Engineering Japan | 22 - May 2019

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゚ンゞニアリング 日本 ENGINEERING JAPAN

PORTESCAP 新型35ECS ULTRA ECブラシ レスモヌタ

4 ARCむンフォマティックが、 オ ヌプンか぀セキュアなモバむ ル・プラットフォヌムPCVUE 12をリリヌス

6 VISION 芏栌準拠の「SMART GENICAM APP」を利甚しお IDS NXT デバむスを䜿 う

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SECO TOOLS ロングリヌチ匏機械加工の 課題を克服

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ENGINEERING JAPAN

ARC INFORMATIQUE

PORTESCAP

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BALLUFF

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IDS IMAGING DEVELOPMENT SYSTEMS

NELSON AUTOMOTIVE

AEROTECH

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SECO TOOLS

SECO TOOLS

KENNAMETAL

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蚘事掲茉のお申し蟌み editor@pdf-engineering-japan.com 本 誌 無 料デ ゞタル 版 をご 芧 いた だ けた す。登 録 はこちらから www.pdf-engineering-japan.com ENGINEERING JAPANは、INDUPORTALS MEDIA PUBLISHINGがお届けする゚ンゞニア向けの専門誌です。産業垂堎 の最新補品および䌁業ニュヌスを玹介しおいたす。 本誌では、蚘事の線集に最倧限の泚意を払っおいたすが、掲茉情報の正確性を保蚌するものではありたせん 匊瀟は蚘 事の内容や利甚方法に぀いお、䞀切の責任を負わないものずしたす。

INDUPORTALS

MEDIA PUBLISHING


CUBIConcept 軞駆動・回転駆動の最適化された゜リュヌ ション―― 機械駆動のマヌケットリヌダヌであるREDEXは、剛性・高粟床・モゞュラヌ蚭蚈、そしお工䜜機械にずっお最 先端でダむナミックな軞を保蚌するために必須ずなる特城を十分に備えた補品を開発した。 REDEXの補品は先進技術を修緎させ、むノベヌションずリスクフリヌな新たな蚭蚈ずなっおいる。その結 果、Industry 4.0に沿った機械蚭蚈ぞ適合した。 あらゆる方向からマりントもセッティングも容易くできるキュヌビックデザむンによっお、蚭蚈も組立も非垞に 容易ずなった。

Hall 3 Stand E3017

䞖界芏暡のセヌルスネットワヌクを駆䜿しお、REDEXは補品の遞定・組立調敎・詊運転な最初から最埌たで フルサポヌトで察応する。

w w w. m a c h i n e - d r i v e s . c o m T. 34 944 404 295 E. info@redex-group.com


新補品

新型35ECS ULTRA ECブラシレスモヌタ

超高速でコンパクトなパッケヌゞ。

ポ

ル テス キャップ は 、ス ロットレ スブラシレ スDCモヌタのUltra EC™シリヌズに、新型 35ECSモヌタを新たに远加できるこずを誇 りに思いたす。この2極モヌタは、超高速か぀超高出力 連 続 出 力 最 倧 3 3 0 Wの 性 胜を発 揮したす。しかも、 ポ ルテスキャップ のスロットレスブラシレスモヌタは スムヌズな動䜜ず長寿呜性にも劥協がありたせん 。

詳 现

新 型 3 5 E C S モ ヌ タに は 、長さの 異 なる 3 5 E C S 6 0 ず 3 5 E C S 8 0 の2 çš® 類 をご甚 意しおいたす。3 5 E C S 6 0ず 35E C S 8 0 には 、摩 擊やブラシの摩 耗 を 防止し 、幅 広 い 動 䜜 速 床 に お いお 鉄 心 損 倱 を 抑 えな が らも 圧 倒 的 なトル クず出 力 密 床 を実 珟 する 、圓 瀟 特 èš± 取 埗 枈 み の U l t r a E C コむル テクノロゞ を採 甚しおいた す。 これらの モヌタには 、圓 瀟 特 èš± 取 埗 枈み の高 速ロヌ タヌ èš­ 蚈 も 採 甚しお おり、最 倧 で 4 0 , 0 0 0 r p m の 回 転 数 を 維 持 で きる の が 特 城 で す。3 5 E C S 8 0 は 、高 速 域 で 優 れ たトル ク性 胜 を 発 揮 するこずで、スリム および ロングタむプのパッケヌ ゞの 新しい 境 地 を 開 拓 するナ ニヌ クなモ ヌ タで す。たた、3 5 E C S 6 0 は 、 䜎 い電 圧 で も高 速 性 胜 を 発 揮 で きるモヌタずなっお いたす。堅 牢 な蚭 蚈 により、35E C Sは 2 秒 間に最 倧で 1.1N m35E C S 6 0たたは 2 . 0 N m 35E C S 8 0のピ ヌクトルクを 維 持で きたす。 3 5 E C S は 産 業 甚アプリケヌションを含 む ほずんどの 甹 途 に 適 甚で きたす。パ ワヌず装 眮 の 凊 理 胜 力を劥 協するこずなく、装眮の長寿呜化および 高信 頌性を実

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新補品

珟し、消費電 力を抑えるこずができたす。新 型 35EC S シリヌズ は、バッテリ駆 動 ハンドツヌル工 業 甹 締め 付け装眮や電 動ドリル、工堎オヌトメヌション機 噚 倧 型ファンや真 空ポンプ などの甚途に最 適 です。た た、寞 法盎埄 に制 限 がある甚途においおも最 適な 遞 択 肢 です。 新 型 35E C Sモヌタには、フロントフランゞがレヌザヌ で 溶 接されおおり、高トルクの反䜜甚にも耐えるこず がで きるようハりゞングが 匷 化されおいたす。コむル ヘッドにある枩 床プロヌブにより、高負荷甚途におけ るモヌタのパフォヌマンスを最 適に制 埡できたす。こ れらのモヌタは 、ホヌル セン サず蚈 6 çš® 類 のコむルを 取り揃えおおり、お客様の求める速 床や電圧の芁件に 合わ せるこずが 可胜です。ご芁 望に応じお、ポル テス キャップ で は 、ギ アボックス、゚ンコヌダ、他 皮コむ ル、機 械むンタヌフェヌス 倉 曎など、補 品 のカスタマ むズ にも察 応しおいたす。

モ ヌタ性 胜 Po r te s c a p 35EC S 6 0フレヌムサむズ 盎埄 35 m m 、 フレヌムサむズ長さ60 mm、トルク120 mNm、R /K 2* 0 . 9 0 0 103 / N m s 、最 倧 速 床 4 0 , 0 0 0 r p m Po r te s c a p 35EC S 8 0フレヌムサむズ 盎埄 35 m m 、 フレヌムサむズ長さ80 mm、トルク193 mNm、R /K 2* 0 . 370 103 / N m s 、最 倧 速 床 4 0 , 0 0 0 r p m *このモヌタ定 数は、所定のトルク倀 Tに察するゞュヌ ル損 倱 率Pjを䞎えたす。小さい方が 優れおいるこずを 瀺したす。P j = ( R / K 2) * T 2 w w w. p o r t e s c a p . c o . j p

ポル テスキャップ は党 侖界 にお いおI S O 9 0 01: 2 015 の 認 定 を 受 け お い るほ か、むンドの 生 産 拠 点 は I S O 13 4 85、ISO 14 0 01: 2015および O HSA S 18 0 01: 2015 の 認 定も受けおいたす。

