Engineering Japan 13

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エンジニアリング 日本 ENGINEERING JAPAN

エスターライン・コネクショ ン・テクノロジーズ―スリオ のハーメチック38999コネク タがQPL認定を取得

6 一つのデバイスに光切断セ ンサと視覚センサが見事に 融合 比較計測や監視用途 で、すぐに使えるソリューショ ンとなっています

13 PcVue 11.2がつなぐ、スマート・ビルディ ングと分散型エネルギー・リソース

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効率と柔軟性がさらに向上 拡張ポートを備えたIO-LINK センサ/アクチュエータ・ハブ

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ENGINEERING JAPAN

HMS INDUSTRIAL NETWORKS

ARC INFORMATIQUE

SOURIAU

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4 CRESTCHIC

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8 PEPPERL +FUCHS PROCESS AUTOMATION

PEPPERL +FUCHS PROCESS AUTOMATION

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BALLUFF

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w w w. p d f- e n g i n e e r i n g - j a p a n . co m


お問い合せ: John WHO 編集長: editor@pdf-engineering-japan.com 記事掲載のお申し込み: editor@pdf-engineering-japan.com 本 誌 無 料デ ジタル 版 をご 覧 いた だ けま す。登 録 はこちらから: www.pdf-engineering-japan.com ENGINEERING JAPANは、IPM (Industrial Portal Media)がお届けするエンジニア向けの専門誌です。産業市場の最 新製品および企業ニュースを紹介しています。 本誌では、記事の編集に最大限の注意を払っていますが、掲載情報の正確性を保証するものではありません 弊社は記 事の内容や利用方法について、一切の責任を負わないものとします。

INDUSTRIAL

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新製品

IXXAT INPACT PCIE MINIカード なら、PCとPROFINET IRT FIBER OPTICを通信可能に

HMSインダストリアルネットワークスは、マルチプロトコル対応IXXAT INpactシリーズ にPROFINET IRT Fiber Optic対応Mini PCIeを加えます。 厳しい 環 境 下で 確 実なデータ通 信を可 能にする設 計 I X X AT I N p a c t なら、P R O F I N E T I R T F i b e r O p t i c のスレ ーブインターフェースを簡 単 に実 装 で き、産 業 用 小 型 P Cや 小 型 機 器 にも お 使 いた だ け ま す。代 表 的 な用 途 には 、サブシステムと上位ネットワークとの 接 続 、ヒューマンマシンインターフェース(H M I)のプ ロセスデ ータの可 視 化 、P Cベースのプロセス機 器 に よるデータ収 集 などがあります。またI X X AT I N p a c t は 、A I D A(ドイツ自 動 車 工 業 会 オートメー ション 推 進グル ープ )の P R O F I N E Tインターフェース 要 求仕 様 に完 全準 拠しています。 光ファイバーを 介した P R O F I N E T I R T は 、耐 干 渉 性 とデ ー タ送 信 に 対 する 最 も 厳し い 要 件 を 満 たし ま す。そのため 、自動 車 産 業におけるボディ組 立ロボッ トセ ルなどの き わ めて 重 要 なプ ロセ スや、自 動 溶 接 システム等 の 電 磁 干 渉 を 大 きく受 ける分 野 で 多く採 用されています。

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マル チプ ロトコル 対 応 I X X AT I N p a c t シリーズのハ ードウェア 特 長 この 新 し い P R O F I N E T I R T F i b e r O p t i c 対 応 カ ード は 、P R O F I N E T や E t h e r C A T 、E t h e r N e t / I P、P o w e r l i n k 、M o d b u s -T C P、P R O F I B U S など 様 々な 産 業 用 E t h e r n e tとフィールドバ スプロトコルを サ ポートした I X X AT I N p a c t シリーズの 最 新 製 品で す。IX X AT INpac tのマルチネットワーク対応能力は、 全 世界で 数百 万台 もの 機 器 に採 用されている豊富な 実 績を持 つ H M S のA n y b u s C o m p a c t C o mテクノロ ジーに 基づ いています。 FP G AベースのAny b us NP4 0ネットワークプロセッサ は、産 業 用Eth e r n e tあるいはフィールドバスネットワ ークと、お客 様のP Cアプリケーションとの間で行う通 信処 理に必 要なあらゆる機 能を 備えています。FP G A は、低 遅 延 且つリアルタイム 動 作が 可能で、要求の厳 し い 産 業 アプリケー ション に 最 適 で す。P R O F I N E T I R T F O の 接 続 は、S C- R Jコネクタを 介して行います。


