。なのにあいつは…、象を飛

ボンボンと呼ばれたララフェル族は、ハイウィンド飛空社

ばすだと……？」

の御曹司タタラムだった。「セズルさんの声の方が大きい

「神輿に乗って飛んでいたって話も聞きます」

ですよ」

タタラムの言葉はもうセズルには届いていないようだった。

セズルと呼ばれたエカトル空力団の長は、タタラムに聞こ

セズルはしばし衝撃から抜け出せないでいたようだが、大

えるように舌打ちをした。

きな首を左右に激しく振ると、イクサルたちに声を上げた。

黒渦団の少甲士スケートスィスは、本部での職務を終え、キャンプ・オーバールックへと戻り、そこからさらに目的地に向けて歩き出した。彼女が向かうのは、コボルド族第 789洞穴団の採掘地だ。789ある洞穴団のうち最底辺の組織、怠け者の集団だった。なんとか仕事をさせるためスケートスィスは普段そこを監視しているのだが、本部からの招集で数日離れてしまっていた。野生のグレネードが道の端で寝息をたてている。起こさないように通り抜け、鉄拵えのスロープを下っていけば、採掘地は目の前だ。「でも冒険者さんの近況も聞けたし、あいつらに話せば少しはやる気を出してくれそうね。ギ・グのやつもビ・ビちゃ「チクショウがッァ！野郎どもォ！俺たちも負けてられ

んのためならって少しは意気込んでたし、ひょっとして私

ねぇぞォ！あいつが象に乗って空を飛べるなら、俺たちは

が出かけてる間に自発的に仕事をってうおおおおい！！」

デズル・クワラン号であいつよりも高く高く飛ぶしか

採掘地に到着したスケートスィスは、目の前に広がる惨状

ねッェ！明日の試験飛行は失敗できねぇぞ！いつまで休ん

を見て叫んだ。眠っていたグレネードは叫び声に驚き目を

でんだ、作業にかかれッェ！」

覚ました。足元に広がるクズ鉄、火の入っていない高炉。

セズルに発破をかけられ、イクサルたちは堰を切ったよう

そして、クズ鉄の

にそれぞれの持ち場に駆け出して行き、そこにはセズルと

べっていた。

間を埋めるようにコボルドたちが寝そ

タタラムだけが残った。セズルはしばらく黙っていたが、「なんでそろいもそろってだらけてるのよッ！私が出かけイクサル技術者たちに聞こえないよう小声でつぶやいた。

る前は『ちゃんと働く』って言ってたじゃない！ちょっと

「おい、小僧よォ…」

ギ・グ！ギ・グ、どこよ！」

「はい？」

邪魔なクズ鉄とコボルドを蹴り分けながら、スケートスィス

「こんな時、ヒトはどうするんだ」

はやはり同じようにだらけきっているギ・グを探し当てた。

タタラムにはセズルの言っていることが分からなかった。第789洞穴団のピックマン、ギ・グは体を起こそうとしたがタタラムが答えられずにいると、セズルはタタラムの方を見てこう続けた。「あいつはよォ、俺にはよくわからねぇが、なにか大きなことを成し遂げたんだろう。だったら祝ってやらなきゃならねぇ。

それも止め、スケートスィスとは目を合わせずに応えた。「ううーう、い、今からやろうと思ってたところだーよ」「子供かっ！いま起きるのもめんどくさくなってやめたでしょ！」

俺たちはヒトじゃあねぇが、あいつには世話になったんだ。「じゃあ……あし……明後日から本気出すーよ」なら通すべき仁義ってもんがある。ヒトは、こういう時はどう祝ってやるもんなんだ」セズルはそう言うと顔を背け、タタラムには彼の表情が見えなくなった。「あいつは俺らのマブダチだからよォ」

あきれ果てたスケートスィスは、大きく肩を落とし、首を振った。「ちょっとアンタねぇ、冒険者さんとも約束してたじゃない。しっかり働いて、ビ・ビちゃんを迎えに行くんだって。そんなことでどうするのよ」

あのセズルが照れている。タタラムはそれを見て笑いそう

ギ・グはスケートスィスを無視して、ろくに研がれていない

になったが、そうはしなかった。

爪でお尻をぼりぼりと掻いた。第175洞穴団のアルケミスト、

「そうですね、人はこういう時、贈り物をして祝ったりします」

ビ・ビは、ギ・グの幼馴染だ。ギ・グはいつか上位の洞穴団

「贈り物だァ？」

になり、ビ・ビを嫁に迎えるのだと冒険者と約束していた。

「セズルさん、僕に考えがあります。ガーロンド・アイアンワークス社の社員が、青燐機関を流用して面白いものを作ったというんですよ」

ある夜、外地ラノシア・キャンプ・オーバールックに一艇の飛空艇が到着し、一人のルガディン族の女性が下りてきた。思っていたよりも風が冷たい。女性は両手を擦り合わせた。「ふぅ、すっかり遅くなっちゃったわ。ル・アシャ大甲佐の話につかまると、だいたいこうなるんだけど…」

