HANDs! Project 2017 Booklet

防災を世界に学 び、未 来 に 届 ける。 Engage in the global movement of disaster education and deliver innovations for the future

www.handsproject.asia

あなたのアイデアは、 未来のライフラインになる。 困っている人を、1 人でも多く減らしたい。 自分にしか出来ない方法で、人を助けたい。 災害のおきた土地の今を、肌で感じ、学びたい。 HANDs! PROJECT はその想いを、防災を通じて、 アジアの未来へとつなぐ活動を行っています。 それは、強い情熱を持つ人、 オリジナルのアイデアを生み出せる人は、 いざというとき、何よりも心強い存在となりうるから。 いま、私たちは、探しています。 自然災害が多発しているアジア諸国から、 防災を通し、人と未来をつなぐ懸け橋となる存在を。 人びとの、夢や希望となれる人材を。 あなたの知識を、経験を、熱意を。 そのすべてを余すことなく発揮してほしい。 きっと自分には何かができる。そう思える人だけが、 未来を変えていける。 HANDs! PROJECT は信じています。

Photo by UNICEF Indonesia

多発するアジアの 自然災害に対してできること アジアは、 その気候や地形の特性上、世界の約 3 分の 1の自然災害が 発生する地域です。ここ10 年で、地震や台風、火山の噴火など、 1,4 4 9 件の災害が起き、死者や負傷者、行方不明者などをあわせると、 ※ 約 17億 3947万人の人たちが被災しています。

地域によっては避難訓練などもなく、 一般の人たちは災害に対して立ち向かう術を知りません。 これら自然災害に対応するには、国や地域ごとの対策だけでなく、 アジア全体の問題として捉え、知識を共有し、 人々が興味を持つような手法で伝えていかなければなりません。 2014年、国際交流基金アジアセンターが中心となり、 防災や被災地支援についての知識を共有し、学び合う担い手の 育成の場としてHANDs! PROJECTが始動しました。

スマトラ島沖地震 2004

タイの大洪水 2011

※ 出展： The Center for Research on the Epidemiology of Disasters (http://www.emdat.be/)・警察庁 (https://www.npa.go.jp/news/other/earthquake2011/pdf/higaijokyo.pdf)

東日本大震災 2011

近年アジアで発生した自然災害 2000年以 降だけでも、死者の数が5,000人を 超える大きな災害が多数発生しています。

2013｜インド北部大洪水

死者

6,054人

2015 ¦ ネパール地震

2008 ¦ 四川大地震

死者

死者

8,942 人

87,476 人

2011｜東日本大震災

2005｜パキスタン地震

死者

死者

74,647人

15,894人

2008 ¦ サイクロン ナルギス

死者

138,366人

2013 ¦ 台風ハイエン

死者

2001 ¦インド西部地震

死者

7,375人

20,017人

2004 ¦ スマトラ島沖地震

死者

226,096人 2006 ¦ジャワ島中部地震

死者

１年間で発生するアジアの災害

150

約

5,778人

過去 10年にアジアで被災・犠牲になった人数

1,721,151,762 人

世界の災害の 約 1/3 がアジアで発生

13

世界の災害の 犠牲者の約半数がアジア

47%

「未来の防災」を背負って立つ人材を育成します。 HANDs! PROJECTは、国際交流基金アジアセンターを中心としたアジア 7 拠点が主催する、クリエイティブな手法で防災教育を広めるための人材育

災害

クリエイティビティ

成プロジェクトです。年に1度、インドネシア・タイ・フィリピン・マレーシア・ インド・ミャンマー・ネパール・日本の8か国※から、防災に対して高い志をも つ若者を「HANDs! フェロー」として選出します。スタディツアーを通じた 研修の実施や交流活動、さらには参加者の職業や専門性を活かした具体的 な企画の実施をサポートして、アジア地域に防災活動を根付かせます。

※2017 年度よりカンボジアが参加

クリエイティブな防災教育

HANDs! PROJECTの仕 組 み

災害の被害を受けた 国や地域を訪問します

現地の体験から発想力や 実践力を身につけます。

あなたは 風？水？土？ たとえどんなに良い活動だとしても、自分たちと 全く関係のない外から来たアイデアはなかなか その土地に受け入れてもらえません。 「 風・水・土 」という HANDs! PROJECTでは、 役割の考え方を取り入れ、地域に防 災活動を 根付かせます。

水 の人

クリエイティブな視点で 物事を考え、アイデアを 出し合います。

具体的な企画案に 落とし込み、実行します。

風 の人

風の人と土の人をつなぐ

アーティストや建築家、デザ

人です。地 元 である「土」

イナーなど、地 域の外から、

に合う「風」を見定め、共通

新しく刺激のある種を運ん

のゴールに向け、調整やサ

でくる人です。地 域 活 性 の

ポートをします。

きっかけをつくります。

土 の人 被 災 地 に 住 む人や行 政 職 員など、実 際 にその土地で 暮 らす人で す。自分たちに 何が 必 要なのかを 洗 い 出 し、風が運 ぶ 種を迎え入れ る準備をします。

Eko Prasetyo

ボランティアコーディネーター/教師

南スマトラ・ランプン州のゴミ処

Praewpon Sukutsathian

建築家

分場に住む子どものための図書

コミュニティの様々なプロジェク

館と日曜学校の共同創設者。

トに従事。 チェンマイにて地域の 人を巻き込んだ環境活動を実施。

国や職種を超えた 若いつながり

Gilang Damar Setiadi

地質学者 / ミュージシャン

Chonlada Janpum 研究者 / NGO 職員

環境問題を解決する多くのプロ

地学の知識を用い、コミュニティ

ジェクトに従事。エコ・ツーリズ

防災の浸透を推進。 実験的音楽活

ムのツアーリーダーも務めた。

動 tsaatanも実施。

2016年度は、インドネシア・タイ・フィリピン・ マレーシア・インド・ネパール・ミャンマー・ 日本 の 8か国から、デザイナーやダンサー、 建築家、教育関係者、大学生など、国籍や 職種を超えた 25 名の若者が「フェロー」と