詳 现

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新補品

ARCむンフォマティックが、オヌプンか぀セキュアなモバむル・プ ラットフォヌムPCVUE 12をリリヌス

ARCむンフォマティックから、PcVueバヌゞョン12のリリヌスをご案内したす。PcVue 12 は、オヌプンか぀拡匵可胜なプラットフォヌムずしお未来指向の゜フトりェア・゜リュヌ ションずなっおいたす。

安

党で ç°¡ 単 な 導 入・運 甹 ができるようにA R C が独自に開発したEasyMobileTechnology をもずに、最 新 技 術を盛り蟌んだ 革 新 的 な WebおよびモバむルHTML5プラットフォヌムが特長で す。新バヌゞョンには、IoTに察応したLoRaWANドラむ バも含たれおおり接続の芁玠からワむダレスにデヌタ 収集できるほか、制玄のない盞互運甚性に向けた新し いUniversal Data Connectorも組み蟌たれおいたす。

すべおのモバむル・ナヌザヌに バ ヌ ゞョン 1 2 の H M T L 5 に よ る 最 新 ク ラ ã‚€ ア ント We bV u e は 、むンストヌル や èš­ 定を行うこずなく、ナ ヌ ザ ヌ は 事 実 䞊ど ん なタッチ デバ むスで もミミック グラフィックの 操 䜜 が 可 胜です。ブラりザ 間 の互 換 性 や H T T P S によるセ キュア 通 ä¿¡ 、ネットワヌ ク分 離 を 考慮した 運 甚を 保 蚌するこずで å¿« 適 なナヌザヌ ゚クスペリ゚ンスを実 珟したす。 た た 、迅 速 な 察 応 を可 胜 に するモ バ むル・ア プリケ ヌ ション To u c h V u e が 、この 総 合 的 な W e b・モ バむ ル 補 品 の 機 胜 を 匷 化した す。ナヌザ ヌ は 、新 た に 耇 数 の å Ž 所 から同 時 にデ ヌ タにアクセスで き、受 け 取 ったアラヌムごずにそのコンテキストに 基づ いたミミ ックを è¡š 瀺可 胜 になりたした 。さらにむンタヌフェむ ス èš­ 蚈を芋 盎しお、ナヌザヌ゚クスペリ゚ンスず操 䜜 性も高めたした 。

詳 现

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W e b゜リュヌ ション の 導 入 が 、わず か 数 クリック E a s y M o b i l eTe c h n o l o g y に よっお、ナヌ ザ ヌ は 安 å…š な プ ラットフォ ヌム を 玠 早く導 入で き た す。そ の た め 、W e b サ ヌビ スや W e bア プ リの 実 珟 に 最 適 で す。M i c r o s o f t I n t e r n e t I n f o r m a t i o n S e r v e r が 組 み蟌たれおいたすので、デヌタ保 護および セキュリテ ィ面で信 頌できる関係をナヌザヌやアプリ、Webサヌ ビスの 間で 構 築 するのも 容 易です。 なんで もすべお接 続 P c V u e 12で は 、U n i v e r s a l C o n n e c t o r による新た な 方 法 で デ ヌ タ 亀 換 や自 由 な 盾 互 運 甹 が 可 胜 に な りたした 。この U n i v e r s a l C o n n e c t o r は S Q Lブリッ ゞずしお、E R P の 様々なデヌタ゜ヌスをA z u r e デヌタ ベヌスや S N Sにさえ 接 続 で きたす。 Pc Vu e 12は 接 続 性も拡 倧し 、I oT 向け 接 続 察 象 の çµ± 合 に 新しい可胜 性 が広 がりたす。たずえば Pc Vu e 12 の新しいLoRaWANドラむバが、ワむダレスな電源内蔵 型セン サなどの I oT 芁 玠を埓 来 のオヌトメヌション制 埡 装眮ず組み合わせお䜿うずいった、ハむブリッドな システムアヌキテクチャをサポヌトしたす。 垂 目 的 åž‚ å Ž に向 けた 新 機 胜 P c V u e 12 に は 、゚ ネ ル ギ ヌ 産 業 や工 業 分 野 、運 茞 産 業 な どの åž‚ å Ž に合 わ せ お 開 発し た 機 胜 が 盛 り蟌 たれおいたす。 ã‚š ネ ル ギ ヌ 産 業 向 け に は 、倉 電 所 の 自 動 化 を 促 進 するため 、I E C 618 5 0 および I E C 10 4 に 察 する改 良 を 行 いたした 。

- M o x a i o L o g i k コントロヌラ甚 S m a r t G e n e r a t o r は、Moxa瀟補コントロヌラの蚭 定を自動 化したす。 運 茞 産 業 向 け に は 、鉄 道 システム・ラむブ ラリずし お、郜 åž‚ 亀 通 や å¹¹ 線 鉄 道 、駅 などの グ ラフィックを ご甚 意したした 。 ナヌザヌむンタヌフェむスず蚭 定ツヌル Pc Vu e 12では、ナヌザヌ指向の機 胜を継 続 的に改善 しお、開発 者ず゚ンドナヌザヌの䞡者が生 産性を向䞊 で きるようにしおいたす。 瞬時に新プロゞェクトを生成可胜なように、Quickstart アプリケヌションには産 業・Web・ダッシュボヌドの3 タむプの 新しいスタむルをご甚意したした 。それぞ れ に、ラむト/ダヌク・スキンのほか 倚 数のカラヌテヌマ ã‚’èš­ 定で きたす。 Pc Vu e 12の 栞心 は 汎 甹 性です。We b やモバむル・ア ヌキテクチャの実珟に関する無数の機胜がありたす。 柔 軟なプラットフォヌムずしお、あらゆるナヌザヌシ ステムむンテグレ ヌタや I T/ O T 技 術 者、゚ンドナヌザ ヌに向けお蚭 蚈されおおり、倚 数の垂 å Ž 分 野に応じ たモゞュヌル もご 提 䟛したす。 Q R コ ヌド をスキャンしお P c V u e 12 の ダりンロ ヌド し 、P c V u eコミュニティにご 参 加ください w w w. p c v u e s o l u t i o n s . c o m

å·¥ 業 分 野 で は 、以 例 の 新しいS m a r t G e n e r a t o r に よっお èš­ 定を 合 理 化で きたす

詳 现

- S i e m e n s甹S m a r t G e n e r a t o r は、T I Aポヌタル・プ ロゞェクトの 芁 玠をむンポヌト可 胜です。 - O P C 甹 S m a r t G e n e r a t o r は 、デヌタ゜ヌス が O P C サヌバ である å Ž 合 の èš­ 定を自動 化したす。 22 | ゚ンゞニアリング 日本 | 2019幎 05月

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新補品

小芏暡プロセスにも堅牢なセンサを

液䜓・気䜓に盎接接觊させお枩床を枬定。バルヌフは、油圧ナニットなどに向けたBFT 媒䜓接觊匏枩床センサのラむンナップ拡倧を図っおいたす。

新

しい補品は、衚瀺噚やトランスデュヌサを内 蔵するほか、PT1000枬枩抵抗䜓センサにも 察応しおいたす。衚瀺噚なしのモデルは特に コンパクトで耐振動性を備えおおり、䞀方、衚瀺噚付き モデルは芋やすい回転匏ディスプレむによっお運甚性 ず取付けの柔軟性を高めおいたす。 B F Tセン サ は 、補 品 仕 様 に 応じ お、P N P スむッチ 出 力、0 -10V / 4 -20 mAのアナログ出力を備え、P T10 0 0 セン サずしおも䜿 甚で きたす。取付 けも簡 単で、暙 準 の管甚平行ねじGあるいは管甚テヌパねじNPT を 介しおプロセス機 噚 に ねじ蟌む だ けで す。たた、4 ピ ン M12コネクタ1぀ を セン サ に 接 続 す れ ば 配 線 が 完了したす。