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そ の 他 の ネットワー クも 、そ れぞ れ の 規 格 に 応じ た S u b - D 9コネクタあ るい は R J 4 5 E t h e r n e tインター フェースをサポートしています。 IX X AT INp a c tは、ネットワークプロトコルをプレイン ストールした各ネットワーク専用 製 品として提 供して います。また、柔軟性とオープン性に優れたCommon E t h e r n e t バー ジョン は 、お 客 様 に て必 要 な 産 業 用 Ethernetプロトコルをインストールいただく製品です。

等 のリアル タイムO S へ の 対 応 につ いても 、ご 要 望 に お応 えしています。 I X X AT I N p a c t の 詳しい 情 報につきましては w w w. i x x a t . c o m / i n p a c tをご 覧ください。

お 客 様 のアプリケーションとの 接 続 IX X AT INp ac tは、W in d owsおよびLinu xに対応した 包括 的なドライバーパッケージと合わせて提 供してい ます。このパッケージによって、使 用する通信カードの タイプやプロトコルによらず、お 客 様 は 独自のアプリ ケーションを迅 速かつ簡単に開発できるようになって います。またプログラミングインターフェースが 統 一さ れていますので、お 客 様 のソフトウェアを 変 更するこ となく、I X X AT I N p a c t カードおよびプロトコル 間 の 切り替えが行え、柔軟性の向上と開発コストの大幅な 低 減につながります。R T XやIntim e、V x Wor k s 、QNX

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エスターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリオのハーメ チック38999コネクタがQPL認定を取得

エスターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリオのハーメチック38999コネクタ 製品シリーズが、米国防衛兵站局(DLA)によるQPL認定を滞りなく取得しました。 ハーメチック3 8 9 9 9コネクタの 製 品ライン ナップ

航空機分野での決定的に重要な用途に応えるコネクタ

標 準 M I L- DT L-3 8 9 9 9コネクタとしての 相 互 適 合 性と 互 換性 から、これらのハーメチック・コネクタは、使 用 するタイプに応じて4つの方法(ねじ、ジャムナット、溶 接、ろう付 け)で 取付 け可 能です。Q P L 認 定の 製 品に は45種のピン配置が揃い、サイズAWG22~8(米国ワ イヤゲージ 規 格 )に およ ぶ コンタクト3 ~12 8 本 で 構 成 で きるという豊富なラインナップとなっています。

ハーメチック8 Dコネクタは 、液 体 や 気体 の 侵 入 から 電子 部 品 を 保 護 するうえで 気 密シール が 鍵となる 様 々なタイプの 装 置に使 わ れています。「当 社 のハーメ チック3 8 9 9 9 コ ネクタは 、圧 力 や 温 度 、速 度 、振 動 などの 各 セン サ から 、航 空 機 の ランディングギ アや 飛 行 制 御 システムまで、安 全 性 を 決 定 的 に 左 右 する 数々の 部 品に採 用されています。当 社 が、こうした極 めて重 要な部 品の正 確 かつ 安 全な動 作 を 保 証してい るからです と、ハーメチック・コネクタの 製 品マネー ジャS a m u e l To u r n i e r は 述 べています。

