ERM風力発電関連サービス

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WIND EXPO 2025 – UK PAVILION

Sustainability

Sustainability is our business

世界最大のサステナビリティ専門 コンサルティングファーム

1971年設立、サステナビリティに特化した世界最大のファームとし

て専門知識と幅広い知見を有しています。

世界のリーディングカンパニーのパートナー

世界有数の代表的企業における持続可能性の推進をサポートし、 より良い未来を実現します。

サステナビリティのThought Leader

数々のベンチマークやレイティングにおいてマーケットリーダーとし

ての地位を確立しており、 案件の過半数が特命契約であることも、 クライアントからの信頼を裏付けています。

ERMは「ESG及びサステナビリティ・コンサルティングリーダー」に選出 されました。

世界最大のサステナビリティ・コンサルタント会社であるERMは、独立調査会社である

Verdantix社の2024年版レポートにおいて、「ESGおよびサステナビリティ・コンサル ティングリーダー」に選ばれました。

Verdantix社の「Green Quadrant: ESG and Sustainability Consulting 2024」は、ESG およびサステナビリティ・コンサルティング市場で最も優れたコンサルティング・プロ バイダーのベンチマークを提供しています。ERMは、Leaders‘ Quadrant に含まれ、 アセスメントの Capabilities 部門で全社中最高得点を獲得しました。

ERMは、業務改革・アドバイザリー、ESGファイナンシャル・アドバイザリー及びESG& サステナビリティ―・アドバイザリーにおける幅広い高度な専門性について特に高く 評価され、これらの分野で全コンサルティング・プロバイダーの中で最高得点を獲得 しました。

ERMのグループCEOである Tom Reichert は: 「ERMは、Leaders‘ Quadrantに選出 され、能力評価で最高得点を獲得したことを誇りに思います 。サステナビリティを ビジネス戦略に組み込み、製品やサプライチェーンなどの重要な分野でサステナ ビリティ・パフォーマンスを強化するために、クライアントを支援していることが評価 されたのです。」

プレスリリース:リンク

当社は、クライアントがサステナビリティ―

統合された一連のサービスを提供・支援します。

サステナビリティ の必須事項

ERMの実力

サステナビリティ が重 要な世界で勝ち残る為 の戦略

• 脱炭素化の加速

• 持続可能性に向けた 変革

• 炭素市場と自然気候 ソリューションの活用

サステナブルな経済社 会移行へのファイナンス

サステナブルな製品と サプライチェーンの創出

持続可能な手段による 資産の開発

• ESGを重視した取引 アドバイス

• 金融機関向けのESG ハンドブックの導入

• ESGリスクと開示の 管理

• グローバルな製品管理

の確保

• 製品の持続可能性と 循環経済の推進

• 持続可能なサプライ チェーンの構築

• 再生可能エネルギー の未来を築く

• ESG に合わせた資本 プロジェクトの提供

• 資産価値の最大化 –負債を制限し、価値化 を可能にする

持続可能性とコンプライ アンスの日常業務への 統合

• 自然資本を意思決定 に組み込む

• EHS リスク管理と パフォーマンスの向上

• ソーシャルライセンス の確保とソーシャル キャピタルの構築

• 安全で健康的な職場 づくり

イネーブラー

人材: ステークホルダーの管理、能力開発、変更管理、ビジネス変革

プロセス: コンプライアンスの保証、パフォーマンス管理、開示と報告

テクノロジー: ワークフローのデジタル化、人工知能、独自のツール

組織のあらゆるレベル、あらゆる意思決定ゲートウェイにおける

再生可能エネルギーに関するアドバイザリーサポート

戦略・市場調査

プロジェクト評価

• データサービス、分析、マーケット・インテリジェンス、政策分析

• 市場参入サポート、入札評価およびサポート

• 競合他社分析、サプライチェーン調査

プロジェクト開発

技術面と環境面が統合されたサービスで、クライアントの成功を支援します。 テクニカル アドバイザリー 戦略 コンサルティング

• 事業用地・海域特定と選定、代替案の評価

• サイト評価、均等化発電原価(LCOE)、環境的および社会的制約の マッピングと分析

• プロジェクトの進行サポート

プロジェクト実行

• 環境社会影響評価 (ESIA)