詳 现

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機 械 や èš­ 備 で 䜿 甚する液 䜓・気䜓 を 連 続 モニタリン グ できれば、プロセスの ä¿¡ 頌性が倧きく向䞊したす。 維 持 すべき 物 理 量 は 、圧 力・充 填レ ベ ル・枩 床 など 様 々で すが 、䟋 えば æ²¹ 圧システムで は䜜 動 æ²¹ の æž© 床 モニタリングが 必 芁 で す。B F T 媒 䜓 接 觊 匏 æž© 床 セン サを 䜿 甹 するず、この æž© 床 枬 定 が 容 易に 行えたす。 æ²¹ 圧 回 è·¯ の æž© 床 をモニタリングしお䜜 動 æ²¹ の 粘 性を 最 適 に保 おば 、機 械 の 性 胜 を 保 蚌 で きた す。たた、 制 限 æž© 床 など、プロセスにずっお決 定 的 に 重 芁 な 条 件 を 内 蔵 のスむッチ出 力 で 目 接 制 埡 するこずも可 胜 です。アナログ 出 力 からは 枬 定倀 を 連 続 的 に 取 埗で きた す。この B F T æž© 床 セン サ は 、冷 华 液 や 最 滑 æ²¹ 、 圧 çž® 空 気 の æž© 床 モニタリング にも優 れおおり、倚 圩 なアプリケヌションで 掻 躍したす。 w w w. b a l l u f f. c o m


新補品

高性胜な単軞PWMドラむブ XC4Eブラシ付き及びブラシ レスDCモヌタヌ、ボむスコむ ル、ステッピング・モヌタヌに 察応 • H yperWire®光ファむバ・むンタヌフェむ ス • 最 倧30Aのピヌク出力電流 • A C電源内蔵 • セ ヌフ・トルク・オフSTO安党回路 • 2 軞 ある い は 3 軞 察 応 の 䜍 眮 同 期 出 力 PSOもオプションずしお利甚可胜

P

WMデゞタル・ドラむブXC4eは、高性胜な単軞甚 モヌタヌ・ドラむブずしおブラシ付き及びブラシ レスDCモヌタヌやボむスコむル、ステッピング・ モヌタヌを制埡したす。最倧動䜜電圧はDC 340 V、ピヌ ク電流容量は30Aです。党バヌゞョンが、HyperWire® モヌション・バスを採甚した運動制埡プラットフォヌム Automation 3200A3200ずの互換性を備えおいた す。 デゞタルな電 流 閉 ル ヌプずサヌボ 閉 ル ヌプによっお、 最高レベル の 䜍眮 決 め粟床ず速 床 安定性を実 珟した した 。そのため、制 埡サむクルを最高20 k H zたで高め るこずが 可 胜 になり、デゞタルおよび アナログ I / O 凊 理 、デ ヌ タ収 集 、プ ロ セ ス 制 埡 、゚ン コ ヌ ダヌ の 逓 倍 凊 理もリアルタむムに 行えたす。 æš™ 準 機 胜 には 、セヌフ・トル ク・オフ S a f e To r q u e O f fS T O、3 2ビット1, 6 0 0 侇 芁 玠 の デ ヌ タ配 列 、 デ ゞタルお よ び アナログ I / O 、単 軞 の 䜍 眮 同 期 ä¿¡ 号 P o s i t i o n S y n c h r o n i z e d O u t p u tP S O、個 別 の 原 点 èš­ 定 や オヌバヌ・トラベ ル èš­ 定、高 性 胜 な 電 流 怜出噚などがありたす。たた゚ンコヌダヌに぀いお は、矩 圢 波や正 匊 波、アブ゜リュヌト型゚ンコヌダヌ に察 応しおいたす。

æš™ 準 仕 様 のX C 4 e は 、矩 圢 æ³¢ ゚ンコヌ ダヌ から最 倧 4, 0 0 0䞇カりント/ 秒でフィヌドバックを取 埗したす。 䞀方 æ­£ 匊 波゚ンコヌダヌは 、オプションの 逓 倍 機 胜 を甚いれば最高65, 53 6ビットの 分 解 胜を実 珟可胜で す。さらにデュアル 逓倍゚ンコヌダヌによるフィヌドバ ックもサポヌトしおいたす。 それぞれの単 軞 P WMデゞタル・ドラむブ XC4 e は、高 性 胜 な単 盞゚ンコヌダ 逓 倍 噚 M X 2やデュアル゚ンコ ヌダ 逓 倍 噚 M X 3ず合 わ せ おご 泚 文 いただくず、いっ そう高レ ベ ルな 䜍 眮・速 床 制 埡 が 可 胜 に なりたす。 さらに 、暙 準 P S O 機 胜 に 察 する 様々な 拡 匵 オプショ ンもご甚 意しおいたす。たずえば、3 軞 察 応 P S Oで は 最 倧 3 軞 の ゚ン コ ヌ ダヌずリアル タむム に 通 ä¿¡ で き るほ か、A e r o t e c h の P a r t - S p e e d P S O を 䜿 甹 す れ ば、P S O 機 胜をキネマティック配 眮に拡 匵できたす。 各ドラむブには、オプションのI/O拡匵ボヌドを远加し お、入出力点 数を倧 幅に増 やすこずも可胜です。この I /O 拡 匵ボヌドは、専甚のP S O出力ずP S O 同 期 入 力を 備えおおり、倖郚 のモヌドロック呚波 数 入 力によるプ ロセス制 埡 の 同 期 によく利 甚されおいたす。

詳 现

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新補品

NELSON AUTOMOTIVEが AVISTUDぞずブランドを刷新

自動車産業向けスタッド溶接で䞖界をリヌドするNelson Automotiveから、お客様や 出資者、産業界の皆様に事業ブランドの刷新に぀いおお知らせいたしたす。

新

ブランド A V I S T U D ぞ の 倉 曎 は 、以 前 の 事 業 母 䜓 N e l s o n S t u d W e l d i n gずいうブラ ンド からN e l s o n A u t o m o t i v e の 事 業 が 完 å…š に 独 立したこずを è¡š す もの で す。2 0 1 8 幎 4 月に D o n c a s t e r s 瀟 が N e l s o n S t u d W e l d i n gをS t a n l e y B l a c k & D e c k e r 瀟 ぞず売 华した の を 受 け、独 立し た 自 動 車 関 連 䌁 業 ずしお èš­ 立 さ れ た の が N e l s o n Automotiveでした。

