KurakazĂź
People Travel Story Architecture
KurakazĂź
1993 : Born in Japan 2014-2015 : Studied in Denmark 2016 : Graduated Kyushu University architecture department 2017 : Worked at an architect office in Nagasaki
KurakazĂź
People : I like people, I like human Travel Story Architecture
Simon
UC
Neko çŒŤ
Kuni
Ha ji me 創
まるちゃんシリーズ MARU Series ねむたい・なきたい・あそびたい・・・ 人間誰しも持ちうる素直な欲求を はずかしがりやの小さな女の子に なぞらえて描きました。 常にこころをまるく、ひろく、正直に 保ちたいものです。
Luxury of Sundays 日曜日の贅沢
SANGO-SAN さんごさん
New Year Card 謹賀新年
KurakazĂź
People Travel : When I travel in the world, always I could know how people were kind. Story Architecture
Indian girl
Hampi
Ocean 日本海
The wilds サロベツ原野
Mo-e-le
North
Ariake Sea （ Sun Rise ) 有明海（朝日）
Ariake Sea ( Daytime ) 有明海 （昼）
Shimabara 島 原
Night Train 夜行列車
Sun rise
Diary ( April 11) 絵日記（４月 11 日 ）
Diary ( April 9) 絵日記（４月９日 ）
Natural Vase
Old Castle
KurakazĂź
People Travel Story : Normally, picture book story spounds like a fearytail. But all stories connect to myself. Architecture
せかいの はしっこ
たくさんの想像力と創作意欲をくれた北欧の大自然へ
フレディは ヨーロッパのおおきなまちに すんでいるおとこのこです。
フレディのおとうさんとおかあさんは しょうがっこうのせんせいをしていました。
あるひ、 おとうさんがフレディに いいました。 「フレディ。こんどのにちようびに せかいのはしっこにいかないかい？」
「せかいのはしっこ？」 とフレディは ききかえしました。 だってこのせかいは ずっととおくまで ひろがっていて、 はしがあるとは しらなかったからです。
「そう。このせかいには まんなかと はしっこがある。 まんなかというのは ぼくたちが すんでいるような おおきくて ひとがたくさんすんでいるところ、 はしっこは ひとがあまりすんでいないところ。 」と おとうさんは せつめいしてくれました。
「それって こわいところじゃない？ ぼくたち きえたりしないよね？」 とフレディは すこししんぱいになって ききました。
「さあ、それはどうかな。 いってからの おたのしみ。 」 と、おとうさんは わらって フレディに ウインクしてくれました。
にちようびに なりました。 せかいのはしっこへ いくひです。
おかあさんが フレディとおとうさんのために サンドイッチとくだものを よういしてくれました。 「なあんだ。ふつうのおべんとうだし おとうさんも ふつうのかっこうしてる。 せかいのはしっこ なんていうから もっとすごいかっこう していくのかと おもったのに。 」と フレディは すこしがっかりしました。 だけど、だいすきな おとうさんとのドライブです。 わくわくしながら フレディは くるまにのりました。
ブロロロ、、、くるまは しゅっぱつしました。
「あれ？ きょうは おんがくかけないの？」 とフレディ。 だって いつもおとうさんは くるまにのるときに おんがくをかけて たのしそうに うたっているからです。 「うん。きょうは おんがくは なし。そのかわり、まどをあけて そとのおとをきこう。 」 と、おとうさんは くるまのまどを あけました。
そとのかぜが いっきにくるまのなかに はいってきて いいきもち。 「ブロロロ、、プップー。」 さわがしくて にぎやかな フレディがすんでいる まちのおとです。
ふたりをのせたくるまは いくつかのまちを とおりぬけて はしをわたり、もりをぬけました。 にぎやかだった そとのおとも とりやかぜの おとにかわりました。
そして 「さあついたよ。」と おとうさんは くるまを とめました。 そとにでると、、、
「うわあー」 みわたすかぎりの うみとそら。 いつのまにか そとのおとも すっかりなくなり、 ただ ちゃぷんちゃぷんと なみがちいさく うちよせるおとが きこえるだけです。 「きれいねえ おとうさん。」 フレディが そういうと おとうさんは うれしそうに にっこりしました。
ふたりは はまべのベンチに すわって おひるごはんを たべました。
よくみると なみは なんておもしろいうごきを しているのでしょう。 ちいさくとびはねたり、 ばらばらにわかれたり、かぜととけあったり。 まるで いっぴきのおおきな どうぶつのようです。 フレディは もうむちゅうになって うみのひょうめんをながめていました。