「クズか！いま明日って言おうとしてやめたでしょ！」

紅蓮夜話 STORM BLOOD THE ANOTHER STORY 「さっき黒渦団本部で聞いてきたんだけど、冒険者さん、ドでギ・グは採掘地を出て行った。スケートスィスは伸ばしついに大甲士に任命されてついに私の上官になっちゃった

た手を下ろし、ぼそりと呟いた。

わ。あの人、あれからもすごく一生懸命に頑張ってるのよ。「何を集めるか言ってない…」あんたも冒険者さんにはすごくお世話になったから、今があるんでしょう？いい加減にやる気出さないと、もう冒険者さんにも愛想尽かされちゃうわよ」

「戻ったぜ、親父」

諭すようにスケートスィスがそう語ると、ギ・グが勢いよく

南ザナラーン・ブロークンウォーターは、照り付ける熱波

起き上がり、自信に満ちたような表情で口を開いた。

で空気さえも焼けるようだった。アマルジャ族灰の一党の拠点である灰の陣営に、仮面をつけた青髪のミコッテの少女が戻ってきた。陣営の奥の洞くつでは、灰塗の巨大な体躯を持ったアマルジャが静かに瞑想していた。「戦士ルーン・ガーよ。首尾はどうか」灰の陣営の族長、アマルジャ族のハムジ・ガーは瞑想を中断し、彼女を迎えた。ルーン・ガーはミコッテ族でありながら灰の一党の戦士として育ち、ハムジ・ガーとは互いに親娘のように想っていた。「ああ、戒中に炎

衆の連中がまたヒトの商人を襲って

たから戦闘になったけど、俺たちにも商人にも被害もなく「そこは考えてあるーよ。うちのボムバルーンを金色にでも塗って置いておけば、きっとまた冒険者さんもお手伝いしてくれるーよ」

追い払えたよ。ったく、連中ときたら、ザゴズ・テーを倒してやったってのに凝りやしねぇ」「阿

下頷。浅薄愚劣。まさに心囚われし者よ。統率する

「やめなさいそういうの！！」

者を失ってなお、愚行に走ることしかできぬとは」

「えっ…、でもでも、もう染料も準備して、染色班も組織して

心底軽

あるのーに…」「なんでアンタ達は自分で働く労力を惜しむのに、他人を働かせるための労力は惜しまないのよ」

している、という表情でハムジ・ガーはそう言っ

た。彼はルーン・ガーの目を見て、言葉をつづけた。「我らは至強を目指す者。邪魔立てする者があれば、我らも戦い続けるのみ。我らを助けてくれた、より至強に近き

ギ・グは意気を落とし、再び地面に寝そべってしまった。かの者のように」スケートスィスは大きくため息をつくと、ふと思いついた

ハムジ・ガーが自らよりも強いと認めるような人物は、ルーン・

ことを口にした。

ガーの知る限りたった一人だった。

「よし、わかったわ。じゃあこうしましょう。冒険者さんに、「あいつも最近は全然ここに顔出しやしないけどな。でもなにか贈り物をするのよ。昇進祝いってことにしてね。

あいつ、アラミゴを帝国から取り戻したんだってな。リトル

あんた達は、その材料を集めてきなさい」

アラミゴのグンデバルトが喜んでたよ。しかもその途中で、

「あれ？今しれっと仕事増やしたようーな…」ギ・グの言葉をスケートスィスは無視した。「期限は明日いっぱいよ。７日後とかにするとあんたたちは絶対７日間なにもしないでしょ」考えを読まれたギ・グは肩を落とした。

あじむすてっぷとかいう国にたった一人で戦を挑んで、そこのアウラ族をまとめて従えちまったって話だぜ」ハムジ・ガーは満足そうに頷いた。「豪胆無比。勇猛精進。豪快奔放な所業は我らに示す道の如き。炎

衆の愚者共が我らを畏れ、戦うことさえ躊躇する

「まぁ最後まで聞きなさいよ。冒険者さんのだけじゃなくて、ようになるまで、我らもまた強くならなければならぬ」少し多めに、ビ・ビちゃんにも贈るように集めてきなさい。女の子はね、贈り物に弱いのよ……って、ちょっとギ・グ、どこ行くのよ」スケートスィスが最後まで言い終わる前に、ギ・グはすでに動き出していた。ガラクタの山の中から自分の採集道具を盛大に音をたてながら探している。「さっそく材料を集めてくるーよ」「は？」「善は急ーげ。いってくるーよー」「え？ギ・グ、ちょっと待…」スケートスィスの制止も聞かず、見たことのないようなスピー