Grace Wiguna

Phongthep Bunkla

イラストレーター / 漫画家

ドキュメンタリー映画監督

イラストを通して、 人々に良い影響

タイ 北 部 で 迫 害 を 受 け て い る

を与えることを目的に活動をして

人々など、人権に関する啓発映画

いる。

の制作をしている。

してプログラムに参加しました。

Rizqia Sadida

イラストレーター

Worawas Sabaychai

コミュニティシアター指導員

「子どもの教育」分野でのボラン

演劇やワークショップを通じ、既存

ティア活動を実施しており、より

の枠にとらわれない教育をコミュ

社会に還元できる活動を目指す。

ニティに届けることを目指す。

Widy Dinarti

コーチ

Worapot Yodpet

大学生

対話を通じて若者や職業人の目

学校とコミュニティが協働した

標達成を支援。 コミュニティの発

防災プログラムの開発を目指す。

展を人材育成を通して支える。

Maria Victoria Manalac Almazan

Yeo Li Shian

フリーランスライター / 翻訳者

Akira Sakano

ゼロ・ウェイスト活動家

グラフィックデザイナー

健康問題や子どもに関連した問

徳島県上勝町を中心に、ゴミを出

CNN Philippinesに勤務する傍ら、

題を中心に執筆活動を行う。

さない考え方と具体的な方法を広 めるゼロ・ウェイスト運動を推進。

2013 年の台 風 ハイヤンで被災し た子どもの支援事業に従事。

Ralph Daniel Cabinta Lumbres カラヤン大学講師（美術）

舞台デザイン、ビジュアルアート、 彫刻を得意とするアーティスト。

Lee Hui Ling

教育者 / アーティスト

Yoshiaki Seto

フリーランスライター

子ども達に美術を教える一方、

「ゴミタビ」と称して、ゴミ廃棄の

様々な分野の市民活動や環境の

実情やリサイクル環境を知るため

保護活動も行っている。

東南アジア各地をまわる旅を実施。 防災用携帯ラジオの普及に尽力。

Gail Therese Umandac Padayhag

映画監督

NGO 職員

インドの映画祭ドキュメンタリー

元モスクワ・シティ・バレエカン

Habitat for Humanity Philippines

部門で、受賞経験あり。

パニー。 その土地のコミュニティ

Rintu Raju Thomas

に接することで生まれるアートを

にて、政府、NGO、地方コミュニティ

探求している。

の協働を促す事業に従事。

Juan Miguel Villarba Torres 研究者

人道支援について研究、災害後の 支援活動をする傍ら、独自の視点 で写真活動を行う。

Ryan Anthony Monang Bestre

Kei Minoura

ダンサー

Pranab Man Karmacharya

理学療法士

コミュニティに携わる医療従事

Masashi Tamura

大学生

京都の学生消防防災団体「FAST (Fire And Safety Team)」 で活動。

活動を行う。また、災害時のレス キュー活動なども行っている。

Kenichi Tanaka

環境問題専門家 /教師 / パフォーマー

Salai Thawng Hlaing Lung

デザイナー / 映像作家

Teach For The Philippines にて 教 師

NGO 職員 / 漫画家

中東地域の難民キャンプ取材な

として働いた後、現在は、太陽光発電 の会社に勤務。環境に取り組むNGO にてボランティア活動を行っている。

環境の保護、コミュニティの持続 的発展に向けた活動、漫画制作を 行う。

どを経験。 デザインや映像、写真 を通じた社会問題の啓発を行う。 （Media Fellow）

防災の知恵を 肌で感じるために被災地へ アジアで災害を経験した国や地域を、1年のうち約20日かけて巡

1ST TOUR 9/25

フィリピン着

2ND TOUR 3/1

る防災研修ツアーです。ただ、現地を視察するだけでなく、被災

プーケット滞在

地の出来事や、そこから得た解決方法などを肌で感じながらディ

（3/1∼3/3)

マニラ滞在

スカッションや問題分析を行います。ツアーでは、デザイン思考

（9/25∼10/1)

パンガー滞在

なプログラムを用意しています。2016 年度は、フィリピン、イン

4 KOBE

（3/4∼3/7)

やシステム思考などの手法を用い、発想力や、問題解決のため の実践力を身につけ、後日のプロジェクト実施に備えられるよう

タイ着

10/1

出発日

3/7

出発日

10/1

インドネシア着 3/7

日本着

JAPAN

ドネシア、タイ、日本の4か国を訪 問しました。 3 PHUKET THAILAND

1 MANILA PHILIPPINES

ウブド滞在

（10/2∼10/4)

神戸滞在 (3/8∼3/13)

西バリ滞在

（10/5∼10/6）

10/7

ツアー終了 出発日

3/13

ツアー終了 出発日

2 BALI INDONESIA

SEP TEMBER 25 TH - OCTOBER 1ST, 2016

被災者や貧困地域に住む 人たちの言葉から考えること。

2016年のスタディツアーはフィリピン・マニラの訪問から 始まりました。冒頭のオリエンテーションでは、HANDs! PROJECTへの導入として、根本的な原因を特定し、システ ム自体を変革することによって問題解決方法を考える「シス テム思考」や、課題の特定・解決のための「デザイン思考」 、 新しいコミュニティや活動を、土地に根付かせるための考え 方 で ある「 風の人・水の人・土の人」という、H A N D s !