ま た 、エ スター ライン・コ ネクション・テ クノロ ジ ー ズ―スリオのハーメチック・レ セプタクル は 、厳 格 な 品 質 管 理 基 準に従っており、7~10 a t m・c m 3 /s 以下 のリーク量を 保 証するためにヘリウム・リーク検 査 も 行っています。

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ガラス-金 属 間 の シール工 程を 精 緻 に管 理 「お 客 様 の 製 品 のなかには、確 実な 気密 接 続 を行う ことが決 定的に重要な場 合があり、単なる電気コネク タの 追 加だけで は 決して 対応 で きません 。そこで、そ うした優れたシール 性を、ガラス端 子によるハーメチ

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ック・コネクタを使うことで可能にしています。また、 当社のハーメチック・コネクタは、従 来的なねじやナッ トによる接 続 に加えて、お 客 様 のインターフェイスに 直 接にろう付けあるいは溶 接して、さらに一 体性を高 めることも可 能です と、製 品マネージャのTo u r n i e r は 説 明しています。 このように内 部 のコンタクトとシェル 間のレ セプタク ルにおける気密シールは、樹脂絶 縁 体の代わりにガラ ス 絶 縁 体 によって確 実なものとしています。コンタク トの配 置に応じて、シェルと同サイズの 焼 結 材パッド を挿入し、10 0 0℃の加熱 炉で 溶融させます。このプロ セスの加 熱・冷 却サイクルでは、間に安定化 時間を設 けています。その 結 果、ガラスに対 するシェル の圧 縮 とコンタクトに対 するガラスの圧 縮 が 働き、冷 却した 際に完全な気密性をもったアセンブリが実現します。

も評 価されています。またQ PL 認 定は、米 国 国 防 省の 中 立 的 な 部 局であ る 防 衛 兵 站 局( D L A )が 与えて い ます。そ のため 、これらのコネクタには 認 定 マークを 付 け、すべ ての 認 定 メーカーに共 通 の 国 際 的 な 認 定 体系 に 従ってカタログへ の 記 載も可 能 になります。 さらに 、お 客 様 は 使 い 慣 れ た スリオ の ハ ーメチック 3 8 9 9 9コネクタをさらに 簡 単 に発 注 いた だ けるよう に なりました 。コネクタの 部 品 番 号を 変 更 する 必 要 は ありません 。 w w w. s o u r i a u . c o m

QPL認定で、性能と品質の保証とともに、発注も容易に エスターライン・コネクション・テクノロジーズ―スリ オのハーメチックQ P L 3 8 9 9 9コネクタが Q P L に 認 定 されたことは 、過 酷 な状 況で の 決 定 的 に重 要な用 途 に適していることを実証しています。こうした認定は、 もっとも厳 格な仕 様 を 一 番 の望 んで いるお 客 様 から

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PCVUE 11.2がつなぐ、スマート・ビルディングと分散型エネル ギー・リソース

強力なサイバーセキュリティ機能で、ビル・オートメーション、エネルギー管理、産業設 備を統合します。

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c V u e 1 1 . 2をリリースしました。基 幹プラットフ ォームとして、SCADA(監視制御・データ収集シ ステム)やBMS(ビル管理システム)、HMI(ヒュ ーマン・マシン・インターフェイス)ソリューションにお 使いいただけます。 Pc Vu e 11. 2は、BACn e tの認 証機 関BACn e t Te s tin g Laboratoriesから、最高水準の製品BACnet Advanced W o r k S t a t i o n(B - AW S)として 認 められました 。こ の P c V u e 11. 2 が 、開 発 効 率 と使 い や す さ を いっそ う向 上するとともに 、B A C n e t 機 器 との 完 全 な 統 合 性を実 現しているからです。また、ビル 設 備 における 通 信 機 能 も 強 化し 、広く普 及した L o n W o r k s および M o d b u s 向けのドライバに加えて、ネイティブ なK N X や (C o m m e n d I n t e r n a t i o n a l 社 の I n t e r c o m 管 理・制 御 製 品 のため の)C O M M E N D S A I C Xドライ バ を盛り込 みました 。