そう言うと、ハムジ・ガーは大きな手を顎に置き、深く考え

打ち合っていた。剣戟の音が一層の激しさをみせたあと、

込んだあと、ルーン・ガーに尋ねた。

一本の槍が宙を舞い、水しぶきを上げて海に落ちた。

「ルーン・ガーよ、例の物の進

はどうか？」

「ああ、アレか？なんせ作ったことのないもんだし、ナルジ・ボーの奴も随分手こずってたみたいだけど、昨日見た感じ

槍を落としたサハギンは、自分の槍の行方を追うことができなかった。たった今自分の槍をはじいた切っ先が、今度は鼻先に突き付けられていたからだ。

だと、かなり見てくれのいいモンができてたぜ。親父に頼まれて作ってるって聞いたけど、ありゃなんなんだ？」「あれは土産なり。直に完成するのであれば、ルーン・ガーよ、お前に頼みたいことがある。完成した土産を、モードゥナへと届けてほしい」「もーどぅな？なんだそりゃあ」聞いたことのない地名に、ルーン・ガーは首を傾げた。「モードゥナはかの者が住処としている場所。しかしモードゥナは此処より遥か彼方の地。途中ヒトの集落で休む必要があるが、我らが行くとまた騒ぎになりかねん。そこでルーン・ガーよ、お前に運び手を任せたい。ウルダハからグリダニアにわたり、「まいった」モードゥナを目指すのだ。遠き道程だが、お前なら…」「ウルダハに寄っていいのか！？」

槍を失った若いサハギンがそういうと、槍を突き付けていたサハギン、ノォヴは武器を引いた。「フスィーッ。腕を上げたな、セェウよ」「こんなんじゃあだめだ、まだ親父から一本も取れやしねぇ」ノォヴの長子、セェウはその場に座り込み、首を振った。「フスィーッ。それでも日に日に腕を上げている。息子に負けるには、私はまだ若すぎる。フスィーッ」ノォヴはかつて紅珊瑚の海魔と呼ばれ畏れられた猛者だった。父ほどの武人となると、セェウは一人しか出会ったことがない。「フスィーッ。あいつも、最近はめっきりここに帰って来やしないが、強くなってやがるんだろうな」誰とは言わずとも、ノォヴにも伝わっているようだった。

静かに聞いていたルーン・ガーの耳と尾が突如ピン、と伸びた。「うむ。聞いた話では、東方にて憎き帝国からヒトの領土を「う、うむ…？」

解放したらしい」

「はぁーっ！しょうがねぇな！遠いけど、親父の頼みで、「東方か。そういえば、エールポートであいつの妙な

を

あいつのためとあっちゃあな！しょうがねぇなー。ウルダハ

聞いたな」

かー。また行けるなんてなー」

セェウが呟くと、ノォヴは持っていた槍を浅瀬に落とし、

「ル、ルーン・ガーよ…」

息子の肩を勢いよく掴んだ。

ハムジ・ガーは彼女の高揚とした様子に面食らっていたが、「フスィー！妙な話とはなんだセェウよ！あいつに何かあっルーン・ガーはもうハムジ・ガーの方を見ていなかった。「グリダニアは初めてだなー。ウルダハみたいに人がいっぱいいるのかなー。おっと、早く支度しないとな。親父、ドレイク一匹連れてくぜ。あーっ、楽しみだなー」早口でそう言うと、ルーン・ガーは跳ねるような足取りでその場を去っていった。唖然としていたハムジ・ガーは遠ざかる娘の姿を見送ると、がっくりと肩を落として呟いた。「悲喜交々。河梁之別。娘の変化に一喜一憂しているようでは、我もまだ鍛錬が足りぬ。至強への道は、まだまだ遠い」

たのか！？ケガでもしたのか、それともまさか、カゼでも引いてしまったのか！？」「違う！落ち着け親父！」家族のこととなると途端に心配性になるノォブは、ヒトである冒険者のことも同様に気にかけていた。「聞いた話なんだが、どうも東方にはコウジン族とかいう亀みたいな奴らがいるらしく、そいつらと交流を持っているらしい」「フスィーッ。それは誇り高いことではないか。多くのヒトはヒレやエラの有る無しで我らを見るが、あいつはそんなことには左右されぬということだ」「いや、それがな、親父…」

決して口を開いた。「親父、あいつ、東方の海で数マルムの距離を潜ってたって言う

紅蓮夜話 STORM BLOOD THE ANOTHER STORY んだ。親父…、たぶんアイツ、俺たちのようにエラがあるぜ」それを聞いて、ノォヴは目を閉じて天を仰いだ。ノォヴは大きく息をついた後、再びセェウを見て言った。「フスィーッ。セェウよ、それ以上は何も言うな。家族といえど、話せないこともあるだろう。あいつはヒトの世界で生きているのだ。このことは他言無用だ」「わ、わかった…」