• 地域及び国際基準を考慮した許認可サポート

• 利害関係者の関与、気候変動レジリエンス、労働と人権に関する アドバイザリー、事業廃止とリパワーリング

• 投資アドバイザリー、M&Aサポート

• プロジェクト・マネジメント、プロジェクト・エンジニアリング、技術的 サポート

• 品質、コンプライアンス、衛生・安全・環境(HSE)管理、リスク管理

主要クライアント

ERMは、再生可能エネルギー分野で事業を展開する世界有数の企業や公的機関と緊密に連携しています。

日本においての洋上風力サポート実績

ERMは、日本の洋上風力発電市場において、技術面・環境面ともに幅広い分野でクライアントの事業を支援してきました。以下は主な 実績の一部です。

洋上風力公募ラウンド

テクニカルアドバイザー

Client: Confidential

• EPC、O&M、財務の評価。

• 事業計画に対するリスク及び事業性の評価。

APAC 風力発電

サプライチェーン調査

Client: Global Wind Energy Council (GWEC)

• 日本を含むアジア太平洋地域6か国を対象とした風力 発電サプライチェーンの調査及び2030年へ向けた ボトルネック分析

• 各国の利害関係者とのヒアリングを基に、APAC全体 におけるサプライチェーン構築へ向けた提言

洋上風力公募ラウンド

HSE関連資料作成

Client: Confidential

• 公募提出資料における「施工期間における労働者の安 全衛生・危機管理への配慮及び環境保全」に関連する 資料の作成

環境影響評価(EIA)プロセス

のサポート

Client: Confidential

• 洋上風力発電事業に対する環境影響評価の実施支援。

• 環境社会ベースライン情報の収集、環境社会リスク マッピングの実施 、ステークホルダー対応。

海外の洋上風力市場調査

Client: Confidential

• 市場調査を通じた海外洋上風力事業参入支援。

• GRIPなど、ERMのプラットフォームを活用した政策、 許認可、風況及び既存プロジェクト情報の調査。

SEP船市場調査

Client: Confidential

• 全世界におけるSEP船動向についての調査

• クライアントの立場を考慮した戦略的支援

✓ ERMは、 再エネ海域利用法における 洋上風力 公募 の入札をサポートするため、 テクニカルアドバイザーサービスを提供しました。

✓ ERMは独立した第三者アドバイザーとして、プロジェクトのEPCおよびO&M契約、

CAPEX、OPEX及びDEVEXの技術的レビューを通じて、プロジェクト戦略、主要なリス ク及び事業性を評価しました。

✓ ERMは Global Wind Energy Council と共同で風力発電のサプライチェーン調査を実施しました。

✓ アジア太平洋(APAC)地域全体の風力発電関連の利害関係者と100回以上のヒアリングを重ね、APACでの野心的な風力発電施 設導入へ向けたサプライチェーンの課題を整理し、各国及び地域全体へ向けた提言をまとめました。

海外の洋上風力発電市場調査

✓ 国内洋上風力発電事業者の海外市場参入支援における洋上風力発電市場評価

✓ ERMは、弊社独自の洋上風力データベースGRIP を活用し、海外の複数の洋上風力発電市場の利点、潜在的リスク及びクライアント にとっての事業参入意義を評価しました。

✓ 調査は、政策、売電プロセス、海域利用と許認可、現地調達基準、技術的ポテンシャル及び既存のプロジェクトの情報収集等の主要分 野に焦点を当てました。

ERMは公募提出資料における「別紙7:

施工計画」内の「施工期間における労働者 の安全衛生・危機管理への配慮及び環境

保全」に関連する資料の作成を支援いた しました。

✓ 事業者の社内HSE基準と日本の洋上 風力業界ベストプラクティスを統合し

た安全・衛生・環境計画を作成。

✓ 複数ワークショップなどを通じてクライ アントと密接に連携。

✓ 弊社の洋上風力に関する国内外で豊 富なHSE支援実績を活用。

環境社会影響評価

ERMは日本の複数の計画中の洋上風力発電所対する環境影響評価法における環境 アセスメントの支援を提供しました。

ERMは、日本の環境規制や政策について20年以上にわたり事業者をサポートしてきた 経験を生かし、洋上風力発電プロジェクトの開発を支援しています。当社は環境アセス メントにおける各専門分野のパートナー企業と提携し、主要な許認可のマイルストーンを 円滑に進めています。

当社が提供した環境社会影響評価関連の支援のサービスは以下の通りです。

✓ 都道府県や市町村の関係者との事前打ち合わせのサポート。

✓ 既存文書のレビュー、主要な専門家との協議、潜在的に重大な影響の評価、特定

された影響を緩和する対応策などを含む配慮書の作成。

✓ 環境影響評価の審査会対応などを含む、配慮書開示のサポート。

✓ 開示された配慮書に対するパブリックコメントへの回答作成。

日本のクライアント向けに、船舶ブローカーとの協力の基、洋上風力発電所建設に使用 されるSEP船の全世界の市場調査を行いました。

✓ SEP船の市場価値

✓ SEP船の用船及び売買市場

✓ 計画中案件の風車規模などを含む世界中の洋上風力発電プロジェクト概要

✓ 洋上風力発電O&M市場におけるSEP船活用

✓ 石油・ガスなど、洋上風力発電以外でのSEP船活用

✓ 洋上風力分野におけるSEP船戦略策定支援

ERMDolphynプロジェクト

Dolphynプロジェクトは、ERMのビジョン具現化の一例です。

ERMは2018年から洋上水素生成プラントの開発を進めており、

超低炭素水素の大規模生産計画を推進しています。ERMの アプローチは、浮体式風力発電プラットフォーム上で電解、脱塩、

水素製造工程を一体化し、製造した水素を陸上の需要地まで パイプラインを通じて供給するものです。

ERMは、イギリス、スコットランド及びウェールズの政府から1,500

万ドル以上の支援を受け、初期のコンセプトの実現可能性評価 から、詳細なエンジニアリング設計及び立地選定までを進めて きました。

昨年6月には英国で初となる洋上環境での海水からの水素製造 の実証実験を無事終えました。今後、商業規模の実証機(10MW) を設置し、いずれウェールズ沖のケルト海での商業規模プロジェ クト(100MW〜300MW)へ向けて計画を引き続き進めていきます。

DolphynプロジェクトWebサイト: www.dolphynhydrogen.com

デジタル ソリューション

DIGITAL SOLUTIONS

ERMは以下のデジタルツールを使いクライアントの風力事業の成功及び脱炭素化の実現をサポートします。

全世界の洋上風力発電プロ ジェクトから導き出される現在 と将来の市場分析により、投資 意思決定をサポートします。

LEnSは、独自のLCOEモデル により、プロジェクトの競争力を 評価します。

GRIP は、ERMが提供するデータ、予測、モデリング及び調査ツールの 中核を担う情報ハブです。

Global Renewables Infrastructure Project (GRIP ) とは洋上風力発電事

業に重要な情報を提供するデータソース です。

• 事業者 、投資家、メーカー、サプライ チェーン 企業 、NGOなど、幅広いクラ イアントのために、データ抽出、分析、 将来予測を行います。

• GRIP 2.0 で は、 従来の GRIP から 機能性 と処理速度を向上させると 共に、より使い易いインターフェース に改良しました。

優れたユーザビリティ シンプルなデザイン、

多岐にわたる 検索

データ、 モバイル

デバイス対応

多面的分析と結果表示

技術別、地域別等、多様 なパラメーターによる

高度な分析と、グラフを

多用した 、 分かり易い

分析結果表示

GRIP には、1,000件以上の運用中および計画中の 洋上風力発電プロジェクトに関する 世界中の 公開 情報が保存されています。

このグローバル市場戦略情報システムは、パソコン、 タブレット端末及びスマートフォンから利用が可能で 、以下のURLから当社のオンライン・データ・ポータル にアクセスできます。