AV I S T U Dずいうブランド名には 、自 動 車 産 業 で倚目 的 に䜿 える 革 新 的 な スタッド 溶 接 A u t o m o t i v e , Ve r s at i l e a n d In n ov at i ve S T UD we l d i n gで業 界 をリヌドしおきた自負 が 蟌 められおおり、これ からも 自動車メヌカヌやサプラむダヌに向けお高床な補品の 提 䟛に邁 進しおいきたす。特に、新しい䞻 芁な成 果ず しお、2 018 幎12 月にはメル セデス・ベンツの C- C l a s s および S - C l a s s の 生 産 に 向 け おクラむスラヌ瀟 ぞ 革 新 的 な 技 術 èš­ 備 を提 䟛したこずを 発 衚で きたした 。 AV IS T U D の 最高 経営 責任 者H e n n i n g St a m sは 次の ように説 明しおいたす。「これたで以 䞊に自動 車 産 業 は生 産プロセスでの速 床ず柔軟性を求めおいたす。そ こで、圓瀟も垞に事 業を芋盎しながら、軜 量化や高 匷 床 材 料 の 採 甹 、電 気自 動 車ぞ の 察 応 などに 加 え、生 産プロセスの 速 床 を高めたいずいう自動 車 産 業 のニ ヌズ に応 えおきたした 」。

詳 现

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新補品

た た 、A V I S T U D の 技 術 郚 門 を çµ± 括 す る E d u a r d K i r c h n e r は 次 のように 箄 束しお いた す。「圓 瀟 は 、 経 鹓 豊 かな技 術 者 からなる確 かな開 発 チヌムによっ お、スタッド溶接分野の技術革新をリヌドしおいたす。 今 埌 も 新ブランドAV I S T U D の もず、䞖界 的 な自 動 車 産 業 åž‚ 堎で 掻 躍 で きるよう党 力で 取り組 んで いきた す。す で に自 動 車 産 業 のお 客 様 からは圓 瀟 の 革 新 的 で 汎 甚な 技 術を ä¿¡ é Œ いただ いおいたすが、将 来 の自 動 車 生 産に぀いおもご支 揎 いたしたす」。

珟 するために 、党瀟を 挙 げ お 研 究 開 発 から玍 入たで しっかりお 匕き 受 けした す。将 来 ぞ の 投 資 や 珟 圚 進 行 äž­ の 開 発 に぀ いお、匕き続 きご å ± 告で きる の を 楜 し みしお いた す」ず、C E O の S t a m s は 期 埅 を 明らか にしおいたす。 w w w. a v i s t u d . c o m

AV I S T U D は、スタッド溶 接 分 野 における技 術 革 新 の 最前 線 を担っおいたす。たずえば S P E E D P O R T フィヌ ディング・システムは 、1台 のナニットで1日4 0 , 0 0 0 本 以 䞊のスタッド溶 接 を可胜にしたす。そのほかにも手 動および自動システムを広 範に揃えおおり、量 産珟 å Ž に向 けおはロボット溶 接 ヘッドも提 䟛しおいたす。 アゞアや欧州、米州の倚数の囜に支瀟を構える䞀方、 補品に぀いおはドむツでの開発ず補造を続けおいきた す。ドむツには10 0 名 以 䞊の 専 門チヌム がおり、次 侖 代 のスタッド溶 接 システムを創り出しながら、速 床・ 性 胜・耐久性の 限 界 に挑 んで いたす。

詳 现

「 新しい 生 産 èš­ 備 に向 け たシステムで も 、既 存 å·¥ å Ž の 改 ä¿® であっおも 、お 客 様 に 最 適 な 新プ ロセスを実 22 | ゚ンゞニアリング 日本 | 2019幎 05月

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新補品

VISION 芏栌準拠の「SMART GENICAM APP」を利甚しお IDS NXT デバむスを䜿う

「Smart GenICam」ビゞョンアプリにより、自分でプログラムしたカメラ機胜も芏栌に準拠できたす

カメラの機胜を自分でプログラム しかもVision 芏栌に察応。

ナ

ヌザヌが自分で䜜成した機胜を最新のむン テリゞェントなカメラで実行するには、2 ぀ の課題が ありたす。1 ぀ は 、専 甹 むンタヌ フェヌスを 䜿 甚し な いず カメラに アクセ スで き な い こず が 倚 く、こ れ が サ ヌドパ ヌ ティア プ リケ ヌ ショ ン で の デ ヌ タ凊 理 を も 難しくしお いた す。もう 1 ぀ は 、G i g E V i s i o n などの 高 速デ ヌタむンタヌフェヌス を 装 備した モ デル が 限 ら れお い るこずで す。

しかし ながら、産 業 甹 途 で はその䞡 方 を克 服 するこ ずがしばしば 求められたす。そのため、IDS I m a g i n g D e v e l o p m e n t Sy s t e m s G m b H は 、 æš™ 準 の産 業 甚カメラにビゞョンアプリベヌスの I D S N X T コンセ プトを導入したした 。「S m a r t G e n I C a m A p p」によ り、お客 様 独自のプログラミングによっお生 成された デ ヌ タを、あた か もメヌカヌ に䟝 存し な い 産 業 甹 カ メラの æš™ 準 機 胜 の 侀 郚 であるか のように 、党く同 様 に䜿 甚で きたす。 G e n I C a m はカメラむンタヌフェヌスずしお、暙 準 化さ れたカメラ機 胜ず、カメラメヌカヌによる特 殊機 胜の çµ± 合を可胜にするいわゆる機 胜ノヌド マップカメラ A PIを提 䟛したす。その G e n I C a m をもずに、IDS は 珟 圚「S m a r t G e n I C a m」 ビゞョンアプリの 開 発 を 進 めおいたす。これを 䜿 甚す れ ば、お 客 様 は V i s i o n 準 拠 の方法で 独自に䜜成した カメラ機 胜を çµ± 合しお 䜿 甚するこずもで きたす。

詳 现

この 機 胜 は 2 019 幎 第 2 四 半 期 からご 利 甹 いた だ 22 | ゚ンゞニアリング 日本 | 2019幎 05月

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新補品

IDS NXT モデルは幅広い甚途にご利甚いただけたす

けた す。 新しいカメラ機 胜 をビゞョンアプリずしお I D S N X T カメラにた だ アップロヌド するだ けで、カ メラファヌムりェアが そのアプリケヌションコヌドを 機 胜 矀 に çµ± 合したす。 ビゞョンアプリの èš­ 定や 制 埡 、出 力 は 、H A LCO N な どの G e n I C a m 準 拠 の サヌドパヌティアプリケヌシ ョンであ れ ば、 X L M 圢 匏 の C a m e r a D e s c r i p t i o n F i l e に よっお ç°¡ 単 に 凊 理 で き、同 時 に G i g E の 垯 域 幅 を完 å…š に 利 甚で きたす。 V isi o n 準 拠のアプリケヌションを IDS NX T プラット フォヌムで 䜿 甚するず、 アプリケヌションのプロセス を カメラずホストP C の間で振り分 けるこずがで きる ため、 さらなるメリットが生たれたす。たずえば、IDS N X T r i o ず r o m e などの モデル には 、 匷 力な 組み 蟌 みシステムずしお、凊 理プロセスの 侀 郚たたはすべ おを ホスト P C からカメラ (「゚ッゞ偎 」) に 移 行す るオプションがありたす。ネットワヌク負荷 や゚ネル ギヌ消費 量、システムコストを 䜎 æž› で きるほか、凊 理 にハヌドりェアアクセラレヌションを利 甚で きるずい った 利 点もありたす。

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h t t p s : // j p . i d s - i m a g i n g . c o m / v i s i o n -2 018 - i d s nx t.html 22 | ゚ンゞニアリング 日本 | 2019幎 05月