PROJECTの根幹となる考え方について、学 びました。 ナボタスコミュニティでは、被災地から移住してきた 被災 者への取材を実施。直に当時の状況や現状の問題点を取 材し、課題解決に向け、時間をかけてアイデアを出し合い、 住民の皆さんからフィードバックを得ました。フィールドワー クを通じ、現地の人々に寄り添い、ニーズを見極めた上で、 解決策を提案することを習得しました。

MANILA

PHILIPPINES

1 ナボタス地区で住民に被災時の話を聞くフェロー 2 システム思考・デザイン思考の授業を受ける 3 昨年のフェローによる体験型演劇の一環で街の模型を制作

OCTOBER 2ND – OCTOBER 7TH, 2016

自然と人とが共存。 持続して考える防災。

ツアーの 2か国目として、インドネシアを訪れました。まず、 バリ島の伝統的な水利組織で、水と棚田を共同管理する 「スバック」を見学。環境問題の啓蒙や防災活動を行う非営 利団体 IDEPを訪問し、持続可能な暮らしと防災について 学びました。革新的でユニークな製品を辺境の貧困地域に 届けるNPOコペルニクとのワークショプでは、継続的な社 会貢献事業の運営の仕方をともに考えました。 続いて、 環境と起業家精神を育む革新的な学校であるグリー ンスクールや、教育に人生を捧げる先生が自作の教材でク リエイティブな教育に取り組む、PAUD Cemara Kasih 幼稚 園などの教育現場も訪問。 教育方法や、地域に根付いたコミュニティ活動について学 び、そこで学ぶ子ども達と一緒に、H A N D s！フェローが 主催する楽しみながら学ぶ防災教育イベント、HANDs! Togetherを開催しました。

INDONESIA

BALI

1 スバックを訪問。2 グリーンスクールの竹でつくられた校舎 3 幼稚園児に災害をテーマにした即興の人形劇を披露するフェロー4 フェローから学ぶ幼稚園児

MARCH 1ST – MARCH 7TH, 2017

子ども達が学びたくなる 防 災を考える。

ツアー後半、3か国目はタイです。まず、海の森とも 呼ばれ る、マングローブ保護区を訪れ、地元住民と交流しました。 海辺 にしっかりと根をはるマングローブの森は、津波の際 に迫りくる海 水の威力を和らげる効果があります。環境保 護と防災は両立することを学びました。 2004年のスマトラ沖地震の際に、津波の被害にあったナム・ ケム村のボランティアセンターでは、地域の防災リーダー から当時の話や、復興の話を聞きました。津波による孤児 など社 会的に恵まれない子ども達のための Ya o w a w i t Schoolでは、環境活動家のロバート・スティール氏による 環境問題のレクチャーや、タイのアドバイザーであるラッ ティゴーン・ウティゴーン氏によるゲーミフィケーションの ワークショップなどを体験し、その上でフェローが試作した 教育プログラムを用い、子ども達に学びを提供しました。

THAILAND PHANG NGA PHUKET

1 フェロー達が 考えた防災ゲームで遊ぶ子ども達 2 マングローブの森の中を歩くフェロー 3 紙芝居による被災時の行動を促すゲームの実演

MARCH 8TH – MARCH 13TH, 2017

大震災から復興した 神戸の経 験を世界へ

HANDs！スタディツアーの最後、4か国目は日本の神戸を 訪れました。神戸は、22年前に起こった阪神淡路大震災で 大きな被害を経験した街。その経験を語り継ぐための施設 である「人と防災未来センター」 を訪問しました。災害発生 直後の記録や、復興へのアプローチ、震災から学んだ防災 や減災への取り組みを学びました。 東日本大震災から丸 6年となる3月11日には、NPO法人プ ラス・アーツが主催する、親子で楽しみながら防災を学べる イベント、イザ！カエルキャラバンと、HANDs!フェローに よって行われる防災教育イベント、HANDs! Togetherを共 同で開催。たくさんの子ども達にフェロー自身が考案した ダンスやゲームなどの教育コンテンツを提供し、防災の知 識や技を、伝えることができました。 最終日には、スタディツアー全体の学びを総括。これから フェロー1人ひとりが実現させるアクションプランの発表 と、アドバイザーからの講評を得て、幕を閉じました。

JAPAN KOBE

1 HANDs!Togetherにてロープワークを教えるフェロー 2 2008年都賀川水難事故の現場を視察 3 人と防災未来センターの様子

1 PAUD Cemara Kasih 幼稚園でバリの伝統演奏してくれた子ども達と交流 2 インドネシアで出会った地元の少年 3 フィリピンで見学をしたサン・アグスティン教会 4 防災ゲームを考えるフェロー達 5 歓迎のバリダンスを踊る子ども達 6 アクティブラーニ

ングについてのレクチャー 7 IDEP Foundationでレクチャーに使う人形を手にしたアデさん 8 防災ダンスを踊る子ども 9 CO2と地球温暖化をテーマにした子ども向け寸劇を披露するフェロー 10 アクションプランを発表するフェロー 11 Yaowawit スクールとそこ で学ぶ子ども 12 フェローが作成した避難時の行動を考えさせるための漫画 13 作成したゲームと、 それを作ったフェロー 14 防災を教える寸劇に使うツールを手にしたフェロー 15 子ども達にワークショップをするフェロー 16 システム思考・デザイン思考の授業 17 2004年の津波被災者でレストランオーナーのLekさんに話を伺った。18 子ども達にロープの縛り方のワークショップを行うフェロー 19 タイ中華博物館の前で記念撮影 2 0 スバックを歩く地元の女性 21 ロープの縛り方のデモンストレーションをする

地域 に新しい

H OW IT WORKS ?

