命の真珠を あなたに

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命の真珠を あなたに 真実の知らせ

神の預言者・使者 ガブリエレの以下の著書からの抜粋: 『真珠採り― 神の知恵の真珠』 P 2019 年1月 © Gabriele-Verlag Das Wort GmbH Max-Braun-Str. 2, 97828 Marktheidenfeld Tel. 09391/504135, Fax 09391/504133 www.gabriele-publishing.com www.gabriele-verlag.com www.sophia-bibliothek.de/ja/ 全著作権所有。無断転載・複製禁止。 印刷: KlarDruck GmbH, Marktheidenfeld Best.-Nr. G302JP

愛が無い場所、愛が乏しい場所には

何も育たない。

何も茂らない。

一瞬だけ燃え上がるかもしれないが、 すぐに燃え尽きる。

愛は私たちの

生と行いの点火薬であり 燃料である。

だから、私たちは自問しなくてはならない。

自分が今、していることは

一瞬の炎にすぎないのか、それとも 愛から生まれたものなのか。

私たちは知り、体験しなくてはならない。

神が今ここにいることを。

それを体験するには

ときどき活動を止め、喧噪を離れ、

落ち着かなくてはならない。

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神とは何者だろうか。

神は創造者である。

神は力、神は光である。

神は無限の

絶対的な知力である。

神は流れである。

神は命である。

神は愛の法則である。

私たち人間は息をする。

神が私たちの中の命だから。

神は私たちの魂の根源にある。

神は無限なるものの 力と法則である。

命は生きることをやめられない。

生は、汲みつくせずとめどなく流れる

光の流れ、神のエネルギーの 流れである。そのエネルギーは 失われない。

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生とは神であり、神の御心を満たす者は

生きる。その者は死を感じることも 味わうこともない。

自問しようとする者、その日その時の

自分を究明し、

知ろうとする者は、 勝利する。

私たちは自覚すべきである。

いかなる人間も自分の地上生活を 他者の手に委ねることはできない。

表面的な宗教にも委ねられない。

どの人間も、自分を洗練し、

性格を高尚にするよう

偉大なる霊に呼びかけられている。

祈りとは

同情し、責任を 担うことである。

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私たちは、なにかと

幸福を求めている。

幸運を外に探すなかれ。

それはあなたの中にある。

次のような霊的な標語を掲げよ。

私は内から外へと自分を変える。

自分の人間的すぎるものに 対処することで、新たな 人間像を作り出す。

そうすれば私のためになる。

幸せな気分になる。私は自由だ。

自分の思考に力と活気を みなぎらせること、それは 自分の中のキリストを 朝から肯定し始める ということである。

同胞に自由を与えよ。自分が望むことや

自分でできるようなことを 同胞に強制してはならない。

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私に何が起きようと、私に寄り添い、

私の仕事場にいて、 私のそばにいるのは、

神キリストである。

キリストは、私が心の動揺をもとに 自分を認識し、

キリストの力で浄めることで、

新たな人間が生まれること、 人生が内側から刷新される ことを望んでいる。

キリストの中に生きるのは 幸せなことである。

キリストの中に生きることは 人生を豊かにする。

それはまさにこの時代、 この薄暗い世界において、私たちに 切実に必要なことである。

キリストは呼びかける。

私のもとへ来なさい。

あなたの中のキリストへ。

こちらへ来て、私に身を委ねなさい。

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あなたの中のキリストに。

心から祈りなさい。

祈りを果たしなさい。

私、あなたの中の神キリストはあなたを 幸せに、自由に、健やかにする。

信心による行いとは

自分の利己的な振る舞い、

自分を束縛していた振る舞い、 手放したくないという 鎖を知ることである。

そのような自分の振る舞いを 変えることである。

それを変えて、イエスの、 キリストの教えを徐々に満たして いく者は、内へと進み、 新たな善き人間に変わる。

私たちはそれを永遠なる世界へ 携えていくことができる。

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同胞を心から愛しなさい。善いことをし、

宇宙的な「神による存在」が 一体なものであることを体験しなさい。

自然の力を体験しなさい。

母なる大地とそれが抱えるもの

すべてを大切にしなさい。

そうすれば、あなたは 内なる光に倣い、

内なる光を追うように 生きて歩むようになる。

性格が優れていなければ

義務を自覚することもない。

敵方、敵対者は、何よりも 一体や共同を恐れる。なぜなら、

別れよ、束縛せよ、支配せよ

と言う者だからである。

一方で、霊は結びつけよ、 存在せよと言う。

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隣人への不満をもとに

軋轢を生むなかれ。

さもなくば、現状よりも

はるかに多くの被害を 被ってしまう。

慈悲の力で報いること、

それが偉大さである。 感謝の中に力がある。

感謝の中に助けがある。

たとえまだ難しくとも

心からの感謝は私たちに力、 助けを与え

神の近さを感じさせる。

私たちが人間に依存する限り、 たとえ共に喜ぼうとも

それは表面だけの喜びである。

すると、隣人の評価を期待し、

しまいには隣人のエネルギーも 期待する。

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このような主の言葉がある。

生きることを学ばなければ 与えることも学ばない。

無私無欲に与えない者は奪う。

それは貧しい者であり、 さらに貧しくなる。

そうなればこの世は没落する。

自分を信頼できないなら、

自分の考えが分からないなら、

どうやって信頼を得ることができよう。

自分の考えが分からないなら、

自分が何者だか分からない。

自分が何者だか分からなければ、

どうやって神に向かうことができよう。 どうやって信頼が

できるようになろう。

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信頼とは
神を拠り所にすること。
神を拠り所にするなら それができるように