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また、新しい B M S用ライブラリには 、ド アや 窓、安 全 機 器 に対 するG E Z E オブジェクトも含まれています。 Pc Vu e 11. 2は、スマート・ビルディングや 分 散 型エネ ルギー・リソース(DER)、インフラ、運輸、産業オート メーションの集中管理を支える統合性を提 供します。 とくに、この最新リリースではIEC 61850、IEC 614 0 0 2 5 、I E C 6 0 870 -5 -10 4および D N P3規 格 に対応した エネルギー管 理やスマートグリッドの相互 運 用性に向 けた 組 込 みドライバもご用 意しました 。 I T化と運 用に 欠 か せ ないサイバー セキュリティ サ ーバ ー 構 成 要 素 の 保 護 機 能 を 高 め るた め の サイ バーセキュリティは 、重 要な設 計目標 の 一つです。 これは、デスクトップ・アプリケーションとしてクライア ントが運 用するサービスの 一つPcVueにとっても同じ です。そのため 、ローカル・セッションやリモート・セ ッションを問わず適 用可能な、設 定・診断用の包括的 ツールをご用意しています。またPc Vu e は、電子 署 名


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によるインストールとバイナリ・ファイルで 安 全にご提 供しています。さらにM i c r o s o f t W i n d o w s ® A c t i v e D i r e c t o r y によって 完 全 に 統 合 さ れており、暗 号 化 H T T P(H T T P S)もサポートしています。 そのほかPcVueのモバイル・ソリューションも、クライ アントの 拡 大に対応 可能なH T M L 5ベースのWe bVu e および To u c hV u e によって拡 大しました 。 これは、携帯端末側でまったく設 定を必 要とせずに、 トレンドに応じたアラームやイベント通 知 の 受 信 、変 数のブラウジングが 実 現するモバイル・アプリです。 Pc Vu eは、機 能の強 化・拡 充をはかる一方で、後 方互 換 性を 保つという開 発 指 針を 続 けています。 そのため 、P c Vu e の 技 術 は 、将 来を見 据えた“フュー チャー・プルーフ”として定 評があり、30 年 以 上にわた って、お客様の投 資の持続可能性を支えてきました。 実 際にPc Vu e 11. 2はM i c r o s o f t W i n d o w s ® S e r v e r 2 0 0 8 ~2 014 および M i c r o s o f t W i n d o w s ® 7~10 の O S で の 動 作 保 証 をするととも に 、H y p e r - V や V M W a r e に よる 仮 想 化 マシン に 対 するサ ポートも 継 続 しています。

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クレストシックが、エンジンのトップメーカーに最適なロードバ ンク・ソリューションを提供

クレストシック(Crestchic)は、ロードバンク(発電機負荷試験装置)の専門メーカーで す。またロードバンクのレンタル・サービスも行っています。今回、エンジンおよびエン ジン部品のトップメーカーであるMAN Diesel & Turbo社との技術的な協力で成功を 収めました。

M

AN Diesel & Turbo社のフランス工場が、英 国バートン・アポン・トレントを拠点とするク レストシックから導入したのは、4500kWの抵 抗ロードバンク2台と積み重ねて設置可能な4500kVA のユニット型降圧トランス2台です。このロードバンクと トランスは、現在、MAN社のサン=ナゼール工場で製 造する最大出力6300 kWの船舶用ディーゼルエンジン の試験に利用されています。試験では、エンジンを発電 機に接続して、その発電機の出力を調べます。これはエ ンジンを110%の出力で運転する長期間の試験となり ます。たとえば1台のエンジンについて、最初60時間の 運転をしたのち、発電機をテストベンチに据え、様々な 負荷テストを約1か月にわたって連続的に行うのです。