防災プロジェクトを根付かせる

アクションプランの仕 組 み

アクションプランは、スタディツアーの参加後１年以内にフェローが実 施するオリジナルの防災教育プロジェクトです。現地に滞在した実体 験と、その後に行うリサーチをもとに、防災や教育に対して、自分たち にできることを考え企画します。HANDs! PROJECTでは、ただアイデ アを出すだけではなく、企画の有効性や具体性、現地での課題の特定と、 その課題の解決方法の提案を持続性まで 考え、実現することをゴール とします。アーティストなども巻き込み、クリエイティブな視点から、 防災や被災地復興について企画し、楽しみながら災害について学び、

スタディーツアー帰国後、

HANDs!アドバイザーの

その体験から地域の問題を

専門的な知識や、助けを得な

洗い出し企画を考えます。

がら企画を具体化します。

語り継ぎ、備えるための「種」を現地に根付かせます。

アクションプランの実 績 2014∼2016 年度の 3 年間で74人のフェローを育成し、13 のプロジェクトが実施されました。 これらのプロジェクトにより、約 22,000人に防 災 教育の種が届けられました。

地域の人達を巻き込み、 プロジェクトの必要性を 訴え準備を進めます。 FELLOW

PROJECT

企画を実行し、地域に防災の 「種」を根付かせます。

REACHED

※本アクションプランに関する記載は、2017年 6月現在のものです。

ACTION PLAN REPORT

StarSide Project 防災ゲームイベントで 子ども達に防災を。 StarSide Projectは、地 震や 津 波で被害を受けた、インドネシアの アチェやスラバヤなどの小中学校などを出張 訪 問する、防災ゲームイ ベントです。ゲームは、防災カードゲームや、避 難 訓 練 の早さを競う ゲーム、非常用バッグをつくるゲームや、応急処置の仕方を学ぶゲーム など、全部で 8 種類用意しています。アチェでは2016 年12月の地震で 実際に被災した子ども達を対象にイベントを開催し、参加した子どもや、 保護者から好評を得ました。StarSide Project は、インドネシアで NPO

開催地

開催期間

法人として登録。2017年の国際赤十字赤新月社連盟などが主催する

インドネシア共和国

2016 年12月∼

東ジャワ州スラバヤ、

現在進行中

防災コンペティションで受賞し、活動資金を獲得しました。今後は様々

マラン、シドアルジョ、

な形で出資を募り、活動を広げていく予定です。

アチェ州ピディジャヤ

実施フェロー

アウトリー チした人数 349人の子ども （2017年5月10日現在）

Eva Bachtiar Indonesia

Ibnu Mundir Indonesia

Sakti Bimanta Indonesia

ACTION PLAN REPORT

Community Disaster Risk Reduction 災害を体験した村への減災ワークショップ タイのチェンライでは、2014 年に大規模な地震が起き、建物の損壊や地滑り など、大きな被害がもたらされました。しかし今もなお建物の耐震性が不十分、 地滑り時の避難経路が不明瞭など、十分な備えができていない状態です。山々 に囲まれたバンルアパタナ村もそんな地域のひとつ。次に大きな地震が発生した 時には、大きな被害が予測されます。このアクションプランでは、 フェローが地元大 学と協力し、住民への減災ワークショップを開催。地滑りについて遊びながら学

開催地

開催期間

タイ王 国

2016 年1月23∼25日

べるボードゲームや、 地滑りリスクマップの作成などを行いました。建築に関する

メーチャン郡

減災の知識や、 災害発生時の地滑りへの対応などを、292人の村民に伝えること ができました。

実施フェロー

チェンライ県 バンルアパタナ村

アウトリーチした人数 ワークショップ参加者は32人。 間接的に村の全130世帯の292人。

Sirinon Suwanmolee Thailand

ACTION PLAN REPORT

The Adventures of Bunny & Nao

HAND BAG 開催地

カードゲーム付き体験型防災コミック BonniとNaomi は、若い世代を対象としたカードゲーム付き防 災コミックをインドネシアの大手出版社との提携により出版しま

インドネシアの大手出版社 から書籍を出版、世界中に 向けてオンライン出版

2016 年 5月∼現在進行中 実施フェロー

教育を受けることはまずありません。このアクションプランで

フィリピ ン共和国 ボホール島ルーンの ろう学校

の中には、防災情報が掲載されたノートや、フラッシュライト Bonni Rambatan Indonesia

外の活動にも力を入れています。出版後は、 コミックを使った

開催期間 2016 年11月20日 （バック配布日）

は、そんな状況を少しでも改善するべく、 「HAND BAG」と 一緒に開発。ろう学校の生徒100 名に配布しました。バッグ

生還させることを目指し、読み進める中で災害や防災の知識を 待や、タイやフィリピンでの英語版の紹介など、インドネシア国

通えなかったり、通えたとしても自身の身を守るための防災

いう防災グッズが入った通学バッグをろう学校の先生 5 名と

コミックの付録であるカードを上手に使いながら、登場人物を 自然と身に付けていきます。フィリピンのアニメイベントへの招

開催地

フィリピンの貧困 層の子ども達は、経済的な理由から学校に 開催期間

す。2 人を模したコミックの登場人物である、Bunny とNaoは、 ストーリーの中で様々な事件や災害に巻き込まれます。読者は、

非常時に 防災グッズにもなる 勉 強 道 具 入りのバック

アウトリーチした人数 ろう学校の生徒100人

実施フェロー

付きのペン、応急処置に使用できるペンケース、いざという ときに救助を求めるホイッスルなどが入っています。ただ配布 するだけでなく、バッグを渡す際には、防災情報の講義やイ