ながら応えたが、オルムシオはすぐさま反論した。「無理でふっち。この前もお前は強粘着オオグチソウに捕まった仲間を助けるはずが、自分がベトベトに捕まってたでふっち。あんなの、冒険者ちゃまにかかればオチャノコサイサイだったでふっち」「エ、エオルゼアの英雄と呼ばれてる人と比べないでくださいよ。それに、カストルム・オリエンスが解放されてから

父親の真剣な口調にセェウはたじろぎながらもそう応えた。は、僕だって少しは役に立ってるじゃないですか」ノォヴは海の方を心配そうなまなざしで見つめている。

「まぁ、それはそうでふっちね」

「ふむ。しかし、便りがないのは良い便りとヒトは言うらしいが、あいつは私たちのかけがえのない家族。やはり心配だ」「フスィーッ。だったら親父、こういうのはどうだ？大陸の方にイシノイエとかいうあいつの住処があるらしい。そこに贈り物をするんだ。あいつに届けば、きっとここにも顔を出しに来る」セェウの提案に、ノォヴは大きく頷いた。ノォヴの豪奢な頭飾りが大きく揺れた。「フスィーッ。それは名案だセェウよ。そうだな、家族の元気な顔はやはりこの目で確認したい。あの時よりも、背が伸びただろうか。ちゃんと腹いっぱい食べれているだろうか」

カストルム・オリエンスが帝国から解放され、グリダニア

ノォブはしばらく腕を組んで考えたあと、セェウにこう提案した。からギラバニアに渡る人間は日に日に増えていた。その道中「よし、セェウよ、かつてあいつが我らに持ってきてくれた、にあるシルフの仮宿にも立ち寄るヒトがいたのだが、ヒトあの丸い果実を探しに行くぞ。あれはとても旨く、栄養が

とは大きく異なる文化様式をもつシルフ族との橋渡しを、

ありそうだった。あれを食べればあいつもきっと元気で

ヴォイスが担っていたのも事実ではあった。カストルム・

いるだろう」

オリエンスは仮宿暮らしのシルフ族にとっても最も身近な脅威であった。そのため仮宿のシルフ族のオトモダチでもある冒険者が基地を解放したとの報せに、仮宿は喜びに沸いた。シルフ族の長老・フリクシオは、大恩ある冒険者にお礼をすることを提案し、仮宿のシルフたち全員が賛成した。シルフ族が得意とする裁縫で作った品物を贈ることが決まったが、ヴォイスの提案により彼とオルムシオはもう一つ、別の品を探しに来ていた。黒衣森に自生するティノルカ茶葉は、渋みが強く飲用には適さない。しかし、中央森林のある区域にだけ、飲用に使える茶葉が自生しているという話を、ヴォイスがギラバニアに向かう冒険者から聞いていたのだ。ふと、ヴォイスが突然足を止め、進んでいた方向の先を

陽はすでに傾き始めていた。陽光が陰り始め、少し冷えつつ

指さした。

ある中央森林・グリーンティア択伐地で、ヒューラン族の青年

「オルムシオさん、見てください」

が身をかがめて何かを観察していた。

「おお…あれでふっち？」

「ダメですね…これもティノルカ茶葉です」

ヴォイスが示した先に、小さな茂みがあった。ヴォイスが

「ふっち…」

聞いた特徴と合致している。ヴォイスの目にはその茂みが

ヒューラン族の学者・ヴォイスの言葉に、オルムシオは

小さく光を放っているように見えた。

がっくりとうなだれた。ヴォイスが立ち上がり、あたりを見回し

「はい、間違いありませんよ。でも…」

てから歩き出すと、オルムシオはふわふわとそれについていく。茂みの周辺には、およそ２ヤルムほどはあろうかという大き「本当にここで合ってるでふっち？お前の聞き間違いの気がしてきたでふっち」「ひどいなぁ、少しは信用してくださいよ」後ろをついてくるオルムシオの言葉に、ヴォイスは苦笑し

さの豚と猪を合わせたような獣が何匹も

徊していた。

ヴォイスには、獣の群れに気づかれずに目当ての茂みにたどり着くのは困難なように見えた。「ヴォイス、ついにお前の出番でふっち」

えええええええええ！！」ヴォイスの悲鳴はだんだんと小さくなっていき、そしてついに聞こえなくなった。

「へ？」ヴォイスは自分の声が裏返ったのが分かった。「お前があのケダモノどもの眼を盗んで、あれをこっそり引っこ抜いてくるでふっち」「いやいやいやいや無理ですよ！あれホグレットじゃないですか！肉食ですよ！？」「大丈夫でふっち。おまえは悪い子シルフから御子ちゃまを盗み出したという実績があるでふっち」「見つかりましたけどね」