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従 来、M A N 社で は大 規 模 な試 験を行う際、船 舶 用デ ィーゼルエンジンを30 0 0 k Wの高電 圧ロードバンクに 直 接 接 続して、テスト・ユニットはレンタルするという 方法をとっていましたが、それに比べてこの 新しい方 法は明 確に優れており、ほかにも同 社にとって様々な 利点 があります。たとえば、クレストシックのロードバ ンクとトランスは、MAN社が必 要な時にいつでも利用 で きます。そのうえ、同 社 の 仕 様を満たすのはもちろ ん 、テストベンチで 使 用するほか のユニットとも互 換 性をもつように特別な設 計を施したシステムとして、 タイミングや 制 御 がカスタマイズされています。さら に、M A N 社はクレストシックの 製 品によって、以前の 方法では実 現できなかった 騒 音 規 制にも準 拠可能に なりました 。以前のレンタルコストに比べると大 幅 な 費 用の節 減 にもなっています。 そのほか、クレストシック製 品 の 導入によって、M A N 社は抵 抗 器 の漏 電や 短 絡につながりかねない電 源 供 給系をテストベンチから排除することが可能になりま

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した 。こうした技 術に 必 要な 製 品は、フランスの 他の ロードバンク提 供企業からは得られないものでした。 もう一つ、クレストシック製 品は 積み重 ねて置ける設 計であることから、設 置に要する面 積を小さくできる のも大 きな 利 点です。

め る 独 自の 出 力 試 験 につ いての 要 望 をクレストシッ クに 相 談しました 。クレストシックは 、世界 的 な 対 応 力 や 特 殊アプリケーションに お ける 極 めて豊 かな 経 験 をもつ業 界リーダーで すので、パートナーとしてこ れ ほど 頼もしい 企 業 は ありません」。

MAN Dies el & Turb o SE社は、ドイツのアウクスブル クに本 社に構える、世界有 数の大 型ディーゼルエンジ ン、ガスエンジン、タービン機 器 のメーカーです。同社 はドイツやデンマーク、フランス、スイス、チェコ、イン ド、中国などを中心として世界 中に10 0ヵ所以 上の 拠 点を配し、約15,0 0 0 名の従 業 員を擁しています。その 製 品ラインナップ は 、船 舶 用や 据 置き型の2 サイクル および4サイクル・エンジンから、ターボチャージャ、ス クリュー、ガスおよび 蒸 気タービン、コンプレッサ、化 学反 応 炉などに及びます。さらに、サービスや提 供 製 品として、船舶用推進システムやエンジンをベースにし た発電設備、石油・天然ガスおよび装置 産業向けのタ ービン駆 動系といった完 備 的なソリューションにも数 多く応 えています。そのお 客 様 は、M A N P r i m e S e r v ブランドのもと提 供されているアフター・サービスを 全 世界で 受けることが 可 能です。

一方、クレストシックの営 業 推 進ディレクターの P a u l B r i c k m a n は、 「M A N D i e s e l & Tu r b o 社と仕事がで きることは 大 変 光 栄 で す。同 社 が 直 面 する課 題 を 吟 味して、従 来 の 弱 点 を克 服 で きるような 製 品 を提 供 してお 役に立ちたいと思いました 」と話しています。 w w w. c r e s t c h i c . c o . u k

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M A N D i e s e l & Tu r b o 社 のA r n a u d G u i l l e 氏 は 次の ように述べています。「 検 討を重 ねた 結 果、当社 の求 13 | エンジニアリング 日本 | 2017年 03月

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豊富なラインナップで多彩な用途に応えます PEPPERL+FUCHSの防爆電気機器

爆発の危険がある場所でのアプリケーションの多様さは、ほとんど無限と言えるほどで す。これに対し、Pepperl+Fuchs( ペッパール・アンド・フックス)は、防爆製品や特殊シ ステムを総合的にラインナップして、実質的にあらゆる仕様に最適なソリューションを 提供しています。 防爆電機機器の製品ラインナップ