ワークショップなどの活動を展開していく予定です。

ベントも開催し、身を守るための実践的な知識も伝授。今後 Naomi Saddhadhika Satiawan Indonesia

もフィリピンで 新学期が始まる毎年6 月に、様々な学校で バッグの配布活動を続けていく予定です。

Tristan Nodalo Margaret Buenconsejo Chavez Ace Victor Aceron Philippines

ACTION PLAN REPORT

Open Space ＋ 防災ワークショップで ミャンマーの防災意識を高める ミャンマーでは、サイクロンや洪水 、地震など様々な自然災害 が頻繁に発生します。Open Space＋はミャンマーでの防災に 関わる人材の育成と、知識の伝達を目的とした防災ワークショッ

Knowpal 開催地 ミャンマー連邦共和国 ヤンゴンのニュー・ゼロ・ アートスクール、 アートスペース 開催期間 2017年3月28∼31日

プです。タイとミャンマーのフェローが協力し、HANDs! ツアー

アウトリーチした人数

で学んだ知識や活動を紹介するワークショップを、ヤンゴンで4

子ども100人、大人30人

日間に渡って 開催しました。ワークショップでは、HANDs! の

実施フェロー

総合アドバイザー永田宏和氏から日本の防災活動の紹介や、

者からは、「ここで学んだ防災教育プログラムを持ち帰り、 地元でも実施していきたい」との声が聞かれました。

被災地と被災地で文通。 手紙で共有する防災知識。 Knowpal は、2015 年 4 月のネパール大地震で被災したカト マンズにある学校と、その他の地域の生徒との文通を通じ、 被災状況や防災知識を共有するとともに、心の絆を育むた めのプログラムを企画しています。約半年間、子ども達は、お 互いの名前などを明かさないまま手紙をやりとりし、被災の 経 験や、今の日常生活の様子などを共有しあう予定です。

開催地 ネパール連邦民主共和国 カトマンズ 開催期間 2017年6月∼2017年12月 （予定） アウトリーチ予定人数 800人の子どもと50人の教員 実施フェロー

半年後 、2 つの学校が共同で防災ワークショップを開催し、

タイで広がっている防災イベントのデモンストレーション、100 名 の子ども達に向けた防災プログラムなどが行われました。参加

( Knowledge + Penpal)

子ども達は、 そこで初めて顔をあわせた文通相手と防災のゲー Aung Lin Hein Salai Thawng Hlaing Lung Myanmar

Arisara Pittayayon Suwimol Sereepaowong Thailand

ムやレクリエーションを一緒に行います。文通を通じて、子ど も同士が知り合い、友情を育むプログラムです。現在、先生達 との打ち合わせを終えており、今後の実施が期待されます。

Bijay Kumar Shahi Nepal

HANDs！をとりまく 人々の声 Robert Steele HANDs! PROJECTは、フェローだけでなく、

環境活動家（タイ）

Tomy Mulia Hasan アチェ津波博物館前館長（インドネシア）

地域に住む人や現地のスタッフなど、たくさん

次世代のリーダーやチェンジメーカーをエンパワーする

HANDs! PROJECTは、被災したアチェの人々とフェロー

の人達に支えられた活動です。様々な視点

HANDs! は、 とても重要なプロジェクトです。彼らはクリ

が、国を超えて理解を促進するためにとても重要な体験

エイティビティと情熱 、知識 、エネルギーを兼ね備えてい

でした。博物館に来訪された時、フェローからはたくさん

から、HANDs! PROJECTに 関わった人々の 声をご紹介します。

るし、社会に対しても、様々な問題意識を持っている。同じ

の質問をしていただきました。地域の文化を体験し、理解す

世代の各国の若者がお互い学び合い、刺激し合えること

ることは、これからの社会をより寛容なものにしていくと思

が HANDs!の一番の産物だと思うよ。

います。この素晴らしいプログラムを実施してくれた国際交 流基金に感謝しています。 ※2015年度スタディツアー受け入れ先

Ryan Bestre フェロー（フィリピン）

環 境 活 動家であり、教師でもあります。HANDs! PROJECTに参加して、自分たちの普段の生活が、環 境災害に関係していることや、防災のためにいろいろ な活動が行われていることを学びました。これからの防 災や環境の教育に、様々なフィールドで活躍する人た ちをどう巻き込めるかを考えていこうと思います。

Akira Sakano フェロー（日本）

私は、 日本の上勝町という小さな町で、ゼロウェイスト に取り組んでいます。HANDs!で学んだ防災も、 今の 活動と同じで、 自分の信頼を高め、たくさんの人を巻き 込んでいくことが 大切だと感じました。 環境と防災と いう視点で考えると、例えば過剰包装の問題も、防災に 関わることだと気付きました。 それがHANDs!で得たも のであり、 これからの自分の活動に活かしたいことですね。

Pranab Man Karmacharya フェロー（ネパール）

今まで私は、大人を対象とした防災活動を行ってきま したが、HANDs!では、 子どもを防災教育の対象として 考えることが新鮮でした。ネパールでは、人々の意識 が低く 「なぜ防災に取り組むの？」と首をかしげます。 子どもを通じ、 その両親や家族まで知識を届けることが 大切です。防災と環境、 そしてクリエイティブというテー マで 新しいことを始めてみようと思いました。

Mikaila Hudson

Nin（仮名）

Prayoon Jangkraichak

Yaowawit School 教師（タイ）

Yaowawit School 生徒

学校教育において防災教育はとても重要です。 そうい う意味で、HANDs! PROJECTは、 子ども達が防災を 学ぶ良い機会だと思います。災害が起きた時にどのよ うに行動すればよいか、責任ある市民としてどのように 振る舞うべきか、 とても楽しく伝えられる方法を学びま した。HANDs!に参加できて本当に良かったです。

嬉しくて、緊張して、どんなゲームになるのかとても楽 しみでした。 「 楽しんで！」 っていつも応援してくれるお 姉さんたち、お兄さんたち、ありがとう。本当に、洪水 が来たら、今回学んだ通りに準備できるし、 ご近所さ んにも伝えられると思います。