ある日、石の家を訪ねる者がいた。

「自分に自信を持つでふっち。おまえはやるときはやるオトコ

派手な出で立ちのイクサル族と、きれいな身なりをした

でふっち。おまえはシルフ族の頼みの綱なのでふっち！」

ララフェル族の少年だ。彼らは一つの包みを持ってきた。

「そ、そうですか？そこまで頼りにされたら、行くしかあり

「コイツはなァ、その名も「オラオラケトル初号機」ィ！水を

ませんね…。分かりました、いってきます！見ていてください。

わずか５秒で沸騰させ、蒸発するまで沸かし続けるッゥ！」

必ずアレを取ってきます」

「やめようって言ったんです」

自信に満ち

「デズル・クワラン号は大幅な改良によって過去最高高度

れた表情で、ヴォイスは木の陰からこそこそ

と歩き出した。「ちょろいでふっち」

に到達したァッ！あいつに伝えろォッ、悔しかったら、実験場にいつでも顔を出せってなァッ！」

ヴォイスには聞こえない声で、オルムシオはつぶやいた。思いのほかヴォイスはうまくやっていた。木をうまく使い、ホグレットの視界に入らないように、時に立ち止まりつつ、じっくりと着実に目当ての茂みに近づいて行った。あと数ヤルム。ヴォイスはもう目当ての茶葉しか見ていなかった。パキッ乾いた音はオルムシオの耳にまで届いた。ヴォイスは足元を

またある時、黒渦団の女性兵士がコボルド族を引きずってやってきた。「ハァ…ハァ…、ご、ごめんなさい。ラノシアからずっとこの調子で」「もう軽く十年分くらいは働いたから、当分働きたくないーよ。だからまた手伝いにきて欲しーよ」

見ると、自分のブーツが木の枝を踏んでしまったことが分かった。ヴォイスはおそるおそる顔を上げた。辺りを徊して

またまたある時、仮面をつけた青髪のミコッテ族の少女が

いたホグレットたちの視線が、一斉に彼へと向けられていた。

ドレイクに跨りやってきた。

「あああああああああああああああああッ！」

「普段は武器しか作ってないんだけど、みんなで頑張って

断末魔のような叫び声を上げながら、ヴォイスが力の限り

作ったんだ。あいつに渡してくれよ。それと、灰の陣営にも

走っている。その後ろを、無数のホグレットが猛追してい

たまには顔出せって伝えてくれないか？リムサ・ロミンサって

た。木々を避けながら右へ左へ、ヴォイスはどうにかホグ

とこにも、いつか連れていってほしくてさ」

レットとの距離を保っていたが、どう見てもそう長くはもち

さらにある時、豪奢な頭飾りをつけた威厳のあるサハギン

そうになかった。

族がやってきた。

オルムシオはあたりにホグレットがいないのを確認し、「フスィーッ。慣れぬ土地で体を壊さないように、栄養の

悠々と茂みに近づき、目当ての茶葉を刈り取り、持ってきた

あるものを持ってきた。これを食べて、また元気な姿を

麻の袋に大事にしまった。オルムシオは一瞬ヴォイスのほう

見せてほしいと伝えてくれ。私たちはあの場所で、家族で

に目をやったが、すぐにまた前を向き、その場を離れた。

あるお前の帰りを待っている、と」

「ヴォイス…、おまえのギセイは無駄にしないでふっち」

最後に訪れたのは、一人のシルフ族と、なぜか全身ボロボロ

「いやぁああああああああああ！たたたたたた助けてええ

になった学者風の男だった。

紅蓮夜話 STORM BLOOD THE ANOTHER STORY 「お願いです・・・冒険者さんに・・・仮宿に来るように伝えてください。このままでは、僕は・・・」「こいつではわたち達のイタズラをスイコーできないでふっち。冒険者さんに、またお手伝いしてほしいでふっち！」

粗暴で、面倒くさがりで、雄々しく、家族思いで、いたずらが大好きな友人たち。今はまだ旅の途中、抱えている問題も、待ち構えている敵も多い。けれど道のりを振り返れば、そこにはかけがえのない友人たちがいてくれる。だから今はこの熱い紅茶を飲んで、少しだけ休むことにしよう。

冒険者が石の家に帰ってきたのは、フ・ラミンに呼ばれてから数日経った日のことだった。すっかり日は暮れていた

そして、自分の無事を願ってくれる彼らに会いに行くのだ。

が、珍しく月が見えている。昼は冒険者で賑わうレヴナン

昨日よりも今日よりも、明日を力強く歩いていけるのは、

ツトールにも、人の姿はまばらだった。

彼らのおかげなのだから。

酒場セブンスヘブンに入ると顔なじみの冒険者たちが酒を酌み交わし、大声で笑いあっている。彼らと挨拶を交わし、酒場から石の家へ続くドアを開けて中へ入ると、さわやかな柑橘の香りが届いた。「おかえりなさい」奥でエフェミと話をしていたフ・ラミンは冒険者の姿に気が付くとこちらに歩み寄り、いつものように穏やかに微笑んでそう言った。「あなたに変わったお客さんがあったの、贈り物があるん