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epperl+Fuchsの防爆電機機器は、プロセス・オ ートメーションの 様々な 仕 様を満 たすよう厳 格 に対応しています。さらに、当社はドイツ・マンハ イムを拠点として、基本的なターミナルボックスから制 御ユニット、そして制御ソリューションの複合システム まで、柔軟性と拡張性に優れた製品群を提供していま す。多 数 の エンクロージャ構 造 はもとより各 種 の 防 爆 技術を活用することで、それぞれの用途や環境に対し て有 効 なソリューションの 設 計 に 力を注 いで います。 そのため、様々なサイズと素材の高品質なエンクロー ジャがお選びいただけます。また、個々のアプリケーシ ョン仕様に応じ、 「本質安全Ex i」 「安全増防爆Ex e」 「 耐 圧 防 爆 E x d」さらに「内 圧 防 爆 E x p」の各防爆構造 にお応えしています。 幅 広 い 製 品 のなか から最 適 な 部 品 を 選 んで、たとえ ば E x e 認 証 の ターミナルボックスや 制 御 システム が 簡 単 に 構 成 可 能です。単一 の 動 作 機 能しか 持たない 小さな 制 御 ユニットから、5 0 以 上もの 制 御 要 素を 統 合した 高 度 な 制 御 システムまで、そ の 規 模 は 問 いま せん 。柔 軟 性の高い 構 成 オプションによって、それぞ れの用途に厳格に適合した装置が整えられます。なか で も 防 爆 構 造 E x d に 対 応した P e p p e r l + F u c h の 堅 牢 なエンクロージャは 、高 度 な 制 御 装 置 や 分 電 盤 を 爆 発 の 危 険 から保 護 するだ けでなく、内 蔵 の 部 品 を

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過 酷 な 環 境 による影 響 からも守ります。展 示 会 のブ ースで は 、2 つ の 代 表 的 な 活 用 例 によって、特 定の 防 爆 認 証 のない I D システムで も耐圧 防 爆 エンクロージ ャに 設 置 することで、危 険 場 所 の 内 側 でどのように 安 全 に使 用で きるかを 紹 介する予定です。 標 準 機 器で 対 応 で きない ケースで は 、用 途 に 適った カスタマイズ も 行 って いま す。世 界 各 地 に 設 け たソ リューション 技 術 センター(S o l u t i o n E n g i n e e r i n g Ce nte r、SEC)において、お客 様の 仕 様を厳格に満た すよう当社のエキスパートが個別にソリューションを設 計・製 造します。こうした高度な専門 技 術の好 例が、 P e p p e r+ F u c h s の 防 爆 構 造 E x d e の 制 御 盤 です。そ の 制 御 盤 で は 、電 気 部 品 を 保 護 する耐圧 防 爆 構 造 (E x d)に、接 続 端 子 や 制 御 要 素で 個 別 に構 成した 安 全 増 防 爆(E x e)の 区 画を 組み合わ せることで、 試 運 転 や 保 守を容 易にしています。 w w w. p e p p e r l - f u c h s . c o m


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一つのデバイスに光切断センサと視覚センサが見事に融合 比 較計測や監視用途で、すぐに使えるソリューションとなっていま す レ ー ザ ー 光 切 断 技 術 による 機 械 の 監 視。SmartRunnerが大切な機械部品を監視 して、予期せぬ重複を検知し、必要に応じて機 械の運動を停止させます。