自分の人間的なものを

減らさなくてはならない。 そうすることで初めて 信頼が育まれる。

人間の性格を秀でたものに洗練し、 人間の存在に調和をもたらし、

その心情を穏やかにする

この世で最大のものは、 永遠の普遍的な愛、 神から訪れる愛である。

神の愛に専心する者は、

同胞に無私無欲の喜びを与える。

なぜなら、そのような者は、

感謝や賞賛を期待することなく

無私無欲に与えるからである。

神のため、隣人のためにすることは、

たとえごく些細な作業でも

そこに喜びを感じなさい。そうすれば、

まだ自分の中に埋もれている

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さらなる能力が得られる。

あなたは自分が思っているより 立派なのだから。

神はどこで体験できるのだろうか。

私たちは何か豪華で壮大な ところだと思い込んでいる。

そうではない。

それは鳥のさえずりにある。

それは周囲で吹く そよ風にある。

意識的に感じれば、

それは草むらにある。

バラの香りにある。そのことを心から 意識するようになれば、

私たちは小さな利己的な世界に 目を向けなくなる。

壮大な宇宙の出来事の中では、 純粋なものはすべて

愛の掟に従っている。

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そのことを心の中で実感すれば

私たちは自由になれる。

長い目で見ると、自分の役に立つことは 万人の役に立つことだけである。

神の御心にかなった考えと行いは、

他の人の幸せと希望を強めつつ、 あなたの心へいっそう強くなって 返ってくる。

いかなる人間にも危害を加えるなかれ。

人間にも、動物にも、 植物にも、石にも危害を加えるなかれ。

神は年配者のためだけにあるのではない。

神は若者のためにあり、 大人のためにあり、

年配者のためにある。

神は常にここにあり、

常にすべてを捧げている。

イエスに従うことで

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神を知り、体験しなさい。

そうすれば、自分のそばに 親友がいることを意識できる。

もし、しかるべき形で

人間同士が接するなら、 一人ひとりがこの世の善、

人間、動物、自然への善行に 共同で責任を持つようになろう。

盗みには、このような形もある。

隣人が自分に注意を向け、

自分がしたくないことを 代わりにしてくれるようになるまで、

たとえそれが思考の中であれ

その隣人に関わり合うことで、

エネルギーを奪うことである。

自由と言える唯一の人間は、

愛、自由、一体という万物の法則に 従って生きる者だけである。

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優しさとは慎ましさでもある。

隣人が知ったかぶりをしていても 出しゃばらず、黙ることである。

それから指摘をしてもよいが なおも隣人が正しいと言うならば、 黙ることである。

これも正しい慎ましさである。

どんな物事も神は知っているのだから。

私たちは一人ではない。地上が 暗くなればなるほど、

訪れる神の光は増える。

光へ向けて自分を開きなさい。

そうすれば

真っ暗で陰鬱な時代にも 光を受けられる。

責任を忠実に果たすということは、

良心があり、集中力と貫徹力があり、 目標にひたむきで、

同胞意識があるということである。

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人生を切り開く者、すなわち

