Architecture Portfolio Koki Nomura
Selected Undergraduate works 2019-2020 Department of Urban Studies
【Biography】 野村 晃紀|Koki Nomura 1999
Born in Wakayama prefecture, Japan
2004-2014
Grew up in Bangkok, Thailand
2014
Keimei Gakuin high school
2017
Kwansei Gakuin university Department of Urban Studies (Architecture Program)
2021
【Proficiency】 Autocad Archicad Sketcup Arch Gis Illustrator Photoshop
【Languages】 English Thai
Graduate
【Prologue】
Thank you for reading my portfolio. This portfolio express my earnest attitude rowards architecture. Each project has its own theme. Prime mover of all my projects is the site. I am still in progress of devloping my architecture language to contribute to the society.
【Contents】 Project01 is tossed by the waves, but does not sink. Projec02 ODYSSEY Project03 Regional base Project04 Wind museum
01
たゆたう都市 沈まぬ居場所
Night scene Umeda, Osaka 5
01
たゆたう都市 沈まぬ居場所 Urban Core for Osaka Architectural Studio 2019 Fall semester
予期せぬ活動や人に出会うことが都市空間の魅力だと考える。しかし梅田はどうだろうか。全ての活動やコ ミュニケーションは建築内部で完結している。梅田の都市空間で何かに遭遇することはほとんどなく、大阪と いう場所は短絡的に捉えられてしまう。本設計は都市空間の延長として建築を捉えるこを主眼に、何かに遭遇 する可能性が高まるような建築を目指した。 まず、多様なアクティビティを展開できるようなヤード空間を設けた。12 層のスラブによって構成されたこ のパブリックな空間は建築の中にあって大阪にいることを忘れさせない。外部からもまた、建築内で起こって いることが分かるインタラクティブな関係性を持つ。 そしてヤード空間に更なる偶発性を生むために、ホテル機能を挿入した。ホテルは非日常的で多種多様な人 が利用するという特質を持つ。ここを毎日訪れる人でも、建築空間内で発生するアクティビティの変化を楽し むことができる。 建築は都市の色づけ、場所の色づけに大きく関わる。都市と建築がニュートラルに繋がることで場所の魅力 が高まり、初めて本質的な理解に至るのではないだろうか。
6
01
たゆたう都市 沈まぬ居場所
織田 作之助
言葉ばかりでなく、大阪という土地につい
ては、かねがね伝統的な定説というものが出来てい
子も
て、大阪人に共通の特徴、大阪というところは猫も
子もこういう風ですなという固着観念を、猫も
持っていて、私はそんな定評を見聴きするたびに、
ああ大阪は理解されていないと思うのは、実は大阪
人というものは一定の紋切型よりも、むしろその
型を破って、横紙破りの、定跡外れの脱線ぶり
を行う時にこそ真髄の尻尾を発揮するので
あって、この尻尾をつかまえなくては
大阪が判らぬと思うからである。
小説家 織田作の指摘から都市を思考する 土地に対する場所性や人間性に対して抱くイメージは 本来人それぞれにあるべきだろう。しかし織田作が指摘 するように、大阪には伝統的な定説ができていて、ほん の一部のコンテクストが大阪の全てと捉えられている。 その場所と関わり、人間関係を築き、愛着を持つこと で初めて本質的な場所の理解に至るのではないだろうか。 各個々人が梅田に対してそれぞれの切り口を持てるよ うな場。そこに集う者には愛着だけでなく、責任と役割 を自覚して都市に参画する可能性が秘められている。 たゆたう都市の中に沈まぬ居場所を作る。 7
Ground yard scene
Concept draing
ストーリが展開されるパブリックヤード 誰もが自由に使えるヤード空間を整える。ヤードで展開されるアクティビティは利用者 によって生み出され、この場所のストーリーとなる。いつもと同じ場所に毎日少し違うス トーリーが書き綴られる。やっと見つけた都市の中の自分の居場所は多目的で無色透明な 単なる空間でなく、多種多様な人がその都度加筆していくエンドレスな空間の中にある。 8