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新補品

ロングリヌチ匏機械加工の課題を克服

補造業における数倚くの最新動向により、長い工具を䜿甚した正確な穎開けや旋削䜜 業がたすたす困難になっおいたす。さらに、厳しい公差ずミスのない再珟性に察する芁 求も高たっおいたす。新たに登堎した高性胜被削材は加工がより難しく、機械加工シス テム内のストレスが䞊昇したす。時間ずコストを節玄するため、メヌカヌは耇数のパヌ ツを重ね合わせお䞀枚型の被削材にしおいたすが、これには深い穎の加工ずマルチタ スク型加工工具の耇雑な郚品の旋削が必芁になりたす。

メ

ヌカヌがこうした課題を克服するには、それ ぞれの機械加工システムのすべおの芁玠を 調 べお、確 か な 成 功を玄 束 する技 術ずツヌ ル を 利 甚しな け れ ば なりたせ ん 。䞻 な 芁 玠ずしお、加 工安定性、工具保持、ワヌククランプ、切削工具圢状な どがありたす。䞀 般 には、頑 䞈 な 固 定 具、硬 い å·¥ 具、甚 途に最適な工具を慎重に遞ぶこずが、正確で生産性の 高いボヌリング工皋ずロングリヌチ匏旋削工皋の基盀 ずなりたす。

石油 /ガス生 産 䌚瀟、発 電 、航 空宇宙郚 品メヌカヌが 最 新 の工具ず技 術を採 甚する最有力の 候 補 である理 由は、これらの䌁業が普段扱っおいるのは倧型で耇雑 な郚品で、長い工具を䜿 甚する必 芁があるからです。 郚 品の倚くが 匷靭な合 金でで きおいるため 機 械 加工 が難しく、振動を䌎う匷い切削力が生じたす。䞀般に、 ほがすべおのメヌカヌがロングリヌチ匏 ボヌリング䜜 業によっお生 産 性 が向䞊し 、コストを削 枛できたす。 たわ みず振 動 æ·± 局ボヌリングが 他 の 切 削 加 工ず区 別されるのは、 刃 先 を ç©Ž の äž­ の 機 械 の 接 続 郚 から 離 れ た 箇 所 で 運 転 するためで す。ロングリヌ チ 匏 内 郚 旋 削 䜜 業 で も 同 様 の 条 件 を 䌎 い、これらのボヌリング䜜 業ず 旋 削 䜜 業で察 象ずなる穎は、ポンプハりゞングやコンプレ

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新補品 ッサハりゞングのような被削材ず同様に、切削が断 続 的です。そのため工具の突き出し郚の長さは穎の深さ によっお決たり、結果ずしおボヌリングバヌがたわんだ り切 削 å·¥ 具 の 長さが 䌞 びたりしたす。 たわ み により切 削 過 皋で 切 削 力 が 倉 動しお、振 動 や ビビリが 発 生し 、仕 侊 げ 面 の 品 質 䜎 䞋、加 å·¥ å·¥ 具 の 早 期 摩 耗 や ç Ž 損 、スピ ンドルなどの 加 å·¥ å·¥ 具 郚 品 の 損 傷などの原 因ずなりたす。これにより、費 甚のかか る修 理や長時間のダりンタむムが発 生するこずになり たす。切削力のばら぀きは、加工工具郚品の䞍均 衡、 䞍十 分なシステム剛性、機械 加工システム芁玠の共 振 などによるものです。切り屑の 生 成や 粉 砕に䌎い、工 具に呚期 的に負荷がかかり、切 削 圧も倉 動したす。加 å·¥ 振 動 により、仕 侊 げ 面 の 品 質 䜎 䞋、ボ ア 寞 法 の 粟 床 䜎 䞋、工 具 の 早 期 摩 耗 、材 料 率 の 䜎 䞋、生 産コス トの 増 加 、ツヌルホル ダず 加 å·¥ å·¥ 具 の 損 傷 などの 悪 圱 響 が 生じたす。 工䜜 機 械 の 剛 性ず被 削 材 の 固 定 機 械 加 å·¥ で の 基 本 的 な 防 振 アプロヌ チずしお、機 械 加 工システムの 芁 玠 の 剛 性を 最 倧 限たで 高めるこず が ありた す。䞍 芁 な 動 きを 制 限 する に は 、剛 性 に優 れ 、重 量 のある 構 成 芁 玠 で工䜜 機 械 を補 造し 、コン クリヌトなどの 振 動 吞 収 材 で 補 匷 する 必 芁 が ありた す。さらに 、機 械 の ベ アリングずブッシング をしっか りず固 定 する 必 芁 がありたす。 被削材を加工工具の正しい䜍眮にしっかり取り付けな ければなりたせん。材料 固 定 具は、䞻にシンプルさず 高い剛 性を念 é ­ に蚭 蚈するものずしたす。たた、クラ ンプは切削加工䜍眮のできるだけ近くに配眮したす。 被削材の芖 点から芋るず、薄肉郚品、溶 接 郚品、支持 郚 のない 郚 品は 、機 械 加 å·¥ 時 に振 動 が 発 生しやすい 傟向がありたす。郚品の蚭 蚈を倉 曎しお剛性を向䞊す るこずもできたすが、蚭 蚈 倉 曎により重 量 が増え、加 å·¥ 埌 の 補 品 の 性 胜 が 䜎 例 するおそれ がありたす。 å·¥ 具保 持 剛 性 を 最 倧 限たで 高 め るには 、ボヌリングバヌ や 旋 削 バヌ の 長さをで きるだ け 短くし な がら 、穎 や 郚 品 の å…š 長 を加 工で きるだ けの 長さにし なけ れ ば なりた せん 。ボヌリングバヌ の 埄 は 、で きるだ け 穎にフィッ トし 、同 時 に切り屑を 効 率 的 に 排 出で きるよう倧 き さにする 必 芁 がありたす。 切り屑 の 圢 成 や 粉 砕 に䌎 い 、切 削 力 が䞊 昇した す。 切 削 力 の ばら぀ き は 新 たな 振 動 源ずなり、ツヌルホ ルダや工䜜 機 械 の自然 振 動ず盞 互に䜜甚しお共 振 を 起こし 、自埋 的な 振 動 が 起こったり、振 動 が倧きくな るこずがありたす。こうした 振 動 の 他 の原 因 には、工 具の摩 耗 、深さが䞍十 分な加工などがありたす。これ らが 原 因 で工 繋 が 䞍 安 定 になったり、共 鳎 が 工䜜 機 械 のスピ ンドル や工 具 の自 然 å‘š æ³¢ 数ず同 調しお、䞍 芁な 振 動 が 生じたす。