grip.thinkrcg.com

毎日更新される 最新 データへ、素早い アクセスが可能 最新のデータ

洋上風力発電事業の 専門家による、独自の モデルデザイン、分析 及びサポートを提供 専門家によるデザイン

REALISE

: 建設候補地におけ

る市場評価並びにリスク評価を 通じて、事業性判断を支援する ツールです。

• 専門家が特別に設計した

データ分析を通じて数値評価 される収益性やリスクレベル は、論理的な再生可能エネル ギー発電所の建設候補地の 選定に役立ちます。

実データとモデルデータにより 算出した 風況が候補地選定を 支援します。

自然環境や、生活環境への影響 を、プロジェクトの一環として評価 します。

調査、建設及び運用の各段階で 必要な同意、許可及びライセンス を特定します。

建設用地と海底利用の為の用地 リース、ケーブル敷設及び公地利 用に関する許認可を特定します。

系統連系の方法を評価します。

市場収益構造や補助金の条件を 考慮して 、 プロジェクト収支を 評価します。

新設時の施行条件評価 、 部材 調達、現場施工及び運転保守か ら、設備廃止に至るライフサイク ル全体 を考慮した評価を行い ます。

事業化前市場評価

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Data データ収集・インプット

• EIAとLCoEに関する実データのインプット

Inspection

プロジェクト候補地の選定

• ソーシングを通じて、投資方針を決定(エリア全体または一部)

Analysis

分析、評価、ランク付け

• マトリックスを使用したLCoEとリスク評価・マッピング

Decision

最適な対象エリアを特定

• 戦略に基づく評価(価値最大化、事業機会獲得、リスク最小化など)

1.データ収集・インプット

2.プロジェクト候補地の選定

3. 分析、評価、ランク付け

4. 最適な対象エリアを特定

入手可能なデータを収集すると 同時に、対象地域全体を「マクロ スケール」でレビューします。

各分野の専門家がREALISEの データ分析と 地形情報 に基づい て有望な開発地域を特定します。

Resource

Environment

Authorizations

Land

Interconnections

Sales

Engineering

クライアントの戦略は、 重要条件 として 、 このステップで 考慮しま す 。 地域 同意 可能性 、 収益性 及び投機性を見極めます。

候補 地域内の開発可能性を徹 底的に評価します。技術適応性、

許認可 取得 、 系統 接続、その他 のハイレベルな 技術 検討事項に ついて、より詳細に分析します。

LEnS を用いた相対的LCoE値 のハイレベルなレビューを含め、

有望開発地域における潜在的開 発リスクと収益性を分析します。

リスクと収益性に基づいて候補地 をリストアップし、総合的な評価を 相対的にランク付けします。

企業戦略に基づいて、どのような リスクとリターンのプロフィールが 自社に適しているかを判断し、新 規開発の有望候補地点を特定し ます。

Levelised Cost of Energy Sensitivity (LEnS ) は、プロジェクトの 競争力を評価するデジタルツールです。

LEnS : 独自のLCoEモデルによ り、事業収益性判断を支援する ツールです。

• 建設前段階において、洋上風 力発電プロジェクトのLCoEを 評価します。

• プロジェクト間のLCoE比較が 可能です。

• コスト要因と収益機会の特定 を通じて、プロジェクトのシナ リオを比較します。

LEnS Analysis

1 立地条件と適用技術の選定。

CAPEX、OPEX、発電効率及びスケジュールのモデル化。 データ入力:

市場動向の把握・考慮。 データ参照と検証:

2 GRIP と技術知識を活用したERMのインプット。

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4

財務、CAPEX、OPEX及び発電効率をLEnS 分析に活用。 クライアントによるシナリオの検証が可能。 モデルチューニング:

建設前段階における洋上風力発電プロジェクトのLCoEを評価。 LCoE評価:

5 ERMは、コスト要因と収益機会特定を通じた、プロジェクトの シナリオ比較、メリットオーダー分析並びに入札戦略策定を 支援可能。 付加価値分析:

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