01
たゆたう都市 沈まぬ居場所
sky yard hotel
restaurant
lobby
hotel
top yard
hotel
play yard
restaurant hotel
market yard
restaurant
food yard
Diagram
A-A’ Section perspective 9
空間構成ホテルとヤードの関係 ホテルの客室とヤードは物理的に繋がることなく、 視覚的に繋がるような設計を行った。西側の建物はヤー ドのスラブに対してマッシブなヴォリュームでホテル の機能を挿入した。ロビー階を設けることでヤードと ホテルの物理的空間が繋がり、客室とヤードの間には 吹き抜けを設けることでセキュリティーは担保しなが ら、空間として繋がるようにした。東側の建物は、ス ラブが斜めに駆け上がるようなイメージで、客室とヤー ドを繋げた。ブリッジと繋がるフロアはヤードとして の機能を持たせ、それら以外のフロアは客室専用のス
Top yard scene
ラブとして使用する。視線を色々な方向に飛ばせるこ
Umeda, Osaka
とで、遭遇可能性の高まる空間構成となっている。 10
01
たゆたう都市 沈まぬ居場所
Entrance scene Umeda, Osaka 11
2
4
1 3
2
1 5
2
1
3
G r o u n d fl o o r p l a n s c a l e = 1 : 5 0 0 1.restaurant
3.yard
2.kitchen
4.hotel office
5.hotel lobby
0 12
5
10
20
40 m
02
ODYSSEY
Twilight scene Meriken park, Kobe 13
02
ODYSSEY -The Gate toward the time-
Urban resort for Kobe Meriken park Architectural Studio 2019 fall semester
ODYSSEY は、人の時間軸、建築の時間軸、都市の時間軸を収蔵していく。 都市は過去、現在、未来と時間の繋がりをリアルに捉えられる場所だ。しかし現在、目まぐるしく変容する都市についていけない我々がいる。過去を覚 えておくことは難しく、未来を考えることが億劫になる。そのような状況下で都市に居場所を求めることは難しい。建築には都市と人、それぞれが持つ 時間軸を絡ます役割が求められる。 この課題の副題には Urban resort という文言が含まれている。リゾートと聞くとラグジュアリーでハイソサエティなイメージを持つ。しかし「リラッ クスできて日常から解放される場所」と再定義すると案外リゾートはみじかに溢れていて、個人がそれぞれに持っていそうなものである。対象敷地メリ ケンパークは思い思いにアクティビティが展開されていて、誰かにとってのリゾートになっている。メリケンパークの場所性を最大限に引き込みながら、 神戸という土地に向き合うことで、Urban resort に相応しい建築を創れると考えた。 神戸に絶妙な距離感で残る、多様性、雑多性、歴史性から時間のスケールを転換できる可能性を感じた。時間のスケール(=時間軸)とリゾートの掛 け合いによって今までにない社会性のあるリゾートが生まれる。Urban resort とは極めてヒューマンな話から始まるが、時間軸をベースに都市のあり 方や都市生活の送り方まで遡求するものと考えた。
14
02
ODYSSEY
Si t e A n a l y si s 居留地、異人館、中華街、商店街、神戸の街には多
ME
様性が備わっている。また港町としてのコンテクスト
RI
は平家の時代から続いており、多様な物事それぞれに
KE
N PARK
歴史性が紐づけられている。それは神戸という街が東 西文化交流拠点の窓口として真摯に他者の価値観と向 き合い消化してきたことの証で、これからも大切にし ていかなければならないことだと考える。 一方で、空襲や震災のカタストロフィーの経験を持 つ街でもある。一夜にして神戸の過去からの積み重ね や未来が断たれた。そこに暮らす人の生活も変わった。 こうした誇らしい歴史や悲劇が高密度にうつろう神 戸の街は過去、現在、未来を一連の流れで考えること ができる場所であると考えられる。
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ME R I K E N PA RK : リゾートとして 神戸を代表する、日常と非日常が交わり自由な時間を送ることが許されている
Kobe Port Emigrants
場所である。当たり前のアクティビティが、波音やアイコニックな建
Memorial Statue. 1908 Kobe to Santos.