この地球では、どこにいても災害のリスクがあります。 だから、防災についてしっかり学んでおいてください！ そうしないと、自分の家族を守れなくなりますよ。

General Montree Sangkasaba

Kazuo Kikuchi

マングローブ保護区での研修は、 HANDs! のフェロー のみならず、地元の人々にとっても、防災と環境につい て学べる有意義なプログラムでした。生物多様性と、災 害時のレジリエンスのために、 マングローブ林を保全す ることの重要性を理解してくれたと思います。 これらの 体験を心に留め、皆さんの国で人々のために還元してく ださい。

皆さんの瞳のきれいなこと、 老いた者から見ますとうら やましく感じました。皆さんの向学心がそのようにさせ るのでしょうね。私達の体験に基づいた話を熱心に聞 く姿、 正しい節度で質問される姿勢、 どれも立派でした。 今、 日本の若者に消えかけたその姿勢を皆さんから気付 かされた思いです。 お国に戻られましたら是非とも強い リーダーとなり、力を発揮してください。

Lahpai Seng Raw

メッタ開発財団創始者 / 国際交流基金アジアセンター諮問委員

ミャンマーでは、サイクロンや洪水、地震などの自然災 害が毎年のように起き、 それら災害に対する準備が不 可欠です。弱い立場である子ども達が緊急時にどの ように行動したらよいか学ぶことはとても重要です。 HANDs!では、子ども達に恐怖や混乱を与えることなく 防災に対しての備えを教育しています。 HANDs!がミャン マーの多くの地域の子ども達に届くことを願っています。

シリントン王女スペシャルタスクユニットアドバイザー（タイ）

ナムケム村コミュニティリーダー（タイ）

東松島市大曲自主防災会

※2015 年度スタディツアーにて被災体験をお話しいただきました。

学び体 験をより深く。 フェローを支えるアドバイザー スタディツアーには、防災プロデューサーの永田宏和氏を 総合アドバイザーに迎え、建築、環境、教育などの各国の スペシャリスト達もアドバイザーとして同行。現地での 体験や、帰国後のアクションプランの実行に向けても フェローのメンターとしてサポートします。

永田 宏和

Prof. Ikaputra

防災プロデューサー NPO 法人プラス・アーツ理事長

建築家 カジャマダ大学教授

Ruttikorn Vuttikorn 防災ゲームデザイナー Club Creative 主宰

Terri Jayme-Mora Ashoka Philippines カントリーマネージャー

Sudarshan Rodriguez Tata Institute of Social Sciences (TISS) シニアプログラムコーディネーター

2005年阪神・淡路大震災 10 周年事業

1995 年の阪神・淡路大震災、2006 年

工業デザインを学んだ後にゲームデ ザ

2004 年よりアメリカのAshokaに勤

で楽しく学ぶ新しい形の防災訓練「イ

ジャワ中部地震、2010 年メラピ山噴火

イナーとして活動。 タイ、 及び海外におい

務、その後、シンガポールとフィリピ

策、環境法などの分野で活躍。2010年

ザ ! カエルキャラバン ! 」を開発、NPO

の被災地に居合わせ、その復興支援に

て、様々なパートナーと問題解決、例え

ンのAshoka 立ち上げに関わる。 ソー

より、 TISSにて若手開発専門家の指導 も行っている。

法人プラス・アーツを設立 。 その後、同

尽力。2012 年 7月ガジャマダ大学建築

ば 環境問題や社会、政治問題の解決を

シャルイノベーションや伝統工芸、デ

プログラムを全国で展開。社会課題の

計画学部にて、 「日本の建築から学ぶ」

目指す教育ゲームの開発を行っている。

ザインなどに情熱を持っている。

啓発、解決をクリエイティブに行う。

をテーマにしたシンポジウムおよびパ ネル展示を開催。

災害管理、環境科学、環境経済学、政

メディアにのって広がるHANDs! の輪 HANDs! PROJECTでは、活動を地域に根付かせることと同

オンラインメディアを通じて HANDs!を見聞きした人数

じくらいに、広がっていくことも大切に考えています。NHKを はじめ、CNN Philippines、 Thai PBS、 NET.TV（インドネシア） 、The Star Malaysiaなどの各国のメディアに取り上げてもらい、

人

HANDs! PROJECTの活動がアジア全体に伝わりました。

フェイスブック、ツイッター、ホームページ、オンラインニュースなどを 通じて HANDs! の活動を知った人数

第1 回ツアー詳細日程

PHILIPPINES / MANILA 9/ 25 SUN

現地着

9/ 26 MON

マニラ旧市街地見学

September 25th – October 1st, 2016

INDONESIA / BALI 10 / 2 SUN

October 2nd – October 7th, 2016

インドネシア研修オリエンテーション 国際交流基金アジアセンターおよび同ジャカルタ日本文化センターより挨拶 バリ島の伝統的な灌漑システム「スバック」見学

HANDs! 全体オリエンテーション

IDEP (Indonesia Development and Education for Preservation) Foundation 訪問

インドアドバイザー スダルシャン・ロドリゲス氏によるシステム思考の紹介 Habi Education Lab によるデザイン思考に関する基本ワークショップ 永田総合アドバイザーによるキーノート 「コミュニティにおける防災教育活動の作法： 『風・水・土 』と『＋クリエイティブ』 」