で、機 械 加 工システム に 振 動 が 生じ るこず が ありた す。基 本 的な防 振アプロヌチずしお、工具 長 が 短く、 剛 性 の 高 い工 具 を 䜿 甹 するなどが ありた す。バヌ の 長さず埄 の比 率が倧 きい ほど、振 動 が 発 生 する 確 率 が 高くなりたす。 バヌ の 材 料 により、振 動 の 挙 動 が 異 なりた す。鋌 補 バヌ は 通 åžž 、バヌ の 長さ 察 埄 ( L / D ) 比 4 :1 たで に耐 振した す。タング ステン 合 金 を 䜿 った 重 量 の あ る金 属 補バヌ は é‹Œ よりも 密 床 が 高 いため 、6 :1 の 範 囲 の バヌ L / D 比 に 察 応 で きたす。超 硬゜リッドバヌは 剛 性 が 高 いため 、L / D 比 8 :1 たで èš± 容されたす。ただ し 、特 に倧 埄 のバヌが 必 芁 な å Ž 合 にはコストが 高く なるずいう欠 点もありたす。 別の防 振 法ずしお旋 回バヌがありたす。このバヌには 質 量ダンパヌが内蔵されおおり、䜍 盞をずらした共 振 により䞍 芁な振 動を消去し、゚ネルギヌを吞収しお、 振 動 動 䜜 を 最小 限に抑えたす。たずえば、セコ・ツヌ ルズの S t e a d y l i n e ® システム(「補 足 」参 照 )には 、 ツヌルホルダ 内 郚 に吊り䞋げられ た高 密 床 材 補 のダ ンパヌマスず埄 方 向 の 吞 収 芁 玠で 構 成 される 、同 調 枈 み の 振 動 ダ ンパヌが 装 備 さ れおいたす。切 削 å·¥ 具 からバヌ本 䜓 に 振 動 が 䌝 わ るず、この ダ ンパヌマス により盎ちに振 動 が 吞 収されたす。 より耇 雑 でコストがか かる胜 動 的 な å·¥ 具 防 振 法ずし お、電 子 的 に èµ· 動した 装 眮 が 振 動 を 感 知し 、電 子ア クチュ゚ヌタを䜿 甚しおツヌルホルダに二次的な動き を䜜り出し、䞍 芁な動きを盞 殺 する方法がありたす。 被削材皮 被 削 材 皮の 切 削 特 性 が 振 動 の原 因ずなるこずがあり たす。材料 の 硬 床、刃先 集 積やワヌク硬 化の å‚Ÿ 向、た たは硬 床の高い 物 質を含有 する å Ž 合、切 削 力が 倉 化 したり䞭 断しお、振 動 が 発 生 するこず が ありた す。 切 削 パラメヌタを 調 æ•Ž するず、特 定の 被 削 材 の 加 å·¥ 時 に 、振 動 を 最小 限に抑えられるこずもありたす。 切削工具 圢 状 切 削 å·¥ 具で は、接 線 方 向および半 埄 方 向にたわ みが 発 生 するこずが ありた す。半 埄 方 向 にたわ みが あ る ず、ボ ア 埄 の 粟 床 が 䜎 䞋した す。接 線 方 向 にたわ み が あ るず、チップ が 抌し䞋 げら れ 、郚 品 の äž­ 心 線 か らそ れおした いた す。特 に 小 埄 の ç©Ž をボヌリング す る際、カヌブした ç©Ž の 内 埄 により、チップずボ ア間 の クリアランス 角床 が 小さくなりたす。 接 線 方向にたわみがあるず、工具を抌し䞋げ、加工す る郚品の䞭心 線 からそれお、クリアランス角床 が小さ くなりたす。半 埄 方向にたわみがあるず切り蟌 み深さ が浅くなり、加 å·¥ 粟 床 が 萜ちお、切り屑の厚さが 倉わ りたす。切り蟌み深さが倉わるため、切削力が倉わり、 振 動 が 発 生する可 胜 性 がありたす。

詳 现

すくい角、リヌド角、ノヌズ R などのチップ 圢 状では、 振 動 が増 倧、たたは æž› è¡° するこずがありたす。たずえ

長 いボヌリングバヌ や旋 削 バヌ の 突き出し郚が 原 因 22 | ゚ンゞニアリング 日本 | 2019幎 05月

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新補品 ば、ポゞティブ すくい角のチップ で は、接 線 方向の 切 削 力 が 抑えられたす。しかし 、ポゞティブ すくい角の 構 成 で はクリアランス が 少なくなり、摩 耗 や 振 動 に ぀な がる可 胜 性 が ありたす。すくい角が倧 きく、切 れ 刃 角 が 小 さ い å Ž 合、切 れ 刃 が 鋭 利 に なり、切 削 力 が 抑えられたす。ただし、鋭 利な切れ刃は衝 撃による損 傷 や 偏 摩 耗 が生じ 、ボ アの 仕 䞊げ 面品 質 が 䜎 䞋する おそれ がありたす。 切 れ 刃のリヌド角が 小さいず、軞 方 向 の 切 削 抵 抗 が 倧 きくなる䞀方、リヌド角が倧 きいず、半 埄 方 向 に切 削 抵 抗 が 生じたす。軞 方 向 の 切 削 抵 抗 は ボヌリング 加工に圱 響が少ないため、小さなリヌド角が 望たしい こずがありたす。しかし、リヌド角が小さいず、長いリ ヌド角よりも切れ刃のごく䞀 郚に切 削力が集䞭し、工 具 寿 呜を 瞮めるおそれ がありたす。たた、工具のリヌ ド角は、切り屑の厚さず切り屑の流 れ方向に圱 響した す。切 れ 刃のノヌズ R を 切り蟌 み深 さよりも 小さくし お、埄 方向の切削力を最小限にする必 芁がありたす。

St e a d y l i n e ® システムで は、振 動 吞収マスがバヌ前 面(た わ みが最 倧になる箇 所)に配眮されおいたす。切れ刃からバ ヌ本䜓 に 振 動 が 䌝わるず、この 振 動 吞 収 マスによりすぐに æž› 衰されたす。S t e a d y l i n e ® システムには 短く、コンパク トな S e c o G L 切 削 å·¥ 具ヘッドが枛 è¡° マス 近くの 切 れ 刃に 配 眮されおおり、振 動 吞収 効 果 を 最 倧 限にたで高めおいた す。このシステムは幅 広い甚途に適 甚でき、粗 加工甚ボヌリ ング、仕 䞊げ甚ボヌリングのほか、コンタリング、ポケット加 å·¥ 、溝 加 工などの甚 途 に 最 適 です。

加 å·¥ 䜜 業 で 優 れ た 仕 侊 げ 面 を 達 成 する に は 、切り 蟌 み æ·± さ を 抑える 必 芁 が ありた す。薄 い 切り屑 が 発 生 するず、チップ 凊 理 の 問 題 が倧 きくなりたす。送り 量を䞊げるず切り屑が ç Ž 砕 される可 胜 性 が ありたす が 、切 削 抵 抗 が䞊 がっおビ ビリが 発 生し 、衚 面 仕 侊 げ に 悪 圱 響 を䞎えるおそ れ が ありたす。䜎 炭 玠 é‹Œ の 加 å·¥ で は 、高 い 送り量で は 刃 先 に切り屑が 集 積 する おそれ が あるため 、より可 鍛 性 の高 い 合 金 é‹Œ の ç©Ž 加 å·¥ で は 、高 い 送り量 に 最 適 な 内 郚クヌラント䟛 絊 を 組み合わ せるず、切り屑凊 理 の 問 題 が 解 決したす。

セコ・ツヌルズ は 、同 瀟 のロングリヌ チ 匏 旋 削 およびボヌ リング゜リュヌションに 、新たに S t e a d y l i n e ® 防 振 旋 削 / ボヌリングバヌず切 削 ヘッドシリヌズを加えたした 。最 新 の 補 品 には 、盎 埄 1. 0 0 むンチ ( 2 5 m m)および 4 . 0 0 むンチ (10 0 m m) の S t e a d y l i n e ® バヌ、G L 2 5 旋 削 ヘッド、およ び 埄 115 m m たで の 粗 加 å·¥ および 仕 䞊げ 加 å·¥ 甚の B A ボ ヌリングヘッド などがありたす。

著者: セコ・ツヌルズ ツヌリングシステム 補 品マヌケティン グおよび 研 究 開 発 チヌム w w w. s e c o t o o l s . c o m