築といった普段と違う要素に囲まれた中で展開されている。地 域住民と観光客の距離が近く、多世代が集うメリケンパー クには色々な可能性が秘められている。いつもと違 う場所に来たと思わせてくれるこの場所は、都市 の中のリゾート呼ぶことができるだろう。
KOBE-PORT TOWER
MRITIME MUSEUM
SITE
History conservation. Hanshin-Awaji earthquake.
Fish Dance. Frank.O.Gehry
Civic Identity
16
Nothing special, but...
02
ODYSSEY
PR O G R U M : 時間軸の往来 音楽ホール、図書館、メモリアル空間、レストラン とサロンを併設することで時間にアプローチする。 建築は一度たてば、半世紀近くはその場所にあり続け る事になる。しかし舞台芸術は一瞬のもので、演者も 客もわずかな時間を楽しむ。その時間は一秒一秒に集 中した極めてヒューマンな時間と言える。 「一瞬」のついになる要素として、メモリアル空間 を挿入していく。神戸という都市が抱える片時も忘れ ることが許されない事実と向き合うことで、その空間 の中で人は都市的時間軸を体験する。 また日常的に時間軸を登場させるため食をインス トールする。その国の食事を見れば大体の気候、風土、 文化がわかるように、一食の中にはそれまで土地で暮 有 機 的 スラブ
らしてきた人の知恵や知識が膨大に含まれている。つ
想定される人の動きによって 削られるようなイメージで描かれた スラブは神戸らしく多くの価値観を 収蔵
まり食には時間を超えて何かを伝える可能性がある。 そしてこれら3つの機能を繋ぐのが図書館である。 古今東西の知識を頼りに、体系的に都市の時間、ひと の時間、建築の時間を行き来する。
街 区 サ ロン
食 の インスト ー ル
ヴォイドやオープンなボリューム配置で 外部とのつながりを感じられる食空間
内 部 ス ロ ープ
来訪者の社交場として。 路地にいるかのようなスケールで 都市と人の時間の混在
流動的な導線の確保で機能間に つながりを持たせる。空間毎に違う 性質の時間軸をグラデーション
南との 関 係
南からは自然の要素が多く来る。 都市、建築、人、自然が交わる場所
私たちの時間には人類史的な長い時間と、個人的な 一瞬の時間の2種類がある。建築はそのことを理解し なければならない。
ヴォイドホ ー ル
吹き抜けから れる音楽が 一瞬の時間を他の時間軸 と共有
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海 岸との 接 続
建築が門の役割をし、メリケン パークと東側の海を結ぶ
何気ない日常を
誰かと過ごすこと。 緩やかに
感じること。
全てをつなぐ。
共有すること。
RESTAURANT
PARK
食から知恵を学ぶこと。 たくさんの動き
HOLE
SLOPE
井戸端会議のような 小さなこと。
があること。
SEA
SMALL SALON
LIBRARY
MEMORIAL CYLINDER
MEMORIAL PARK
色々な歴史と つながること。 カタストロフィー
何が起こるか分からない。
と向き合うこと。
街の記憶を 通過すること。
2 国 ゲ ート
ダイアリー ル ーフ
メッシュ部分の屋根は植物が侵食 放浪中の記録となる。
メリケンパークの入り口 通り抜けると広がる異世界
メモリアル シリンダー
スラブと切り離し、神聖さ、異質さを強調 カタストロフィーを伝える都市の時間
メモリアル パ ー ク 保存された震災遺構。 都市が負った一つの傷
ライブ ラリー
壇上に配置された書架。 メモリアルと俗世界のグラデーション
Section drawing 18
02
ODYSSEY
G r o u n d fl o o r p l a n s c a l e = 1 : 8 0 0 1.restaurant 2.kitchen 3.seminar rooms 4.music hole 5.library 6.memorial cylinder
1 2
5
3
6
4
0
19
5
10
20
40 m
S e c o n d fl o o r p l a n s c a l e = 1 : 1 0 0 0 1.restaurant 2.kitchen 3.small salon 4.library
4 1
2 2
1
3
0
5
10
20
40 m
10
20