10 / 3 MON

NPO コペルニク訪問 コミュニティでの課題と解決方法に関するレクチャー

被災者取材準備

プロジェクト実施時の資金調達と財務管理に関するレクチャー

9 /27 TUE

周辺の災害高リスク地域から移住してきた 被災者への聞き取り調査

9/28 WED

職業訓練高校に併設し、生徒がホテルを運営する STEP Ubud の事例紹介

ナボタス市長表敬・被災者訪問

10 / 4 TUE

グリーンスクール訪問 過去フェローによるアクションプラン事例紹介

国際交流基金マニラ日本文化センターより挨拶

アクション討議とプラン案発表

聞き取り結果の精査、課題解決に向けた話し合い

社会的メッセージを発信するバンド Navicula の演奏と交流

フィリピンアドバイザーのテリー氏が所属する団体 Ashoka の紹介 Ashoka の事例紹介を通した学び 過去フェローによる参加型演劇ワークショップ

9 /29 THU 9/30 FRI

10 / 5 WED

永田総合アドバイザーによる導入と HANDs! Together 準備

ナボタスコミュニティに対してフェローが課題解決プログラムを実施 課題解決プログラムのシェア インドアドバイザー スダルシャン・ロドリゲス氏による講義「システムを考える」

10 / 6 THU

マニラ→バリ 移動

PAUD Cemara Kasih 幼稚園にて HANDs! Together in インドネシア実施 インドネシア研修総括

フィリピン研修総括

1 0/ 1 SAT

PAUD Cemara Kasih 幼稚園を訪問

10 / 7 FRI

現地発

第2回ツアー詳細日程

THAILAND / PHUKET 3/ 1 WED

現地着

3/ 2 THU

国際交流基金バンコク日本文化センターより挨拶

March 1st – March 7th, 2017

JAPAN / KOBE 3/ 8 WED

March 8th – March 13th, 2017

日本研修オリエンテーション 人と防災未来センター視察 国際交流基金アジアセンターより挨拶

シリントン王女特別タスクフォースアドバイザー General Montree Sangkasaba より挨拶

都賀川水難事故に関するレクチャー、および現地視察 シンポジウム「地域での実践者から学ぶ∼防災および環境教育の活動事例紹介」

パクロック区長より挨拶 タイ研修オリエンテーション マングローブ保護区視察 地元住民との対話

3/ 3 FRI

3/ 9 THU

永田総合アドバイザーによる講義「種の育て方と蒔き方について」

タイ中華博物館見学

アクションプランに関するグループディスカッション

津波の被害で 9 人が犠牲になった家族が運営するレストラン訪問

イザ！カエルキャラバン（IKC）× HANDs! Together 研修

被災者の声ヒアリング

NPO 法人プラス･アーツボランティアによる「防災＋環境」プログラム紹介

津波被害にあったナム・ケム村防災ボランティアセンター視察 津波記念館視察

3/4 SAT

環境活動家ロバート・スティール氏による環境問題のレクチャー、ワークショップ タイアドバイザー ラッティゴーン・ウティゴーン氏による ゲーミフィケーションのワークショップ

3/10 FRI

IKC×HANDs! Together プログラム作り、リハーサル

3/11 SAT

IKC×HANDs! Together 実施 IKC×HANDs! Together 振り返り

環境問題のワークショップ 過去フェローによるアクションプランの事例紹介

3/ 5 SUN

Yaowawit School 設立者によるレクチャー

3/12 SUN

3/ 6 MON

アクションプラン優良事例紹介 アクションプランの立案、発表

HANDs! Together in タイの準備

全研修総括

Yaowawit School にて HANDs! Together in タイ実施 タイ研修総括

3 / 7 TUE

タイ→日本 移動

3/ 13 MON

現地発

ORGANIZATIONS

INDIVIDUALS

THAILAND

THAILAND

Sirindhorn Special Task Unit (SSTU) under the Royal Projects initiated

General Montree Sangkasaba・Mr. Aroon Bamroongna・Ms. Darin Klong-Ugkara・Ms. Kanyaphak Bunkaeo

by Her Royal Highness Princess Maha Chakri Sirindhorn

Ms. Mikaila Hudson・Ms. Myriel Milicevic・Ms. Panida Tancharoen (HANDs Fellow 2014-2015)

Baan Bang La Community Mangrove Forest, Phuket

Mr. Philipp Graf von Hardenberg・Mr. Pichet Pandam・Ms. Pittraporn Sangkasaba・Ms. Rattanaphron Jaengjaidee Mr. Robert Doddridge Steele Jr.・Mr. Samarn Bamroongna・Ms. Sirinon Suwanmolee (HANDs Fellow 2015-2016) Ms. Sukumal Surichamorn (HANDs Fellow 2015-2016)・Ms. Suwimol Sereepaowong (HANDs Fellow 2015-2016)

Baan Nam Kem Disaster Prevention and Mitigation Volunteer Center The Cape & Kantary Hotels・Club Creative Co., Ltd The Global Environment Facility (GEF) Small Grants Programme (SGP)

Ms. Waraporn Tipsuthon・Ms. Watkanan Thongrueng

under United Nations Development Programme (UNDP), Thailand

INDONESIA

Phuket Thai Hua Museum・Ruamkatanyu Foundation

Mr. Ade Andreawan・Ms. Agnes Rini Astuti・Ms. Baranova・Mr. Bonni Rambatan (HANDs Fellow 2015/2016)

Thai Public Broadcasting Service (Thai PBS)・TV Channel 3 (under Friend of UNDP Thailand Program)・Yaowawit School, Phang Nga

Ms. Diah Kardinal・Mr. Gede Robi Supriyanto・Mr. Gratiano Widi Setyanto・Mr. Harry Nyoman・Mr. I Putu Wiraguna

INDONESIA

Ms. Sergina Loncle・Ms. Sophie Daubisse-Reznichek・Ms. Tissa Florika・Ms. Vina Puspita (HANDs Fellow 2014/2015) Ms. Yosephine Avi Rembulan

Green School・IDEP Foundation・Navicula・NPO Kopernik PAUD Cemara Kasih Preschool・STEP Ubud