「ところで なんでここが せかいのはしっこなの？」 とフレディは おとうさんに ききました。 「それはね、ここが まっしろな ところだからさ。 」と おとうさんは こたえました。 「まっしろというのは めにみえるもの ばかりじゃない。 ここは ひとも たてものも ほとんどないだろう。 ここにくるとね、 おとうさんは こころのなかが まっしろになれるんだよ。 さっきたべた おひるごはんのことも、じかんも すべて どこかへ いってしまって、 ただ うみとそらと おとうさんがいる。そういうきもちに なれるんだよ。 」 「ふーん」 なんだか よくわからないなあ。とフレディは おもいましたが、 おとうさんは とても しあわせそうだったので、 まあいいやと おもって また なみを ながめて いました。
「あのばしょしか せかいのはしっこじゃないの？」 と かえりの くるまのなかで フレディはおとうさんに きいてみました。
「そんなことはないよ。せかいのはしっこは どこにでもある。 ただしくいうと どこでも せかいのはしっこに なることができる。 おとうさんも フレディみたいに ちいさいころは たくさんみえたんだ。 よくフレディが おさんぽのときに てんとうむしや ねこを ずっとみつめているときが あるだろう。 そんなふうに、ぼうっと なにかひとつのものを みつめて こころのなかを からっぽにすることが できたんだ。
だけど、おとなになってからは それが できなくなっていった。 こうやって とおくまで でかけていって きれいなけしきを みないと こころをまっしろに できなくなって しまったんだ。 」
そういって おとうさんは すこしかなしそうに ほほえみました。 「だからね、たまにフレディのことを うらやましいって おもうときがあるよ。 こうして せかいのはしっこは フレディのまわりに いつでもあることを おとなになっても おぼえていてね。」
そうして、おとなになったフレディは おとうさんたちとおなじ、せんせいに なりました。 あのときは よくわからなかったけれど、 いまは おとうさんの いったことが よくわかります。 だから、ゆうやけを みるとき、 よるの ほしぞらを ながめるとき、 いつも「せかいのはしっこに いま ぼくは いるんだ。 」と かんじながら、 こころを まっしろにして いつまでも ながめているのです。
KurakazĂź
People Travel Story Architecture : Architecture is kind of my center. I traveled to see new value of architecture and so excited. Also when I worked an architect office, it was great happiness to design for someone and create real space.
22/December/2012
Too High Hermitage/ 高過庵 Terunobu Fujimori/ 藤森照信 Japan/Nagano/Kayano
31/March/2013
Ryotaro Shiba Memorial Hall/ 司馬遼太郎記念館 Tadao Ando/ 安藤忠雄
Japan/Osaka/Osaka
12/March/2014
Guggenheim Museum Frank Lloyd Wright U.S. /New York
16/March/2014
Rufino Tamayo Museum Michel Rojkind Mexico /Mexico City
14/July/2014
Stockholm City Library Erik Gunnar Asplund Stockholm / Sweden
8/July /2014
Woodland Chapel Erik Gunnar Asplund Stockholm / Sweden
Diploma work 卒業設計
Bird's-eye view drawing of Tarami town 多良見町俯瞰図
Drawings of spring water house 「湧き水の家」部分パース
Bird's-eye view drawing of festival square お祭り広場 俯瞰パース
敷 地：長 崎 県 南 島 原 市 南 有 馬 町 構 造：木 造 ＋ R C 造 平 屋 建 て 延 床 面 積：1 6 5 . 5 ㎡ 設 計 期 間：2 0 1 7 年 2 月 ～ 1 1 月 工 事 期 間：2 0 1 7 年 1 2 月 ～ 2 0 1 8 年 5 月 ( 予 定 ) 意 匠 設 計：佐 々 木 翔 ＋ 倉 員 香 織 ／ I N T E R M E D I A 構 造 設 計：木 村 洋 介 ＋ 円 酒 昂 照 明 設 計：杉 尾 篤 照 明 設 計 事 務 所 設 備 設 計：シ ード 設 計 社
Bird's-eye view drawing of rice teracce house 棚 田 地 形と暮らす 家 「棚田の家」俯瞰パース
Picturebook " FUKUTAROU" 絵本「ふくたろう」より
Picturebook " FUKUTAROU" 絵本「ふくたろう」より
Picturebook " FUKUTAROU" 絵本「ふくたろう」より
Picturebook " FUKUTAROU" 絵本「ふくたろう」より
Picturebook " FUKUTAROU" 絵本「ふくたろう」より
KurakazĂź
Everyone is different, that's why everyone is wonderful.
fin.