40 m
T h i r d fl o o r p l a n s c a l e = 1 : 1 0 0 0 1.top rounge 2.top deck garden
2 1 1
0
20
5
02
ODYSSEY
The east facade
HOLE
SMALL SALON
21
LIBRARY
READING AREA
22
MEMORIAL CYLINDER
03
日々是好日
23
03
日々是好日 Regional base for citezens and students Architectural Studio 2019 Spring semester
歩 い て 敷 地 調 査 に 向 か っ て い た ら 夕 立 に 襲 わ れ た 。 雨 も 風 も 雷 も 、 と に か く 凄 か っ た 。 傘 を 持ってきてなかったから、申し訳ないと思い な が ら も 、 見 つ け た ガ レ ー ジで 勝 手 に 雨 宿 り を し た 。 当 た り 前 だ が 、 家 の 人 が 出 て き た か ら 困った。理由を話た。雨が止むまでいてくれて 良 い と 言 っ て も ら え た 。 雨 足 が 弱 ま っ た か ら 、 お 礼 を 言 っ て 敷 地 に 向 か お う と し たら、ビニール傘を渡してくれた。 偶 然 の 出 会 い に 深 く そ の 場 所 の イ メ ー ジ を 作 り 込 ま れ る と 知 った瞬間だった。 学 生 と 住 民 の た め の 地 域 交 流 拠 点 と い う 課 題 に 対 し て 、 そ の 場 に 立 ち 続 け ら れ る よ う な 建 築を目指す。ゆるりと地域に馴染み街のシンボ ル と な る 。 三 田 の 人 々 に 受 容 さ れ て 、 学 生 と 市 民 が 長 く 寄 り 合 え る 場 所 を 考 え た 。 そ れ は風景となって歩む建築だと考えた。 こ こ を 訪 れ た 人 の 琴 線 に 触れ 、 三 田 の 新 し い 原 風 景 と な る 。 基 壇 と ヴ ォ ー ル ト 天 井 を 用 い ることで、建築の形と空間の風景化を図った。 毎 日 多 く の 人 が行 き 交 う 駅 前 で 、 人 が 成 長 し 、 出 会 い が 生 ま れ 、 新 た な 発 見 が あ る。日常を支えるような建築となる。 行 っ て き ま す 。 た だ い ま 。 そ ん な 言 葉 が 毎 日 、 毎 日 、 繰 り 返 さ れ る 場 所 に 学 生 と 市 民 が集うことができるような設計である。
24
03
日々是好日
−原風景に囲まれて−
大阪から JR 丹波路快速に乗って 42 分 原風景が広がる 春は武庫川の桜 夏は有馬富士の青々とし山肌 秋は黄色く染まる田んぼ そして冬は寂しく厳しい景色 昔からの景色に馴染むこと
into Sanda, Hyogo 25
−ニュータウンのスケール−
郊外型住宅北摂三田ニュータウン 政策的に作られた街 都市計画スケールの中で生まれてきた 建築スケールに変えていこう。 いってらっしゃい。おかえり。
人に語りかけること
26
03
日々是好日
ヴォールト天井 今回の設計でヴォールト天井を用いたのは、人々の頭の中 で形の連想がしやすくふとした時に思い出すようなファサー ドになると考えたからだ。ヴォールトの連続する立面は新三 田駅の新しい風景となる。 また、内部空間には天高に余裕が生まれ、そこが空間とな り質を生み出す。フラットな天井では生まれない時間が流れ る。視覚的にも感覚的にも、この建築を記憶することができ
among
る。その記憶はいつまでも人々の原風景として心の中に留ま
Sanda, Hyogo
り、残る建築となる。
27
1FL Plan 1.entrance garden 2.restaurant 3.store area 4.studio 5.dry area 6.book cafe
5
7.study area 8.office 8
7
6
1
2
3
4
0
1FL Plan Scale=1:400 28
5,000
10,000
20,000 mm
03
日々是好日
基壇 あの場所にはどうやっていくのだろう。建物全体を楽しむ ために基壇を設け、GL,GL+3200,GL+6400 と三つの基準レ ベルを作った。基壇の内部を通って別の建物に移動したり、 建物から基壇の上の広場に出てみたり、基壇に空いた穴から 下の様子を覗き見る。 基壇を設けることで、空間同士に色々な繋がりをもたらす ことができた。一見迷路的で複雑な動線は利用者の好奇心を