霊的な目標を定める者は、 敏感になる。どんどんと自問する。

例えば、自分の考え、発言、 行いは命にあたるものなのか、

それとも世俗的で、

神の法則に反しているのかと。

イエスが望んだのは、内なる宗教、

偉大で全能で永遠なる愛への献身、

自由、美、正義の法則への献身、

永遠に作用する

宇宙的な法則への献身である。 その法則は神であり、一つずつの魂、

一人ずつの人間の、魂の根底にある。

表面的な愛は欲する。

内なる愛は与える。

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もし地上に動物がいなければ

どうなるだろうか。

地上に植物がなければ どうなるだろうか。

私たちはそもそも生きられるだろうか。 生きられないだろう。

私たちは、一体なるものが何を意味するのか 学ばなくてはならない。そうすれば 動物、植物が話すのを体験できる。

母なる大地の管弦楽が聞こえる。

そうなれば、もう動物を 苦しめることはない。

人間対人間の戦争は終わる。

私たちは友になる。

偉大なる兄弟キリストの

精神に則って兄弟、姉妹になる。

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P

による 偉大な宇宙 の教え

それを理解できた 使徒たちと 弟子たちへ

キリストの啓示が、神の預言者かつ伝達者であるガブリエレ よって、1991年12月31日に明らかにされた。「あなたがたは 晴らしい時代に生きている。

れ以上にない宇宙の時代である。生命の霊、私の中の神、神 の中の私が、最高のもの、すなわち絶対法則を注ぎ出す。

なさい。人間にとって二度と訪れない時が来ている。直々の すなわち神から与えられ、教えられる絶対法則は、あなたが たに真の「神による存在」、霊的な遺産を示す。あなたがたが真に至高の神の子 であることを、徐々に知り、認識できるように。そこに認識しなさい。絶対法則 の全容が与えられることは、物質主義時代の終焉を象徴することを。絶対は絶対 なのである。それ以上のものはない」

宇宙的意識への内なる道

基礎段階「秩序 」

神の知恵の智天使たる兄弟エマヌエルによる啓示 神の預言者ガブリエレによる伝承と解説

宇宙的意識への内なる道」は、自由の霊、つまり私たちの中 「神」のもとへと導く道です。それは、より高尚な文化と平 和な人類を目指し歩み続ける人々にとっての神への愛そして隣 愛につながる道です。「内なる道」は、神の国からの申し出 あり、神の知恵が預言者かつ伝達者であるガブリエレによっ 啓示されたものです。それは、救世主とソフィアの時代に、 潔と愛の道を進むよう心に決めたあらゆる人々のためのもの です。広範にわたる訓練の書をぜひお読みください。

宇宙的意識への内なる道トレーニング、訓練、その他、秩序の段階の基本的な教 えに関して役立つ数多くの助言を含んでいます。

Hardbound, 284 pages, ISBN 978-3-89201-998-5

Hardbound, 254 pages, ISBN 978-3-89201-961-9 www.gabriele-publishing.com

ナザレの
イエス
自由なる普遍的な霊は 人間、自然、動物に対する 神の愛・隣人愛の教え www.gabriele-publishing.com www.gabriele-verlag.com www.sophia-bibliothek.de/ja/ Das Wort ガブリエレ出版社

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