SmartRunner技術の中核を担うのが、小さな対象物でさえも検出・監視して保護するのに最適なレーザー光切断法です。

SmartRunnerシリーズの光切断センサは、その高精度な光切断センサと視覚センサを 一つのコンパクトなデバイスに統合したユニークな製品です。

れらPepperl+Fuchs( ペッパール・アンド・フ ックス)のすぐに使えるプラグ&プレイ式デバ イス は 、工 場 で の 特 殊 な 作 業 環 境 に 向 けて 最 適 化されています。その た め、従 来 の “ 汎 用 ”デ バイ スとは異なり、試運転やパラメータ設定は極めてシン プルで す。ティーチインや 制 御 用 の 2 次 元 バ ーコード を用いて行いますので、熟練した特別な技術者を必要 としません。 またSm a r tR u n n e rは、高 輝 度なL ED照明を 備えてい ることから、画 像を取り込 んで、エラー やプロセスの 状 態、品 質に関 わる特 性を視 覚 的 に見やすい資 料 に まとめ ることが で きま す。また、2 次 元 バーコード用 デコーダ を内 蔵しているため 、ユーザーは P C を 使う ことなく、制 御 用の2 次 元 バーコード を 使って 簡 単 に パラメータの設 定 が 可能です。さらに、この 光 切 断 セ ンサからは、どの制御 盤でも処 理可能なように、合 否 を示すスイッチ信号として検出結果 が出力されます。 この製品シリーズの最初の注目モデルが、SmartRunner

MatcherとSmartRunner Detectorです。SmartRunner M a t c h e r は 、事 前 にティー チインしたレファレンス 形 状 の 認 識 に向 けて最 適 化 されています。そ の 一 般 的 な用 途としては 、対 象 物 の 位 置 や 精 度 を高 い 確 度 で チェックして、たとえ ば 自 動 車 の 車 体 部 品 をロボ ットが 把 持 可 能 かどうかを 評 価 するという使 い方 な どがあります。 一方のS m a r t R u n n e r D e t e c t o r は 、ティーチインさ れた視 野をモニターして、誤った車体部品が 紛れ 込 ん で高価なレンズや精密工具などに損傷が及ばないよう 監 視します。同センサは、幅350 mm、奥行き70 0 mm の台 形 状の検出領域を持ち、最 大1mmまでの部品を 高 精 度に 検 出します。 S m a r t R u n n e r は 、自 動 車 産 業 を 始 めとする工 場 や 機 械 産 業 の 多くの 場 面 で、極 めて広 範 にご 利 用 いた だけます。

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効率と柔軟性がさらに向上 拡張ポートを備えたIO-LINKセン サ/アクチュエータ・ハブ

バルーフのIO-Linkセンサ/アクチュエータ・ハブは、16チャンネルの入出力が可能な8 個のポートを備えています。たとえば、最大16個のスイッチング・センサからの信号が、 最長20m離れた場所から収集可能です。そして、その信号は、標準3芯ケーブルを用いる IO-LinkおよびIO-Linkマスターを介して機械制御装置から利用できます。

らに、このSlot 7は簡単なパラメータ入力に よって拡張ポートとして設定することも可能 で す。拡 張 ポ ートに 設 定 すれ ば、バ ルブ・タ ーミナルのコネクタや追加のセンサ・ハブを接続でき ます。これにより、お客様にとって柔軟性と効率が大き く向上することになります。追加の入出力を低コストに 処理できるだけでなく、接続距離をもう20m拡大できる ようになるからです。また、プラグ&プレイ方式と、非シ ールドの標準ケーブルが利用できることから、直ちにシ ステムを立ち上げることができます。 w w w. b a l l u f f. c o m

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CUBIConcept 軸駆動・回転駆動の最適化されたソリュー ション―― 機械駆動のマーケットリーダーであるREDEXは、剛性・高精度・モジュラー設計、そして工作機械にとって最 先端でダイナミックな軸を保証するために必須となる特徴を十分に備えた製品を開発した。 REDEXの製品は先進技術を修練させ、イノベーションとリスクフリーな新たな設計となっている。その結 果、Industry 4.0に沿った機械設計へ適合した。 あらゆる方向からマウントもセッティングも容易くできるキュービックデザインによって、設計も組立も非常に 容易となった。

Hall 3 Stand E3017

世界規模のセールスネットワークを駆使して、REDEXは製品の選定・組立調整・試運転な最初から最後まで フルサポートで対応する。

w w w. m a c h i n e - d r i v e s . c o m T. 34 944 404 295 E. info@redex-group.com


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