between
くすぐり人を奥へ奥へと誘い、学生と地域の人が出会う場所
Sanda, Hyogo
を作り出した。
29
2FL Plan
South Elevation Scale=1:300
3FL
0
5,000
10,000
30
20,000 mm
03
日々是好日
shin-sanda station
theatre
aisle
31
Section drawing
recture space
study area
office
32
04
こそあどの風
こ
の
か
ぜ
そ
の
か
ぜ
Waterfront Exhibition area
Greenfront Experience area 33
04
こそあどの風 Museum for wind sculptor Architectural Studio 2019 spring semester
この時の風、その時の風、あの時の風 どの時も風は吹いている。 この地に暮らす、みんなが風を感じた。 その風が、今を、これからを生きる人々も繋いでいく。
あの時の三田をどの時までも 。 自然に馴染むよう等高線をトレースしながらプランを決める。機能ごとに分棟して、 スケール感を守りながら設計した。二つの建物がそれぞれ違った自然の魅力を引き出している。 敷地の自然を来訪者が楽しめるような空間設計をおこなった。
34
04
こそあどの風
周辺の開発とともに、
木々が少なく
自然にも手が加えられているエリア。
光がよく当たる。
こ
の
か
敷地全体を
ぜ
見渡すことが
Waterfront Exhibition area
できる場所。
背の高い針葉樹に 囲まれて、自分だけの 空を作れる場所。
原生林。
穏やかな池。
昔から姿を変えていない。
性質の違う 西岸と東岸をつなぐ。
緩やかな高低差が
自然のレイヤーを通して
住宅地と公園を 慎重につなぐ。
池を臨めるエリア。
地霊の気配を感じる。 サンクチュアルな場所
たくさんの枝葉から 抜ける光。 木漏れ日が心地よい。
そ
の
か
ぜ
Greenfront Experience area
35
公園からは見えない、 レベルの低い道路 日常から離れることができる
学園西公園(約 4.5ha)。池を中心として散歩道や広場が整備されている。 様々な種類の木々に囲まれ、池の東側は原生に近い状態の豊かな自然が残る。 公園内の自然の要素一つ一つを丁寧に読み解くことで、 敷地内の場所の性質の違いに気づくことができた。 この性質の違いを建築に落とすことで 自然と共存するような新しい美術館になると考えた。
また兵庫村、ワシントン村と呼ばれる住宅地に隣接し 近くには大学・高校があり、多くの人の利用が期待される。
36
04
こそあどの風
こ
の
か
ぜ
Waterfront Exhibition area
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自由な出入り
壁が立ち、その向こう側への期待
壁の先は見えないが
聞こえてくる音や風から
屋根に吊られる作品を臨む
向こうを想像する
水盤
親水テラス
鑑賞路
水を敷き、間の空間となって
水面との距離が縮まり、
対岸の緑、光、風を
時間の流れ、感じ方が変わる
同時に感じる。
「水の木」を演出
G r o u n d fl o o r p l a n S = 1 : 5 0 0
East elevation S=1:500
38
04
こそあどの風
そ
の
か
ぜ
Greenfront Experience area
PLAN S=1:400
39
レストラン・カフェ
親緑空間の裏側
緑を眺めながら、
壁の向こうへの期待。
食事を楽しむ。
展示場とは違う景色が
A
その奥には、対岸の展示場
この壁の先には広がる。
を臨むことができる。
A
細かく見える先
親緑デッキ
自然へと降りる階段
枝葉の重なりから小さく分割された景色。
木々に近づき、
階段を下ると、
自然の中にいることを体感
五感を使って自然を楽しむ
展示空間の親水デッキとの対比となる。
ことができる空間となる。
間から見られる景色の美しさを演出。
G r o u n d fl o o r p l a n S = 1 : 5 0 0
A
A
A-A’ Section S=1:500
40
最後までお読み頂きありがとうございました。