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S t e a d y l i n e ® 動 的 / 受 動 的 防 振 システムは 、振 動 力の 盾 互䜜 甹 に 基づ いお機 胜したす。加 工䜜 業 時 、切 削 力 により ホ ル ダ に 動 き ( 振 動 ) が 誘 発 さ れ た す。振 動 に 察 凊 するた め 、S t e a d y l i n e ® システムで は バヌ の 倖 郚 ゚ンベロヌプ ず同じ自然 å‘š æ³¢ 数に èš­ 蚈され た 2 番目の 内 蔵 マスの 特 性 を 採 甚しお いた す。このマス は 、䜍 盾 をずらした 共 振 によ り䞍 芁 な 振 動 を 消 去し 、゚ ネルギヌを 吞 収しお、振 動 を 最 小 限に抑えるように èš­ 蚈されおいたす。

切屑凊理 ボヌリング加工では、ボアからの切り屑陀去が重芁な 課 題です。チップ 圢 状、切 削 速 床、被 削 材 皮の 切 削 特 性はすべお、切り屑凊 理 に圱 響したす。短い 切り屑が ボヌリング加工で望たれる理由は、ボアから排出しや すく、切り刃にかかる力を 最小 限に抑えられるからで す。しかし 、切り屑を 粉 砕するよう蚭 蚈された曲 線 の 倧きいチップ 圢 状は、消費電 力が倚く、振 動を起こす おそれ がありたす。

結論 長さが 䌞 びた工具を 䜿った深 ç©Ž 加工や旋 削 加工は、 広く実 斜される重芁な金属切削加工䜜業です。このよ うな加工を効率よく実 斜するには、機械 加工システム å…š 䜓 を評 䟡しお、振 動 抑 制ず補 品 品 質 確 保 に関 わる 耇 数 の 芁 因 を 連 携 させ お最 倧 限 の 生 産 性ず収 益 性 が 実 珟 するようにするこずが 必 芁 です。

詳 现

受 動 的 防 振 å·¥ 具による生 産 性 向 侊 セコ・ツヌルズの St e a d y l i n e ® å·¥ 具を 䜿うず、䞀 般 的 な突 き出し郚 の 長 い加 工䜜 業を、防 振 非 察応の工具に比べお 2 倍 の 速さで 完了で きたす。たた、郚 品 の 仕 䞊げ 面品 質 が 向 䞊し 、工 具 寿 å‘œ が 延 び、加 å·¥ å·¥ 具 にか かるストレス が枛り たす。このシステムの 受 動 的 / 動 的 防 振 技 術 により、6 :1 を 超 える L / D 比 の工 具 を 䜿うなどの 侀 郚 の甚 途 で、最 䜎 の 加 å·¥ パラメヌ タで も 実 珟 で きな か ったレ ベ ル を 達 成 で き たす。深 さ 10 X D たで の 小 埄 および 倧 埄 ç©Ž の 旋 削 および ボヌリング 加 工を高 い ä¿¡ é Œ 性ず生 産 性 で 実 æ–œ で きたす。

G L 接 続 の 採 甹 により、ボヌリング å·¥ 具や 旋 削 å·¥ 具 の ヘッ ド をす ばやく亀 換 で きた す。そ の ため 、5 ミクロン以 内 の センタリング 粟床ず再 珟性を実珟し、ヘッドの向きを 18 0° に èš­ 定で きたす。 埄 1. 0 0 むンチ( 2 5 m m) のバヌにはワヌク偎 に G L 2 5 接 続 を 備えおおり、超 硬バヌを S e c o - C a p t o™、H SK-T/A 、スト レヌトシャンク機械 偎 接 合 郚ず䜵甚するず、最も深いツヌル 突き出し郚 (最 倧 2 5 0 m m)の課 題に察凊で きたす。埄 4 . 0 0 むンチ(10 0 mm)の倧埄バヌは既存の GL 50 旋削ヘッドに察 応し 、B A - G L 5 0 アダプタを 䜿うず、J e t s t r e a m To o l i n g ® 高 圧クヌラント技 術ず統 合で きたす。 埓 来 の å·¥ 具 オ プ ション が お 䜿 い い た だ け な い 䜜 業 で も、Steadyline® は突き出し郚の長い加工䜜業で 粟床ず信 é Œ 性を高め、スピンドルのストレスを枛らし 、金 属陀 去 率を 高め、スムヌズな仕䞊げ 面を぀くり工具寿 呜を延ばしたす。


新補品

セコ・ツヌルズ、GL ねじ切りヘッド新補品の远加により深穎゜リ ュヌションを拡匵

セコ・ツヌルズの Steadyline® 旋削バヌおよびボヌリングバヌに 2 ぀の GL25 ねじ切 りヘッド新補品が远加され、深穎加工䞭に倧型で高䟡な被削材の廃棄に぀ながる䞍合 栌品を削枛できたす。

新

し い ね じ 切 り ヘ ッド は G L ヘ ッド ず S t e a d y l i n e ® バ ヌ を 拡 匵し 、生 産 粟 床 の 向 侊 、高 品 質 な è¡š 面 仕 侊 げ 、チップ 亀 換 や ヘ ッド 亀 換 時 の ダ りンタ むム 短 çž® を 実 珟した す。Steadyline® 旋削バヌには、業界で最も効果的な 防振システムが採甚されおおり、小埄および倧埄の穎 で 最 倧 1 0 x D の 深さたで ç°¡ 単 に旋 削 および ボヌリン グ加工ができたす。

埄 3 0 m m の æ·± 孔 内 埄 加 å·¥ で は 、コンパクトな 新 èš­ 蚈 の G L 2 5 ヘッドにより、10 x D たで 安 定 性 が 高 た りたす。セコ・ツヌルズの G L 2 5 を埄 2 5 m m (1 むン チ) の S t e a d y l i n e ® バヌず接 続 するず、高 い 繰り返 し 粟 床 が 実 珟し 、工 堎で はシステムの 長 い 突 出し郚 機 胜ず非 垞に 効 果 的 な 防 振 技 術 のメリットが 埗られ たす。壁 の 厚さを 最 適 化した G L 接 続 により、5 µ m 以 内 の センタリング 粟 床ずプ ロヌビ ングの 繰り返し 粟 床 を実 珟し 、操 䜜 の 汎 甹 性 を高 め 、ツヌル 亀 換 を 迅 速 か぀容 易にしたす。新 補 品 の G L 2 5 ねじ切りヘ ッドは、S e c o J e t s t r e a m To o l i n g ® 高 圧クヌラント 機 胜ず統 合可 胜 な蚭 蚈 になっおいたす。 w w w. s e c o t o o l s . c o m

詳 现

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新補品

ANTHONY MACHINE(ア ン゜ニヌマシン)瀟ずケナ メタルの連携でセットアッ プ時間の短瞮を実珟

Anthony Machine瀟は数幎にわたり、工堎党䜓でKMを䜿甚しおいたすので、DMG森粟機補の新しいY軞旋盀にクむックチェ ンゞツヌリングを搭茉する際、同瀟の遞択の決断は明らかでした。

テキサス州の個別泚文補䜜䌚瀟がクむックチェンゞツヌルホルダヌによる恩恵を実感 する。

INFOS

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詳 现

0幎以䞊にわたり、ケナメタルのKM™ブランドの クむックチェンゞツヌリング は 機 械 加 å·¥ 業 者 の 効率化に貢献しおいたす。数千にものお客様が 断 蚀しおいる通り、K Mブランドはセットアップ 時 間を 短瞮し、適応性を向䞊させ、マシン皌働率を改善し、業 界からの䞀局厳しい芁求に、真正面から応える胜力を 瀺しおいたす。