Prof. Dr. Ir. I Wayan Windia, MS・Ms. Lakota Moira・Ms. Lyn Melville-Rea・Mr. Niko Suyasa・Ms. Sarah Wilson

JAPAN

JAPAN

Mr. Akira Hasegawa (HANDs Fellow 2015/2016)・Ms. Asami Moriguchi・Ms. Chiaki Fukuzaki

NPO 法人 気候ネットワーク・NPO 法人 丹波グリーンパートナー

Ms. Makoto Sasaki (HANDs Fellow 2015/2016)・Ms. Megumi Fukuhara (HANDs Fellow 2015/2016)

7月28 日を「子どもの命を守る日」に実行委員会・人と防災未来センター (DRI )

Mr. Fumio Nose・Mr. Junichi Hibino・Mr. Kazuhiro Ikemoto・Ms. Kazuyo Hirose・Ms. Konomi Miyamoto Ms. Mihoko Taniguchi・Ms. Shoka Ota (HANDs Fellow 2015/2016)・Ms. Tomoyo Usui・Ms. Yoshiko Morioka

Documentation Design Labo

Prof. Yoshiteru Murosaki・Ms. Yuka Ishida・Ms. Yuko Iwane・Mr. Yusuke Ichimiya・NPO Plus Arts Volunteers

PHILIPPINES

PHILIPPINES

Ashoka Philippines・Habi Education Lab・The Navotas Community Sipat Lawin Ensemble

Mr. Clifton Esteban・Mr. Gerson Abesamis・Ms. Girlie Lorenzo・Mr. JK Anicoche (2014/2015 HANDs fellow) Mr. John Reynald M. Tiangco・Ms. Sarah Salazar (2015/2016 HANDs fellow)・Mr. Vonne B. Villanueva

JF ASIA CENTER (TOKYO)

JF JAKARTA

JF BANGKOK

JF MANILA

JF KUALA LUMPUR

JF NEW DELHI

Managing Director Masaya Shimoyama

Director General Norihisa Tukamoto

Director General Norihiko Yoshioka

Director General Hiroaki Uesugi

Director General Koichi Horikawa

Director General Kaoru Miyamoto

Director Koji Sato

Indonesia Program Coordinator Mari Hiruta

Thailand Program Coordinator Haruka Nakajima

Philippines Program Coordinator Tetsuya Koide

Malaysia Program Coordinator Hiromi Ikeda

India Program Coordinator Kousuke Noguchi

Chief Officer HANDs! General Project Manager Ai Goto Araki

Indonesia Program Coordinator Jin Fujimoto

Thailand Program Coordinator Wathana Onpanich

Philippines Program Coordinator Marc J. Ocampo

Malaysia Program Coordinator Tristan Toh

India Program Coordinator Rinki Roy

Japan Program Coordinator Maki Kudo

Program Officer HANDs! Assistant Project Manager Purwoko Adhi Nugroho

Japan Program Staff Nami Orimo

Indonesia Program Staff Mohammad Arizal Sandi

HANDs! PROJECTに 参 加しませんか? このプロジェクトをよりよく、よりインパクトのあるものにするべく私たちと 同じビジョンを持った新たな参加者を募集しています。詳しくは、国際交流

基金の各事務所にお問い合わせ頂くか、HANDs!PROJECTのウェブサイト

をご覧ください。フェイスブックのオフィシャルページや、Mediumでも最新 の情報を提供していますのでご覧ください。

HANDs! 2017 / 2018 日程表 2017 年 6 月−7 月

参加者の募集

2017 年 7 月−8 月

参加者決定

2017 年 10 月

HANDs! スタディーツアー：フィリピン & 日本

2018 年 2 月

HANDs! スタディーツアー：インドネシア

2018 年 4 月−2019 年3月

アクションプラン（事後活動）の実施 ※次年度以降も同様に実施予定。

「HANDs! PROJECT は、現場でのリサーチおよびアジアの若い同志たちとの協働 を経て、体験的にプログラム開発力を養う、防災教育の担い手育成を目的とした 唯一無二の研修プログラムです。この場に積極的に参加いただくことで、実践型の ノウハウと豊かなネットワークを獲得できますので、ぜひ奮ってご参加ください！」

永田宏和 総合アドバイザー

主催 ／国際交流基金アジアセンター

共催 ／NPO法人プラス・アーツ

JAPAN The Japan Foundation Asia Center

INDONESIA The Japan Foundation, Jakarta

THAILAND The Japan Foundation, Bangkok

PHILIPPINES The Japan Foundation, Manila

Tel. (+81 3) 5369 6025 Fax. (+81 3) 5369 6141 www.jpf.go.jp www.jfac.jp

Tel. (+62 21) 520 1266 Fax. (+62 21) 525 1750 www.jpf.or.id hands@jpf.or.id

Tel. (+66 2) 260-8560-3 Fax. (+66 2) 260-8565 www.jfbkk.or.th info@jfbkk.or.th

Tel. (+63 2) 811 6155 to 58 Fax. (+63 2) 811 6153 www.jfmo.org.ph email@jfmo.org.ph

www.handsproject.asia

medium.com/hands-magazine

MALAYSIA The Japan Foundation, Kuala Lumpur Tel. (+60 3) 2284 6228 Fax. (+60 3) 2287 5859 www.jfkl.org.my press@jfkl.org.my

INDIA The Japan Foundation, New Delhi Tel. (+91 11) 2644 2967/68/71/72 Fax. (+91 11) 2644 2973 www.jfindia.org.in query@jfindia.org.in

www.facebook.com /HANDsProjectforDisasterEducation

CAMBODIA The Japan Foundation Asia Center Phnom Penh Liaison Office Tel. (+855)-23-21-4581 FAX. (+855)-23-21-4582 www.jfphn.org info@jfphn.org