― END ―

だって。頂いたものを並べてみたのだけど・・・」そう言ってフ・ラミンは冒険者を奥のテーブルに案内した。テーブルに近づくと、柑橘の香りがより強く感じられた。テーブルに広げられているのは、変わったティーセットだった。真っ先に目についたのは、角が生えたような形のケトルだった。その隣に置いてある鉄製のカップは、ティーセットにしてはとても大振りで、作り慣れていないのか形がいびつだが、木が拵えてあり丈夫そうだった。貝殻で作られた小さめの器には、輪切りにスライスしたラノシアオレン

この物語は「FFXIV 蛮族デイリークエスト」に基づいて作られています! 蛮族クエストストーリーライン

コボルド族

絶対的縦社会のコボルド族の中で最底辺の集団、その名も「第789 洞穴団」。やる気なし、技術なし、でも楽して暮らしたい。ほかの洞穴団に嫌がらせをして、この縦社会を生き抜こう！

サハギン族

ヒトとの共存を望むサハギン族「ノォヴ一味」。ヒトをヒレナシとみ、侵略しようとする「珊瑚の銛」。ヒトと蛮族は争い続けるしかないのか。憎しみの先にある融和を求め、あがき続けるサハギン族の親子の物語。

シルフ族

千年に一度産まれるという「伝説の御子」ちゃま。シルフ族の未来を決定づける御子ちゃまを、悪い子シルフに渡すわけにはいかない。悪い子シルフにイタズラをして、御子ちゃまを取り戻そう。

イクサル族

飛空艇技術者を目指すタタラムはイクサル族技術者集団「エカトル空力団」と出会い、遥かなる空を目指す。飛空艇建造の先で明らかになったのは、翼を持たない者たちの夢と絆だった。

ジが並んでおり、かつてこの果実をとても喜んで受け取った友人が思い出された。深めの器には、ラノシアで採れるフルーツを燻製にしたものが盛り付けてある。オレンジやベリー、プラムなど、外地ラノシアの近くで採れる果物だ。これらの品が、色鮮やかな草織物の上に並べられていた。「誰からの贈り物か、分かるかしら？」

悪戯っぽく笑って問いかけるフ・ラミンに、冒険者は微笑を浮かべて頷いた。そのティーセットは、実にちぐはぐで、まとまりがなく、多くの人が見れば滑稽なものだと笑うだろう。しかし冒険者はそれを見て、すぐにいくつかの顔を思い

アマルジャ族

戦に生き、戦に死ぬ。一生をかけて己を鍛え続ける「灰の一党」は、焔神の力に頼る「炎衆」との戦いを続けていた。真の強さを求める者たちが、至強を目指し熱の大地で出会う。

浮かべた。

「エオルゼアの何気ない場所を観察しよう！」 Illustratorぽぽとフォトグラファーなぎが取材をして編集部に帰ってきました。そんな2人の机の上は…

CR E

THE EO E R T ん

木人 MANNEQUIN

E CR IZ A

ボトルの中の小さな世界

FACE

MYSELF

何の知識もないけど、見よう見まねでエオルゼアを創る。さてさて、どんなモノができるのか…！？自分を見つめる・振り返る…。前回からクラフト活動を始めた私にとって振り返えれるような道筋はまだ無いに等しい。では、普段から活動している光の戦士としてはどうだろうか…？レイド攻略中もまったりしたナギ節の時も傍らに居たのは…。そう！「木人」でした！等、 10 0均・ホームセンター具を工・身近で手に入る材料使っていきます！

レシピ/材料

・ビン（100均）・ハイドロボール（100均）・苔［ホソバオキナゴケ］（その辺から採取） ※ホームセンターや熱帯魚コーナー等で売っているらしい

・木材［桧］（ホームセンター）・竹ひご（100均）

エオルゼアを創る。

ヨシツネの挑戦

エオルゼアを創る

・各種塗料（ホームセンター）

S T EP

ビンに入れることを考えて、全長30mmになるように各パーツをカット。木人の腕部分は支柱に通したいなぁと思ったのですが、2mmの角材にそこまで加工する技術は無かったです（笑）。そこで、お互いに溝を作って合わせる形に！

S T EP

パーツを接着して笠・顔・本体・胴を作ります。金具部分は前回もお世話になったアイアンペイントで表現。今回 1番拘ったのが胴の特徴的な模様！マスキングして模様を塗装した後、サンドペーパーを掛けてエイジング加工風に。

S T EP

エオルゼアを創る

THE EO

も

くじ

CR E

ん

木人 MANNEQUIN

E R

E CR IZ A

ボトルの中の小さな世界

FACE MYSELF 心を無にして木人を叩くとアラ不思議！頭と心が整理され悩みは吹き飛び、おまけにDPSも向上するかも？木人さんは我々光の戦士にとって、一番身近な存在なのではないかと私は思っています。そんな木人へのリスペクトから生まれた今回の作品。木人制作に挑戦出来たのは前回の経験が活きた証なのかもしれません。ちょっとずつですが、成長しているはず！インテリアとしても使えるように苔リウムで表現したので、リアルよしつねROOMの癒やしスポットとして飾っていますよ。 32