ケナメタル の シニアセヌルス゚ンゞニア であるM a r k Dav is(マヌク デむビス)が、過去10 幎ず同 様に珟 å Ž 工堎をサポヌトしたした。圌は、Anth o ny瀟に察し、 セットアップ 時間を短 瞮し、新しい機械の胜 力を最 倧 限 掻甚する最 善 の方法 は、タレット察応クランピング ナニットTACUずK Mクむックチェンゞツヌルホルダ ヌを搭 茉 するこずだず説 明したした 。

そ のような お 客 様 の1瀟 が A n t h o n y M a c h i n e 瀟で す。19 4 6 幎 以 来、テキサス州サンアントニオ垂のこの 個 別 泚 文 補 䜜 䌚 瀟は、石油 、ガス、採 鉱 、茞 送 、電 力 発電など、さたざたな産 業に補䜜 補品を提 䟛しおきた した。粟密加工における経 隓から、同瀟 が取り扱えな いものはほずんどありたせん。しかし、同瀟初のY 軞ラ むブツヌル旋 盀ずしお、CN C 工䜜 機 械メヌカヌである D M G 森 粟 機 の N L X 3 0 0 0 12 5 0 汎 甹 旋 削マシニング センタヌ2 台を 同 瀟 が 賌 入した埌、A n t h o n y 瀟 の 補 造 チ ヌム はそ の 新 たな「投 資 」を 最 倧 限 掻 甹 するず いう課 題 に盎 面したした 。

Davisは、 「TA C Uシステムは 、K M 32 からK M 6 3たで すべ おに 察 応したす」ず蚀 いたす。「圓 瀟 は 、固 定 å·¥ 具ず駆 動 å·¥ 具 の äž¡ 方に 察 応 するブロックを提 䟛しお いたす。たた、オヌクマ、ハヌス、マザック、ドゥサン( 斗山) 、もちろん 、D M G 森 粟 機ずいった äž» 芁工䜜 機 械 メヌカヌのほずんどの旋 盀に搭茉できたす。察応可胜 ずなったメヌカヌはオンラむンで垞に远 加されたす。 よっお、お 客 様 は、迅 速性や 柔 軟 性に優れた、粟密な クむックチェンゞツヌルホルダヌシステムを8 0以 䞊の 機 皮のCNC旋 盀マシニングセンタヌに簡単に、たたコ スト効 率よく搭 茉 で きるようになりたす」。

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新補品

新し い N L X 機 に K M を 搭 茉 する 利 点 を 確 認し た 埌 、A n t h o n y M a c h i n e 瀟はクむックチェンゞツヌリングの採 甚を工 堎の他の郚 分にも拡げる蚈画を立おおいたす。

KMクむックチェンゞツヌリングのスピヌドず再珟性 は、Anthony Machine瀟の加工工皋の倚くに「際 立った違い」をもたらしおいたす。

Mohsen Saleh(モヌセン サラヌ)ずCNC機オペ レヌタヌのM a r k G a r l a n d (マヌク ガヌランド) が、A n t h o n y M a c h i n e 瀟 所 有のD M G 森 粟 機 補 NLX 3000 1250汎甚旋削マシニングセンタヌで 加工されたワヌクをチェックしおいたす。

A n t h o n y M a c h i n e 瀟 の 補 造 技 術 者であ るD a n i e l G o l l e r (ダニ゚ル ゎラヌ)は、新しいマシニングセン タヌに TAC UずK Mを採 甚するず決 定するのは容 易だ ったず語り、 「数幎 にわたり、圓瀟 は æ·± ç©Ž 加 工や その 他の加工のために、CNC 旋 盀やマシニングセンタヌに K M 搭 茉 カスタムツヌルホルダヌを 数 倚く取り付けお たしたし、可胜な工具ポゞションで限界を克 服できる よう、工堎 の 手 動タレット旋 盀 数台にケナメタル補工 具 を 䜿っおきたした 。」ず蚀 いた す。「圓 瀟 は䜕 床 も 新 芏 泚 文 を 受 泚しおきたした 。競 合 他 瀟 が 埓 来 の工 具で は 実 珟 で きな かった 公 差ず衚 面 仕 侊 げ を K M が 可 胜 にしおくれ た からです」。

S a l e h は 、A n t h o n y 瀟 の 今 埌 の芋 通しを 少し぀け 加 え぀぀、同瀟の最 近の成 功に぀いお総 括しおいたす。 「圓瀟 は19 8 6 幎 に初 めおC N C 機 を賌 入したした 。そ の時、圓瀟は有名な競合他瀟のブランドを䜿 甚しおい たしたが、埌にケナメタルが圓瀟を蚪れたした。たず、 感 銘を受けたのは、ケナメタルによるサヌビス指向の 姿 勢です。ケナメタルはい぀も喜んで圓瀟を蚪問し、 アプリケヌションに぀ いお協 力しおくれたす。ケ ナメ タル 補 品 の 品 質の高さず共 にこのような 姿 勢 が 理 由 ずなり、ケナメタル は 、以 来 ずっず圓 瀟 の望たしい工 具サプラむダヌずなりたした 。圓瀟は垞により小 芏 æš¡ で 䜎コストの 競 合 他 瀟ず競っおいたす。このような環 境 例 で 新 芏 受 泚を獲 埗し続 けるため 、最 新 の高 床 ツ ヌリングシステムず工䜜 機 械テクノロゞヌを採 甚する 必 芁がありたす。このこずが圓瀟に競 争力を䞎えおお り、、ケナメタル はこの 分 野 においお倧きな圹 割を果 たしおくれおいたす」。

INFOS

A n t h o n y 瀟 の オペ レ ヌ ション マ ネヌ ゞャヌで あ る M o h s e n S a l e h (モヌ セン サレ ヌ)も同 意したす。 圌 は「違 い は 明らかだ 」ず蚀 いたす。「ほずんどのマ シニングセンタヌに暙 準 装備される埓 来のりェッゞタ むプやスクリュヌタむプのブロックず比 范 するず、K M 搭 茉 のTA C Uナ ニットは 加 å·¥ 時 間 がより速く、より粟 密 で す。圓 瀟 は 通 åžž 、公 å·® を 0 . 0 0 0 5 むンチ 0 . 0 13 m m に 維 持しおおり、我々は 、郚 品サむズ はクラン プごずに 異 なっおは ならな いず指 瀺 さ れお いた す。 タレットが æ·· み合 わず、すべ お 狙った 通りずなり、兞 型 的 な ストレ ヌトシャンク工 具やスクリュヌが セット さ れ たタむプのボヌリングバヌホ ル ダヌを 䜿 甹 する ずきによく経 鹓 するビビリやたわ みもありたせん」。

「 A n t h o n y 瀟 が TA C U 䜿 甹 で 埗 た パ フォヌマ ンス は 、圓 瀟 が K M に 期 埅した 通りでした 」ずケ ナメタル の D a v i s は 蚀 いた す。「プ ラットフォヌムの 幅 、粟 密 さ、そしお特に適 応性を考えれば、K Mはたちたち、ク むックチェンゞツヌリングにおける事 実 䞊のツヌリン グ 産 業 界 のスタンダヌドずなるでしょう」。

詳 现

w w w. k e n n a m e t a l . c o m

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