MY PRECIOUS

EORZEA 大切な場所。

自分にとって大切な場所ってありませんか？初めて降り立った地、仲間との出会い、別れ。何度も挑戦し、苦労して攻略したBOSS戦、夜遅くまで語り合ったあの場所。それぞれに様々なEORZEAの歴史があります。冒険の中で壁にぶち当たった時、そこへ帰りたくなる場所…。光の戦士の数だけ物語があり、想い出があるのです。

S’olih Tia Rocca Freiheit @SolihTia_xiv

@rocca_xiv

Hingashi:Kugane Pier #1

クガネ第一波止場「RosS’ o」のスタート地点であり、合奏をやっていく事を決めた思い出の場所。 RosS’oと名乗る前の2人が、演奏家として活動を始めた頃の話。空に浮かぶプリマビスタ号、停泊している黒母衣丸、エウレカ・アネモス編が実装され、人でごった返す小鍛冶屋前の広場。いろんな方に演奏を聴いてもらいたくて、赤板の広場あたりで弾いてみる事にした。当時はまだ今の衣装を着てなくて、この人混みの中でも2人が合奏している事をわかってほしくてペアの衣装を着る事にした。イメージカラーの紅を選んだのはS’olihさんのインスピレーション。この時に選んだ紅が後に結成した「RosS’ o」命名に繋がっている。ここから広がった世界と輪。今はまた違う居場所が出来、ここで演奏をする事はあまり無くなったけど、来る度に「RosS’ o」の原点を思い出せる大切な場所です。 34

EDITOR'S

NOTE 編集後記スタッフ編

Popo Mare

IL LUS T R ATOR

今回はチョコボに注目して歴史や周辺情報を集めました。キャラクターや土地と違って、特殊な注目の仕方だったのでヒト、土地、霊災なども含めて、点在する情報を結びつけていくのが難しくて楽しかったことです。また、設定として掘り下げ終わっている部分で、とても気になる事があり、いつか公式に質問してみたいところ！まずは引き続き、今の企画を続けること。あとは初心者の方にも、ベテランの方にも楽しんでもらえるような、設定解説の企画をやってみたいです!今後も EORIZEメンバーとわくわくし続けていたいです。

Rain Matsuzaki

PL A NNE R/ W RIT E R

とにかく難産でした。最初に考えていた話の文字数を減らそうとしたら、さらに文字数が増えてしまうという…。文字数を意識して話を考えられるようになりたいです。当初考えていた話は、北部森林に迷い込んだシルフを、イクサルが送り届けてあげるという話でした。将来的にはもう一回は紅蓮夜話を書きたいと思っています。「紅蓮のリベレーター」が終わる前に、ドマに関係するあの人のその先を描きたいです。次回はちゃんと短編を書きます！

Neco Zukin

A R T DIREC TOR GR A PHIC DE SIGNE R

Yoshitsune Bright

PL A NNE R/ W RIT E R

前回に引続き、ミニチュアを制作しています。何を作るかは割とすぐ決められたのですが、作るのにあたって、どこまでデフォルメするかに悩みました。身近に絵を描く方がいるので、その辺を今度聞いてみようかなぁ（笑）もうちょっとアレコレやりたいこともあったので、企画外でも色々遊ぼうと思います。今後は、なにかお題をもらって作るというのをやってみたい気もします（出来るとは言ってない）。そのためにも、もっと遊んで「蓄え」を増やしていきたいです。もっとオラに時間をくれぇ・・・。

Zru Udn

PL A NNE R/ W RIT E R

導入と終わりの掛け合いでは「今」の話題を盛り込むようにしてます。その「今」っていうのが発行日をさしてて、記事を上げるにあたって何を取り上げるかに苦心しました。とくにオメガアルファ零式未体験なので、記事にとりあげるために何種類も動画や攻略記事をみました。今思えば宗教戦争ネタいれたかったなぁと！今後はコンテンツだけじゃない「FF14の楽しみ方紹介」みたいなのをやってみたい。コンテンツに疲れ、 FF14の楽しみ方を見失いそうな人に何かを伝えればなって思ってます。

Fees Linecru

W E BDIREC TOR/DE SIGNE R

8月にEORIZEに参加して初めてのリリース。3rdに合わせて EORIZEのウェブサイトをリニューアルしましたが、作業に時間を割くのが思いのほか大変でした（やる気スイッチが入る前に寝落ち）。今回でベーシックなものができたので、今後は継続して更新しながら、冊子やユーザーイベントと連動した、ウェブらしい企画にも挑戦できればいいなと思います。今後も引き続き、編集部の皆と一緒にコンテンツやものづくりを楽しんでいきたいです。Shinryu開国して！！

Nagi Abel

PHOTOGR A PHE R

今回も好きなようにSSを撮らせてもらっただけなので苦労したことはないのですが、ぽぽさんの世界観を大切にしたいので私のSSでそれが崩れてしまわないかという不安はありました。次号もぽぽなぎ企画を担当しながら、風景SSだけでなくちょっと苦手な人物撮りにも挑戦していきたいです。

−テーマ：瞑想英語表記版モンクのアビリティでもおなじみメディテーション、そう『闘気』です。MAXまで溜めて放つ！そしてゼロからやり直す…このサイクルが潔くて好き。原点を振り返ると言う意を込め、私のルーツジョブであるモンクより抜粋しました。すみません、冗談です…。季節は秋、1年のスリークウォーターが過ぎようかと言うこの頃。ここまでの歩みから一定のアウトプットが形となり、良くも悪くも過程と結果に悩まされる事が多く、自身の行いに

藤が入り混じる時期だと思います。

私自身がそうであり、例年この時期に道を外さないために振り返りを行います。そうする事で、良し悪しを含めた自分の行いに納得が出来、いい意味でリセットをかける事が出来ています。誤りや遠回りも無駄ではなかったな！と思えます。（ただのバカポジティブかもしれない）

−3rdで感じた難しさテーマである「瞑想」。これが思ったよりも難しく、描いていたイメージに苦戦してしまい、自分が書く原稿に手がつかず、めちゃくちゃギリギリで原稿を提出しました(笑)そもそもプライベートが繁盛期で、全くリラックスできていなかったのも一因ですが、前回の『出会いと別れ』と比べ捉え方が多様すぎて、気の持ち様で書く内容が全然変わってしまって、何度書き直した事か…そして気付くとスランプに陥ってました。（リリーススライドの背景）ココんたさん、みんな本当ゴメン…！でも、メンバー全員がしっかりと想いを

んでくれて、そ

れぞれのフィルターを通し、それぞれの企画で「瞑想」を表してくれました。出来上がってきた企画に目を通し、ただ感動。号が進む毎により高いクオリティが求められますが、そこも満足出来ていると思います。 …言葉は本当難しい。

したが、今はそうではないと思います。事に応じますが、早さと正確さを求め、正否で切り分けをする時もあります。ですが、状況や結果はどうあれ最終的に選ぶのは自分。なので自信を持って進みたい。自信マンマンでエッヘン、そういうニュアンスではなく、自分を最も信じているのが自分、ここを大切にしたいという事です。後悔先に立たず、過ぎた時間を悔やんでも決して戻りません。自分が選び過ごした時間は、自分にとって意味の有る物に。そうあるために、時には足を止め思いをめぐらせます。こういった想いを落とし込みたくて、「瞑想」という言葉を選びました。大切を忘れないと言う願い。EORIZEも変わず陽の様な存在でありたい。そして最後に良かったと笑いたいです。 Nov.2018 K'aya kha 36

I’m here. 僕はここにいる。

はじめたばかりの人も、長くプレイしている人にも FF14のいろいろな楽しみ方を知ってほしい。コンテンツを攻略する以外にも人とのつながりや、フィールドの素晴らしさ、 SSや音楽、ユーザーイベント等々。そんな編集長の想いから生まれた「EORIZE」。

もしかしたらSTAFFが突然あなたにインタビューしたり、声をかけてSSを撮らせてくださいとお願いするかもしれません。そこからまた「つながり」が出来て続いていくといいなと思います。

「民間ヒカセンを盛り上げたいだけの情報冊子」 EORIZEをどうぞよろしくお願いします。

EORIZE

EORZEA FASHION & LIFESTYLE MAGAZINE QUARTERLY

季刊（年4回刊） UNOFFICIAL

eorize.cf @EORZEA_RISE 編集部

SHINRYU@MANA

STAFF CREATIVE DIRECTOR

K’aya Kha

ART DIRECTOR/GRAPHIC DESIGNER

Popo Mare FASHION STYLIST Koyubi Huit

Neco Zukin

ILLUSTRATOR

PLANNER/WRITER

Zru Udn,Nagi Abel,Yoshitsune Bright Mad Eterno,Rain Matsuzaki WEBDIRECTOR/DESIGNER Fees Linecru

EORZEA FASHION & LIFESTYLE MAGAZINE

NOVEMBER.2018

Vol.03

民間ヒカセンを盛り上げたいだけの情報誌エオライズ SPECIAL INTERVIEW

音で語る、想いを奏でる。 THE SOUND OF MUSIC

うどんとオヤジ

新生エオルゼアの懐かしい話

EORIZE SNAP 街で見かけたおしゃれな光の戦士たち

紅蓮夜話

レインが紡ぐエオルゼア秘譚

開眼

ぽぽとなぎの机の上

イラストで綴るエオルゼアのお話し EORIZE CRAFT

エオルゼアを創る新米クラフターよしつねの挑戦

Awakening